野良猫と狼 最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画】環その後の最後はどうなった？

「花とゆめ」にて連載されていた人気マンガ『野良猫と狼』。

今回は、そんな『野良猫と狼』の最終回・結末はどうなったのか？について分かりやすく簡潔にまとめていきます！

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『野良猫と狼』ってどんな話？あらすじ紹介！

環は田舎から進学を機に一人で上京した女子高生です。

ところがある日急に元々借りていた住処を出なくてはいけなくなります。

途方に暮れていた環はバンドでギターをやっている狼に声を掛けられます。

そして環は狼に泊めてほしいと言います。

捨て猫のような環を放っておけない狼は環を泊めることに。

そこから二人の同居生活が始まり、お互いに恋心が芽生えていきます。

キスシーンも多く、成人男性と女子高生の少し背徳的な恋愛物語です。

『野良猫と狼』登場人物紹介

三科環（みしな　たまき）

ド田舎から出てきた女子高生。

ちょっと世間知らずですが進学校に通う優等生です。

コミュニケーションが得意ではなく、学校での友達は多くありません。

美しい容姿から「姫」と呼ばれ敬遠されています。

恋愛感情には疎いものの、シャイというよりは素直で大胆な性格をしています。

猫のような気ままさとかわいらしさがあるキャラクターです。

鈴木狼（すずき　ろう）

夜は居酒屋で働くバンドマン。

ギターや作曲を担当していますが、作詞センスは壊滅的なようです。

元々女遊びが激しい人でしたが、環に好意を寄せてから控えるようになります。

見た目の通りワイルドで男らしい性格をしています。

情に厚く思いやりがあります。

ハル

狼のバンドでベースを担当している高身長の青年。

作詞も担当しています。

後述の重要人物です。

狼と仲が良く、高校時代に狼と仲良くなりたいという動機でベースを始めています。

水野くん

環の学校の友人です。

狼のバンドの熱烈なファン。

彼は常識人で、世間知らずで天然な環に振り回されています。

環が教室で狼のバンドの曲を聞いていたのを見たことをきっかけに仲良くなります。

『野良猫と狼』最終回までのおさらい！

出会い

大荷物を持って街を彷徨っていたいた環を、狼は外にいるよりマシだろうとバンドの練習をするスタジオに誘います。

帰るところがなかった環は狼に泊めてほしいとお願いし、見捨てられなかった彼は短期間ならと環を家に招き、二人は一緒に暮らし始めます。

同じ時間を共有する中で二人は惹かれあっていきます。

一緒に暮らす危機

狼のバンドメンバーに二人が一緒に暮らしていることがバレてしまいます。

周りの話を聞く中で、環は自分が狼の迷惑になっているかもしれないことを意識し始めます。

そこでベースを担当しているハルは環に自分の家で暮らすように提案します。

しかし環は自分が懐いている狼の家で生活したいと思っており、狼もまた環を放っておけないと思っていました。

環は狼に「大好き」と告げ、狼もまた環に「どこにも行かないでほしい」と言います。

二人の想いが通じ合って、長く一緒にいようということになりました。

環の帰省

環のもとに祖母が倒れたとの連絡が来ます。

環は動揺します。

彼女にとって実家は帰りたい場所ではなかったのです。

親はすでに亡くなっており、祖母や周りの人たちからは虐げられて育っていました。

それでも祖母が心配な環に、不安なら付いていこうと狼が提案し、一緒に行くことになりました。

そこで祖母に衝撃的な話を聞かされます。

彼女が父親だと思っていた人とは血がつながっていませんでした。

それでも環は割り切り「私お父さんの子だから」と言い切ります。

環のことを悪く言う村の人たちに狼がズバッと言い返したり、祖母の不器用な優しさが見られたりと、胸が締め付けられる一幕です。

狼の家を出ていく

祖母から手紙を受け取りますが、そこで父の旧友夫妻の家を新しい住処とするように書かれています。

学校に前の家がなくなってしまっているのもバレており、狼と住んでいることを言うわけにも行かないので、狼からはそこに行った方が良いと提案されます。

環は嫌がりますが、泣く泣く家を出ていくことになります。

そこは狼の家があった東京からは遠い千葉で、学校に通うのも2時間半掛かる場所でした。

別れ際に狼は携帯番号を書いたピックを環に渡します。

狼も環を捨てたような気分になり、沈んでしまいます。

父の旧友夫妻は優しい人たちでしたが、環は物足りない気分で狼が泣いていないかを心配したりします。

狼はこれが正しい行動だったと自分を納得させようとしますが、友人に「それで環が泣いていたらその選択は不正解」と諭され、心が揺らぎます。

そのころ環は夫妻からスマホを買い与えられ、貰ったピックに携帯番号が書かれていたことを思い出します。

そして狼に電話を掛け、環の狼と生活したいという声を聞いた彼は、バンドメンバーにやめた方が良いと注意されながらも環を迎えに行くことにします。

演奏練習していたスタジオを飛び出します。

そして再会へ。

しかし夫妻に追い返されてしまいます。

そんな時、環の住んでいる所で女子高生が跳ねられたというニュースを目撃します。

狼は環が心配で居ても立っても居られなくなってしまい、また飛び出して千葉へ向かいます。

狼が環を心配して長距離を飛んできたことから、夫妻は彼が環を大切に思っていることを理解し信用し始めます。

そして最低限の節度を守ること、週に1回は顔を見せにくることを条件に環が狼のもとで暮らすことを許します。

そして二人はまた一緒に暮らし始めます。

恋のライバル

ハルは重要人物であると前述しましたが、ここで答え合わせです。

彼は狼に想いを寄せており、環に「狼は渡せない」と宣言します。

ハルは狼の家ではなく自分の家に来るよう提案したこともあり、それは伏線だったのでしょう。

ある日ライブ中にハルは狼にキスし、想いを伝えます。

環にとってのライバルとなりました。

漫画完結『野良猫と狼』最終回結末ラストのネタバレ！その後の最後は？

ここまで波乱の展開でしたが、さらに二人の関係は変わっていきます。

現行最終巻までのネタバレです。

「付き合う」とは何か

環の学校の唯一の友人は水野くんです。

周りの人から「付き合ってるの？」と尋ねられて付き合うとは何かを意識し始めます。

環と狼はキスをする関係性ではありますが、正式にお付き合いしているわけではありませんでした。

一般的にこの関係は遊び相手であるため、環は自分は遊び相手なのかと疑いました。

そんな環に狼は遠回しな告白をし、付き合うかどうかの判断を環に委ねました。

しかし環は幸せそうな表情をしながらも「まだいい」と言い、狼の猫のような存在でいたいと伝えます。

狼の葛藤と年越し

季節は冬です。

狼の告白の言葉は「もう環以外を抱く気はない」でした。

しかし恋愛に疎い環は「抱く」の意味を間違えて「抱きしめる」と解釈していました。

環がまだ付き合わないと言ったこともあり、狼は自分の欲望を抑えて過ごすことになります。

そして一緒にいることが幸せで苦しくもあるため、環に年越しは千葉の夫婦の家で過ごすよう促し、環は千葉に向かいました。

狼のバンドは年越しの配信をしており、環はそれを見ていました。

そこで狼が名前を伏せて環について言及します。

それを聞いた環は愛おしさのあまり夫婦に初詣へ行くと伝えて狼の元へ帰りました。

環の学び

「抱く」の意味が分かっていなかった環ですが、友人などに協力を仰いで意味を理解します。

そして狼のことを意識してしまい、どう接して良いのか分からなくなってしまいました。

丁度この時に狼のバンドメンバー達と旅行に行かないかと誘われます。

環は戸惑いながらも行くことに決定しました。

いつもと違った環境で、いつもと違った気持ちで二人は夜を過ごし、精神的に関係が進展します。