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『俺たちのフィールド』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で全巻無料で読める?
いきなり、結論です。
『俺たちのフィールド』はこちらの小学館が運営する漫画アプリ『サンデーうぇぶり』にて全巻無料で読むことができます。
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『サンデーうぇぶり』では『俺たちのフィールド』を惜しげもなく1巻から最終34巻まで全巻無料で公開してくれています。
安心安全に、そしてタダで『俺たちのフィールド』を最終巻まで読破したい方は『サンデーうぇぶり』を使う方法が最もお得です。
また『サンデーうぇぶり』では、『俺たちのフィールド』以外にも
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以上がここまでのまとめです。
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次に『サンデーうぇぶり』の使い方(システム)を簡単にご説明します。
『サンデーうぇぶり』の基本的な使い方
『サンデーうぇぶり』では、アプリ内アイテムである『チケット』と『ポイント』を使用して読むことになります。
簡潔に言うと、『チケット』『ポイント』を使って1作品、1日に最大5話まで無料で読むことが可能です。
『俺たちのフィールド』も1日に最大5話まで読み進められます。
ここでは『サンデーうぇぶり』で使うアプリ内アイテム『チケット』『ポイント』のそれぞれの使い方を簡単に説明します。
『サンデーうぇぶり』のチケットとは?
『チケット』はチケットアイコン(↓黄色い線で囲んである)が表示されている話に使うことが出来ます。
各作品ごとに1日1枚使用することができ、チケット使用後23時間で、新たなチケットが配布され各作品をまた1話無料で読むことが出来るというシステムです。
つまり、ほとんどの作品を1日1話無料で読めるシステムがこの『チケット』なのです。
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『サンデーうぇぶり』のポイントとは?
『ポイント』は毎日、5~15秒程度の広告動画を見ることで30ポイント(作品1話分に値する)を取得することが出来ます。
サンデーうぇぶりに掲載されている作品は、すべてこの『ポイント』の対象です。(※ポイントを使って読む事ができるという意味)
↓『サンデーうぇぶり』のホーム画面に『POINTゲット(黄色い線で囲んである)』アイコンが出てくるので、そのボタンをタップして短い広告動画を見ることでポイントをゲット出来ます。
15秒程度の広告を流しておく(見なくてもよい)だけで、1話分の漫画を無料で読めてしまうので、絶対活用するべきです!
この『POINTゲット』アイコンは毎朝8時に回復し、ホーム画面に表示されます。
【重要】さらに今なら『サンデーうぇぶり』のアプリを新規ダウンロードすることで1000ポイントの特典が付いてきます。※1000ポイント=単行本3冊分
アプリのダウンロードは、もちろん無料です。
操作も簡単なので、すぐに使いこなせますよ!
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『チケット』『ポイント』以外で1日3話分の漫画を読む
『チケット』『ポイント』以外に1日3話分の漫画を無料で読める仕組みがあります。
その仕組みがこれ、
見たい話の漫画のページへ飛ぶと、「動画を見て無料で読む あと3回」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで1話分を新たに無料で読むことが可能となります。
3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。
ここまでを簡単にまとめると
- チケットを使い1日1話無料で漫画を読む
- 短い広告動画を見て毎日30ポイント獲得し1話分の漫画を無料で読む
- 短い広告動画を最大3本見て、3話分の漫画を無料で読む
以上の事から『サンデーうぇぶり』は、1つの作品において、1日に最大で5話分を無料で読むことが出来るかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります。
遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/
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『俺たちのフィールド』の世間の評価は?
ハマった漫画・大好きな漫画・面白い漫画はたくさんあるのだけど、大切で青春と共にあって事あるごとに支えであり続けてくれている漫画は「俺たちのフィールド」と「はじめの一歩」。多分、間違いなく一生好きなので、死んだら棺桶に入れて欲しい。
— 香 (@Xiang0612) January 16, 2021
好きなサッカー漫画で世代わかる説
自分ですか?
俺たちのフィールドです()面白いサッカー漫画教えてください pic.twitter.com/RKtdKeTE3p
— べる・ち (@bell_WOTV) January 9, 2021
ほとんどのスポーツに興味がない自分が
「俺たちのフィールド」を読んでから
サッカーってある程度の卑怯は有りのスポーツなんだなって思うようになりました
偏見かもですがちなみに俺フィーは間違いなく
面白い漫画です。— たまがわけったまん (@tama_kettA) January 9, 2021
俺たちのフィールド、めちゃくそ面白いので読み直し。
— hoho@ (@tsujiko_) August 5, 2020
久々に俺たちのフィールドを引っ張り出して読んでる。
やっぱり面白い。
少年漫画的な脚色もありつつ
サッカー発展途上の頃のワクワク、人間ドラマ等色んな要素が詰まってて大好き。
キャラクターそれぞれの持ってる「熱意」が良いんだよな
サッカー漫画1つ選べ、って言われたら俺フィーだなぁ pic.twitter.com/JfxPdQjghn— 長月 (@Nagatuki_7) May 30, 2020
俺たちのフィールド、抜群に面白い
— あまね丸Mr発狂田山 (@amanemaryu) January 6, 2020
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『俺たちのフィールド』登場人物紹介!
【高杉 和也】
本作品の主人公。さくら町キッカーズの5年生エース。
父はプロサッカー選手の高杉貫一。
父がサッカー選手であることに誇りを持ち尊敬している。
サッカーが大好きな少年。素直で明るい性格。
また誰よりも意地っ張りで負けず嫌い。
【高杉 貫一】
和也の父で、ヤマキ自工のエースストライカー。
チームメイトからも絶大な信頼を得ている。
優しい性格で周りを良く見ているお父さん。
【和也の母】
和也と貫一を陰で支えている一家の大国柱。
和也・貫一にとても優しくて穏やかな性格。
【森口 愛子】
和也の同級生でさくら町キッカーズに所属している5年生。
天真爛漫な性格で男勝りな女の子。和也とは仲が良くいつも一緒にいる。
家はコンビニエンスストアを経営している。
【騎馬 拓馬】
和也の同級生で大阪から引っ越ししてきたライバル。
和也と同じくらいサッカーセンスがあり。
ドリブルが上手く高いレベルの技術を持っている。
不器用で素直になれない意地っ張りな性格。
小学生ながら考え方は大人顔負け。
『俺たちのフィールド』見どころやあらすじ紹介
『俺たちのフィールド』あらすじ
プロのサッカー選手を父親に持つ主人公「高杉和也」は父に憧れ、プロのサッカー選手を目指す。
関西からの転校生「騎馬拓馬」やチームメイト・家族とのふれあいを描く「小学生」編。
拓馬と共に全国制覇を目指す「高校生」編。
アルゼンチンに渡りプロを目指す「海外留学」編。
実業団であるヤマキ自工に入団し、Jリーグ加入を目指す「ナビスコカップ」編。
リーグ優勝を目指しひたすら突き進む「Jリーグ」編。
かつてのライバル達と共に日本代表入りを目指す「リザーブドッグス」編。
ワールドカップを目指す国と国とのぶつかり合いを描く「アジア予選」編。
全ての集大成!「ワールドカップ」編。
以上が簡単なあらすじです!
当時のサッカー漫画と言えば学生サッカーを舞台にしたものばかりで、Jリーグや日本代表(フル代表)を舞台にした漫画はほぼありませんでした。
というより、当時はまだ日本代表がワールドカップに出場しておらず、Jリーグも年々観客数が落ち込んでいたので、題材にしにくかったのでしょう。
この『俺たちのフィールド』も当初は学生サッカーを描く熱血青春漫画でしたが、「海外留学」編を境にカラーをガラッと変えていきます。
現場と親会社の温度差を描きJリーグ加入のハードルの高さを描いたり、アジア予選を勝ち抜く事の難しさ、ワールドカップへ出場するために払わなければいけない犠牲や誇りなどにここまで踏み込んだ漫画は当時には見当たらず、それが多くの読者を引きつけました。
そして何より、この漫画が注目を浴びたきっかけ、それは実際のワールドカップよりも先に、初戦でぶつかるアルゼンチン戦を書ききった事にあります!
この漫画ではアルゼンチンの存在が大きなキーになっており、和也が日本代表を目指すきっかけになったのも、アルゼンチンとの因縁からでした。
実際、本来この漫画はアジア予選終了で完結を迎えるはずだったのですが、現実の組み合わせでアルゼンチンで対戦が決まった事で、最終回が延びたという逸話もあります。
次章では、『俺たちのフィールド』を全話読破した『俺たちのフィールド』の大ファンである私がネタバレなしで見どころを紹介したいと思います(^^)/
見どころ① 父親・高杉貫一を追いかける和也のサッカー人生
序盤は正直普通のサッカー漫画です。
正直、ありきたりな展開で、ここで脱落した人も多いと思います。
ですが、Jリーグ入りを目指すヤマキ自工。
アジア予選突破を描いた日本代表。
ワールドカップ・アルゼンチン戦でのラストシーン。
これら全てに父親が携わっており、振り返ると和也のサッカーの原点は全て序盤で描かれています。
なので、序盤はやや退屈に感じるかもしれませんが、是非とも頑張って耐えてください。
そして、全て見終わった後にもう一度、最初から話を読み直していただけると、また違った趣が出てきます。
見どころ② 「プロ」を目指す戦いと、「プロ」になってからの戦い
アルゼンチン留学から帰国した和也は、父親の古巣であるヤマキ自工へ入団します。
ヤマキ自工は和也が入団した時点ではまだJリーグのチームではなく、ナビスコカップでの結果次第でJリーグ加入が承認される状態でした。
しかし、実際のところ、ヤマキ自工は採算の観点からプロ入りをする意思は無く、それを知ってしまった和也は、「優勝してもJリーグ入りを果たせないかもしれない」という虚しい戦いを強いられる事になります。
それでも、Jリーグ入りを現実にするために目の前の状況を投げ出さず、必死に優勝を目指す和也達。
そのひたむきな姿勢が頑なだったヤマキ自工社長の心を溶かし、ついにJリーグ加入の権利をつかみ取る事ができるのですが、その時の社長とのやり取りがまさに感動的。
このシーンを見た時、「自分もあきらめずに和也たちを応援してよかった!」と思うと同時に涙腺崩壊してしまいました…。
そして、Jリーグ加入を勝ち取った和也たちは、今度は当然、Jリーグ優勝を目指して戦います。
今までのチームメイトとも敵として対戦する事になります。
そんな中、最終戦で突き付けられた優勝の条件は「首位のヴェルディに7点差以上のスコアで勝利する事」。
この7点を取りに行く描写が本当に面白く、私はこの試合の描写は数あるサッカー漫画の中でもベストマッチに数えられると思ってます。
見どころ③ 日本代表として戦う和也
当時の日本はまだワールドカップに出場した事はありませんでした。
そもそもプロが根付いてからまだ10年も経ってない時代の話なので、当たり前です。
そんな中、サッカー協会はJリーガーの有望な若手をチームから切り離しB代表として活動させる「集中強化」を図ります。
正代表を目指す和也たちB代表は「リザーブドッグス」として活動を始め、世界各地で武者修行を積み、A代表と正代表を賭けた試合に臨む事になります。
この時、和也が出した決断と、両代表の共存を模索する代表監督の苦悩は必見。
そして、いよいよ始まるアジア最終予選。
このアジア予選編で解説が「最終予選は1点の重みがウルトラメガトン級」という台詞を口にしますが、まさしく真理で、目の前の1勝を勝ち取るために、1点を取るために、1点を守るために、全てを投げ出す必要がありました。
ワールドカップに出場したいのはどの国も同じで、だからこそ最終予選は常に緊迫した戦争のようなゲームが続くのですが、これを漫画で描写した村枝先生は本当にすごいと思います。
そして、「日本代表」という国民の願いを背負い戦う事で、強心臓の和也ですらプレッシャーを感じ体調を崩しますが、ワールドカップを勝ち取るためには、それすらも乗り越えなければなりません。
そしてもちろん、我々応援する側も、決して最後まで代表の勝利を諦めてはいけません。
アジア最終予選・イラン戦で絶望的な状況に追い込まれた時に幼馴染・愛子が声援をかけたシーンは、今でも私がサッカー日本代表を応援する時の基本姿勢になっています。
このシーンは「普段漫画は読まないけどサッカー見るのは好き」という人に無理やりでも見せたいシーンですね(笑)
いかがでしたでしょうか。
正直伝えたい魅力はまだまだるのですが、熱いサッカー漫画に飢えてる人には『俺たちのフィールド』が絶対にオススメです!
『俺たちのフィールド』序盤ネタバレ紹介!
【第1話】ちかいのVサイン
物語は天皇カップ決勝戦の『ヤマキ自工対オリオン工業』の対戦で開始します。
主人公・高杉(和也)は、母とチームメイトで幼馴染の愛子と一緒に、和也の父・貫一の所属するヤマキ自工の試合の応援に来ています。
そして和也の父、貫一はヤマキ自工のエースで10番を背負っていますが、まだ試合に出場していません。前半はイーブンで折り返します。
後半がスタートしホイッスルが吹かれます。
後半からは、貫一も出場します。
この試合の前夜に、貫一と和也は二人だけのある約束をしていました。
それは貫一が試合中に空を飛ぶスーパーシュートを決める事を和也と約束しました。
そのサインは、試合中に和也にVサインを送る事です。
そして貫一が試合中に(和也)に向かってVサインを送ります。
貫一の上空にボールが上がり、空を飛ぶスーパーシュートを放ちます。
しかしこれは大きくゴールバーの上を超えてしまいます。
後半の試合開始から繰り返し何度も同じシュートを打ちますが、なかなかゴールを決める事が出来ません。
試合が進み何度も同じシュートを放ちますが得点する事が出来ません。
度々チャンスがあるにも関わらず、得点出来ずにいる貫一の様子を見ていた、チームメイトの愛子が和也に対して、お父さんの不甲斐なさを笑い始めます。
腹を立てた和也は、愛子と言い合いになります。
試合中にミスキックしたボールが観客席に飛んできます。
そのボールが和也と愛子の二人に渡り、二人は応援席でボールの取り合いをして、サッカー対決をし始めます。
そこに一人の少年が現れ、二人のサッカー対決の間に入り簡単にボールを奪います。
そして二人に対して試合の邪魔になり、進まないから早くボールを渡せと注意します。
ボールは戻され試合が再開されます。
和也の父はまだ必殺のシュートを決める事を諦めていません。
ゲームは進みますが無得点のままです。
和也は貫一がシュートを決める事を願っています。
愛子はこのまま得点できずに試合が終了する事が分かったかのような表情です。そこで和也は愛子に、貫一がシュートを決める事が出来なければ罰ゲームを受けると提案します。
貫一が試合中にシュートを決めれば、愛子がチームの皆のカバン持ちをする。
貫一がシュートを決めなければ、和也がカバン持ちをする事です。
愛子は自信たっぷりで罰ゲームの提案を受けます。
さらに愛子はカバン持ちだけでは罰ゲームとして足りないので、さらに負けた方が、デコピンもプラスで受ける事となります。
試合は進み、和也の父は必死に走り続け、シュートを決めようとしています。
残り時間は5分を切ります。そしてついに絶好のボールが飛んできました。
貫一はほとんど力が残っていません。
チームメイトの肩を借りてジャンプし、必殺シュートを打つ体制に入ります。
和也に対して最後のピースサインをし、シュートを打ちます。
これがジャストミートし、ゴールネットを揺らします。
試合終了のホイッスルと同時に、貫一はゴールネットを揺らします。
しかしこれはノーゴールの判定となります。チームメイトを踏み台にして、シュートを決めた行為が非紳士的行為と見なされます。
試合中に貫一がゴールを決められなかった為、罰ゲームを受ける事になった和也です。
愛子からのデコピンと、カバン持ちをしながら帰宅する事になります。
和也は帰りながら、父がシュートを決められなかったことに拗ねています。
そんな和也を見かねて母が機嫌を取り戻す為、和也の家でチームメイトと一緒に新年会をやろうと提案します。
和也の幼馴染の愛子の家はコンビニを経営していますので、さしいれのジュースを持っていくと提案し家に入ります。
そして、愛子がコンビニに入った瞬間に悲鳴が上がります。
するとナイフを持った男が愛子を捕まえており、コンビニ強盗の人質になってしまいます。
警察も出動し始め状況は深刻化します。
コンビニ強盗の男はかなり泥酔しています。
そんな中、貫一がなんとかして愛子を助けようと言います。
そして和也にサッカーボールのトスを上げてくれと要求します。
ボールをぶち込んで犯人の頭を狙う作戦です。
和也はトスを上げる自身が無いと言いますが、貫一がフォローするから安心しろと言い要求し、和也にボールトスを上げさせます。
そして自動扉が開きました。
今しかないそのタイミングで和也がボールトスを空中に上げます。
しかし運悪くシュートを打つタイミングで、ワゴン車が通り妨げになります。
和也が貫一にピースサインを送り、空を飛ぶスーパーシュートをやる様に促します。
貫一は空中に飛び上がり、スーパーシュートを放ちます。
自動扉が閉まる寸前のタイミングでボールが通過し、犯人の顔面に直撃します。
犯人は無事に取り押さえられ、愛子も無事でした。
このことがきっかけとなり、愛子は和也に謝り仲直りします。
愛子の本心は和也の父が活躍していることが羨ましくて、意地悪をしていたと言う事を打ち明けて二人は仲直りします。
そして警察に捕らえられた、酒に酔っていた強盗をしようとした男は、サッカー場で出会った男の子の父でした。
【第2話】ヤクザ弁の転校生
和也は新学期の始まりで学校に向かう準備をしています。
新聞には、和也の父が犯人を捕まえた記事が載っていてそれを持ちながら学校へ向かいます。
学校へ着くと和也の父が犯人を捕まえた事がニュースになっていました。
犯人は騎馬という男性で、和也と愛子とクラスメートがその話をしていました。
愛子は犯人の事を悪く言っていると、後ろから一人の男の子が近づいて来て足でスカートをめくられます。その男の子は、騎馬の息子でした。
転校生は、大阪から来た騎馬拓馬という子でした。
学校が終わり、和也たちのチーム『さくら町キッカーズ』が練習をしています。
和也は父の真似をして、空を飛ぶスーパーシュートをします。
それを外から見ていた拓馬が、じゃれ合いよってと言います。
和也が拓馬に一緒に練習したいのかと問いかけますが、拓馬は断ります。
またお前らみたいな、ザルチームとはつり合いが取れないと一方的に言い断ります。
愛子が怒り、拓馬に向けてサッカーボールを蹴ります。
拓馬は後ろを向いていましたが、ボールが近づいて来るのに気づき、簡単にボールをトラップしてしまいます。和也拓馬の見事なトラップに関心します。
拓馬は、そのボールを持ってさくら町キッカーズのみんなに、ボールを取ってみろと勝負をしかけます。
拓馬は相当サッカーが上手く、簡単にみんなをかわしてしまいます。
拓馬は、和也の父がニュースになって騒がれている記事を見て、和也に対して貫一は調子に乗りすぎじゃないかとケンカを仕掛けます。
和也は父の事を言われ事が、感に触り拓馬からボールを奪おうと勝負を挑みます。
和也は拓馬からボールを奪って、父の事を悪く言った発言を撤回させようとしますが、拓馬からボールを奪うことが出来ません。
和也は拓馬からボールを触ることも出来ずに、ゴールを決められてしまいます。
拓馬は、みんなに『がんばれよー』と言い残しその場を去っていきます。
和也は拓馬に遊ばれた事が悔しくて、家に帰り練習します。
家族で食事をしながら和也は、貫一の事を悪く言った拓馬を嫌いだと言います。
貫一は、和也も拓馬の父の事を悪く言っていただろと指摘します。
そして貫一は、新聞を学校に持って行き、みんなに自慢したことを和也に言います。
拓馬の気持ちを考えれば、貫一の自慢ばかりされることを横で聞いていると、嫌な気持ちにならないかと和也に言います。
貫一は和也と拓馬が仲直りするために、一度二人で話してみる事を提案します。
次の日学校へ行くと拓馬は休んでいました。
学校を休んでいる拓馬の家に、和也と愛子は先生からプリントを届けてくれと依頼され、拓馬の家にプリントを届けに行くことになります。
そして道中で拓馬を見掛けます。
和也と愛子はこっそりと拓馬を見ています。
拓馬は町のおばちゃんと会話をしていて、アルバイトを探している様子。
しかし未成年の為アルバイトは断られてしまいます。
断られた拓馬は諦めて家に帰ります。
和也と愛子は拓馬の後を付けて家に到着します。
到着したアパートはとてもボロボロでした。
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【第3話】一人ぼっちの部屋
拓馬の家に到着した二人は家に案内されます。
拓馬は二人に対して、『何の用や?』と尋ねます。
二人は学校から預かったプリントを拓馬に渡します。
拓馬が中身を確認すると、家庭調査表が入っていました。
こんなものの為にプリントを持ってきたのかと、言う拓馬。
家には誰もいない様子だったので、和也が、拓馬に『父さんは?』と尋ねます。
拓馬は、『働き口探しにいっとる』と返事します。
和也が『母さんは?』と聞くと、拓馬は、『おらん』と返事し、男を作って逃げたと言います。
少し気まずい空気が流れ二人が黙っています。
するとボケーっとしている和也に拓馬が、『何もない家やと思っとるやろと言います』
拓馬の家には遊ぶおもちゃも何も無くあるのは、サッカーボールと本だけ。
和也は否定しますが、拓馬は和也の顔色から判断します。
拓馬は和也に対してボンちゃんやと言い、和也を挑発します。
拓馬がサッカーボールを蹴り、和也に『やるかー』と挑発をします。和也の中で以前の勝負で負けている記憶が蘇り躊躇してしまう和也。
そして拓馬は二人に対して、『お前らに話す事は無い帰れ』と突き放し、二人は帰らされます。
和也と愛子は仕方なしに帰されます。愛子はせっかくプリントを届けたにも関わらず、ありがとうも言われなかった拓馬に対して腹をたており、拓馬の文句ばかりをいいます。和也は少し考え事をしている様子。
愛子は拓馬と比べて裕福な家庭で自慢話ばかりしていると、腹を立てた和也が愛子の頭をたたき自慢ばかりするのを止めろと怒り出します。
和也は家に帰ります。家に入っても誰もいないのでシーンとしています。
今日母は町内会で外出しており、家に帰った和也は一人ぼっち。
和也は一人ぼっちでいる拓馬の気持ちを思い出し、考えます。
テレビを見たりして、気を紛らわしますが浮かない気分の様子の和也。
台所へ行くと晩御飯の準備と母親からの手紙が置いてありました。
レンジで温めたご飯を食べ始める和也。
拓馬の事を思い出し、自分と比べます。
和也には母親もいて、ゲームボーイやファミコン・マウンテンバイクも持っている一般的には裕福な家庭。
しかし拓馬の家にはサッカーボール一つで他には何も持っていない。
和也は全ての点で拓馬に負けていると感じます。
そして拓馬より裕福に育っている自分だが、サッカーだけは拓馬に負けたくないと思い和也はサッカーの練習を始めます。
【第4話 おはようコーチ!】
和也が所属しているさくら町キッカーズにある噂話が入ります。
コーチである、金子のねーちゃんが結婚の為コーチを止める事になります。
チームの皆はコーチが居なくなることに不安を感じていますが、和也はいたって平気な様子。
そして愛子が代わりのコーチを、和也のお父さんにしてはどうかと提案します。
チームメイトは和也のお父さんならやって欲しいと言う様子。
愛子が和也にお父さんがコーチをする事をどう思うか聞いてみると、和也はとても喜びさらに妄想を膨らませて、浮かれた気持ちになっています。
和也は家に帰宅してチームの事情を話し、さっそく貫一にチームのコーチをして欲しいと喜びながら頼みます。
しかし貫一は、即答せずに『どうしようかな。』と曖昧な返事をします。
次の日の学校で和也はチームメイトから、コーチの件について聞かれます。
お父さんはコーチを引き受けてくれるとはまだ返事をしていないことを伝えます。
その話を横で拓馬が聞いていました。
拓馬は和也に言います。
『仮にもプロやぞ!ヘタッピーなガキどもの為に、慈善事業やっとれるかい!』
父やからって期待しすぎやぞ。と言います。
和也は怒り拓馬と掴み合いのケンカになります。
学校の帰り道、和也は考えながら歩いていると、思い出した事が頭に来てサッカーボールを思いっきり蹴ります。
ボールが飛んで行った場所には貫一が居て、簡単にボールをトラップしてしまいます。
そのままボールを頭にのせたまま歩いてどこかへ向かいます。
ボールを頭にのせる癖は和也のお父さんが考え事をしているときの状態です。
家に帰って和也のお父さんはまだボールを頭に載せたまま、考え事をしています。
こっそりとその様子をみている和也。
そして貫一が和也の母に、『コーチの事で相談いいか。』と話しかけます。
そして貫一が話を切り出します。
貫一は会社員でコーチをする時間もあり、そのことには反対していませんでした。気がかりな部分は和也の事でした。
チームとして活動する上で、チームメイトは和也の父さんの事は『コーチ』と呼びますが、和也は『父さん』と呼ぶ事が問題であると思っていました。
そうすると和也は特権意識を持ち、チームメイトとケンカするかもしれないこと心配していました。
こっそりと二人の会話を聞いていた和也。
父さんが悩んでいたことは、コーチになる事では無く、和也の事だと気づきます。
次の日の朝。
和也は洗面上で顔を洗っています。
貫一は歯を磨きながら洗面上に向かいます。
そして、和也は貫一に話しかけます。
『おはようコーチ!』
俺はこれからコーチって呼ぶからね。全然平気だからと言います。
家にいる時ぐらい父さんって呼んでよと言う貫一。
しかしコーチと叫び続ける和也。
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【第5話】お別れ試合
和也のサッカーチームのコーチになった貫一は、前任の金子というおねーさんに挨拶をしに行くと言います。和也も一緒について来なさいと言われます。
場面は変わり、拓馬はアパートの近くの壁に向かいサッカーボールを蹴っています。
そして、アパートの上から女の人の声が聞こえてきました。
『拓馬くん、パス』という声が上がります。
サンドイッチがアパートの上から降ってきて拓馬はキャッチします。
拓馬はこのサンドイッチを受け取り、何のつもりやと女性に言います。
女性は作りすぎてしまったから、あげるよと拓馬に言います。
拓馬は照れながら、仕方ないからもらうはと言います。
一方和也と貫一は住所を頼りに、金子のねーちゃんの家に向かっています。
貫一は場所を確認し、アパートを見つけます。
そのアパートは拓馬が住んでいるアパートと一緒でした。
和也と貫一が金子の家をノックして挨拶をします。
『あのー、金子薫さんですか?』貫一が聞きます。
金子は、和也の事は知っていますが、貫一に会うのは初めてです。
しかも部屋はめちゃくちゃにちらかっていて、突然慌て掃除をやり出します。
金子は急いで部屋を片付けたいので、外にいる拓馬におやつを買ってあげるから手伝ってくれと言います。拓馬が部屋の片づけを手伝います。
きれいに片付いた部屋に4人が座っています。
拓馬と和也はお互いに意地の張り合いをしていて、不機嫌な様子。
和也は拓馬にサッカーで負け越しているので、あまり馴れ馴れしく話をしたくないと思っています。
そして貫一が話を切り出し、金子にある提案をします。
『お別れ試合しませんか?』段取りは俺がつけますからと言います。
拓馬が金子に、『ねーちゃん、お別れって?』と言います。
拓馬は金子が結婚することを知りませんでした。
拓馬は金子に『良く貰い手がいたなぁ。』と捻くれながら言います。
和也のチームは最近試合に勝っていませんでした。
貫一から、今までコーチとして頑張ってくれた金子のねーちゃんに、お別れ試合で最後に勝利をプレゼントしたいと提案し、強引に押します。
金子はどうせ大学に行きながらだったし、名義だけのコーチだったと言います。
でもその試合で勝ったら、うれしいと笑顔で答えます。
拓馬は横で話を聞いていて、和也にサッカーボールをぶつけます。
二人には大人の話があるから、外でサッカーの勝負をしようと言います。
和也と拓馬はサッカーで勝負します。
和也から仕掛けフェイントをします。拓馬はあっさりと見抜きボールを簡単に奪ってしまいます。
拓馬は和也に、『今年に入って何回試合に負けた?』と問いかけます。
和也:8試合。
拓馬:ホンマにそれだけ?
和也:9試合だよ!うるせーな!
場面は変わり、金子は美大に通っていて、絵を書くのが上手です。
そして金子が描いた絵を貫一に見せます。
金子は、子供たちが張り合ったり、食い下がったりしている姿が好きでした。
ホントはコーチというより、応援団ですよと貫一に言う金子。
でも心のどこかでは勝ち負けにこだわっていたよ。と言う金子。
拓馬と和也はサッカー対決を続けており、拓馬は金子と出会った時の事を思い出します。
金子は拓馬と出会った時、たくまの大阪弁の事を強そうでいーねとほめていました。
拓馬は和也に言います。
拓馬:『そのていたらくやと、お別れ試合とやらも大負けとなりそうやな。』
和也:『るせーーーっ!勝ってみせらあ!』
拓馬:『ホンマやろうな!ゼッタイやぞ!!』
和也:『くどいぜ!勝つったら勝――――つ!』
拓馬は別れる金子の事を気持ち良く送り出したいので、絶対に負けるなよと熱い気持ちを込めていました。
第5話終了。
【第6話】フェンス越しの二人
貫一の提案により、いよいよお別れ試合をすることになったさくら町キッカーズ。
そして対戦チームは貫一が依頼をしていました。
拓馬はチームメイトでは無いですが、試合を見に来ています。
和也に対して勝つ根拠はあるのか?証明しろと言い、和也は絶対に勝つと言い、ます。二人はお互いに言い合いをしています。
そうこうしているうちに対戦相手がやってきました。
・・・・対戦相手は、『江戸川小』です。
今年に入り、さくら町キッカーズは江戸川小相手に3回勝負し、3回とも負けている対戦相手です。
愛子たちさくら町キッカーズは勝てるか不安な様子。
江戸川小の6年生、江古田・東長崎・椎名町は余裕たっぷりで対戦相手を見ています。
和也は気合たっぷりで、絶対に勝つと言ってはりきっています。
そして拓馬は相変わらずフェンスの外から試合を見ています。
それを見ていた金子が、拓馬にチームに参加しないかと声を掛けます。
拓馬は、あんな下手な奴らとは一緒にプレーが出来ないといい拒否しています。
そうこうしている内に試合が開始しました。
和也は試合開始と同時に、腕を組み考え事をしています。
拓馬と対戦した出来事を思い出し、絶対に負けたくないと心で思っています。
目を開けた時には、ボールはゴール前で混戦の様子。
和也は、ダッシュで向かいます。
そして和也の前にボールが来たところ、思いっきりシュートを放ちます。
このシュートは自軍のゴール前での出来事で、自殺点をしてしまう和也。
いきなり自殺点をしてしまった和也。
チームメイトに怒られ、拓馬は激怒しています。
外から見ている拓馬は、『こんなチームに負けるなんて』と外から吠えています。
気を取り直して、キックオフ再開。
和也はドリブルで攻め込みます。
一人目を簡単にかわしますが、すかさず二人目のディフェンダーがカバーに入り、あっという間に囲まれてしまい、ボールを奪われます。
拓馬は、俺がこのチームに入れば勝てるのにと思いながら悔しがっています。
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【第7話】はじめてのゴール
和也は江戸川小の六年生3人に立ち向かいドリブルを仕掛けます。
しかしボールを奪われては、クリアされ守りが手薄の為得点されてしまいます。
前半の途中で、さくら町キッカーズは0点・江戸川小は5得点です。
拓馬は外から、下手くそどもーと声を荒げています。
貫一は拓馬に対して、このままでは試合にならない為、チームに参加してくれないかと依頼します。
しかし拓馬は意地っ張りな為和也の顔を見て、断ります。
貫一はこのままでは1点も得点出来ないまま、試合が終わってしまうのではないかと考えています。
それは江戸川小には、3人の体格の大きい6年生ディフェンダーがいます。
一人目を交わしても、二人目に止められ、その間にまた一人目が戻るので無限のディフェンスループが待っています。
仮に空中戦になったとしても、リーチがある為簡単に奪われてしまいます。
拓馬がチームに入ればこの状況を打開できるのではないかと考えています。
和也は徐々に追い詰められていきます。
まだ1点も得点出来ない焦りと、拓馬がチームに入れば得点できるのではないかと考えます。
でも和也から拓馬には頼みたくない為、自分で得点してやると思っています。
和也は考えながら、思いっきりシュートを放ちます。
いいシュートでしたが、これはブロックされてしまいます。
ここで前半が終了します。和也はヘトヘトノ状態です。
しかし拓馬に助けを求める事はしません。
逆にに拓馬に対して宣戦布告します。
『見てろ!!後半はひっくり返してみせるぜ!!』と言い切ります。
このままでは試合に負けてしまう為、金子から拓馬にチームに入ってくれないかと提案をします。
最後の試合に勝って欲しいと頼み、チームの皆も説得します。
そして拓馬は、しぶしぶ了承します。
しかしチームに入るには条件があり、試合に勝てば金子の化粧姿を見せてくれと言います。そして、オッケーをもらいます。
後半は拓馬もチームに加わります。
相手チームからのスタートでしたが、あっさりとボールを奪います。
そして和也に、前に出ろと指示します。
拓馬は得意のドリブルで相手をかわして行きます。そして相手のディフェンスを引き付けた状態でボールをキープしています。
そして後ろ向きのまま、ノールックで和也にパスを出します。
球足は速く、和也は全力でダッシュします。
スライディング気味で球際に追いつき、踏み込みながらシュートを打ちます。
これが見事にゴールネットを揺らし、一点返します。
和也は喜び、チームメイトのみんなも喜んでいます。
<1巻終了>