アニメ化もされ、人気を博している格闘マンガの金字塔『ケンガンアシュラ』。
今回は、そんな『ケンガンアシュラ』の主人公・王馬についてです！
また原作漫画『ケンガンアシュラ』を1巻から最終27巻（最終回）まで無料で読みたい！という方に『ケンガンアシュラ』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介していきます。
- 『ケンガンアシュラ』で王馬は死んだ？
- 続編『ケンガンオメガ』でまさかの復活！？
- なぜ王馬は死んでいなかった！？
- 『ケンガンアシュラ』続編『ケンガンオメガ』の原作漫画を全巻無料で読む方法
『ケンガンアシュラ』『ケンガンオメガ』は漫画アプリ『マンガワン』で読める
いきなり、結論です。
『ケンガンアシュラ』『ケンガンオメガ』は、こちらの小学館が運営する漫画アプリ『マンガワン』にて全巻無料で読むことができます。
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というのも『ケンガンアシュラ』は、『マンガワン』で独占連載されていた作品だからです。（連載が終わった今も掲載されています）
安心安全に、そしてタダで『ケンガンアシュラ』を最終27巻まで読破したい方は『マンガワン』を使う方法がベストです。
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ケンガンアシュラの最後に王馬は死亡！？
拳願トーナメントで幾度となく「前借り」を使用した王馬。
心臓に多大な負荷を与え続けたため、医者からも「このまま闘い続ければ死ぬ」と言われている状態でした。
山下一夫ら仲間達は、トーナメントを棄権するように打診しますが、王馬はこれが信念だと聞く耳を持ちません。
王馬の意思は固く結局止めることは出来ませんでしたが、王馬の生き方を理解し決勝まで闘い続ける姿を見守ることになります。
決勝では命の限り闘ったものの敗戦してしまいましたが、仕合終了直後は治療を受けてなんとか命はつなぎとめることができました。
しかし最後を悟ったのか、王馬は病院を抜け出してトーナメントが開催された島にある崖の近くの木にもたれかかり、海を見て今までの出来事を思い出しています。
病院からいなくなったと聞き、島中を探していた山下一夫がそれを見つけて今までの思い出を語りかけますが、王馬は既に長い眠りについていたのでした。
ケンガンアシュラでは王馬が長い眠りについたとだけ表現され、直接的に死亡とは明記されませんでした。
最終話ではトーナメントで闘った闘技者達が、王馬が眠りについたとされた地に花束を備える場面があります。
備えるシーンは一組だけでしたが、既にいくつもの花束が供えられたため、闘いを通して王馬がどれだけ好かれていたかが読み取れる場面です。
最初は不愛想で、誰にでも噛みつくような王馬でしたが最後は仲間とも呼べる闘技者がたくさん出来て人間的にも成長していたと思います。
ケンガンオメガで王馬が復活！？
明確な描写はなかったものの、ケンガンアシュラの最後に死亡したと思われた王馬でしたが、続編である「ケンガンオメガ」で再登場します。
「ケンガンオメガ」は拳願絶命トーナメントから2年後の物語で、求心力を失いつつある拳願会と対抗する勢力「煉獄」との対抗戦を通じた争いをメインとしたストーリーです。
どちらの勢力が江戸時代から続く裏闘技会を統治するかを決める闘いでもあります。
序盤は山下一夫が中心となり、元拳願トーナメント出場者を中心に13人の参加者を集めるところから始まります。
そんな中、煉獄ともつながっているかもわからない「蟲」という組織が、山下一夫達の命を狙おうとしました。
ある日、山下一夫の事務所で働く本作の主人公でもある成島光我と歩いていると一般人に扮した「蟲」のメンバーに襲われるのです。
光我は山下一夫を庇い、複数で襲ってきた蟲と対峙します。
光我に足手まといだから逃げてくれと言われ、一人走る山下一夫。
しかし蟲の数は多く、人気のない草むらで囲まれてしまうのです。
襲ってきたグループのリーダーと思われる男の合図で、首を切られようとする山下一夫でしたが、その時ある男が登場します。
拳願トーナメント2回戦で王馬と闘ったこともある、元は敵であった呉雷庵でした。
さらに山下一夫が、顔を上げるともう一人の男が。
それがまさかの、王馬だったのです。
目に涙を浮かべて信じられない様子の山下一夫ですが、話は後だと王馬達は蟲たちと闘い始めました。
相手は複数人ですが、実力者二人の前では全く歯が立ちません。
「前借り」も問題なく使用し、容易に蟲達を蹂躙してしまうのです。
戦いの後、王馬は「飯食おうぜ」と誘い山下一夫と二人きりで話をします。
山下一夫は心の中で聞きたいことが山ほど思い浮かびますが、王馬は長々話すのは苦手なので経緯は他の人に聞いてほしいと言います。
とにかく襲った連中と闘う。
それだけが王馬の答えでした。
王馬が復活できた理由
願拳トーナメント後、闘技者でもあり天才的外科医でもある「英はじめ」のもとに、一つの箱が届けられていました。
箱を開けると、小型の人工心肺装置に取り付けられた心臓が入っていたのです。
心臓を送ったのは何者なのか、いまだにわかってはいませんが王馬を生かそうとする誰かであることは確かです。
英はその心臓を使いすぐに王馬の手術をして、命をつなぐことができ復活となりました。
しかし状況が異常であったため、英は手術は手遅れだったということにして、しばらく王馬をかくまうことにしていたのです。
王馬は手術後、かくまうのに最適な呉一族の里で生活をすることになります。
術後の王馬の様態はというと、戦闘を生業とする呉一族と問題なく稽古ができるレベルまで回復していました。
山下一夫を助けるために使用し、また王馬が倒れる一因となった「前借り」も使用できるレベルです。
心臓を移植したとはいえ、別の心臓であるため以前のように動けることに疑問を抱きますが、どうやら移植した心臓は王馬と全く同じ心臓だったのです。
どういうことかというと、何者かが王馬の器官を培養している可能性が浮上していたようです。
誰が何の目的で器官培養をしているか不明ですが、蟲に関係があるのではないかと推測されています。
今後ケンガンオメガでは、クローンの疑いのある人間が登場するのでその辺りも明かされていくでしょう。
王馬復活による周りの反応
ケンガンアシュラでの王馬は終始不愛想な性格でしたが、その半面情に厚い部分も持ち合わせているためか、他のキャラクターにも愛されていました。
王馬が生きていたと聞いた時の、仲間の反応も見どころです。
まず最も親しかった山下一夫の反応ですが、信じられないと涙を浮かべ喜ぶと同時に、今までの2年間生きているのに隠していたことに怒りもあらわにします。
あまりの迫力に驚く王馬でしたが、周りを巻き込まないように隠していたと素直に謝ります。
山下一夫も、心配していたからこその怒りだったので、二人が深い仲であったことが読み取れますね。
一方、山下商事の秘書として関わった秋山楓は、王馬の姿を見た途端驚きのあまり気絶します。
山下一夫は、親しかった闘技者達にもこの事実を連絡します。
驚くのはもちろんのこと、泣いて喜んだり、宴会したりと反応は様々です。
「ケンガンオメガ」では、復活した王馬や前回のトーナメント出場者が願拳側の闘技者としてともに、煉獄と闘うことになります。
「ケンガンアシュラ」ではほぼ個人戦でしたが、トーナメントを通じて絆を深めた仲間たちと闘う本作も負けず劣らず魅力があるでしょう。
復活で関係が進展？ 迦楼羅との関係
最後に本作でも数少ない恋愛要素でもある呉一族の迦楼羅と王馬の関係ですが、復活後も相変わらず迦楼羅の愛が一方的で、王馬は鬱陶しいと感じているようです。
元々「ケンガンアシュラ」でトーナメント前に、強い男好きな迦楼羅が王馬に一目ぼれをして好きになっています。
迦楼羅の愛情表現は極端で、出会った当初から王馬に子供を作ろう！と抱きついたり、服を脱いで追っかけ回したりしていましたが、王馬はほとんど関心を持ちません。
しかしトーナメント中は、体がボロボロの王馬に鍼灸の治療を施してあげるなど献身的なやり取りもありました。
これには素直に王馬も感謝しています。
復活後しばらく呉一族の里で暮らすことになった王馬ですが、関係は相変らずのようです。
迦楼羅の愛情表現に対し逃げずに、会話をしている分、少しは仲が近づいたのかもしれません。
今後の進展が気になるところです。
『ケンガンアシュラ』王馬のプロフィール
王馬は、作中に登場する「中」と呼ばれる無法地帯の出身です。
戦いの師匠である十鬼蛇二虎に育てられ、「二虎流」と呼ばれる武術を身に着けています。
その後師匠である二虎が何者かに殺されてしまいます。
王馬は、敵を探し打つために一人強さに磨きをかけながら一人で生きてきました。
そんな中、乃木会長の目に留まり、企業間の利害に関する権利を争うために裏の世界で開催されている闘技「拳願仕合」へ参加することになり物語は始まります。
王馬は登場初期こそ、気性が荒く誰にでも噛みつくような性格でした。
俗世から離れて生きてきたため、一般的な常識も人とは異なるような人物です。
しかしお世話役である山下一夫と出会い、戦いを通じて人との関わりを学び肉体的にも精神的にも成長していきます。
最後は以外にも情に厚く、作中でも他のキャラクターに愛されていきます。
「二虎流」について
王馬が使用する武術の流派であり、二虎死亡前には全ての技を受け継いでいます。
多種多様な二虎流の技は、拳願仕合を通して徐々に内容が明らかになっていきました。
操流、金剛、火天、水天の4つの型に分かれ、攻撃の受け流しや肉体強化、組技などで分類されます。
また4つの型を応用した鬼鏖(きおう)と呼ばれる奥義も存在します。
奥義習得には肉体や精神などを極限状態にして感覚を研ぎ澄ませる必要があり、二虎からの伝授のシーンでも、最も過酷な修行として描写されています。
意識的に心拍数を高めて、身体能力を向上させる「前借り」という技も出てきますが、こちらは師匠である二虎が教えたものではなく、何者かに無理やり発動させられ覚えたものです。
心臓および体への負担が非常に大きく、拳願トーナメント中もこれが原因で王馬の体はボロボロになっていきます。