人気マンガ『サイレン』。
この記事では、そんな『サイレン』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!
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『サイレン』ってどんな話?あらすじを紹介!
PSYЯEN(サイレン)は『週刊少年ジャンプ』にて2008年から2010年まで連載され、全16巻刊行されている「サスペンスアクション漫画」です。
荒廃した未来の日本と現代を行き来する、正体不明のゲーム「PSYЯEN(サイレン)」。
偶然このゲームに巻き込まれた少年・夜科アゲハは、幼馴染の雨宮桜子たちと共に過酷な試練へ挑みます。
ゲームを進める中で、未来世界が滅びた真相とその裏に潜む巨大な陰謀が明らかになっていき、やがてアゲハは世界崩壊を招いた謎の組織と対峙し、運命を賭けた戦いに身を投じていきます。
『サイレン』の主な人物紹介!
夜科アゲハ(よしな あげは)
本作の主人公。白瀧高校1年C組の男子生徒で、天文学者で単身赴任中の父・朱鳥とOLの姉・フブキを持ち、母とは幼少期に死別しています。
人生への焦燥感を抱く中で赤いテレホンカードを手に入れ、失踪した雨宮を追ってサイレン世界へ。
恐怖や殺害への躊躇が少ない一方、極限状況での高い判断力を評価されています。
雨宮桜子(あまみや さくらこ)
本作のヒロインで、白瀧高校1年C組の女子生徒。
アゲハの幼馴染で、端正な容姿だが冷淡な態度から「氷の女王」と呼ばれている。
家庭問題をきっかけにサイレンドリフトとなり、過酷な戦いや仲間の死を経験して心を閉ざしています。
記憶喪失と負の人格アビスに苦しむが、それを受け入れ成長していきます。
朝河飛龍(あさが ひりゅう)
通称ヒリュー。地久和高校1年の男子で、身長187cmの大柄な体格と強靭な腕力を持ち、「ドラゴン」の異名で知られています。
不明となった後輩タツオを探すためサイレンドリフトとなる。
小学校時代に短期間アゲハや雨宮と同校だった縁があり、サイレン世界で再会して記憶を取り戻します。
幼少期は小柄で気弱ないじめられっ子だった過去を持っている。
望月朧(もちづき おぼろ)
21歳の男性アイドル俳優。落ち着いた大人のイメージとは裏腹に、実際は刺激を求める享楽的な性格を持つ。
赤いテレホンカードを拾いサイレンドリフトとなり、その体験を公表したことでエルモアと知り合います。
後にサイレン世界でアゲハたちと合流。
人生を楽しむためなら危険や他者利用も厭わず、表向きは常識人として協力するが、その本性をマツリに警戒されています。
霧崎兜(きりさき かぶと)
軽い性格の青年で、男女で態度を変えるため女絡みのトラブルが多い。
猫のような仕草を見せるひょうきんな一面を持ち、視力が良く身軽。
ジャーナリストの叔父がおり、度々訪ねては金を借りています。
雨宮を「リトルバニー」と呼んでいる。
サイレンドリフト当初は現実を受け入れられず逃げていたが、叔父の死と遺言、仲間との共闘を経て心境が大きく変化していく。
『サイレン』最終章に至るまでのネタバレ
『サイレン』の最終章までのあらすじを簡単に解説いたします!
赤いテレホンカードが開く、10年後の地獄
夜科アゲハは「PSYЯEN」と書かれた赤いテレホンカードを拾い、公衆電話に挿すことで謎の“ゲーム”へ強制参加させられます。
飛ばされた先は、荒廃した“未来の日本”=サイレン世界。
そこには怪物・禁人種(タヴー)が徘徊し、参加者(サイレンドリフト)は指令地点へ到達しなければ現代へ戻れません。
アゲハは「助けてよ…」と言葉を残し、失踪した幼馴染・雨宮桜子を探すため、同じく漂着した仲間たちと合流するが、現実を受け入れられない者は次々脱落していきます。
PSYREN読み返して思ったけど最初から最後まで夜科アゲハ×雨宮桜子の進展が描かれているから、アニメ化で凝縮したら恋愛ドラマとしても楽しめるんじゃねぇかな…#PSYREN#AJ2025#アニラン2025 pic.twitter.com/FPITDcqTCB
— 雷電燕 (@btgfsu) January 15, 2025
サイレンで生き残る鍵は、危機下で覚醒する超能力“PSI(サイ)。
アゲハは戦う覚悟を固め、桜子の師匠である八雲祭(やくも まつり)に鍛えられ、自身のPSI能力「暴王の月(メルゼズ・ドア)」を覚醒させます。
!?
PSYRENアニメ化ってマジ!?
ジャンプの中でもかなり好きな作品だったから嬉しい😭
「暴王の月(メルゼズ・ドア)」とかいう全中高生に刺さる素敵ワード技が忘れられない🤤
アゲハも「いざとなったら躊躇わず殺す」系で、ジャンプとしては珍しいタイプの主人公だったな🤔 pic.twitter.com/lBi57a3PRw— ほんまぐろ (@Honma_Toro) December 11, 2025
そしてサイレン世界が滅んだ理由と、このゲームを主催する“ネメシスQ”の意図を追い始めます。
エルモア・ウッドとW.I.S.Eの影
サイレン世界でアゲハたちは、未来側で抵抗勢力として活動する子ども部隊“エルモア・ウッド”と接点を持ちます。
彼らはPSIを鍛え上げ、禁人種や人類を破滅へ導く組織“W.I.S.E(ワイズ)”と戦っていました。
現代と未来を往復するたび、現代側でも情報収集と対策が進む一方、サイレンの存在を外へ漏らそうとするとネメシスQが“抹殺”で口封じするため、真相は都市伝説のまま閉ざされてしまいます。
アゲハは仲間を守るためPSIの訓練を重ね、エルモア側の戦力・ルート(拠点)・敵幹部(星将)など、戦争の輪郭を知っていきます。
ゲームは単なる生存イベントではなく、「世界崩壊の犯人と手段を突き止める」ための選別装置だと理解し始めます。
“世界が壊れる日”へ、過去改変の連鎖
手掛かりは“グリゴリ”と呼ばれる国家機密級の研究計画へ繋がっていきます。
そこではPSIの資質を持つ孤児らが実験体として管理され、やがて実験体06号のちの天戯弥勒(アマギ ミロク)の脱走で計画が壊滅。
4.天戯弥勒
「PSYREN -サイレン-」に登場超能力を持っていた事で幼少期から実験体にされていた。
ある時研究員を騙し、施設を破壊して逃走。
サイキッカーの世界を創るための組織を水面下で設立。
未来の世界では世界を崩壊させていた。行動が大好き。特に世界を滅ぼす所。 pic.twitter.com/lAUwA9u00D
— 神切優羽👼⚔️ (@yu_kamikiri) May 27, 2022
そして彼が未来でW.I.S.Eを創設した可能性が浮上します。
アゲハ側は現代で資料や遺物を追い、未来崩壊の決定点“宣戦の儀”の存在を知りますが、サイレンへの介入が進むほど現代の歴史が改変され、儀式の内容や加害者すら揺らいでいきます。
さらに、弥勒の過去を辿る“はるかぜ学園”など、人物と計画の接点も見え始めます。
つまり彼らは、未来を観測しているのではなく「未来を変えながら進んでいる」。取り返しのつかない破局を避けるため、アゲハは“起点”へ向かう決意を固め、W.I.S.Eとの全面衝突が目前まで迫ります。
『サイレン』最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画アニメ】アゲハその後の最後はどうなった?
星将戦、イルミナの代償
未来の世界線にて戦いはW.I.S.E幹部“星将”との正面衝突へ。
彼らは“イルミナ”と呼ばれる技術(改造)でPSIを増幅し、肉体の在り方すら変えていましたが、その代償は拒絶反応と“禁人種化”という破滅的リスクでした。
俺の青春を彩った漫画がアニメ化するかもやて!?
W.I.S.E第五星将ドルキ様が動くんか!??#PSYREN pic.twitter.com/MamcdI1mXG
— クロヌイネコ🐈🍰@今年も生ききる🐱 (@kuronuineko) December 11, 2025
アゲハたちは星将との連戦で能力と覚悟を鍛え、雨宮は記憶喪失と別人格“アビス”の問題を抱えながらも、己と向き合い戦力として覚醒していきます。
現代での調査線も進み、サイレンを生んだ“ネメシスQ”の背後に、グリゴリの実験体がいることが濃厚になります。
敵は単純な悪の組織ではありません。人為的な研究と未来の破局が絡み合い、「誰が世界を壊したのか」の問いは、より巨大な“何か”へ接続されていきます。
ネメシスQの主と、弥勒の真意
ついに明かされる、ネメシスQの“主”。
それはグリゴリ実験体07号であり、弥勒(06号)の双子の姉にあたる存在でした。
彼女は“世界を救う”ためではなく、「世界崩壊の原因を知りたい」という執念で、代行者としてネメシスQを作り、サイレンドリフトを選別し続けてきました。
自身は生身ではタイムスリップに耐えられないため、PSIプログラムとしてのネメシスQを用意しました。
弥勒は弥勒で、W.I.S.Eを率いながら“転生の日”と呼ばれる破局へ向け、膨大な生命エネルギーを集めていましたが、その狙いは単なる破壊では説明がつかない段階に入っていきます。
アゲハたちは敵を倒すだけでは終わらない“宇宙規模の真相”へ踏み込み、最終決戦へ条件が揃っていきます。
ウロボロス決戦、そして“繋がる世界”へ
破局の正体は、隕石(ウロボロス)そのもの以上の存在「星を喰う者(クァト・ネヴァス)」へ到達します。
・地球外の生命による侵攻
・謎の膜が地球を覆っている
・地球での協力者(クリプターとWISE)に力(大令呪とイルミナ)を与えているこれは「星を喰う者(クァト ネヴァス)」?(暴論)
ちなみにPSYRENでの未来世界も同じ2018年だったりする。 pic.twitter.com/w8mBR0OHHS
— 江田島 平七 (@jum_sai) December 5, 2018
弥勒が集めていた生命エネルギーやイルミナは、最終的にその“捕食”へ利用される構図でした。
だがアゲハたちは未来改変の連鎖と、仲間が積み上げてきた選択を武器に、世界が喰われる結末へ抗っていきます。
最終局面、星を喰う者(クァト・ネヴァス)を破壊するために“グラナが命を懸ける”形で決着がつけられ、未来に光が戻ります。
戦いの代償も大きく、アゲハはPSIの酷使で昏睡(植物状態)に陥りますが、桜子の献身的な看護と仲間たちの呼びかけによりアゲハは再起します。
最後はアゲハと雨宮によってリゴリ07号が幽閉先の研究機関から救出されました。