プリンシパル全巻無料で読む方法紹介!漫画アプリでタダ?小瀧望と黒島結菜がW主演で映画化作品!

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悩んでいる人
『プリンシパル』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。

 

違法手段ではないので、安心してください。 

『プリンシパル』は漫画アプリ『マンガMee』で全巻無料で読める?

いきなり、結論です。

 

『プリンシパル』はこちらの集英社が運営する漫画アプリマンガMeeにて全巻無料読むことができます。

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『マンガMee』では、『プリンシパル』第1巻から最終巻までを惜しげもなく無料で公開してくれています。

 

安心安全に、そしてタダで『プリンシパル』を最終巻まで読みたい方は『マンガMee』を使う方法が最もお得です。

 

『マンガMee』は、集英社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

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また他にも『マンガMee』では、以下のようなメディア化された有名マンガをタダで楽しむことができます。

  • この音とまれ!
  • ヒロイン失格
  • ハニーレモンソーダ
  • 美食探偵 明智五郎
  • ダメな私に恋してください
  • 雛鳥のワルツ
  • 虹色デイズ
  • 高校デビュー
  • 俺物語
  • 青空エール
  • 素敵な彼氏
  • ごくせん
  • アシガール
  • 椿町ロンリープラネット
  • NANA
  • センセイ君主
  • シュガーズ
  • 僕に花のメランコリー
  • ひるなかの流星
  • メイちゃんの執事
  • 初×婚(ういこん)
  • ハル×キヨ

などなど…

 

半端ない量の有名マンガを随時、無料配信してくれるので、マンガ好きの私は、とても重宝しているアプリです!

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また漫画アプリに関して言うと、小学館が運営する漫画アプリマンガワンや集英社が運営するヤンジャンも特にオススメです。

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『マンガワン』で無料で読める主な作品一覧
  • 闇金ウシジマくん
  • 土竜の唄
  • プロミスシンデレラ
  • アイアムアヒーロー
  • ケンガンアシュラ
  • ケンガンオメガ
  • 今際の国のアリス
  • アフロ田中
  • 薬屋のひとりごと
  • からかい上手の(元)高木さん
  • ダンベル何キロ持てる?
  • めぞん一刻
  • 青のオーケストラ
  • おやすみプンプン
  • 灼熱カバディ
  • 送球ボーイズ
  • 出会って5秒でバトル
  • チ。地球の運動について
  • モブサイコ100

などなど…

 

『ヤンジャン』で無料で読める主な作品一覧
  • 東京グール:re(東京喰種:re)
  • キングダム
  • GANTZ
  • BUNGOーブンゴー
  • DINER ダイナー
  • 高校鉄拳伝タフ
  • TOUGH-タフー
  • かぐや様は告らせたい
  • テラフォーマーズ
  • リクドウ
  • 久保さんは僕を許さない
  • TIEMPO-ティエンポー
  • 干物妹!うまるちゃん
  • サラリーマン金太郎
  • 息子がかわいくて仕方がない魔族の母親
  • 群青戦記
  • 元ヤン
  • ハチワンダイバー
  • ウマ娘-シンデレラグレイ-
  • LIAR GAME
  • 地獄先生ぬ~べ~
  • ゴールデンカムイ
  • 推しの子
  • 九龍ジェネリックロマンス
  • ジョジョの奇妙な冒険
  • 少年のアビス
  • 明日ちゃんのセーラー服
  • シャドーハウス
  • ラジエーションハウス

などなど…

 

「無料でマンガを楽しみたい!」という方は、ぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか?

 

もちろん、ダウンロードする際もお金はかかりません。

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こちらの記事では、特にオススメする漫画アプリを厳選してランキング形式でご紹介しています「無料で多くの有名漫画を読みたい」と思っている方はぜひ一読してみてください。

完全無料!おすすめ漫画アプリをランキング形式で紹介!【お金がかからない読み放題のマンガアプリ!知らなきゃ大損!】

 

次に『マンガMee』の使い方(システム)を簡単にご説明します。

 

『マンガMee』の基本的な使い方

『マンガMee』では、アプリ内アイテムであるチケットボーナスコインを使用して読むことになります。

 

簡潔に言うと、『チケット』『ポイント』などを使って1作品、1日に最大5話まで無料で読むことが可能です。

 

『プリンシパル』も1日に最大5話まで読み進められます。

 

ここでは『マンガMee』で使うアプリ内アイテムチケット』『ポイントのそれぞれの使い方を簡単に説明します。

『マンガMee』のチケットとは?

チケットはチケットアイコン(↓ピンク色の線で囲んである)が表示されている話に使うことが出来ます。

各作品ごと1日1枚使用することができ、チケット使用後23時間で、新たなチケットが配布され各作品をまた1話無料で読むことが出来るというシステムです。

つまり、ほとんどの作品を1日1話無料で読むことのできるシステムがこの『チケット』なのです

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『マンガMee』のボーナスコインとは?

『ボーナスコイン』は毎日、5~15秒程度の広告動画を視聴することで30ボーナスコイン(作品1話分に値する)を取得することが出来ます

 

マンガMeeに掲載されている作品は、すべてこの『ポイント』の対象です。(※ポイントを使って読むことができるという意味)

 

↓『マンガMee』アプリを起動すると「短い動画を見て30ボーナスコインをGET!」と書かれた以下の画面が表示されます。

「動画を見る」ボタンをタップし、短い広告動画を視聴することで、マンガ1話分を読むために必要な30ボーナスコインを獲得することができます。

 

1日1回必ずこのシステムが使えるので、活用しましょう。(※広告動画をしっかり見る必要はありません。適当に流しておくだけでOK!)

 

また、今なら『マンガMee』を新規ダウンロードした際の特典として500ボーナスコインが手に入ります!

1話につき、30ボーナスコインを消費するので、500ボーナスコインは、約16話分に値します。

 

単行本にすると1~2冊分です。

 

このお得な特典をゲットできる今のうちに『マンガMee』をダウンロードしてしまいましょう!

アプリのダウンロードは、もちろん無料です。安心してください。

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『チケット』『ボーナスコイン』以外で1日3話分の漫画を読む

『チケット』『ボーナスコイン』以外に1日3話分の漫画を無料で読める仕組みがあります

 

その仕組みがこれ、

 

見たいエピソードの漫画のページへ飛ぶと、「動画を見て無料で読む 残り3回」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで1話分のエピソードを新たに無料で読むことが可能となります。

3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。

 

ここまでのまとめ
  • チケットを使い1日1話無料で漫画を読む
  • 短い広告動画を見て毎日30ボーナスコインを獲得し1話分の漫画を無料で読む
  • 短い広告動画を毎日最大3本見て、3話分の漫画を無料で読む

以上の事から『マンガMee』は、1つの作品において、1日に最大で5話分のエピソードを無料で読むことができるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります。

 

遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/

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『プリンシパル』の読者の反応や評価は?

『プリンシパル』は面白い?見どころ紹介!

見どころ①等身大の主人公 糸真

本作品のタイトル『プリンシパル』とは、バレエ用語で『主役』を意味する言葉です。

 

しかし、そんなタイトルに反して主人公の糸真は主役とは程遠い描かれ方をされています。

 

転校早々にクラスメイトの和央に恋におちてしまった糸真。

 

親同士の再婚により、そんな彼と姉弟の関係となってしまいます。

 

一つ屋根で意中の彼との家族生活。

 

ここから糸真の胸キュン恋物語が始まるんだな、•••そんな王道の展開が予想させますが、そうはならないのがこの作品です。

 

糸真の恋心は、その後間もなく挫折します。

 

和央には一途に想い続けている女性の存在がいたのです。

 

ここから逆境を乗りこえて和央と結ばれていくまでの物語か•••と、思いきやそんな王道の展開からも、外れていきます。

 

『主役』になりきれない糸真は、等身大の主人公。

 

時には恋にもがき、時には友人と衝突し、時には背伸びに失敗したり、時には自分の居場所を見失ったり。

 

さまざまな経験をしながら一歩ずつ成長していきます。

 

そんな彼女に降りかかるエピソードの一つ一つにリアリティがあるため、読者に共感を与えるのです。

 

この共鳴感こそが糸真の最大の魅力です。

 

読者によってはほろ苦い青春時代を思い出し、胸が痛くなる一幕に出会うかもしれません。

 

しかし不器用だけど前向きで、自分のことより相手のことを考える、そんな糸真のひたむきさを見ていると、応援せずにはいられません。

 

彼女の高校3年間を描く本作品。

 

もちろん、タイトルの伏線回収も忘れてはいませんので安心してください。

 

最終巻ではこれまでの伏線が見事につながり、読了後には清々しい気持ちにさせてくれます。

見どころ②和央と弦の気になる関係

本作品に登場する2大王子、和央と弦。

 

病弱で物腰の柔らかいマイルド系の和央と、毒舌俺様系の弦。

 

この2人はいつも一緒です。

 

その絆の強さは、男と男の友情だけでは説明のつかない『何か』の存在を感じます。

 

体調を崩しがちな和央のことを、弦は常に気にかけていました。

 

和央のどんなささいな体調の変化も、弦は見逃しません。

 

この2人の相関は一見するとBL的展開をにおわせますが、ここでもそんな王道を惜しげもなく、くつがえします。

 

弦は幼い頃の和央を女の子と思い込み、恋をしていました。

 

これが弦の初めての恋でもあり、失恋でもあるのです。

 

この件は弦の中でトラウマという形でしこりが残り続けます。

 

高校生になった今でも、和央を守ることで、弦は潜在的に自分の心を守っていたのでした。

 

和央と糸真の親同士の再婚をきっかけに、和央と弦の関係も少しずつ変化していきます。

 

ある日、和央に拒絶され、今までのことを全否定されたと思い込み、弦は激しく傷付きます。

 

彼はガラにもなく糸真に「これからどうしてっていいか わからない」そう弱音をこぼしました。

 

そんな彼を救ったのはなんとも糸真らしいゲキでした。

 

「どーしてっていーのかって 好きにすりゃいーじゃん 誰があんたに何かを禁止したのさ なんだって好きにしろや!女!!とかね!!」

 

これを機にゆっくり、少しずつ芽生え出す弦の自立心。

 

彼の心の成長も、本作品の見どころの一つです。

見どころ③あなたは糸真派?晴歌派?

表では糸真と良い友人関係を演じつつ、裏では糸真をハブるために画策していた晴歌。

 

晴歌がこれまでハブってきた理由、それは嫉妬心によるものでした。

 

弦にひそかに想いをよせていた晴歌は、弦に近付こうとする相手が気に入らなかったのでした。

 

こんな典型的な悪キャラ感をかもしだす晴歌ですが、糸真との和解後はその様相が一変します。

 

それまでの猫かぶりをやめ、いつもニコニコしている晴歌から、言いたいことはあけすけなく言う喜怒哀楽の表情が豊かな晴歌に変わったのです。

 

かつての学校では言葉が災いして友達と疎遠になってしまった糸真にとって、本音を言い合える晴歌の存在が嬉しかったと思います。

 

糸真と和央が姉弟関係になったことで孤独感を感じていた弦の心の隙間に入ろうと晴歌が猛アタックを続けた結果、弦と晴歌は付き合うことになりました。

 

晴歌は恋に対して、努力を惜しまない子。

 

弦をデートに誘い、弦のために弁当を作り、少しでも弦に興味を持ってもらうため晴歌はとにかく尽くします。

 

キスをしたのも彼女からでした。

 

それでも弦は変わらない。

 

弦の心の隙間に自分は入りこめない。

 

そう確信した彼女は、弦からの別れの申し出に笑顔で応えるのでした。

 

晴歌、めっちゃいい子やん!

 

そう思いませんか?

 

糸真も魅力的なヒロインですが、晴歌も負けず劣らずの魅力を十分持ち合わせています。

 

あなたは糸真派ですか?それとも晴歌派ですか?

見どころ④とぼけた顔してMVP?すみれは影の立役者

すみれは和央が飼っている犬で、性別はメス。

 

犬種はラブラドールレトリバー。

 

弓が離婚する際、嫁ぎ先から引き取ってきました。

 

動物嫌いな母親の猛反対をうけ、すみれは和央の家で飼われることになりました。

 

とぼけた表情や愛嬌ある仕草はの彼女は、間違いなく本作品のマスコット•••いや、MVPではないでしょうか。

 

すみれがきっかけでさまざまなドラマが始まりました、

 

糸真と和央が自然に距離を縮められたのはすみれのおかげ。

 

糸真と父と和央の母の話題のきっかけも、すみれでした。

 

和央と弓を自然につなぎとめていたのも、すみれです。

 

それぞれの物語が進み出した後半には、その出番も影をひそめてしまいましたが、物語の随所に差し込まれるすみれの平和な一コマを見ると、ほんわかとした温かい気分にさせてくれます。

 

ぜひ、あなただけのお気に入りのすみれを見つけてください。

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『プリンシパル』登場人物紹介!

住友糸真(すみとも しま)

本作品の主人公。

 

高校一年の15歳。

 

母親が3度も結婚離婚を繰り返す…そんな複雑な家庭環境で育った彼女は、学校でも友達にハブられ引きこもるようになりました。

 

そんな心の傷を埋めるべく、糸真は実父を頼って北海道札幌市に引っ越します。

 

やがて近所に住む、クラスメートの桜井和央と舘林弦と意気投合しました。

 

特に和央に対して恋心を抱く糸真でしたが、彼女の父と和央の母が再婚してしまい、和央と姉弟の関係になりました。

 

和央と弦と仲良くなったことでクラスの女子の反感をかった糸真は、ここでもハブにされてしまいます。

 

前の学校ではこれで心が折れてしまった糸真でしたが、今回は戦う決心をしました。

 

騒動の首謀者である晴歌に、糸真は真正面に気持ちをぶつけます。

 

春歌とたびたび衝突しましたが、結果的に和解することができた糸真。

 

以後、糸真と晴歌は戦友のような関係になります。

 

糸真は過去のトラウマから臆病な一面がありますが、真っすぐな気持ちの持ち主です。

 

考えるよりも、先に体が動いて空回りしてしまう。

 

そんな彼女のひたむきさを見ていると、ついつい応援したくなります。

桜井和央(さくらい わお)

幼い頃から虚弱体質な和央は、糸真の近所に住んでいるクラスメイトです。

 

柔らかい物腰と甘いマスクで学校内でもファンが多く、糸真の心もさらっていきます。

 

糸真と和央の親同士が再婚したことで、糸真とは姉弟の関係となり一つ屋根の下で暮らすことになりました。

 

和央は病弱な身体とは裏腹に、まっすぐ一本の芯が通った強い意志の持ち主です。

 

持ち前の強さは恋心にも現れています。

 

和央は、弦の姉 弓に幼い頃から恋心を抱いていました。

 

弓が母のススメで見合いをし結婚した以降も、その想いを曲げることなく高校生となった今でも継続中なのです。

 

和央と弓の関係は次第に急接近していきますが、2人は生徒と教え子の関係。

 

いつまでも隠し通せるわけもなく、ある日とうとう学校にばれてしまいます。

 

和央と弓の禁断の恋の行方も本作品の見どころです。

舘林弦

弦は、和央の10年来の親友です。

 

和央のことを女の子だと思って接していた弦。

 

ある日和央が男の子だと知り、ショックで引きこもってしまった過去があります。

 

悲しみのあまり号泣する和央を落ち着かせるため、弦は「おれとおまえは いっしょうともだちだ」そう約束します。

 

以来、この誓いをずっと守り続けていました。

 

弦は和央を守ることが、自分の存在意義と感じています。

 

和央と糸真の親同士の再婚、弓との恋に踏み出す和央。

 

和央をとりまく環境の変化に、弦は次第に一歩引く形で見守るようになりました。

 

和央のささいな体調の変化も見逃さない弦ですが、それ以外のことにはまるで無関心です。

 

国重晴歌と付き合ったときも、彼女の熱烈なアプローチに興味が持てずにすぐに別れてしまいます。

 

弦の無関心は、女心だけにとどまらず自分自身にもむけられていました。

 

やがて芽生えた糸真に対する恋心に、弦自身も気付かぬまま月日は流れ卒業の春を迎えます。

国重晴歌(くにしげ はるか)

糸真に最初にできた友達です。

 

人当たりの良い、気さくな性格な印象の彼女。

 

糸真といい友人関係を演じつつ、裏では糸真に嫉妬し、彼女を孤立させるなど画策していました。

 

彼女は弦に好意を持っており、弦に近づこうとした女子生徒に対してイジメを扇動し、登校拒否に追いやった過去があったのです。

 

そんな晴歌でしたが、弦と付き合うようになってからは、彼女自分がイジメの対象になります。

 

自分が標的となったことでこれまでのことを反省した晴歌は、糸真に心からの謝罪をしました。

 

糸真はそれを受け入れ、2人は親友になります。

 

その後、弦と破局した晴歌は、糸真も弦が好きだった事実を知ります。

 

その件で糸真と衝突しますが、やがて本音をぶつけ合える戦友のような関係に変わって行きました。

舘林弓

弦の10歳上の姉。

 

糸真たちの通う高校の音楽教師をしています。

 

一見モブキャラの印象を受ける彼女は、まさかの本作品のキーパーソン。

 

母のすすめでお見合いをするも、旦那に浮気されたことで離婚し出戻って来た弓。

 

彼女は幼少時代から和央を可愛がっており、時には姉のように、時には母のように接してきました。

 

和央の想いに気付いていた弓。

 

彼女もまた和央に対して特別な感情を抱いていたのです。

 

当初はそれを決して、表に出すことはしませんでした。

 

ある日、母親の用意した見合いの場に和央が乱入したことで、弓の心はかき乱されてしまいます。

 

この件以降、弓は母親に気をつかうことを辞め、自分の気持ちに正直になる決意をしました。

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『プリンシパル』序盤ネタバレ紹介!

Episode 1

舞台は北海道。

 

住友糸真(すみとも しま)が、10年ぶりに再会した父親に引きとられたところから物語が始まります。

 

それまでの東京暮らしから、自然あふれる北海道での新しい生活。

 

新天地での暮らしですが、糸真の内心は暗い影をひそめていました。

 

その理由は、糸真の家庭環境にあります。

 

彼女の母は、結婚離婚を繰り返し、いまやバツ3に。

 

最後の継父となじめなくなったことがきっかけで、糸真は学校生活も溶けこめなくなったのです。

 

事情を知った実父に引き取られ、糸真は北海道に引っ越すことになりました。

 

札恵高校。

 

それが糸真の転校先です。

 

不安いっぱいの糸真でしたが、順調に友達ができました。

 

国重晴歌(くにしげ はるか)。

 

クラスの雰囲気にとまどう糸真に話しかけてきた彼女は、転校後に糸真にできた最初の友達です。

 

さらに糸真には、仲良くなった2人の男子生徒の存在もいました。

 

1人は転校初日のあいさつ早々に糸真に絡んできた、舘林弦(たてばやし げん)。

 

そしてもう1人は桜井和央(さくらい わお)。

 

和央は、糸真の家にたびたび遊びにくる迷い犬 すみれの飼い主です。

 

虚弱体質気味で学校を休みがちな和央との最初の出会いは、すみれを迎えに来た和央が糸真の家を訪れたことがきっかけでした。

 

家が近所、さらにすみれをきっかけに彼らとの距離を縮め、すぐにうちとける糸真でしたが、やがて晴歌たちから不穏な噂を聞かされます。 

 

それは、弦と和央には学校内でもファンが多いこと。

 

実際に2人に近づこうとした子が、女子全員を敵に回し無視されて、登校拒否となっている•••という事実でした。

 

前の学校でも人間関係のトラウマを抱えていた糸真は、ゴタゴタに巻き込まれることはゴメンだと、2人から距離をとることを選択します。

 

しかし、そんな決心も束の間、またまた迷い犬すみれをきっかけに弦と和央に再接近することに。

 

そんな様子をクラスメイトに目撃された糸真は、かつてのトラウマが蘇り「ハブ決定」とうろたえ、激しく動揺しました。

 

しかし、弦と和央と話をしているうちにこんな悩みをバカらしく感じるようになりました。

 

糸真はハブにされることをおそれ、2人を避けていたことを謝罪します。

 

その後の会話の流れは糸真の恋愛の話に。

 

「東京で好きな人いなかったの?」

 

そう問われ「女子校だったし」と答える糸真。

 

好きな男の子なんていなかったなぁ•••そんなことをぼんやりと考えていたその時です。

 

あれ?

 

改めて恋愛を意識した糸真。

 

糸真の目には和央と弦が、キラキラと輝いて見えたのです。

 

あれれれれれ?

 

落ちる•••••••••••••••!!

 

こうして糸真は、恋に落ちてしまいました。

 

場面は翌日に変わります。

 

晴歌が登校中に友達と合流しました。

 

そこで晴歌は、昨日糸真が和央の家で弦と3人でいたことを知らされます。

 

それを聞いた晴歌の表情は穏やかでしたが、心の内は読み取れません。

Epsode 2

日曜日、糸真は和央の家に来ていました。

 

糸真の家に遊びにきた、すみれを返しにきたのです。

 

2人がすみれの話で盛り上がっていると、弦もやって来ました。

 

その後3人でたわいもないやりとりをしていましたが、買い物の途中だった糸真は2人と別れます。

 

しかし、なぜか弦も糸真の後をついてきました。

 

弦はすみれのご飯を買うために、スーパーに用事がありました。

 

もともとすみれは、弦の姉が飼っていた犬だったのです。

 

嫁ぎ先で飼っていたものの、離婚して実家に出戻ることになった姉。

 

弦の母親が動物嫌いである手前、和央が引き取ることになったのでした。

 

場面は翌日に変わります。

 

糸真は、学校帰りに晴歌たちと買い物に出かけていました。

 

道中、糸真は彼女達から和央の家庭の事情について聞かされます。

 

和央の家は母子家庭で、母親が夜までパートで働いていること。

 

和央が虚弱体質で、昔大きな手術をしたこと。

 

その時の借金が残っていることなど聞かされました。

 

そんな中、晴歌からは「和央に色々協力してあげてほしい」とお願いされます。

 

協力って何をすればいいの?

 

戸惑う糸真はその日の夜、父と買い物に出かけました。

 

向かう先はTKストア。

 

そこは和央の母親がパートで働いているスーパーです。

 

買い物を済ませると、レジの担当が和央の母親であったことを話したりしつつ、帰路につきます。

 

帰宅後、差し入れの準備を整えた糸真は、和央の家を訪問します。

 

しかし、和央は糸真からの差し入れを受け取ることはありませんでした。

 

「君んちでいらないものは僕んちでもいらない」

 

それだけ言って、家の中に入ってしまった和央。

 

和央に拒絶された糸真は、ただ呆然とします。

 

そんなところを通りすがりの弦に見られたことが引き金となって、糸真は涙が止まらなくなりました。

 

糸真と弦は近所の公園に移動します。

 

配慮が足りなかったことや、人の気持ちを思いやれなかったことなど、糸真は自分の至らなかったことについてぶつぶつ言っています。

 

「•••弦はすごいね。なんだかわかんないけど、すごいね」

 

「お前、俺らの歴史をなめんなよ」

 

弦の言う通り、彼らの間には長年培ってきた絆があるのでしょう。

 

弦の真似をして和央の力になろうとしたことを、糸真は強く後悔しました。  

 

しばらくすると弦は糸真に、和央のことが好きなのか問いかけます。

 

「だって気になってしょうがないんだもの」

 

そう言いかけた糸真を制止し、

 

「はい残念でしたー 和央はだれも好きになりません」

 

ぴしゃりそれだけ言うと立ち去ってしまった弦は、呆然とする糸真を置いて帰ろうとします。

 

「あ ここらへん痴漢出るから」

 

そんな弦の言葉に我にかえった糸真は、全速力で家に帰ったのでした。

 

場面は翌日に変わります。

 

それまでは糸真を誘って登校していた和央でしたが、この日は別々に登校しました。

 

先に学校に着いた和央は、女教師と談笑していました。

 

彼女は弦の姉で、名前を弓といいます。

 

弓は糸真たちの通う学校の音楽教師をしていました。

 

和央にとって弦の姉は、昔からの顔なじみで先生という立場以上の存在でした。

 

「そのうちすみれに会いに行くね」弓はそう言うと立ち去りました。

 

糸真と和央が顔を合わせたのは、その後すぐのことです。

 

「お•••はよう。和央」

 

ぎこちなく挨拶する糸真。

 

和央もどこか気まずい表情をしていました。

Episode 3

昨日のことを謝ろうとするけれど、上手く言葉が出てこない糸真。

 

それでも言葉を振り絞ろうとする糸真をさえぎり、和央の方から謝ってきました。

 

和央は和央なりに、昨夜の糸真に対する態度を恥ずかしく思っていました。

 

そんな気持ちのせいで今朝、糸真を誘って登校出来なかったことも含めて、和音自身が嫌悪感を感じていたのです。

 

すれ違いはあったものの、結果的に糸真は和央と仲直りできました。

 

そんな充実感も束の間、糸真に事件が起きます。

 

体育の授業直前、糸真はトイレで二人組の女子生徒に声をかけられたのです。

 

あいつら(和央と弦)と仲が良いんだって?そう詰め寄られた糸真は、例のハブ騒動を思い出して身の恐怖を感じました。

 

そんな糸真の気持ちとは裏腹に、彼女たちは糸真に意外な話をします。

 

彼女たちには、もう1人友達がいました。

 

その友達は、和音と弦のことが好きになり近づこうと色々動いていました。

 

しかし彼女は気付けば女子全員にハブられ、しまいには学校に来れなくなってしまったのです。

 

糸真が以前晴歌から聞いた不穏な噂の出どころは、彼女たちの友達のことだったのです。

 

彼女たちはさらに続けます。

 

晴歌がハブ騒動の主導者であること。

 

和央と弦は、そんな状況を知っているはずなのに静観を続けていることを、糸真に話しました。

 

彼女らは、糸真が「晴歌に騙されているかもしれない」と忠告しに来たのでした。

 

しかし友達のことを悪く言われた糸真は、黙っていられませんでした。

 

「友達が無視された時、あんたたちは力になれてたの?」

 

思わぬ糸真の反撃に、何も言い返せなくなった彼女たち。

 

「これ以上わたしの友達のことを悪く言わないで!」

 

糸真はそう言うとトイレから出ていきました。

 

体育館にやってきた糸真を晴歌が出迎えてくれます。

 

「なにかあった?」

 

晴歌は、糸真の様子がおかしいことを察して声をかけました。

 

しかし糸真は、晴歌の問いかけに首を横にふります。

 

晴歌はそれ以上糸真を詮索しません。

 

ただ、「なんでも言ってよ」優しくそう言うと、糸真の手をぎゅっと握ったのでした。

 

この日、和央は学校を早退しました。

 

朝から和央の顔色が悪かったことを、糸真は思い出します。

 

帰宅途中、糸真は和音のお見舞いに行きました。

 

先客に弦がいました。

 

和央の顔を見て安心した糸真は、和央がゆっくり休めるように早々に帰ります。

 

帰り道は弦と一緒でした。

 

「弦、教えてもらいたいことがあるんだけど•••」

 

糸真は弦に色々と聞きたいことがあったのですが、いざとなったら言葉がまとまりません。

 

ハブ騒動で学校に来られなくなった女の子のことや、晴歌のこと。

 

和央の家の借金についてや、弦のこと。

 

そして2人の歴史について。

 

上手く言葉に出来なくてしどろもどろの糸真は、結局何一つ聞けず、解散したのでした。

 

場面はその日の夜、糸真の自宅に変わります。

 

糸真は父の様子に違和感を感じていました。

 

髭を剃り、髪を整え少しこざっぱりした父は、しきりにすみれの様子を気にかけてきます。

 

「そんなにすみれが好きなの?」そんな糸真の問いかけに、無言で顔を赤らめる父。

 

そんな微妙な反応を見せる父への扱いに困りましたが、思えば糸真は父がどんな人間であるのかよく知りませんでした。

 

明日電話で母に聞いてみよう。

 

糸真はそう思いました。

Epsode 4

糸真は東京の母親に電話を掛けようとしますが、なかなか勇気が出ませんでした。

 

気分転換に外に出ると、すみれの散歩に出かける和央と弦の姿を見かけました。

 

糸真はすぐさま後を追いかけます。

 

追い付いた糸真はもう1人の存在に気付きました。

 

それは、弓でした。

 

糸真も弓と面識はありましたが、学校では多少会話をした程度です。

 

学校での印象とは違い、弓はおしゃべり好きな性格の持ち主でした。

 

ここで糸真は、弓から2人の出会いと歴史について聞くことができました。

 

弦と和央の幼少時代。

 

弦の家の隣に越してきた和央は、すぐに弦と意気投合し友達となりました。

 

お互いの家に行きあったりするほど、仲良しの関係になったのです。

 

しかし、弦はある日を境に和央と遊ばなくなりました。

 

原因は失恋。

 

弦はそれまでずっと、和央のことを女の子だと思っていました。

 

しかし、和央が男の子だと知ったショックから和央を避けてしまったのです。

 

弦に避けられた和央は、涙が止まりませんでした。

 

「でもわおは げんにあいたいっ」

 

嗚咽混じりに弓に訴えます。

 

たまらず弦が閉じこもっていた部屋から飛び出してきました。

 

涙でくしゃくしゃになった顔の和央に向かって、叫びます。

 

「なくな!おとこだろ!(おとこかよ!)おれとおまえは いっしょうともだちだ!」

 

こうして和央と弦の歴史が始まったのでした•••。

 

その日の夜、糸真は勇気を出して母に電話をかけました。

 

長いコールの後に出た母は、開口一番心無い言葉を発して糸真を傷付けます。

 

呆れた糸真は、捨て台詞を吐いて電話を切ってしまいました。

 

結局父のことや友達が出来たことなど、話したかったことが一つもできなかった糸真は、そのままふて寝したのでした。

 

翌朝起床した糸真は、父からとんでもない告白を聞かされます。

 

突然、父が再婚を匂わせてきたのです。

 

しかも相手は和央の母親とのこと。

 

父が暴走を始めた!

 

慌てた糸真は急いで学校へ登校し、「父が迷惑をかけるかもしれない」と和央に謝罪しました。

 

意外にも、和央はある程度の事情を知っていました。

 

昨夜糸真の父がパート帰りの和央の母を送り届けているところを、偶然目撃したのです。

 

「母さんは嫌だったらちゃんと言う人だから大丈夫だよ」

 

和央はあっけらかんとしていました。

 

一方、弦はこの状況を面白がっています。

 

「あの2人結婚したら おまえらキョーダイ?」

 

弦の言葉を聞くと、糸真は頭が真っ白になるのでした。

 

その後は平静をつとめていた糸真は、今度は廊下で弓に出会います。

 

前日ですっかりうちとけた糸真は、その場で談笑しました。

 

そんな彼女たちの様子を面白くなさそうに見ている人物がいました。

 

晴歌です。

 

「なんでさぁー 糸真ばっかいい思いすると思うー?ずるくない?」

 

ここで1巻は終了です。

 

父の暴走という形で、彼らの歴史の一端に糸真も加わることになるのでしょうか?

 

歴史といえば最後にもう一つ。

 

幼い頃から可愛がってくれた弓に対して、和央は特別な感情を抱いていたのです。

 

「ゆみちゃんもだいすき!ほんとだよほんとにだいすき!」

 

こちらの歴史は今も継続中•••なのでしょうか?

 

一方で晴歌の不穏な様子も気になります。

 

彼女は本当にハブ騒動の首謀者なのでしょうか。

 

糸真の複雑になりそうな恋模様や人間関係など、今後の展開が気になります。

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