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『ランウェイで笑って』は漫画アプリ『マガポケ』で全巻無料で読める?
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『ランウェイで笑って』あらすじ紹介!
「ランウェイで笑って」はファッションをテーマに主に二人の人物の夢に向かう姿が描かれています。
ファッションデザイナーを目指す都村郁人(つむらいくと)、トップモデルを目指す藤戸千雪(ふじとちゆき)がそれぞれの境遇や困難に立ち向かい道を切り開いていく物語です。
母子家庭の長男で3人の妹がいる郁人はデザイナーを志すには、そこまで裕福な家庭ではありません。
一方の千雪は父親の藤戸研二(ふじとけんじ)がモデル事務所「ミルネージュ」の社長を務めているが、自身はモデルとしては致命的に身長が小さく度々辛い思いをします。
二人は同じ高校の同級生です。
ある日郁人のデザイナーへの夢を聞いた千雪は、かつて夢を否定された自分と彼を重ね合わせます。
そこで千雪は郁人に「わたしが魅力的に着れる服」を依頼します。
そして千雪は郁人のデザインした服を身に付け、何度も落ちたオーディションを通り契約を勝ち取ります。
スタートラインに立った二人はここから更なる困難が待ち受けています。
果たして二人は夢を叶えることが出来るのか。
目の前の目標が見えなくなったり、気持ちが落ち込んでしまった時に自分を奮い立たせてくれる、そんな物語です。
『ランウェイで笑って』は面白い?見どころ紹介!
先に結論、『ランウェイで笑って』は全巻読む価値アリに面白いです!
『ランウェイで笑って』の見どころを3つご紹介いたします!
見どころ① 色鮮やかで様々な個性のあるファッション
普段ファッションに興味がない方でも心を掴まされるデザインの洋服が魅力的です。
各キャラクターの個性に則ったデザインの服や、デザインのソースであるバックボーンなどがとても現代っぽく描かれています。
特に作中で、郁人のデザインしたデコレーションバックがコレクションに登場し認められていくまでの展開が見どころです。
見どころ② 郁人、千雪、心の恋の展開は?
郁人と千雪は同じ高校の同級生でクラスでの立ち位置も全く違うもの同士でした。
ある日手芸部での郁人の作品を千雪は目にし自分に似合う洋服を作ってもらいます。
それから郁人と千雪はお互いを鼓舞する存在へとなっていきます。
普段地味な郁人は人前を気にせず着替えをしたりする千雪にドキドキしたり、その一方で郁人の稀に見せる真剣な姿に千雪もドキドキしたりと目が離せません。
そこに郁人に対し、デザイナーの先輩として憧れを持つ心は密かに恋心を寄せています。
この3人の関係もヤキモキしながら見てほしいところであります!
見どころ③ 少しずつ夢へ向かっていく郁人のその先は?
郁人のデザイナーへの興味は家族に作ってあげた洋服からがスタートです。
学校の手芸部で密かにデザイナーへの憧れを持ちつつ、家庭の事情でその夢を諦めかけていたところ、千雪との出会いから一変します。
プロのデザイナーのもとでアルバイトできるようになり、芸華大の特待生となりファッションショーへの出演と着実に夢への階段を登っていきます。
綾野麻衣のもとでデザイナーとして就任し、コレクションでも話題を掻(か)っ攫(さら)っていきます。
その後郁人はどうなっていくのか、郁人の成長を是非最終巻まで追ってほしいです!
『ランウェイで笑って』wiki的登場人物解説!
『ランウェイで笑って』の主な登場人物を紹介します!
ネタバレも多少含みますので、ご注意ください!
都村 郁人
本作の主人公で一見地味な見た目のおかっぱ頭の少年。
母子家庭であり自分以外の家族が女性ばかりの環境で育ちます。
幼い頃から洋服作りをしていた郁人は高校卒業後の進路で、貧しい家庭のために進学するか、就職するかの人生の分岐点にいます。
そこで出会った同級生の藤戸千雪に彼女の着る洋服を依頼されたことをきっかけに郁人のデザイナーへの夢が切り開かれていきます。
金銭面での問題を抱えながらも郁人はファッションデザイナーの柳田(やなぎだ)と出会い一員として働き始めます。
そこで才能の片鱗を見せつけた郁人は、外部生として参加した芸華大のファッションショーでも非凡な才能を発揮します。
ここでの郁人の独創的な発想力は見どころでもあります。
本格的に自分の夢と向き合った郁人はそこから更なるステップアップのために「Aphro I dite」(アプロ アイ ディーテ)にインターンとして入社します。
そして「Aphro I dite」の数多くあるブランドラインの内の一つであるfigure(フィギュア)でパタンナーとしての才能を発揮していきます。
このあたりからの郁人の成長は見ていてとても気持ち良いですね。
ここで経験を積んだ郁人は別ラインのnovice(ノービス)でチーフデザイナーに抜擢されます。
その都度壁にぶつかる郁人は周囲の支えや千雪の影響もあり見事な成績や結果をのこしていきます。
ここでの経験をもとに会社を離れ、自らのブランド「EGAO」を立ち上げデザイナーとしてさらに成長していきます。
藤戸 千雪
「ハイパーモデル」になりパリコレへの夢を抱く本作のヒロイン。
才能あふれるルックスとスタイルを持ち合わせている一方、身長が小柄な158センチメートルというハンデも抱えています。
モデル事務所「ミルネージュ」の社長の娘でありながら身長の低さが原因で、オーディションや仕事の面で多くの壁にぶつかります。
男気のある負けん気で自ら状況を打破していき、時には自分の境遇と重なる郁人と影響を与え合います。
徐々にではありますがモデルとしてファッション誌やタレント活動など仕事をもらえるようになりますが、肝心のファッションショーではなかなか思うような結果は得られません。
それでも、いつか郁人の立ち上げたブランドの服を着るため、パリコレに出るために奮闘します。
長谷川 心(はせがわこころ)
普段は大人しい性格でありデザイナー志望であるが、恵まれたスタイルと雰囲気を兼ね備えていてモデルもこなす、芸華大の一年生。
芸華大では郁人の直向き(ひたむき)なファッションへの姿勢に感化されてモデルの道ではなく、本当にやりたかったデザイナーの道を志します。
モデルとして素晴らしい素質と才能を持つ一方で、デザイナーになりたい自分が存在し、葛藤し悩み辛い思いをすることも度々あります。
デザイナーとしては努力の人でもあり、芸華大のファッションショーでは千雪をモデルに起用し、見事にグランプリを受賞します。
柳田 一(やなぎだはじめ)
『HAZIME YANAGIDA』のデザイナーで、性格は口は悪いがファッションに人一倍野望を持っています。
自分のブランドに対しての強い姿勢で何人ものスタッフを辞めさせてきているが、デザイナーとしての実力は本物です。
自身のブランドのコレクションではスタッフが倒れたり、ランウェイで靴が壊れたりとハプニングも続きますがなんとかショーを成功に収めます。
しかし、展示会の成功があったにも関わらず、実際の売上が芳(かんば)しくなく『HAZIME YANAGIDA』を畳むことになります。
でもここで終わったりはしません。
次の手として柳田は自身のブランドの名を上げるために綾野麻衣の『Aphro I dete』(アプロアイディーテ)のデザイナーに就任します。
綾野 遠(あやのとお)
デザイナー綾野麻衣の孫で芸華大の歴代生徒のトップともいえる存在。
小さい頃からデザイナーである綾野麻衣の仕事を間近で学び、祖母を超えるためにデザイナーとして優秀な成績を打ち立てていきます。
まだ未熟な郁人に早い段階で目をつけ自身のブランドに誘ったりもします。
後に郁人とは良いライバル関係にもなり、幾度となく郁人の前に立ちはだかります。
国内外でも評価の高いデザイナーです。
藤戸 研二
藤戸千雪の父親で「ミルネージュ」の社長。
昔からトップモデルを目指す娘を一番に応援している親でもあり、モデル事務所の社長として一番に厳しい現実を娘に突き付けます。
娘への愛情から社長らしからぬ行動力で独自に大物へ営業をかけに行ったりして常に走り回っています。
綾野 麻衣(あやのまい)
日本屈指のファッションデザイナーで『Aphro I dite』のCEO。
ストリートチルドレンだった遠を養子に迎え後継者として育て上げた人物でもあります。
郁人の才能と実力を認め、『Aphro I dite』のnovice(ノービス)ラインのチーフデザイナーへと抜擢します。
トップデザイナーでありながら優しい一面も垣間見える人物です。
佐久間 美依(さくまみい)
noviceのチーフデザイナーではあるが、『Aphro I dite』のパトロンである父親のコネ入社という噂のせいであまり実力が認められていません。
本人自身も過去の失敗でデザイナーとしての自信を失っています。
そんな日々を過ごす中、郁人との接するうちにかつての情熱を取り戻していきます。
コミュニケーション能力と人脈作りに長けていて、そこから打開策が見つかったりもします。
柳田とは旧知の中でもあり、かつての仕事に対する情熱を取り戻した美依は自分の長所を生かした営業職に専念するようになります。
『ランウェイで笑って』アニメ化情報!
「ランウェイで笑って」は2017年に連載が始まり、2020年にアニメ化しました。
こちらでは郁人が後に進学する服飾芸華大学のファッションショーまでが放送されました。
このファッションショーには千雪もモデルとして出演しています。
アニメは1月から3月のワンクールでの放送だったので物語の最後まではまだ放映されていません。
今後続きのお話も楽しみですね。
原作と共におすすめではありますが、アニメならではの演出はとてもおすすめです。
『ランウェイで笑って』作者・猪ノ谷 言葉(いのや ことば)とは?
出身地は静岡県袋井市ですが、性別が非公開のようです。
かつては将来の夢が医者だったり、テスト中の暇つぶしが落書きだったりと面白い人物のようです。
ツイッターなどからの文面などでは一人称が「僕」ということもあり男性?かと思われてるようですが正確なところは分かりません。
経歴としてはマガジンを中心に描いていらっしゃるようで、過去には新人漫画賞も受賞されています。
「ランウェイで笑って」については、掲載誌が少年誌で少年漫画ということもあり、スポ根的な要素をファッションという分野に上手く落とし込んで成長過程を描いているようです。
少年マガジンでの掲載ということもあり、男性に人気のある漫画ではありますが人気が出るつれて女性からも多く支持を集めているのも猪ノ谷先生の特徴なのかもしれません。
2021年に連載が終わり、今はツイッターなどで活動の様子が分かるようです。
今後の作品にも期待が高まります。
『ランウェイで笑って』読者の評価や感想は?
ランウェイで笑ってめちゃくちゃ面白いな〜
— 🔥🐰💕の六 (@mononohu16roku) October 1, 2022
ランウェイで笑って最終巻まで見れた😌😌面白いんだヨッ…
— 茶樹エオン@10月1日崩壊3rd配信予定 (@tyajueon) October 1, 2022
ぬぬぬぬぬぬぬぬっ!?
ランウェイで笑って
読み終わったが…結末!結末!
想像してください!的な感じが気になる描写が…!!どっちなの!?
すげー面白い漫画だったなぁ。
— ゼベット=フェーデルン (@JXAT6lmVLfOotgf) September 30, 2022
今更ながらに「ランウェイで笑って」を読んでるけど面白い
— 成瀬 (@naruse59) September 30, 2022
ランウェイで笑って
っていう漫画がめっちゃ面白い— こーすけ (@kousukeyama) September 28, 2022
ランウェイで笑って
想像以上に面白いねモデルの業界って大変なのが分かる
— やじゅん (@Yajun_cp) September 28, 2022
『ランウェイで笑って』序盤ネタバレ紹介!
ここでは『』の序盤のあらすじを紹介します!
【第一着目】これは君の物語
『ランウェイで笑って』はファッションをテーマにした作品で2人の人物を中心に物語が進んでいきます。
高校3年の藤戸千雪(ふじとちゆき)はファッションショーでのトップモデルを夢見ています。
父親である藤戸研二(ふじとけんじ)はモデル事務所『ミルネージュ』を経営しており、小学4年で身長は158センチありルックス、スタイルも抜群なことから将来を期待されていました。
しかし、そんな千雪の身長はそこから高校3年になるまで1センチも伸びることはありませんでした。
当時からの性格は変わらず、学校での進路希望調査でも第一志望は『スーパーモデル』と書いてしまうほどポジティブで負けん気の強い性格です。
「夢は叶うものじゃなくて叶えるもの」
「気持ちが負けたら運も負ける」
モデルにとって重要な身長が伸びない千雪はリベンジマッチにに向かいます。
2年前父親に『クビ』を宣告された千雪は幾度となく落ちているミルネージュのオーディションを再度受けにいきます。
そこではかつて憧れた事務所の先生であり、元パリコレモデルの成岡雫(なるおかしずく)が千雪に対し厳しい現実を突きつけます。
服を見せるためのショーモデルは身長が必須であり、千雪には絶対的にそれが足りないのです。
毎度のことながらオーディションに落ちてしまった千雪は他社のオーディションも薦められますがそれを断ります。
千雪にはパリコレモデルになる他にミルネージュでなければならない理由があるのです。
翌日、日直の仕事でクラスの進路票を回収する千雪に、普段は接点のない都村郁人(つむらいくと)が回収を少し待ってくれないかと話しかけます。
郁人は自分の進路のことを悩んでいる少し地味めなおかっぱ男子です。
期限の放課後になっても進路票を提出しない郁人に痺れを切らした千雪は郁人の所属する手芸部に向かいます。
そこには千雪の憧れる雫のパリコレ出演した時のDVDがあり、千雪は郁人に興味を持ち始めます。
手芸部で郁人はあり合わせの古着を用いて、見よう見まねで洋服をデザインしていました。
そんな服付きの郁人をみて千雪は「ファッションデザイナーになればいいのに」と洩(も)らします。
その言葉を受けた郁人はデザイナーになりたい胸の内を千雪に明かしますが、家庭の経済面の問題で就職するかどうかを迷っています。
目指したいものがあるが、現在の状況からデザイナーになるのは無理だという考えがよぎります。
その考えがよぎった瞬間、かつてモデルになることを無理だと言われた自分と郁人が重なってしまいます。
郁人との出会いか
「ミルネージュでパリで活躍する」
という思いが千雪の中に再び湧き上がります。
もう諦めないという気持ちを抱き千雪は郁人へあるお願いをします。
「わたしが一番魅力的に着れる服作って!!」
郁人の作った服で再びミルネージュのオーディションに現れた千雪は雫の前で世界への可能性を感じさせ、繰り返した挑戦でようやく事務所との契約を勝ち取ります。
事務所の契約で無事落ち着くかと思われましたが、実はこれだけでは終わりません。
千雪はオーディションの前の空き時間にストリートスナップを撮られており、それがファッション誌の街角スナップに載ってしまったのです。
しかもその時に着用していた郁人の服をミルネージュの新作と咄嗟に嘘をついてしまいます。
千雪のスナップは人気モデルのセイラのつぶやきで一気に拡散され話題になります。
ブランドミルネージュへ殺到する問合せなど、コトをうまく治める為に千雪の父研二は郁人を事務所に呼び出しある提案をします。
「千雪に作った服のデザインを買い取らせて欲しい」
そして
「うちでデザイナーをしてみないか?」
そう__これは藤戸千雪がトップモデルに至るまでの物語
そして都村郁人がトップデザイナーに至るまでの物語
この濃厚な第一話のラストに、この物語の主人公が郁人だと読者は知らされることになるのです。
【第二着目】これは僕の物語
このままうまい具合にデザイナーとして契約できるかと思ったのも束の間、郁人は研二から「若いって言われない?」と疑問を持たれます。
その問いに対し慌てる千雪の反応をみて研二は郁人に対し、「芸華大の学生証をみせてほしい」と問いかけます。
ここで見栄をはった千雪の思惑はバレてしまい、先ほどまでの契約の話は白紙となってしまいます。
他人を軽んじる嘘をついてしまった千雪には研二からキツくお灸を据えられますが、千雪は諦めず郁人にまた研二にお願いしに行こうと誘います。
自分のパリコレへの夢が無理でないコトを証明したい千雪の思いを聞き、自分がデザインした服を着た千雪のスナップを見た郁人は再び研二にアポを取り付けます。
来たる日に備え郁人は自らを奮い立たせる為に、勇気が出て負けん気が湧いてくる服を作り出します。
自らの意識改革と『フランス革命』をテーマに作った覚悟の証と意志は研二にも伝わり、ミルネージュで働きたいと伝えます。
しかし、ミルネージュでは雇えない旨(むね)を研二に伝えられ代わりに別の提案を受けます。
それはプロのデザイナーの元で働いてみないかというものでした。
【第三着目】期待の逸材
研二が紹介してくれたのは元々ブランドミルネージュに就いており独立したデザイナーでした。
アルバイトとして働かせてもらえるようになった郁人は千雪の道案内でそのデザイナーの元へ向かいます。
デザイナーの名前は柳田一(やなぎだはじめ)。
郁人は千雪から柳田の輝かしい経歴と性格が悪いという情報をアトリエ到着時に伝えられます。
そしてアトリエに着き扉を開けるとそこには赤いドレスを着た、女性?男性?パッと見はわからない人物が立っていたのです。
声を聞いて男性だと認知し唖然(あぜん)とした郁人の目に飛び込んできたのは綺麗な真っ赤なドレスでした。
ドレスに見惚れている間もわずか、男性は郁人に指示通りに縫い付けを指示します。
「働きに来たんじゃねえのか?」
その言葉に、浮き足立っていた郁人は気を引き締め直し指示通りドレスに縫い付けます。
そしてようやくその男、柳田からの挨拶とブランドコンセプトなどを説明され郁人は他の従業員の人がいないコトを質問します。
よくよく見たら2人の従業員が床に倒れています。
心配する郁人とは逆に、「働け」と指示する柳田にゾンビのように起き上がる従業員たちは寝る前より増えている仕事量に愕然(がくぜん)としています。
助っ人としてきた郁人が他の従業員に紹介される際、先程郁人が縫い合わせたドレスが破り捨てられます。
柳田の注文に添えなかった郁人は自分の実力不足と高校生というコトを伝えます。
この時柳田は初めて、研二が郁人を紹介した「面白い子がいる」という意味を知ります。
必要がないと判断され帰れと言われた郁人はアトリエを去ろうとします。
しかし、そこで案内してもらった別れ間際に千雪に言われた一言「わたしも頑張るから頑張りなよ 」という言葉が背中を押します。
柳田は言います。
「ヘタクソは帰ってくれ」
郁人は言います。
「絶対に帰りません・・・!!」
【第四着目】なりたがり
「帰れ」「帰りません」の応酬(おうしゅう)からようやく柳田が折れ参加させてもらえるようになった郁人ですが、そもそもの勝手が分かりません。
困ってる郁人に先ほどまで倒れていた従業員の女性、森山(もりやま)がパターンの取り方を教えてくれます。
なんとかそれを物にして先ほどの課題をクリアしますが、柳田は改めて「気ィすんだろ帰れ」と郁人に伝えます。
でもここまで来たら郁人も譲りません。
今度ははっきりと
「デザイナーになりたいんです」
なんでもやるという郁人に、柳田は使いっ走りが増えることに関しては歓迎します。
しかし、柳田は郁人に対し
「お前みたいなのは『なりたがり』って言うんだ」と厳しい言葉を浴びせます。
柳田がこんなにピリついてるのには理由があります。
それは郁人の来た日の翌日に東京コレクションが控えていたからです。
コレクション当日、アトリエの最終確認をする森山は郁人のひいたパターンを目にして驚愕します。
「なんで正確に型紙(パターン)がとれているの、、、」
【第五着目】何者でもない
憧れの東京コレクションの会場で郁人は柳田より会場外での待機を命じられます。
そんながっかりしている郁人の元に招待客として来場していた研二は余っていた会場のチケットを譲り、郁人は来場者席で初めてのショーを観覧します。
ショーを堪能し、研二と話し込んでいるうちに柳田のブランドの出番が近づいてきました。
郁人も柳田の元へと急いで向かうと罵声(ばせい)を浴びせる柳田の姿がありました。
どうやらショーに出演予定のモデルが来てない様子。
ショーが始まる前に緊急で柳田が連絡を取っていたのは、先ほどまで一緒にショーを観ていた研二でした。
研二は遅れているモデルの穴を埋める為に、自らの事務所のモデルでそれを補う助力をします。
そして柳田や郁人の前に現れたモデルはよく知る顔、藤戸千雪だったのです。
その後のショーでモデルとしては致命的な低身長の千雪がどうなっていくのか、郁人はどんな活躍をするのか見どころです!