恋愛代行 面白い？漫画おすすめ？打ち切り？アニメ化する？評価評判や感想調査！作者・赤坂アカ

『週刊ヤングジャンプ』にて連載されていた人気漫画『恋愛代行』。

そんな『恋愛代行』は本当に面白いのか？オススメで買う価値があるのか？などについてまとめました！

『恋愛代行』を全巻無料で読む方法は？

漫画『恋愛代行』はこちらの集英社が運営する漫画アプリ『ヤンジャン』にて無料で読むことができます。

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『恋愛代行』あらすじ紹介！

物語は私立青芝高校に通う麻里・マリーア・ウィンター＝七瀬がとある悩みを抱えているところから始まります。

彼女は海外育ちのお嬢様で、美しく、可愛く、モテモテな女の子、であるように思われました。

しかし、現実はそんなことはありませんでした。

たしかに、彼女は優しく親切な性格で、人当たりも悪くない。

しかし、彼女は大きな悩みを抱えていました。

それは、男性が苦手ということです。

同性とは楽しく話せるのだが、異性の男性と話すとなると、一瞬で固まってしまったかのように、話すことが出来なくなってしまうのでした。

それでも、恋愛はしたい、そう彼女は思うのでした。

そして、そんなある日彼女は決意します。

なんとか、同じ高校に通う高校生関マサヤと恋をしようと。

そんな彼女は関マサヤを振り向かせるために株式会社代行ドットコムの恋愛代行サービスに依頼するのでした。

それと同時に、関マサヤも麻里を振り向かせるために同様に恋愛代行サービスを依頼します。

こうして、二人の恋愛物語が幕を開けるのでした。

漫画『恋愛代行』は面白い？オススメ？

先に結論、『恋愛代行』は全巻読む価値アリに面白いです！おすすめです！

そんな『恋愛代行』の見どころを3つまとめました！

面白い理由①　麻里や関の会話劇が良い！

【恋愛代行】の見所は、主要人物の会話のテンポ感がとても良いところです。

恋愛ラブコメはお互いの持っている複雑な恋愛感情も、シンプルな恋愛感情もその両方の感情の積み重ねで出来上がっていますが、この作品はその感情表現、つまりは登場人物の台詞全般が複雑過ぎないことによって読者がとても読みやすくなっている点が魅力です。

そして、赤坂アカ先生の過去作品である【かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～】においてはキャラクターが頭脳明晰であるが故に単純な感情をはき出すことができずに、言葉のやりとりが複雑化してしまう点が、とても可愛らしく見えるということが面白さであり、魅力のひとつでした。

そんな赤坂アカ先生の良さは今回もはっきり出ており、今回の登場人物はかぐや様の登場人物のように頭が良いが故の苦悩というよりは、とても感情面が複雑化してしまい、はっきり言い表せない、しかしそうでありながらも恋する相手に言葉を選びながらなんとか伝える、そういったキャラクター描写は今回もかわいらしく映ります。

そして、そんな描写から繰り広げられる会話劇が赤坂アカ作品らしいと言え、シンプル且つ読者の心も刺激する仕組みになっており、それが今作の魅力です。

面白い理由②　登場人物がシンプルだけど、個性的！

今作に登場するキャラクターで主要なメンバーは全部で４名なのですが、今作はその４人が作中で果たす役割が物語の序盤から分かりやすく、そしてその中でもそのキャラクターの特徴は個性的です。

まず、物語の冒頭から登場するキャラクターである麻里・マリーア・ウィンター＝七瀬ですが、このネーミングも今作ではとても個性に溢れる物になっていますが、作内でもアメリカで生活していた経験を持つお嬢様であり、ルックスも良い、というとてもポジティブに見えるキャラクター像がありながら、彼女の内情はとても複雑な問題を抱えているといった特性を持っています。

この個性は会話やキャラクターデザインにでも表されていますが、このキャラクターの作内での立ち位置はヒロインです。

そのため、作品内での活躍はとてもその立ち位置に見合ったものになっており、読者にとってもそう見えるように描かれています。

そして、性格も優しく、親切でとても好感の持てる面が多くありそうな麻里ですが、そんな麻里に好意を寄せている男子高校生、関マサヤも麻里と同様に今作の物語の主軸の一人であり、立ち位置はヒーローという風に謳われています。

この関マサヤというキャラクターはパワフルで力強い男といった印象が先行するときもあれば、とても優しく、柔らかな印象を抱くシーンも存在し、この両極端にも見える面が関マサヤというキャラクターの特徴です。

しかし、このキャラクターもストーリー内での役割は序盤からはっきりしており、作内のヒーローらしい役割を存分に果たしています。

このように、恋愛劇の渦中にいる二人の役割はとてもはっきりしており、読者にとっても掴みやすくなっていますが、今作における主人公は実はこの二人ではありません。

今作の主人公とされているキャラクターは【恋愛代行】というタイトル通り、恋愛代行業を営む二人の男女が主人公です。

今作の話の主軸は関と麻里の恋愛をどう発展させるのか、という点であるため、物語の主人公が彼等をサポートする恋愛代行業者なのも納得ですね。

面白い理由③　シナリオ展開がとても掴みやすい

【恋愛代行】の魅力はキャラクターや彼等の言葉のやりとりだけではありません。

今作の魅力は、やはり現代マンガのヒットメイカーの一人でもある赤坂アカ先生のシナリオにもあります。

今作の物語はとてもシンプルに少年少女の恋愛物語なのですが、赤坂アカ先生の恋愛物語と言えば、【かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～】です。

【かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～】はかぐや様という日本人にとって馴染み深いかぐや姫からモチーフを取っていました。

それでは、今作はどういったラブコメなのかを簡単に言ってしまいますと、皆が共感できるラブコメ、かもしれません。

赤坂アカ先生の描いた【かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～】が特殊な才能を持った者達の恋愛だったとするならば、今作はどこにでもいる少年少女の持ち合わせた悩みをシナリオにしたと言えるでしょう。

しかし、どこにでもいる少年少女でもドラマチックな物語は描くことができる、それが今作のシナリオの魅力です。

たしかに、今作の日常描写や会話で【かぐや様は告らせたい】に登場した特殊な環境だから出てくるものはありません。

そして、麻里はたしかにお嬢様であり彼女の持っている悩みは誰もが持っている悩みとはとても言えませんが、物語で出会う人間達はおそらく、どこにでも居る少年少女に見えることにも違いありません。

キャラクターの持っている特徴はとても特殊なものですが、それが一度赤坂アカ先生のシナリオと西沢５ミリ先生のデザインに落とし込まれると読者の共感出来るどこにでも居そうですが、ここにしか居ない一般的な少年少女が誕生し、彼等の繰り広げる物語もまた読者に飲み込みやすく、面白いものへとなっているのです。

それが、【恋愛代行】の魅力です。

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『恋愛代行』登場人物紹介！

麻里・マリーア・ウィンター＝七瀬

今作におけるキーパーソンであり、物語内におけるヒロインです。

彼女はアメリカ育ちのお嬢様であり、とても裕福な家庭で育っており、性格も優しく、穏やかなとても親しみやすい側面を持ったキャラクターです。

しかし、彼女の家庭事情はとても複雑らしく、そのことから他者への依存度が高く、そして、異性との交流にとても大きな不安を抱いています。

しかし、それでも同世代の同性の友人と親しい会話をするなど、恋愛代行業者のコンこと相川琥紺とのやりとりは自身の素を出しているように見えるなど、彼女は交友関係が全くないわけではありません。

そんな彼女は今作のヒロインであり、関との恋愛戦を繰り広げます。

関マサヤ

今作のヒーローであり、麻里のハートをなんとしても射とめようとしている男子高校生です。

彼は、優しくもパワフルな性格をしており、それは作中の行動の端々から感じられます。

とても気が強く、見た目からもワイルドな感じに受け取られますが、困っている人を放ってはおけない、とにかく根っから人に優しいというキャラクターです。

松田ケンゴ

今作の主人公の一人であり、関マサヤの恋愛をポンとして支える恋愛代行業者の一人です。

言動は落ち着いたものであり、棘の少ない優しい性格です。

関を助ける際も、彼の優しさが全面に出た言葉を選んだり、行動の一つ一つが丁寧であったり、今作において彼が主人公の一人であることが納得出来るキャラクターです。

相川琥紺

今作における主人公の一人であり、松田ケンゴと同様に恋愛代行業者を営んでいます。

依頼主の麻里とは性格的に反対であり、嫌悪している部分も少なからずある模様。

しかし、それでも麻里が関との関係が進展するように尽力します。

『恋愛代行』打ち切りなのはなぜ？

今作、【恋愛代行】は昨年2023年4月から連載が開始され、2024 年6月に週刊誌での連載は終了し、完結しました。

そして、単行本最終巻４巻が8月に発売される予定で単行本も完結に向けて動いています。

しかし、赤坂アカ先生の作品【推しの子】や【かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜】等は長期の連載でした。

【推しの子】に関しては現在も連載中で、単行本も１４巻まで発売されています。

そして、【かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜】は28巻まで発売されています。

このように赤坂アカ先生の作品はどれも何巻も単行本が発売されているだけに【恋愛代行】も長期連載が期待されていたと思います。

物語的にも、赤坂アカ先生の生み出すラブコメらしさがありながらも、新鮮な面も多い作品でした。

相川琥紺や松田ケンゴといった恋愛をサポートする役回りでありながら、主人公というキャラは新鮮な新しいキャラクターでした。

今作の完結理由は明確には公表されてはいませんが、素晴らしい作品は長く読んでいたいという気もしますので、完結してしまったのが寂しいという気もしますね。

『恋愛代行』作者・赤坂アカ先生・西沢5ミリ先生とは？

今作、【恋愛代行】の作者は原作者赤坂アカ先生、作画を西沢5ミリ先生が担当されています。

原作者の赤坂アカ先生はこれまでに【かぐやさまは告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜】や現在も連載中の人気マンガである【推しの子】を担当されてきました。

これらの作品は両作アニメ化、そして実写化もされている等、多くのマンガ好きやアニメファンが虜になった作品を生み出されています。

その作品の特徴として、恋愛物語や、アイドルや俳優業の世界を深く描いた作品など、幅広いジャンルを描いています。

そして、同様にこれらの映像化作品も大ヒットしている等、まさに現代マンガのヒットメイカーです。

そして、今作のキャラクター等の作画を担当されている西沢5ミリ先生ですが、彼女も現代イラストレーターとしてヒット作を生み出しています。

彼女のデザインは多くの人に愛されていますが、その特徴はやはり可愛い女の子がとにかく可愛い、という点です。

それは、今作恋愛代行にも反映されており、ヒロインの麻里は清楚で可愛いという点は強く出ています。

そして、恋愛代行業者のコンに関しても、麻里とはまた違った可愛さを描いている等、彼女のデザインの良さが前面に出ています。

今作、恋愛代行を手掛けられた2人のクリエイターの方々は共に多くのファンを虜にしてしまう作品を生み出すクリエイターです。

『恋愛代行』の世間の評価評判や感想は？

今作、【恋愛代行】の世間的な評価感想はどうだったのか、それに関してもここではお話していきます。

まず、今作は連載に関しては約１年という期間の連載で、単行本としては４巻で完結ということになります。

そのことを踏まえて、世間的な評価を見ていきますと、多くの意見がある模様です。

まず、一つ、赤坂アカ先生の作品として、盛り上がりどころがやはり後半になればなるほど展開が面白くなっていくというものがあります。

そのため、この期間での完結を残念がる声がありました。

恋愛代行なんとなーく読んでたけど、ヒロインの評判悪かったからかとうとう打ち切り？で完結かー
少しずつ面白くなってきてたから残念だなぁ

— 🌱苗本のどか (@nodokanamachi) June 5, 2024

そして、このタイミングでの完結だったため、もっとこの物語で赤坂アカ先生の描く恋愛を見たかったという声もありました。

『恋愛代行』打ち切り。。
好きだったんだけどね。
お得意の恋愛せめぎ合いが沢山あれば原作者もまだノリノリになったのかもしれない。 pic.twitter.com/IJ1bhWE0xI

— ゲンペー【漫画・アニメ・DQ10・DBマニア・レトロゲーム】 (@gpymanga) June 5, 2024

そして、ストーリーや絵の良さを褒めて完結を残念がる声もありました。

恋愛代行完結しちゃった、ストーリーも絵も好きだったからすごく残念だけど引き伸ばされるより良かったんだろうなぁ、打ち切りだとしても仕方がない、ジャンプラ強いんだもの

— 🍏にこ🍏7/6ぼっち参戦7/7現地入のみ (@1YqFs6AJ0BTfcqm) June 11, 2024

このように【恋愛代行】を楽しんでいた声や好きだったという意見が見られました。

やはり、作品が完結してしまって惜しむ意見が見られるようですね。

このような意見から、【恋愛代行】という作品が期待されて愛されていたように思えます。

ここまで、【恋愛代行】の魅力やみどころを紹介してきました。

今作の良さをお分かりいただけましたでしょうか。

お読みいただきありがとうございました。