『最弱な僕は＜壁抜けバグ＞で成り上がる ～壁をすり抜けたら、初回クリア報酬を無限回収できました！～』は原作が講談社ラノベ文庫から出版されているファンタジー小説で、「小説家になろう」で1600万PVを突破した人気作です。
今回は、そんな『最弱な僕は＜壁抜けバグ＞で成り上がる…』の結末予想についてご紹介しています！
『最弱な僕は壁抜けバグ』は漫画アプリ『マガポケ』で無料で読める？
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「最弱な僕は壁抜けバグ」は完結した？最終巻は何巻？
原作は完結した？
原作は「小説家になろう」で現在も連載中です。
『最弱な僕は＜壁抜けバグ＞で成り上がる…』は北川ニキタによって「小説家になろう」サイトで執筆された同名の小説が原作です。
Kラノベブックスにて2巻分ノベライズされています。
最新巻は何巻まで出ている？
2025年12月2日現在は10巻までコミカライズされています。
まもなく次巻が発売予定となっています。
あと何巻で完結する？
原作が連載中ですので、３０巻近くまでは続いていくのではと思われます。
まだまだ回収すべき伏線が多数ありますので、これからどう展開していくのか、ますます見どころですね。
『最弱な僕は壁抜けバグ』最終章に至るまでのネタバレまとめ
はずれスキル『回避』のバグ発見、ギジェルモとの因縁
舞台は冒険者の町ガラボゾ。病弱な妹エレレートのためにお金を稼ぐ必要がある少年・アンリは、はずれスキルとされる「回避」しか持っていませんでした。
「攻撃力」10のため、モンスターを倒せず『永遠のレベル１』と周りから蔑まれています。所属している冒険者パーティーのリーダー・ギジェルモから無能は要らないと、荷物持ちをクビになります。
しかし、アンリは偶然にも自身の「回避」スキルがダンジョンの壁をすり抜けられるという「壁抜けバグ」として機能することを発見します。
このバグを利用して、本来はダンジョンボスを倒した時に一度しか手に入らないはずの初回クリア報酬を無限に回収できるようになります。
アンリはE級ダンジョンの初回クリア報酬『極めの書(きわめのしょ)』(自身のステータスで最も高い数値を10上げるアイテム)を100個集め、「敏捷値(びんしょうち)」を1150まで引き上げます。これはLV80越えのギジェルモの5倍近い数値でした。
ある日、町でギジェルモに絡まれ痛めつけられるアンリ。そこにガラボゾの魔女・オーロイアが現れ、助けられます。オーロイアが隠しボスを倒すため向かったD級ダンジョンから1週間帰ってこないので、心配したアンリは助けに向かいます。
隠しボス『無人の駆動騎士(リビングメイル)LV100』の攻撃をアンリが「回避」と高い「敏捷値」でひきつけている間に、高火力の魔法でオーロイアが撃破。しかし形態変化したボスに追い詰められます。アンリはオーロイアとともに「壁抜け」をし、『ダンジョンの狭間』に落ちていきます。そこで『未実装データ』を獲得し、帰還することができました。
アンリは攻撃手段を得るためD級ダンジョンで『習得の書』(物理攻撃クリティカル率上昇・小)を5つ集めますが、上昇率が小から特大(確率99％)まで上がるとエラーとなってしまい、一旦エレレートの待つ家に帰宅にします。
するとギジェルモがエレレートのいる家に火を放っていました。アンリは激怒し、クリティカル率スキルが『必絶ノ剣(ひつぜつのつるぎ)』(敵の「防御力」を無視できる)に覚醒進化。ギジェルモを圧倒します。
その時、火事で瀕死のエレレートの体に『未実装データ』が乗り移り、レイドモンスター『名称不明ちゃん』として復活。ギジェルモを「不格好な巨人(トルペ・ギガンテス)」に変えてしまいます。
暴走する「不格好な巨人」をアンリと名称不明ちゃんで協力して倒します。実はエレレートの心が残っており、レイドモンスターの強力な体を借りて、ともに戦っていたのでした。
この戦いで『永遠のレベル１』だったアンリがLV15にアップしました。そしてエレレートは名称不明ちゃんの中で眠りにつきます。
アンリ修行編
アンリはエレレートと名称不明ちゃんを助ける手段に悩みます。オーロイアがX級ダンジョンの初回クリア報酬『賢者の石』なら解決できることを助言。
アンリはまた強くなることを決意するのでした。そして家を失っていたアンリたちは鍛冶屋のドンちゃんの好意で、一家(妻セレナ、娘マリー)のお世話になることに。
謎の男ワルデマールが『三大巨頭(さんだいきょとう)』のエックハルト、ゲオルグとガラボゾの領主であるオーロイアを招集します。ギジェルモは冒険者クラン『名もなきクラン』のリーダーで三大巨頭のひとりでした。
ワルデマールは2か月後に「レイドモンスターが慈悲なき破壊と殺戮をもたらすだろう」と書かれた『予言の石板』を発見したと伝え、早急にギジェルモの後継を決める大会の開催を指示します。
オーロイアはアンリに三大巨頭になって欲しいと伝え、一緒に特訓に入ります。
上級冒険者に勝つには『レアスキル』が必要。アンリは一か八か初回クリア報酬「結晶のかけら」集めに望みを賭けます。
壁抜け６２４周を達成し、「結晶のかけら」が合体して『神の宝玉』になりました。使用するとアンリはこの世界の神様と出会い「習得の書」を５冊与えられます。
『魔力操作』『空中闊歩』『アイテムボックス特大』『分身』『？』を獲得。オーロイアとともに魔法の習得、実践訓練に取り掛かります。
三大巨頭決定戦
実は『名もなきクラン』の前リーダーだったワルデマールは有力候補の「セセナード」「ハビニール」「ゼフィル」の三人にアンリを倒すように仕向けます。
『名もなきクラン』のリーダーを決める三大巨頭決定戦の開幕です。
アンリは上級冒険者のセセナードに対してレアスキルを駆使して、１分で圧倒します。
オーロイアは運営側ですが、反則になる装備「ティアラ」をしていたハビニールを制止するため、戦闘が開始。これはワルデマールがハビニールを暴走させるために渡したもので、気を失うと狂戦士(バーサーカー)化するアイテムでした。駆け付けたアンリとオーロイアが共闘し、これを撃破します。
「名もなきクラン」のメンバーは「永遠のレベル１」と馬鹿にしていたアンリがリーダーになることが受け入れられず、アンリに次々と襲いかかります。レアスキルを封じられましたが、アンリは彼らをバッタバッタと倒していきます。
そして最後の強敵「ゼフィル」のもとに辿り着きます。ゼフィルは傷ついたアンリにエリクサーを飲ませて、万全の状態で戦いに臨ませます。彼は強敵との戦いが喜びなのです。
アンリはレアスキルを利用し戦いますが、苦戦します。この戦いの行方はどうなるのでしょうか。
『最弱な僕は壁抜けバグ』最終回結末や最後ラストを予想ネタバレ！アンリどうなる？
アンリはX級ダンジョンをクリアできるのか？
アンリは妹のエレレートと名称不明ちゃんの２人ともを救いたいと思っています。
そのためにはX級ダンジョンの初回クリア報酬『賢者の石』を手にいれなければいけません。「回避」と『必絶ノ剣』に続き、レアスキルを５つ獲得しましたが、そのうちの１つは『？』として封印されています。
このスキルの封印解除やアンリの父「ベンノ」のことを知るワルデマールのことなど、まだまだ謎は深まるばかりです。アンリは果たしてX級ダンジョンをクリアし、2人を助けることができるのでしょうか。
名称不明ちゃんとエレレートはどうなる？
未実装データとして精神体のみ世界に捨てられた名称不明ちゃん。2か月後にガラボゾに現れるレイドモンスターの体が自分の本来得るはずだった外側だと気づき、完成体になることを望んでいます。
共に過ごすうちにドンちゃん一家の娘マリーのことを大事に思うようになります。
ドンちゃんはアンリが三大巨頭となるために強力な武器を作りたいと思い、妻セレナに素材の採取をお願いします。実はセレナは上級冒険者でした。
セレナは採取の時に、ＬＶ346のキマイラに遭遇しピンチに。名称不明ちゃんは強い冒険者のセレナを自分の命を脅かす存在として嫌っていましたが、帰ってこない母を思い、泣くマリーのために救出を決意します。
名称不明ちゃんについては、モンスターと人間との間での葛藤を描かれていきます。
果たして彼女とエレレートはどういった結末を迎えるのでしょうか。
アンリとオーロイアの恋の行方は？
アンリはオーロイアに助けられて以来、大切な人だと思っています。
オーロイアも非力ながら自分の窮地を幾度となく助けてくれるアンリに好意を寄せていき、ハビニール戦では彼女はピンチに駆けつけてくれたアンリのことをはっきりと好きだと自覚します。
ただアンリは自分が未熟なこと、まさか彼女が自分を好きだとは気づいておらず、またエレレートたちを救うために必死であるため、なかなか進展しないのではないでしょうか。この恋の行方も楽しみですね。
主要キャラクターを紹介！
アンリ
妹のエレレートの治療に必要な高額な薬代を稼ぐために、命懸けでダンジョンに挑んでいる本作の主人公。
はずれスキル「回避」しか持っておらず、ギルド内で「永遠のレベル１」と軽蔑されています。偶然バグ技を見つけ、それを利用して強く成長していきます。
妹に対して非常に深い愛情と献身的な想いを持っており、彼女を守るため、治療費を稼ぐためならば、どんな危険も厭わない覚悟を持っています。
名称不明ちゃん／エレレート
火事で死に瀕したエレレートの体に『未実装データ』が宿った姿。エレレートの心もレイドモンスターになることを焦がれていますが、人間の優しさに触れていくにつれて、葛藤を抱えていきます。
オーロイア
冒険者の町ガラボゾの領主シュミケット家の娘で本作のヒロイン。彼女も「ガラボゾの魔女」と恐れられる魔法を駆使する上級冒険者です。
アンリのことを導いていく先輩冒険者の役割を担っており、ゆくゆくはパーティーを組むのでないかと思われますが、現在彼女はソロの活動しかしておらず、そこにも事情が隠されているようです。
ドンちゃん、セレナ、マリー、一家
アンリたちがお世話になっている鍛冶屋の店主ドンちゃん。妻セレナはかなり強い上級冒険者です。
娘のマリーは名称不明ちゃんと人を繋ぐ重要な役割を担っています。
ワルデマール
元『名もなきクラン』のリーダーで、ガラボゾを出て王都に行った上級冒険者。
アンリたちが苦戦した隠しボス『無人の駆動騎士』をいとも簡単に50回以上倒しているほど強い。
アンリの父ベンノを知っているようで、何かとアンリに苦難を与えるために暗躍している。アンリを強くするために試練を与えているようにも見えますが、彼の真の目的は一体何なのしょうか。