サレタガワのブルー全巻無料で読む方法紹介!漫画アプリでタダ?漫画バンクは危険|犬飼貴丈と堀未央奈主演でドラマ化!

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悩んでいる人
『サレタガワのブルー』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。

 

違法手段ではないので、安心してください。 

『サレタガワのブルー』は漫画アプリ『マンガMee』で全巻無料で読める?

いきなり、結論です。

 

『サレタガワのブルー』はこちらの集英社が運営する漫画アプリマンガMeeにて全巻無料読むことができます。

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というのも『サレタガワのブルー』は、『マンガMee』にて連載されている作品だからです。

 

このように『マンガMee』では、『サレタガワのブルー』第1巻から最新巻(最新話)まで無料で公開してくれています。

 

安心安全に、そしてタダで『サレタガワのブルー』を最新巻まで読みたい方は『マンガMee』を使う方法が最もお得です。

 

『マンガMee』は、集英社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

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また他にも『マンガMee』では、以下のようなメディア化された有名マンガをタダで楽しむことができます。

  • この音とまれ!
  • ヒロイン失格
  • ハニーレモンソーダ
  • 美食探偵 明智五郎
  • ダメな私に恋してください
  • 雛鳥のワルツ
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  • 高校デビュー
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  • 素敵な彼氏
  • ごくせん
  • アシガール
  • 椿町ロンリープラネット
  • NANA
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  • 僕に花のメランコリー
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などなど…

 

半端ない量の有名マンガを随時、無料配信してくれるので、マンガ好きの私は、とても重宝しているアプリです!

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また漫画アプリに関して言うと、小学館が運営する公式漫画アプリサンデーうぇぶりや白泉社が運営するマンガParkも特にオススメです。

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以下のような有名作品が随時、更新され無料で読むことができます。

 

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などなど…

 

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などなど…

「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『マンガMee』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?

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次に『マンガMee』の使い方(システム)を簡単にご説明します。

 

『マンガMee』の基本的な使い方

『マンガMee』では、アプリ内アイテムであるチケットボーナスコインを使用して読むことになります。

 

簡潔に言うと、『チケット』『ポイント』などを使って1作品、1日に最大5話まで無料で読むことが可能です。

 

『サレタガワのブルー』も1日に最大5話まで読み進められます。

 

ここでは『マンガMee』で使うアプリ内アイテムチケット』『ポイントのそれぞれの使い方を簡単に説明します。

『マンガMee』のチケットとは?

チケットはチケットアイコン(↓ピンク色の線で囲んである)が表示されている話に使うことが出来ます。

各作品ごと1日1枚使用することができ、チケット使用後23時間で、新たなチケットが配布され各作品をまた1話無料で読むことが出来るというシステムです。

つまり、ほとんどの作品を1日1話無料で読むことのできるシステムがこの『チケット』なのです

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『マンガMee』のボーナスコインとは?

『ボーナスコイン』は毎日、5~15秒程度の広告動画を視聴することで30ボーナスコイン(作品1話分に値する)を取得することが出来ます

 

マンガMeeに掲載されている作品は、すべてこの『ポイント』の対象です。(※ポイントを使って読むことができるという意味)

 

↓『マンガMee』アプリを起動すると「短い動画を見て30ボーナスコインをGET!」と書かれた以下の画面が表示されます。

「動画を見る」ボタンをタップし、短い広告動画を視聴することで、マンガ1話分を読むために必要な30ボーナスコインを獲得することができます。

 

1日1回必ずこのシステムが使えるので、活用しましょう。(※広告動画をしっかり見る必要はありません。適当に流しておくだけでOK!)

 

また、今なら『マンガMee』を新規ダウンロードした際の特典として500ボーナスコインが手に入ります!

1話につき、30ボーナスコインを消費するので、500ボーナスコインは、約16話分に値します。

 

単行本にすると1~2冊分です。

 

このお得な特典をゲットできる今のうちに『マンガMee』をダウンロードしてしまいましょう!

アプリのダウンロードは、もちろん無料です。安心してください。

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『チケット』『ボーナスコイン』以外で1日3話分の漫画を読む

『チケット』『ボーナスコイン』以外に1日3話分の漫画を無料で読める仕組みがあります

 

その仕組みがこれ、

 

見たいエピソードの漫画のページへ飛ぶと、「動画を見て無料で読む 残り3回」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで1話分のエピソードを新たに無料で読むことが可能となります。

3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。

 

ここまでのまとめ
  • チケットを使い1日1話無料で漫画を読む
  • 短い広告動画を見て毎日30ボーナスコインを獲得し1話分の漫画を無料で読む
  • 短い広告動画を毎日最大3本見て、3話分の漫画を無料で読む

以上の事から『マンガMee』は、1つの作品において、1日に最大で5話分のエピソードを無料で読むことができるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります。

 

遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/

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『サレタガワのブルー』世間の評価は?

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『サレタガワのブルー』あらすじ紹介!

この漫画は現代のスキャンダルである「不倫」についてをテーマとした物語となっています。

 

主人公の田川暢(たがわのぶる)は愛する女性、藍子(あいこ)と婚約し、最初の二年程は幸せな生活を送ります。

 

ですがだんだんと残業の多くなる藍子の行動が気になっていき…という状況から話が展開していきます。

『サレタガワのブルー』は面白い?見どころ紹介!

見どころ①リアリティのある話の内容

最近、よく耳にするようになった「不倫」「浮気」という言葉、この漫画ではその内容について細かく表現されています。

 

主人公の暢の妻、藍子は自身の上司と不倫をしており、不倫相手の和正という人物も婚約、さらには子供までいる、といったなんともありそうな話の内容となっています。

 

「サレタ側」の主人公の暢は妻、藍子のことを心底愛しており、最初は藍子の不倫を頑なに認めようとしませんでした。

 

また、和正の妻、梢も専業主婦という立場や子供の事を考えると不倫を黙認するのがいいかと、一人考え込む様子に現実味があります。

 

そして第50話まででは暢と梢両者とも離婚を決め手続きを進めていく様子に、関係の「修復」という選択肢がないことにも二人の覚悟を感じることが出来ます。

見どころ②徐々に明かされる藍子の本性

藍子は暢とは合コンの席で知り合います。

 

藍子を溺愛している暢とは裏腹に藍子は彼のことをイケメンで高スペックな体(てい)のいい旦那としか思わなくなります。

 

それは段々と和正に惚れ込んでいくからです。

 

暢の親友のたみくんと彼の彼女の麻衣に問い詰められた時には暢のことを「白米」と例え「私クラスのいい女は満たされない。オカズも食べたい!デザートも食べたい!イイ女の本能!」と、自分の不倫をさも当然というような発言までしています。

 

暢に初めて浮気を疑われた際には泣きながら暢に「ひどい」と詰め寄ります。

 

また、藍子の浮気が確実となり、暢に強く問い詰められた時には逆切れし、自分が不倫に走ったのはすべて暢のせいだと主張します。

 

更には和正との未来を本気で考え始めた藍子はいつまでたっても妻と離婚しようとしない彼を妻と離婚させようと半ば脅すような手法で言質を取ります。

 

第48話では、和正から別れを告げられそうになりますが、どうしても別れたくない藍子、そのため彼女は和正に陽性反応の妊娠検査薬とエコー写真を彼に見せます。

 

ですがそれはフリマアプリで購入した偽物で、藍子は和正を離したくが無いために嘘までついてした行動でした。

 

しかも作者の方曰く、この「陽性反応の妊娠検査薬」は実際に売られているらしく、そこにもこの漫画のリアルさが伺えます…

 

このように話が進むにつれ藍子という人物の本性が分かってくる点もこの話の見どころの一つだと思います。

見どころ③サレタ側たちの反撃

この漫画では不倫を「シタ側」である藍子や和正の不倫をしているにも関わらず平然としている場面が最初に目に付き、人によってはイライラしたりすることが多いかと思います。

 

ですが、話が進むにつれ「サレタ側」の暢や梢が強い意志を持ち、反撃を始めるシーンが出てきます。

 

特に暢は少しでも気を晴らすために藍子と和正の不倫の証拠を持ち、彼らの会社に乗り込むという作戦にはそれまでの彼からは想像もつかない行動であると思います。

 

一方で梢はというとまだ幼い子供がおり、自分は仕事をしていないということから和正の不倫に気が付いていながらも簡単に離婚することは考えていませんでした。

 

また彼女自身の性格上、強く耐え忍ぶ一面があり、和正から理不尽なことを言われたとしてもひたすらに我慢をしてきました。

 

そんな彼女がとうとう和正と離婚すると決断し、彼に啖呵(たんか)をきる姿は最初の頃の彼女と比べるとだいぶ強くなったように思えます。

 

母は強しという言葉もあるように息子を一人で育てきると決心した彼女はとてもかっこよく見えます。

 

彼らが強い意志を持ち、婚約者の不倫を通じて出会い「戦友」として戦うことを決意する姿には妙な縁ではありますが力強いものを感じます。

『サレタガワのブルー』主な登場人物紹介!

田川暢(たがわのぶる)

この話の主人公で、26歳です。

 

仕事はデザイナーとして在宅ワークをしています。

 

そのルックスからモテますが、彼の性格は好きになった人には一途なため女遊びなどは一切しません。

 

藍子と出会う前は、学生時代に付き合っていた彼女と死別した過去があり、しばらく恋愛をすることはありませんでした。

 

在宅ワークということもあり、家事全般は暢が請け負っています。

 

料理は完璧ですべて最愛の妻、藍子のために一から学んだことでした。

 

藍子が浮気をしていると知った後も性格からか、最初は事実を認めようとはしませんでしたが、証拠が集まるにつれ離婚するという決断をします。

 

初恋の彼女とは死別し、婚約した藍子には浮気されるというかわいそうな主人公です…

 

因みに彼の名前は漫画の題名「サレタガワのブルー」から、たがわのぶると名付けられたそうです。

田川藍子(たがわあいこ)旧姓 飯森藍子(いいもりあいこ)

暢の妻で29歳、暢より3つ年上です。

 

アパレル関係の会社に勤めるOLで明るい性格です。

 

時折気持ちを病むことがある、メンヘラと呼ばれる女性です。

 

見た目は可愛らしくあざとく、本人も自身の可愛さを自覚しているため、学生時代から数多の恋愛体験を積んできました。

 

息を吐くように嘘をつくことができ、その嘘を真実にしてしまえばいいと考える、見た目は可愛くとも中身は真っ黒の女性です。

 

和正とは不倫関係にあり、相手にも家庭があると知りながらどうしても彼と一緒になりたいと思い、そのためにはどんな手段も問いません。

 

暢にはSNSをしないと言っていますが、実はSNS映え大好きのマウンティング女子です。

森和正(もりかずまさ)

35歳で、妻子持ちです。

 

藍子の働くアパレル会社の上司であり、部長を務めています。

 

基本的にはチャラ男と言われる部類の人間ですが、仕事ができると社内では言われています。

 

口が上手く、メリハリがあるので部下たちからは慕われています。

 

藍子とは不倫関係にあり、本気で結婚したいと思っている藍子に比べ、彼は彼女との関係を遊びとしか思っていません。

 

妻にはいつも横柄な態度で接し、実は藍子の他にも彼女の部下であり、自身の部下でもある高橋とも不倫関係にあるというとんでもない男です。

森梢(もりこずえ)

和正の妻で26歳と暢と同い年です。

 

息子が一人いますが、和正は育児に協力的ではなく、実家にも頼れないため、一人で幼い息子の世話をしています。

 

見た目は強めな美人ですが、性格は昔ながらの日本の女性で、ひたむきに夫を支える妻です。

 

何事にもまじめに一生懸命に取り組み、料理も上手く、家事もこなします。

 

口の上手い和正に乗せられ、関係を持ち、子供を身籠ったことで彼と結婚しました。

 

女遊びの激しい和正に比べ、まじめな彼女は和正が不倫をしていると気付きながらも愛されるように努力するような人物です。

 

和正と出会うまで恋愛経験はゼロだったため、恋愛に自信のない女性です。

 

また、一人で幼い子供を育てるという現代になり増えてきている女性で、個人的に一番応援したくなる登場人物です。

久民浩平(ひさたみこうへい)通称たみくん

暢の学生時代からの親友であり、美容師をしています。

 

学生時代、暢が彼女と死別し、ふさぎ込んでいる時も彼なりの慰め方で暢を立ち直らせた暢の良き理解者でもあります。

 

暢とは相談事や愚痴を言い合う仲で大人になってもよく二人で食事をしています。

 

たみくんにも麻衣という彼女がおり、暢の藍子が不倫をしているという事実を知った際には二人で説得するなど、面倒見もいい人物です。

 

『サレタガワのブルー』ドラマ化情報!

「サレタガワのブルー」はなんとドラマ化もされています。

 

主人公の田川暢は犬飼貴丈(いぬかいあつひろ)さん、藍子は元乃木坂46の堀末央奈(ほりみおな)さんが演じています。

 

まるで漫画の暢と藍子を三次元に連れてきたかと思うくらいそれぞれの特徴を掴んでいるお二人です。

 

森和正は岩岡徹(いわおかとおる)さん、妻の梢は高梨臨(たかなしりん)さんが演じています。

 

漫画版の和正にはひげが生えていますが岩岡徹さん演じる和正にはひげがありません。

 

ですが、和正の彼の飄々とした雰囲気を上手く表現されています。

 

また、漫画の説明で「読んだら必ず不倫したくなくなるマンガ」と謳っている通りにリアルな描写や展開が特徴の漫画です。

 

なのでドラマではさらなるリアルさ、現実味溢れる内容となっているようです。

 

ドラマ化に伴い、新たに取り入れられたシーンや漫画とは違ったセリフ回しもあるので、漫画を見て興味のある方はぜひ、ドラマ版も見てみることをおすすめします!

『サレタガワのブルー』序盤ネタバレ紹介!

第1話 「愛妻家」

三組に一組の割合で離婚すると言われている現代に主人公、田川暢(たがわのぶる)と藍子(あいこ)は大勢に祝福され、結婚しました。

 

暢の朝は早く、妻藍子のために毎日手料理を作ります。

 

彼は妻のために一から料理を学んだようです。

 

そして彼は藍子を起こしに行きます、暢にとって藍子は最愛の妻であり、彼女を守る為なら料理も、洗濯もすべてこなします。

 

彼は自分自身をとても幸せだと思っています。

 

その日もいつもと変わらず、妻を起こし、共に朝食を食べ、手作り弁当を渡し、彼女のために居れた紅茶を水筒に注ぎます。

 

そして妻を送り出すため玄関へと向かいます、ここのところ残業続きで帰りが遅い藍子を気遣いました。

 

藍子は今日は定時で帰れそうと暢に告げます。

 

彼らは結婚してから一年半が過ぎていました。

 

藍子を送り出した後、一人になった暢はすでに愛する妻のことを想い寂しくなります。

 

家事をしている間も妻のためのことを想いながらこなします。

 

そんな暢は自宅でグラフィック・デザイナーとして働いています。

 

在宅ワークでありながらも藍子より倍の収入があるようです。

 

一仕事終え、買い出しに向かおうとすると自分の物ではない携帯が鳴っています。

 

携帯を探すと寝室にあり、それは間違いなく藍子の物でした。

 

その画面を見る前に藍子が「のぶくん!」と叫びながら部屋に入ってきます。

 

言ってくれたら会社まで届けたのに、と言う暢に大丈夫だとなぜか強く藍子は返します。

 

暢の仕事を想っての事で、少し可愛らしく言われただけで暢は藍子をより愛しく思います。

 

仕事に戻る際に藍子は携帯の中身を見たかと表情は見えませんが静かに問います。

 

見ていないと暢が答えると「社外秘のメールとかあったから」とごまかすように微笑みました。

 

玄関から外に出た藍子は携帯を握り「セーフ…」と暗い笑顔で呟きます。

第2話 不倫なんて、他人事だ

「また不倫かぁ」と呟きながら雑誌を読んでいる暢。

 

彼が今いる場所は美容院です。

 

そして彼の髪を切っているのは高校時代からの親友のたみ君という男性です。

 

彼は美容師という職業柄様々な話をすることが多く、彼の担当している中でも不倫を自慢してくる人までもいると言います。

 

暢の嫁は大丈夫か?と冗談めかして聞いてきます。

 

暢が美容院に来た理由、それはカットモデルを頼まれたためでした。

 

談笑しながら写真を撮るたみくん、ふと「お前色々あったけど幸せそうで良かったよ」と言います。

 

一瞬暗い雰囲気に包まれますが、それはかっこよく撮れたと喜ぶたみくんの声にかき消されます。

 

二人で写真を確認し「藍子さんにも見せたい…」と暢は言いました。

 

ラブラブだなと冷やかすたみくんに暢は世間の夫婦も不倫なんてしないで自分達みたいに仲がいいなら平和なのに、と言いました。

 

そして心の中でも「うちの夫婦は100%大丈夫」と確信します。

 

その後、家に帰ってきた暢はテレビのニュースにてまたも芸能人の不倫報道をあきれた様子で眺めています。

 

そんな中でも「所詮他人事だ」と別の次元のものであるかのようにテレビを消しました。

 

そんな事より、と彼は気持ちを切り替え、その日も藍子のために丹精込めた料理を作ります。

 

すると料理中にピコンッとメッセージの音が。

 

確認してみると今から会社を出る、と藍子からのメッセージが来ました。

 

嬉しくなった暢は料理途中の食事を藍子好みにアレンジし、とても美味しそうな食事を完成させました。

 

しかし、藍子の帰りが遅い様子、いつもの帰宅時間になっても一向に帰って来ません。

 

やっと連絡が来たと思ったら仕事のトラブルで遅くなるから夕食は必要ない、と言った内容でした。

 

少しモヤっとした暢ですが、仕事ならば仕方がないと仕事頑張ってとメッセージを返します。

 

しかしこの時暢はまだ欠片も気付いていなかったのです。

 

藍子が暢からのメッセージを受け取ったその時間、彼女は仕事などしていなかったのです。

 

なんとその時藍子は不倫をしている最中でした、相手の男からは旦那では満足が出来ないのかと聞かれると暢では優しすぎて物足りないのだと答えます。

 

そんな事もつゆ知らず暢は冷めた夕食を片付けていました。

第3話 プレゼント

日付が変わった頃、暢は一人、リビングに居ました。

 

同級生のSNSを眺めていると、子供が生まれた報告をする投稿が目に入ります。

 

結婚して一年半、暢はそろそろ子供が欲しいと考えていましたが、藍子は連日残業続きだと思っているため、言い出すことが出来ません。

 

「のぶくん」と問いかける声に目を覚ます、暢、どうやらそのまま眠ってしまったようです。

 

帰ってきた藍子は平然としています。

 

お風呂に入ってくると告げる藍子ですが、暢が送ったカットモデルの写真を待ち受けにしたんだと可愛らしく言った藍子に暢は心底嬉しそうに笑います。

 

そして次の日、いつも通り弁当を渡し、玄関まで見送りに行きます。

 

その日の藍子の髪型はアップにしたもので首元が良く見えます。

 

ふと暢の目に入った藍子の首元には赤い斑点が、単純に暢は赤くなっていると問いかます。

 

少し戸惑った藍子でしたが、虫刺されかも、とサッと首を隠します。

 

その言葉を微塵も疑わない暢はかゆみ止めを手渡しました。

 

もちろん虫刺されなどではありません、藍子は会社に出勤した後、バレそうになった、どういうつもり?と不倫相手に詰め寄ります。

 

藍子の不倫相手とは会社の上司だったのです。

 

焦ったんだからと怒る藍子にこれで許して?とプレゼントを贈る男。

 

藍子の誕生日が近いためでした。

 

男は藍子に今夜映画を見に行かないかと誘います。

 

その頃、暢は藍子の誕生日プレゼントを買うためにある店に訪れていました。

 

彼が選んだものはなんと不倫相手が送ったものと同じものでした。

 

その日もいつもと同様、藍子は仕事の残業があると嘘をつきメッセージを送ります。

 

藍子が浮気をしているなど夢にも思っていない暢は仕事を頑張る藍子のために誕生日は飛び切り豪華にしようと計画を立てています。

 

そんなことを考えていると突然着信音が。

 

相手は親友のたみくん、彼の要件は映画のチケットをもらったから一緒に行かないかというお誘いでした。

 

藍子も残業のため、暢は二つ返事でオーケーします。

第4話 ハチアワセ

映画館に来た藍子と男は映画の最中にいかがわしい行為をしています。

 

とうとう藍子は我慢できなくなり、途中で抜け出すことにしました。

 

なんの因果か、同時刻、同じ場所で、同じ映画を暢達も見ていました。

 

映画が終わり、移動する前にたみくんはトイレに向かいますが丁度トイレに入る際、出てきた人とぶつかってしまいます。

 

咄嗟に謝るたみくんですが、相手は舌打ちをした後「気を付けろガキが」という最悪な対応をします。

 

その男は女性を連れていたらしく待っている彼女の元へと向かいます。

 

そのままいちゃつくカップルにウザいといった様子でたみくんはトイレに入ろうとしますが、カップルの男が言った言葉にハッとします。

 

その男は彼女のことを「藍子」と呼びました。

 

なんとトイレから出てきた男は藍子の不倫相手で、待っていたのは藍子でした。

 

ドクドクと心臓は鳴っていますが、たみくんは本当に暢の嫁の「藍子」なのか確かめようと目を凝らします。

 

暢の嫁が不倫なんて馬鹿な…と思いますが、最後に見えた女性の顔は間違いなく暢の嫁「藍子」の顔でした。

 

職業柄顔を覚えるのは得意な彼は、藍子とは結婚式で一度会っただけのため、確信するのはまだ早いと移動した居酒屋でも一人考えていました。

 

そんな彼に話しかける暢は相も変わらず藍子の話ばかり。

 

今回の話題は日曜日の誕生日の計画でした。

 

思わず涙が出ますがそれをごまかし、他の楽しい話をしてほしいと暢に頼みます。

 

さっきのことは見間違いだと結論付ける前に暢は藍子の写真を見せてきます。

 

ここでたみくんは確実にさっきの女性は藍子だと確信しました。

 

追い打ちをかけるように次の写真では着ていた服までも一緒だということに気が付いてしまいました。

 

自身の中で葛藤した末、暢のことを思ってさっき見たことを告げることにしました。

 

そして話を始めようとした瞬間、遮るように暢が藍子が帰ってくるから自分も帰らないと!と言います。

 

話をすることを諦め、二人は店を後にします。

 

嫁が帰ってくるだけでそんなに嬉しいものなのか、たみくんはと暢に問いかけます。

 

これに「奥さん大好きだから!」と屈託のない笑顔で返す暢にやっぱり話したいことがある、とたみくんは彼を引き止めました。

第5話 疑惑浮上

たみくんは暢に映画館であったことを正直に話しました。

 

話し終わった後、自分は一度しか会ってないから見間違いかも…と付け足します。

 

それにかぶせる様に「それだな!」と暢は笑顔で言い放ちます。

 

けれどたみくんはさっき写真で見た服装とも同じ人だったと言いますが、暢は気のせいだと言い、帰っていきました。

 

たみくんと別れた後、先ほどは気のせいだと笑って言いましたが暢のその本心は違っていました。

 

「思い当たる節が無いわけじゃない」と一人電車内で考えます。

 

ここにきてようやく最近藍子の残業が多すぎる事や風呂場にも携帯を持ち込む事に対し疑問を覚えます。

 

家に帰ると一足先に藍子が帰宅していました。

 

たみくんに言われたことも気にかかり、少し藍子に対してぎこちなくなってしまいますが彼女の「いつも家で待っててくれてありがとう」という言葉に暢は簡単に絆されてしまいます。

 

暢はそのまま藍子と愛しあおうとしますが、藍子は仕事で疲れているとそれを拒みます。

 

初めて拒否されたことに暢はショックを受け、服装の件もあってか、さらに疑惑の念を抱きますが、藍子さんはそんなことしない、と自分に言い聞かせます。

 

変わって藍子は、一人、拒んだのは失敗だったか?と考えています。

 

先ほどまで不倫相手と会っていた藍子は旦那の暢ともなんて体力的に無理だと嘲笑います。

 

そして藍子はSNSの裏アカウントで昼に不倫相手からもらったネックレスを自慢するための投稿をしました。

 

心の中で彼女は「私は勝ち組!誰もがうらやむいい女!」世の中簡単だと笑いました。

第6話 ナカ出し…?

朝六時、暢は起床し、隣を見ると藍子が眠っています。

 

彼女は携帯を握りしめたまま寝ています、その携帯を見るか迷う暢、しかしまだそれをする勇気はなかったようです。

 

そして二人で朝食を取りますがその席で暢はそろそろ子供の事を考えてみないかと問います。

 

これに対し藍子は「今は要らない、いつか欲しいんだから待って」と断ります。

 

さらに、朝からこんな重い話やめてほしい、在宅ワークには分からないかな?と嫌味っぽいことを言います。

 

藍子が出かけて行った後で暢は自分のことを最低だなと自責します。

 

一方、会社に居る藍子は不倫相手に今朝あったことを愚痴ります。

 

実はこの相手の男も既婚者でさらに子供までいたのです。

 

嫁との子供を見せられた藍子は嫉妬し、自分も相手との子供が欲しいと言います。

 

こんなことをしてしまうと不倫をしていた事がバレてしましますが、藍子は代わりに「旦那ともすればいいんでしょ?」と最低な提案をしました。

第7話 浮気している!

その日は藍子の誕生日の日曜日でした。

 

暢はこの日のために色々と準備をしていましたが藍子は後輩がミスをしたから、とまたも出勤していきます。

 

もちろんそれは嘘で不倫相手と会うためでした。

 

流石に戸惑う暢でしたが藍子に今夜楽しみにしててと言われると簡単に気を許してしまいます。

 

ここまでくると藍子も心の中で「扱いやすい旦那様」とほくそ笑みます。

 

所変わって今度は不倫相手の家族のシーンに移ります。

 

相手の男の名前は和正(かずまさ)。

 

こちらも妻に仕事に行くと告げます。

 

日曜日ということもあり、子供を公園に連れていく約束をしていたようですが、それを妻一人に任せ家を出ていきました。

 

一人残された妻は泣いているまだ幼い息子を抱き、「泣きたいのはママの方だよ」と辛そうにこぼします。

 

専業主婦である彼女、育児は自分の仕事だと割り切り専念しますが、彼女は旦那の浮気に感づいていました。

 

公園に来た彼女はこんな父親では子供が不憫だと託児所に子供を預け一人真実を確かめようと動き出します。

第8話 尾行

この話は暢サイドに視点が戻り、始まります。

 

笑顔で藍子を送り出した暢ですが、冷静になって考えてみると今まで一度も日曜日に出勤など無かった事を流石に怪しすぎると感じます。

 

しかしまだ信じたくない暢はケーキを焼くことで疑惑の念を消す事にしたようです。

 

そして再び和正の妻の視点に変わります。

 

託児所に着いた彼女は泣いている子供を預けることに罪悪感を抱きますが、家族の未来のためだと調査に乗り出します。

 

彼女はすでに旦那の車にタブレットを隠し自分の携帯と連動させ尾行が出来るよう準備していました。

 

位置情報を頼りにとうとう彼女はホテルの前までやって来ます。

 

ここまで来て彼女は本当に自分たちに不倫などという悲劇が起こっているのか、と恐ろしくなります。

 

けれど意を決し、彼女はホテルの駐車場へと入っていきました。

第9話 母親失格

駐車場に足を踏み入れた彼女、しかしそこに自分の車は停まっていませんでした。

 

位置情報はここであっているはずだ、と思い携帯を見つめる彼女の前に和正が現れます。

 

彼は妻の仕込んだタブレットの存在に気が付き逆に様子をうかがっていたようです。

 

そしてこの近くで仕事がある為、車は隣に停めている、まさか浮気を疑っているのか?と妻に詰め寄ります。

 

もちろん仕事などではありませんが、作戦がバレたことに困惑した妻は何も言い返すことが出来ません。

 

そして旦那から子供はどうしたか?と聞かれます。

 

託児所に預けたと告げると彼は激怒し、勢いよく妻をはたきます。

 

そして自分の行為を棚に上げ、彼女に「母親失格」とまで言い放ちます。

 

すっかりおびえてしまった妻に対し、でも不安にさせて悪かったと謝り抱きしめます。

 

頼むから育児だけはちゃんとしてくれ、と言いながら。

 

一見優しそうな行動に思えますがその後の「お前の仕事」という言葉に妻は疑問を抱きます。

 

子供は二人の子供ではないのか、浮気をしているのを自分は知っている、あなたは父親失格じゃないのか、と。

 

しかしその疑問をついに彼女が口にすることはありませんでした。

 

彼女にできることはただ泣きながら謝ることしかできません、自分自身でもそんな弱さが嫌になると思いながら。

 

それから数時間が経ち、暢の元に藍子が帰ってきました。

 

彼は誕生日を祝うため部屋の飾りつけまでして待っていました。

 

ありがとう!と喜ぶ藍子ですが裏では「うざいけどインスタ映えする」と思い写真を撮りまくります。

 

不倫が疑われているなど微塵も気が付いていない藍子は大好き、と暢に近寄ります。

 

暢は自分も好きだと返そうとしますが、そこで藍子から微かに香るタバコのにおいに気が付きます。

 

ドキリとする暢に藍子はどうしたの?早く寝室に行こう、と誘いました。

第10話 中に出して

約三週間ぶりに愛する妻と肌を重ねる機会に暢は拒む理由などありませんでした。

 

行為が進み、藍子は「今日は安全日だからそのまましよう?」と潤んだ瞳で暢に問いかけます。

 

ですが、これは藍子が仕組んだ計画でした。

 

不倫相手の子供が欲しいがために自分の旦那を利用していたのです。

 

暢は言われるがまま「嬉しいよ」と言いますが、先ほど藍子から漂ったタバコのにおいが気になりモヤモヤとしています。

 

どうしても気がかりだったのか、いざという時になって暢は藍子とする気が無くなってしました。

 

その後体調不良を理由に暢は藍子に断ります。

 

藍子は自分の計画が崩れたことを焦り、表では「そんな日もあるよ!」と笑って言いますが、裏では「この役立たずが!!」と暢を罵ります。

 

そのまま寝ることになった二人ですが、考えていることは真逆でした。

 

藍子は相変わらず暢に対する愚痴をこぼし、暢は気にしないでと言ってくれた藍子に申し訳なく思っています。

 

そして次の日、仕事に行く準備をしている藍子に暢は誕生日プレゼントを渡します。

 

しかしそれは不倫相手と同じプレゼント、それに気づいた藍子は思わず笑いだします。

 

それを嬉しすぎて、とごまかしますが、心の中では「浮気相手とチョイスかぶってる」と嘲笑い、暢からもらった方はフリマアプリで売ろうと考えていました。

第11話 行く理由

会社に出勤した藍子、昼休憩の時間になり、暢の作った弁当を食べています。

 

それを後輩に可愛い弁当だと誉められ、自分で作っているのかと聞かれると、「まぁ」と答えます。

 

さらに「趣味みたいなもんかな」手抜き料理だと謙遜します、あたかも自分が作ったかの様に。

 

そこに藍子の不倫相手、和正が現れます。

 

彼も毎日妻が弁当を作ってくれています。

 

後輩と和正が弁当の話をしていることを聞いていた藍子は彼の「うちの」という言葉に嫉妬します、「まるで人の男だと思い知らされているみたいで」と。

 

私の彼氏なのに、と考え藍子は和正に相当惚れ込んでいることが分かります。

 

そんなことを思っていると近くにいるはずの和正から連絡が来ます。

 

今日も一緒に居たいという内容に藍子は微笑み「いいよ行こう、ホテル」と返します。

 

今日も今日とて暢に残業があるとメッセージを送る藍子、「会社にカンヅメだよ」という文面にそれは本当なのかと暢は強い疑問を抱きます。

 

流石に確認をしに行こうかと悩む暢、けれど行く理由も無いと諦めようとします。

 

しかしその時、外からサーという雨の降る音が聞こえてきました。

 

そして気が付きます、藍子は今日傘を持って行っていないことに。

 

意を決した暢はあくまでも自分は傘を届けに行くためだと意気込み、家を出ました。

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