島田開は、「3月のライオン」に登場するキャラクターであり、作中でも登場する機会が多い棋士のひとりであります。
そして、放送まであと3時間☆
今夜23:10から、NHK総合テレビにて「3月のライオン」第18話が放送です！ pic.twitter.com/EqkoYqmwEM— TVアニメ「３月のライオン」公式 (@3lion_anime) February 18, 2017
周囲のキャラクターからは、尊敬や敬愛を集めながらも、どこかいじられキャラであり特に、頭部（薄くなっている）をいじられることが多いです。
そんな、島田のプロフィールと強さについて解説をしていきます。
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島田開のプロフィールと年齢を紹介！
生まれ故郷は将棋の町「天童」
作中でも、度々登場するしていますが、島田の出身地は山形県の天童市です。
この町は、実際に将棋の駒をたくさん作っている街で、「将棋のまち」と呼ばれています。駅には将棋の駒が飾ってあり、作品中にも出てきた人間将棋というイベントも行われている将棋と縁がある町です。他には、日本酒やフルーツなどが有名です。
将棋とは縁がありますが、作中では田舎であり過疎化が進んでいることが問題とされています。
そんな町で生まれた島田は、幼少の頃から野球やサッカーは人数が足りずできなかったため、町のお年寄りから将棋を習いメキメキと実力をつけていきます。
強さは、町をとどまらず東京の奨励会に入ることが決まり、畑や果樹園を手伝いながらお金を貯めて深夜バスで東京と山形を往復する暮らしをしていました。
そんな町から、名人を輩出すると周囲の期待を込めて島田はタイトル戦などに挑んでいきます。
年齢は30歳後半で、宗谷名人と同年代
年齢は、30歳代後半と言われています。宗谷名人と同い年であり、対比として表現されることが多いです。
島田の特徴は、A級棋士であり血の滲むような努力をしながら辿り着き強くなっていたことに対し、宗谷名人は、神とも呼ばれる強さで名人まであっという間になっています。
また、容姿の面も比較されていることが多く、1世代上のA級棋士 後藤正宗（ごとう まさむね）と同い年ではないかと言われています。これは、頭髪が薄くなっていること、重度の胃炎もちであること、痩せている容姿が原因です。
特に、頭髪に関しては「非常にいいシャンプー」を利用していたり、「アートでネイチャー」な会社からスポンサーの提案が来たりする程です。
現在は、容姿も将棋の強さも同い年の宗谷名人に差をつけられていますが、一歩ずつ努力する人であり、少しずつ将棋での差を縮めています。
将棋は強い！宗谷名人との対局・勝敗は？
見た目やキャラクター性などでいじられることも多い島田ですが、将棋の実力はプロ棋士たちからも一目置かれています。
タイトルをかけた宗谷名人との対局では、故郷の山形での対局を目指して健闘をしますがストレート負けと残念な結果となってしまいます。
しかし、宗谷名人を疲弊させ脳のエサとして食べているブドウ糖が足りなくなるぐらい追い詰めており、後1手の読み違いがなければ宗谷名人に手が届くようなシーンもありました。
将棋の強さでは、敗北を経て1段強さに厚みが出ておりいつかはタイトルを取って欲しいキャラクターです。
また、後輩からの尊敬を集めており、対局の際には、自身が代表となっている「島田会」に介入している桐山、二階堂などが応援に来ることも多いです。
島田会の棋士はそれぞれレベルアップしており、獅子王トーナメントでは全員が各組を勝ち抜いており、育成するという能力でも、島田は優れていると考えられます。
島田開のタイトル戦の結果は？最新刊までのネタバレ！
3月のライオンでは、7つのタイトルがありそのうちの5つを宗谷名人が持っています。
直前のタイトル戦では、現役最年長A級プロ棋士である柳原朔太郎（やなぎはら さくたろう）と棋匠戦を戦いました。
お互いに華がないと言われることがある地味な2人ですが、将棋の実力は一流であり棋匠戦も最終戦までもつれ込む戦いとなりました。
結果は、柳原が執念と意地を見せつけて勝利、永世タイトルホルダーとなりました。
非常に惜しいところまで攻めていた島田であったため、強さは、タイトルホルダーと同レベルと言えそうです。
負けた棋士は、より研究を重ねて強くなって帰ってくることが多いため、今後の島田に期待です。
現在のタイトル戦は、獅子王戦が行われています。（単行本16巻）
獅子王戦のトーナメントは1組5位として予選を勝ち抜いており、桐山をはじめとした選手と戦い宗谷名人とのタイトル戦が見られるのか楽しみです。
島田開はあかりとはどうなる？
「地味」や「頭髪が薄い」など言われている島田ですが年齢は30歳代後半と結婚適齢期です。しかし、現在は浮いた話はなさそうです。
奨励会時代に彼女がいたらしいですが、振られてしまったのか独身のまま一軒家に1人で住んでいます。
本人曰く、「自分は天才ではなく、将棋以外に大切なものがあると将棋に少なからず影響してしまう。ただ、その時間では相手にとっては少なすぎる。」と自己分析をしています。
これは、棋士全てに言えるかもしれませんが、研究や研究会など幾ら時間を割いても学ぶことが一生あるため恋愛に向けられる時間が短くなってしまうようです。
そんな島田に、恋愛の可能性が浮かんできました。
それは、桐山がお世話になっている川本家の長女である川本あかりとの恋愛です。
紹介は、島田の弟弟子である二階堂が三月町のお祭りへ島田を読んだことがきっかけで出会いました。
その後は、神宮寺会長とあかりのいる銀座のホステスに行ったり、ハゼを近所の川で一緒に釣ったりと仲良くしている姿が見られます。
あかり自身は、島田に対して好意的な印象でありますが、島田自身は恋愛よりも将棋を優先してしまう性格を気にしているため、すぐに恋愛には発展しないのではないかなと考えています。
島田開のモデルとなった有名人は？実写化のキャストは佐々木蔵之介！
3月のライオンのキャラクターには実在する棋士や有名人がモデルになっていることがありますが、島田もそのひとりで、モデルとなっているのは、俳優の佐々木蔵之介さんです。
これは、映画化の際に島田を佐々木蔵之介さんが演じられ、作者の羽海野チカさんからのコメントで判明しました。
キャラクターをイメージした有名人が、実際に映画化でキャストになってくれるのはとても素敵なことですね。
まずは一枚目
少し疲れた
寒そうな横顔と缶コーヒーの島田開八段#3月のライオン pic.twitter.com/NbVaEtwNYj
— 羽海野🌸チカ🌸📕📚📙 (@CHICAUMINO) January 2, 2023
優しくてかっこいい島田開の名言を紹介！
島田は、作中でも屈指の気を使う人であり、棋士仲間だけでなく地域のおじいちゃんやおばあちゃんに対しても優しさを持って接しています。
そんな島田の名言をご紹介します。
1つ目は『「縮まらないから」といってそれがオレが進まない理由にはならん』です。
これは、同年代であり自分よりもスルスルと先へ進んでいく、宗谷名人との関係を指しています。
同世代で常に比べられる宿命にありながら、そして「慢心しない天才」相手にも諦めることなく、一歩ずつ食らいついていこうという島田の強い気持ちが現れている一言です。
2つ目は『六局目が俺の故郷なんだ』です。
六局目が俺の故郷なんだ by島田 開 pic.twitter.com/ExbcR3Isxe
— ３月のライオン×名言BOT (@sangatu_lion) January 24, 2023
これは、獅子王戦で宗谷名人との対局が決まった際に、スケジュールを確認して島田が行った一言です。言葉自体のインパクトは弱いのですが、島田は故郷である「山形県天童」に名人を、タイトルを持ち帰ることを努力する原動力にしています。
名人相手に2戦を勝たなければ、故郷に対局を、タイトルを持って帰れないと心の中では強い気持ちを込めて呟いた一言でした。
今後も獅子王戦やその他タイトルで期待をしていますし、あかりのとの恋愛も見守っていきたいそんなキャラクターです。