スライム倒して300年2巻無料ネタバレ!タダで読む方法紹介!漫画バンクzip,rarは危険|7話8話9話10話11話12話

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『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』2巻ネタバレ紹介!

第7話 エルフが来た

庭でバッタを捕まえて遊ぶファルファとテラスで座って本を読むシャルシャ。

 

子供のような2人が同居するようになり、一気に賑やかになったアズサ家。

 

走り回るファルファに遠くに行かないよう注意をするアズサは、完全に母親のような様子です。

 

庭でバッタを探していたファルファですが、茂みに隠れていたスライムを見つけます。

 

駆除しようとするアズサですが、ファルファとシャルシャがスライムの精霊であることを思いだし、倒していいのか迷います。

 

しかし。

 

「お前はもう死んでいる~」と言いながらスライムを指で突くファルファ。

 

突かれたスライムは弾けます。

 

スライムには穴があり、そこを押すとすぐ死ぬと話すファルファ。

 

戸惑うアズサですが、シャルシャによると、この周辺にいる色が薄いスライムは、悪に心が染まった邪悪なスライムとのこと。

 

駆除した方が良いと言われて驚くアズサ。

 

「どうやらこれからもスライムを倒していいようですね」とライカも安心したように話します。

 

さて、のんびり過ごしている4人のところに、どんどんと玄関を叩く音が聞こえてきます。

 

すぐにファルファとシャルシャを家の中に入れるアズサ。

 

以前シャルシャが襲ってきたこともあり、攻撃する意思のある相手の可能性も考えて、警戒しながら玄関から外を覗きます。

 

玄関の前に立っていたのは、1人の女性でした。

 

耳が尖っていることから、エルフと判断するアズサ。

 

しかしそれ以上に、出るところが出、引っ込むところは引っ込んでいるスタイルに、思わずアズサも、「なんだその肉感的なからだは…!!」と心の中でツッコミます。

 

ちなみにボンキュッボンと表現されるエルフに対し、アズサの体型はスーンと擬音がつき、凹凸の少ない体型です。

 

さて、涙を浮かべながら「た、たすけて…ほしいんです」と訴えるエルフ。

 

しかし、アズサは覚めた表情。

 

「助けて…?このあたりオークはいませんが」

 

エルフはツッコミ気味に「なんですか、エルフが襲われる=オークみたいな発想!!」と答えます。

 

「ベルゼブブから助けてほしいんです!」

 

訴えるエルフ。

 

しかしそれを聞いたアズサは、黙って玄関扉を閉めました。

 

「なんで静かに無言でそそくさと戸を閉めるんですか!?」

 

「あっじゃあ閉めまーす!」

 

「そういうことじゃないです!!」

 

扉を開けようとするエルフと、抵抗するアズサ。

 

「助けてくださいよー!ここ最近世間で名を轟かせている高原の魔女さんしか助けてくれそうな人思い浮かばなかったんです!」

 

「そんな名を轟かせてる!?嘘でしょ!?ていうかわたしだってそんなおっかないモンスターと戦いたくないです!」

 

アズサ曰く、ベルゼブブと言えばハエの王などと呼ばれる上級な悪魔であり、ゲームで言うなればラスボスの手前くらいにいる怖いやつ、とのこと。

 

「そんなモンスターと接点なんか持ちたくないんです!こっちは平和に暮らしてるんだから!」

 

「せ、せめてお話だけでも!」

 

このままでは殺されてしまうと、涙ながらに訴えかけるエルフ。

 

しぶしぶアズサは中で話を聞くことにします。

 

家に入ってきたエルフを見てはしゃぐファルファと、本で読んだエルフの知識を嬉しそうに疲労するシャルシャ。

 

「やーやーどうも、お邪魔します」

 

先程までの涙が嘘のようなエルフに対して、嘘泣きかと疑うアズサ。

 

エルフは「性格ですぅ」と聞き流しながら自己紹介をします。

 

調薬師のハルカラと名乗ったエルフ。

 

魔女であるアズサ同様、薬を作ることを職業としているようです。

 

調薬師がなぜベルゼブブに狙われるのかと尋ねるアズサ。

 

ハルカラはまず、自分が作っていた薬を説明します。

 

それによると、ハルカラが作っていたのは「栄養酒」という滋養強壮によく効くお酒。

 

小さい瓶に入っており、疲れている時に飲むと仕事を乗りきれると、各地で大ヒットしているようです。

 

説明を聞き、また実物を目にして「まんま栄養ドリンクじゃん!!」と心の中で突っ込むアズサ。

 

社畜時代よく飲んでいたけど、まさかこの世界で見るとは…と驚きます。

 

説明を続けるハルカラ。

 

この栄養酒が評判になり、遠方にまで売られていった結果、上級魔族であるベルゼブブが入手して飲んだそう。

 

しかし、魔族には毒だったのか、服用した10分後に倒れ、高熱を出してしまったそうです。

 

「要はそれで恨みを買ったということですね」とアズサ。

 

「はい…こんな手配書まで配られてしまってる有り様で…」とハルカラは紙をアズサに見せてきました。

 

魔族の言葉で書かれている手配書。

 

少しだけ魔族語がわかるというシャルシャが読んだところ、「栄養酒…作った女…捕まえる…豪華な褒美…差し上げる…」

 

「単語だけだとそんなことが書いてある」とのこと。

 

確かに手配書のようです。

 

「お願いです!助けて下さい!」

 

涙ながらに訴えるハルカラ。

 

「みんな魔族とは関わりたくないと言って、経営していた製造工場の従業員も逃げ、その上集落からも追い出されちゃいまして…」

 

「もう居場所がないんです…」

 

ハルカラの訴えを聞き、悩むアズサ。

 

「エルフのお姉さんかわいそう…」

 

「帰る場所がないってつらい」

 

「アズサ様…」と、ハルカラに同情する面々に押される形で、ハルカラを助けることに。

 

「わかりました。あなたを助けま…」

 

「ありがとうございますー!」

 

食い気味に答えるハルカラ。

 

「変わり身はやっ!やっぱ嘘泣きでしょ!?」

 

「性格ですぅ」

 

なかなかいい性格のハルカラです。

 

さて、助けるとは言ってもベルゼブブとやり合う気はないアズサ、あくまで匿うだけだとハルカラに告げます。

 

表向きには魔女アズサの二番弟子にすることにし、変装用のローブも渡します。

 

試しに着てみるハルカラ。

 

しかし、スーンとした体型のアズサ。

 

そのアズサのローブをスタイルの良いハルカラが着ると、様々な場所が収まらず、とんでもないことに。

 

刺激が強すぎるため、ライカはシャルシャとファルファの目を手で隠します。

 

「あなた…発育がいいって言われない?」

 

思わず尋ねるアズサ。

 

「年に750回くらい、いやらしい体しやがってとか言われましたね」

 

「1日2回!」

 

地元ではエルフはスレンダーな体型が多く、余計に目立つため、言われるのにも慣れているというハルカラ。

 

「わたし…体ばかり見られるのが癪で、調薬師として実績出そうと努力したんです」

 

「そのかいあって薬がたくさん売れるまでになりましたけど、そのせいでベルゼブブに追われてるんですよね、とほほ…」

 

悲しそうな表情のハルカラに同情する…と思いきや。

 

「教育に悪いからさっさと着替えてもらえます?」と冷たく言い放つアズサ。

 

「着せたの魔女さんですよ!?」

 

思わず突っ込むハルカラでした。

 

さて、翌日。

 

せっかく薬草に詳しいハルカラもいるということで、一緒に薬草採集に行くことにしたアズサとハルカラ。

 

「わたしの腕をお師匠さまに見ていただくチャンスですしね~」と、ハルカラも張り切ります。

 

しかし、「いっぱいありますね」と満面の笑みを浮かべてハルカラが採るのは、なぜかキノコばかり。

 

派手な柄のものもあり、心配そうに見るアズサですが、「あくまで薬用ですから」とハルカラ。

 

「そのまま食べると毒なのも入ってますから、絶対勝手に食べないでくださいね」

 

「絶対に!!」

 

フリに聞こえる…とアズサ。

 

襲ってきたモンスターをアズサが退けるのをしり目に、相変わらずキノコのみ取りまくるハルカラ。

 

豊富な知識にアズサも思わず「キ…キノコ博士だ!!」と感心します。

 

採集も進み、食事休憩をとる2人。

 

ハルカラは、採ったばかりのキノコをその場で網焼きにし始めます。

 

「毒キノコは入れないでね…」と心配するアズサに、「ご心配なく!キノコの知識は完璧ですから!」と自信満々のハルカラ。

 

食べたアズサは、あまりの美味しさに感動が隠せません。

 

エルフがよく使うというソースは、アズサによるとほぼ醤油に近い味のよう。

 

合わないわけがないとパクパク食べるアズサを見て、ハルカラも食べながら次々とキノコを焼いていきます。

 

しかし、徐々に笑いが止まらなくなるハルカラ。

 

「毒キノコ入ってるだろこれ」

 

冷静になるアズサ。

 

「なに言ってるんですか、わたしキノコ博士ですよ~」

 

「仕分けしたのでここにあるのは食べられるキノコだけです」

 

そう言いながら仕分けしたキノコの名前を言っていくハルカラ。

 

「チャイロクラガリダケにベニムスメダケに、毒のあるウシノホホエミダケ!」

 

「今毒って言ったぞ!」

 

勢いよく突っ込むアズサ。

 

「あら~そっか、わたし仕分けが雑なんで間違っちゃったんですね。知識はあるんですけど」

 

「活用できてない!」

 

続けて突っ込むアズサ。

 

ハルカラによると、どうやらちょっと笑う程度の毒キノコの様子。

 

他のキノコも疑うアズサに、ハルカラは再度キノコの確認をします。

 

「あっこれはサンカククリダケですね~」

 

毒なのか尋ねるアズサに、効能を説明するハルカラ。

 

「多量に摂取すると催淫作用があります」

 

突然息が荒くなるハルカラ。

 

切ない表情で「お師匠様ぁ…」とアズサを見つめてきます。

 

「わたしといいことしませんかーっ!?」

 

「断る!!」

 

逃げ出すアズサ。追うハルカラ。

 

「大丈夫ですよー!ちゃんと気持ちよくしますから!」

 

「そこ基準にしてないから!!」

 

「だってモンスターから助けてくれましたしぃぃ!」

 

「わたしのこと好きなんですよねぇぇ!」

 

「お師匠様~~~」

 

徐々に引き離していくアズサ。

 

夢中で走るハルカラですが、足を踏み外し川に落ちそうになります。

 

やむを得ず引き返し、アズサはハルカラの手をつかみます。

 

アズサのおかげで川に落ちずにすんだハルカラ。

 

こんな状況でも「やっぱりわたしのこと…」などと呟くハルカラを見て、早く毒抜けろ、と思うアズサでした。

 

日も落ち、家に帰ってきたアズサとハルカラ。

 

「採集の方はどうでしたか?」とライカに尋ねられ、ハルカラは、「わたしが粗相を…」と顔を真っ赤にして答えます。

 

ギョッとするアズサ。

 

「粗相ってなあに?」と尋ねるファルファとシャルシャになんでもないと誤魔化し、今日はキノコたっぷりシチューにしよう、と話題を変えようとします。

 

自分が作るというハルカラに、ちゃんと毒がないか確認するよう伝えるアズサ。

 

その様子を、一匹のハエが眺めていました。

 

第7話はここで終わります。

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第8話 ベルゼブフが来てた(前編)

何やら薬を作っているハルカラ。

 

アズサも調合したことのない薬のようで、興味津々で見つめています。

 

ハルカラによると、どうやら健康のための薬、いわゆるサプリのような物のよう。

 

感心するアズサですが、なぜハルカラが裸エプロン姿で調合しているのかは、最後まで突っ込めずでした。

 

相変わらずのハルカラです。

 

さて、5人で食事をしながら、アズサは昼からハルカラを連れて街に行くとライカに告げます。

 

ベルゼブブから追われる身であるハルカラを心配するライカ。

 

しかしアズサは、変に怪しまれて噂されるより、こちらから紹介した方が都合が良いと話します。

 

またアズサが薬の販売を委託しているお店をハルカラにも紹介するとのこと。

 

どうやらハルカラも薬を販売したいようで、「居候ですから、少しでも稼いで家にお金を入れないとデカイ顔もできないできませんしね」

 

 

しれっと言うハルカラに、「デカイ顔するつもりなんだ…」と突っ込むアズサ。

 

「我も…入れた方がいいですかね…」

 

気まずい顔をするライカ。

 

「私たちは…」

 

2人揃って困った顔をするファルファとシャルシャ。

 

「変なこと言ってすみません」とハルカラも謝ります。

 

さて、街にやってきたアズサとハルカラ。

 

しかし、ハルカラを見た男性の反応に、アズサは怒っています。

 

「こんなの初めて見ただの」

 

「熟した果実だの」

 

「夢と希望だの」

 

「男ってこんなに胸を見るものなのか、結局みんな大きさか」

 

「すん」と表現されるアズサの胸と、「ユサッ」と描かれるハルカラの胸。

 

ハルカラは、貧乳派でも大きい胸には目が行くらしい、だからみんながみんな巨乳派ではないとフォローします。

 

「大丈夫ですよ。小さな胸にも需要はありますから!」

 

「べ、別に小さくないしっ!!」

 

失礼な弟子だと怒りながら、アズサは次の店へ。

 

「魔女様の弟子の薬か。なら置いてくれて構わないぜ」

 

快く対応してくれる店の店主。

 

「しかしな…」と、ちらっとハルカラの方を眺めました。

 

それを見て、また胸かと怒り出すアズサ。

 

違うんだ!と慌てた店主は、「間違いだろう。気にしないでくれ」と気にかかる態度を取りました。

 

不思議な態度に疑問を持ちつつ、最後にギルドにやってきた2人。

 

しかしギルドのナタリーは、ハルカラを見て驚きます。

 

胸への反応と感じたアズサは「あんたもか?あん?」と怒りの表情。

 

「つーか同じものをお持ちじゃないですか」と、ハルカラ同様ふくよかな胸を持つナタリーを睨み付けます。

 

ガルル…と唸るアズサは置いておき、ナタリーはハルカラに、どちらさんかと尋ねます。

 

「はい!エルフの調薬師で高原の魔女さんの弟子になりましたアキカナ(偽名)です!」

 

偽名で自己紹介するハルカラ。

 

しかし。

 

「あの…フラント州で栄養酒を製造されて…」

 

何やらハルカラのことを知っている様子のナタリー。

 

思わず喜んでしまうハルカラを、アズサは慌てて止めます。

 

我にかえったハルカラも、栄養酒を作っているのは遠い親戚のエルフだと誤魔化します。

 

これ以上ボロが出ないよう、さっさと帰ろうとする2人。

 

しかしナタリーは、今朝こんな手配書が来たと2人に見せてきました。

 

人間の言葉で書かれた手配書。

 

栄養酒を作ったフラント州のエルフの女、ハルカラを探している、と書かれています。

 

身体的な特徴として、胸がとても大きいことも。

 

また捕まえた人には豪華賞品を贈るとのこと。

 

手配書を目にして慌てて家に戻ってきた2人。

 

驚くライカに、村まで手配書が来ていたと告げます。

 

どうやら雑貨店のおじさんの反応も、手配書によるものだったよう。

 

怯えるハルカラに、人相書きまでは描いてなかったから大丈夫だと説明するアズサ。

 

しかし、念のためハルカラはしばらく外出禁止とすることにします。

 

ファルファとシャルシャは、ライカに頼んでどこかに匿ってもらうことに。

 

またライカからの提案で、魔族をはじく結界を家の周辺に張ることにしました。

 

結界を張り終わり、これで一安心とアズサ。

 

机の下に隠れて震えているハルカラに、夕食でも食べようと声をかけます。

 

「食事も喉を通りません…」とハルカラ。

 

しかしすぐに、

 

「ライカさんの料理おいしいですね~」と笑顔で食べ始めるハルカラを見て、

 

思わず突っ込むアズサ。

 

その風景を、またも一匹のハエが眺めていました。

 

 さて、そのまま何も起きず、2人の生活も3日目に。

 

ベッドで自身が作った栄養酒を飲むハルカラに、「それ好きね」とアズサは声を掛けます。

 

「自分でも飲みたいと思うものを作るのがわたしのモットーですから」とハルカラ。

 

「といいますかお師匠様も結構飲んでますよねぇ。はまっちゃったんじゃないですか~?」

 

「や…私飲んでないけど」

 

アズサの回答に驚くハルカラ。

 

ハルカラによると、自分が飲んだ分以外にも明らかに誰かが飲んでおり、持ってきたストックがなくなりつつあるとのこと。

 

思わず顔を見合わせる2人。

 

「冗談…ですよね?」

 

怯えてパニックになるハルカラを横目に、アズサは部屋を注意深く見渡します。

 

「あのさ…ちょっと前からいるなぉとは思ってたんだけど…」

 

 「ベルゼブブってハエだよね?」

 

「はい。面識はないですけど、ハエの王と呼ばれてるくらいですし…」

 

「もしかしてだけど…それじゃない?」

 

ハルカラの近くにとまっているハエを指さすアズサ。

 

「まっさか~ただの小汚いハエですって」

 

「馬の糞にたかるような下等な生物ですよ!」

 

「そんな身の毛もよだつ魔族なんかじゃ」

 

慌てて話すハルカラ。

 

しかし。

 

「下等な生物で悪かったのう」

 

声とともに、丁寧にお辞儀しながら現れたのは、ハエの王、ベルゼブブでした。

 

 

「下等生物」と呼ばれたことをネタに、ハルカラをいじるベルゼブブ。

 

怯えるハルカラをアズサは庇います。

 

「弟子とのやり取りは、師匠を通してもらえませんかね」

 

「高原の魔女か。お主には特に用はない」

 

相手にしようとしないベルゼブブ。

 

「せっかくお越しいただき恐縮ですが、弟子はあなたに会いたくないようです。帰っていただけませんかね」

 

「帰れと言われると帰りたくなくなるのう」

 

「ちょうどよい。体もなまっておったところじゃ」

 

「わらわと勝負してみよ。なかなか腕に覚えもあるようじゃしのう」

 

ベルゼブブに勝負を挑まれたアズサ。

 

ここで、第8話は終わりです。

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第9話 ベルゼブフが来てた(後編)

「わらわと勝負してみよ。なかなか腕に覚えもあるようじゃしのう」

 

ベルゼブブに勝負を挑まれたアズサ。

 

「300年ほど、スライムを倒して鍛えてますから」

 

「たったの300年か。わらわが生きてきた十分の一程度ではないか」

 

「三千年…ふん!こっちは中国四千年の中華料理を食べてきたんだぞ!」

 

「なんじゃそれは」

 

妙なことで張り合うアズサです。

 

さて、建物を痛めないようにと外に出る2人。

 

空を飛んで建物から離れていくアズサをベルゼブブが追ってきます。

 

しかし、途中で何かを感じたアズサ。

 

追ってきたベルゼブブに、何か言いかけます。

 

しかし。

 

「高原の魔女よ。この辺りでいいじゃろ」

 

「上級魔族がいかに恐ろしい力を持っておるか…しかとあばばばばばばば!!」

 

ビリビリと凄まじい音をたてるベルゼブブ。

 

「結界張ってるの忘れてた…ていうか内側からでも効くんだ」とアズサ。

 

どうやら魔族避けの結界に、内側から当たったようです。

 

煙をあげるベルゼブブ。

 

「卑怯じゃぞッ!!」と泣きながら文句を言います。

 

「や…あの…結界張った時点で内側にいると思わなかったし…すっかり忘れてて…」

 

「えと…ごめんなさい…」

 

しどろもどろに謝るアズサ。

 

「ま、まったく…さ、さあ…勝負…」

 

まだ勝負をしようとするベルゼブブですが、もはや飛ぶこともできないらしく、

 

喋りながら落ちていきます。

 

地面に座り込むベルゼブブ。

 

吐きそうに口を押さえながら、「気分が悪い」

 

うつ伏せになり「急な吐き気と寒気がすごい」

 

「ちょ、ちょっと大丈夫!?」

 

「しっかりしてー!!」

 

心配するアズサの前で、みるみる弱っていくベルゼブブ。

 

アズサは慌てて、お姫様抱っこでベルゼブブを家に運びます。

 

すごい悲鳴が聞こえてきたことで心配していたハルカラは、運び込まれたベルゼブブを見てびっくり。

 

アズサは弱っているベルゼブブに回復魔法をかけることにします。

 

「ねぇ…回復魔法って魔族にかけて大丈夫なの?ダメージになったり…」

 

「え…た…たぶん。ダメと聞いたことはないので…」

 

「わかった!死んだらハルカラのせいだから!」

 

「責任重すぎますよーっ!!」

 

びくびくしながらかけた回復魔法ですが、ベルゼブブには効果があったようです。

 

意識も戻ったベルゼブブ。

 

アズサに感謝します。

 

「回復したらまた栄養酒を飲みたいのう」とベルゼブブ。

 

「いやいや飲んだらまた死にかけるじゃん」

 

答えるアズサに、ベルゼブブは

 

栄養酒は元気になるものだろう?と尋ねます。

 

栄養酒が魔族には毒で、飲んで倒れたベルゼブブに恨まれている、と思っている2人。

 

「ええと…飲んだら高熱を出して死にかけたって…」とアズサ。

 

「それで製造者のわたしを恨んで追いかけてきたと…」とハルカラ。

 

「なんじゃ、殺されると思っておったのか」とベルゼブブ。

 

「倒れたのは事実じゃが、栄養酒のせいではないぞ」

 

「徹夜作業中に飲んだらやる気がみなぎっての」

 

「勢いあまって働きすぎたせいじゃ」

 

呆然とするアズサと、戸惑うハルカラ。

 

「ハルカラを追ったのは製造中止になった栄養酒の製造再開を要望するためじゃ」

 

「もはやわらわにはなくてはならぬものじゃからのう」

 

「そうじゃ、この家にいる間もいただいておったぞ」

 

「やはりあれは最高じゃの」

 

「あは…あは…あははははは…いやーそうでしたか。てっきり」

 

「おい」

 

安堵するハルカラに、笑顔で突っ込むアズサ。

 

「いやぁ…噂は確認しないといけませんね。ははは…」

 

「おい」

 

次の日。

 

朝食を作っているアズサのところに、ベルゼブブがやってきます。

 

「あ、おはようベルゼブブ。もういいの?」

 

「うむ。おかげで気分も良い。十分健康体じゃの」

 

それを聞いて喜ぶアズサ。

 

誤解も解けたことだし、と一緒に朝食を取ることにします。

 

ハルカラにも声をかけるベルゼブブ。

 

まだびくびくしていたハルカラですが、ベルゼブブから栄養酒をまた買うと言われ、

 

「あらら、それは毎度ありがとうございますぅ~!!」

 

と満面の笑み。

 

思わずベルゼブブも、「切り替え早いの」と突っ込みます。

 

では故郷の工場を再開して…と考え始めるハルカラ。

 

しかし、こちらに工場を移転させようかと言い出します。

 

「こっちに?またなんで?」とアズサ。

 

ハルカラによると、ベルゼブブに狙われていると誤解されていた際、

 

故郷の誰も守ってくれず、それどころか集落を追い出され、見捨てられたとのこと。

 

「それと…こっちで暮らせばお師匠様と一緒にいられますし…」

 

頬を赤く染めながら話すハルカラ。

 

「あなた…いわゆる百合的な思考は持ってないよね?」

 

「あぁ、ないですないです。ただ食われノンケなだけです」

 

「変な専門用語出たぞ!!」

 

楽しそうな2人を見て笑うベルゼブブ。

 

アズサは、ベルゼブブもここに住むとか言い出さないかと心配しますが、住むところはあると、ベルゼブブは否定します。

 

しかし、ハルカラがここに住むなら、栄養酒を買いに顔を出すとのこと。

 

「それと、高原の魔女アズサとの決着もついてないしの」

 

戦いにくるの!?と驚くアズサに、ただの暇潰しじゃと答えるベルゼブブ。

 

「他にも面白いことがあったら呼ぶように」

 

「ちょうどいい、呼び出し魔法を後で教えてやろう」

 

どんだけ来る気だよ…と呆れるアズサでした。

 

ちなみに、ベルゼブブの説明によると、魔族は特に人間の土地に進出しようという動きもなく、平和的に暮らしてるとのこと。

 

ベルゼブブは貴族として荘園を管理しており、また農相として農地の拡大を進めるなど、割りと偉い立場のようです。

 

あととっても乙女。

 

ベルゼブブの説明を聞いているうちに、ライカに連れられて避難していたファルファとシャルシャも戻ってきました。

 

ベルゼブブも可愛い2人を見てデレデレした表情。

 

家族と常連客が1人ずつ増え、

 

この事件は一件落着となったのでした。

 

と、思ったのもつかの間。

 

「実家に帰らせていただきます」

 

突然のライカの宣言。

 

「え?」

 

呆然とするアズサ。

 

第9話はここで終わります。

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第10話 ドラゴンの結婚式に行った

ドレスを着て出かけるアズサ家一向。

 

竜の姿のライカの背中に乗り、空を飛んで移動しています。

 

ライカに乗って長距離移動するのは久しぶりだと言うアズサ。

 

ファルファとシャルシャは、先日のベルゼブブより避難する際に乗っており、慣れたものとのこと。

 

「ハルカラは乗るの自体初めてだよね。大丈…」

 

振り返るアズサですが、見たものは…。

 

「酔いました」

 

今すぐにでも吐きそうなハルカラでした。

 

話は数日前にさかのぼります。

 

「恋バナしましょう!」

 

「ない」

 

ハルカラの問いに即答するアズサ。

 

「即答!いやいや何かあるでしょう300年も生きてたら!」

 

「ない」

 

「本当ですか!?わたし若いんで求めちゃうんですよ!色恋の話を!」

 

聞きたがるハルカラに、

 

若いってハルカラっていくつなの?とアズサは尋ねます。

 

「17歳!」

 

キャピーンとポーズをとるハルカラ。

 

「…と、二千五百か月です」

 

「二百歳越えてるじゃん」

 

呆れた目でながめるアズサに、エルフ的には脂がのってる年だとハルカラは答えます。

 

そこに混ざってくるファルファとシャルシャ。

 

「ファルファ、ママだーいすき!」

 

「シャルシャも…そんなとこ…」

 

そういうのじゃないと否定するハルカラの後ろで、鼻血を濁流のように吹き出すアズサでした。

 

さて、ライカに呼ばれて朝食をとるアズサたち。

 

食べながらも、ハルカラは色恋の話を続けます。

 

料理もできるライカを見て、

 

「ライカさんは何かありそう」とハルカラはアズサにひそひそ話かけます。

 

何の話か尋ねるライカに、

 

大した話じゃないというアズサと大事な話だというハルカラ。

 

大事な話と言われ、そういえば…とライカ。

 

「我…実家に帰らせていただきますね」

 

驚くアズサ。

 

「突然どうしたの!?何か不満でもあった?何か悩みでもあるの!?」

 

「弟子と師匠という間柄だけど、これでも私はみんな家族のつもりなの!出ていくなんて言わないで!」

 

凄まじい剣幕のアズサに、ライカは困り顔。

 

「出ていくとかではなくてですね、今度姉の結婚式があるので、出席するため実家に帰らせていただこうかと」

 

そういえば前言ってたね…とアズサ。

 

おめでたいと喜ぶファルファと、これも恋の話とハルカラに語りかけるシャルシャ。

 

よかったらみんなで行きませんか?とのライカの提案で、

 

冒頭の移動の場面になるのでした。

 

さて、しばらく休憩を挟み、スッキリした表情のハルカラ。

 

口元には何かついてますが、どうやら吐き気も収まった…と思いきや、第2波が来るなど

 

なかなか重症の様子。

 

慌てて地面に降りたため、モンスターに囲まれてしまいますが、

 

家族を傷つけるやつは許さないというアズサによって

 

あっという間に退治されました。

 

「はあ…やっぱりお師匠様かっこいいです…」

 

「お師匠様にならキスされてもいいかも」

 

呟くハルカラ。

 

「いや、あなた今ゲロ吐いたばっかでしょ…」

 

相変わらずツッコミに忙しいアズサでした。

 

移動は続き、いよいよライカの故郷、ロッコー火山が見えてきます。

 

既に宴会が始まっているようで、

 

上から眺めると多くのドラゴンが飲み食いしているのがわかります。

 

ライカによると、ドラゴンの姿で飲み食いするのは一次会とのこと。

 

普段はこの姿で生活しているようですが、

 

二次会は屋内で行うので、人の姿になるそう。

 

またドラゴンの町には観光客も多いため、

 

応対するために人の姿で生活するドラゴンもいるようです。

 

話をしつつ、一次会の会場に降り立つ一向。

 

ドラゴン族最強のライカは、周囲から「ライカ様」と呼ばれ、尊敬されている様子。

 

「ライカお姉さまごきげんよう」などと話し掛けられます。

 

そんな中を通り過ぎ、家族を見つけたライカ。

 

ライカの父親と母親、姉のレイラと新郎をアズサに紹介します。

 

早速馴れ初めを聞くハルカラ。

 

やはり恋バナに興味があるようです。

 

ライカの姉のレイラによると、新郎とは幼馴染みとのこと。

 

80年ぶりに再会した際に結婚しようと思い立ったそうです。

 

「しかし今日は平和でいいな。このまま終わればいいのだが」

 

聞き捨てならない発言に、黙っていられないアズサ。

 

「平和に終わらない結婚式ってあるんですか…?」

 

答えるライカの父。

 

「ドラゴン族はいくつか部族に分かれてましてね」

 

「仲が悪い部族同士もあり、イベント事があると稀に妨害しにやってくるんです」

 

「特に結婚式なんてあった日には…」

 

稀にですがね!と強調するライカの父の発言に、

 

めっちゃフラグ発言っぽいと気を落とすアズサ。

 

突然、周囲が暗くなります。

 

「あれれ、暗くなったー。雲?」とファルファ。

 

「今日この辺りは雲一つない晴天が続くはず」とシャルシャ。

 

何かに気づいたハルカラの声で、アズサは上を向きます。

 

そこでアズサが見たものは、大量のドラゴンの姿でした。

 

驚きの声を上げるアズサの横で舌打ちをするライカ父。

 

「ブルードラゴンの連中め…」

 

「やはり荒らしに来おったな!!」

 

やはりって言った!!と思わず突っ込むアズサでした。

 

さて、青いドラゴンは口からブレスを吐いて攻撃してきます。

 

「奴らはハイント州に住むブルードラゴン」

 

「恥ずかしげもなく冷気を吐きまくる野蛮なドラゴンです」

 

説明するライカ。

 

そのライカの前に、何体かのブルードラゴンが降りてきます。

 

「ロッコー火山のレッドドラゴンどもよ…」

 

「今日は結婚式なんだってな」

 

こちらを睨み付けるブルードラゴン。

 

「ムカつくからイヤガラセに来たぞ!!」

 

そういって雄叫びを挙げるドラゴンに、

 

「超迷惑なやつだー!!!」と突っ込むアズサ。

 

ここで第10話は終わります。

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第11話 ドラゴン大抗争(前編)

睨みあうブルードラゴンとレッドドラゴン。

 

イヤガラセに来たと言うブルードラゴンの台詞を聞き、

 

アズサはライカに

 

ドラゴンの抗争は、積年の恨みとかではないのかと尋ねます。

 

「いえ、単に仲が悪いだけです」とライカ。

 

「単に仲が悪いだけなんだ…」と呆れた表情のアズサ。

 

ライカは、一体のブルードラゴンについて

 

「フラットルテ」という名前だとアズサに説明します。

 

先ほどイヤガラセに来たと言い放ったフラットルテ。

 

ライカによると、「イヤガラセの女王」と呼ばれているようです。

 

「自分が独り身だからと、我の姉の結婚を妬んでいるのでしょう」

 

そう説明するライカを

 

うるさいのだーと遮ろうとするフラットルテ。

 

本人によると、20年前パールドラゴンの彼と結婚直前まで行ったそうですが、

 

イヤガラセとかする人は嫌だと断られたとのこと。

 

「うん!これはアタシのせいなのだー!!」

 

あっさり認める彼女ですが、

 

イヤガラセは続けるというフラットルテに、

 

アズサも、なんて迷惑なやつ…と呆れます。

 

この会場だけでなく、火山の火口部にも別働隊がいると言うフラットルテ。

 

ライカとライカの父も、戦うしかないと覚悟を決めます。

 

怖がるファルファとシャルシャを見て、

 

とりあえず逃げることにするアズサ。

 

死んだふりをしていたハルカラも、ドラゴンに踏まれそうになり、慌てて逃げることにします。

 

ひとまず遠くに避難したアズサ家一向。

 

ライカの奮闘ぶりを眺めていました。

 

助太刀すべきか迷うものの、

 

種族間の問題に第三者が立ち入って良いのか、

 

そしてその場合に家族に危険が及ぶことを考え、

 

家族の安全を最優先にしようと、更に森の中に隠れることにします。

 

しかし。

 

「お前たちもレッドドラゴンの仲間だな」

 

空から回り込んできたブルードラゴンに見つかります。

 

「仲間だったらなんだって言うの?」

 

ファルファとシャルシャを守りながら話すアズサ。

 

「ここで足の1本でも引きちぎってやる」

 

「お前らが傷つけば結婚式も台無しだろうからな」

 

それを聞き、立ち上がるアズサ。

 

「は?」

 

ブルードラゴンを凄まじい迫力で睨みつけます。

 

あまりの気迫に押され、戸惑うドラゴン。

 

「あんた今傷つけるって言った?」

 

「私たちを」

 

「娘を」

 

「家族を」

 

「イヤガラセのためにこんな小さな子怖がらせるとか、いい年してその制振構造ヤバくない?」

 

「どんだけしょうもない人生生きてるの?あなた何のために生きてるの?」

 

完全にキレているアズサ。

 

「や…あの…だって、そのためにわざわざこんな遠くの山まで…」

 

慌てるドラゴン。

 

「そんなの理由になってないだろ!!」

 

アズサはドラゴンを思い切り蹴飛ばします。

 

「ぎゃあ…い…痛い!こいつ何者だ!?」

 

驚くドラゴンの頭の上に現れ、思い切り両手で叩き落とすアズサ。

 

「私が何者かって?」

 

「ただ300年生きてるだけの魔女だよ」

 

そう答えるアズサに、歓声を送るファルファとシャルシャ。

 

ポーズを決めてたアズサですが、

 

娘の歓声を聞き、ママもっと頑張っちゃうよ~とメロメロに。

 

「落差…」と思わず突っ込むハルカラでした。

 

さて、ハルカラに

 

ファルファとシャルシャを連れて隠れているよう頼むアズサ。

 

そっちがその気なら、と

 

ブルードラゴンとレッドドラゴンの争いに介入することにした様子です。

 

その頃のライカとその父は、

 

ブルードラゴンの数が多い…と苦戦していました。

 

しかし、突然周囲のブルードラゴンが弾き飛ばされていきます。

 

戸惑うライカが周囲を見渡すと、そこにいたのは

 

ブルードラゴンの尻尾を掴んで振り回すアズサでした。

 

ライカの姿に気づいたアズサ。

 

「あ、ライカ。私ムカついちゃったから青いやつ全部しばくね」

 

平然と話すアズサに、ライカも周囲のドラゴンも驚きます。

 

近寄らずにブレスを吐き始めるブルードラゴンには、

 

炎を放ってブレスと相殺。

 

その隙に近寄って直接殴ります。

 

しかし、いつの間にか背後に忍び寄っていたフラットルテ。

 

「お前は一体なんなのだ?」とアズサに尋ねます。

 

「ええと…フラフラッテだっけ」

 

名前を間違えるアズサ。

 

「フラットルテだ!」と言いながら尻尾で攻撃してきます。

 

ギリギリでかわすアズサに、今度はブレスを吐こうとするフラットルテ。

 

しかし、ブレスが出る前に間合いを詰め、頭を攻撃するアズサ。

 

殴られて意識を失いそうになるフラットルテですが、何とか耐えてブレスを吐きました。

 

「そればっかじゃん。もう手加減しないよ」とアズサが炎を放つと、

 

ブレスが押しきられ、フラットルテは炎に包まれます。

 

熱がるフラットルテ。その隙に高く飛び上がるアズサ。

 

「魔女の…かかと落とし!!」

 

思い切り頭を蹴られたフラットルテは、ついに意識を失い、地面に落ちていきました。

 

「ふぅ…」と一息つくアズサ。

 

周りでその戦いを見ていたブルードラゴンも、

 

まだやる?とアズサが睨むと慌てて逃げて行きました。

 

これで終わったと話すアズサを、

 

ライカとレッドドラゴンの一族は誉め称えます。

 

しかし、何かに気づいたアズサ。

 

「ライカ、ほんわかするにはまだ早いよ」

 

それを聞いてライカも気づきます。

 

「火山の火口部にも別働隊をやったと言っていました!」

 

「観光客が巻き添えになる可能性が…!」

 

アズサを背に乗せ、慌てて火口部に向かうライカ。

 

動けるドラゴンも一緒に向かいます。

 

その頃の、ロッコー火山の火口部。

 

火口内の温泉施設にいたのは…。

 

「ふぅ…極楽極楽」

 

「働いた後はやはり温泉じゃの!!」

 

満面の笑みで温泉に浸かる、ベルゼブブでした。

 

第11話はここで終わります。

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第12話 ドラゴン大抗争(後編)

ライカの背中に乗り、火口部の町にやって来たアズサ。

 

火口のヘリの部分に窪みがあり、そこにできた町ということで、

 

場所的な物珍しさと温泉が出ることから

 

観光地として人気があるようです。

 

町を歩くアズサとライカ。

 

しかし、ブルードラゴンが襲撃してきている様子はありません。

 

「ただのはったりなのかな…」と尋ねるアズサに、

 

彼女は嘘はつかないタイプだと答えるライカ。

 

とりあえずもう少し歩いてみることにします。

 

歩いているうちに、何か騒ぎが起きているのに気づいた2人。

 

近寄ってみると、何体ものブルードラゴンが

 

大きな魔法陣の上に横たわっていました。

 

近くの人に何があったのか尋ねるライカ。

 

どうやら観光客を連れ去ろうとしたブルードラゴンを、

 

旅の人が魔法でこらしめたようです。

 

どうやらドラゴンを弱らせて動けなくする魔法陣のようで、

 

「あまり見ない魔法ですね」とライカ。

 

詳しく魔法陣を調べたアズサは、普通の人間が使える魔法じゃないとライカに言います。

 

考え込むアズサ。

 

その前に現れたのは、ハエの王ベルゼブブでした。

 

「なんじゃおぬしら。こんなとこで会うとは奇遇じゃのう」

 

なぜここにいるのかと尋ねるアズサですが、

 

ベルゼブブによると、仕事の疲れを癒しにたまに温泉に来るそう。

 

「ちょうど今も浸かってきたところじゃ。少し動いたからの」

 

「ホントだ!このハエの王、すごいいい匂いする!」

 

匂いをかぐアズサに、ベルゼブブはムッとした表情。

 

「おぬし今侮辱したか?わらわは綺麗好きじゃぞ」

 

それよりもしかして…と、

 

ブルードラゴンについて尋ねるアズサ。

 

ベルゼブブによると、ブルードラゴンたちは「観光客をさらってこの観光地の価値を下げてやる」などと言い出したため、罰してやった、とのこと。

 

ブルードラゴン5体を相手に1人で勝ったのですか!?と驚くライカに

 

「はん?当たり前じゃろ」と、事も無げに答えるベルゼブブ。

 

自分は3000年生きてる上級魔族だと答えたベルゼブブは、

 

アズサに対しても、ちゃんと強いのだとアピールします。

 

しかし、今はそれはどうでもいいと答えるアズサ。

 

驚くベルゼブブに、アズサは抱きつきます。

 

「ありがとベルゼブブ!あなたのおかげで、レッドドラゴンの危機が回避されたよ!!」

 

満面の笑みを浮かべるアズサに、顔を真っ赤に染めるベルゼブブ。

 

「なぜ抱きつく!こ…こら離せ恥ずかしい!」

 

照れるベルゼブブでした。

 

さて、ファルファやシャルシャのところに戻ってきたアズサとライカ。

 

付き添っていたハルカラは、倒れたドラゴンたちがいつ起き上がるか不安だったと

 

アズサに訴えます。

 

「そう、私も気がかりだったんだ」

 

「ってことで頼むねベルゼブブ」

 

そういってアズサはベルゼブブを呼びます。

 

「まったく…わらわはただの湯治客だぞ」

 

ぶつぶつ言いながら先ほどと同じ魔法陣を展開し、その中に倒れているドラゴンたちを放り込むベルゼブブ。

 

「これで気がついても動けやせんじゃろ」

 

その時、ちょうどブルードラゴンが目を覚まします。

 

どうやら動けない様子のドラゴンたち。

 

アズサはブルードラゴンのリーダーに話し掛けます。

 

「フラフラタルトってあなただっけ?人間の姿になれる?」

 

「フラットルテなのだ!名前くらい覚えろ!」

 

「な、れ、る?」

 

凄みをきかせるアズサ。

 

フラットルテはしぶしぶ人間の姿になります。

 

「それじゃあ…つけてもらおうか。落とし前」

 

フラットルテを見下ろし、そう言い放つアズサの横で、

 

ライカは賠償金の金額と内訳を伝えていきます。

 

「こ…これはお前…結婚式費用より高いんじゃないか?」

 

「いやなら一生そのままでいるか?」

 

ベルゼブブの魔法で弱らされているフラットルテ。

 

しぶしぶライカに対し、払うと答えます。

 

うなだれてるところ悪いんだけど、もう一ついい?とアズサ。

 

「条約を結んで欲しいんだけど」

 

アズサは、今後ブルードラゴンとレッドドラゴンが争いを起こさないよう、

 

不戦条約の締結を求めます。

 

もちろん、イヤガラセも論外、とも。

 

「そんな…あたしの生きがいがなくなる…」

 

そう嘆くフラットルテを諭すアズサ。

 

「結ばないと一生このまま故郷にも帰れないよ?」

 

「家に帰れず3日も職場に泊まるような気持ちになるよ?」

 

「3日後帰れればいいけどそのまま職場でコロっと…なんて人もいるんだよ!?ちゃんと家帰ろう??」

 

自身の前世での経験も含んだアズサの説得に、

 

ついにフラットルテも、結ぶと答えます。

 

故郷のために尽力してくれるアズサにお礼を言うライカ。

 

条約は、ベルゼブブが見届け人となって締結されました。

 

さて、結婚式が再開し

 

二次会が開かれています。

 

ドラコンたちも人間の姿になっていますが、

 

ひたすら食べ続ける景色は一次会と特に変わりはありません。

 

お酒の飲み過ぎで酔っ払っているハルカラをアズサは心配しますが、

 

もう一回吐いてるから大丈夫と

 

謎の理論を言い張るハルカラに呆れ気味でした。

 

宴会の最中、改めてライカはアズサに

 

姉夫婦を紹介します。

 

アズサとベルゼブブと楽しそうに話すライカを見て、

 

喜ぶ姉のレイラ。

 

「私が結婚しちゃって寂しい思いさせるかと思ったけど、あなたにはこんな素晴らしい人たちがついてるのね」

 

「これなら私がいなくても大丈夫そうね」

 

「そんなこと…」

 

否定しようとするライカ。

 

そこに、人間の姿のフラットルテが現れます。

 

ふん!と顔を背けながらも

 

お祝いの花をレイラに差し出すフラットルテ。

 

「おめでとう。幸せになるのだぞ…」

 

仲良さそうに会話する2人…と思いきや。

 

「ありがとうフラットルテ。私結婚できないあなたの分も幸せになるね!!」

 

これを聞いてぶちっとキレるフラットルテ。

 

「結婚できないのではない!いい男がいないだけなのだ!!」

 

「へぇ。これまで何回いい男見つけたって自慢してきたかしら~」

 

「そ…そいつらはよく考えたらいい男じゃなかったからふってやったのだ!アタシの良さに気づけなかったんだからな!」

 

「あれぇ?それって逃げられたってことじゃない?」

 

 

好き勝手言われ、涙目で黙ってしまうフラットルテ。

 

「お前なんてさっさと離婚してしまえ!!」と捨て台詞を吐くフラットルテに、

 

ちょっと同情するアズサでした。

 

さて、宴会も進み一息つく頃、

 

ライカはお願いがある、とアズサに頼んできます。

 

お願いの内容とは、アズサに膝枕してもらうことでした。

 

昔から嫌なことがあると、姉にしてもらっていたというライカ。

 

「結婚しちゃってこれからは頼みづらいもんね」

 

やっぱり寂しかったんだな…と思いやるアズサ。

 

「たまにならこうしてもいいけど?」と尋ねるアズサに、

 

「今は特別ということで…!!」と照れるライカ。

 

そこに、酔いつぶれたハルカラを背負ったベルゼブブが現れました。

 

本当いい人だな…と思うアズサに、ベルゼブブは

 

ハルカラもこの調子だし、温泉宿に泊まっていけば良いと提案します。

 

喜ぶファルファとシャルシャを見て、アズサも同意します。

 

「それにこのままだとベルゼブブの背中か、ライカの背中で吐くことになりそうだしね」

 

酔いつぶれているハルカラを見て言うアズサ。

 

被害者となった経験のあるライカは、慌てて宿の手配に走りました。

 

家族揃って温泉に浸かるアズサ家。

 

違う部屋に泊まっているベルゼブブも、お風呂で合流します。

 

「…あのさ、ちょっと思ったこと言っていい?」

 

突然話し始めるアズサに、ライカとベルゼブブは何かと尋ねます。

 

「なんか…ベルゼブブはお姉ちゃんみたい」

 

「面倒見良くて頼んだら何でもしてくれて世話焼きで」

 

いいように使われてるだけだと言いつつ、満更でもなさそうなベルゼブブ。

 

「…で、ライカは妹って感じ」

 

照れながらも、アズサお姉ちゃんと呟くライカ。

 

「ファルファたちはー?」

 

「2人は娘でしょ~」

 

「そうだったー!!」

 

まとまりかけたところで、酔いつぶれていたハルカラが意識を取り戻し

 

「わたしだけ仲間はずれですよぉ!」と騒ぎだします。

 

「ハルカラは…」

 

「手のかかる後輩…?」

 

そんなぁ~とへこむハルカラ。

 

それを見て笑うライカとベルゼブブ、ファルファとシャルシャ。

 

笑いの絶えないのは、いい家族の証拠だよね…と、

 

しみじみと噛み締めたアズサ。

 

第12話はこれで終わりです。

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