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『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』8巻ネタバレ紹介!
第41話「お饅頭をつくった」
「私は魔女だ」。今回の物語は高原の魔女アズサの独白から始まります。
そもそもアズサは薬草魔女として暮らしていました。
しかし最近はその本職とは全く異なる、ニートの支援、他の魔女のプロデュース、さらには音楽家のサポートといった他のことにいそしんでいました。
今日は自身の本来の立ち位置である薬草魔女らしく、ライカとハルカラと共に森の中で薬草を探しています。
そんなアズサ一行ですが、ライカは野生の象を拾って家に連れて帰ろうとします。
思わずアズサは「象はうちでは飼えません。」とたしなめます。
ドラゴンが象を拾うとはなかなかシュールです笑。
一方のハルカラは、ヘビやクモに驚き走り出した後、森の中で迷子になってしまいました。
相変わらずのハルカラさんです笑。
ハルカラを探しつつ森の奥に進むアズサとライカ。と、急に森が開けてきたと思うと、そこには一面に稲穂の実る田んぼがありました。
ライカが言うには、ここ王国南部では稲作が中心でお米を主食としているそうです。
元日本人としてアズサも稲穂が美しく実風景に見入っています。
そんな中アズサとライカは、全身ヘビにまとわりつかれあられもない姿のハルカラをようやく見つけました。
助けを求めるハルカラを軽くスルーして、ハルカラからこのあたりにお米を食べられるお店を聞いた一行は早速レストランに行くことに。
レストランで提供されたお米は、お赤飯のように赤い豆で色づいたもち米風味のご飯、そしておせんべいのようなパリパリに焼いたお米のおかしでした。
するとここでアズサがひらめきます。
中々においしいご飯だが、このもち米風味のお米と赤い豆を使ってあんこ入りのお饅頭を作ってはどうか。
そんな甘くておいしい和菓子をファルファやシャルシャに食べさせてあげたら、きっと喜んでくれるに違いない!
アズサの母性本能に火が付きました。
さっそく自宅に帰り饅頭制作に乗り出すアズサ。
家族にも協力してもらって試行錯誤を重ねようやく饅頭を作り出すことに成功します。
出来上がった饅頭を当初の予定通りファルファとシャルシャに食べてもらったところ、二人とも大喜び。
「おいしい!とってもおいしい!」「滋味深い味がする」と感動しています。
その二人の反応にアズサも感動しすぎて思わず倒れてしまいます。
「もう死んでもいい」と満面の笑みで鼻血を出してしまいそうな勢いです。
子供たちの笑顔に萌えたに違いありません笑。
それはさておきお菓子に名前を付けようとしたとこと、「饅頭」はすでに同名の地名があるとのこと。
ではどうするか?
ここでアズサの一工夫。饅頭表面に縦線2本の焼きを入れて、出来上がったのはかわいい「食べるスライム」という名のお菓子です。
地元のフラタ村で早速販売してみたところ、これが大人気で瞬く間に完売しました。
そしてハルカラの勧めで食べるスライムに柏餅のような葉っぱを巻き付けた新商品「葉っぱスライム」も開発しました。
ハルカラ製薬の工場があるナステークの町で早速販売するとこちらも大盛況ですぐにでも完売しそうな勢いです。
アズサのお菓子はとても大盛況で、もともと子供たちや人々の喜ぶ顔見たさにお菓子を作ったアズサは大満足。
しかしここで町の意見をよく聞いてみると、「高原の魔女様の得意分野はお菓子作り」「高原の魔女様は飲食系が得意」「食べるスライム、葉っぱスライムはお菓子作りの魔女様の新作でーす」とのご意見。
ここでハッとするアズサ。
自分は「薬草魔女」のはずなのにまたしても人々に別の認識を与えてしまったことに気が付きます。
「あああああああああ!」という後悔の叫びと共に、「薬草魔女」としてのアイデンティティーが崩れてがっくりと膝をつくアズサ。
いわゆる「自爆」というやつでしょうか笑。
ハルカラ、ファルファ、シャルシャがそんなアズサに驚き心配する場面で第41話は終了です。
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第42話「世界精霊会議に行った」
アズサ、ファルファ、シャルシャはフラタ村のギルドに来ています。
今日も日課のスライム退治で得た魔法石をギルド受付嬢のナタリーに換金してもらっているところです。
そこでナタリーが言うには、前回アズサが作った‘食べるスライム’と‘葉っぱスライムが’大好評でフラタ村の名物として定着しつつあるとのこと。
「お菓子作りに専念したほうが儲かるんじゃないでしょうか?」と尋ねるナタリーに、アズサは「私は普通の魔女だから。お菓子作りの魔女じゃないから。」と返答します。
世間のアズサへの認識はやはりお菓子作りの魔女というのが強いようです。
そんな世間話をしているところ、アズサ宛てに届いていた手紙をナタリーから手渡されました。
アズサがファルファ、シャルシャと共に早速手紙を開けてみると、中身は「世界精霊会議開催のおしらせ」との内容です。
そしてそのお知らせには、スライムの精霊であるファルファとシャルシャをその会議に招待したいと書かれていました。
世界政令会議・・・いったいどんな会議なんでしょうか。
場面は変わり、アズサ、ファルファ、シャルシャの3人は馬車で移動しているところです。
世界政令会議が開催されるナンテール湖までの旅ですが、アズサ、ファルファ、シャルシャともに楽しんでいるようです。
数日の旅を終えてたどり着いたナンテール湖。
観光地として有名な高原の湖らしくとても美しい景色が眼前に広がっています。
しばしその美しさに見とれていた一行ですが、政令会議は夜に開かれることから湖のほとりで待機することになりました。
少しずつ日も傾いてあたりは暗くなってきたころ、少しずつ湖のほとりに精霊が集まってきました。
人型の精霊もいれば、よくわからない見た目の精霊も集まってきてとても賑やかになっています。
ここでファルファとシャルシャもアズサと一緒に他の精霊に話しかけることにしました。
どの精霊も礼儀正しく自己紹介をしれくれます。
ファルファもシャルシャも「スライムの精霊です。」とわざわざ名刺まで準備して自己紹介し、さらには‘食べるスライム’のお菓子までお土産として渡しています。
ファルファとシャルシャのコミュ力の高さに脱帽です笑。
他の精霊と楽しく談笑し、会議開催を待っていたアズサ一行ですがいつまでたっても会議が始まらないことを不思議に思っていました。
試しに他の精霊から聞いてみると、「世界精霊会議は精霊同士集まってお話しするだけの集まり」とのこと。
精霊はアズサたちが想像しているよりも随分といい加減だったようですね。
でもそういった緩い関係性の方が争うこともなくうまくいくのかもしれません。
数時間精霊たちとの談笑が続いた後、他の精霊も少しずつその場から去っていきます。
そしてやがて誰もいなくなった湖のほとりでたたずんでいるアズサ一行の元に、湖の中から新たな精霊が現れました。
彼女の名前は、‘したたりの精霊 ユフフ’。
雨の日に葉っぱなどからしずくが滴っている、その「したたり」の精霊とのこと。
この世界、実に様々な精霊がいます笑。
そして世界精霊会議の招待状も彼女が出したのだそうです。
楽しく会話していると、立ち話もなんだからとユフフはアズサ一行を自分の家に招待してくれました。
ユフフの母性的な雰囲気にファルファとシャルシャもなついているので、アズサ一行はユフフの家にお邪魔することに。
ユフフの家に着くと、ユフフは食事を振る舞ってくれ、会話にも花が咲きました。
そして疲れたファルファとシャル社は先にベッドを借りて休んでいます。
子供たちを寝かしつけてすこし落ち着いたアズサはユフフと二人でお話しすることになりましたが、アズサもユフフの母親のような対応にとても安心感を抱くほどに落ち着きます。
そんなユフフが言うには、実は今回アズサ一行を招待したのは、アズサ自身に興味があったそうです。
アズサは高原の家で家族全員から頼られて母親役をやっているけど、そのアズサ自身も疲れているのではと心配してくれているのです。
母性全開のユフフにほだされるアズサ。
さらに「私で良かったらあなたのママになってあげるわ」と優しく話してくれるユフフに、思わずアズサも甘えて抱き着きそのまま眠りについてしまいます。
アズサも誰かの甘えたかったのですね。300年一人で生きてきたのだから仕方ないかもしれません。
翌朝目覚めたアズサはユフフやファルファ、シャルシャとあいさつを交わしていましたが、そこでファルファとシャルシャから一言・・・
「ママおもらししちゃったの?」
え?と思いながら自分の服を見るアズサ。なんとスカートがぐっしょりと水に濡れています。
「そんな馬鹿な!」300年生きた大人の魔女アズサは驚きと羞恥心で顔が真っ赤です。
必死に取り繕うアズサですが、ファルファとシャルシャから優しい生暖かい目で見られてしどろもどろです。
そんなアズサをフォローするべくユフフが話すには、実はユフフと密着するとしたたりの精霊の特性で服が濡れてしまうとのこと。
ようやくおもらし疑惑も晴れて安心するアズサ。何とか高原の魔女の面目は保てたようです。
そして「ユフフさんと密着して何してたの?」と聞くファルファに対して、アズサは説明しようがなく困ってしまいました。
ユフフに抱き着いて甘えていた事実はちょっと話しづらいですよね笑。
と、そこへまたユフフがひとこと告げます。「そういうのは大人になればわかるよ~」
確実に誤解を与えそうな言葉にアズサもたじたじです笑。
そういったユフフとの楽しい時間も過ぎ去り、アズサ一行は自宅に戻る時間になりました。
またいつでも来てね、と見送ってくれるユフフにあいさつし、一路家路につくアズサ一行。
そしてアズサが心の中で「この世界で300年生きてきて、初めて私にもママができた」と喜んでいる場面で第42話は終了です。
第43話「ベルゼブブの家に行った」
「わらわが来たぞ!さあもてなすのじゃ!」
アズサ一家の高原の家、そこに上級貴族ベルゼブブが訪れるところから場面は始まります。
ベルゼブブは頻繁に訪れるようで、アズサ一家も慣れたもの。
また来たの?適当に遊んで帰ってね?的なふつうの反応です笑。
思わずベルゼブブも「独り立ちしたのに頻繁に実家に帰る奴」的な反応をされたと悔しがります。
それはさておきファルファとシャルシャにお土産を渡すベルゼブブ。子供たちは大喜びです。
物で子供たちに気に入られようとするとは何たる卑劣なベルゼブブ。まあ魔族なんですが笑。
そして子供たち以外にもお土産として酒のつまみを持参しています。
「さあベルゼブブさん!飲みましょう!」とハルカラは大喜び。さすが上級貴族は礼儀もわきまえています。
早速、宅飲み開始でおつまみを食すのですが、そこでライカが見たことの無い食べ物が多いことに気が付きます。
ベルゼブブが言うには、魔族の農相であるため様々な食品が自宅に届くとのこと。
もはやいろいろな食品が届きすぎて自分で購入する必要もないほど食品が溜まっているそう。
「まあ広い屋敷だからどんなにもらっても大丈夫じゃがな」と話すベルゼブブ。
どうやら上級貴族としてかなり大きなお屋敷に住んでいるようです。
と、そんなベルゼブブにアズサが一言。「じゃあさ一回行ってみていい?」
このアズサの提案に思わず青ざめるベルゼブブ。
「もしかして大きいお屋敷って口から出まかせだった?」とベルゼブブをからかうアズサ。
舐められてはなるものかとベルゼブブはアズサ一行が自宅に来ることを渋々了承します。
今回のベルゼブブ邸への訪問。ベルゼブブの焦っている表情から何か秘密がありあそうです。
場面は変わり数日後、アズサ一行はベルゼブブ邸の前に到着しました。
実は小さな家なのでは?と疑っていたアズサ一行はとんでもない豪邸に驚いています。
フラットルテが協会の金のような呼び鈴を鳴らすと早速玄関からベルゼブブが現れました。
どうやら本当にこの豪邸は彼女の家のようです。
アズサ一行を家の中に招き入れ案内するベルゼブブ。「こっちが食堂じゃ」「ここが食堂じゃぞ」となぜか食堂に誘導します。
食堂もかなりの広さです。アズサも「しかしここまで大きいとは。3階まであるよね。」と驚いています。
ベルゼブブもアズサの驚き顔に気を良くしたのか「農相を務めて長いからの!当然じゃ!」とドヤ顔でご満悦。
そんなベルゼブブをよそにファルファとシャルシャは大きなお屋敷に我慢できなくなり、さっそく探検しようと走り出しました。
っと、思わずそんな子供たちを抱きとめて阻止するベルゼブブ。
「わらわが案内してやるから勝手に行ってはならぬぞ。」と子供たちを説得しています。
なにやら見られたくないものでもあるのでしょうか?怪しいですね。
台所!風呂場!トイレ!そして台所!さらには風呂場!
早速ベルゼブブが自宅内を案内してくれますが、何度も同じところをぐるぐる回っています。これはどういう案内なんでしょう笑。
そしてさらに窓の外が庭であると説明します。
しかし庭というよりも明らかに森の様相を呈しています。
ベルゼブブの家のスケールはとんでもなく大きいのでアズサ一同は驚きっぱなしです。
さらにアズサは1階だけでなく、2階、3階も案内してほしいとベルゼブブにお願いしますが、どうにもベルゼブブは気が乗りません。
最後にベルゼブブが案内してくれた部屋は1階のベルゼブブの自室。
奇麗に整頓されたなんの変哲もない部屋ですが、こじんまりしていてここだけで生活が完結している様子が見て取れます。
「ここ本当にあなたの屋敷なの?今の印象だと宝の持ち腐れっていうか・・・」
アズサの言葉が胸に刺さるベルゼブブ。どうやら図星を疲れてしまったようです。
と、そんなアズサとベルゼブブがやり取りしている隙に、2階、3階も探検したい!とファルファとシャルシャが走り出しました。
「2階はダメじゃ!」と急ぎ二人を追いかけるベルゼブブ。
しかし時すでに遅し。ファルファとシャルシャは2階の1室のドアを開けました。
そこで見たものは何と・・・・・埃だらけで真っ白な部屋!!!
誇りとクモの巣で真っ白になっている部屋を見て驚くアズサたちに、ついにベルゼブブも観念しました。
「わらわの屋敷というのは本当じゃ。ただのう・・・広すぎて持て余しておるのじゃ!」
ベルゼブブが言うには、2階3階は全然使っておらず、むしろ1階の一部しか使っていないとのこと。
さらに言うには、ベルゼブブは元々平民の出身で出世して貴族となった後、褒美としてこの屋敷をもらったとのこと。
さらにベルゼブブという名前も、代々責任者が名乗る称号のようなものだそうです。
元々平民ということならばこんな大きな屋敷は持て余しますよね。
これがベルゼブブの秘密だったとはアズサ一行も驚きです。
仲良しのベルゼブブが困っているのを見かねたアズサ一行。早速全員でベルゼブブ邸を掃除することにしました。
順調に掃除していく一同。そしてライカはフラットルテとドラゴンの威信をかけて掃除勝負を挑みます。
一方のアズサはファルファ、シャルシャ、ハルカラと共にまるで森のような庭園を掃除することにしました。
ベルゼブブが言うには昔は優雅な庭園だったそうです。が、今では見る影もありません。
そうこうしていると、森を探検したい!と言い出したファルファとシャルシャは森の中で行方不明になってしまいます。
もはや森ではなく樹海の様相です。怖いですねベルゼブブ邸笑。
ベルゼブブ、ハルカラ、アズサが3人でファルファとシャルシャを探しますなかなか見つかりません。
そんな折アズサの前を野生のイノシシが走り抜けていきました。まさか庭に生態系ができているとは・・・。
流石のアズサもドン引きです。
その時、ふと下を見ると、地面から生えた小さな草がアズサの目の前までボコボコと土を盛り上げながら動いてきました。
そしてさらには「フウセンイノシシは私たちを踏んづけるから困る」としゃべりだしました!
しゃべる草に驚くアズサ。思わず「えーと・・・」と草を見て話しかけようとします。
「やばい!」とアズサに見つかってしまった草は一目散にアズサの前から逃げ出しました。
このしゃべって動く草はいったい何なのでしょうか?アズサは「地下の魔族かな?」と不思議がっています。
そんな折、ベルゼブブがシャルファとシャルシャを見つけたらしく二人を抱えて飛んできました。
無事二人が見つかってアズサも一安心です。
場面は変わりベルゼブブ邸の内部。
そこではライカとフラットルテのお掃除対決の判定中でした。
審判を任されたロザリーはどちらの味方もすることができず、最後には「引き分けです!なかったことにしてください。」と逃げ出してしまいました。
ライカとフラットルテ、おして他のメンバーの活躍でようやくそこそこ見れるきれいさになったベルゼブブ邸。
「きちんと奇麗にすれば娘たち二人(ファルファ、シャルシャ)も次は泊とまれるしの!」と不純な動機でベルゼブブもようやくやる気になったようです笑。
ファルファとシャルシャの為ならばベルゼブブは本当に塵一つないきれいなお屋敷にしてしまいそうだと考えるアズサですが、樹海のような森はどうにかなるものかと心配しています。
そんなアズサの心配をよそに場面は庭という名の樹海の中。
頭から草を生やした小さな妖精(?)が「まさか魔女に会うなんて・・・。このままじゃ殺られるわ。粉々に砕かれちゃう。どうしよう・・・」と困っている場面で第43話は終了します。
果たしてこの小さな妖精は何者でしょうか?
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第44話「マンドラゴラを探すことになった(前編)」
「マンドラゴラ錠1瓶ですね。いつも使っていただきありがとうございます。」
ひときわ元気な声が響く店内。声の主は洞窟の魔女エノです。
ここは洞窟の魔女エノのお店。アズサは自宅の常備薬としてエノの薬を買いに来ました。
一時は洞窟の中で引きこもっていたエノも、アズサたちのサポートのおかげで今では魔法薬の店を構えて立派に仕事をしています。
マンドラゴラ錠やそれに次ぐ薬の大ヒットにより、エノは魔女界でも一目置かれる存在になっているようで性格も明るくなりました。
全てはアズサのおかげですね。アズサは本当に人助けが好きだと思います。
そんな二人をさておき、店内ではハルカラがエノの薬をチェックしています。
エノの薬のコンセプトを真似しようとしているようですが、「ちょっとそこの人!パクらないで下さい。」とエノに叱られる始末。
相変わらずハルカラは安定のトラブルメーカーです笑。
一通り買い物を済ませ帰ろうとするアズサたちでしたが、そこでエノからお礼に‘熟成マンドラゴラ錠’を手渡されました。
エノが言うには、普通のマンドラゴラ錠は3年もののマンドラゴラを使っているそうですが、この熟成マンドラゴラ錠は10年もののマンドラゴラを使っているそうです。
アズサ一行はみんな健康なのでそんな貴重な薬は受け取れないと一旦は断りました。
しかしエノの強い希望により最後にはこの薬をもらうことにしました。
エノ曰く、さらに健康になってくださいね、とのこと。エノは本当にアズサに感謝しているようです。
そしてさらにエノが言うには、10年もの以上の最高品質のマンドラゴラは300年ものといったものもあるのだとか。
そしてこの300年もののマンドラゴラはレア中のレアだそうで、魔女であれば一生に一度はお目にかかりたいと望む一品。
なんと普通に人の言葉をしゃべり自由に動き回るとのこと。もはや植物の息を超えて別の生物になっている感があります笑。
ふとアズサに気になってエノにその特徴を聞いたところ、普段は地中に隠れているそうですが、地中を移動する際に移動した後が盛り上がってしまうそうです。
あれ?それってこの前ベルゼブブ邸でアズサが出会った謎の植物では?
アズサがその時の様子を細かく話すとエノも間違いなく300年もののマンドラゴラであると太鼓判を押します。
こうしてはいられないとすぐに探しに行く準備をするエノ。
遠い魔族の土地だろうとお構いなし。早速店じまいをしてベルゼブブ邸を目指してまっしぐら。
流石の行動力です。これが薬売りとして大成功した原動力でしょうか。
さて後に残されたアズサ一行ですが、エルフであるハルカラ一言によりハッと気づかされます。
自分で喋れて会話もできて移動でも出来る、意思を持っていると思われるマンドラゴラを薬に材料にするのは森の生物と仲の良いエルフとしてはNGとのこと。
確かに人間や魔族などと変わらない知能ある生き物を薬の材料にするには罪悪感があります。
これはまずいとアズサ一行はフラットルテに頼んで早速ベルゼブブ邸に移動します。
場面は変わりここはベルゼブブ邸。アズサはこれまでの出来事をベルゼブブに説明しました。
そしてベルゼブブもアズサに協力してくれることを約束します。さすがベルゼブブですね。
またベルゼブブが言うには、エノはワイバーンで来るから数日かかると思うので、それまでは家に泊まってほしいとのこと。
しかしベルゼブブ邸は埃だらけで泊まれる部屋は無いはず・・・と思ったのもつかの間。
なんとこの短期間でベルゼブブ邸は埃一つないほどきれいに掃除が行き届いていました。
ベルゼブブすごい!でも遠目にはベルゼブブの部下のヴァ―ニアたちが掃除でこき使われている姿が・・・・。
上司の職権乱用・・・。ベルゼブブまさに悪魔・・・いえ、魔族です。
場面は変わり、数日後、ようやくエノがベルゼブブ邸に到着しました。
ところが、到着した魔女はエノだけではありません。何と魔女軍団ともいえるような大人数の魔女が参加しています。
300年物のマンドラゴラの発見は魔女の悲願。不法侵入でもなんでもやって必ず見つける!と宣言するエノ達魔女軍団。
これはもう止まりません。
そして一方のベルゼブブも勝手に家を荒らされてなるものかと対抗します。
必ず魔女たちよりも先にマンドラゴラを見つけてやる!と意気込んでいます。
ここで魔女軍団vsアズサ一行のマンドラゴラ探索競争スタートです。
アズサ一行はエルフであるハルカラの知識を生かしてマンドラゴラを見つけようと画策します。
そんなハルカラですが、いきなり謎の植物のツタに捕まり、徐々に服を溶かされる始末。
必ずトラブルを起こす安定のハルカラさんです笑。
アズサに助けられ植物のツタから何とか脱出したハルカラ、気を取り直してマンドラゴラを探します。
ハルカラもここにきてようやく本領発揮。森の植生や土の様子を調べてマンドラゴラの生息場所を絞り込んでいきます。
ようやくマンドラゴラが潜伏していそうな場所を突き止めたハルカラとアズサ。
しかしそこにはすでにエノが先回りしています。
アズサは言います。
「あなたが捕まえて薬の材料にしようとしているのは知能ある生物だよ。そんな行為は見過ごせない。」
「300年物のマンドラゴラは純然たる植物です。」エノも譲りません。
アズサ一行と魔女軍団。双方入り乱れてマンドラゴラ探しも佳境に入りました。
人員の点で不利なアズサ一行。このままでは先にマンドラゴラを見つけられてしまいます。
と、そこでハルカラがアイデアを思いつきました。300年物のマンドラゴラに知能があるのなら!
「マンドラゴラさーん!あなたピンチですよ!あなたが助かるにはここにいる高原の魔女アズサ様に保護されるしかありませんよー。」
「さあアズサ様の胸に飛び込んでください!」
確かに魔女軍団に捕まると薬の材料にされてしまいます。
そうなるよりはアズサに保護されたほうが良いでしょう。今日のハルカラはさえています。
このハルカラの声が届いたのか、魔女たちの前に地面を動く草が現れました。マンドラゴラです。
魔女たちは捕まえようとしますが、マンドラゴラは巧みにこれを交わして逃げ回ります。
そして最後にマンドラゴラは地面から飛び出しアズサの胸元に飛び込みます。
「た・・助けて!」
と涙ながらに訴えるマンドラゴラをアズサが見つけて第44話は終了します。
さてこの後マンドラゴラはどうなるのでしょうか。
第45話「マンドラゴラを探すことになった(後編)」
「この子は私が保護します!文句のある人はかかってきなさい!」
高らかに魔女軍団に向かって宣言するアズサ。
今回のお話はマンゴドラゴラを胸に抱きかかえるアズサの宣言で始まります。
さらに「でもできればかかってくるな!」とアズサはけん制します。
魔女軍団もアズサの強さを知っているのでとても立ち向かえません。
アズサはライカやフラットルテ達ドラゴン族よりも強いので当然です。
そんなアズサにエノが問いかけます。300年もののマンドラゴラを使えば、魔女としての栄耀栄華を極められる、と。
しかしアズサの胸に飛び込んできたマンドラゴラは、見た目には人間の子供と変わらないかわいらしい少女の外見をしています。
純然たる植物、と言うエノや魔女たちも、こんなかわいらしい見た目の子をすりつぶして薬にするのは無理なようです。
仕方がなくあきらめようとするエノ。
そこへマンドラゴラは、自分のあまたに生えている葉っぱをちぎって渡します。
少女に見えている体の部分は根っこだからあげられないけど、頭の葉っぱはまた生えてくるから・・・。
代わりにもう二度とマンドラゴラを狙わないでほしい、という願いにエノもこれを了承しいます。
葉っぱとは言え伝説のマンドラゴラを入手したのですからエノとしては大手柄!とても喜んでいます。
そこに現れるベルゼブブ。
魔女たちにあげるものがある、とエノたちに紙を手渡します。
なんとそれはベルゼブブ邸の庭の拝観料という名の請求書。
とんでもない額の請求書なのか、今まで喜んでいた魔女たち一同はぐったりとうなだれています。
流石はベルゼブブ。敵に回すと恐ろしい魔族です笑。
場面は変わりここはベルゼブブの屋敷の一室。
例のマンドラゴラも一緒に屋敷に連れ帰ってきています。
アズサ一行もまずはマンドラゴラの身の上を聞くことにしました。
彼女は元々普通のマンドラゴラだったらしいのですが、長く生えているうちにいつの間にか人間のような姿になっていたそうです。
そして今までマンドラゴラを探す魔女たちから逃げ、人間の言葉を覚え、服を着ることも学習して今にいたったとのこと。
ベルゼブブ邸の庭に潜んでいたのは、人が入ってこない森だったので隠れ住んでいたそうです。
ここでベルゼブブが言います。このまま家の庭に住むか?と。
答えてマンドラゴラが言うには、ベルゼブブ邸は樹海のように木々が生い茂っているので太陽の光が届きにくく、栄養効率も悪いらしいそうです。
安全なところがあるなら引っ越したい、と話すマンドラゴラにアズサが告げます。
「じゃあうちに来る?」
「本当?」
マンドラゴラは嬉しそうです。
アズサの家は高原にあり、日光も良く当たりますし、菜園もあるので植物であるマンドラゴラには最適な環境です。
マンドラゴラも「あなたがそこまで言うなら連れて行きなさいよ。」とツンデレなセリフを言いながらもどことなく嬉しそう。
アズサは早速マンドラゴラの名前を尋ねますが、マンドラゴラには名前はないそうです。
それでは、とアズサ一行がマンドラゴラに名前を付けてあげることになりました。
ですが、「賢いスライム = 賢スラ」「魔法使いスライム = マースラ」「武道家スライム = ブッスラー」とアズサのネーミングセンスはかなりアレです笑。
今日こそは良い名前を・・・といろいろ考えた結果、マンドラゴラの名前は「サンドラ」に決定しました。
マンドラゴラ本人も気に入ったようです。
そしてアズサからマンドラゴラ改めて「サンドラ」に一言。
「高原の家に連れていくには条件があります。高原の家の他のメンバーと仲良くすること。」
少し照れながらも、仲良くする努力はするから連れて行ってほしい、と答えるサンドラ。
そしてアズサは、「これからあなたは高原の一員!よろしくね。サンドラ。」と声を掛けます。
うれしそうに笑顔を見せるサンドラ。
そして高原の家に新たな家族が増えたところで大45話は終了します。
第46話「野菜をおいしくすることにした」
「サンドラさん気持ちいい?」「えぇ、気持ちいいわ、ありがとありがと。」
菜園の中に足を半分埋めて立っているサンドラ。
そこにファルファとシャルシャがサンドラの頭からジョウロで水をかけています。
なんともシュールな場面から物語は始まります。
サンドラが言うには水は適量でないと根腐れの原因になるそうです。
また雨の日はジョウロでの水やりも不要とのこと。
植物側から正しい世話の仕方を教えてくれるのはなんとも便利ですね。
そしてファルファとシャルシャが責任をもってサンドラの世話をすると張り切っています。
サンドラの見た目はファルファやシャルシャよりも小さい子に見えるため、シャルシャは妹ができたみたいで特にうれしそう。
みんな新しい家族のサンドラとうまくやっていけそうでアズサも一安心します。
しかしその夜、「助けてアズサ!」とサンドラがアズサに泣きついてきました。
どうやらファルファとシャルシャがサンドラをお風呂に入れてあげようとしたところ、植物のサンドラには必要ないと断られたことが発端のようです。
サンドラ本人もお風呂が体にどんな悪影響を与えるかわからない、と怖がっていますし、アズサも無理にお風呂に入れちゃだめだよ、とファルファとシャルシャを諭しました。
さすがにサンドラは植物だけあって、ふつうの人間や魔族、精霊、エルフ、ドラゴンたちとはかなり生活様式が違うようです。
それならば、とサンドラ自身にどういった生活が良いのか尋ねることにしました。
サンドラが言うには、普段は菜園にいるほうが楽、眠るのも菜園が良い。
また食事は水だけで良い。後は太陽を浴びて光合成をする。
人と同じような食事もできるが、消化に時間がかかるからダメ、といった具合です。
本当に植物の生態ですね。さすがマンドラゴラ。
大体のサンドラの生活様式が分かってきたところで、アズサが他に何かない?とさらにサンドラに尋ねます。
するとここでサンドラから衝撃の一言。
「庭園でいくつか野菜を育ててるけど、あの野菜まずいわよ。」
それを聞いたアズサ、顔面蒼白です笑。
ハルカラやライカに聞いてみたところ、実はみんなも知っていたのかしどろもどろにフォローしつつも‘おいしい’とは言いません。
さてはみんな実は知っていたのでしょう笑。
でも尊敬するアズサの手前、面と向かっては言えません。
がっくりと凹むアズサですが、そこにサンドラが提案します。
「私の力があれば最高においしい野菜に変えてあげられるわよ。」と。
サンドラは植物なので、野菜のこともよく知っており、さらには人間がどんな野菜を好むかもよくわかるそうです。
そして2週間あればアズサの野菜を劇的においしくしてみせる、とまで断言しました。
サンドラが言うには、そう難しいことではなく、良い土を持ってきてその栄養をサンドラが野菜に吸わせてあげるだけ、だそうです。
早速、翌日からライカやフラットルテの協力のもと、土の入れ替えが行われました。
さらにはサンドラによって野菜にも栄養を吸収させます。
そして2週間後。見た目はいつも通りの野菜が収穫されました。
早速、生の野菜を試食するアズサ一行。
ほんとうにおいしくなっているのか半信半疑だったのですが一口食べて驚きます。
ニンジンは甘みが強くいくらでも食べられるような芳醇な味に変わっています。
それにキャベツも高級な果物と見間違えるようなみずみずしさと甘さを備えています。
これが本当の野菜だとは・・・アズサ一行の驚きは大変なものです。
さらにこの野菜で料理をすれば、最高の料理になるに違いない、と早速料理を始めました。
完成した料理は、ニンジンのフライ、ニンジンのポタージュ、そしてニンジンとキャベツの野菜炒めです。
ここで早速その野菜料理を野菜嫌いのファルファとシャルシャに食べてもらうことになりました。
始めは野菜を嫌がっていた二人も一口食べるや否や「おいしい!これなら食べられるよ!」とおいしそうに野菜を食べ始めました。
娘が野菜嫌いを克服した、と泣き出すアズサ。これも全てサンドラのおかげです。
さらにはライカがニンジンを使ったキャロットパウンドケーキをファルファとシャルシャにふるまいました。
ケーキなのに野菜、野菜なのに甘い、と子供たちも大喜び。
ついでにフラットルテもパウンドケーキを食べて大喜びです。
美味しい食事を家族で分け合い、アズサ一家の食卓は団らんの暖かい空気に包まれています。
そんな家族を温かく見守るアズサ。ふと外を見るとサンドラが庭園に立っています。
サンドラにお礼を言うべく庭園に出るアズサ。
「ありがとうね。あなたのおかげでみんなより仲良く楽しくやれそうだよ」とお礼を言いました。
照れた顔で「これからお世話になるわけだからね。ちょっとは役に立つわよ・・・私だって」と言葉を返しつつ、仰向けになりゆっくりと土に埋まっていくサンドラ。
シュールな眠り方だなあ・・・アズサが驚いている場面で第46話は終了します。
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