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『宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する』は漫画アプリ『マンガがうがう』にて全巻無料で読める？
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次に『マンガがうがう』の使い方（システム）を簡単にご説明します。
『マンガがうがう』の基本的な使い方
『マンガがうがう』に掲載されているマンガを無料で楽しむには、アプリ内アイテムである『がうポイント』『ボーナスポイント』を使用して読むことになります。
アプリ内アイテム『がうポイント』『ボーナスポイント』のそれぞれの使い方を詳しくみていきましょう！
『がうポイント』のフリーコインとは？取得方法と使い方を解説
- がうポイントとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
- 朝7時、夜9時に120がうポイントずつ配布される（1日に計240がうポイント）
- 30がうポイント消費で好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る
以上が簡単ながうポイントの取得方法と使い方の説明です。
毎日、配布される計240を使って1日に8話分の作品をタダで読めるシステムが「がうポイント」です。
『マンガがうがう』のボーナスポイントとは？取得方法と使い方を解説
- ボーナスポイントとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
- がうポイントがなくなってしまった場合でもボーナスポイントを使うことで好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る
- 『マンガがうがう』新規ダウンロード特典で900ボーナスポイント（30話分）が付与される
- ボーナスポイントは、イベント・おまけ・外部のサービスの登録などで獲得することができる
以上が簡単なボーナスポイントの取得方法と使い方の説明です。
ここまでを簡単にまとめると
- 「がうポイント」を利用して1日8話分のマンガを無料で読む
- 新規ダウンロード特典で獲得できる「ボーナスポイント」を利用してマンガを無料で読む
- イベントやおまけで獲得できる「ボーナスポイント」を利用してマンガを無料で読む
上記で分かる通り、1日で読める話数が多く、とても使いやすい漫画アプリです！
ぜひ、この機会に遠慮なく無料で読ませていただきましょう！(^^)/
『宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する』世間の評判は？
最近面白くて読んでるマンガは、
理想のヒモ生活
宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する— lyn (@tsylyn) March 2, 2021
「宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する」を最新まで読了。実に面白い。続きが楽しみです。
— Takao Rival (@takao_rival) December 16, 2020
「宝くじで４０億当たったんだけど異世界に移住する」
前から気になってたからコミック買ったけど結構面白い
内政系ってあんまり読んでこなかったけど最近のマイブーム
— 瑠璃吉 (@rurikichi_sora) October 26, 2020
宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住するのスピンオフ作品､マリーのイステリア商業開発部～ を買ってきた😆スピンオフ作品久々に読んだけどこっちも面白い😺マリーが生き生きとしてる🤗#尺ひめき #すずの木くろ (@suzunoki_kuro )#黒獅子 (@kurojishi9644) pic.twitter.com/8uEJvgE6CA
— ぎん@うさぎ愛好家👰三玖&五月推し (@GINUSAGIAIKOUKA) December 9, 2020
「宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する」面白くて、夕方からこんな時間まで一気に読んじゃった。はよ続きが読みたいねぇ。世界には俺の知らない、面白い作品が沢山ある。
— 502 (@trio6be) September 29, 2020
「宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する」の10巻、イッキに読み終わったぜーい！
やっぱ面白いなぁ
この先どうなるんだろう
ハーレム云々も気になるけど、純粋に物語の展開が気になる— たくてぃー (@tactieey) August 20, 2019
なろう系で面白いのが『宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する』主人公がホンマにいいやつで、お金の心配もなければ、善意で人を助けたいと異世界で内政チートしているけれど、奇跡のキャラ造形で読んでいて続きが気になる
— シックス (@Six_Sh00ter) May 17, 2019
宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する、これ面白いよ。 pic.twitter.com/Asogcetmsy
— あゆみ【あゆくま】武道館への道 (@jyobijyoba1031) April 2, 2019
宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する
ニコニコで読んで面白かったから漫画購入 さらに面白いから徹夜でWeb版読んだ
さらにラノベ買うか思案ちう
— 倉石古都乃@Hades (@SSS12555) January 30, 2019
『宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する』登場人物紹介！
志野 一良（シノ カズラ）
宝くじで40億円を当てた本作の主人公で、群馬の山奥にある屋敷から異世界へと迷い込んでしまいます。
異世界ではじめて訪れた村であるグリセア村の人たちを助けたことで村人からは、慈悲と豊饒の神であるグレイシオールと信じられています。
一方現実世界ではホームセンターで大量に物資を買っていくことから、「開拓団長」と陰で呼ばれVIP扱いされています。
バレッタ
グリセア村の村長の娘で、本作のヒロインの一人。
父を助けてもらったことからカズラに感謝し、ともに村を復興していくうちに好意を寄せるようになります。
村のために自身を奴隷として売ってもいいとカズラに話すなど、他人思いでとても優しい性格です。
勉強熱心でカズラが元の世界から持ってきた本を読んでおり、どこに何が書いてあるか覚えられるほどの驚異的な記憶力の持ち主でもあります。
カズラが神様ではなく、別の世界から来た普通の人間である事を知る唯一の人物です。
リーゼ・イステール
領主ナルソンの娘でもう一人のヒロイン。
平民にも分け隔てなく優しく、美人で武芸も達者な人物で領内の人たちにも慕われています。
お金持ちの貴族と結婚して裕福に暮らす夢があり、カズラを手籠めにしようと画策するが、その企みがカズラにばれてしまいます。
その後紆余曲折ありカズラとは友達となりましたが、カズラとの結婚は諦めていません。
ナルソン・イステール
グリセア村があるイステリア地方を収めている領主。
干ばつなどの被害があると収める量や物を調整してくれる平民思いの領主。
カズラのことをグレイシオールと信じて領内の支援を依頼する。
ジルコニア・イステール
イステリア領主ナルソンの妻、リーゼと血のつながりはありません。
イステリア領内の軍事について任されており、武芸の腕は領内随一で「常勝将軍」と呼ばれています。
北方の山岳地帯の平民出身で、自身の村が野党に扮したバルベール軍に壊滅させられたことからアルカディア王国の北に位置するバルベールという国に憎悪を抱いています。
軍事にもカズラの力を借りるため、リーゼとカズラを結婚させようと裏で手を回すがうまくいかず、カズラへのリーゼ押しが露骨になってきました。
カズラに教えてもらったかき氷にハマっていて、周りの人たちにも広めようとしています。
バリン
グリセア村の村長。先の戦争で妻を亡くしており娘のバレッタと二人暮らし。
病気で死にかけていたところをカズラに助けられます。
兵士として戦争に徴兵されていたこともあり戦闘能力は高いうえカズラが元の世界から持ってきた食べ物で身体能力が向上しており、村を襲った野党たちを無傷で全滅させるほどの強さです。
カズラが元の世界からもってきた酒が大好物。
アイザック・スラン
アルカディア陸軍兵士でナルソンの部下。真面目で責任感が強く周りからも信頼されています。
当初はカズラのことを疑い拘束するが、グレイシオールとわかった時に自らの命を絶って部下の兵士をかばうなど男気のある人物。
その後はカズラやバレッタに信頼され、ともに行動することが多くなりました。
リーゼの婚約者候補でしたがカズラに取られそうでやきもきしています。
バレッタから頼まれてグリセア村に行くたびに、カズラには内緒でバレッタに戦い方を教えるようになりました。
ハベル・ルーソン
アルカディア陸軍の兵士でアイザックの部下。とても気が利く性格でカズラからの評価も高い。
腹違いの妹で奴隷のマリーをとてもかわいがっており、軍で昇格しルーソン家に益をなせばマリーを譲ってもらえるよう父と約束しています。
カズラと出会ってからはマリーをカズラの従者になるよう働きかけ、カズラにマリーを奴隷から解放してもらおうと考えたが失敗に終わってしまいました。
マリー
ハベルの腹違いの妹でイステール家の侍女。母が奴隷のため、ルーソン家では奴隷として扱われてきました。
ハベル以外の家族にひどい扱いをされてきたため、気が弱くおとなしい性格。
ハベルの策略でカズラの料理人兼従者に任命されます。
料理中の味見で日本から持ってきた食材を食べたため、知らず知らずのうちに身体能力が強化されてしまいました。
エイラ
カズラが初めてイステリアを訪れた際に、カズラとぶつかったイステール家の侍女。
もともとはリーゼの侍女であり、ジルコニアにリーゼとカズラをくっつける目的でカズラの従者に任命されるがうまくいかず悩んでいます。
『宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する』見どころ紹介！
見どころ① 剣も魔法も使えない普通の男が異世界に
今作の主人公であるカズラは宝くじが当たった普通の人間です。
異世界転生モノによくある特殊な能力が与えられたり、魔法が使えたり、剣が使えたりといった設定はありません。
そのかわり自由に元の世界と行ったり来たりできます。
またカズラが日本から持ってきたものは異世界の住人に様々な影響を与えます。
異世界の住人が日本から持ってきた物を食べると疲れない体になり、力が強くなるなど身体能力が上がります。
しかしカズラは異世界の物を食べても栄養が取れずに低血糖で倒れてしまい、日本のものを食べないと生きていけないことがわかります。
日本の肥料を使って作った作物は異常な成長ですぐに収穫できるようになります。
最初は食べ物のような異世界の人に影響を与える日本の物に慎重になりますが、途中から水車を運び込んで作ったり自分の仕事部屋に冷蔵庫やパソコン、エアコンなども持ち込んだりと機械類に関しては好き放題します（笑）
剣も魔法も使えない普通の人がお金の力と現代日本の知識・技術で、文化レベルの低い村や国を助け発展させていく話はとても爽快感があります。
見どころ② 主人公をめぐる恋の争い
カズラをめぐる2人のヒロインの恋の争いも見どころの一つです。
カズラがはじめに合ったヒロインであるバレッタは父を助けられ、一緒に村の復興をしているうちにカズラに惹かれていきます。
奥手なタイプですが、友人のニィナに背中を押されて少しずつ積極的になっていきます。
またカズラにふさわしい人物になる努力も欠かさず、一人で村を発展させカズラを驚かせました。
もう一方のヒロインであるリーゼはお金持ちと結婚して裕福な生活を送るという夢のため、他国のお金持ちと思い込んでいたカズラにアプローチをかけます。
カズラを手籠めにするという悪だくみがばれた後はカズラと友達関係になって一緒に行動していますが、まだカズラのことは諦めておらず以前よりも純粋な気持ちでカズラを振り向かせようとしています。
対するカズラは2人にドキドキしながらも、年が10以上離れているため積極的になれません。
そんな草食系？のカズラをタイプの違う二人が奪い合う姿は見ていてドキドキ・ワクワク。
街を発展させる傍らで勃発する恋の争いも結末が楽しみです。
見どころ③ カズラがどのように戦争に関与していくか
領内の食糧問題や内政問題をどんどん解決していったカズラは自身が住んでいる国のアルカディアが近いうちに隣国のバルベールと戦争が起こることを知ります。
バルベールは大国であり技術的にもアルカディアを上回っていると予想されます。
農業などの内政についてはある程度知識があるカズラですが、戦争に関する知識はほとんどありません。
しかし現代日本の技術を使えば不利な状況もひっくり返すことができるかもしれません。
カズラは自身が介入することでたくさんの人が死ぬことになるが、バレッタ達が傷つくことになるのであれば技術を提供する必要があると考えました。
一方バレッタはカズラに戦争の責任を押し付けまいと、自分が身代わりとなり一人で奮闘します。
この先大国との戦争に向けてどのような技術を使うのか？果たして戦争は回避できるのか？この先の展開が楽しみです。
『宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する』序盤ネタバレ紹介！
第1話 通路を抜けたら異世界で
主人公の志野 一良（シノ カズラ）は宝くじで同じ数字を10口買い、40億円当選しました。
親の工場を継ぐという名目で会社を辞めて、うきうきしながら何をするか考えているところに電話がかかってきます。
それは寄付を募る電話で、その後も謎の団体からの寄付の依頼や、昔の友人と名乗る人物から金の無心など電話や訪問が止まりません。
そんな状況に耐えかねたカズラは父に何処か避難先がないか相談します。
父は先祖代々受け継がれている群馬の山奥にある屋敷を紹介してくれました。
カズラはその屋敷に避難することを即決します。
そして群馬の屋敷を訪れたカズラが家の中を探索すると、屋敷の奥に南京錠がかかった謎の部屋がありました。
扉を開けるとなかは普通の6畳間、安心したカズラが部屋に入ると急に景色が変わります。
扉の先は洞窟のような場所になっており、扉を戻ると元の屋敷に戻れます。
不思議に思いながらもバッグを片手に洞窟を進むカズラ。
少し進むと白骨死体を見つけ、携帯電話を使い警察に連絡しようとするも圏外になっています。
そのまま進み洞窟を出た先の森を抜けると村にたどり着きます。
カズラは村人を見つけるとカタコトの英語で話しかけますが、なぜか日本語が通じます。
一番近い駅を訪ねますが、村人は「駅」というものがわからない様子です。
一方村人は、カズラのことを領主の使いと勘違いしています。
この時カズラは異世界に迷い込んだと考え、周りを見渡します。
村の家や農具を見ると村の文化レベルが低いことがわかりました。
カズラは旅の商人と名乗り、友好の印に塩と薬を譲る事提案します。
すると村人たちはざわつき、それを聞いた一人の少女が話しかけてきました。
バレッタと呼ばれる彼女は、村長である父の病気を治すために薬を譲ってほしいとカズラに懇願します。
とりあえず村長の様態を見に行くカズラですが、熱があり目の焦点もあっておらずとても深刻な様子です。
カズラはどうにもならないことを伝えようとするが、泣いている少女を前に薬で治ると言ってしまいました。
そしてカズラは持っている適当な薬と栄養ドリンクを飲ませるのでした。
薬で治ると信じきって安心した様子のバレッタは、お礼に今夜は泊っていって欲しいとカズラに伝えます。
罪悪感にさいなまれつつも泊まらせてもらうことになったカズラは、村長が亡くなってしまったら彼女のために宝くじで当たったお金を使うことを決意しました。
その日の夜バレッタがカズラの部屋に飛び込んできます。
村長が亡くなったと勘違いしたカズラは必死に謝ろうとしますが、なんと村長は病気が治りすっかり元気になったのでした。
なぜ栄養ドリンクを飲んだだけで数時間すると元気になったのかわからず、びっくりしつつもカズラは二人と一緒に食事をとります。
食事のあと布団を持ってきたバレッタに、カズラは約束していた塩を渡します。
バレッタは真っ白な塩に衝撃をうけ、お金の代わりに自分を奴隷として売ってもいいので薬を使い村のみんなを助けてほしいと懇願しました。
泣いて懇願されたカズラは村人を助ける決意をし、お金はいらないので自分を村に住まわせることを条件としました。
その後カズラは扉を通り元の世界に戻ると、24時間スーパーに物資を買いに行きます。
店員に炊き出しをするのかと疑われるほど大量の食糧・水・粉ミルク・栄養ドリンクを買い込んだカズラはリアカーを使い、異世界に買った荷物を運びました。
村人に物資を配り感謝されるカズラにバレッタはある疑念をカズラに抱いていました。
第2話 揚水水車と全力疾走
協力してくれているバレッタに栄養ドリンクを飲ませつつ、村人全員に炊き出しを行うカズラ。
村人達はカズラに感謝を伝えるが、村の子供がカズラに無礼なふるまいをした事をきっかけに村人たちの空気は凍り付きました。
まったく気にしていないカズラの様子に村人たちは安心しているなか、バレッタはカズラのことを「グレイシオール様」と呼び感謝します。
その後カズラは水不足解消のために雨ごいを提案します。
たき火で塵を上昇気流に乗せ、大気を不安定にすることで雨を降らせようとカズラは考えました。
たき火をしはじめたカズラは隣に座ったバレッタのたき火に照らされた美しい姿に、思わず見とれてしまいます。
バレッタと確実に雨が降るとは限らないという事を話していた矢先、雨が降ってきました。
翌朝朝食代わりに川で、元の世界から持ってきたモモカンを冷やすカズラとバレッタ。
カズラは水車で川の水を村まで引くことを提案しますが、バレッタは水車というものを知らない様子です。
水車を自分たちで作るのは難しいと判断したカズラは、元の世界に戻り工務店に水車を手配します。
ついでにホームセンターで農具や工具も大量に購入し開拓団長と呼ばれるカズラ。
その道具を村人たちに配り、水車ができるまで村人と協力して水路を作ります。
数日後水車の部品が完成し村に運んできたカズラは、村人と川へ行って組み立てます。
カズラの持ってきた道具のおかげもあり水路もスムーズに完成し、いよいよ水車を設置する時がやってきました。
村人たちは初めて見る水車に大はしゃぎ、カズラもバレッタに手を引かれ村まで流れる水を追いかけるのでした。
第3話 芋畑で汗水を流す
バレッタに手を引かれて水車から村まで走ったおかげで疲労困憊のカズラは、村長の家で昼食をとります。
食事をしていると領主の使いであるアイザックという男が訪問してきます。
バレッタは急いでカズラを奥の部屋に隠しました。
アイザックは領主のナルソンに命じられ、カズラが住んでいるグリセア村が飢饉に陥っている状況を調査しに来たのでした。
調査を終えたアイザックは領主のナルソンに、村の中に水路が引かれ水の心配がいらない状態である事を報告します。
アイザックからの報告を受けたナルソンは不審に思います。
なぜならグリセア村は水を確保することが難しい立地であることをナルソンは知っていたからです。
一方グリセア村ではカズラとバレッタが納税について話をしていました。
干ばつで不作の芋畑を見てカズラは肥料について尋ねますが、バレッタ達は肥料について何も知らない様子でした。
村人に腐葉土について教えたカズラは元の世界に戻り肥料を買いに行きます。
カズラはいつものホームセンターで400キロほど肥料を購入し、道中の白骨死体にお酒を供えてグリセア村に戻りました。
カズラの言う通り肥料を畑にまいた村の人たちでしたが、肥料のにおいを気にしています。
そこでカズラは元の世界で買ってきた石鹸を村の人たちに渡します。
その石鹸を使ったバレッタは香りに感激しつつ、カズラの姿を思い浮かべ微笑むのでした。
第4話 異世界のショッピングモール
今更ながら水車を勝手に設置したことに焦りを感じるカズラ。
領主に自分の存在がばれると都合が悪いと考えたカズラは、バレッタが水車を考案したことにして作り方を教えます。
そしてまた畑の肥料まきをしますが、カズラは1日中肥料を運んでいたおかげで腰が痛くなりました。
その夜腰を痛めたカズラにマッサージをしながら、バレッタは水車の材料が買える大きな町が近くにある事を話します。
するとカズラは街に興味を持ち、自分も同行したいと申し出ます。
村長の服を借り、バレッタや村人数名と町に向かうカズラ。
そしてイステリアという街につくと中世映画のような風景に感動します。
早速村でとれた薪を売りに店に入りますが、物価がわからないカズラは交渉をすべてバレッタに任せざるをえません。
途中でバレッタと別れたカズラはミュラという村の子供と一緒にくぎを買いにいきます。
入った雑貨屋で騙されながらも、ミュラの助けもあり元の世界から持ってきたものを売ることができました。
雑貨屋を出た道でカズラは、リーゼと呼ばれる少女と一緒に歩いているメイドにぶつかります。
リーゼは倒れたカズラを心配しかけよると散らばった荷物を拾おうとしますが、たまたま手に取ったライターをつけてしまい火が出たことに驚いて叫びます。
その声を聴いて駆けつけてきた男たちに、カズラは取り押さえられてしまうのでした。
第5話 あなたは何者？
事態を呑み込めずに取り押さえられるカズラに、リーゼが領主の娘であることが告げられます。
絶体絶命の状態でしたが、リーゼが男たちにカズラを話すように言って事なきを得ます。
リーゼに感謝しつつも、そそくさと退散するカズラ達。
リーゼは先ほどのライターについて尋ねようとしますがすでにカズラたちはその場を離れており、ライターもミュラに回収されていました。
その後無事村まで帰ってきたカズラたちは、夕食を囲みながら街での事を振り返るのでした。
翌朝村人に芋畑に連れていかれたカズラはその光景を見て驚きます。
肥料をまいてまだ8日程度だというのに芋が育ちきっていました。
さらに村の人たちはカズラからもらったものを口にすると疲れにくくなり、重たいものも運べるようになったのでした。
そこでカズラは元の世界から持ってきたものには特別な効果がある事に気づきます。
一方領主の家ではリーゼが両親から結婚の話をされていました。
領主は娘のリーゼにアイザックと結婚してほしいのですが、リーゼはお金持ちの貴族と結婚して贅沢に暮らしたいのです。
自室に戻り一人不満をぶちまけているリーゼのもとに、先日街で一良にぶつかったメイドが訪ねてきます。
エイラと名乗る彼女はポケットからアクセサリーを取り出し、カズラとぶつかったときにポケットに入ったのではないかといいます。
そのはじめてみる美しい宝石にリーゼは見とれてしまいました。
別室では領主夫婦が内政について話し合っていました。
飢饉により領内の食糧不足が深刻化しており、領主の妻であるジルコニアも頭を悩ませながら「グレイシオール様でも現れてくれたら」とつぶやくのでした。
感想
流行りの異世界モノですがこの作品は他とは一味違います。
主人公のカズラは何の能力も与えられませんが、元の世界と行き来できます。
元の世界に戻り宝くじで得た資金を使って、現代日本の物資を異世界に持ち込み飢饉で絶体絶命の村を発展させていきます。
魔法も剣も使えませんが、現代の知識と金の力で村の問題を次々に解決していく様はとてもスッキリします。
そしてカズラのいい人っぷりも面白いポイントです。
可愛いバレッタに頼まれると断れず、街で買い物に行けば店員にだまされる（笑）。
今後もいろいろと苦労しそうな主人公であると感じました。
その他にもグレイシオール様というのは何者か？領主の家族と今後どのようにカズラはからんでいくのか？など今後が気になる1巻の終わり方でした。
2巻以降これらの謎が解明しつつ、カズラがどのように活躍するのかとても楽しみです。