東京グール滝澤政道オウルは死亡？最後はかわいそう？その後やなぜ喰種に？家族への遺書やレートの強さ闇堕ち紹介

今回は東京喰種シリーズに登場するキャラクター、滝澤　政道（オウル）を紹介します。

滝澤　政道（たきざわ　せいどう）は、東京喰種に登場するキャラの中では非常に特殊な人物です。

優秀な人物ではありますが、超優秀なキャラが多い本作の中では、登場当初は一見ただのモブキャラのようにも見え、主要な活躍の場は無いように見えます。

しかしその後彼は、物語の後半になるにつれて、多くの見せ場を作ってくれる人物となります。

明るく、周囲の雰囲気を変えるような不思議な魅力のあった彼ですが、その状況は途中大きく変化します。

まさに『闇堕ち』の言葉がふさわしいほどの悲劇が待っている滝澤　政道というキャラクターに何が起きるのか、今回は彼の人生を通しながら、その人物を紹介したいと思います。

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滝澤政道（オウル）の親や家族はどんな人？亜門との関係性は？

実は勇敢！！誰よりも人間らしい滝澤という人物は！？

本日はCCG本局所属、二等捜査官滝澤政道の誕生日であります！！おめでとうございます！！#滝澤政道生誕祭 pic.twitter.com/HM8TvwX55s

— 【BD&DVD好評リリース中！】アニメ「東京喰種:re」公式 (@tkg_anime) September 10, 2016

滝澤　政道（たきざわ　せいどう）は亜門の当初のパートナーであったCCGの上級捜査官、真戸　呉緒（まど　くれお）の死去に伴い、異動になった法寺の部下として登場します。

一癖、二癖もあるキャラが多い、CCGのメンバーの中では珍しい非常にまっすぐな性格をしており、ある意味誰よりも人間らしさを持ったキャラクターとして登場します。

また、超人的な能力を発揮する仲間たちがいる中で、滝澤の能力は実に平凡なものです。

そのことから、アカデミー主席卒業の同期である真戸　暁（まど　あきら）や、特例入局した鈴屋　什造（すずや　じゅうぞう）に対しては非常に強いコンプレックスを持っています。

そんな滝澤ですが、家族を喰種から守るために捜査官になった勇敢で、心の優しい人間なのでした。

憧れだけじゃない！！亜門との関係性は！？

滝澤と非常に関係のあるキャラクターとして亜門　鋼太郎（あもん　こうたろう）が存在します。

亜門はアカデミーを首席で卒業したエリートであり、初登場時は一等捜査官でしたが、早々に上等捜査官になるなど、非常に優秀な人物です。

非常に優秀な彼ですが、ただの天才というわけではなく、常に自らを鍛え上げるなど努力の上でその地位を掴んだ功労者なのです。

亜門のことを滝澤は尊敬しており、彼にとってのいわば憧れの人物なのです。

そんな亜門に、窮地が訪れます。

その時、滝澤が取った行動は、自分の身を挺して敵に立ち向かうという勇敢なものでした。滝澤にとっての亜門はただの憧れの人物ではなく、命を賭けてでも守りたい存在だったのです。

滝澤政道（オウル）の最後は死亡？タタラとの決戦の結末は？遺書の秘密とは？

それでも生きたい！！遺書の隠された秘密とは！？

東京喰種の瀧澤捜査官の遺書思い出したw
これは、どこにも死(し)がない。
その不具合、カタカナのラは抜けてないのね(σ･ᴗ･ )σ pic.twitter.com/FaSiJGx7LO

— 水̆̈中̆̈ (@elst_suityu) October 15, 2020

あんていく戦の前にCCGの捜査官たちは遺書を残しました。

CCGの捜査官である限り、常に死と隣り合わせの状況は避けられませんが今回の作戦は一味違います。

最強のSSSレート喰種である梟を討伐するための襲撃作戦なのです。

熟練の特等捜査官達やエース達が大量に投入される、いわば総決戦の戦いということもあり、誰もが死を覚悟しています。

そんな中で、滝澤も遺書を残します。

その中には紙面いっぱいに大きな字で『死にたくない』と書かれていました。

この遺書ですが、よく見るとおかしな点が存在しており、文中の『し』という文字が入っていると思われる場所全てが消されています。

これに関しては、『し』がない→『死』がない→『死』なない

つまり、滝澤は死なないというメッセージがこの遺書に隠されていたのではという憶測に繋がっています。

奮闘の末！！滝澤政道は死亡か！？

では、その決戦の結果、滝澤は果たして本当に死ななかったのでしょうか。

梟討伐作戦では、戦いの途中、命令違反を承知で亜門の救援へと向かいました。

亜門との合流には成功しましたが、そこで喰種集団『アオギリの樹』の一員である強力な喰種『タタラ』と交戦になります。

亜門は滝澤を逃がそうとしますが、勇敢にも彼はタタラへ立ち向かっていきます。

そんな滝澤の攻撃を余裕でかわすタタラですが、ついに滝澤を捉えます。

捕まった滝澤はノロという仲間の喰種の元へ投げられた結果、左腕を食べられてしまいます。

その後、そのまま消息不明となった滝澤は作戦終了後に提出された報告書において、亜門と共に死亡と判断されているのでした。

滝澤政道実は生きていた！？闇堕ち？オウルとは？なぜ喰種に？そのかわいそうな末路とは？

誰よりも優しかった姿はどこへ。変わり果てた闇堕ち後の姿とは！？

今週の東京喰種を読んだ俺

「え？加納じゃね？」

「え？オウル？梟じゃん」

からの

「瀧澤ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」 pic.twitter.com/tgkEQq7HvD

— KAZU (@tkg_no_fan) March 12, 2015

梟討伐作戦において、ノロに左腕を食べられ、瀧澤は死亡と判断されていました。

ですが彼は『生きていたのです』。

しかし、現実は残酷です。

誰よりも人間らしく、優しかった瀧澤　政道という人物ですが、当時の面影はもうありません。

まさに闇堕ちの言葉がふさわしいように、その見た目は荒々しい容姿に加え、老人の様な白髪の姿へと変わり果てていました。

戦いで死亡したと思われていた彼ですが、実は半喰種化の実験体として回収されていたというかなしい末路を迎えていたのです。

老人の様な姿や、変色した爪の色は実験の最中でアオギリの樹による拷問を受けた結果によるものだったのです。

感情の起伏も非常に激しく、痛みに関する痛覚も麻痺しているようです。

明るい青年だった彼ですが、人間としての理性や感覚は欠落しており、もはや完全な別人へと変化を遂げました。

滝澤政道から半喰種「オウル」へ！！

東京喰種のオウルの名言「おいちゃんハァハァしてきちゃったーーーーYO」を思い出したけどリプに使う勇気はなかった pic.twitter.com/glMJgSj2AM

— poco (@junjiiiiiiii1) March 22, 2021

半喰種化実験を受けた瀧澤は半喰種である『オウル』となっていました。

梟討伐作戦で回収されたあんていく店長であった芳村の赫包を移植され、強制的に半喰種化されていたのです。

かつてノロに食べられた左腕は再生していますが、赫眼は左目のみといった通常の喰種と異なる存在となっています。

その性格は本作に登場する喰種の中でも非常に残忍なキャラクターとなっており、捜査官時代の優しかった彼の姿は完全に消滅しています。

人間であった頃の記憶に関してはほぼ残っていません。

ですが、完全に無くしてはいないようで、過去の記憶を思い出すこともあるようです。

一方で、捜査官時代に抱いていた、強い劣等感に関しては健在で、人間を殺害するという行為でその劣等感を払拭するという、恐ろしい行動を起こします。

特に半赫者化すると自分のコントロールが効かなくなり、狂ったように両親への懺悔を口にしながら戦い続けるのです。

オウルとなった滝澤政道のその後は？最終回の結末紹介！

激闘！オウルとなった瀧澤のその後は！？

オウルとなった滝澤はその後数々の激闘を続けます。

オークション編では、佐々木ハイセ（カネキ）と激突し、あと一歩というところまで追い詰めます。

しかし、そこでかつての仲間であるアキラに半喰種化した姿を見られてしまい、その場を立ち去るのでした。

その後の戦いでは、ついに憎むべき復讐の相手であるタタラと戦います。

オウルにとってのタタラという存在は憎むべき相手というだけではなく、彼を倒して皆の英雄になりたいという目標の相手でした。

そんなタタラとかつての上司であった法寺が戦っている場面にオウルが加勢したことによって、因縁の相手であったタタラをついに倒すことができました。

タタラを倒したことで、やっと皆の英雄になれると思っていたのもつかの間、なんと法寺の口から今度はオウル討伐の号令が発せられます。

英雄になるどころか、かつての上司であった法寺に裏切られた悲しみからオウルは法寺を殺してしまうのです。

そこでついに憧れの存在であった亜門が登場し、激突しますが、亜門の半喰種化は失敗作であったことから、かつての力の差をものともしない圧倒的な差でオウルが勝利するのでした。

そしてオウルとしての結末へ。瀧澤（オウル）を待ち受ける未来は！？

亜門に圧倒的な力の差で勝利したオウルですが、その戦いも最終的にはCCGのメンバーが戦いに加わり、形勢逆転となりオウルを圧倒します。

そして、ついにオウルが倒されそうになった時、かつての仲間であったアキラがその攻撃をかばい負傷します。

アキラはオウルに対し、半喰種であるオウルという名で呼ぶのではなく、『政道』という本当の名前で呼びかけます。

呼びかけられたその瞬間、オウルであった彼の表情には人間としての心を取り戻した様な表情が戻り、その場を立ち去っていくのでした。

その後のオウルは、アキラの治療、亜門の救出など、以前とは異なる活動を見せます。

最終決戦ではドナートと死闘を繰り広げる亜門に加勢し、亜門はドナートに勝利しますが、その最終決戦後は行方不明となります。

日本各地を転々としながら喰種狩りを行っているという噂もあるようですが、かなしい結末を迎えた、『人間』瀧澤　政道としての人生から、人間らしさを取り戻した『半喰種』オウルとしての新しい人生を歩んでいることが垣間見える結末となっています。

 SS（+）レート喰種オウルの強さは？

心優しかった滝澤政道から修羅の「オウル」へ！！その強さとは！？

亜門対滝澤だけは削らないで欲しかった。
いや、削らないと信じてた。
ここで白滝澤が天元突破でかっこいい戦闘じゃん。
クロと滝澤の亜門の救出の胸アツなところを何故無くしても大丈夫だと思ったのか。

大丈夫な訳ないじゃない。#東京喰種re pic.twitter.com/uZnTS71Mvy

— ヘロー (@helohelon_desi) November 6, 2018

捜査官時代は突出した能力もなく、戦闘力は決して高くなかった瀧澤ですが、オウルとなってからの強さは喰種の中でもトップクラスのものとなっています。

自身を半喰種化へと誘った張本人であるSS+レートのタタラを撃破し、特等捜査官である法寺にも勝利していることからその能力の高さが伺えます。

その強さの秘密として、拷問を受けた結果、痛覚が非常に鈍感になっており、攻撃を受けてもそのまま戦闘を続行することが可能です。

また、欠損した部位を瞬時に再生するといった再生能力にも優れており、遠距離から近距離戦まで幅広いエリアの戦闘をこなすことが可能です。

半赫者としての覚醒も果たしており、捜査官時代から大幅なパワーアップを果たしています。

SS（+）レート喰種である「オウル」の赫子とは！？

オウルの赫子は『羽赫』です。

その能力はベースである芳村の赫子の能力を引き継いでいるのです。

特に羽赫の高速射撃による攻撃が得意となっています。

喰種としての能力活用が上手く、その修得も早かったようで、通常攻撃も非常に強力なものとなっています。

そこに赫子の力を上乗せした戦闘能力は非常に高く、多くの捜査官や敵を葬ってきました。

滝澤政道（オウル）の『東京グール』でのかっこいい名言を紹介！

滝澤の名言として『自分の未来がパーになった事に気づいちまったら誰かの為に生きりゃいいだろ』というかっこいい名言が存在します。

秀才な成績を収め、順調な人生を歩む予定であったはずの彼はある日突然体を改造されオウルになってしまいました。

その滝沢（オウル）が亜門と戦った時に放った名言がこちらです。

この時、滝沢ではなく亜門もまた、人間でも喰種でもないという特殊な存在になっていました。

ある日突然人生を狂わせられてしまった2人、そんな中で同じ様な境遇になった亜門という、かつての憧れの人物に放ったこの言葉に彼の『人間らしさ』がまだ残っていたのではと感じる名言になっています。