有名少女漫画、桜蘭高校ホスト部に登場する人気キャラ、須王環。
イケメンでまるで王子様な彼はどんなキャラなのでしょうか？
人物像、彼にまつわるエピソードを紹介していきます！
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ホスト部の部長、須王環とはどんなキャラ？
ホスト部の部長であり指名No１のキング！
須王環は桜蘭高校の2年生で、自らホスト部を作り、部長を務めています。
フランス人の母とのハーフで、金髪碧眼。
整った容姿と王子様スタイルの接客で、指名率７割のNo1を誇っています。
ホスト部の備品の壺を割ったハルヒに借金返済のため雑用係を言い渡し、その後ハルヒをホストとして入部させた張本人。
部のメンバーの中で最後までハルヒが女であることを知りませんでした。
女性の前では格好つけているナルシストですが、実はおバカ。
また、父に吹き込まれた間違った日本文化に憧れを抱いており、庶民の生活を体験することがブーム。
環の過去とは？母親は誰？須王家の関係を紹介！
環は須王財閥総帥であり、桜蘭高校の理事長でもある須王譲の息子。
しかし母は正妻ではなく、フランス人の妾。良家の子女ですが病弱な女性でした。
フランスでの環の名は、ルネ・環・リシャール・ド・グランテーヌ
しばらくフランスで母のもとで過ごしていましたが、須王の跡取りが環しかいないため、彼1人病弱な母をフランスに残し須王の家で暮らすため日本に。
環の祖母は妾である環の母のことを嫌っており、実の母に会う事は禁止されていました。
住まいも本邸ではなく、第二邸で生活することを決められています。
第二邸を取り仕切るシマを初め、使用人達とは良好な関係です。
父親との仲も良く、父は正妻とは政略結婚で関係性も冷えきっていたため、妻アンヌと1人息子の環を愛していました。
それも親バカと言ってもいいほど。
環もそんな父を尊敬し、間違った日本文化のイメージが受け継がれてしまうのでした。
環に訪れる試練！環は父親と仲はいいの？
須王家を継ぐ覚悟とは！？
桜蘭高校の修学旅行でフランスに行くことになった環達。
しかし、環は祖母との「フランスへの渡航禁止」という約束を守り、下痢と嘘をついて日本へ残ります。
皆が修学旅行へ行っている間、環は暇すぎて父のもとへ訪れます。
そこで父の社長としての一面を見たことで、環も徐々にビジネスの世界への興味を抱きます。
そして自分の力を試せる場所が「須王」の中にあるかもしれないと、父の元で事業を学びたいと決意します。
しかし、環の決断を良しとしないある人物がいました…。
ホスト部解散の危機！条件は「ハルヒとの関わりを絶つ」！？
正式に須王の跡取りとなることを決意した環。
しかし祖母から条件として言い渡されたのはホスト部を辞めること、そして特にハルヒとの関わりを絶つこと。
迷惑をかけたくない環は条件であることは言わずに退部することを告げます。
それまで環に対して親馬鹿であった父譲も、ホスト部の無期限停止を言い渡したりと態度を一変。
ホスト部の皆やハルヒは突然の環の変化に困惑します。
態度を変えた環の父の思惑とは、ホスト部の今後はどうなってしまうのでしょうか？
またこうまでして環に冷たくする祖母は、どんな人物なのでしょうか？
続いて紹介していきます！
須王財閥の最高権力者、環の祖母とは？祖母と父の確執！？
須王財閥の最高権力者、環の祖母とは？
現在須王財閥トップ、会長である祖母須王静江。
彼女は先代である祖父が亡くなったことを機に、須王の力を狙う者達の中1人で全ての残された仕事を全うした人物。
今の須王があるのは祖母の力とも言えます。
そんな母の元育った環父は、祖母から抑圧され続けていました。
長年祖母の言いなりで、結婚も強いられたもの。
しかし環父は結婚相手とは別の、「将来性のないフランス企業の娘」との間に子を作り須王に大きな損害を与えたと祖母は言います。
それ以降2人の関係には亀裂が入ります。
環父は準備が整うまで祖母に従順な態度を続けます。
環をいきなり突き放したのも祖母に計画がバレないため。
そしてついに環父による祖母への復讐の機会がやってきます…！
父親と祖母の戦い！最後はどうなるの！？
環の母アンヌは原因不明で完治しない難病「シスレーゼ症候群」を患っていました。
そしてアンヌは、シスレーゼ症候群臨床試験の被験者。
環父がアンヌの家(グランテーヌ家)をバックアップし、アンヌは病状改善、新薬を開発します。
その研究成果と鏡夜の家である鳳グループの協力を得て新会社を立ち上げ、莫大な利益を得ることに。
グランテーヌ家は祖母によって須王家の援助を受けており、環父はそのことが弱点でもありました。
新会社の利益により須王家の援助が不要になることで、環父も行動に移すことができます。
そして準備は整い、環父は祖母へ取締役会で会長職辞任請求。
環父の手回しにより、祖母は先代からの付き合いである株主達からも委任状を突きつけられます。
祖母は会長を辞任。父の手により失脚します。
一方、冷えきった祖母との関係を変えようと努力していた環。
祖母が大切にしてきた会社を残酷な形で奪った環父に、憤り、怒りをぶつけます。
しかし、父の方針は変わりません。
そこで事の真相を知ったホスト部が環の父がいる本社へ出向きます。
あなたは母親への復習のために環を利用した、家族への憧れを抱いていた彼を馬鹿にするなと訴えます。
大事なことを見失っていたと気づいた環父。
またハルヒの「親子三代でそっくり」「分かり合えないはずがない、ただ話せばいいんだと思います」という言葉を受け入れ2人は最後には和解しました。
環も、祖母が実は時代劇の大ファンであることを知り、話が盛り上がりバラバラだった家族がようやく環(わ)になりだすのでした。
環はハルヒとどうなるの！？付き合う？結婚する？キスはするのか？
ハルヒが告白？初デートで打ち明けたことは…！？
環父の根回しで母アンヌを日本に呼び寄せ環と会わせようとしましたが、祖母への仕打ちを許せず応じなかった環。
環も母に再会したいはずなのに会わないと言う頑固な姿に、ハルヒが「本当の気持ちを隠して嘘ついて誰が喜ぶんですか」と環に説教し、環を連れ出します。
なんとかフランスへ経つ飛行機の搭乗前に間に合い、環は母と3年越しに再会します。
そこでハルヒが環へ告白し、2人は無事付き合うことに。
ホスト部も活動再開となります。
そして環がハルヒと付き合い出して初めてのデートがやってきます。
環は初デートの服装を迷いに迷い、紋付袴で登場しかけた所を皆から止められるなど、期待を裏切らないバカっぷり。
無事に楽しいデートを過ごし、環はハルヒの母の墓参りに訪れます。
そこでハルヒの母に「これからは側にいてハルヒを支えたい。」
「たとえハルヒが夢のために遠い空の下に旅立ったとしても」と、ボストンへの留学に迷っているハルヒを後押しします。
ハルヒはそんな環の隣に並ぶような人になりたいと思い、留学を決意します。
ホスト部で送別会を開き、そこでハルヒはお客様である女子生徒達に本当のことを打ち明けます。
女子生徒達は元から気づいていたとと逆に暖かい応援を受けたハルヒ。
そして環も実はボストンへ留学し、同棲するための部屋を探していること打ち明け2人はボストンへ旅立ちます。
環とハルヒ、ボストンでの留学生活スタートのはずが…！？
いよいよハルヒとの同棲生活と留学生生活が始まった環ですが…
なんとホスト部員全員が押し寄せ結局皆でアメリカへ留学することに…！
ホスト部の皆も内緒で部屋を探し、全員ハルヒ達と同じアパートを借りることになったのです。
せっかくの同棲生活がホスト部達に邪魔されてしまった環は残念そうな様子でした。
というところで物語は無事完結します。
ちなみに環とハルヒの今後についてもコミックスの最終巻に描かれています。
作者の「もちろん2人は結婚すると思います。」のコメントと共にウエディングドレス姿のハルヒと、ハルヒをお姫様抱っこしている環のイラストがあります。
気になる方は是非チェックしてみてください！