トモダチゲーム面白い?最終回完結した?漫画アニメ実写ドラマ映画おすすめ?評価評判や感想調査!

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アニメ化もされた人気漫画『トモダチゲーム』。

 

そんな『トモダチゲーム』は本当に面白いのか?オススメで買う価値があるのか?などについてまとめました!

 

また漫画『トモダチゲーム』を1巻から最終巻まで無料で読みたい!という方に『トモダチゲーム』を合法的に無料で読む方法も併せてご紹介していきます。

 

『トモダチゲーム』を全巻無料で読む方法は?

こちらの講談社が運営する漫画アプリマガポケでは、『トモダチゲーム』を無料で読むことができます。

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『マガポケ』は講談社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

このように『マガポケ』では『トモダチゲーム』を無料で読むことができます。

 

安心安全に、そしてタダで『トモダチゲーム』を読みたい方は『マガポケ』を使う方法が最もお得です。

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追記:こちらの漫画アプリ『マンガBANG!』でも『トモダチゲーム』を無料で読むことができます!

 

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※『トモダチゲーム』は2024年2月29日まで『マンガBANG!』にて配信予定です。2024年2月29日を過ぎてしまった場合でも、『マンガBANG!』では公開期限が延長されることがよくあるので、アプリ内を確認してみてください。

 

『マガポケ』『マンガBANG』共に1日で読める話数に制限があるので、2つのアプリを併用して読み進めることをオススメします!

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オススメ漫画アプリ紹介

また漫画アプリに関していうと、小学館が運営する公式漫画アプリサンデーうぇぶり』『マンガワンも特にオススメです!

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以下のような有名作品が随時、更新され無料で読むことができます。

 

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「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『マガポケ』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?

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『トモダチゲーム』のあらすじ紹介!

 

主人公、片桐友一は貧しくバイトに励む高校2年生です。

 

沢良宜志法、美笠天智、四部誠、心木ゆとりの4人の友人と楽しい高校生活を過ごしていました。

 

しかし、ある日突然クラスの修学旅行費200万円が盗まれるという事件が起こります。

 

その最中、クラス委員である沢良宜と四部が盗難の疑いをかけられてしまいます。

 

2人を心配した友一ですが、沢良宜から一通の手紙が自宅に届きます。

 

友一は手紙に記していた場所へ向かいましたが、そこには沢良宜、天智、四部、ゆとりの5人全員が揃っていました。

 

「誰かに誘導されたのでは」と考えたとき、全員が謎の人物により見知らぬ場所へ誘拐されてしまいます。

 

目を覚ました5人は訳も分からぬまま「マナブ」を名乗るマンガのキャラクターのような人物に遭遇します。

 

そして「トモダチゲーム」に参加し、お金を稼いで身に覚えのない借金を返すよう言われます。

 

最初こそ戸惑いましたが、5人全員が「トモダチゲーム」に臨むこととなりました。

 

漫画アニメドラマ映画『トモダチゲーム』は面白い?おすすめ?見どころ紹介!

先に結論、『トモダチゲーム』は全巻読む価値アリに面白いです!

 

『トモダチゲーム』の見どころを3つご紹介いたします!

見どころ① 大事なのは「金」か「友情」か

この漫画のタイトルにもなっている「トモダチゲーム」は友情をかけたゲームです。

 

しかし、ゲーム全てに1千万を超える高額なお金が関係します。

 

それは、1つ1つの行動や、何か物品を購入する度にかかります。

 

お金を失い借金を背負わされることになるゲームに参加し、どこまで友達を信じられるか、その心理戦が見どころの1つとなっています。

見どころ② 片桐友一の賢さ

友一は過去のとある事情から、過去にかなり深い闇を抱えています。

 

しかし、その過去の事情から詐欺師をも超える頭の良さを発揮し数々のゲームに臨みます。

 

大きい態度をとったかと思えば、泣きながら懇願したりと数々の表情や行動を見せますが、全てはそのゲームの結末に繋がっているのです。

 

対戦相手は頭脳明晰な学生や詐欺師、主婦など様々います。

 

そして、最後には友一の行動1つ1つが伏線であったことの種明かしをしてくれます。

 

そのときに行動の意味を知るわけですが「そこから計算なのか」と感心します。

 

「トモダチゲーム」を進めると「大人のトモダチゲーム」へと移行し敵の賢さもゲームの難易度も上がります。

 

そんな中、友一は「運営をぶっ潰す」と豪語します。

 

友一はどんな方法で運営を潰すのか、運営を潰せるまで勝ち続けることができるのか見どころです。

見どころ③ 裏切者

今作に登場するゲームはどれも考えさせられるものばかりです。

 

ゲームのルールは最初に提示されるのですが、それを踏まえた上でいろいろな策略があり、様々な方法で相手を貶めようとします。

 

大金がかかっているため、味方すら裏切ることもあるゲームにおいて誰が味方なのか、誰を信じて良いのか考えさせられます。

 

また、第1ゲームより借金をして友一達をゲームに強制参加させた「裏切り者」はだれなのかということから始まり、大人のトモダチゲーム第1ゲームでは衝撃の事実が明かされます。

 

「運営をぶっ潰す」と言った友一は運営の誰を相手にしているのか、黒幕は誰なのかが謎に包まれており、今後明かされていきます。

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『トモダチゲーム』登場人物紹介!

『トモダチゲーム』の主な登場人物を簡単に解説します!

片桐友一(かたぎりゆういち)

高校2年生の本作主人公です。

 

幼少期に母より「お金より友達が大切」と育てられ、友情を大切にする性格です。

 

しかし、「先生」と呼ばれる人物と何らかの悪事をしていたようで、過去には3人殺害していることを告白しています。

 

ゲームをクリアするためなら如何なる手段も厭わず、観察眼や人心掌握に長けており、喧嘩も強いです。

 

「斯波」という旧姓がありますが、その名をとても嫌っています。

美笠天智(みかさてんじ)

学年トップの秀才であり、コミュニケーション能力も長けているため五人の調停役です。

 

沢良宜とは幼馴染の関係にあり父親同士が親友で家族ぐるみの付き合いがあったことが第2ゲームにて暴露されます。

 

「トモダチゲーム」は2回目の参加であり、過去に親友に裏切られ参加したこと、自殺した父親に沢良宜が関わっている可能性があるため、彼女を疑っています。

沢良宜志法(さわらぎしほ)

クラスの副委員長です。

 

警察官である父親に厳しく育てられてきたため、曲がったことが大嫌いな性格で、武道の経験もあるため喧嘩にも強いです。

 

友一に好意を抱いており、第1ゲーム終了後に告白しました。

 

清廉潔白な印象であるが、多くの不審な行動があるため、天智から裏の顔があると疑われています。

 

後に運営側として登場します。

四部誠(しべまこと)

委員長を務めており、市議会議員の父を持つ大金持ちの息子です。

 

天然であり、お調子者であるため女子からは人気がありません。

 

沢良宜に好意を抱いており、不意打ちにキスをしかけたことがあるが、返り討ちにあっています。

 

マザコンであるが、幼少期に両親が離婚しており、父親と暮らしています。

 

しかし、第2ゲームでは運営より父親の汚職が暴露されました。

 

そのゲーム終了後、修学旅行費を盗んだ犯人扱いされる沢良宜を庇い、旅行費を建て替えることを宣言しました。

 

しかし、その直後に父親が逮捕されたため金を用意することができず、クラス内で壮絶ないじめを受けます。

 

さらに、父親が何者かによって殺害されたため、「父親殺し」の罪状により彼の無罪を証明すべく、第4ゲームが行われます。

心木ゆとり(こころぎゆとり)

大人しく、アニメ・マンガが好きな女の子です。

 

1年の頃、いじめを受けていましたが、2年のとき沢良宜と同じクラスになり助けられて以来いじめはなくなりました。

 

とてもスタイルが良く、巨乳であり度々運営からもいじられています。

 

第2ゲームで中学時代に援助交際をしていたことを運営より暴露されました。

 

友一が殺人したことがあることを知って一時は絶交寸前でしたが、「トモダチゲーム特別編」においてクロキたち暴走族チームから身を呈して守ってもらったことにより仲直りしています。

マナブくん

「トモダチゲーム」の進行を務める人形です。

 

真やアニメのキャラクターで子供たちから大事なものを奪うという役柄でした。

 

ゲームごとに服装や役職を変えており、「マナブ軍曹」や「マナブ先生」、「マナブ裁判長」などと呼称を変更して呼ばれたがります。

水瀬マリア(みずせまりあ)

監視を務めるツインテールの少女です。

 

可憐な容姿とは裏腹に腹黒で、参加者の友情が崩壊していく様子を楽しんでみています。

 

友一のことを「思っていた以上の最低野郎」と評価しています。

月野うさぎ(つきのうさぎ)

マリアと共に監視を務める黒髪ショートヘアの女性です。

 

下の名前を呼ばれることをとても嫌がっており、同僚の男性より名前を呼ばれようとしたときに睨むほど嫌がっています。

 

『トモダチゲーム』アニメ化・実写化情報!

2022年4月から6月にかけて日本テレビにてアニメが放映されていました。

 

2017年4月にテレビドラマが放映されており2022年7月から9月にかけてテレビドラマ第2期が放映されています。

 

2017年6月「トモダチゲーム劇場版」が放映されたあと、2017年9月には「トモダチゲーム劇場版FINAL」が放映されています。

 

『トモダチゲーム』の原作「山口ミコト」作画「佐藤友生」とは?

原作「山口ミコト」作画「佐藤友生」により描かれている別冊少年マガジン掲載のマンガです。

 

2014年1月号より連載されており、2022年6月時点で累計発行部数は440万部を突破しています。

 

2022年4月8日時点で単行本は20巻既刊されています。

 

『トモダチゲーム』最終回完結した?いつ終わるのか?

コミックス20巻時点では、まだ完結はしていません。

 

「トモダチゲーム」から「大人のトモダチゲーム」へと移行しており、裏切り者が行動し友一の過去も徐々に明らかになっていく中で今後の展開が見逃せません。

 

漫画アニメドラマ映画『トモダチゲーム』読者の評価評判や感想は?

マンガ『トモダチゲーム』1巻のあらすじ紹介

第1話 あれ?友一君は友達を疑ってるの?

主人公の片切友一(かたぎりゆういち)は、大学入試の資金を稼ぐため新聞配達のアルバイトに精を出していました。

 

その日は特に量が多く、普段の倍以上の量です。

 

雇い主の喜田さんに労われながら、友一は来月修学旅行があるので、一人7万円ほどお金が必要になったことを話します。

 

「こういってはなんだが、行かないという選択肢はないのか?」と問われた友一は答えます。

 

「みんなで行こうと約束しましたから」

 

「みんな?」

 

「友達ですよ」

 

アルバイトを終えたその足で学校に登校すると、裕福な家の生まれの学級委員長、四部誠(しべまこと)から「ウチの親父に頼めば7万円くらい用立ててやれるのに」と言われます。

 

それをクラスの副委員長、沢良宜志法(さわらぎしほ)が「それじゃあまるで友一に施しを与えてるみたいじゃない、私たちは友達なんだからあくまで対等なはずよ」と制します。

 

険悪な空気になりかけていたところに学年トップの天才、美笠天智(みかさてんじ)と口数は少ないですが心の優しい心木ゆとり(こころぎゆとり)がやってきて、志法を宥めてくれたことで、一同はまた穏やかな雰囲気を取り戻しました。

 

俺たちは友達だ。

 

これからもずっと、ずっとそうなのだと、友一は思っていたのですが…。

 

数日後、担任の先生から「先日みんなから集めた修学旅行費、約200万円が盗まれた、犯人はこのクラスにいる誰かだと思われる」と告げられます。

 

集金して先生に渡す役目を任されていた志法は、クラスのみんなに向けて必死で頭を下げます。

 

その志法いわく、「集めたお金をすぐに先生のところへ持って行けばよかったんだけど、事情があって少しの間ロッカーに入れておいたんだ、鍵もかけたし時間も数分間だけだったのに、お金はなくなっていた」とのこと。

 

昨日の五時間目は自習だったので、誰でも自由に教室内を歩き回ることができて、他のクラスの人間が入ってこれる状況ではありませんでした。

 

それで先生は犯人がこのクラスの誰かだと思われると言ったわけですね。

 

責任を感じた志法は涙ながらに「犯人がいるなら名乗り出てほしい、全ての責任は私が負う」とクラスのみんなに訴えます。

 

「今日の放課後、教室で待ってる、ずっと待ってるから…」

 

友一はその日バイトがあったのでその後のことは詳しく知らなかったのですが、どうも誰かが名乗り出た様子はありません。

 

次の日、志法は学校に来なくなりました。

 

その次の日、今度は誠までも学校に来なくなったのです。

 

そんな中、一つの噂がクラスの中で出回りはじめます。

 

お金を盗んだのは、志法と誠なのではないか?

 

「あの日から学校を休みっぱなしなんて怪しい」

 

「あの泣きもパフォーマンスなのではないか?」

 

そう口にするクラスメートの元に天智が近づいていきます。

 

「俺金持ち自慢を天然でするような誠がクラスの金を盗むか?」

 

「正義の権化みたいな志法が盗みなんてするかな?」

 

その場では誠と志法をフォローすることができました。

 

しかし、このまま2人が休み続ければ悪い噂はもっと広がるかもしれないと考えた友一、天智、ゆとりは明日からの連休を利用して二人に会いに行く計画を立てます。

 

その日の夜、友一が自宅で内職のバイトをしていると、玄関の方から物音が聞こえてきました。

 

玄関を開けてみましたが、そこには誰の姿もなく、代わりに一通の手紙が落ちていました。

 

『友一へ 大事な話があります 23時に校門前で待っています』

 

嫌な予感に胸を騒がせながら、友一は校門前まで走ります。

 

するとそこには、志法、誠、天智、ゆとりの4人が既に集まっていました。

 

どうしてみんながここに…?と困惑する友一に、志法は言いました。

 

「大事な話があるって言ったのは友一の方でしょ?」

 

なんと、志法も『大事な話がある』と言った内容の手紙を友一から受け取ったというのです。

 

しかし、当然友一にそんな覚えはありません。

 

誰かにハメられているのでは…?

 

そこまで考えたところで、友一は背後から何者かにスタンガンで襲われ、気を失ってしまいます。

 

薄れゆく意識の中で、志法たち4人の悲鳴や叫び声が聞こえてきました。

 

意識をなくしている間、友一は昔の夢を見ていました。

 

辛い夢に泣きながら目を覚ますと、まず友一を起こしてくれた志法の姿が目に入りました。

 

辺りを見回してみると、どうやら友一達5人は何もない部屋の中に閉じ込められてしまっているようです。

 

「みんな、おはよ~」

 

声と共に、昔深夜番組に出てきたキャラクター、マナブくんが登場します。

 

かわいい顔をして子供達から大切なものを奪ってしまうというその過激な内容から、番組はすぐ打ち切りになってしまっていたはずなのですが…。

 

「早速ゲームの説明をするよ。

 

君たちには超簡単なゲームに参加して、お金を稼いでもらうんだ。

 

このゲームを一つクリアするごとに、200万円プレゼント!

 

君たちの借金2000万円もあっという間に返せるね」

 

とマナブくんは言いました。

 

身に覚えのない友一はマナブくんに掴みかかります。

 

「なんで俺たちがそんな借金を背負わなきゃならないんだ!」

 

するとマナブくんはこう続けました。

 

「片切くんに身に覚えがないのなら、他の4人のうち誰かの借金なんじゃない?」

 

ここで誠に止められて、ひとまず友一は冷静さを取り戻します。

 

代わりに天智がマナブくんに対して言いました。

 

「これはただの誘拐、犯罪だ!」

 

しかし、これに対してマナブくんは

 

「このゲームに参加したいと言ったのはそっちだよ」

 

と返します。

 

さらにはゲームの参加費、借金金額の1割分、200万円を既に受け取っていると言うのです。

 

盗まれた修学旅行費と同じ金額です。

 

「もし、ゲームに参加しなかったらどうなるのか…?」と問われて、マナブくんは答えました。

 

「もちろんみんなすぐに解放してあげる。

 

ただし、参加費の200万円は返却しない。

 

そして2000万円の借金もこのまま誰かが一人で背負い続けることになる。

 

参加した場合借金2000万年は5等分されて、一人400万円の借金を背負い、それをゲームをしながら減らしていくんだ」

 

5分時間をあげるからどうするのか考えろと言われた一同は、話合いをはじめます。

 

友一は2000万円の借金をしているのが誰なのか問いただそうとしますが、志法を筆頭に他の4人は『誰が借金をしているのかなんて追求しなくていい。本当に困り果てて友達に助けを求めたのだろう』という考えです。

 

困惑する友一にマナブくんが問いかけます。

 

「友一君は友達を疑うの?」

 

友一は「俺にとって一番大事なものは友達だ!」と返し、第一ゲームの会場へと向かっていきました。

 

案内されたのは教室を模した部屋でした。

 

部屋の真ん中の机には、中心に縦線が引いてあって、左右に『はい』、『いいえ』と書かれてある紙が置いてあります。

 

紙の上には大きな十円玉と、キツネの置物が置いてありました。

 

第一ゲームは『コックリさんゲーム』。

 

一同はマナブくんに促され、各々の名前が書かれた名札を手に取りました。

 

名札の裏には今の借金金額がデジタル表示で映し出されており、その金額を他の誰かに見られると借金金額が2倍になってしまうというもの。

 

それぞれが名札をつけ終えたところで、第一ゲームのルール説明が始まりました。

 

まず、一般的なコックリさんと同じように全員で十円玉に指を置きます。

 

次に質問に対して『はい』か『いいえ』、正しいと思う方に十円玉を動かすつもりで力を入れます。

 

もし全員の解答が一致していたら、十円玉は一同の意向通りに動き、キツネの置物の両腕が上がります。

 

ただし、もし一人でも違う答えを考えていたら、十円玉は少数派の方へ動きます。

 

答えが割れていたとしても、きちんと正解の方に十円玉が動いていれば正解となります。

 

問題は全部で5問あって、1問でも正解できればゲームクリアです。

 

出題はマナブくんに指名された人が行い、1~5までの番号が振られた問題を順番に読み上げていきます。

 

問題用紙には答えも載っているので、出題者は答えを知っているということになります。

 

出題をするとき以外は相談防止のため声を出すのは禁止です。

 

ルールを破った人は、借金金額を2倍にされてしまいます。

 

もし全問不正解だった場合は、最下位ペナルティが課せられ、借金金額の1番多い一人が全員分の借金を背負わされてしまいます。

 

以上の説明が終わり、いよいよゲームがスタートしました。

 

最初の出題者は誠。

 

問題も『日本で一番高い山は富士山である』と、至って簡単なものでした。

 

それなのに、十円玉は『いいえ』の方へ動いてしまいます。

第2話 この問題の正解は”はい”だよ♡

思わず声をあげそうになった志法の口を友一と天智が塞ぎます。

 

借金金額が2倍になってしまいますからね。

 

誰かがわざと『いいえ』の方に十円玉を動かしたのではないか…?

 

疑心暗鬼になる友一を他所にゲームは続きます。

 

次の出題者は志法でした。

 

問題は『1+1=2である』。

 

しかしここでも十円玉は『いいえ』の方へ動いてしまいました。

 

いよいよ友一は裏切り者の存在を疑い始めます。

 

裏切り者がいたとして、この中の誰なのかと考えたとき、友一は志法と誠が過去にトラブルを起こしたことを思い出しました。

 

原因は誠が志法に不意打ちでキスをしたこと。

 

ただ、このトラブルは友一が自分の秘密を志法に打ち明け、間を取り持ったことで収まっていたはずです。

 

結局裏切り者が誰なのか判然としないまま、3問目の問題に進んでしまいます。

 

出題者は天智。

 

『日本は英語に直すとジャパンである』というこれまた簡単な問題だったにもかかわらず、十円玉は『いいえ』の方へ進み、不正解となってしまいます。

 

裏切り者は一体誰なのか、そもそも2000万円の借金をしたのは誰なのか。

 

友達を疑う友一に、いよいよ出題者の番が回ってきました。

 

問題文には『問題は出題者が考えろ』とあり、問題の答えも書いてありません。

 

さらにはその下に小さな文字で、『十円玉が『はい』に行けばゲームクリア、『いいえ』に行けば出題者のみ借金が半額になる』とありました。

 

ここで友一は今まで十円玉が『いいえ』に向かい続けていた理由に気づきます。

 

3問目までの問題も同じ内容で、これまでの出題者は皆自分の借金を半分にするために、わざと十円玉を『いいえ』に導いていたのだと考えてしまったのです。

 

自らの保身ばかり考えて、『いいえ』に十円玉を動かしてきた前の出題者3人に憤る友一。

 

ここまでの様子を二人の女性がモニタリングしていたのですが、一同はそんなことはつゆ知れず、ゲームを進行させていきます。

 

友一が『はい』に入れればそこでゲームは終了しますが、そうなると先の3問で借金を半額にした3人と比べ、減らせる借金の金額が大きく減ってしまうことに気付き、友一は悩みます。

 

誘惑に負けそうになった時、友一は5番目に出題者の番を控えているゆとりとの過去のやりとりを思い出しました。

 

「本当の友達って言えるのは友一だけかも知れない」

 

ゆとりの言葉を思い出し、友一は『はい』に十円玉を動かす決意をして、『1週間は7日間である』と出題します。

 

全員の答えは『はい』で一致し、ゲームクリア……。

 

そうなるはずが、十円玉はまたしても『いいえ』の方へ動いてしまいます。

 

ここへきて友一は裏切り者の狙いが最下位ペナルティであることに気づきます。

 

すぐに5問目も先の4問と同じ内容なら、また十円玉は『いいえ』に進んで5人全員借金金額が並ぶのでは…?と考えるも、問題文に番号が振られていたことを思い出します。

 

全て同じ内容ならわざわざ番号をふる必要はないのですが、あえてそうしたということは、5問目は先の4問と内容が異なるということです。

 

現にこの状況もモニタリングしていた女性のうち一人が言うには、5問目は普通の問題となっていて、普通に問題文が書いてあり、借金減額の条件も書かれておらず、純粋に『はい』か『いいえ』を答える問題でした。

 

第5問の出題者は心木ゆとりです。

 

『私たちはこれからも、ずっと友達である』

 

お互いが完全に疑心暗鬼になっている中、誰しもがどちらに投票すべきかわからない状況になっています。

 

このまま投票が始まれば、一人だけ借金を半額にできていないゆとりに最下位ペナルティが課せられる可能性が非常に高いですが…。

 

最後の投票を目前に備えたこのタイミングで、友一が驚くべき発言をします。

 

「最後の投票する前に、お前ら…今日の沢良宜の下着の色知ってるか?」

第3話 ねえ 終わったぁ? 話 なげぇよ

出題以外で発言してしまうと借金が2倍になってしまうにも関わらず、友一は続けます。

 

「ただし、「教えてください」って声に出してお願いできたらな。

 

なんてな、お前らに言えるわけがないか。

 

せっかく減らした借金が2倍になっちまうもんな」

 

しかし、このままゲームが進めば借金金額が一番多い友一が最下位ペナルティを課せられてしまうことになります。

 

ですが、友一いわく

 

「書いてあったんだよ。

 

俺の問題用紙に

 

『ルール変更 最下位ペナルティは借金が一番少ない者にかかる』とな」

 

もちろん嘘なのですが、他の4人にそれを確かめる術はありません。

 

加えて、ここで発言をしてしまうと、自分の借金が他の者より少ないことを自白してしまうことにもなります。

 

先に出題してしまった誠、志法、天智は発言できず、動けず、ただ黙ってやり過ごす他ないと言うことになったわけですね。

 

この状況を作った上で、友一はみんなにゲームに戻るよう促します。

 

「な~んてな

 

冗談だよ!

 

お前らが暗い顔してるから、その空気を変えたかったんだ

 

この中に裏切り者なんかいるはずがない

 

みんなを信じてる

 

さぁ、ゲームに戻ろう

 

問題は『俺たちはこれからもずっと友達である』だったよな

 

答えは『はい』に決まっている…よな!」

 

友一の発言により、十円玉は『はい』の方へ動き、キツネの置物の腕も上がりました。

 

全員が『はい』へ入れたと言うことです。

 

かくして見事ゲームクリア、賞金200万円獲得となったわけですが、疑心暗鬼の空気はそのまま、ゲームをクリアしたのに笑顔を見せるものは誰もいませんでした。

 

ゲームをクリアする以外に借金を減らす方法があること、そしてそれは友達を裏切ることで成立することに危機感を感じた友一は、口頭で今自分の借金がいくらずつあるのか他の4人と共有しようと提案します。

 

名札の裏を直接見てしまうと借金が2倍になってしまうためです。

 

結果は友一以外の4人全員が360万円と同じ金額でした。

 

しかし、信じられない友一は「靴紐が解けたから」と他の者を先に行かせ、一人その場に残って他の4人の問題用紙を確認し始めます。

 

他の4人の問題用紙と、友一自身の問題用紙を見比べてみて、借金減額の条件を書いた文面だけが消されていることに気づきました。

 

憤る友一の元へ、志法が一人で戻ってきます。

 

友一と二人で話がしたくて戻ってきた、と言うことですが…。

 

「ねぇ 友一は今の状況どう思ってる?

 

率直に言って、裏切り者が本当にいると思ってるの?

 

私は…いると思ってる」

 

志法も先の第一ゲームの展開を怪しいと感じていたようです。

 

「「冗談」って言ってたけど、本当は裏切り者がいると思っているはずよ

 

ねぇ誰?わかってるのなら教えて!

 

確信じゃなくてもいいから、誰が一番怪しいと思ってるかだけでも」

 

「俺が一番怪しいと思ってるのは、お前だよ…沢良宜」

 

確かに、正義を愛し、正義に生きる志法が『誰が借金をしているのかなんて追求しなくていい。本当に困り果てて友達に助けを求めたのだろう』と言う考え方に納得するとは考え難いです。

 

友達だと思うからこそ、道を正すため、犯人を最後まで追求しようとしたでしょう。

 

「それなのにお前はそうしなかった…怪しいと思うだろ」

 

ここまで言われて、志法は意を結したように友一に打ち明けました。

 

「私、修学旅行費を盗んだのは友一だと思ってた」

 

そのことを追求しなかったのはなぜか、金銭的に余裕がなく両親もいない自分に同情したのか、と問いただされ、志法はこう答えました。

 

「それは、友一のことが好きだからよ」

 

修学旅行費を盗んだのかみんなの前で追求すれば、今までの関係が壊れてしまっていたかもしれません。

 

志法はそれを恐れて、友一に何も問いただすことができなかったのです。

 

「自分の借金を増やしてまでゆとりを助けようとした友一の姿を見て、修学旅行費を盗んだのは友一ではないと確信し、二人きりで話すに至ったのだ」と志法は言います。

 

さらに志法は、自分の本当の借金金額を友一に打ち明けます。

 

「実は私、今借金360万円じゃないの、借金760万円なの」

 

第1問が終わった直後、声をあげそうになった時、友一と天智に口を塞がれるも本当は声が出てしまっていたようです。

 

このままゲームが進めば、最下位ペナルティは自分に課せられてしまうと言う不安を、志法はずっと抱えていました。

 

志法の問題用紙には、友一の物のように借金半額の条件が書かれていなかったからです。

 

雄一によって守られたのは、ゆとりではなく、実質的には志法だったと言うことになりますね。

 

「ねぇ友一、私と協力しよう」

 

協力関係を結んだ二人のいる部屋の外では、天智がその二人のやりとりをじっと聞いていました。

第4話 先生ちょっと心配なんだ

「次がどんなゲームか分からないが、俺は仕掛けてみようと思う。

 

ゲーム中俺が不審な行動をとってもお前には黙っていてもらいたい」

 

協力しようと約束した志法に友一はそう持ちかけ、志法もそれを承諾します。

 

『仕掛ける』とは具体的に何をするつもりなのか、それを話す前に誠、天智、ゆとりが二人を呼びに部屋へ入ってきてしまいました。

 

天智は誠とゆとりより先に部屋の前まで戻ってきていて、二人の話を聞いていたようでしたが…。

 

内緒話をしていた二人を、天智は優しく「隠し事はなしだ」と諭します。

 

こうして一同は全員揃って、第二ゲームの会場へと向かって行きました。

 

辿り着いたのは室内ではありますが、学校の屋上を模した空間でした。

 

センター分けのストレートヘアにスーツ姿と、某学園ドラマの先生に似せた格好で現れたマナブくんが「さあ、始めよう、第二ゲーム「陰口スゴロクを」と、ゲームの開始を宣言すると、床の上にスゴロクの盤が浮かび上がりました。

 

本来普通のスゴロクはサイコロでいい目を出すことのできる運のいい人が勝利するゲームですが、陰口スゴロクでいい目が出せるのは友達の隠し事をたくさん暴露した人です。

 

陰口スゴロクではサイコロの代わりに陰口ペーパーを使います。

 

その陰口ペーパーに友達の隠し事を書いて、その内容をマナブくんがトモダチゲームに出資している視聴者達=神様に発表し、「誰が一番許せないか」というアンケートをとります。

 

マナブくんがここまで説明したところで、空に視聴者たちのコメントが文字となって流れ始めました。

 

アンケート結果が1位だった者は5マス、2位だった者は4マス、3位だった者は3マス、4位だった者は2マス、5位だった者は1マス進むことができます。

 

陰口は一度に誰のものを何個書いてもOKです。

 

逆に陰口ペーパーを白紙で出すこともできます。

 

その場合神様アンケートは行われず、全員で1マスずつ先に進むことになります。

 

そしてこのスゴロクは誰か一人でもゴールした瞬間に終了となり、一人につき40万円ずつ、計200万円の賞金が手に入ります。

 

ただし、ゴールせずにクリアした人間にはさらに追加で100万円の賞金が与えられ、第三ゲームには参加しなくてもOK、さらには一時帰宅を許されます。

 

ゴールしてしまった人には大きなペナルティがあるそうですが…それはゲームが始まってから教えてあげるとマナブくんは言います。

 

全員同時にゴールした場合は全員で賞金200万円のみ与えられ、第三ゲームへも強制的に参加することとなります。

 

陰口ペーパーは書く書かないに関わらず専用の個室に入って提出するのですが、一度入ったら3分間外に出ることはできません。

 

ここまで説明されたところで、天智がマナブくんに「嘘を書いたらどうなる?」と質問しました。

 

嘘を書くこと自体はルール違反にはなりませんが、それが嘘だとバレた場合、書いた人は強制的にスゴロクのトップにされてしまいます。

 

ゴールした人には大きなペナルティがあるので、嘘は人を貶めるのに有効ですが、同時にリスクが高いということにもなりますね。

 

ルール説明が終わり、いよいよ第三ゲームがスタートしました。

 

志法を中心に、一同は全員同時にクリアしようと決心しますが…。

 

1回目の提出が終わった時点で、陰口ペーパーは全て白紙、つまり陰口は一つも書かれていませんでした。

 

全員で1マス進むと、足元にとある文面が浮かび上がります。

 

『サイフを落としてしまう マイナス10万円』

 

誠は「聞いてないぞ!」と声を荒げますが、マナブくんは「スゴロクって普通こういうゲームでしょ」と取り合おうとしません。

 

続く次の提出も全て白紙。

 

全員で1マス進みますが、またしても足元に文面が浮かび上がります。

 

『美しい女性にイルカの絵を買わされる マイナス50万円』

 

困惑する一同に、マナブくんはここにきてゴールしてしまった人に課せられるペナルティの話をし始めました。

 

「このゲーム中に増えた借金は最終的にゴールした人間が全て背負うことになる」

 

「全員で同時にゴールするのがバカバカしくなってこないか」と、マナブくんは揺さぶりをかけてきます。

 

「みんな惑わされちゃダメ!これがこいつらのやり口なんだから」

 

志法はそう言い、誠もそれに同調しますが…。

 

3回目の投票で、ついに悪口が書かれてしまいました。

 

『沢良宜志法が好きなのは片切友一だ。

 

そんな沢良宜志法は昔、美笠天智と付き合っていた』

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