ワースト最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画WORST】その後の最後はどうなった?戸亜留市連合VS萬侍帝国

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「月刊少年チャンピオン」にて連載された人気マンガ『ワースト』。

 

この記事では、そんな『ワースト』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!

『ワースト』をお得に読む方法はあるの?

昨今、各出版社が漫画アプリに力を入れており、連載中のマンガでも漫画アプリを通して無料で読むことができます。

 

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『クローズ』は2023年2月14日までの期間限定配信ですが、配信期限が延長させることもあるので、ダウンロードして確かめてみてください。

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『ワースト』あらすじ紹介!

戸亜留市(とあるし)にある鈴蘭(すずらん)男子高校に新たな物語が始まろうとしています。

 

携帯電話の電波も繋がらない圏外から来た男、月島花(つきしま はな)は鈴蘭に入学します。

 

鈴蘭名物、一番強い不良を決める一年生戦争を勝ち上がります。

 

そこで宣言します。鈴蘭史上初の番長になります。

 

坊屋春道(ぼうやはるみち)、リンダマンという伝説の不良達が数多く在籍した高校ですが統一者はいません。

 

個性も強く、派閥も多いです。また実力者の多くが統一を望みませんでした。

 

鈴蘭の頂点、番長として1本にまとめるというのは幻となっていました。

 

坊主頭で優しそうな顔の月島花は、屈強な男達を前に制覇できるのでしょうか。

 

『ワースト』主な登場人物紹介!

月島花(つきしま はな) 所属鈴蘭男子高校

携帯電話の電波も繋がらない圏外からやってきました。

 

必殺のアッパーカットで、何人もの不良を倒し、鈴蘭制覇に王手をかけます。

 

坊主頭に優しく、寛大な心を持つ本編の主人公です。

花木九里虎(はなき ぐりこ) 所属:鈴蘭男子高校

九州から転校してきた現在の鈴蘭、戸亜留市で最強の男です。

 

見えないスピードで蹴り上げるキックはまさに必殺技です。

 

女好きで、自分以外の為には喧嘩をしない性格で、鈴蘭制覇には興味がありません。

 

月島花の1学年先輩ですが、留年した事で月島花の同級生となります。

月本光正(つきもとみつまさ)所属:鳳仙(ほうせん)学園高校

鈴蘭のライバル高校である鳳仙学園をまとめあげる男です。

 

月島花の同級生です。

天地 寿(あまち ひさし)所属:竜胆(りんどう)高校

鈴蘭高校1年の時に入学、鈴蘭高校を仕切る事を画策していましたが月島花に敗退します。

 

その後、竜胆高校へ転校し、竜胆高校を制覇していきます。

 

2年生の時に、金で雇った仲間達と月島花達へ再度勝負を挑みますが再び敗北してしまいます。

 

その後は、金で雇った仲間と本物の友情を感じ、仲間達とアウトロー街道を進んでいます。

世良直樹(せらなおき) 所属:河田第二高校

リーゼントにサングラス、口元に傷といった強面の人物です。

 

黒焚連合という戸亜留市の一角であった連合解散後の河田第二高校をまとめあげます。

桜田朝雄(さくらだ あさお)所属:百合川南高校

花木九里虎にも何度も挑戦するタフガイな人物です。

 

小柄な体格から出る思いパンチが特徴です。

村田将五(むらた しょうご)所属:七代目武装戦線

兄の村田十三も武装戦線でした。

 

カリスマ性のあった六代目武装戦線の頭河内鉄生(かわうち てっしょう)が亡くなった後、行方不明でしたが復帰し武装戦線をまとめました。

前川宗春(まえかわ むねはる)所属:EMOD

喧嘩チームEMOD(死を呼ぶ邪悪な蛾)をまとめあげます。

 

武装戦線とは、敵対関係でしたが、後に、萬侍帝国との闘いに向けて連盟を組みます。

蛭子幸一(えびす こういち)所属;萬侍帝国 九頭神會(まんじていこく くずがみかい)

日本不良界最強の男ビスコの名前で知られる男です。

 

圧倒的な強さと存在感で、戸亜留市の面々を倒していきます。

 

前編であるクローズに登場する最強の男、九頭神竜男(くずがみたつお)が立ち上げた九頭神會の三代目でもあります。

比留間有志(ひるまゆうし)所属;萬侍帝国 比留間會(ひるまかい)

蛭子幸一と同じ、萬侍帝国に所属し、自らもチームのヘッドを務めます。

 

幹部達の中でも血の気が多く、傘下を増やし、自らも率先して喧嘩に繰り出します。

 

『ワースト』最終回までのおさらい!

花木九里虎への挑戦

月島花が鈴蘭男子高等学校に入学して2年が経過し、3年生に進学しました。

 

数々の強敵達との喧嘩の末、友情を育み、仲間を増やしてきた月島花は、名実ともに鈴蘭男子高等学校を代表する一人でした。

 

月島花が3年生の時に入学した新1年生の佐島洋介(さじまようすけ)は、鈴蘭男子高等学校で開かれる1年戦争を勝ち抜き1年生の覇者となります。

 

その後、すぐに月島花率いる花組への加入を決めます。

 

次々と仲間を増やし大きくなった組織ですが、一つ大きな遺産がありました。

 

花木九里虎(はなきぐりこ)の存在でした。

 

九州から転校してきた花木九里虎は、最高の男・坊屋春道(ぼうやはるみち)が去った後の鈴蘭で、圧倒的な力を持ち、他の生徒達をねじ伏せていきます。

 

月島花の1学年上でしたが、留年してしまい、月島花と同じ学年になってしまいました。

 

月島花は、争いはなるべく避けたいと考えていました。

 

しかし、夢の鈴蘭番長を前に、避けては通れない相手と考えるようになりました。

 

それは、花木九里虎も感じていました。

 

自分の為にしか喧嘩をしない。

 

決して仲間の為に動かないタイプですが、不良としての流儀はわかっていたようです。

 

月島花が3年生になった時に花木九里虎は声をかけます。

 

「わしが、目障りなら、いつでも言って来い。遠慮はいらんバイ」

 

月島花は、超えるべき存在を見たのでした。

 

ある日、月島花は、花組のメンバーを屋上に集めました。

 

「オレ、ぐりやん(花木九里虎の愛称)と戦ってくるよ」

 

月島花は決意するのでした。

 

学校なのに、自室のような佇まいの教室がありました。

 

花木九里虎がアジトにしている教室です。

 

扉越に月島花は花木九里虎に戦いを挑み体育館で決着をつける事にしました。

鈴蘭高校史上初の番長

月島花VS花木九里虎の戦いが決まり、鈴蘭の生徒達も決戦を楽しみにしていました。

 

戦いの舞台となる体育館には、入場料金が設置され、熱気につつまれています。

 

体育館の中心では月島花が、戦いに備えて座っていました。

 

花木九里虎は、裏口から入り込みます。

 

誰もが、鈴蘭最強である花木九里虎の登場を待っている時に、九里虎だと叫んだものがいました。

 

次の瞬間でした。

 

月島花は花木九里虎によって背後からイスを用いて殴られてしまいました。

 

出血する月島花に対して、花木九里虎は「これが喧嘩」と言い放ちます。

 

勝てば良いのだと、殴りつけるのでした。

 

不意をつかれ、ボロボロになる月島花には、花木九里虎によって何度も殴られます。

 

一瞬の出来事に、生徒達全員が固まります。

 

花木九里虎はそのまま立ち去ろうとします。

 

月島花は、立ち上がりました。

 

やられたと言いながら、真っすぐな目で花木九里虎に戦いの続きを挑みます。

 

その姿勢に、年下を尊敬するのはこれが初めてとし、喧嘩は続きます。

 

あの花木九里虎がおされる場面もあり、得意のアッパーカットが花木九里虎目掛けて放たれます。

 

間一髪で避けた花木九里虎の素早い回し蹴りによって、月島花はダウンします。

 

その後の飛び蹴りを受け、月島花は、完全に気絶してしまいます。

 

最後のとどめをさそうと、再びイスを持って、月島花に近づこうとする花木九里虎。

 

花組の不良達は、花木九里虎を止めに入り、周りからもブーイングが出ます。

 

だったら、こんなやりたくもない喧嘩をさせるな。

 

月島花はお前達のようなどうしようもない不良達の為に喧嘩してくれるいいヤツだろう。

 

いい加減。月島花を鈴蘭高等学校の番長として全員認めろよ!

 

花木九里虎の叫びでした。

 

最強の花木九里虎のこの発言によって、名実ともに鈴蘭の番長として認められました。

 

この発言を受けて、他の不良達も月島花を番長として認めるのでした。

 

伝説となった男達が数多くいますが、一本にまとめた男はいなと言われた鈴蘭にて史上初の番長誕生の瞬間でした。

 

日本最大のグループ「萬侍帝国」

東京町田のある居酒屋にて日本最大の不良グループである萬侍帝国の総会が開かれていました。

 

7人の幹部が揃い、副ヘッドを中心に話し合いが開かれますが、穏やかではありません。

 

議題に入る前に口を開いたのは、比留間會の比留間有志(ひるまゆうし)でした。

 

新たに参加チームとして、ダブルヘッズドラゴンと、屍(しかばね)を傘下に加えたとの事でした。

 

組織を大きくしようとする比留間に対して、他の幹部の反応はよくありません。

 

相談もなしに、傘下に加えて大丈夫なのか?

 

信用できるチームなのかと、比留間有志は否定されますが、逆に言い返します。

 

そもそも、全員危機感がなさすぎると指摘します。

 

周りにも埼玉、北関東、千葉、八王子、それぞれに巨大なチームがあります。

 

隙を見せたら、日本最強と言われる萬侍帝国でもやられてしまう可能性があると強く言い返します。

 

そんな穏やかではない定例が終わり、幹部の2名が公園で話していました。

 

「比留間の言う事もわかるが、組織が大きくなりすぎた。多きなった風船はいずれ爆発する。」と現在の萬侍帝国の状況をこのように比喩します。

 

今の萬侍帝国に必要なものは、「敗北」なのかもしれません。

 

しかし、それも無理な話だと諦めながら星を眺めるのでした。

 

その男は、九頭神會(くずかみかい)の蛭子幸一(えびすこういち)でした。

 

やがって、虎の威を借りたチーム、ダブルヘッズドラゴンと屍は、暴れ始めます。

 

その後、武装戦線とEMODによって倒されるこれになりますが、火種となり大きな騒動へと発展していきます。

 

ダブルヘッズドラゴンと屍は、比留間有志率いる比留間會の傘下である池島會へ経緯を報告します。

 

末端組織の為に、本来、簡単に上層部は動きません。

 

武装戦線も、EMOD共に萬侍帝国の組織と認識して喧嘩を行っている事を問題とします。

 

池島會は、戦いを挑みにいきます。

 

武装戦線のヘッドである村田将五には行動を読まれており、すでに手を組んでいた武装戦線とEMODの連合に敗北してしまます。

 

再び、萬侍帝国では定例会が開催されます。

 

池島會の敗北を受けて、萬侍帝国への喧嘩として再認識をします。

 

一人復讐に燃える比留間有志でしたが、幹部達で結成する萬侍帝国の七人会も比留間を説得し、全員戦いに挑む事にします。

萬侍帝国の襲撃

萬侍帝国の幹部達は手始めに、南會(みなみかい)、河内會(かわうちかい)に依頼します。

 

早速、南會と河内會は、戸亜留市に攻め込んできました。

 

萬侍帝国の動きを察知し、武装戦線とEMODの面々は、街から姿を隠しました。

 

南會と河内會は、街の不良達を捕まえ、武装戦線達の居場所を聞いて周ります。

 

しかし、思うように情報を集める事ができずに、街の不良達に喧嘩をしかけていました。

 

やがて、竜胆(りんどう)高校の天地寿(あまちひさし)、河田第二高校の世良直樹(せらなおき)、百合川南高校の桜田朝雄(さくらだあさお)の戸亜留市の最強メンバーに入る3名と対峙する事となりました。

 

結果、この奇襲は萬侍帝国の敗北となります。

 

また、戸亜留の不良達を倒した事で、反発を招き、萬侍帝国達は多くの敵を作っていくのでした。

 

それは、武装戦線村田将五の狙いでもありました。

 

次々にメンバーがやられる中、萬侍帝国の比留間有志、本人が動きます。

 

戸亜留市の武装戦線のアジトに単独でやってきました。

 

人気がない中、いずれ姿を現す武装戦線のメンバーを待つのでした。

 

幹部で構成される七人会の比留間有志が、単独で動いたという報告を受けたのは、萬侍帝国最強の男と呼ばれる蛭子幸一でした。

 

まだ動くなという指示を無視し動いた比留間有志を引き止めに、蛭子幸一自らが戸亜留市に向かう事になりました。

 

EMODの頭、前川宗春(まえかわ むねはる)が比留間有志を相手に五分の戦いを繰り広げます。

 

どちらが死ぬまで終わらないであろう戦いを、武装戦線の村田将五が止めました。

 

そこまでやったら、池島會の子分達も納得するだろうと諭します。

 

その場に、蛭子幸一も現れ、比留間有志を一喝すると肩を貸しその場を去ります。

 

その気迫に、村田将五も前川宗春も、息を飲むのでした。

 

時を同じく、萬侍帝国の幹部達は、南會や河内會の敗北を知り、敵は戸亜留市全域とするのでした。

 

漫画完結ラスト『ワースト』最終回結末ネタバレ!その後の最後はどうなった?戸亜留市連合VS萬侍帝国

最後の戦い

萬侍帝国の総攻撃が開始される事が決まりました。

 

そんな中、鈴蘭の史上初の番長となった月島花と鳳仙(ほうせん)学園の頭、月本光政(つきもとみつまさ)が武装戦線に呼び出されていました。

 

そこでは、武装戦線の村田将五とMEODの前川宗春が、会って早々、頭をさげるのでした。

 

本来は、武装戦線・MEODの連合と萬侍帝国の喧嘩でしたが、戸亜留市全体をまき込む形になってしまい申し訳ないが、協力してほしいという事です。

 

月島花は、まかせとけとすぐに快諾し返事をするのでした。

 

村田将五は鈴蘭と鳳仙学園に対して筋を通したのでした。

 

このやり取りによって、一枚岩となった戸亜留市のメンバー達を、萬侍帝国は相手にする事になるのでした。

 

萬侍帝国は、鈴蘭男子高校と鳳仙学園高校に攻め込みました。

 

しかし、すでに根回しされており、迎撃体制になっていた両高校に圧倒されます。

 

日本最強の不良集団である萬侍帝国のメンバー達が、戸亜留市にて次々と倒されていく報告が入ります。

 

萬侍帝国は、七人会と呼ばれる最高幹部の人数と、戸亜留市の最強チームのトップの人数が、ちょうど7名である事に気がつきます。

 

「だったら7人会全員で攻めんでやろう」と結論され戦闘に出かける事に決まります。

 

そんな時、萬侍帝国のアジトとしている居酒屋の扉が開きました。

 

「よう・・」武装戦線の頭である村田将五が自ら訪ねてきたのでした。

 

そこには、鈴蘭の月島花をはじめ、戸亜留市の最強メンバーがそろっていました。

 

「戸亜留市の最強メンバーできたぜ。けりを付けよう萬侍帝国」

 

戸亜留市の突然の訪問によって、最後の戦いが始まろうとしていました。

戸亜留市連合VS萬侍帝国

戸亜留市の最強メンバー7人と萬侍帝国の七人会が順番にタイマンをはる事になりました。

 

初戦は、鈴蘭男子高校・月島花VS 織田健會(おだけんかい) 會長 柴木正美(しばきまさみ)です。

 

萬侍帝国の中でも怪力自慢で有名な柴木正美から、得意のアッパーカットで月島花はなんなく一勝を得ます。

 

続いては、鳳仙学園高校・月本光正VS 金城會(きんじょうかい)會長 阿南芳樹(あなんよしき)です。

 

一時おされますが、得意の飛び蹴りで月本光正が勝利するのでした。

 

まさかの二連敗に、萬侍帝国は冷や汗をかく事になります。

 

つづいての三戦目は、河田第二高校・世良直樹VS首東會(しゅとうかい)會長 中野一成(なかのいっせい)でした。

 

この戦いはギリギリで中野一成が勝利し、萬侍帝国側がようやく一勝をあげます。

 

四人目は、百合川南高校・桜田朝雄VS益田會(ますだかい)會長 井上辰巳(いのうえたつみ)です。

 

小さい体ながら、重いパンチを繰り出す桜田朝雄ですが、井上辰巳の怪力の前に屈します。

 

チビと馬鹿にしていた井上辰巳ですが、桜田朝雄の根性を見直し、敬意を持って倒します。

 

五戦目は、竜胆高校・天地寿VS全斗會(ぜんとかい)會長 火口周次(ひぐちしゅうじ)です。

 

集団行動を嫌い一匹オオカミの天地寿は、遅れてやってきました。

 

天地寿には、先日、萬侍帝国が戸亜留市に攻めてきた際の傷が残っていました。

 

それを見た火口周次は納得がいかず、自ら頭突きで、出血し天地寿に戦いを挑みます。

 

お互い手負いの状態の勝負でしたが、紙一重の差で天地寿が処理します。

 

六人目は、武装戦線・村田将五VS九頭神會 會長 蛭子幸一です。

 

元々は、武装戦線とEMODと萬侍帝国の喧嘩でした。

 

今回の喧嘩のトップクラスの喧嘩となり、周りのメンバーも盛り上がります。

 

しかし、勝負は一瞬でした。

 

日本不良界最強の男と言われる蛭子幸一は強すぎました。

 

村田将五を圧倒します。

 

村田将五も何度も抵抗しますが蛭子には敵いませんでした。

 

しかし、その背中に戸亜留市も萬侍帝国も尊敬するのでした。

 

ここまでで、お互い三勝三敗となりました。

 

立会人からも、この喧嘩を引き分けに終わらせたらどうかと提案がでました。

 

最後に二名残っていました。

 

EMOD前川宗春と比留間會會長比留間有志の二名です。

 

既にお互い一度喧嘩をしており、怪我人の二人ですが、喧嘩をする気は満々です。

 

しかし、月島花が仲裁に入ります。

 

「オレ達はヤクザじゃない。殺し合いのような喧嘩をするな」と言い放ちます。

 

そして、最後はいっその事じゃんけんで勝負を決めよう!という提案します。

 

その場の全員が賛同し、この喧嘩の終止符をじゃんけんで決める事になりました。

 

あいこを繰り返し、最後は萬侍帝国の比留間有志が勝ち、萬侍帝国がこの喧嘩の勝者となりました。

 

この喧嘩の幕引きに、不思議な気持ちで解散するのでした。

 

帰り際、蛭子幸一が月島花に声をかけます。

 

今度、借りを返しにいくからな。

 

おう、楽しみにしているよ!再選の雰囲気を残しつつ、この戦いは終わるのでした。

それぞれの別れ

戦いを終え、日常に戻りました。

 

学校では、卒業が近くなり、進路の話題も出てきました。

 

学校では相変わらず、花木九里虎が傍若無人に暴れまわっています。

 

他の学校から見ると不良達が喧嘩を繰り広げる怖い世界ですが、鈴蘭男子高校にとっては、これが日常です。

 

そんな、卒業が近くなるある日、武装戦線の村田将五は墓参りに行っていました。

 

お墓の相手は、村田の一個上の世代である六代目武装戦線の河内鉄生(かわうちてっしょう)です。

 

萬侍帝国との喧嘩を報告した後、同日、村田将五は引退を決めたのでした。

 

鳳仙学園の月本光正と鈴蘭高校の月島花が公園でのんびり話していました。

 

萬侍帝国との闘い以来で、思い出を語っていました。

 

月本が口を開きます。

 

鈴蘭初の番長となった月島花なら、鳳仙学園を攻めて、制覇する事もできたのにしなかった理由を尋ねました。

 

月島花は答えました。番長は火をつけるのではなく、火消しこそが役目。

 

それこそ番長だと。真っすぐな目で回答しました。

 

その回答に、月本は満足したように「またなっ」と言って月島の元を去っていきました。

 

しばらくすると、月島花を、蛭子幸一が訪ねてきました。

 

お互い昔から友人のように再会を楽しみました。

 

今日は喧嘩をする気なかったが、撤回すると蛭子幸一が喧嘩をしかけます。

 

誰もいない場所で、最高であり、最後の喧嘩が繰り広げられました。

卒業~カラス達~

ついに月島花達も卒業の日を迎えました。

 

人知れず喧嘩が起きた蛭子幸一と月島花、それぞれが負けたと噂がたちます。

 

勝負の行方は本人達しかわかりませんでした。

 

落書きだらけの体育館で、卒業式が行われます。

 

そこでも乱闘がおき、鈴蘭高校らしい卒業式となりました。

 

下宿先である梅星一家(うめほしいっか)に月島花達、花組は別れをつげます。

 

清々しく、涙を流しながら、未来へと進んで行くのでした。

 

一方、月島花達が去った鈴蘭男子高校ですが、

 

三年生達が卒業した後、新一年生達が入学して来ました。

 

かつて、月島花や天地寿も競い合った一年戦争です。

 

国吉(くによし)というリーゼントの一年生が暴れまわっています。

 

それを、楽しそうに見下ろす三年生の大善(だいぜん)、2年生の佐島洋介(さじまようすけ)、宮本三文(みやもとさもん)が一年生戦争決勝を眺めています。

 

国吉の相手は、外国人のタイロンでした。

 

鈴蘭高校も国際化か・・と周りをざわつかせます。

 

一年生戦争の決勝の様子を見て、佐島洋介と宮本三文は言います。

 

ここは最低だけど最高の所だ!

 

『ワースト』最終回の読者の反応や感想は?

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