人気マンガ『弱虫ペダル』!
そんな『弱虫ペダル』は本当に面白いのか?オススメで買う価値があるのか?などについてまとめました!
『弱虫ペダル』は漫画アプリ『マンガBANG!』にて無料で読める?
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『弱虫ペダル』のあらすじ紹介!
アニメやゲームを愛するオタク少年、小野田坂道という主人公が千葉県総北高等学校に入学するところから始まります。
坂道は中学生時代、オタクで自分の世界に入ってしまうことが多く、まったく友達が出来ませんでした。
高校生活では必ず友達が欲しい!と思った彼はアニメ、漫画研究会部(通称:アニ研部)に入部しようとしますが、人数不足でまさかの活動休止中でした。
それならば、自分で集めよう!と思い立ちますが、中学生時代に友達を作れなかった彼にはそんなことができる訳がありません。
そんなときに、彼は同級生である今泉俊輔に自転車レースを申し込まれます。
今泉は中学生時代から自転車競技で活動していたことから、学校の裏にある傾斜45度の坂をママチャリで、笑顔で歌を口ずさみながら登っていく小野田坂道を”信じがたい光景”だと、思い、衝動的に勝負を申し込みます。
どうしても勝負がしたい今泉は「お前が勝ったらアニ研部に入ってもいい」と話し、坂道を納得させます。
坂道はあと一歩のところで今泉に負けてしまいます。
ママチャリで45度のバカ坂を笑いながら登るなんて、小野田坂道は天才だ #弱虫ペダル pic.twitter.com/4ExsyUvITz
— まったか (@matsu_taka555) February 2, 2023
それから数日後、坂道は関西から引っ越してきたばかりの鳴子章吉と友人になります。
鳴子も今泉と同じく、自転車競技で中学生時代から活躍している1人でした。
ひょんな事から鳴子の実力を知った坂道はその場で鳴子に自転車競技部に誘われます。
そこから自転車競技部への興味を示すことになります。
その後、アニ研部の部員集めを諦めて、自転車競技部へ入部を決めます。
ただのオタク少年がどう自転車競技部で活躍していくのか、どうやって成長していくのか描き、自転車競技の臨場感、スピード感など体感できて、たくさんのシーンに心動かされる作品です。
漫画アニメ『弱虫ペダル』は面白い?おすすめ?見どころ紹介!
先に結論、『弱虫ペダル』は全巻読む価値アリに面白いです!
『弱虫ペダル』の見どころを4つご紹介いたします!
面白い理由① 自転車競技の面白さ
自転車競技は室内のトラックレース、野外のロードレースと種類があります。
弱虫ペダルは野外(公道)でレースをするロードレースで奮闘する高校の自転車競技部を中心として描かれています。
自転車競技は個人戦だと思われがちですが、ロードレースはチーム戦です。
1チーム 6~8人で出場します。
※弱虫ペダル内だとほとんどのチームが6人構成となっています。
風よけ、補給、ペース作りなど、各選手が自分の役割が与えられ、全うすることで勝利を目指す競技になります。
また、選手は得意、不得意によって役割が変わります。
簡単に解説させていただきます。
1、エース チームで一番実力がある選手。またはその日のコンディションが整っている選手のことを指します。
基本的に周りのアシストで体力を温存させて、勝負どころで前に出るのがエースの役割になります。
2、アシスト エースをアシストする役というのが一番簡単ですが、チーム戦でもっとも重要な役割でもあります。
基本的にはエースの体力温存、疲労軽減に風よけをしていきますが、長いレース中1人がこの仕事をし続けるのは無理なので、基本的にはエース以外、交互に役割が回ってくるものと考えて大丈夫です。
3、クライマー 坂を得意とする選手をクライマーと呼びます。
山岳ステージと言われる山を登る際にペースを作り、ほかのチームの選手を突き放したり、エースを早く運ぶことが役割となります。
体重は軽く、持久力に優れた選手が多いです。
また山岳ステージでは、山岳賞という一番速く頂上にたどり着いた選手に与えられるクライマーだからこそ取れる名誉な賞も存在します。
4、スプリンター
平坦なステージにて、加速、スプリント力を武器にしている選手をスプリンターと呼びます。
レース終盤で彼らの馬力に頼ることによって、時速約70キロ近いスピード加速が可能です。
大柄、筋肉質で、上りが苦手なことが多いそうです。
それでも瞬発的な爆発力は凄まじいので、アシストはエーススプリンターをゴール前、数百メートルで勝負ができるよう一列棒状の列車状態になり、スプリンターを運びます。
勝利を掴むための重要な役割をこなします。
この役割に当てはめると、主人公の小野田坂道はクライマーとなります。
クライマーとしてどう活躍するのか、アシストとしてはどう活躍するのかも楽しみに読んでもらえたら、よりこの作品は面白いと思います。
面白い理由② 個性豊かなキャラクターたちの成長
この作品は成長がしっかり描かれるので、最新話では坂道、今泉、鳴子がすでに3年生となり活躍しています。
学校を卒業したキャラクターたちはなにをしているかも所々で入ってきますし、卒業するものが入れば新しく加入するものもいます。
後輩だったキャラクターが先輩になったら、先輩たちが大学生になる姿も描かれているので、後輩という立場になったときの振る舞いなど、色んな視点から楽しめます。
もちろん、日常会話もクスッと笑ってしまうようなところがあったり、高校生ならでは、の会話に愛おしく思えるシーンもあります。
思わず、自分も自転車に乗りたくなるような場面や自転車競技への興味がより沸いて来ます。
レース中の接戦やそこから生まれる友情など、キャラクターによって全く違う展開を見せるので、次から次へと読みたくなるのも魅力です。
面白い理由③ 各レースの臨場感
大会ならではの臨場感や迫力は自転車競技を題材にしたこの作品ならでは!だと思います。
各山場、クライマックスである白熱したバトルはそれぞれの学校のコンディションや策略によって、毎回違うものが楽しめます。
同じ相手でも策略が違ったらどこでどう仕掛けるのか、前回の敗因を活かすことができるのか、ここでもかなりわくわく感があります。
実際レースが始まってみると予想打にしない事故は起こりうるので、その事故をどう解決して行くのか、解決よりもチームの勝利を最優先するのか、そのチームごとに選択肢が分かれるところです。
解決をしながら勝利を狙うチーム、勝利が最優先のチーム、策略は違えど、到達地、目的地は同じ。
ここでは各チームのキャプテンの決断や上級生の後輩を鼓舞するシーンも魅力的ですが、先陣を切るメンバーが自分自身を鼓舞するシーンにはグっとくるものがあります。
大会の各日程、順位争いはその中でも臨場感あふれていて、とても読み応えのあるシーンです。
面白い理由④ レース後の感情
どうしても、勝者は1チームです。
勝者の喜びや感動はスポ根漫画ならでは、素晴らしいものがあります。
ですが、いくら接戦を繰り広げた相手でも敗者は届かなかった思いや諦めきれないやるせなさのような切なさがあり、感情移入してしまいそうになるのはこのレース後のシーンになります。
表彰式では飄々としいてもバックルームでは、涙を流すキャラクターもいます。
とくに3年生引退前最後のレースはどのチームも先輩を勝たせたいと後輩たちが奮起する様子をよそに勝てず終わってしまうシーンは……寂しさと悔しさを隠しきれない後輩たちの姿に涙してしまいます。
ですが、その先輩たちが残す言葉もまた胸打たれるものがあります。
「勝ちてーならやれ、負けていいならやめろ。勝ちてーのに辞める、そんな選択肢はねぇ!!」by弱虫ペダル、寒咲通司
引退引退ってみんな重く考え過ぎじゃない?好きにしたら良いじゃん。リアルもあるんだからそれもしゃーなし。でも、残された側が寂しいのだけは忘れちゃダメだぞ(σ*´∀`) pic.twitter.com/yYaXnBMFWi
— noon(ヌーン)@超ポジティブ♪ (@noon13361427) April 15, 2021
『弱虫ペダル』登場人物紹介!
『弱虫ペダル』の登場人物を紹介します。
小野田 坂道
千葉県総北高等学校 1年 メガネ、小柄、お友達なし、オタク少年で話し方が誰にでも敬語を使うことが多く、とても丁寧な優しい印象を受ける話し方をします。
あらすじにある通り、ママチャリで傾斜45度の坂を楽しそうにアニソンを歌いながら余裕で登れるほどの実力があります。
この実力が身についたのも小学生時代から自転車でオタクの聖地、秋葉原まで足を運んでいる強者なのです。
「タダでアキバに行けるから」原動力は全てアニメやゲーム、オタク力で培っています。
登り坂が勝負なクライマーとして、実力を開花する姿は物語の中でも要注目です。
今泉 俊輔
千葉県総北高等学校 1年 181cmもある長身でつり目で一見とっつきにくい外見、性格で無感情です。
しかし、そのとっつきにくさと無感情な姿を見た女子たちからはクールでイケメン、大人気なのです。
そんな風貌からなのか、同級生の鳴子からは「スカシ」というあだ名で呼ばれています。
自転車の実力はというと……オールラウンダーで早いうちから新生エースとして、先輩から任務を任されています。
鳴子とはなにかと張り合い、揉めますが、坂道には信頼を寄せています。
また同級生でマネージャーの寒咲 幹とは幼なじみというほどではありませんが、幼少期からの顔見知りです。
鳴子 章吉
千葉県総北高等学校 1年 坂道と同じく小柄ですが、関西弁で持ち物、髪色が赤色で派手好き、目立ちたがり屋です。
親の転勤を機に越してきた「浪速のスピードマン」の異名を持つ有力な自転車競技の選手です。
たまに、下品な発言が気になることも…ありますが、家族や仲間を大事にする人情味溢れるキャラクターです。
主人公である坂道を自転車競技部に誘うのも鳴子です。
各キャラクターを特徴から独特なあだ名をつけて呼ぶことが多いです。
目立つことこそが、彼の信条で「速いのが1番目立つ」という理由から常にスピードを求め、人一倍努力してきた平坦な道でスピードを出すことに特化したスプリンターとして活躍します。
寒咲 幹(かんざき みき)
千葉県総北高等学校 1年 マネージャー
自転車競技部のマネージャーで今泉とは幼少期からの顔見知りですが、自転車屋の娘で大の自転車オタクです。
実家の自転車屋は兄・寒咲通司が切り盛りする店でよく手伝いをしています。
また、坂道が秋葉原まで通っていることを聞きつけると坂道自身に興味を持ち、坂道のママチャリを改造してくれたりもします。
豊満なバストの持ち主のため、鳴子や他校の生徒にセクハラに合うことも多々あります。
金城 真護(きんじょう しんご)
千葉県総北高等学校 3年 自転車競技部主将
無口で厳しい性格ではありますが、あえて過酷にし、後輩たちの成長と素質を引き出す、自転車競技部のリーダーです。
初心者である坂道にも重要な役割を与え、後輩たちへの心からの信頼を伺えます。
彼自身、2年の時からエースとして、部を引っ張っていて、どんな逆境でも勝負を諦めない不屈の精神の持ち主で、後輩からの信頼も厚いです。
その姿から「石道の蛇」という異名を持っています。
坊主でアイウェア(度入りスポーツサングラス)が印象的で鳴子から「グラサン先輩」と呼ばれていることもあります。
田所 迅
千葉県総北高等学校 3年 肉厚の巨漢で豪快な性格で総北のエーススプリンターとして活躍しています。
そんな性格でですが、気配りも出来て、とても面倒みのいいところもあります。
彼の体格の良さと筋力で見せるド迫力の走りは「暴走の肉弾頭」という異名があり、先頭になってチームを引っ張る「肉弾列車」は総北名物となっています。
新しく鳴子がスプリンターとして入ることになりますが、鳴子の性格上、先輩を立てるなどはなく、互いに譲らない競争心を持って接します。
また鳴子からは「オッサン」と呼ばれます。
実家はパン屋で大食漢の彼は朝から食パンに肉と野菜とはちみつを塗りたくって何枚も食べているそうです。
巻島裕介
千葉県総北高等学校 3年 タマムシ色とされている緑に赤、黄色のメッシュを入れたロング髪でタレ目に長い下まつげ、顔の左側に2つのほくろがあり、語尾に「〜ッショ」と付けるのが印象的な総北のエースクライマーです。
少々皮肉屋で人との会話をしたり、気を使ったりするのが苦手で、感情的になることもなく、しんみりとした空気を漂わせていることが多いそうで、自分でも怖がられることを受け入れています。
なにより、鳴子が怖い先輩と言う認識しているため、変な呼び方をしていません。
平坦な道は亀と称されるほど、遅く苦手なため、長い手足を生かした独自のダンシング(立ち漕ぎ)で登り坂を得意としていて、「頂上の蜘蛛男(ピーススパイダー)」という異名を取ります。
そのため、自己流に編み出したスタイルには強いプライドを持っています。
そんな彼と同じクライマーになる坂道との絆ができるのはこの作品の見所でもあります。
『弱虫ペダル』アニメ化情報!
アニメは2013年10月から放送がスタートしています。
既に5期まで放送されていて、劇場版も公開されています。
制作はトムス・エンタテインメントさんで第1~4期まではテレビ東京系にて、第5期はNHK総合にて放送がされいました。
2期までは日本自転車競技連盟が特別協賛としてエンディングでクレジットされており、クレジットなどはないものの劇中でキャラクターたちの飲み物は大塚製薬の製品が使われています。
(5期はNHK総合放送のため、実在商品絡みの情報は一切表示されていませんでした。)
こちらも1~4期までなりますが、エンディング後にショートアニメ的なおまけが放送され、その後次回予告として次回のサブタイトルのみ表示される形が取られていました。
同様に1~4期では実際の公道を自転車で走る際の注意書きのテロップが必ず流れていました。
漫画同様迫力もありますし、動きがプラスされるのですごくスピード感が実感できる作品になっているので、真似したい気持ちも出てしまうのは当たり前ですが、非常に危険な走行になってしまうことを考慮して、だと思います。
個人的には小野田坂道が劇中口ずさむアニソンを声優 田村ゆかりさんが担当している所もかなり注目して欲しい点です。
アニメを見てから漫画を読むのもかなり面白いと思います。
弱虫ペダル(1年生編)視聴!久しぶりの長編
面白かったです!ただのオタクくんが自転車レースで頑張る話。見ようか迷いましたが見て良かったです!面白すぎた
ただの悪役でも過去に何かしらあってインターハイに挑んでるので主人公が勝つだろ~という考えがなく最後までワクワクさせられました pic.twitter.com/Hgsd8Z2ZWv— 昼夜逆転のしずく🛸 (@shi10ku) March 19, 2023
『弱虫ペダル』作者・渡辺 航先生とは?
渡辺 航先生は長崎出身の漫画家さんです。
2008年10月から本作品が秋田書店「週刊少年チャンピオン」にて連載がスタートします。
その頃、渡辺先生は2007年11月から講談社「月刊少年シリウス」にて「まじもじるるも」を連載中でした。
「まじもじるるも」は2019年に完結して、現在は「弱虫ペダル」のみとなっています。
どちらも10年以上連載が続いて、アニメ化もされるなど、渡辺先生の代表作となっています。
「弱虫ペダル」というタイトルは作者の渡辺先生が自転車に乗る際に、軽いギアで回転数をあげてクルクルとペダルを回す乗り方を勝手に”弱虫ペダル”と名付けて呼んでいたものを採用したんだそうです。
この作品が生まれた経緯は渡辺先生がロードバイクを買って間もないころに担当編集と打ち合わせの際「最近なにかハマっていることはないか」と問われ、「自転車」と答えたことが事の始まりだったそうです。
ちなみにそれまで計画していたものは破棄になったそうです……。
少しそっちも気になってしまいますよね。
「弱虫ペダル」は当初女の子が主人公で現在とは全く違う作品内容だったということです。
しかし、当時の編集長が第一稿を見て「男の子でやろう、少年誌だし、」という一言から小野田坂道が生み出されていまの「弱虫ペダル」になったそうです。
『弱虫ペダル』読者の評価評判や感想は?
弱ペダ無料600話終わってもうた
2年生編よりマウンテンバイクの方が圧倒的に面白い— ザキ (@HELLSINGzakzak) November 5, 2023
弱虫ペダルはちゃめちゃに面白いですよね
ハコガクが好き🐥— 夜明け前🌙 (@DAYBREAK_AM4) November 5, 2023
弱虫ペダル面白い
— ア (@osanpodaisuki45) November 3, 2023