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「地獄の教頭」は完結した?最新巻は何巻?休載打ち切り?
原作は完結した?
「地獄の教頭」はまだ完結されておりません。
ヤングガンガンで連載されており、2015年8月に第1巻が発売されて以降、現在も続いております。
ストーリーも良い具合にこれから面白くなる展開の途中なので、再開が期待されています。
最新巻は何巻まで出ている?
地獄の教頭かれこれ2年くらい音沙汰なしだけどどうなったの?
面白いのに(´ ・ω・`) pic.twitter.com/6IgewlKDw3— ともぞう (@NNT_TOMOZOU) September 15, 2023
現在では、2021年8月25日に発売された6巻が最新刊となっております。
当時は約3年ぶりの連載と新刊の発売でしたが、その後はまた休載しているため、ファンは連載再開を期待している状態です。
あと何巻で完結する?
まだまだ伏線が回収されていないため、少なくとも8巻〜10巻くらいまで続くのではないかと期待されます。
2021年以降休載している事もあり、もしかするとこのまま打ち切りになってしまう可能性も考えられますが、「何年待ってでも続きが知りたい!」というファンも少なくないと思われます。
『地獄の教頭』最終章に至るまでのネタバレまとめ
教頭を今の教育方針に変えさせた事件とはなにか?
例の続き
やり損ねた…。
強さの基準、この男を標準とする。目標であり理想だ。
<近衛修文> pic.twitter.com/paPD8ZO3Ll
— 蓮黒 阿修羅 (@_vantablack_) October 14, 2018
現在では明確な分岐点と思われる個所は表に出ていませんが、教頭の性格や行動からすると、教員になる時点で既に今の考え方や価値観だったのではないかと推測されます。
よくある熱血というわけでもなく、不真面目というわけでもない、とにかく自分が勤続している学校を、なんとしてでも深刻な問題から守り抜きたいという、非常に強い信念が感じられます。
問題が発生しても殺すのではなく、あくまで教育にこだわるあたりは、教師になる以前や教師になってからでも、道を外してしまった人間の末路をたくさん見てきたのだと思います。
だからこそただ問題を消していくのでは無く、教育する事で、第2第3の問題を発生させない学校生活を営んでもらうという、教頭なりの未来に対する答えがそこにあるのではないかと思われます。
実際教育した人物のその後も心配しており、状況を確認したり気にかけていたりと、心配している部分は非常に人間味が感じられます。
しかし残念ながら、中には救い出せなかった生徒もいるようです。
教頭の息子は本当にヒトゴロシなのか??
本日(8/19)発売のヤングガンガンに「地獄の教頭」20話が載っています。
のぞきはNG回。
今回の話しでとりあえず一区切り。
ということで大事なカードを一枚ようやく切ることができたな、という回です。是非ご一読を。 pic.twitter.com/JAHrMZMM76
— 大沼 良太 (@oonumaryota) August 19, 2016
教頭の自宅には妻と息子と3人で写っている家族写真が飾られています。
しかし教頭は「家族はもういない」という発言をしている事もあり、離婚したのか死別したのかは不明です。
そもそも本当の家族かどうかさえ謎のままです。
息子に関しては副校長が情報を知っているようです。
副校長の策略で矢薙が動いた際、「教頭の息子はヒトゴロシ」という大きな落書きが発見される事がありました。
この時点で少なくとも副校長は、教頭の子供について何らかの情報を知る重要人物だと推測されるため、今後の展開が非常に気になります。
副校長は結局何がしたかったのか??
本日(11/18)発売のヤングガンガンに「地獄の教頭」23話が載っています。
おじちゃん達がお食事して睨み合う回。
次の号は創刊12周年ということでプレゼント用のサイン色紙も描きました。
本編共々よろしくお願いします。 pic.twitter.com/6rrBV5CTbg
— 大沼 良太 (@oonumaryota) November 18, 2016
副校長は教頭と同僚だった時代、自身の野望のため教頭を利用しようしましたが、見事に失敗しています。
そして転入して復讐を実行しようとしますが、結局これも失敗に終わりました。
そうやって絶望を味わった副校長でしたが、魂が抜けたように病院のベッドの上で何もできなくなった自分を振り返ると、どこか素直になったようでした。
見舞いに来た新藤先生には、罪を認めて感謝の言葉を書いています。
それでも教頭が見舞いに来る際には、やはりどこか素直にはなれず、突き放してしまいます。
しかし副校長本人もそれが自身の本意ではない事に気づいていました。
この10数年追いかけていた相手は、気づかぬうちに自分自身の生きていく目標であり、彼を追いかける事が副校長自身の生き甲斐となっていたのでした。
そしてそれは教頭に対する「愛」だったのだと、本人は気づく事ができたのです。
『地獄の教頭』最終回結末や最後ラストを予想ネタバレ!ラストはどうなる?
教頭が負ける事はあるのか??
本日(8/1)発売のヤングガンガンに
地獄の教頭、2話が載っております。…教頭、泣く! pic.twitter.com/eiM9OHIqQW
— 大沼 良太 (@oonumaryota) July 31, 2014
精神も肉体も屈強な教頭ですが、今まで負けた事はあるのでしょうか?
今後、教頭の過去についてクローズアップされるエピソードがあるとしたら、もしかすると敗戦はあるのかもしれません。
ただ、一つだけ負けそうになったエピソードがあります。
それは副校長や矢薙と争った際、副校長は教頭に肉弾戦では勝てないと知っているので、教頭が一番絶望するであろう、副校長自らの絶命という選択をするのでした。
教頭からすれば「保護対象を守れなかった」というミスは、最悪のシナリオです。
だからこそ副校長は自害という選択をしました。
結果的にそれは成就しなかったのですが、あのまま自害されるような事があれば、教頭からすれば敗北という最悪の結末となっていたと思います。
矢薙との決戦はある??
矢薙は真壁と椎名の件で、教頭から返り討ちに合うような損失を被っているため、今後はかなり高い勝算がない限り面倒ごとには関わりたくないはずです。
その勝算を見出すような事態が発生するなら、2人の決戦は現実となるかもしれませんが、その場合は矢薙自身も相当な損失が発生する事も理解しています。
一方で、お互い同時に危機が迫るような状況では、利害が一致する状況に限り、それに対抗するためにお互い手を組むという事も十分考えられます。
しかしお互いがどんな人間か理解しているため、難を逃れた後はまた元のスタンスに戻っていくと思われます。
結論として想定される決戦は、第3者の差し金によって、矢薙が学校に関わる事態に関与してくる場合や、教頭が矢薙の管轄している仕事を妨げるような行動をした場合は、2人の決戦が実現するのではないかと考えられます。
副校長のように因縁がある人物は登場するのか??
本日(10/21)発売のヤングガンガンに「地獄の教頭」22話が載っています。
今回はカラーです。
良い子はマネしてはいけない1コマ目を是非見て下さい。
扉絵のテーマは「地獄のおんぶ」よろしくお願いします。 pic.twitter.com/WYTqaPgRCB
— 大沼 良太 (@oonumaryota) October 21, 2016
今のところ教頭には謎が多く、副校長のように過去の同僚や旧友、教員になる前の過去を知る人物が今後登場する可能性はかなり高いと思われます。
既に元教え子で更生できずに廃人のようになってしまっている生徒が登場しています。
新藤先生の父や加賀のような政治関係者との話も広がりを見せているだけに、それ以上の大物が登場するのではないかと想定する事もできます。
家族についても謎が多く、未だに明かされていません。
教頭と因縁のある人物は、これから出てくるであろう元教え子かもしれないし、政治家のような権力者、またかつていたと思われる家族なのかもしれません。
主要キャラクターを紹介
近衛 修文(このえ おさふみ)
主人公である52歳の朱地高校(あけちこうこう)の教頭。
学内では温厚で目立たない存在だが、学校の問題解決に関しては冷酷で暴力的、手段も辞さず、命をかけた覚悟で問題と向かいあっています。
ただ、あくまで教育という観点で様々な暴力を行使しており、殺したり再起不能にさせる事が目的ではありません。
また、東大を首席で卒業という話も出ていましたが、本人は肯定も否定もしておらず、信憑性は不明のままです。
彼の行動からすると、その話もまんざらでもないのでは?という印象を受けます。
地元の大学を卒業した後、教師になったという事ですが、教師になる前はどういった生活をしていたのかは謎です。
唯一、自宅には家族写真が飾られているので、どこかで結婚はしているようですが、家族(妻と息子)とは一緒に暮らしておりません。
新藤 加代(しんどう かよ)
朱地高校に勤務している26歳の女性教師。
若さからか、それとも教員経験がまだ浅いからなのか、今時珍しい生徒思いで正義感の強い真面目な教師です。
しかし自分自身の浅はかな行動で、生徒共々危機に陥る事件があり、その時初めて教頭に助けられたため、教頭の本当の姿を目の当たりにする事となりました。
その事件をきっかけに、教頭に対する見方が大きく変化し、常に疑惑の眼差しで教頭と接するようになりました。
溝口 隆(みぞぐち たかし)
親族のコネにより、朱地高校で勤務する事となった非常勤講師。
とても教師とは思えないチャラい格好で、体育の時間は女子生徒ばかりみている自他共に認める変態教師です。
自分の欲望を満たすため、新藤先生を拉致しようとやんちゃ仲間と共謀するが、教頭にこれを邪魔されてしまい、逆に自分自身が教頭に拉致される事となりました。
教頭からの指導後もそのまま教員を続けており、教頭が常に目を光らせているためか、頭を丸めて真面目に働く非常勤講師として、本作では更生第1号となっております。
学内では教頭に協力をする使いっ走りのような立場ですが、持ち前のコミュニケーション能力で、生徒やその周辺の情報収集をする役目もあるようです。
副校長が転入して来てからは、コロっと副校長側に協力するようになりました。
真壁 悟(まかべ さとる)
朱地高校2年1組の生徒。
クラスの問題児的な立場で、彼女や同級生に売春を持ちかけてお金を稼いでいました。
このため学校内での居場所が徐々に無くなっていき、不登校となりましたが、自分が属していたヤクザの金を持ち逃げした事で追われる身となりました。
そのトラブルを教頭に間に入ってもらったおかげで、更生するレールに乗りましたが、教頭と矢薙を巡り合わせるきっかけともなりました。
矢薙(やなぎ)
真壁が出入りしていたグループのボスで、ヤクザ。
まだ高校生の真壁を利用していましたが、金を持ち逃げされた事がきっかけで、教頭と知り合う事となりました。
教頭の普通じゃない行動に苛立ちを覚えるが、敵に回すのは得策ではないと判断し、教頭からの提案を受け入れる形となりました。
その後は教頭に興味を持つようになり、彼の過去を調べているようです。
ただの武闘派ではなく、過去に大学で心理学を学んでいた事もあり、相手を見抜く洞察力や組織の回し方も熟知している人物です。
椎名 正興(しいな まさおき)
2学期から朱地高校へ異動してきた副校長で、教頭の2歳年上。
教頭とは15年ほど前の同僚でもあり、その時の因縁がきっかけで教頭を陥れようと狙っています。
元々野心家でもあり、ある政治家に取り入ろうとした会合では全く相手にされなかったが、教頭がその政治家に気に入られている事が事件の発端となりました。
当時は教頭を利用しようと考えていたが、逆に自身の考えている悪事を暴かれて計画は失敗、それを今でも逆恨みし続けています。
これまで集めた教頭の情報を武器に、本人やその周辺に様々な嫌がらせを続け、最終的には繋がりがある矢薙に依頼し、嫌がらせはピークに達します。
しかし一枚上手の矢薙の策略により、副校長自身が警察に追われる身となりました。
復讐のため矢薙を襲撃しますが、見事に返り討ちに合って失敗し、結局教頭にその窮地を救われる形となりました。