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『失格紋の最強賢者』11巻ネタバレ紹介!
第33話
ギルドランクを上げるため、まずはBランク昇格試験を受けているマティアス。
試験の課題はテストラ平原の平定ですが、そこには多くの魔物を支配、強化して従える寄生型魔物の巣がありました。
まずは従わされている配下の魔物を無力化したいマティアス。
そのためには寄生型の魔物に接近し、魔力を解析、支配を解除する魔法陣を作成する必要があります。
単独で魔物の巣に入り、結界にひしめく無数の配下の攻撃をかわすために「完全探知」の魔法を使用しているマティアス。
完全探知は半径3メートル以内のあらゆる事象を把握する魔法で、最小の力で完璧な防御を可能にします。
魔力の消費量が多く、マティアスによると10分くらいで魔力が切れるとのこと。
魔力が尽きるのが先か、魔法陣を作るのが先か。
時間との勝負です。
さて、完全探知により魔物の攻撃をかわし続けるマティアス。
ついに寄生型魔物の魔力を捉えます。
しかし相手もマティアスの存在に気づいた様子。
凄まじい魔力量で、配下の魔物を巻き込むのも気にせず攻撃を放ってきます。
大人しく防御に徹したマティアス。
周りを取り囲んでいた魔物が、寄生型魔物の攻撃に巻き込まれて勢いを失った隙に、魔力の解析に成功します。
また寄生型魔物が放った攻撃によって、マティアスを取り囲んでいた魔物の群れに穴が開いているのに気づいたマティアス。
その穴に向かって、解析した魔力を付与した魔石を投げ込みました。
巣の結界の外で魔物と戦っていたルリイは、マティアスが投げた魔石を受け止めます。
どうやら解析された情報は不完全なようですが、不完全でも送らなければならなかったことで、マティアスもぎりぎりなのだと気づきました。
自分なら大丈夫だと信じて託してくれたのだと、マティアスの思いを受け取ったルリイ。
「時間がないんですよねマティくん!」
「必ず成功させます!一回で!」と覚悟を決めます。
「ルリイなら、俺の魔力が尽きる前に必ず魔法陣を完成させてくれる」と信じているマティアス。
そしてついに、魔法陣が完成します。
魔法陣を付与した魔石をイリスに渡すルリイ。
受け取ったイリスは、魔石を魔物の巣の結界の中心に向かって投げ込みました。
「上出来だルリイ。おかげで支配を解除できた」とのマティアスの言葉通り、支配と強化の魔法が解け、力を失っていく魔物たち。
配下の魔物が倒れ、大型の魔物が姿を現しました。
「待たせたな、ようやく戦えるぞ」「お互い全力でいこうじゃないか」と上着を脱いでやる気満々のマティアスです。
さて、現れた大型の魔物。
マティアスによると、強化されたフレイムリザードのようです。
元はトカゲの魔物なのですが、ドラゴン並みのサイズになっています。
「あれがボスなの!?」と怯えるアルマ。
なぜかヨダレを垂らすイリス。
「何としてでも倒さなければ!」と使命感あふれるルリイ。
「た、倒せなかったらどうなるんだ!!」と慌てる監督官。
何とも反応のわかれる一向でした。
大型の魔物は早速、口から光を放ち広範囲に攻撃してきます。
吹き飛ばされながら防御に徹するマティアス。
攻撃に耐えきり「みんな無事か!?」と仲間を気にかけます。
しかし、アルマと監督官を両手に抱えて運ぶイリスと、魔法で防御するルリイを見て安心します。
「こっちは気にしないで、ボスに集中してください!」とルリイ。
「ありがとうルリイ!心置きなく戦わせてもらう!」と答えるマティアスです。
さて、巨体を持つ相手の魔物に対し、マティアスは凄まじいスピードで全身にダメージを与えていきます。
身を守ろうとした前足を切り落とし、あと一息というところで、突如相手の体が光を放ち始めました。
魔力が集まってきていると言うルリイ。
それを聞きしばらく様子を見ていたマティアスですが、何かに気づき、ルリイたちの方に急いで戻ってきます。
トドメをささないのかと戸惑うアルマたちですが、マティアスは「みんな伏せろ!!自爆するぞ!!」と仲間たちに叫びます。
そして魔物は大爆発を起こしました。
お互いを守るように抱き合っていたルリイとアルマ。
爆発による光と煙が消え、目を開けると平原が吹き飛んでしまっていました。
慌ててマティアスを探す2人でしたが、マティアスは2人を守るようにすぐ側に立っていました。
何事もなかったように「無事で良かった」と微笑むマティアス。
監督官は魂が抜けたような顔でへたり込み、イリスは吹き飛ばされたのか逆さまで土に埋まり、足だけ見えた状態でじたばたしていますが、全員無事のようです。
「最後はびっくりしましたけど、倒せて良かったですね」とルリイ。
しかしマティアスは、「いや、実はまだ終わっていない」と話します。
驚くルリイとアルマの2人。
マティアスは周りを見渡すと、「そこだ!」と魔法を放ちます。
すると、何もないところからひび割れが生じ、小さな虫が出てきました。
「こいつが全ての元凶…寄生型の魔物だ」とマティアス。
驚くルリイとアルマの2人に、寄生型魔物の怖さを説明します。
30種類もの隠蔽魔法を使い、新たな宿主が入れば何度でも復活する寄生型魔物。
一匹の寄生型魔物に滅ぼされかけた国もあると語るマティアスです。
さて、依頼は達成できたと監督官に告げるマティアス。
「Bランクは間違いない、それどころかさっきの戦いはAランク…いやSランクレベルだったと言ってもいい!」と話す監督官は、全力でギルドと交渉することを約束してくれました。
翌日、フリジアの街に戻り、食事をしていたマティアスらの前に現れた監督官。
「すまん、失敗した」と申し訳なさそうな表情です。
寄生型魔物との戦いの前に倒した魔物の実績でBランクへの昇格は問題なかったよう。
しかし、その後の寄生型魔物のとの戦いは、取りついた巨大な魔物の自爆により全て吹き飛んでしまい、討伐を証明するものが何もありません。
持っていった寄生型魔物も小さな虫呼ばわりされ、相手にされなかったとのこと。
この時代には戦闘を記録する魔道具も、寄生型魔物に関する知識もないため、しょうがないと納得するマティアス。
正規の方法でAランクを目指すことにします。
「Aランク試験に関してもすまん」と話す監督官。
実力は本物だから短期間での試験をと監督官が食い下がった結果、試験官がギルアスになってしまった、とのこと。
しかしギルアスが誰かわからないマティアスら4人。
「この世にギルアスを知らないままBランクになる冒険者がいるとは…」と監督官は驚きます。
監督官によると、ギルアスとはSランク冒険者なのですが、酷く評判が悪いとのこと。
戦いにしか興味がなく、以前試験官をつとめたときは出会った瞬間全員不合格にしてしまったそうです。
試験はいつ行われるのか問うマティアスに、2~3日後にギルアスが戻るのでその後だろうと答える監督官。
その時、大声でギルド職員と揉めながら店に入ってくる男がいました。
「俺は強い魔物がいる気がしたから来ただけだ!」「なんで俺が試験官なんかやらなきゃいけないんだ!?」と話す男。
監督官によると、どうやら彼がギルアスのようです。
早速ギルド職員に紹介された一向。
4人をちらっと眺め、ニヤリと笑ったギルアスは、まずアルマとルリイ、イリスを指差し「3人とも合格だ。試験は終わりだから帰っていいぞ」と言います。
驚く3人をおいて、次はマティアスの方を向いたギルアス。
「俺と戦え。腕比べだ」
「噂で聞いたぞ。お前がエイス王国の、魔族殺しの英雄だな」とけしかけてきました。
早速訓練場を用意させるギルアス。
「なるほど、戦闘バカだな。だがこちらも望むところだ」
「見せてもらおうか、Sランクの実力を…!」とマティアスが勝負を受けたところで第33話が終わります。
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第34話
「Aランクになりたきゃ俺と戦え」と言うギルアスに、「こちらも望むところだ」と応えるマティアス。
ギルドのフリジア支部訓練場で、ギルアスが試験官を務めるマティアスの昇格試験が始まります。
マティアスが負けるところは想像できないというルリイに対し、ギルアスは本物の天才であり、どっちが勝つかわからないと話す監督官。
それを聞いて驚くアルマ。
全く興味のない様子で両頬いっぱいにバナナを頬張るイリスの4人です。
さて、マティアスとギルアスはルールを話し合っています。
「どちらかが意識を失うか負けを認めたら決着だ」とギルアス。
自分は魔法を使わないというギルアスに対し、手を抜くつもりかとマティアスは問います。
魔法なんて一度も使ったことがないと話すギルアス。
しかしマティアスは、剣を構えたギルアスから「身体強化」の魔法の気配を感じます。
飛びかかってきたギルアスの剣を受け止めながら、無意識に身体強化を使っているようだと感じたマティアス。
「自分が魔法を使っている自覚がないのだろう」「感覚のままに魔力を操作して強化している」と考えます。
普通の人間は意識せずに魔法を使うことができないため、「まさしく天才というにふさわしい!」とマティアス。
お互いに楽しげな表情を浮かべ、凄まじいスピードで剣を打ち合います。
飛んできた石が頭に当たったことすら気付かず、呆然とするギルドの職員と、驚きと興奮の混ざった表情の監督官。
大口を開けて寝ているイリスはさておき、アルマとルリイは、ギルアスがマティアスと互角に戦っていることに驚いています。
しかし、ギルアスは、マティアスと剣を打ち合いながら手を抜いていないかと疑い始めました。
気を付けていたが、カンがいいなとマティアス。
「ああ、手加減しているぞ」と素直に認めます。
「本気の俺と戦いたければ、本気を出させてみろ!」とマティアス。
魔法陣を足場に高く飛び上がり、更に魔法陣を蹴って勢いをつけ剣を振り下ろします。
必死で受け止めたギルアス。
受け止めた衝撃で地面が割れるのも気にせず、「上等だ!やってやる!!」と言い放つと、マティアスの剣を押し返します。
ギルアスの身体強化が更に強化され、驚くマティアス。
「戦いの中で魔法が上達している」「楽しませてくれるじゃないか」と喜んでいます。
剣を押し返し、「食らえ!」と叫ぶとともに高く飛び上がるギルアス。
魔法なしでただ飛んでも隙だらけの状態を晒すだけだと考えるマティアス、「どういうつもりだ…?」と不思議に思いながら注意を怠りません。
しかし、ギルアスの足元に現れる魔法の足場。
「マティくんと同じ戦い方!?」と驚くアルマ。
マティアスも「一度見ただけで真似できるだと…?」と驚いています。
マティアスがやったのと同じように、魔法の足場を蹴って勢いをつけ、剣を振り下ろすギルアス。
「相手の剣を力で押し切るには理想の戦い方だ」と言いつつ、マティアスは剣で受け止めます。
「だが、魔法の練度が圧倒的に足りないな」と話すマティアス。
なんとマティアスは、ギルアス渾身の一撃を片手で受け止めていました。
全力の剣を片手で受け止められたことに驚くギルアス。
そのままマティアスに弾き飛ばされます。
壁に叩きつけられたギルアス。
気付くと、首元にマティアスの剣が突き付けられていました。
「まだ続けるか?」と笑いながら問うマティアスに、「降参だ」と答えるギルアス。
それを聞いていたギルドの職員に、勝利とAランクへの昇格を告げられました。
無事勝利できたことを喜ぶ一向と、寝ぼけているイリスですが、ギルアスは「教えてくれ!どうやったらそんなに強くなれる?」とマティアスに問いかけます。
生まれて初めて負けたと語るギルアス。
こういったタイプは独学の方が伸びると、マティアスは方向性だけ示すことにします。
そこで出してきたのは、第二学園の魔法の教科書でした。
馬鹿にしてるのか?と聞くギルアスに、至って真面目だと返すマティアス。
「詠唱なんて隙の塊じゃねえか。マティアスだって魔法なんか使ってねえだろ?」とギルアスは尋ねます。
使っていると答えるマティアスに、「詠唱してなかったじゃねえか」と更に尋ねるギルアス。
どうやらギルアスも、魔法を詠唱ありきで考えているようです。
詠唱は必要ないこと、ギルアスも無意識に自分の体を強化する魔法を使っていることを説明するマティアス。
「それを自覚して使いこなせれば、格段に強くなる」と語ります。
「よし!全部読んでやる!!」と早速読み始めますが、数ページ進んだところで頭が爆発。
どうやら読書は苦手なようです。
さて、1時間後には、マティアスたちのギルドカードは無事Aランクに書き換えられました。
早速フリジアを出発しようとする一向。
どこに行くのか尋ねるギルアスに、「フォルキア領のエーテリス大草原だ」と答えるマティアス。
第一種立ち入り規制区域であるここに入るには、ギルドランクA以上が必要です。
フォルキアと聞いて考え込むギルアス。
不思議に思ったマティアスが尋ねると、なんとなく嫌な感じがして行ってない街だと答えます。
「最近になって街の雰囲気が変わったとも聞く」「近くの道の検問が急に厳しくなった」とギルアスは聞いていたようです。
フォルキアの話はそこそこに、「それとな、マティアス」と言い出すギルアス。
「次に会うときは絶対に負けねえからな!覚悟しとけよ!」と宣言します。
再戦を楽しみにしつつ、ギルアスとマティアスは別れました。
さて、フォルキア領に向かって進む4人。
検問が厳しくなったとのギルアスの情報もあり、検問を避けることを提案するアルマにマティアスは、一度検問を受けようと答えます。
検問を迂回するのは敵対の意思を示すことになってしまうとマティアス。
様子見も含めて検問を受けた方がいいと話します。
しばらくして、1つ目の検問所に着いた一向。
特に怪しい魔力反応もないというマティアスは、そのまま検問を受けます。
身分証を提示し、目的について問われると本当の理由は隠し、「冒険者として仕事をしにきた」と答えます。
通行証を渡され、検問所を後にしますが、すんなり通してもらえたと安心するルリイとアルマに対し、安心するのはまだ早いというマティアス。
マティアスによると、渡された通行証には魔法暗号が刻まれているようで、内容は「要注意」「動機に疑問点あり」等と書かれています。
しかし、内容はどうでもいいと語るマティアス。
「暗号化の方法が昔魔族が使っていたものと同じものなんだ」と話します。
「通行証に暗号を刻むのに使われた技術も、今の時代の魔法で扱えるような代物じゃない」と言うマティアス。
検問所にいた人が魔族だったということかと尋ねるルリイに、魔族ではないと否定します。
安心するルリイとアルマの2人ですが、マティアスは、領地全体の権力を握らないと設置できない検問所に魔族の技術が使われているということは、フォルキア全体が魔族に支配されている可能性があると語ります。
驚くルリイとアルマ。
マティアスはとりあえず、次の検問所に行ってみることにしました。
第二の検問所。
魔力探知で魔族がいないことを確認するマティアスですが、地下に、現代の魔法技術では作れない、身体強化系の魔道具を持った人間がいることに気がつきます。
魔道具の出所は注意が必要だとしながらも、仮に戦闘になっても返り討ちにできると判断したマティアス。
そのまま検問に進むところで第34話が終了します。
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第35話
第二の検問所で検問を受けているマティアスら一向。
第一の検問所で渡された通行証を出したところ、通行証を読み取った担当者は許可を取るのに半日ほどかかる、しばらく待つようにとマティアスに伝えます。
川原で食事をしながら言われた通り許可を待つマティアスたち。
ルリイは、特に許可を取りに行っているようには見えないと疑問をマティアスに話します。
「これは多分許可を取ってるわけじゃない、時間稼ぎだな」と答えるマティアス。
ギルアスから事前に行方不明者が多いと聞いていたこともあり、襲撃があると予想します。
「襲撃されたらどうしますか?」と尋ねるルリイに、「普通に返り討ちにすればいい」とマティアス。
数時間後、ようやく「許可が取れた」とのことで、検問所を通ることができました。
先に進むマティアスたちですが、歩きだしてすぐ、武装化した集団がついてきているのに気づきます。
「早速やりますかー?」とイリス。
マティアスは、襲撃理由もわからないため、しばらく様子を見ることに。
ちょうどいい機会だと、ルリイとアルマに教えたばかりの「感覚強化」の魔法を試させます。
感覚強化により、遠くの声が聞こえるようになった2人。
集団が、マティアスたちの隙を伺っていること、襲撃班が別にいること、物盗り目的ではないことがわかります。
襲撃者の裏にはフォルキアと繋がっている黒幕がいると考えたマティアス。
フォルキアを警戒させない為に、実力を隠し、魔法で眠らせることにします。
眠らせる魔道具をルリイとアルマに預け、マティアスとイリスは囮になることに。
幻影魔法でルリイとアルマの幻影を作り、本物の2人は魔法で気配を隠して集団の背後に回ります。
そしてマティアスとイリスはわざとらしく襲撃に気づいた演技をし始めました。
気づかれた襲撃班は、一斉に弓矢を放ってきたため、マティアスは剣で矢を全て叩き落とします。
実力を隠しているつもりのマティアス。
「ギルアスもこれくらいはできるだろうし、別に普通だよな?」と思っていますが、矢を全て防がれたのを見た襲撃班が「矢を全て叩き落とすだと!?」「化け物か!!」と驚くのを見て戸惑います。
「次はワタシの番ですー!」とイリス。
よいしょ!よいしょ!と矢を弾くつもりで槍を振り回しますが、全く当たらず。
矢はそのままイリスに直撃します。
竜が人に化けているイリスですので、矢が当たってもダメージはなく、襲撃班は「刺さる直前で弾いてるのか?」「そんな高度な魔法聞いたことないぞ!」と驚きます。
しかし当たると痛いのは痛いようで、「効いてないわけじゃないですー!」「当たるとちゃんと痛いのでやめてくださいー!」と涙目で叫ぶイリスです。
さすがに痛さに我慢できなくなったのか、槍を投げて反撃しようとしますが、マティアスが無理矢理止めたため、勢い余って顔から地面に突っ込みます。
涙目で「何するんですかー!」と文句を言うイリス。
「これを投げたら確実に誰か死ぬだろう?」とマティアスは説明します。
実力を隠し、警戒度を上げないためにここで戦闘があったこと自体をなかったことにしたいマティアス。
全員眠らせてしまえば、眠ってしまってたなんて報告できないだろうと考えています。
イリスに矢が効かないと見た襲撃班は、再びマティアスに矢を集中。
もう一度矢を叩き落とし、わざとらしく「あー今のは危なかったなー、もうちょっと増えたら当たりそうだなー」と言ってみますが「人間技じゃねえ!!」と大騒ぎする襲撃班を見て、この程度でか!?と驚くマティアスでした。
さて、魔法で気配を隠し、襲撃班のすぐ後ろに回ったルリイとアルマ。
魔道具を起動し、襲撃班を全員眠らせることに成功します。
しかし自分たちも有効範囲にいたことで、襲撃班と一緒に寝てしまいました。
寝ている間にアルマの顔に落書きをするイリスと、思わずルリイの寝顔に見とれてしまうマティアス。
我に返り、2人を起こしたマティアスは、魔道具の有効範囲の確認をするよう注意します。
ついでに襲撃班の通行証を分析し、偽造するマティアス。
再びフォルキアに向かって歩きだしました。
いよいよフォルキアの近くまで来たマティアスたち一向。
有刺鉄線に囲まれ、厳重に警備されている様子を見て思わず足を止めます。
街から魔族のおかしな反応を感じるというルリイ。
マティアスに具体的に問われ、「小さめの反応が街のあちこちに散らばっていて…、わかる範囲だけでも30以上あると思うんですけど」と自信なさげに答えます。
しかし「それで間違いない」と言うマティアス。
「フォルキアの街は魔族だらけだ」
あまりの多さに声を失うルリイとアルマ。
以前マティアスが「魔族は群れない」といっていたため、アルマは疑問を口にします。
確かに普通の魔族は群れないとマティアス。
ここの魔族は、連携を取るのが上手い特殊な亜種で、個々の強さは普通の魔族より劣ると話します。
「そいつらが何をしているか調べに行こうか」とマティアス。
魔道具の放つ微妙な魔力反応から、襲撃班が使っているであろう隠し通路を発見し、偽造した通行証で中に入ります。
通路の中の見張りの魔族も魔法で一時的に知覚を鈍らせてすり抜けた一向。
無事にフォルキアに潜入することに成功しました。
街の中心部に出てきた4人ですが、見るからに街の雰囲気が暗いことが気になります。
人にぶつかっても、相手は心ここにあらずといった感じでぶつかったことにすら気づいていません。
冒険者も多くいるのですが、誰も武器を持っておらず、武装が許可されていないのかと疑うマティアス。
ちなみにイリスは、食べ物が美味しくないと不満の様子です。
街を歩くうちに冒険者ギルドを見つけたマティアスは、情報収集を兼ねて依頼を見てみることに。
マティアスによると、ギルド自体はいたって普通のようですが、来ている依頼は鉱石採取のものばかり。
鉱山の街でもないのにおかしいと言うルリイとアルマですが、そこにギルド職員らしき人が話し掛けてきました。
親切そうに話しかけてきたギルド職員。
しかし、角を生やし尖った耳を持つその姿は明らかに魔族。
「何の誤魔化しもなしにギルドの職員として出てくるとは…」と警戒するマティアスに対し、「新入りならちゃんとおもてなししないとね」と言いながら「思考鈍化」の魔法をかけてきます。
魔法をかけられ、表情が消えるマティアス一向。
「フォルキアはいい街よ。堪能していってね」と魔族に声をかけられ、第35話は終わります。
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