本記事はこんな疑問を解決します。
ご紹介する方法は、登録不要でもちろん合法です。違法手段ではないので、安心してください。
『帝の至宝』は漫画アプリ『マンガPark』で全巻無料で読める?
いきなり、結論です。
『帝の至宝』はこちらの白泉社が運営する漫画アプリ『マンガPark』にて全巻無料で読むことができます。
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『マンガPark』は、大手出版社の白泉社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
『マンガPark 』では『帝の至宝』1巻から最新巻に収録されているすべてのエピソードを無料で配信してくれています。
安心安全に、そしてタダで『帝の至宝』を全巻読破したい方は『マンガPark』を使う方法が最もお得です。
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『マンガPark』は課金してもお得に読める!
『マンガPark』では基本的に無料で読める作品が多いですが、最新刊が発売されたばかりの作品などはアプリ内で購入できる『コイン』が必要です。
↓『コイン』が必要な作品。
実は、この『コイン』はアプリ内でお得に、そして簡単に購入することができます!
例えば、1100円分の『コイン』を購入した場合、1100円分の『コイン』に加えて、アプリ内で使用できるボーナスコインが200円分付与されます!
つまり課金しても、お得に漫画を読めるのです!
購入方法もキャリア決済で簡単に購入できるため、わざわざ書店に行って漫画本を購入する手間が省けます。
『マンガPark』では1日に無料で読める話数に限りがあるので、うまく『コイン』を購入して読む方がストレスなく読み進められますよ!
また漫画アプリに関して言うと、小学館が運営する公式漫画アプリ『サンデーうぇぶり』『マンガワン』も特にオススメです!
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- 名探偵コナン
- YAIBA
- MAJOR(MAJOR2nd)
- switch(スイッチ)
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- 犬夜叉
- らんま1/2
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- 今際の国のアリス
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- うえきの法則
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- マギ
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- タッチ
- 信長協奏曲
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などなど…
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- アイアムアヒーロー
- ケンガンアシュラ
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などなど…
「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『マンガPark』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?
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次に『マンガPark』の使い方(システム)を簡単にご説明します。
『マンガPark』の基本的な使い方
『マンガPark』に掲載されているマンガを無料で読むには、アプリ内アイテムである『FREEコイン』と『ボーナスコイン』を活用することになります。
(左がFREEコイン、右がボーナスコイン)
簡潔に言うと『FREEコイン』『ボーナスコイン』などを使うことで、1日1作品において、13話分以上のマンガを無料で読むことが可能です。
『帝の至宝』も例外なく1日に13話分以上の話数を読み進めることができます。
以下では『マンガPark』で使うアプリ内アイテム『FREEコイン』『ボーナスコイン』のそれぞれの使い方、取得方法を詳しく説明していきます。
『マンガPark』のFREEコインとは?取得方法と使い方を解説
- FREEコインとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
- 朝6時、夜9時に120FREEコインずつ配布される(1日に計240FREEコイン)
- 30FREEコイン消費で好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る
以上が簡単なFREEコインの取得方法と使い方の説明です。
1話につき30FREEコインが消費されるということは、
1日に配布される240FREEコイン÷1話につき消費される30FREEコイン=8話分
つまり毎日、配布される計240FREEコインを使って1日に8話分の作品をタダで読めるシステムがFREEコインです。
但し1点だけ注意があり、FREEコインを120以上貯めこむことは出来ません。
朝6時に120FREEコインが配布され、その120FREEコインを使わずに夜9時を迎えたとしても新たに120FREEコインが加算されることはありませんので注意が必要です。
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『マンガPark』のボーナスコインとは?取得方法と使い方を解説
- ボーナスコインとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
- FREEコインがなくなってしまった場合でもボーナスコインを使うことで好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る
- 『マンガPark』新規ダウンロード特典で900ボーナスコイン(30話分)が付与される
- 毎日、短い広告動画を見るだけで30ボーナスコイン(1話分)が付与される(1日に2回このシステムが使える)
以上が簡単なボーナスコインの取得方法と使い方の説明です。
下の画像のように『マンガPark』新規ダウンロード特典では、900ボーナスコイン(30話分)が無料配布されます。
そして毎日、短い広告動画を視聴することで30ボーナスコイン(1話分)を取得することが出来ます。
毎日0時と12時の2回、広告動画を見てボーナスコインを獲得できます。つまり毎日、60ボーナスコインを取得できるということです。
短い広告動画の見方は、アプリを起動すると画面右下にピンク色のプレゼントマークが出てくるので、それをタップします。
すると「CMを見てコインをGET」というボタンが表示されるので、タップして短い広告動画を視聴します。(広告を見ずに流してるだけでもOK!)
たったこれだけの労力で、30ボーナスコイン(マンガ1話分)が手に入ります。
やらない手はありませんよね(^^)/
短い広告を見てボーナスコインを獲得できるシステムは毎日、夜0時と昼12時に回復します。
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『FREEコイン』『ボーナスコイン』以外で1日3話分のマンガを読む方法
先ほど紹介した『FREEコイン』『ボーナスコイン』が0ポイントになってしまった場合でも1日に3話分のマンガを無料で読むアプリ内システムがあります。
その仕組みがコチラ。
読みたい”話(はなし)”のページへ飛ぶと、「CMを見て無料で読む」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで新たに1話分のマンガを無料で読むことが可能となります。
3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。
以上の事から『マンガPark』は、1つの作品において、1日に最低でも13話分以上ののマンガを無料で読むことのできるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります!
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『帝の至宝』の世間の評価は?
帝の至宝大好きだから特別編が単行本化されて嬉しすぎる ߹߹❤︎
読み切り集も最高でした❕ pic.twitter.com/X749iDFHcm— (@__ar028) March 10, 2021
ねぇーー!!!
帝の至宝の特別編出てたんだけど
この漫画ほんまのほんまに面白いから
ぜひとも読んで欲しい…!!!
こんな感じの衣装着たいからもう
甥っ子に香蘭させようかな(錯乱) pic.twitter.com/6tkfHgZWJy— 千惟(ごりごりのゴリラ) (@chii_tsj) March 10, 2021
帝の至宝漫画パークで読んでみたら面白い!
— うす餅 (@254_MoTi_su) December 12, 2020
帝の至宝を読み始めた☺️面白い狼陛下の花嫁も面白かったこういう身分差話好きなのかも…赤髪も身分差といえばそうだし…。あとは最近面白いの極道の話(笑)
— 未緒❄️ (@miokobayakawa) November 18, 2020
中野えみこ先生の「劉備徳子は静かに暮らしたい」は、三国志の設定で少女漫画になっていてとっても面白いです!えみこ先生の別の作品の「帝の至宝」もすごく面白いです! pic.twitter.com/1KAk3qG4O5
— はやと (@2T7ni) January 13, 2020
帝の至宝とか狼陛下の花嫁とか面白いのよ…… 主人公が好きになるのも偉い人だね、好み丸見えの傾向
— 風菜 (@ALOV9511m) June 6, 2019
帝の至宝めっちゃ面白い
— ゆうな (@kthyuy129) June 4, 2019
仲野えみこさんの『帝の至宝』面白いなー!
— wildmix ♒️ (@wildmix) May 13, 2019
帝の至宝コミックス全巻揃えてます✨
ステキなお話で、周期的に読み返したくなる作品です https://t.co/b1S2S6eA17— hina_tan (@sake_love0505) December 11, 2020
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『帝の至宝』見どころ紹介!
帝の至宝の見どころは主人公香蘭の心の温まる人となりです。
この作品の主人公香蘭は、とても素直で心優しい性格をしています。
暗殺者疑惑がかかっていた志季の事を周りの人に気付かれないように治療したことをはじめ自身の生い立ちや境遇を言い訳にせず、たとえ助けたことによって自分が傷つく結果になってしまうと分かっていても目の前に困っている人がいたら迷わずに手を差し伸べて助けられる心の強さを持っています。
この姿に初めは身分等の差別意識を持っていた人達も次第に改心していき、その波はたちまち周囲に伝染していってあっという間に一目置かれる人気者になっていきます。
また香蘭は非常に努力家な面を持っていて、孤児だった自分を育ててくれたじっちゃんには暮らしが楽になるように自分がお金を稼げるようになって生活費を賄えるようになるために勉学に励み、志季に対しては、ただ志季の役に立ちたいという想いを一生懸命貫き通し、自分の知らない世界や身分の差を含めてありのままの志季を受け入れて知っていこうと歩み寄っていきます。
こうしたひたむきな性格で周囲をいい方向に変化させ、さらには自身の未来も切り開いていける強さと優しさが随所で見られます。
人のために行動できる思いやりの心、そしてそれをすぐ行動に移せる勇気、実行するのが簡単なようで難しい事を香蘭はあっという間に成し遂げてしまいます。
そんな香蘭が掴み取る幸せを読者として心情に寄り添いながら見守っていけるところがこの作品の魅力的な所です。
『帝の至宝』登場人物紹介!
香蘭(こうらん)
都に近い村に住んでいる平民の18歳で、孤児だったところ村長に引き取られて育ちました。
自分の事を顧みず困っている人を助けるような心優しさと、素直で努力家な性格で周りから一目置かれるような存在です。
幼い頃は病弱で甘えん坊でさみしがり屋でしたが、とある事をきっかけに自身の生い立ちによって他人より優遇されてはいけない人間だと感じてしまい少しずつ現在のような性格に変わっていきました。
国の税収に苦しむ村人を救うために第一皇子を殺したと噂されている暗殺者を探しに行ったときに、村の裏山でケガを負った四季の手当てをしたことから接点を持つようになります。
後に志季の提案で創設された身分関係なく通える学校に平民代表として通い始め語学や薬学をはじめ様々な事を学んでいきます。
志季への恋心に気付いても自分の想いを通すより、志季の幸せを最優先にしたい、ただ側にいて役に立ちたいという奥ゆかしく純粋な気持ちでいたいと願います。
録国と休戦の条件として人質になるように言われた時は、もう晶に戻れずに大好きなじっちゃんや志季にも会えなくなることを悲しみますが、胸を張って志季の役に立てる時が来たことが嬉しいと言って自ら人質になって晶国から離れます。
志季(しき)
晶王朝の第一皇子で本名は宗雲といいますが、香蘭からは志季と呼ばれています。17歳。
来る者は拒まず去る者は追わず、何事にも執着しないでどこか諦めたような表情をする少年期を過ごしていました。
戦において天才的な才能を持っていていかに犠牲を少なくして大きな益を得るか、そして相手に二度と歯向かわせないようにさせるかを常に考える戦略を立てることが得意です。
その賢さ由来の戦闘スタイルから周辺国では戦いの天才と恐れられています。
自身に課せられた運命から逃れたかったのと、第二皇子の策略によって命を狙われたことによって王宮から逃亡しますが、途中で瀕死状態になる程の怪我を負って倒れてしまいます。
そんな時に第一皇子の暗殺者を探していた香蘭に手厚く看護してもらい動けるようになりますが、後に香蘭の村に起きた事件を目の当たりにして自分のやるべき事のために再び王宮に戻ります。
帝の座に就いてからは忙しい政務の合間をぬって香蘭と過ごす時間を作っていて、この時間をなにより大切にしています。
香蘭の事を素直で努力家で人のために自分を犠牲にして行動できる心優しい命の恩人と思っていましたが、
ある日火事に巻き込まれてしまった時に香蘭を助けるために言った自身の言葉で本心に気付きます。
本来逆らう事の出来ない皇太后に結婚相手を強制的に決められてしまった時には自身の思いの丈を告白して大事なものを守りぬいて改めて香蘭に想いを告げます。
円夏(えんか)
志季の側近の一人で30歳。
嗜好や私生活が謎に包まれているミステリアスな部分があり、王宮内ではファンクラブができるほど人気の人物です。
志季が即位する前は一族で録国に亡命した過去を持っています。
主に政務に関する調整等を担っています。
雨帖(うちょう)
志季の側近の一人で元々北の民族国家である陽の国の武将でしたが、晶国と戦をしているときに志季に出会ってしまい、非常に不利な状況に立っていた雨帖に対してとある取引を申し出されて成すすべもなく完敗し捕虜になった過去があります。
終戦後、帝に即位した志季から声がかかって志季の重臣を担うことになり、現在に至ります。
志季と香蘭が親密になっていく様子を遠くから見守りながら、香蘭が志季の秘密を知って戸惑ってしまった時は心配して自身の身の上を話して励まそうとするような優しい人物です。
武術の腕は確かなもので、志季自身から戦ったら負けると言わせるほどの実力を持っています。
吏元(りげん)
通り過ぎる人を端から占ってはデタラメを言い、お金をせびるインチキ占い師。
香蘭の運命の人がその時目の前にいた自分であると占いで出た事をきっかけに、実績を作るために熱烈にアプローチをします。
占いが外れたと八つ当たりしてきた男に殴られそうになったところを香蘭に助けられたことをきっかけに本当に好きになっていきます。
絵を描くことが上手い。
叔豹(しゃくひょう)
平民の貴族の家からお金になりそうなものを盗んでは貧しい人に配っている義賊団のリーダー。
熱血漢で義理人情に厚い性格で、弱い者や困っている人を見過ごせず面倒を見る優しい人です。
志季から平民向けの度支部の運営を任されてから悪事から足を洗い、さらに志季に進められて学校に通うようになります。
趣味は仲間と飲むことで最近は経済学と詩に興味があります。
実は晶国では名門と言われている棟家の跡取り息子ですが、平民出身の母親と暮らしていたので棟家とは疎遠になっていました。
棟家の後継者が亡くなったことをきっかけに後を継ぐように言われて棟家に戻ります。
夸白(こはく)
名家の貴族出身で傲慢で自己中心的な性格ですが少し抜けているところがある憎めないキャラです。
趣味は買い物と歌うことです。
平民出身の香蘭を見下して邪険にしますが、川に落ちて溺れた時に助けてもらって以来偏見を捨てて仲を深めます。
夸紅(ここう)
夸紅の妹で趣味は買い物と恋愛ものの本を読むこと
怖がりでいつも姉の夸白に付いて回ってはお転婆ぶりに手を焼いています。
春玉(しゅんぎょく)
晶国の隣にある録国の皇子で留学のために晶国を滞在していて、志季とは互いの国を行き来する程仲が良く幼馴染のような関係です。
趣味は天体観測。
自国の事情もあって香蘭のことは平民出身という偏見と志季が自分よりも優先する人物ということで複雑な心境でいるようです。
人を見下すような発言をしてしまうものの、本当に困っている人の事を見ると放っておけない不器用な部分があります。
特に香蘭に対しては自国の事情や志季が自分よりも優先する人物ということで複雑な気持ちを持っていてつい八つ当たりしてしまう事も度々あります。
志季のために動いていたはずが、いつのまにか香蘭のために行動する様になっていた事に気付き香蘭への想いに気付いていきます。
後に香蘭達のいる学校に通うことになり短い間ではありますが大切なものを得て自国に帰っていきます。
晶国と戦をすることになった時は前線に赴いた後に戦場で志季と出会ってしまいます。
華名(かめい)
春玉のいとこで、志季の婚約者に選ばれて晶国にやってきます。
幼少時から自由奔放で好奇心旺盛な性格をしていて甥である春玉の手を焼かせていました。
志季が申し出たある提案に乗っかって演技をしたりと懐の広いさっぱりした人物でもあります。
皇太后
晶国の先代のお妃で晶国において最上権利者。
趣味は先帝から贈られた小鳥の世話ときき酒。
国政や権力には興味はないものの、愛国心から国のためになることを考えています。
他国との情勢が込み入ってくる中、なかなか妃を取らない志季をみかねて婚約者を用意する程おせっかいを焼きますが、志季の心の変化や香蘭の健気さを見て二人の仲を認めて見守ることにします。
林哨(りんしょう)
晶国の第二皇子で次期帝の座を得るために志季を殺害するように命じたうえに、
志季を第一皇子暗殺者と仕立て上げて指名手配を国中に広めた人物です。
それだけではなく、飢え苦しんでいる国民に重税を課して支払わない罰と他国民への見せしめとして香蘭の住んでいる村に火を放つような暴君でもあります。
後々録国に寝返って晶国と戦争を始めます。
天尚将軍(てんしょう)
民衆を甘やかして伝統や忠臣たちを蔑ろにしている(と勘違いしていた)志季を国のためにと帝から退位させるために毒を盛ってさらにこのことを知った香蘭を人質にした人物です。
この騒動の後志季と和解して後に晶国で開催される武術大会に参加する程良好な関係になっているようです。
じっちゃん
香蘭の住んでいる村の村長で孤児だった香蘭を引き取り育てた人物でのんびりとした性格をしています。
村医者をしていることもあって薬学に非常に詳しく、香蘭が知っている病気や薬の知識は彼が教えたものです。
香蘭の母
香蘭の村の入り口で倒れていたところを偶然香蘭が見つけて運ばれます。
18年前、易者の言う事を信じた親族に産まれたばかりの香蘭を殺した方がいいと言われてなくなくその二日後に村に捨てて手放します。
それ以降ずっと香蘭の事を考えて過ごしてきましたが、自身の余命が短い事を知って最後に一目香蘭の姿を見るために無理をして村を訪れようとします。
『帝の至宝』序盤ネタバレ紹介!
一話
先代の暴君のせいで国民は飢えに苦しみ、王宮の人は徴収した税で贅沢な暮らしをしている晶王国。
その王宮近くにある村に住んでいる香蘭は、国に取られた税を取り返すためにお金になりそうな物を盗みに王宮に忍び込みます。
異様に警備の薄い王宮内を警戒しながらウロウロ捜索しているととある一人の男性とすれ違い、ばれてしまったと思って香蘭は声を出そうとしますが男性に口を塞がれてなぜか互いに扉の陰に身を隠す態勢を取ります。
すると扉の向こう側で慌ただしく誰かを探す声が聞こえたのでそのままやり過ごすと男性は立ち上がって香蘭の頭を軽く撫でて窓から姿を消します。
呆然と眺めていると役人に見つかってしまい、追い出されてしまいます。
そして翌朝、自身の村に戻った香蘭はある知らせを耳にします。
それは敵国から差し向けられた暗殺者が第一皇子を殺して逃げたので不審者を見た者や心当たりのある者は報告するようにとのこと、そして暗殺者を捕まえた者には帝から大変な宝が与えられるとのことでした。
香蘭は昨晩王宮内で出くわした男性が怪しい、まだ犯人と決まったわけではないけれど行方を追う価値はあると踏んでひとまず村の裏山に向かったのでした。
勢いに任せて行動したもののそうそう簡単に見つかるはずもないと思いながら歩いていると傷だらけになって倒れている男性を見つけます。
容姿からして探していた人物だと分かり捕獲しようとしますが、あまりにひどい傷を負っていたのを見過ごせずに持ち合わせていた傷薬で手当てします。
翌日男性の様子を見に行くと目を覚ましていて親切にしてくれたお礼と”志季”という名前を教えてもらいます。
このままでは情が移ってしまって捕まえられなくなると感じた香蘭は強制的に連行する作戦を練りますが度々親切にしてくれる志季を悪人と思えずに只々時間だけが過ぎて行ってしまいます。
ある日村の長であるじっちゃんからまた税が値上がりする事と敵国と戦を始めるのに村の男が何人か兵に取られる事を聞き、村中で暗殺者を捕まえようとする雰囲気になっている事を知ります。
香蘭は村の人達に不審者なんていないと言い放って走り出してしまいます。
たとえ不審者を、志季を差し出したとして捕まった人間がその後どうなってしまうのか微塵も考えてなかった、そんな想いからどうするべきか葛藤していたのでした。
そしてその日の夜、騒がしく扉を叩く音がして外に出てみると村中辺り一面火の海となっていました。
その場で立ち尽くしていると次の帝の後継者である林哨(りんしょう)が現れ、税を納めていない罰と他国民への見せしめのためにやったと言われます。
刻一刻と火の手が強まり深刻な水不足に騒然とする中、突然田んぼに水が流れ込んできたかと思うと聞き覚えのある声が香蘭の事を呼びます。
裏山にいた志季が火災を見て水路を開けて駆けつけて来てくれたのでした。
鎮火後、人目を避けて一人でいる香蘭。
そこへ志季がきて村長が探している事を聞きますが志季の顔を見ずにすぐに行くからおまえは山へ帰った方がいいとだけ言います。
変だと思った志季に肩を掴まれて向かい合わせになると泣きながらどうしてこんなふうになってしまうのかなぁ、みんなが幸せならいいってそれだけなのにと気持ちを吐き出します。
その様子を見た志季は黙って抱きしめてごめん香蘭、ごめんと言い、看病し続けてくれた感謝の気持ちと自分のやるべき事を果たす事を伝えてどこかへ行ってしまいます。
それから数日経った帝即位式の日、香蘭は薬を仕入れるために都に行くと暗殺者捜索が打ち切りになった事と第一皇子についての噂を耳にします。
第一皇子を殺した犯人が林哨だと悟った香蘭は王宮に侵入して林哨本人に怒鳴り込みに行きます。
警備の人に取り押さえられながらも構わずに訴えますが林哨は聞く耳を持たず誰か早くこの子供を殺せと命令します。
それでもひるまずに罵声を浴びせようとした時、誰かが香蘭の後ろに立ってやめさせます。
聞き覚えのある声の方へ振り返るとなんとそこには志季が立っていました。
そして志季を見た周囲の人達が驚いた表情で第一皇子の宗雲様だと口を揃えて言います。
何が起きたか理解できない香蘭はひとしきり志季に質問をしますがさらに混乱してしまいそのまま気絶してしまうのでした。
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二話
先日の騒動から数日たった晶国では林哨の代わりに志季が帝に即位し、香蘭は志季を助けた恩人として王宮への出入りを特別に許可されていました。
ある日志季の側近の雨帖(うちょう)の家に泥棒が入ったと報告が入ります。
なんでも夜に家中眠り薬が焚かれたかと思うと気付いた時には金品が一通りなくなっていたとの事でした。
ここ最近貴族や官人の家を狙った強盗事件が多発しているそうで、その手口から盗賊団による犯行によるものだと推測されているのですがなかなか手がかりが見つからなくて手を焼いているようです。
香蘭を家まで送るついでに城下の様子を見に行くという志季に香蘭は付いて行って情報収集しますがなかなか有力な話は聞けずじまいです。
調査に行き詰っていると、遠くの方で貴族の人たちを悪く言う男性を見かけます。
日頃の志季の行いを見ている香蘭は善行な貴族もいるのに言いすぎだとつい突っかかってしまいます。
二人の様子を見ていた志季ですがふと近くにいるおばあさんが持っている物に興味を持ち、どこで手に入れたか聞いてみます。
おばあさんは今朝家の玄関先に落ちていたので換金しようとしていたと話してくれますが、先代の暴政で貧困に苦しんでいる人を目の当たりにした志季は複雑な気持ちになってしまいます。
特に収穫もないまま二人は分かれ、帰宅した香蘭はじっちゃんから円盤のような物を渡されて城下に行くときにこれを換金してきて欲しいと頼まれます。
人の物なのではないかと疑問を持ちつつ、香蘭は引き続き盗賊団の情報の聞き込みをしようと扉を開けますが、中から出てきた盗賊団に捕まってしまいます。
そして留守にしていた盗賊のリーダーが帰ってきたので顔を見るとなんと先日いい争いになった男性が目の前にいるのです。
正体を知ったものの納屋に連れていかれて閉じ込められてしまいますが、そこには縄で縛られた志季もいてさらに驚きます。
なんでも色々調べていたら役人だと勘違いされて捕まってしまったようですが、部屋の隅に置いてあるものを見て彼らの犯行だと確信したことと義賊団だという事が判明したと言います。
そんな話をしていると志季だけ呼び出されて外へ連れ出されてしまいます。
何かあっても自分とは他人のふりをするようにと言われた香蘭でしたが、役人と勘違いされている志季の身の危険を感じて急いで納屋から出ます。
予感通り志季は盗賊達に囲まれてタコ殴りにされていました。
志季の目の前に飛び出して庇うと盗賊のリーダーに向かって貴族に八つ当たってもみんなが幸せにならないと説得します。
それを聞いていた子分は生意気なことを言う香蘭に殴りかかろうとしますが、縄を自力で解いた志季と盗賊のリーダーが前に立って辞めさせます。
間髪を入れずに外にたくさんの兵士がいるという情報が入ってきて盗賊のリーダーは志季に襲いかかりますが余裕の身のこなしで避けられたうえに返り討ちに遭ってしまいます。
駆けつけた雨帖と円夏に独断でこのような計画を立てた事を怒られる志季ですが、潜入調査をした真の目的を話し始めます。
その目的とは非公式な度支部の運営の協力者を探すことで、正式な形で始めるとかなりの時間がかかってしまうのと、貧困の生活に詳しく人のために行動できるこの義賊団が適任で貴重な存在だと思って賭けで探っていたとの事でした。
盗賊のリーダーは貴族の考えることは分からないけどケンカに負けたのと話を聞いていて悪い気がしないという理由から引き受けることにします。
数日して香蘭は身内から先日の件で怒られた事を志季に嘆くと志季はお礼として聞き込みの途中で買ったかんざしをプレゼントします。
突然のプレゼントに驚きつつも喜ぶ香蘭は志季が言った言葉を真似て幸せが来るようにと心の中で願うのでした。
三話
慌てた様子で王宮に駆け込む香蘭。
志季にどうしたのか聞かれると香蘭は学校に通えることになったと話します。
そこへ円夏が来て志季に経緯を説明し始めます。
志季が広く人材を集めたくて考案した身分関係なく学べる学院に平民がなかなかこないので香蘭に平民代表として通ってもらうようにお願いをしたとの事でした。
楽しい学園生活が始まると胸を躍るような気持ちでいっぱい香蘭ですが、先日の一件で仲良くなった元盗賊のリーダーの叔豹(しゃくひょう)が自分にも打診があったが貴族にいじめられるから行かないという話を聞いて不安になります。
そしていざ登校してみるとやはり貴族しかいない学園では香蘭の存在は目立ちすぎて浮いてしまい、早々にいじめられてしまいます。
そんな中、学院に陛下が来るとの噂でもちきりになり、滅多に見る事の出来ない陛下の姿を拝もうと瞬く間に沢山の人で溢れかえります。
その光景を見た香蘭は改めて志季は自分と程遠い立場の人だと思い知らされて落ち込んでしまいます。
複雑な思いを抱えながらも志季との距離が縮まるようにと学園生活を送っていたある日、香蘭をいじめている女性が川に落ちて溺れてしまいます。
周囲にいた人達は他の人に救助するように押し付け合う中、噂を聞いた香蘭は一目散にその女性の所へ駆けて行って人工呼吸をして助けます。
ですが、目が覚めた女性はお礼を言うどころか口に触れたことを汚らわしいと言って侮辱します。
傷ついた香蘭はその場から立ち去ろうとしますが突然現れた志季に抱きかかえられて助けられます。
後に志季と円夏から不快な思いをさせてしまった事を謝罪される香蘭ですが、円夏の計画が台無しになってしまう事を心配します。
そしてもう学校に行け無くなると残念がりますが、円夏から意外な言葉を聞きます。
あの一件から貴族の間では平民に対して慎重に接するようになったのと、平民の間で学園について興味を持ってくれて徐々に人が増えて来ているので、香蘭さえよければいつでも抗議に顔を出してほしいとの事です。
それを聞いた香蘭は元気を取り戻してまた学園に通うのでした。
四話
出先から帰宅する途中で占い師の少年に声を掛けられる香蘭。
少年に「あんたは将来絶世の美女になってその噂が国外までに広がり、この国の至宝と賞賛されるだろう」と言われますが、見当違いな内容に香蘭は相手にしないで帰ろうとします。
帰宅した香蘭は青ざめた顔をしたじっちゃんからお客さんが来ていると聞き目線を移すと、なんとそこに志季と側近の雨帖と円夏がいました。
狩りの途中で円夏が怪我をしてしまったので雨宿りも兼ねて立ち寄らせてもらったと志季は話します。
香蘭の後ろにいる少年が話かけてきたので香蘭はみんなに紹介し始めます。
キャッチで声をかけられて事情を聞いたところ、今晩行くところがないと言っていたので連れてきたとのこと。
そしてインチキな占いでお金を巻き上げようとしている事を話すと、少年にさっきは客寄せの為にカンで適当に言っただけだと主張します。
少年は実際に目の前で言い当てようと筮竹を取り出して占い始めますがことごとく外し周りに呆れられてしまいます。
本当に占い師なのか香蘭に聞かれた少年は吏元(りげん)という名前と占い師になった経緯を話します。
ますます胡散臭く感じる香蘭に吏元は香蘭の運命の人を占い始めます。
結果は今目の前にいるとの事でしたが、先程から散々外してばかりいたので香蘭は全く相手にしません。
吏元は占いの実績を作るために強引に香蘭と付き合う事にしますが香蘭の反応を見て志季の事が好きだから断るのかと問います。
香蘭はバカらしいと思う反面、志季に対しての気持ちを見抜かれてしまい動揺してしまいます。
そんなやり取りをしていると突然慌てて来たじっちゃんに香蘭は呼ばれます。
別室に駆けつけると、体調が急変した円夏が高熱でうなされて寝込んでいました。
ちょうど今薬を切らしていて処置ができないと聞くと香蘭は必要な物を取りに行くと言い出します。
大荒れの天候の中行くのは危険だと止められますが、志季が一緒に行くと申し出て二人で出かけることにします。
目当ての物を見つけて採ろうとした時二人は土砂崩れに遭ってしまい生き埋めになってしまいます。
香蘭は小さな隙間を見つけて急いで脱出しようとしますが、志季に今は崩れやすいから雨が上がって土が乾いてからの方がいいと言われて一夜その場で過ごすことにします。
火をおこせそうな物がないので固まって暖を取ることにした二人ですが、先程の占いの事を思い出した香蘭は志季に対しての想いに改めて気付きます。
そしていつの間にか寝ていた香蘭は人の声と眩しさから目が覚めます。
翌日になって村民が助けに来てくれたのでしたが、この場所を言い当てたのは吏元だと聞いて驚きます。
香蘭は本人に占いが当たったのか聞くと占いではなく寝起きのカンで答えたら的中したと話し、占いなんて本気でするものじゃないと開き直っていました。
吏元はカンで言った婚約の話を改めて香蘭に話そうとすると吏元の額に止まっていた虫を見つけた志季に叩かれて邪魔されます。
穏やかな時間が過ぎていく中、吏元は志季が陛下だという事実を知って驚きを隠せないのでした。
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