最強タンクの迷宮攻略3巻無料ネタバレ!タダで読む方法解説【11話12話13話14話】2大クランとの同盟の行方は?

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『最強タンクの迷宮攻略』3巻ネタバレ紹介!

11話

ルード達はアバンシアにできた迷宮の守護者マリウスを撃退し、協力関係を結ぶことに成功しました。

 

アバンシアにできた迷宮は冒険者達に解放されて、とてつもない変貌を遂げたのです。

 

あちらこちらで喧嘩が勃発しています。

 

「まさか迷宮に出現するフィルドザウルスを狩に冒険者がここまで集まるなんて」と疲れ切った様子です。

 

フイルドザウルスとは、ポーションや武器のいい材料になるといい、絶滅寸前まで狩られた魔物だといいます。

 

迷宮の調査を終えたルードは、町を守るクランを立ち上げ、領主からアバンシア公認クランと認められルードはクランリーダーとなりました。

 

しかし、冒険者の喧嘩の仲裁ばかりでなかなか他の仕事に手をつけられないでいました。

 

迷宮の守護者と協力関係を結び、クランを作ったけれど問題は山積みで「身が持たん」とルードは嘆きます。

 

ニンが、アバンシアに配置されている騎士に任せてはどうかと提案しますが、ルードは冒険者たちの小さないざこざまで騎士には任せられないと言います。

 

クランメンバーが、ルード、ニン、ルナ、マニシだけなので人数をもっと増やさなければと思っているようです。

 

ニンが「人数を増やすことも大切だけど、クラン運営のノウハウを持った協力者を引き入れないとだめね」と言います。

 

クラン運営をするための知識や手順が自分たちには全くわかっていないとニンはいいます。

 

今、クランの事務はマニシアが引き受けてやってくれているが、調子が良くなり始めたばかりなので無理はさせたくないとルドはおもっています。

 

ニンは「領主様に頼めばそこらへん融通を利かせてくれるかもしれないわよ」と言いますが「領主の権力を使えばいくらでも出来るかもしれないが、俺が引き受けたからには中途半端な事はしたくない!この町を守りたくてクランリーダーになったんだ。何でもかんでも領主に頼ってしまっては、きっとこの先もそうなってしまう」と自分の力で何とかしたいと話します。

 

ニンが言うように、真っ先にしなくてはならないことはクラン運営を指導してくれるような人を引き入れる事だとルードも考えているようです。

 

自分なりに動いていると言うルードは「他のクランに協力して貰えないか頼んだりして、今返事待ちが2つある、そこが上手くいけばいいんだが」とニンに伝えました。

 

そこへ「ルード、迷宮の管理者になってくれ!」と勢いよく守護者マリウスが入ってきます。

 

「その話は断っただろ」と言うルードに「そう言うな、オレよりおまえの方が迷宮の管理上手くやれそうなんだよ」とマリウスは懇願します。

 

マリウスは、自もクランメンバーになって手伝うから迷宮に顔を出すだけでもしてくれないかと言います。

 

そこまで言うのならと「クランの仲間になるのは認める、それほど言うのなら1度見に行くよ」とクランメンバーになることを認めました。

 

「だか、まだ管理者になるとは言ってないぞ。とりあえず、迷宮の管理がどういうものなのか教えてくれ」とマリウスに言うと「では説明するから、迷宮へ行こう!」と張り切ってドアを出ていきました。

 

「ニンはどうする?」とニンに聞きますが「あたしはアバンシアにできた協会に顔を出してくるわ。協会騎士とシスターも あたしに会いたくて来てるんだろうし ちょっとは・・・ね」「ルード、もしクラン運営の協力者やクランの人手が上手く集まらなかったら あたしのこと宣伝に使ってくれてもいいわよ?」と言います。

 

しかしルードは「それはできない、お前が嫌だろ」とニンのことを気遣います。

 

迷宮の管理をしている所へ連れていかれたルード、そこで迷宮の管理において最も重要な池について説明を聞きます。

 

魔物を作り出すことも守護者の仕事で、作り出しし時に消費するポイントが魔物によって決まっていて、マリウスはポイントが少ないので魔導書を使い魔物を作り出していると言います。

 

魔導書は、魔物を一体ランダムに作成できるというもので、いわゆるガチャであると言います。

 

「ランダムなら被ることもあるのか?」とルードが聞くと「そうだが、被らなければ基本お得に作成できる。試しにやってみるか?」ということで作成してみることにしました。

 

作成して出てきた魔物は、可愛らしいスライムで、ルードはめちゃくちゃ懐かれたようです。

 

これでスライムの複製ができるようになったようでした。

 

マリウスが「魔物たちは別室に用意してある 今度そちらにも案内しよう」と他の魔物をまた見せてくれるといいます。

 

迷宮の運営は、宝箱の設置、迷宮の階層を増やしたり迷宮の構造を変えたりするらしい。

 

ルードは考えているようです「アバンシアにいる冒険者たちの大半はこの迷宮のフィルドザウルスが目的だ 現に今日 フィルドザウルスが出現する階層では冒険者同士でフィルドザウルスの奪い合いが起きていた。今は盛り上がっているがフィルドザウルスの素材が世に出回ってくると人の出入りが落ちついてしまい、冒険者のために沢山建てた建物が無駄になってしまう、だけどこの管理システムをうまく使えばこの迷宮にフィルドザウルス以外の魅力を作り 初心者から熟練まで幅広い冒険者を定着させることもできるかもしれない。クランの運営にも使える!」と。

 

「とりあえず実験してみてもいいか」とマリウスに聞き「スライムに協力してもらえばいい」とOKをもらいました。

 

マリウスはスライムに「ルードに全力の攻撃をおねがいしてもいいか こいつは強いから大丈夫だぞ」と、スライムも「スラ!」と返事をします。かわいです。

 

スライムは集中して、力をためルードに攻撃しました。

 

ルードは吹っ飛ばされました。「力を抜いていたとはいえ今の一撃で外皮を1000ほど削られるとは・・・」とびっくりしています。

 

「マリウス、今ので何ポイント入ったんだ?」と聞くと「今ので1000入った!」とマリウスが答えました。

 

削られたポイント分だけポイントが回収できるわけか、と仕組みが何となく分かってきました。

 

そしてルードは「迷宮の管理 マリウスの代行としてやるよ!」とやる気になっていました。

 

ただ、クランの運営ご軌道に乗ってからということでマリウスも納得したのでした。

 

随分時間が経っていたようで迷宮の外は真っ暗だと聞かされたルードは「えっ!もうそんなじかんなのか!戻らなくては マニシアの作ってくれたご飯が冷めてさしまう!」と慌てて帰ろうとするとマリウスが「スライム、俺たちも部屋に戻るとするか」スライムに言うと、スライムはルードと足元にぺったりと張り付いているのでした。

 

マリウスはそれを見て「そうかルードになついたのならルードのもとにいっているがいい!戻ってきたいと言っても部屋は用意してやらないからな!」と子供のように拗ねてしまいます。

 

仕方ないのでスライムを連れて帰りました。

 

最初は驚いていたマニシアとルナですが、意外に可愛いスライムにほのぼのとしています。

 

ペットが欲しいと言っていたマニシアにと思って とルードはいいます。

 

「このスライム、ペットとして飼うのなら名前が必要ではありませんか?」とマニシアが言うとルードは「名前か・・・ クラン名も未だに良い名前が思いつかないし 名前を決めるのって難しいな」とうなります。

 

ルナが「マスター 私の名前はすぐに決めてくれましたよね あの時って もしかしてわりと適当だったんですか」と言うとルードは慌てて「そんなことないぞ」といい「スライムのま名前はラ・・・ライムでどうだ!」と続けます。

 

スライムは嬉しそうにしています。

 

「これからよろしくな!ライム!よしマニシアご飯食べよう」と話を終わらせました。

 

こんなひとときの和やかな日常を過ごしているルード達の知らないところで、何やら事態が動き出しているようです。

 

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12話

迷宮の管理をする前にクラン運営をどうにかしなければとルードはギルドにいるリリアに話を聞きに行きます。

 

リリアは留守で双子の妹リリィがいました。(妹は姉のことが、姉は妹のことが大好きな姉妹です)勇者パーティーを追い出されて以来の再開です。

 

リリアに用があるというルードに「何の用ですか?告白・・・」と、じとーっと睨みます。

 

「違う、リリアにクラン運営についての知識を借りれないかと思ってな うちのクランの状況はしってるだろ?」と必死なのうったえます。

 

リリィはお姉ちゃんでなくとも私も協力出来ると言います。

 

ルードは少し不安なのでした「リリィは体力面で不安があると聞いたことがある。今はギルドの開店準備で忙しいだろし 仕事を増やすのも悪いだろ」とリリィを傷つけないようやんわりと断ろうとしますが「ルードは一生懸命ですから色々協力したくなるんです。だから遠慮せず 私を頼ってください」とリリィは協力したいと申し出てくれます。

 

そんなやり取りをしている所へ「ルード 人の妹に手を出すとはいい度胸している」と凄く怖い顔でリリアがせまってきます。

 

3人で色々話をした後、本題にはいります「クラン運営のアドバイザーななってくれないか?」とルードは頼みますが「悪いけど教えられるだけのノウハウを持っていないわ」とスパッと断られます。

 

クランに所属していたことがあるが、運営の事は分からない。でも協力はおしまないと言ってくれました。

 

リリアは「ちゃんとしたクランに頼んだ方がいいと思う 他のクランに協力を頼む手段は大きく分けて2つある 同盟を結ぶか、下につくか」だと言います。

 

「同盟はその名の通り 対等な関係だけど、下につく場合 親と子の関係になり、子側は親側の言う事を聞く必要がでてくる」とリリアが、説明してくれます。

 

ルードも「この町にいるクラン全てに同盟をもちかけたが 返事が保留になっている2つを除いて全て断られしまってな」と既に動いている様子です。

 

「以前町で喧嘩を仲裁したときに知り合った「黒竜ノ牙」のプーと「白虎ノ爪」のガーリーにクラン運営のアドバイスをして貰えないか頼んだら、リーダーに伝えると言ってくれた 希望は薄いがそれに賭けるしかない」と力なく呟きました。

 

プーとガーリに3日ぶりに会いました。

 

同盟についてのリーダーに伝えてくれたと言い、結果の手紙を手渡されました。

 

それは、「黒竜ノ牙」と「白虎ノ爪」が主催のクランの代表達が呼ばれるクラン舞踏会の招待状でした。

 

続けてプーが「あくまで一個人として話させてもらうと 舞踏会には行かない方がいい」というのです。

 

プーとガーリーに話を聞いたルードはとぼとぼと家路につきました。

 

何故か玄関の外にマリウスが座っていてルードを待っていました。

 

どうやらニンに追い出されていたようです。

 

家にクランメンバー全員が揃っていたのでルードは「話しておきたいことがある」と舞踏会の招待状を貰ったことを皆に伝えました。

 

マニシアは「凄いじゃないですか」と嬉しそうですが、ニンは「ねぇ、まさか仲良く一緒にクランやりましょうってわけでもないでしょ?見返りに何を求められたの?」と聞き返します。

 

ニンはマニシア達にわかるよう「あたしたち無名のクランが誘われるのが変なのよ 特にコネがあるわけでもないし 。黒竜ノ牙と白虎ノ爪 一通ずつってことはどちらも同じ企みかしら」と続けます。

 

「察しの通りだ 同盟については断られた。下につくなら検討してもいいとのことだ」とルードはいいました。

 

そして「問題はそれだけではなくて、協力する交換条件にニンを要求してきた」といいます。

 

ニンほ聖女で有名なので「黒竜ノ牙と白虎ノ爪以外の町にいる冒険者のクランにアドバイザーを頼んだときどこもニンを要求してきた」とルードが話すと「あたし大人気ね それでルードはどうするの、あたしを出すの?」ニンは聞きました。
ルードは「お前が行きたいなら止めはしないが」と、「じゃあ何がなんでも止めてって頼んだら?」とニンが聞きます。

 

「もちろん止める」というルードにニンがすかさず「じゃあ止めて あたしこのクラン以外に所属するつもりないのよ」と言います。

 

「わかった 何がなんでも拒否する けど舞踏会には参加するつもりだ」とハッキリと言いました。

 

プーとガーリーにもその事を伝えた時にいろい心配されたらしいが、ルードはこのチャンスを逃すことは出来ないと決意していました。

 

ニンが「私も行くわよ」と「あたしたちを舐め腐っているクラン連中に目にもの見せてやろうじゃない!いざとなったらマリウスに任せるわよ!」とマリウスも一緒に行くこととなりました。

 

ルナも行きたいと言うので連れていくことにしました。

 

マリウスが急に何かを思い出し「あー!俺と同じ意志をもつ守護者がいる迷宮がわかってな、それがクラン舞踏会で向かう街と同じ名前のケイルド迷宮なんだ」と言うではないですか。

 

「それこそ重要な話だ!詳しく聞かせてくれ!」と大きな声でルードが叫びます。

 

マリウスは経緯を話しました。

 

「迷宮攻略とクランへの頼み事、今度の旅はなかなか楽しくなりそうね」とニンがいきます。

 

ルードには心配事が他にもあり「俺の留守中に冒険者達がマニシアにいかがわしい目を向けないようしっかりと騎士に言っとかないと、あと自警団にも・・・」とブツブツと真剣に呟いています。

 

そんな話もしつつ「きっと一筋縄ではいかない、けど一歩も引くものか!必ず同盟を結び迷宮の秘宝を手に入れてやる!」と強く思うのでした。

13話

ケイルドの道中は馬車で移動し、初めてのことでルナもマリウスも大はしゃぎでした。

 

馬車は、領主様が用意してくれたそうです。

 

そして、リリアとリリィも同行してくれています。

 

道中、魔物に遭遇したルードたちは、ここ最近戦いから遠ざかっていたので迷宮攻略の前に体を慣らすためにも皆で魔物と戦う事にしました。

 

パーティーとして皆で協力して魔物を撃退しました。

 

マリウスも「どうだルード、俺が仲間でよかっただろ」と上機嫌です。

 

ルードは「マリウスは迷宮の守護者だけど人の姿をしているし 、魔物にそこまで肩入れしないし マリウスってどんな存在なんだろうか」と思いを巡らせています。

 

このパーティーならケイルド迷宮攻略も夢じゃないな、と思うルードでした。

 

それから数日かけてケイルドに到着したルードたちは、舞踏会が行われる夜まではそれぞれ自由行動することにしました。

 

それぞれがやりたいことをやって楽しみました。

 

そして舞踏会がはじまり、各々がドレスアップして会場へ乗り込みます。

 

会場では、聖女ニンがいることが直ぐ広がり「聖女様のクランが俺たちの仲間入りするらしいぜ」とざわついています。

 

そして舞踏会が始まり、黒竜ノ牙サブリーダーのアイクと白虎ノ爪サブリーダーのシンシアが開会を宣言します。

 

会場での会話を聞いたマリウスが「今の話ではニンがクランの代表者みたいじゃないか」ニンも「リーダー 舐められままじゃだめよ!」といいます。

 

そしてステージ上から「特別ゲストを呼んでいます。聖女様 こちらまで来てはいただけませんか!」と突然ニンにスポットライトが当たります。

 

「アイツらが呼んでいるのは あたしみたいだけど あたしは、あんたのクランのニンだから」とニンがルードにいいます。

 

「そうだな… 文句を言ってくる ついてきてもらっていいか?」とルードはニンの手を掴み一緒に壇上にあがりました。

 

「その男は?」と聞くサブリーダー、会場からは「聖女様になれなれしくするな」などの言葉が飛び交います。

 

ルードは「初めまして 俺はニンが所属するクランのリーダー ルードだ」と言い放ちます。

 

アイクが「どこかで見たことがあると思ったら勇者パーティーに所属していた男ではありませんか たしか役割はタンクでしたよね?キグラスに使えないって言われてませんでしたか?」とキグラスのことを知っている様子です。

 

続けて「キグラスから優秀な仲間を貸して貰えないかと何度か相談を受けたので、迷宮攻略に必要ないタンクを首にしたらどうですかと助言したりしましたよ」と「必要ないだと?」ルードは呟きます。

 

「タンクは仲間を攻撃から守るためと言って全く仕事をしませんからね 」などとタンクは必要ない存在だと言い始めます。

 

「わざわざ6人という制約のある迷宮内で役にも立たないタンクに人数を割くのは愚の骨頂です。単刀直入にいいます、ニン様 我々のクランに来ていただけませんか?こんな名もないクランのもとではあなたは輝けません」とアイクがいうとシンシアが、「ニン様は私が欲しかったのよ」と俺が、私がと言い合いになります。

 

「やめてくれ ニンほどちらにも渡すつもりはない」とルードがいいました。

 

そうするとアイクが、クランのアドバイザーごほしいんですよね?我々の下につけば、人の用意もメンバーの補充もしてあげますよと言うのですがルードは、その交換条件にニンをさす出すつもりは最初からないと言い切ります。

 

アイクが「ならどうしてここに足をはこんたのですか?」と問いました。

 

ルードは、ハッキリと「同盟だ!」と言いました。

 

あなたのクランの規模で何が出来るのか、とバカにされますが「規模はちいさいが質は高いつもりだ 何かあれば要求に答える代わりに 少しの間協力して欲しい」と皆の前で宣言しました。

 

その後会場はルード達をバカにする声ばかりが聞こえてきます。

 

そんな中アイクがさらに「質が高いとおっしゃいましたがリーダーがタンクの時点でさ信用なりませんね」と鼻で笑いました。

 

それでもニンはルードについて行くと言い「世界最強のタンクだから」と他のクランへ移ることは無いと言い切りました。

 

ルードも続けて「俺たちのクランは舞踏会にはついでに来たに過ぎない。俺たちはケイルド迷宮を攻略するためにここに来た!俺たちここにいる誰よりも強いっ!笑いたければ笑えばいい。だが今笑った者には必ず後悔させる!俺たちはお前達の期待を裏切ってみせる!二大クランも攻略出来なかったケイルド迷宮の五十一階層以降を攻略する!俺たちは必ず成し遂げる!」と皆の前で言いました。

 

そこへ黒竜ノ牙リーダー ゴッシュが現れ挨拶と詫びを言われ「まあよろしくな」と握手しました。(実力が尋常でないことがわかる)

 

そしてゴッシュが「俺はルードのクランが迷宮攻略できるって言うなら同盟を結ぼうと考えてるぜ」と言い会場に紛れていた白虎ノ爪リーダー リュテルに「ほらお前もなんか言いな」とマイクを投げました。

 

こっそりやり過ごそうと思っていたリュテルでしたが「私も迷宮攻略ができるようなクランであれは一度 同盟についても考えてみたいと思っているわ」と微笑みました。

 

2大クランのリーダーが迷宮攻略出来れば同盟を考えると皆の前で宣言してくれ、ルードもそれに応える覚悟を決めました。

 

舞踏会か終わり宿に戻り、やっと一息つけるルード達、マリウスも「ルード、必ず迷宮攻略するぞ。お前のこと馬鹿にされたままなのは気に食わん。」とやる気満々です。

 

ニンとマニシアとそれぞれに嬉しかったと言いました。

 

マリウス、ニンとマニシアがお風呂に行くといい行ってしまいました。

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14話

リリィがルードにお願いがあると部屋呼びます。どうやら、背中に紐がたくさん着いた服を上手く着ることが出来ず手伝って欲しいというのです。

 

リリアに喜んでもらうためのサプライズだと言います。

 

ルードの舞踏会での宣言は凄かったと言い、自分は自分のやりたい事を誰にも言えないくらい弱い人間だとうつむきます。

 

「やりたい事があるのか?」とたずねると、笑わないで聞いてくれと言って「ルードみたいに凄い目標があるわけじゃないです。ただ、お姉ちゃんにいつまでも甘えたくない・・・私、1人で生活できるようになりたいんです」と本音を話してくれました。

 

ルードは「リリィ 俺には迷惑かけてくれていい 自分のやりたい事をやってみてくれ」と後押しします。

 

リリアはリリアで妹のことを大切に思い「リリィが楽しいと思える場所に連れて行きたいの」とルードに話します。

 

お互いの思いやりの気持ちに触れたルードは優しい気持ちになりました。

 

ルード達は街にでて、アイテムポーチというものをマリウスとマニシアに買うことにしました。

 

ルードの知り合いなねアイテムポーチの契約をしてくれる人がいるといい、その人リーンの店へ足を運びます。

 

リーンの魔道具屋で他の物も揃えることにしたルードはリーンに相談しながら道具を揃えます。

 

その間、リリアとリリィは迷宮の情報収集に出かけていました。

 

情報を元に話し合い、五十一階層以降を攻略する方法をみなで考えます。

 

ルードが「俺としてはまず五十一階層を突破したい」と言うと、ニンが「何よルード、守護者を倒しに来たんじゃないの?」と聞き返します。

 

ルードは、一時的に手伝ってもらっているリリアとリリィをあまり巻き込みたくないという思いでいるのでした。

 

リリア達は「気にしなくていい」と言い「それに私たちだってあれからたくさん魔物倒しているからどれだけ成長してるか試してみたいのよ」と一緒に戦うこを決めているようです。

 

ケイルド迷宮を攻略するべく、まずは1階層から開始です。

 

「俺が先頭を最後尾マリウス」とルードが指揮を取ります。

 

「ルナは敵の様子を見ながら基本は接近での戦闘。リリアはいつも通り状況を見て動いてくれ。ニンはいつも通り魔法に集中しつつ、戦闘中俺の見えない指示を・・・」と伝えていると、リリィがモジモジしながら「戦闘の際はわたしが指示を出してもいいですか!」と真剣に言いました。

 

ルードは、ハッとして「早速変わろうと頑張っているのか」と気が付き「むしろ後衛のリリィが出してくれるならわかりやすい、メインはリリィでニンも補助してやってくれ」と提案を受け入れます。

 

そしてダンジョンに入っていきます。

 

49階層に到着し、周りを確認しているとマリウスが「魔物の設置箇所が近くにある、離れた方がいい」そしてルードも「確かにそうだな」と同意します。

 

ニンが「ルードもわかるの?」と聞くとマリウスが「それはお前が迷宮の管理者だからだぞ。俺はお前の補助という立場に変更してあるんだ」と言いました。

 

「お前勝手に!」と怒るルードですが「迷宮限定とはいえ能力自体は悪くないからいが・・・そういうのは事前に言ってくれ」とあきらめモードです。

 

魔物の出現箇所が分かるマリウスとルードは、魔物が出現するタイミングやどう戦えばいいか皆に話して聞かせました。

 

そうこうしていると、魔物が出現さしました。

 

マリウスが「基本的に魔物が出現する地点というのは近い場所にたくさん設置出来ないからわざとこうしてずらしているんだ!だから道の入口近くで戦闘してはいけないわけだぁ!」と説明しながら魔物を引き付けています。

 

そして皆で戦闘に向かうのでした。

 

「右の道からブラックオウルが2体、左の道からポイズンリザードが2体です!」とリリアが叫びます。

 

それを合図にそれぞれが戦い始めます。

 

マリウスとリリアがブラックオウルを一体ずつ倒しました。

 

「思っていたほどじゃなかったわね」とリリアが言います。

 

「お姉ちゃん、マリウス ポイズンリザードが何かの準備をしています 巻き込まれないように気をつけてください!」とリリィが指示します。

 

魔物がさらに出現して「倒せなくはないけど、無理に戦い続ける必要もないんじゃない?」というニンにルードども「そうだな」と魔物が出現しにくい場所までマリウスに先導してくれと頼みます。

 

とりあえず安全な場所で一休みすることにしたルード達は、ポイズンリザードとブラックオウルはどうだったかと話しいました。

 

かなり、皆の力が強く成長しているとルードは思いました。

 

戦術の話もしながらタンクであるルードは他のタンクとは桁違いだとみんなの意見が一致します。

 

マリウスが「ルードはあと自己回復の技でも使えるようになればいいのかもしれないな」と言うと「難しいことを言わないでくれ」とルードが困ります。

 

「いや、それ以前にそんな魔法があるのか?」というルードにマリウスが「なんだ人間は知らないのか」と言ったところで「人間は・・・って、お前は人間じゃないのか?」と「そういえばマリウスのことよく知らないな」とルードが言いました。

 

「マリウスは悪い奴じゃないだろ」と皆にいい「マリウス良かったら少しお前のことを聞いてもいいか?一緒に戦っている仲間だし、話せる範囲で聞かせてくれないか?」とルードがマリウスにいました。

 

「正直言って受け入れてもらえるかどうか不安だったんだが・・・」と話始めました。

 

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