異世界食堂を全巻無料で読む方法紹介!漫画アプリで最終4巻までタダ?打ち切りではない!アニメ2期放送決定!

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悩んでいる人
『異世界食堂』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。違法手段ではないので、安心してください。

『異世界食堂』は漫画アプリ『マンガUP!』で全巻無料で読める?

いきなり、結論です。

 

『異世界食堂』はこちらのスクウェア・エニックスが運営する漫画アプリマンガUP!にて全巻無料で読むことができます。

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『マンガUP!』はスクウェア・エニックスが運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

『マンガUP!』では『異世界食堂』を惜しげもなく1巻から最終巻まで無料で公開してくれています

 

安心安全に、そしてタダで『異世界食堂』を全巻読破したい方は『マンガUP!』を使う方法が最もお得です。

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『マンガUP!』は課金してもお得に読める!

『マンガUP!』ではポイントが無くなってしまっても課金することでお得に読むことができます!

 

例えば『アラフォー男の異世界通販生活』最新4巻を普通に購入すると660円かかります。

 

そこで『マンガUP!』内の課金システムを使えば、610円で『アラフォー男の異世界通販生活』最新4巻を読むことができます!

 

『マンガUP!』では1日に無料で読める話数に限りがあるので、うまく『コイン』を購入して読む方がストレスなく読み進められますよ!

 


 

また漫画アプリに関していうと、小学館が運営する公式漫画アプリサンデーうぇぶりや集英社が運営するヤンジャンも特にオススメです!

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以下のような有名作品が随時、更新され無料で読むことができます。

 

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  • 名探偵コナン
  • YAIBA
  • MAJOR(MAJOR2nd)
  • switch(スイッチ)
  • からかい上手の高木さん
  • 銀の匙
  • ドロヘドロ
  • だがしかし
  • 犬夜叉
  • らんま1/2
  • 境界のRINNE
  • うる星やつら
  • MAO
  • 今日から俺は
  • お茶にごす
  • 天使な小生意気
  • 今際の国のアリス
  • 焼きたて!!ジャぱん
  • うえきの法則
  • からくりサーカス
  • マギ
  • 烈火の炎
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  • タッチ
  • 信長協奏曲
  • 結界師
  • トニカクカワイイ
  • 魔王城でおやすみ
  • よふかしのうた
  • 葬送のフリーレン

などなど…

 

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  • 東京グール:re(東京喰種:re)
  • キングダム
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  • BUNGOーブンゴー
  • DINER ダイナー
  • 高校鉄拳伝タフ
  • TOUGH-タフー
  • かぐや様は告らせたい
  • テラフォーマーズ
  • リクドウ
  • 久保さんは僕を許さない
  • TIEMPO-ティエンポー
  • 干物妹!うまるちゃん
  • サラリーマン金太郎
  • 息子がかわいくて仕方がない魔族の母親
  • 群青戦記
  • 元ヤン
  • ハチワンダイバー
  • ウマ娘-シンデレラグレイ-
  • LIAR GAME
  • 地獄先生ぬ~べ~
  • ゴールデンカムイ
  • 推しの子
  • 九龍ジェネリックロマンス
  • ジョジョの奇妙な冒険
  • 少年のアビス
  • 明日ちゃんのセーラー服
  • シャドーハウス

などなど…

「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『マンガUP!』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?

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『異世界食堂』は、アニメ化されており、アニメも大好評です。

 

こちらの「U-NEXT31日間無料体験」では、無料&高画質でアニメ『異世界食堂』を視聴できるだけではなく、新作マンガや新作映画の購入に使用できる600円分のポイントがタダ貰えるので、特にオススメです。

 

安心、安全にアニメ『異世界食堂』を無料で視聴した方は、「U-NEXT31日間無料体験」一択です。

 

「U-NEXT」の登録の仕方については、こちらのページをご参照ください。

U-NEXT31日間無料トライアルで貰える600円分のポイントを使って漫画をタダで購入する手順を紹介!U-NEXT登録方法も解説

無料体験は31日間以内に解約すればお金は一切かからないので、ご安心ください。

 

次に『マンガUP!』の使い方(システム)を簡単にご説明します。

『マンガUP!』の基本的な使い方

『マンガUP!』に掲載されているマンガを無料で楽しむには、アプリ内アイテムである『MP(マンガポイント)MP+(マンガポイントプラス)を使用して読むことになります。

 

簡潔に言うと『MP(マンガポイント)』『MP+(マンガポイントプラス)』などを使うことで、1日1作品において、12話分以上のマンガを無料で読むことが可能です。

 

要するに1日に最低でも単行本1冊分に値する量のマンガを『マンガUP!』にてタダで楽しむことができるということです!

 

『異世界食堂』も1日に12話分以上、読み進めることができます。

 

『マンガUP!』で使うアプリ内アイテム『MP(マンガポイント)』『MP+(マンガポイントプラス)』のそれぞれの使い方を詳しくみていきましょう!

『マンガUP!』のMP(マンガポイント)とは?取得方法と使い方を解説

MP(マンガポイント)とは?
  • MPとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
  • 朝8時、夜8時に120MPずつ配布される(1日に計240MP)
  • 30MP消費で好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る

以上が簡単なMPの取得方法と使い方の説明です。

 

毎日、配布される計240MPを使って1日に8話分の作品をタダで読めるシステムがMPです。

 

但し1点だけ注意があり、MPを120MP以上貯めこむことは出来ません

 

朝8時に120MPが配布され、その120MPを使わずに夜の8時を迎えたとしても新たに120MPが加算されることはありませんので注意が必要です。

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『マンガUP!』のMP+(マンガポイントプラス)とは?取得方法と使い方を解説

MP+(マンガポイントプラス)とは?
  • MP+とは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
  • MPがなくなってしまった場合でもMP+を使うことで好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る
  • 『マンガUP!』新規ダウンロード特典で750MP+(25話分)が付与される
  • 毎日、短い広告動画を1度見るだけで30MP+(1話分)が付与される

以上が簡単なMP+の取得方法と使い方の説明です。

 

下の画像のように『マンガUP!』新規ダウンロード特典では、750MP+25話分)が無料配布されます。

 

そして毎日、短い広告動画を視聴することで30MP+1話分を取得することが出来ます。

 

アプリを起動すると画面右下に「ヒヨコ?」のようなピーナップくんというキャラが鎮座しているので、タップしましょう!

すると「短い動画を見る」というボタンが表示されるので、タップして短い広告動画を視聴します。(広告を見ずに流してるだけでもOK!)

たったこれだけの労力で、30MP+(マンガ1話分)が手に入ります。

 

やらない手はありませんよね(^^)/

短い広告を見て30MP+を獲得できるシステムは毎日、夜0時に回復します。

他にもMP+を取得する方法があります。

 

ホーム画面上に表示される「クエスト」をクリアしていく方法です。

 

「クエスト」と言っても簡単なもので、例えば「マンガUP!に毎日ログインする」「~のマンガを3話まで読む」などの条件をクリアすることで、難易度に応じてMP+(マンガポイントプラス)が付与されます。

 

マンガUP!

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『MP(マンガポイント』『MP+(マンガポイントプラス)』以外で1日3話分のマンガを読む

先ほど紹介した『MP』『MP+』が0ポイントになってしまった場合でも1日に3話分のマンガを無料で読むアプリ内システムがあります。

 

その仕組みがコチラ。

 

読みたい”話(はなし)”のページへ飛ぶと、「動画を再生して読むと表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで新たに1話分のマンガを無料で読むことが可能となります。

3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。

 

ここまでを簡単にまとめると

ここまでのまとめ
  • MPを利用して1日8話分のマンガを無料で読む
  • 広告視聴やクエストをクリアして獲得したMP+を利用してマンガを無料で読む
  • 短い広告動画を最大3本見て、3話分のマンガを無料で読む

以上の事から『マンガUP!』は、1つの作品において、1日に最低でも12話分のマンガを無料で読むことのできるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります!

 

ぜひ、この機会に遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/

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『異世界食堂』の世間の評価は?打ち切りではない!アニメ2期も放送決定!

『異世界食堂』は打ち切りではなく、アニメ2期の方法も決定している大人気作品です。

 

そんな『異世界食堂』の評価はどうでしょうか?

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『異世界食堂』序盤ネタバレ紹介!

第1話「メンチカツ」

鼻孔をくすぐる香辛料の薫り、肉の焼ける香ばしい匂い。

 

活気あふれる店内では獣人、リザードマン、エルフ、ドワーフ、人、様々な種族が笑顔で食事をしています。

 

ここは「洋食のねこや」。そして誰が呼んだのか、またの名を「異世界食堂」。

 

物語はそんな「特別な」食堂から始まります・・・。

 

大森林に囲まれた秘境の地。場面は変わり一人の女性冒険者が迷宮探索をしています。

 

崖を上り、迷宮の罠を避け、ようやく最深部にたどり着きました。するとそこにはかわいらしい猫のイラストと見慣れぬ文字が書かれ謎の扉が・・・。

 

「洋食のねこや」

 

女性冒険者は意を決しドアを開け中に進みました。

 

「ガチャリ!」

 

扉の中はなんと食事を楽しむ様々な種族の人々で活気にあふれていました。

 

突然の出来事にあっけにとられる女性冒険者。彼女はトレジャーハンターの「サラ」というようです。

 

呆然と立ち尽くすサラに店主とおぼしき男性が声をかけました。「ようこそ!ねこやへ!」

 

店主はサラに色々と説明します。

 

ここは洋食のねこや。

 

サラはおそらくねこやの常連のウイリアムさんが使っていた扉から入ってきたのだろう、サラが入ってきた扉は7日に1度時空を捻じ曲げて異世界にいくつもの『扉』を生み出している・・・らしい、等々。

 

「ウイリアム」の名前に反応するサラ。彼女はトレジャーハンター「ウイリアム=ゴールド」の知り合いのようです。

 

そしてそのウイリアムの手記を見て、彼が7日に1度この迷宮の扉に足を運んでいたのを知り、サラは彼の財宝を探しに来たのでした。

 

予想外の事態に驚きつつも、店主の勧めによりテーブルに着きメニューから注文を決めるサラ。

 

彼女は迷った末に「日替わり定食」を注文しました。

 

それを聞いた店主は言います。

 

「今日の日替わり定食は‘メンチカツ定食’。ウイリアムさんが一番好きだった料理なんですよ!」

 

あのトレジャーハンターウイリアムの一番好きだった料理・・・。サラはどんな料理か全く想像できません。

 

暫くしてサラのテーブルに「メンチカツ定食」が運ばれてきました。

 

こんがりと油で揚げられたカツの表面はまだパチパチと音を立てています。

 

「これ食べられるのかしら?」はじめて見る異様な料理にサラは戸惑います。

 

いきなりメンチカツにチャレンジする気になれずサラはまずスープから食べます。

 

恐る恐るスープを食べたサラは驚きます。

 

「肉だけではなくいろんな野菜のうまみが絡み合って深くて暖かい味がする。すごくおいしい!」

 

続いてロールパンに挑戦するサラ。こちらのパンも柔らかく真っ白で小麦の優しい味がします。

 

サラはとてもおいしい料理に上機嫌です。

 

そして後は残されたメインの「メンチカツ」。サラはおそるおそるその衣にナイフを入れていきます。

 

メンチカツをナイフで一口サイズに切り取り、覚悟して口に入れるサラ・・・・。

 

「サクサク・・・じゅわああ」口の中に衣の香ばしい薫りと肉汁が広がります。

 

「なにこれ。お、おいしい!」

 

それからのサラは止まりませんでした。一口、また一口と次々にメンチカツをほおばります。

 

その時サラは店主の言葉を思い出します。

 

「ソースとレモンをメンチカツに振りかけるともっとおいしいですよ。」

 

さっそくチャレンジしてみます。

 

「ソースによってメンチカツのうまみが増し、レモンの酸味が後味をさっぱりさせている!」

 

あまりのおいしさにサラはメンチカツ定食をお代わりします。サラは完全に異世界食堂の味にハマりました。

 

2皿目のメンチカツを平らげる際にはメンチカツをパンと野菜で挟んで味わっていたサラ。全て完食して大満足です。

 

おいしさの余韻に浸りつつサラは代金を支払いました。そして店を後にしようとするサラに店主からお弁当が渡されます。

 

「メンチカツサンドです。」

 

「ウイリアムさんはいつもメンチカツ定食と一緒にこれを注文してましたんで。今日はウイリアムさんのおごりってことで!」

 

店主からのお弁当を快く受け取り店を後にするサラ。

 

この店が伝説のトレジャーハンターの秘宝だったのだろうか?サラは思案します。

 

思い出の中、祖父であるウイリアムは言っていました。

 

「うまいもん見つけたら喰え!そんでもっとうまい物をさがせ!」

 

トレジャーハントの合間にメンチカツサンドを食べながらサラは祖父のウイリアムゴールドのことを思い出していました。

 

なるほどおいしいものが大好きだったウイリアムらしい「秘宝」だと思い出に浸りつつ納得しています。

 

サラにとってウイリアムは素敵な祖父だったに違いありません。

 

場面は変わりここは洋食のねこや厨房。ようやく最後のお客様が退店し業務が終了しました。

 

洗い物や掃除など片付けがあるのですが、徹夜明けで疲れ切った店主は「明日やろう!シャワー浴びて寝たい。」と店を後にします。

 

厨房の中に誰もいなくなったと思われました。

 

しかしよく見ると異世界の扉の隙間からこっそりと店内を除く少女の姿があります。

 

厨房から漂ってくるおいしそうなにおいにつられて、なんと少女はそのまま異世界の扉から店内に忍び込んでしまいました。

 

果たしてこの少女は何者なのか?謎を残したところで第1話は終了します。

第2話「モーニング」

ここは異世界。そこには様々な種族が存在しています。

 

魔族もそんな種族の一つ。

 

この世界の魔族はかつて「邪神」と呼ばれる神をリーダーとして世界を征服する寸前までいったそうです。

 

しかしその邪神が英雄たちに撃たれて以降、魔族は人間社会で忌み嫌われるようになってしまったとのこと・・・。

 

場面は変わり洋食のねこやの厨房。

 

早朝に出勤した店主がねこやの厨房に入るとそこには床に寝転んで眠る少女の姿がありました。

 

店主の気配に気づき目を覚ます少女。

 

起き上がった拍子に被っていた帽子が取れてしまいました。そしてその頭部には黒い山羊の角が・・・。

 

この魔族の少女は「アレッタ」と名乗りました。

 

アレッタが言うには、魔族であるために仕事が見つからず都の廃屋で寝泊まりしながら仕事を探していたとのこと。

 

ある晩、お腹が減って眠れないでいたところに食欲を刺激する美味しそうな匂いがしたそうです。

 

その匂いの元を探してみると、そこにはかわいらしい猫のイラストと文字が書かれた扉がありました。

 

空腹には勝てずそのドアを開けて忍び込んだところ、匂いの元である温かいスープを見つけ、つい全部飲み干してしまいそのまま厨房で寝てしまったようです。

 

話を聞いた店主は自身が仕込んでいたコーンポタージュのことはひとまず置いてアレッタに尋ねます。

 

「アンタも朝飯食っていくかね?」

 

最初はご迷惑になる、と断っていたアレッタも「タダでいいよ」との店主の言葉に「ぜひいただきます!」と即答しました。

 

朝食の完成を待つ間、店主の様子を見ていたアレッタ。

 

慣れた手つきで食材をさばき次々と料理を作り上げていく店主の手際の良さに驚いています。

 

そして完成した朝ごはん。

 

トーストとバター、スープ、サラダ、ベーコンのカリカリ焼きにケチャップをかけたオムレツ。

 

店主は言います。ねこや特製「モーニングセット」だ!

 

色鮮やかな見た目に驚かされるアレッタ。早速一番美味しそうなオムレツから食べ始めます。

 

柔らかくふわふわの見た目通り中身までふわふわで、口に入れた瞬間に優しくまろやかな味で溶けるように消えていきます。

 

続けて野菜、ベーコン、トーストと次々に食べていくうちにアレッタは幸せだった家庭の味を思い出していました。

 

店主が見るとアレッタの頬には涙が伝わっています。

 

「だ、大丈夫か?」と心配する店主。

 

アレッタは幸せだった家族との朝ごはんを思い出しつい泣いてしまったようでした。

 

おかわりも食べ満足したアレッタは言います。「とっても美味しかったです!」

 

そしてにこやかにほほ笑むアレッタに店主が告げました。

 

「よかったら7日に1度うちで働いてみないか?」

 

お給金の高さとまかないに食事が3回出ると聞いたアレッタは「やります!」と即答です。

 

ただアレッタには一つだけ不安がありました。そう彼女は都で忌み嫌われる魔族でした。

 

ところが魔族であることを店主に告げると「さっきみたいな笑顔で接客してくれるならねこやのウェイトレスとしては十分合格だ」

 

アレッタの心配は杞憂でした。

 

そしてアレッタの異世界食堂での仕事が始まります。

 

1週間後、改めてアレッタは異世界食堂の扉から出勤し、さっそくウェイトレスとして働きだしました。

 

にこやかな笑顔で接客するアレッタの評判はなかなか良いようで順調に注文を取っています。

 

そして長く美しい金髪をしたエルフの女性のテーブルに近づきます。

 

注文を尋ねるアレッタにエルフの女性は言いました。

 

「肉も魚も乳も卵も入っていない料理があるならそれを。ないなら特に何もいらない。すぐに出ていくわ。」

 

エルフの女性の注文に困惑するアレッタ。

 

店主に助けを求めます。「食べ物を使っていない料理ってありますか?」

 

店主もアレッタの質問の意味が分からず困惑するところで第2話は終了します。

第3話「トーフステーキ」

大自然の中、青空の下で料理をするエルフたち。

 

ファルダニアと呼ばれた少女の指示でエルフたちはお昼ご飯を作っているようです。

 

ファルダニアはエルフの森で一番の魔術師兼料理研究家。

 

今作っているスープも素晴らしい味でした。しかしファルダニアはまだ納得していません。

 

スープをもっとおいしくするために仲間が止めるのも聞かず森の奥地にハーブを探しに出かけました。

 

散々探しまわってようやくお目当てのハーブを見つけたファルダニア。

 

ハーブを摘み取って帰ろうとしたのですが、そこで突然大きな魔力の反応を感じて警戒します。

 

いったい何が起こったのかと振り向くと、そこにはかわいらしい猫のイラストと文字が書かれた扉がありました。

 

扉から感じるものすごい魔力。これだけ強力な転移の魔力なら異世界に飛ばされる可能性さえあります。

 

異世界・・・外の世界・・・。

 

森から出ることのないファルダニアは考えます。

 

外の世界にはもっと違った料理、知らない食材があるのだろうか・・・と。

 

そして少し迷ったあと、外の世界への好奇心からファルダニアはその扉を開けました。

 

扉の先に待っていたのは様々な種族が笑顔で食事をする空間でした。

 

突然の出来事に呆然と立ち尽くすファルダニア。そこに店主が声をかけます。

 

「ようこそ!洋食のねこやへ!」

 

例によって店主はファルダニアに色々と説明します。

 

ねこやの扉は一つだが異世界にいくつもの『扉』を生み出している。そしてその扉は7日に1度異世界側とつながる。なのでその日は異世界側の住人に食事をふるまっている・・・等々。

 

良くわからないといった顔のファルダニア。しかし店主の勧めで何か食べてみることにしました。

 

ファルダニアがテーブルに着き周りを見渡すと人間やドワーフ、リザードマンと様々な種族が楽しそうに食事をしています。

 

しかしその料理からはエルフには耐えがたい生臭さが匂ってきます。

 

肉や魚を食することを嫌うエルフには少し厳しいようです。

 

するとそこにアレッタがメニューを持って現れました。

 

ウェイトレスが魔族なのを見てファルダニアはますます怪しく感じているようです。

 

とは言え、料理屋に入って何も頼まないのも失礼かと思いファルダニアはメニューを開きました。

 

ところがメニューは肉と魚を使った物ばかり・・・。

 

メニュー内容にあきれたファルダニアはアレッタに向けて言います。

 

「肉も魚も乳も卵も入っていない料理があるならそれを。ないなら特に何もいらない。すぐに出ていくわ。」

 

あまりの注文内容に驚くアレッタ。

 

「少々お待ちください。」と伝え店主に相談すべく駆け出しました。

 

エルフの住む森の外にエルフが食べられるものなどあるはずがない、と思いつつもこのレストランを試してみたファルダニア。

 

少し意地悪な注文を言い過ぎたかもしれないと思い店を後にしようとします。

 

ところがそこに現れた店主はにこやかな笑顔で言います。

 

「メニューはお任せでいいですか?良ければちょっと待っててください。」

 

え?と驚いた表情を浮かべるファルダニア。

 

本当にできるの?と何度も店主を問い詰めます。

 

しかし店主は自信満々で大丈夫と答えます。やむなくファルダニアは店主を信じて待ってみることにしました。

 

エルフにとって森の動物は大切な仲間です。そのため大切な仲間である彼らの肉や魚や卵などはとても食べられません。

 

なのに、この店の周りの客はそんな肉や魚をおいしそうに食べて幸せそうです。

 

許せない気持ちと羨ましい気持ちでファルダニアはとても複雑な表情を浮かべています。

 

と、そこにファルダニアの注文した料理が運ばれてきました。

 

「お待たせしました。トーフステーキです。」

 

初めてみる食材と料理にひときわ驚くファルダニア。

 

最初はいぶかっていたファルダニアですが獣の匂いがしない料理を見て食べてみることにしました。

 

香ばしい焼き目がついた表面、柔らかく暖かく優しい触感。

 

一口二口と食べるたびにその昔自身の母から教わった優しい味を思い出しました。

 

ライスはほのかに甘くてトーフステーキとよく合うし、付け合わせの野菜や芋もトーフの味をそこなわないような絶妙な味付けです。

 

「こんなの初めて食べた!すごい完成度の料理だわ!」

 

自分自身エルフの料理研究家としてその腕前には絶対の自信があったファルダニア。

 

森の外の他種族、ましてや人間に料理で負けるなど考えてもいませんでした。

 

しかしこの料理は明らかにエルフの料理のはるか先に位置している・・・。

 

悔しさで震えるファルダニア。しかし認めないわけにはいきません。

 

頼んだ料理を全て完食し店を後にする際に店主に言います。

 

「このままエルフが負けたままなんて許さないんだから!」

 

エルフは他種族より秀でている、むろんそれは料理においても!という誇りをもっている彼女なりの挑戦状だったのでしょう。

 

場面は変わりようやくエルフの森に帰ってきたファルダニア。

 

ファルダニアを心配した父親や仲間が彼女を迎えに来ていました。

 

そんな父親にファルダニアは告げました。

 

「私、旅に出るわ。世界を見て回るの。」

 

「あの異世界食堂よりももっとおいしい料理を作って見せる」と改めて決意するファルダニア。

 

異世界食堂のおいしい料理はファルダニアの生き方自体を変えてしまったのです。

 

場面は変わりここは洋食のねこや。最後のお客様を見送りさて閉店準備をしようかというところで店主が一言アレッタに告げます。

 

「最後の客が来るからテーブルの上を片付けといてくれ」

 

店主が言うにはその最後の客は巨大な寸胴ナベの中の料理を全て食べてしまうほどの大食いだそうです。

 

いったいどんな客なのでしょうか?

 

またしても場面は変わります。美しい星空の下、周囲を金銀財宝に囲まれた場所で巨大な赤竜がねこやの扉を凝視しています。

 

いったいこの巨大な竜は何をしようとしているのでしょうか。

 

先が読めない竜の出現に驚きつつ第3話は終了します。

第4話「ビーフシチュー」

場面はねこやの厨房。

 

店主が寸胴ナベのビーフシチューをかき混ぜつつアレッタに「最後の客」について説明しています。

 

最後の客はとても大食いなので他のお客との兼ね合いで別枠にて来店してもらっているとのこと。

 

そしてその約束をしたのは店主の保父である先代店主だったそうです。

 

そんな他愛もない話をしているところに扉が開く鈴の音が響きます。

 

「いらっしゃいませ」と告げようとアレッタと店主が扉に向かいます。

 

するとそこに現れたのは頭から角を生やした赤く長い髪の美しい女性。

 

堂々とした態度で店の玄関に立っています。ただし全裸で・・・。

 

あまりの事態に驚く店主とアレッタ。これは確かに困ってしまいますね笑。

 

どうしようと戸惑う二人をよそに女性の執事とおぼしき者が現れました。

 

そして女性にちゃんと服を着るように勧めます。

 

渋々ながらも執事が出した赤いドレスを着て女性は店主にいつもの料理を出すように告げました。

 

どうやらこの女性のお目当てはたった一つ。店主が丁寧に仕込んでいたビーフシチューのようです。

 

しばらくたってようやく準備ができたビーフシチューをアレッタがテーブルに運びます。

 

待ち焦がれたビーフシチューがようやく食べられる!

 

女性ははやる気持ちのままにスプーンを手に取り一口、また一口と口に運びます。その目は喜びでうるんでいます。

 

「うまい!!」

 

まるで竜の咆哮のような大きな声です。

 

店主が言うにはビーフシチューは煮込んだ肉のうまみと同時に野菜の甘みが一体となり口の中でとろけるように広がっていくそうです。

 

なのですべての食材のうまみが余すところなく味わえるとのこと。

 

恍惚の表情で大満足の内にビーフシチューを食べ終えた女性は店主に代金を渡します。

 

本来であればもっと大量の金銀財宝を払いたいそうですが、先代店主との約束で代金は金貨2枚と決まっているそう。

 

そしてその女性はその代金でなんと寸胴ナベいっぱいのビーフシチューを買っていきました。

 

ビーフシチューの入ったナベはかなりの重量のはずですが女性は軽々と持ち運んでいます。

 

いったいこの女性は何者なのでしょうか。

 

店主とアレッタに別れを告げてねこやを後にする女性。帰り着いた先は美しい星空の下、周囲を金銀財宝に囲まれた場所です。

 

さっそくビーフシチューを楽しむべく、女性は来ていたドレスを脱ぎ捨てて執事に人払いを命じます。

 

そして次の瞬間女性の体は巨大な赤竜に変化しました。

 

執事が呼ぶ彼女の名前は「赤ノ女王」。

 

その存在はこの異世界で伝説とまで呼ばれ、6柱の神の化身の竜の内の一体だそうです。

 

そしてこの赤ノ女王はその気になれば世界を焼き尽くす炎を操ることができる存在とのこと。

 

しかしそれほど恐ろしい赤ノ女王も実は異世界食堂にハマっており、ねこやで一番の大食いでもあるそうです。

 

場面は変わりねこやの厨房。初仕事を終えたアレッタに店主が今日の給与を渡しています。

 

初仕事はどうだったか?と尋ねる店主に、とても大変だったけど楽しかった、と答えるアレッタ。

 

彼女のウェイトレスとしての仕事はまだまだ続きそうです。

 

そして去り際に店主はアレッタに「おにぎり」を手渡しました。これもまかないのひとつなのでしょうか。

 

来週もよろしくと伝える店主にアレッタががんばりますと伝えたところで第4話は終了します。

 

第5話「おにぎり」

「お父さん、お母さん。精一杯頑張るからどうかこれからも私を見守ってください。」

 

星空に向かって今は亡き両親に今日の出来事を報告するアレッタ。

 

場面はそんなアレッタの自宅から始まります。

 

真摯に祈りをささげるアレッタ。しかし一日異世界食堂で働いたアレッタのお腹はペコペコ。

 

さっそく店主が持たせてくれたおにぎりにロックオンしました。

 

早速おにぎりを食べようとしたアレッタでしたが、食事の前に清潔にしなければならないと思い出し体を洗い衣服も洗濯します。

 

ようやく洗濯が終わりましたが、もうお腹が減りすぎて我慢ができません。

 

神様へのお祈りもほどほどに早速おにぎりの包みを開きます。

 

包みを開けて出てきたのはアルミホイルに包まれたおにぎり3つと水筒が1つ。

 

アレッタは早速その一つのアルミホイルを開きます。

 

中から出てきたお米のかたまりに驚くアレッタ。

 

どうやらこの異世界ではおにぎりは見たことのない料理のようです。

 

アレッタが1つ目のおにぎりを食べようとしたところで、店主の「みそしる」の話を思い出しました。

 

おにぎりを食べる前にみそしるを飲んでほしい。その言葉の通りアレッタは水筒からみそしるを注いで味わってみます。

 

優しく深い味わいが口の中に広がり、舌の上で豆腐がほろほろと崩れていきます。

 

アレッタはみそしるの優しい味に思わずホッとします。

 

いよいよ次はおにぎりの番です。

 

アレッタは大きく口を開けておにぎりにかぶりつきました。

 

一口食べたおにぎりからは焼き魚がのぞいています。一つ目のおにぎりは鮭握りだったようです。

 

焼き魚とおにぎりってこんなに相性がいいんだと思いつつアレッタは一つ目のおにぎりを完食しました。

 

シンプルで家庭的な味にアレッタは大満足。

 

次に二つ目のおにぎりにチャレンジするアレッタ。

 

まずは一口、とかぶりつきますが、その直後「すっぱあ!」と顔をしかめます。

 

二つ目のおにぎりはどうやら梅干しおにぎりだったようです。

 

おにぎりと梅干し、そしてみそしるを交互に味わうアレッタ。

 

梅干しの効果で少し元気も出てきました。

 

梅干しおにぎりも完食したアレッタ。ついに最後のおにぎりに取り掛かります。

 

アルミホイルをはがして出てきたおにぎりは茶色のおにぎり。

 

どうやら最後は焼きおにぎりのようです。

 

香ばしい匂いにつられて早速一口食べてみます。

 

外側はパリパリで醤油のしょっぱさが際立ちます。そして中身のほんのり甘いもちもちのお米を引き立てています。

 

パリパリともちもちを交互に味わえて楽しい、アレッタは上機嫌です。

 

最後のおにぎりとみそしるを完食し、アレッタはとても幸せそう。

 

こんなおいしい料理を作れるなんてほんとにすごい!私はこんな料理を出せる食堂で働けるんだ!と感激しています。

 

ですが、異世界食堂は週に1度のお仕事。他の日のお仕事も探さなければ!と現実に引き戻されるアレッタ。

 

早速明日から仕事を探さなければと思いつつ眠りにつきました。

 

翌朝、朝日と鳥の声で目覚めたアレッタ。

 

美味しいおにぎりとみそしるのおかげで元気いっぱいです。

 

起きがけに伸びをしてしっかりと目も覚めました。

 

「今日も一日頑張ろう!」とアレッタが決意したところで第5話は終了します。

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