明日ちゃんのセーラー服3巻無料ネタバレ!漫画タダで読む方法紹介!始まった体育祭の練習!深まるクラスメイトとの絆

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『明日ちゃんのセーラー服』3巻ネタバレ紹介!

第14話「りりって呼んで」

すっかり江利花、透子、智乃と仲良しになった小路は楽しく学園生活を送っていました。

 

そして場面は間近に迫った体育祭の選手決め。

 

クラスの委員長谷川景と副委員長の龍守逢は率先して選手を決めます。

 

特に逢は目指すは優勝!と随分意気込んでいる様子です。

 

競技の一つでもある水泳の選手には小路、逢、大熊実(おおくまみのる)、そしてアンカーに水泳部の水上りり(みなかみりり)が選ばれます。

 

そこで江利花は小路は水泳がとても得意だと告げます。

 

泳ぐのが好きなだけだよ…と言う小路に得意なら二人で対決してみるのもいいんじゃない?と景が提案します。

 

りりは「ええけど?」と得意げに答えました。

 

その日の放課後、小路とりりは水泳対決をするために水着に着替えます。

 

小路はりりに水泳は得意なの?と聞きます。

 

小学生のときに全国にいってる。と答えるりり。

 

それからブレザーがかわいいと思ってたからこの学校に来た、と急に制服の話をはじめました。

 

なんの事かわからない小路に、りりは「この勝負で私が勝ったら小路のブレザーと交換して!」と小路にとってとんでもない事を言い出します。

 

交換なんていや!と思う小路は絶対に負けられないと言うように意気込みます。

 

それを横目で見ていたりりはどこか嬉しそうです。

 

二人はみんなが待つプールへと向かいました。

第15話「位置について」

合図とともにスタートした小路とりりは一心不乱に泳ぎます。

 

小路は泳ぎが上手いと言った江利花もりりより速く泳げるという確信はありませんでした。

 

しかし運動が得意な小路は全国にもいったことのあるりりとわずかな差のみで折り返し地点まで到達します。

 

りりも負けてはおらず、水泳経験者特有の華麗なターンを決めます。

 

このターンが決め手となり頭一つ分りりが先をいきます。

 

江利花の「がんばれ小路!」という呼びかけに応えるかのようにラストスパートをかける小路。

 

タンッとゴールした二人、タッチの差ではありましたが先に着いたのはりり。

 

負けちゃったと泣きそうになる小路にりりは「小路めっちゃ速いな」と笑顔で伝えます。

 

嬉しそうなりりとは対象的に制服の事で落ち込む小路。

 

そんな小路にりりは「あ、ごめんそれ うそ」とパシャリと手を合わせて謝りました。

 

「へ」と呆然としている小路にいつも笑顔の小路の本気を見たかった、とりりは言いました。

 

先にプールサイドに上がったりりは「こんなに必死に誰かと競争したのはじめてだったよ」と左手を差し出しながら言います。

 

その意気込みが伝わった小路は「もっと早く泳げるようにがんばる!体育祭勝ちい」とりりの手を握りながら決心します。

 

りりは「せやな私らで優勝したろ」と小路を引っ張り上げながら強く言いました。

 

それからはりりとも仲良くなり水泳の練習をしながら学園生活を送ります。

 

そしてあっという間に夏が近づき、空には入道雲が姿を現す季節になりました。

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第16話「着ていいのかなって」

初夏になり制服も夏服に変わる季節になりました。

 

冬服と同様に母、ユワに夏用のセーラー服を作ってもらった小路。

 

あんなに憧れたセーラー服なのにいざ目の前にするとまだ緊張してしまう様です。

 

母に急かされ新しいセーラー服に腕を通します。

 

冬服とはまた違った大きな可愛らしいリボンを最後につけて完成します。

 

小路専用に繕ってもらったセーラー服。

 

着た後に母に最後のチェックをしてもらいます。

 

「ありがとう」と言った小路は一階にいる父と妹の元へと降りていきました。

 

少し照れながら「どう?」と聞く小路に「いいな」と一言言う父。

 

たった一言ですが嬉しかった小路は笑顔になります。

 

妹の花緒にアイドルの幹みたく回って欲しいと頼まれくるりと回り、最後にポーズを決めました。

第17話「はい ポンポン」

夏になり本格的に体育祭の練習が始まりました。

 

クラスメイト達は各々の出場種目の練習に取り組んでいます。

 

小路は「応援」というチアの様な種目も選び自分のスポーツ種目も練習しながら応援もこなします。

 

この話では小路のクラスメイト、四条璃生奈(しじょうりおな)にフォーカスされています。

 

璃生奈はテニス種目を選び、江利花と共に練習しています。

 

彼女は2年前までテニスを習っており、クラスでは期待されていました。

 

しかし自分でも分かるほど、技術が落ちている様子です。

 

ミスばっかりでごめんなさいと江利花に謝る璃生奈。

 

優しい江利花の対応に彼女は自身の悩みも打ち明けます。

 

璃生奈は自分の身体的な特徴にコンプレックスを持っていました。

 

近くにいた小路を見て「あんなにほっそりして」と羨む璃生奈。

 

思わずいいな、と声が出てしまいました。

 

それを応援がやりたかったのだと勘違いした小路は一緒にやろう!とキラキラとした目で言います。

 

さっそく小路はチア特有のポンポンを璃生奈に持たせ、応援の踊りを教えます。

 

恥ずかしくともはっきりと嫌とは言えない璃生奈は小路に続いて応援をします。

 

二人の応援の様子を選手にはどう見えているのかと動画を撮っていたクラスメイトに映像を見せてもらうと、恥ずかしさから体が丸まって踊っている璃生奈が写っていました。

 

「かっこわるい!」と思った璃生奈はコンプレックスも忘れ、小路を真似して自分も体操着の上服を腰で結びます。

 

そして思い切り応援をしたあと再びテニスの練習に戻ります。

 

ふっきれた璃生奈はなぜ自分がテニスを始めたのか思い出しました。

 

それは「かっこよかったから」という単純ですが一番の理由でした。

 

力いっぱいに決めたサーブはこれまでよりも力強くかっこいいものでした。

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第18話「うわ 赤てー」

夏服を初めて着て行った日、小路は皆からかわいいーと称賛されます。

 

水泳の一件以来仲良くなったりりは小路のセーラー服のリボンを見て「赤てー」と言いました。

 

演劇部に入った小路は体育祭の後夜祭で踊りを披露することになっています。

 

それは学園の公会堂で行われると知った江利花は一人行ってみることにしました。

 

そこには一台のピアノがあり江利花はなぜか「あっちゃった」と言います。

 

その夜、寮で爪を切っていた江利花はエアーでピアノを弾きます。

 

彼女には自分がピアノを弾きながらそれに合わせて真っ赤なリボンのセーラー服で踊る小路が見えているようでした。

 

次の日の朝、朝食をとっていると透子が隣いい?と聞いてきました。

 

かまわないというと隣に座って食べ始めました。

 

すると急に「木崎さんってピアノとかも弾けたりする?」と聞いてきました。

 

続けて言った彼女の提案は意外なものでした。

 

その提案とは後夜祭で踊る小路に合わせて江利花がピアノを弾けたらいいなぁ、というものでした。

 

「まぁ、かってな妄想だから怒んないで」といつまで経っても無言な江利花に透子は焦ったように言います。

 

驚いただけだという江利花は自分を落ち着かせたあとで「弾けるわピアノ少しなら」とどこか恥ずかしそうに言いました。

第19話「いっぱいきた」

体育祭、小路はバレーの選手としても出場します。

 

透子と共に練習をするのですが一向に上手くいきません。

 

帰り道、どうしようかと話し合っていると透子が6人で合宿ができればなぁ、と呟きます。

 

バレーとは6人の団体種目であり皆で練習しなければ意味がないと言います。

 

そこで小路は自分の小学校を借りられないかと帰宅後に母校の先生に連絡を取ることにしました。

 

電話口で新しい学校生活の話に花を咲かせる二人。

 

先生はふいにずっと一人学級だった小路に「きっといっぱいの友達に囲まれるよ」としか言うことができなかったと涙ながらに話しました。

 

思わず小路も泣いてしまいました。

 

無事体育館を借りられることになり、透子は他のチームメンバーに参加を頼みに行きます。

 

同じチームの苗代靖子(なわしろやすこ)と鷲尾瞳(わしおひとみ)は部活があるからと断ってしまいます。二人はバレー部に所属しています。

 

透子が帰ったあと瞳は「たかが体育祭に…」と呟きますが何かの申請書を書いています。

 

小路も電話で璃生奈とりりに練習に参加できるかと聞きます。

 

二人は快く承諾してくれました。

 

次の日、花緒も連れて皆で体育館に向かおうとすると断られたはずの靖子と瞳も待ち合わせ場所にいました。

 

昨日瞳が書いていたのは部活に届ける申請書で、彼女達はバレー部だったため、同じバレーならと許可してくれたようです。

 

二人に無理をさせていないか心配する小路に「勝ちたいんだろう?」と聞く瞳。

 

一見ぶっきらぼうに見えて友達思いの子のようです。

 

体育館につくなりさっそく練習を始めた6人、少しずつですが上達していきます。

 

休憩時間にはそれぞれが持ち寄ったみかんなどを食べながら楽しくお喋りをしました。

 

練習を再開する前に小路と透子はトイレに行きます。

 

そこで小路はこの学校は花緒が卒業したら廃校になると言います。

 

先生にもずっと一人だった自分にも今は友達と楽しく生活していると伝えたいんだと言いました。

 

二人が体育館に戻ると外から練習を見ていた先生と出会います。

 

6人にしては随分と多いように思う先生と小路に「とりあえず皆みんなに声かけたんだ」と透子。

 

それまで一人でしか使ってこなかった体育館にはたくさんのクラスメイトがいます。

 

花緒もいつも一人のためか「お姉ちゃんいっぱいきた」と嬉しそうにしています。

 

6人以外はバレーの練習をしていなくとも練習の応援をしてくれています。

 

その中に江利花はいませんでしたがそれは後夜祭でピアノを弾くための練習を寮でしているためでした。

 

そのことを知ってか「一人じゃなきゃできない練習もいっぱいあるもん」と小路は笑顔で言います。

 

彼女にとっては同じ時間、場所は違っていてもみんなで練習ができているということが嬉しい様です。

 

その晩、花緒は一緒にお風呂に入っている小路き「たのしかったね」と言います。

 

次の日小路は体育祭本番を迎えた学校へ堂々と登校していきました。

 

「番外編」

この話は小路のクラスメイト神黙根子(かみもくねこ)に焦点が当てられています。

 

彼女は常に眠そうでたれた瞳が特徴の女の子です。

 

授業中では居眠りをすることも多く先生に注意されるまでがセットになってます。

 

そんな根子は弓道が得意で着替え、弓を持つとキッとした鋭い目つきになります。

 

彼女の放った矢は見事に真ん中に命中します。

 

その様子を見ていた小路はカッコよかった!と感動します。

 

カッコいいと言われた根子は嬉しくなりました。

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