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『怨み屋本舗』は漫画アプリ『ヤンジャン!』にて全巻無料で読める?
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『ヤンジャン』は、集英社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
『ヤンジャン』では『怨み屋本舗』を惜しげもなく1巻から最終巻まで全巻無料で公開してくれています。
また『怨み屋本舗』の続編『怨み屋本舗 巣来間風介』『怨み屋本舗REBOOT』『怨み屋本舗REVENGE』『怨み屋本舗EVIL HEART』『怨み屋本舗WORST』に関しても無料で読むことができます。
『怨み屋本舗』シリーズを安心安全にそして無料で読みたい方は、『ヤンジャン!』を活用することをオススメします。
また『ヤンジャン』では、『怨み屋本舗』以外にも
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次に『ヤンジャン』の使い方(システム)を簡単にご説明します。
『ヤンジャン』の基本的な使い方
無料で試し読み
漫画アプリ『ヤンジャン』では、多くの人気マンガがすべてではないですが、大方無料で読むことができます。
以下の画像のような「無料」と記載されたアイコンが表示されているエピソードは、いつでも時間制限なく無料で読むことができます。
気になる漫画を見つけたら、まずは、このシステムで無料で1話目を読んでんみてください。
「無料」アイコンは、すべての漫画作品の1話~3話程度に表示されています。
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チケットを使って無料で読む
次にアプリ内アイテムである「チケット」を使って1日に1話ずつ漫画を無料で読みましょう。
読みたい漫画作品をタップすると、以下の画像のように「無料で読む」と表示されます。
ここをタップすることでお好きな漫画作品を1日1話無料で読むことができます。
この「チケット」使用後、23時間で「チケットチャージ」が回復し、次のエピソードを無料で読めるようになります。
この「チケット」は、各作品ごとに1日に1回使用できるアイテムです。
広告動画を見て1話無料で読む
「チケット」を使用してしまった場合でも、以下の画像の↓「動画を見て無料で読む」をタップし、数十秒の広告動画を視聴することで新たに漫画作品を1話無料で読むことができます。
この「動画を見て無料で読む」は、各作品ごと1日1回利用でき、翌日の0時にリセットされ、再び利用することができます。
『ヤンジャン』で多くの漫画を無料で読むには、気になる漫画を複数選択し、同時に読み進めることをオススメします。
以上のシステムを使うことで1日に2話ずつ漫画作品を読み進めることができるため、ゆっくりでもいいから、タダで読みたい。という方に特にオススメです。
私は、1日に読める話数に制限がある方が生活にメリハリがつくので『ヤンジャン』を愛用させてもらっています。
何より有名な新作&旧作漫画を合法的に完全無料で読める『ヤンジャン』をダウンロードしないのは、もったいなさすぎます。
これから、もっと無料で読める漫画作品が増えると思いますので、今のうちにダウンロードしておくことをオススメします。
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『怨み屋本舗』の世間の評価は?
怨み屋本舗、ネウロ並にクセの強いキャラが単発で出てくるから面白い
— やるせない鯱 (@yarusenaisyachi) March 9, 2022
怨み屋本舗はめっちゃ面白いけどなんかシリーズいっぱいあります…?時系列がわからん
— みなせ (@minaseneko) March 30, 2022
今日めざましで元復讐代行業の人が逮捕されたけど、そんな怨み屋本舗みたいな職業あるんだなぁ〜とか思った🙄
漫画とドラマ両方とも面白いので、皆さんもよかったら見てみてください🙌 pic.twitter.com/TxNksFdc4I
— ゆたか@ハーレーおじさん (@v_s7s) February 4, 2022
久しぶりに怨み屋本舗観てるけど、やっぱ面白いわ。
— kiwamiATM (@19970709calling) January 24, 2022
友達から勧められて怨み屋本舗読んでるけどゲスい水戸黄門みたいで面白い
— アタメル (@dnce0717) January 12, 2022
大好きな怨み屋本舗やってる!!!何回観ても面白い(≧∇≦)
— まきバオー◡̈ (@UovoU_kzh) January 9, 2022
怨み屋本舗のドラマ久々に見てるけどやっぱり面白いなーたまにエグいのあるけど
— 千明 (@yasiga2) January 9, 2022
『怨み屋本舗』序盤ネタバレ紹介!
1話
ある夜福沢という男の妻が強姦された上、殺されました。
その妻のお腹には子供もいました。
そんな鬼畜のような殺人犯に福沢は、殺意と怨みで泣き崩れました。
2ヶ月後
進展のしない警察の捜査状況に苛立つ福沢は、会社を辞め無精(ぶしょう)ひげをはやし、酒に溺れています。
警察に対し、「捜査状況はどうなっている!!」と訴えるものの、警察から捜査状況は教えることはできないと返され、
福沢はさらに怒りに燃えます。
また酒に溺れる夜のこと、一人の女の肩にぶつかり当散らそうとしたおり、その女からこう言われます。
「殺意と憎悪に満ちている、人を呪わば穴二つ」
言い返そうとするものの、気づくとその女はいなくなっていました。
そこで、いつの間にか胸ポケットに名刺が入っていることに気づき、そこには「あなたの怨み晴らします 怨み屋本舗」と書いてありました。
藁(わら)にもすがる気持ちで、名刺に書かれている電話番号へ電話することを決意する福沢でした。
翌日
カラオケボックスにて待ち合わせし、昨日会った女と再会します。
事件内容を伝えると、「見つけ出せる可能性は50%」という女。
しかし、自身で犯人を殺すことを考えている福沢に対し、女は素人が犯人を殺そうとすべきじゃないと一蹴(いっしゅう)します。
ここで女は、最近の電車の人身事故のいくつかは自身らの仕事によるものと言い、福沢に対し「自身の手を汚さず、私たちに任せないか」と言いました。
女によると、「怨み屋本舗」には多くの優秀な殺し屋を雇っており、希望によっては犯人を探すだけでなく殺害することも可能と言います。
料金は後払いで800万、探せなかった場合でも50万の手数料を請求するとのことです。
それに対し福沢は、迷いなく依頼し、怨み屋本舗に殺害までを依頼しました。
その後、福沢は妻の妊娠が発覚した日のこと、その翌日殺されたことを思い出し、酒に飲まれながら怨み屋本舗からの電話を待っていました。
そんな折電話がかかかってきました。
怒りに満ちた表情で電話をとり、電話をかけてきたのは怨み屋本舗でした。
犯人を特定したとの電話でした。
怨み屋本舗の女に同行し、犯人を確認しに行くこととなります。
駐車中の車内から確認すると、犯人は捜査進捗を聞いていた刑事であることがわかります。
驚きの中真相を女に聞くと、調査の結果、家庭でも日常的に女性に暴力を振るう人間であることがわかったようです。
また、警察内部にいる怨み屋本舗の仲間からの情報により、犯人がその刑事であること、警察内部事情によって捜査が止まっていることがわかったとのことです
女が言うには、警察内部で犯人である刑事を監視している状況を踏まえ、暗殺するまでに1年以上の時間が必要であるとのことです。
それに対し福沢は、「方法は問わない、差し違えてでもすぐ殺せ!!」と言い放ちます。
女は反論し、福沢自身にも迷惑がかからないためにも綿密に計画する必要があると言い、福沢自身で勝手なことをした場合はそれ相応の報いがあると脅したのち、車でその場を後にしました。
しかし、脅しでは怒りの衝動が収まることはなく、1年以上も犯人殺害までに時間がかかることに対し、福沢はある行動を実行に移します。
電車駅内にいた刑事の前に福沢は姿を表します。
刑事に話しかけられた突如、福沢は手に持っていた包丁で刑事を刺しました。
うつ伏せとなった刑事は逃げようとしますが、さらに福沢は馬乗りになり複数回刺します。
福沢は、満面の笑みで刑事を刺し殺したようです。
その後福沢は警察署へ送られたのち、取調べを受けます。
福沢は、取調べに対し、「あの刑事が妻を殺した」「警察署内で隠そうとしていた」と言います。
ところが、取調べの警察は戸惑う表情で、容疑者は別で特定していたと返します。
警察いわく容疑者は妻の昔の恋人であると特定しており、DNA鑑定が終わり次第逮捕状を取る予定であったとのことです。
福沢は嘘だと、警察は不祥事を隠す気だと言いながらも戸惑いを隠せません。
一方、怨みや本舗の女はとある女と会っていました。
なんと、福沢に刺された刑事の妻です。
家庭内で暴力を振るう刑事の夫に嫌気が差し、福沢以上の契約金5000万で夫の殺害を怨みや本舗に依頼していたようです。
結果として怨みや本舗の女は、福沢の依頼の一方で刑事の妻の依頼を受け、福沢を利用し刑事を殺害を成功しました。
2話
味山という男が証拠不十分により不起訴となったことで、味山の住むマンション前に記者が溢れかえります。
そこで記者達に「失せろ」と一蹴する味山を、遠くから怒りの表情で見つめる老夫婦。
老夫婦は「怨み屋本舗」へ連絡しました。
老夫婦は、味山は事故を装い保険金をかけて自身の妻であった女性を3人も殺したと言います。
1人目は風呂場での溺死、2人目は自動車事故、3人目は飛び降り自殺とのことです。
そして3人目こそがこの老夫婦の娘です。
老夫婦は、自殺する前日に娘と電話したおり「1億の保険がかけられ、殺されるかもしれない」と聞いたことから犯人であると踏んだようです。
そこで警察はアテにならないと考え、怨み屋本舗へ依頼したようです。
怨み屋本舗の女は、犯人であると確認が取れたら天誅を与えると言い、抹殺には5000万円を請求すると言いました。
露夫婦は、あまりの値段に苦渋を強いながらも、怨み屋本舗へ依頼しました。
一方、味山のマンション周辺では継続して記者が溢れかえり、味山は自身の部屋で記者の動向をうかがっていました。
ここで味山の部屋の電話が鳴り、味山は記者だと思い電話にでました。
しかし、その電話は怨み屋を名乗る者から「殺し屋に注意しなさい」というものでした。
目的を問いただすも、電話は切られます。
電話が切られると同時にインターホンが鳴りました。
怯えた表情でドアの覗き穴から外を覗くと、太った中年男が小さな箱を持ってドアの前に立っていました。
何者か尋ねると、隣に引っ越してきた御法川(みのりかわ)という男とのことで、挨拶にきたと言います。
チェーンロック越しにドアを開け、味山は御法川に対し挨拶をしました。
しかし御法川は、今回の事件の真相を知っているかのように「私も誰か殺して保険金をもらいたい」などと言います。
味山は、先程の電話内容を思い出し焦りながらドアを閉め「殺し屋か!?」と聞きました。
そんな味山に対し御法川は「ただの隣人、事故には注意してください」と言い残し立ち去りました。
夜になり御法川は怨み屋本舗の女と会い、味山に対しプレッシャーを与えてきたと報告します。
先払いの報酬として怨み屋本舗の女は御法川に白い封筒とピンクの封筒を渡しました。
白い封筒は今回の報酬、ピンクの封筒は味山にとどめをさす武器と言い二人は別れました。
一方、味山は、シャワーを浴びながら一日の出来事を振り返っていました。
ところが、突如シャワーの温度が上がり82度の高温となりました。
焦りながらもリモコンのスイッチを消し難を逃れます。
業者を呼び事象を聞くと、最近多いいたずらである言われます。
業者が作業を終えて帰るおり、それをみていた隣の部屋の御法川が玄関ドアの隙間から「1週間後生きてられるかな」と言います。
その手には、テレビのリモコンのようなものを持っていました。
リモコンを見た味山は、御法川が犯人だと訴えますが、とぼける御法川はそのままドアを閉め部屋の中へ。
味山は証拠を見つけ出し、訴えることを決意しました。
味山は、マンション周囲の記者を押し切り、所有の車で外出しました。
赤信号で止まろうとしたおり、ブレーキがきかないことが発覚します。
スピードのでていた味山の車は、止まることができずに暴走するも、壁に擦りながら電柱に衝突することで止まりました。
なんとか大きな怪我なく止まることができたものの、御法川が頭によぎりました。
事故を起こしたことで、また記者が集まる中、味山はマンションへ戻ります。
エレベーター内で警察の言っていたことを思い出しました。
「ブレーキオイルが漏れていた、2人目の奥さんも整備不良でしたよね?」と言われたことから、過去3件に対する事件に疑問をもたれていることに不安を覚えます。
自身の部屋がある7階に着きました。
エレベーターを降りたさきで御法川と鉢合わせになりました。
「ブレーキオイルが漏れていたんですって?」と聞く御法川の手にはスパナがありました。
御法川は、不気味な笑みを浮かべながら、味川の3人の妻の死因を言い並べます。
味山は「つき落とす気か!?」と大声で叫ぶとマンション周囲の記者に見つかりました。
近づいてくる御法川に対し恐怖した味山は、恐怖のあまり御法川を突き飛ばしました。
「押したな」と言った御法川は自ら身を投げ出しました。
御法川は落ちながら「殺され屋だよ」と言い残し、そのままマンション下まで落ちました。
記者に現場を撮られており証拠の揃った状態の中、味山はこの件について取り調べを受けます。
取り調べに対し、「御法川の目的は殺されることだった」と反論しますが、そんなことは通じず、取り調べをしている警察は
ピンクの封筒を取り出します。
事故を起こした味山の車に入っていたとのことです。
封筒の中には、御法川に対して掛けられた3億円分の保険証券が入っていたようです。
覚えの無いことに味山は取り乱し、「御法川は俺じゃない」と謝って過去3件分の行いを認めてしまいます。
一方、老夫婦の元に望み通り味山を社会的に抹殺したことを怨み屋本舗の女が報告に来ました。
老夫婦は御法川が気の毒であったと言いますが、それに対し怨み屋本舗の女は、御法川は自殺願望があり気の毒では無いことを
言いました。
御法川は5億円の負債を抱え自殺しようとしていたおり、怨み屋本舗の女から「誰かに殺されることで生命保険がおりる」ことを提案され引き止められたようです。
それを利用し、御法川の死により味山を社会的抹殺に追い込み、御法川の死亡による保険金で御法川の家族や会社を救うことが
できたのだと怨み屋本舗の女は言いました。
自殺志願者がいたら立派な殺され屋に育てると言い残し立ち去りました。
3話
とある会社で、社長椅子の座りごごちは良いと言う男がいました。
それを気に食わぬ顔で聞く男は、たまらず「怨み屋本舗」へ電話します。
その男と観覧車にて待ち合わせし、事情を聞く怨み屋本舗の女。
その男へ「理由を聞いてから仕事を受けるのが会社の方針」と説明します。
男は、用心深い性格で事情を聞かれるなら他をあたると言い出します。
しかし、すでに調査済みの怨み屋本舗の女は、男の情報を次々と言い当てます。
男の名は松尾信一、大手食品メーカー「マツジリフーズ」の専務取締役で年齢は47歳。
その男が抹殺してくれという相手は2歳下の弟、マツジリフーズの代表取締役でした。
なぜ情報がわかったか松尻兄が聞くと、連絡した先の携帯電話には「解析ソフト」が内臓されており非通知の相手でも電話番号が表示されると女は言います。
松尻兄は念を入れ自宅から非通知で電話したようでしたが、それが裏目となり、情報を割り出すことができたようです。
観念した松尻兄は、事情を話しました。
先月、先代の社長が病死したのち遺言状が公開されたとのことです。
松尻兄は長男である自身が代表取締役に選ばれると思っていたようですが、松尻兄が専務取締役、松尻弟が代表取締役に選ばれたようです。
説明しながら怒りを表す松尻兄に対し、利己的で屈折した思考を気に入る怨み屋本舗の女でした。
報酬は500万円、手付金として50万円を要求する怨み屋本舗の女。
バレずにできるのかと疑う松尻兄に対し、怨み屋本舗の女は「私は破滅のきっかけを与えるだけ」と言い仕事を引き受けました。
一方、マツジリフーズ開発部では、開発した新製品に対し批評する松尻弟。
社員から「専務(松尻兄)からは合格だと言われた」と言われますが、松尻弟は「兄貴は味覚音痴、経理部出身の男は無視しろ」と言います。
兄を罵倒しながら松尻弟は社員の梅本が気になり、1時間後社長室に来るように命じました。
社長室にて、呼び出した梅本に対し、ホテルでのディナーの誘いやドイツへの二人旅行などを提案しました。
ですが、そんな松尻弟を好かない梅本は断りますが、松尻弟は携帯番号を書いた紙を手渡しました。
怨み屋本舗の女は、デスク下に仕掛けた盗聴器を使用しその会話を聞いたところで、電話をかけます。
電話の相手は情報屋、松尻弟と梅本の電話番号などの個人情報を発注しました。
夜になり、梅本は同僚と歩きながら会話していました。
友人から松尻弟は女癖の悪い噂を聞き、無視することを提案されました。
友人と別れてすぐ、梅本の携帯電話が鳴ります。
しかし電話にでて聞こえてきたのは、男の喘ぎ声でした。
気持ちの悪い電話に梅本はすぐ電話を切ります。
見覚えのある電話番号にふと、松尻弟から渡された電話番号の書かれた紙を見ました。
その電話番号を見ると、いたずら電話の番号と一致し、松尻弟からかけられたものと確信します。
ですが、実際は怨み屋本舗の女が声色を変えて、松尻弟の電話回線を利用し電話をかけていました。
その後も一晩中梅本に対しいたずら電話を仕掛けます。
2日後の日中
会社の玄関にいた松尻弟の携帯電話に電話がかかってきます。
電話越しに「もういたずら電話はやめてください」と言われ視線を感じた先にいたのは梅本でした。
さらに梅本は「着信記録はとってある、もう耐えられない」と伝えてきました。
身に覚えの無いことに戸惑う松尻弟は、何をしたのか問いますが、梅本は高ぶる感情とともに「ストーカーしてるでしょ」と
叫びながら、その場を立ち去りました。
怨み屋本舗の女は、その状況を確認したのち次の手を打ちます。
松尻弟は社員に呼ばれて会社のパソコンを覗くと、そこには「セクハラ社長を許すな」の文字が書いてあるメールが届いていました。
どうやら怨み屋本舗の女が次に起こした手は、社内のパソコンに松尻弟を中傷するメールを送信することでした。
怒りを露(あらわ)にする松尻弟は、社員らに対し「犯人を探せ、これを削除しろ」と言いました。
たちまちその噂は社内に広まり、噂にはおひれがつき誇張(こちょう)されていきました。
噂される中、社員の男が噂の原因が梅本であると知ります。
松尻弟へ梅本が犯人であると報告すると、犯人が梅本であると確信した松尻弟は急ぎ車を出し梅本の自宅へ向かいました。
梅本のマンションの部屋前についてすぐ、松尻弟はインターホンを鳴らし、ドアを叩き梅本を呼び出そうとします。
怯えた梅本は警察に通報しながら、布団にくるまり居留守をしています。
松尻弟の呼び出しはヒートアップし、ドアを蹴りながら「出ないと殺すぞ!!」と言います。
ここで、警察が到着し、ドアを蹴る松尻弟を取り押さえます。
警察が取り押さえた音を確認した梅本は、部屋のドアを開けるなり「ストーカーはこの人、証拠もある」と叫びました。
松尻弟はそんな事実を知る由もありませんが、ドアを蹴っていた状況から逃げ場もなく警察に連行されました。
すぐこの件は新聞に取り上げられ、記事の内容は「マツジリフーズ社長ストーカー規制法違反で逮捕」となりました。
1ヶ月後
怨み屋本舗の女は、松尻兄と会います。
成功報酬の入金期日から1ヶ月を過ぎたのに、残金の支払いがなされていないことを松尻兄に問います。
しかし、松尻兄は何の事だと言いとぼけました。
松尻兄は「怨み屋本舗側で弟をストーカーに仕立てた証拠はどこにもない」と言います。
そんな松尻兄に怨み屋本舗の女は嘲笑し、「証拠を残すようなヘマはしない」と言います。
そして一枚のCDを取り出すと、「依頼された時に会話は全て録音している」と松尻兄に言いました。
さらに、会社のコンピュータに侵入した際に、松尻兄が過去に裏金を利用した記録を掴んでいると脅します。
焦った松尻兄は、「金を払う!」と言いましたが、怨み屋本舗の女は「金はいらない」と返します。
雑誌を取り出し、松尻兄に渡します。
雑誌には、すでに裏金の記録についてのスクープ記事が出されており、それを見た松尻兄は崩れ落ちます。
怨み屋本舗の女は「裏切り者は許さない、鉄槌を味わいなさい」と言い立ち去りました。
4話
とあるホテル、10万円を手に持ち下着一枚の男は同室内の女性に「奥さん来週も小遣いを用意してくれない?」と言います。
かたや全裸の女性は驚きの表情で「これで最後のはず、これまでの100万円以上払った!!」と返します。
それに対し苛立った男は、女の髪を引っ張るなり腹部に膝蹴りを入れるなど暴行を加えます。
男は女に対し「女はただの金づるで性のはけ口でしかない」と言いました。
そしてこれまでの女との関係をばらすと脅迫し、自身には失うものがないと主張しました。
女が泣きながら怒りを見せるのに対し、男は陰部を見せつけるなど煽ります。
女は怒りを抑えてその場を後にしたようです。
怒りの収まらない女は、駅で拾った怨み屋本舗の名刺を利用し、今回の件を依頼しようとします。
当初は夫が留守がちであった時間を埋めるための火遊びであったとのことですが、男との関係を盗撮されていたことから逆らうことができないことを、怨み屋本舗の女に説明します。
女は男の社会的抹殺を要求しました。
怨み屋本舗の女は、報酬100万円、手付金として50万円を振り込むことで依頼を受けると言います。
女は有無を言わさず依頼します。
依頼を引き受けた怨み屋本舗の女は、とあるマンションへ向かいました。
部屋に入るとゴミだらけで生活臭漂う状態でした。
そこには、情報屋と呼ばれる長髪で髭を生やした男がおり、怨み屋本舗の女はその男に情報を買いに来たようです。
話だすなりすぐに今回のターゲットに関する資料を渡されます。
情報屋からすると、チンピラに関するデータは簡単に引き出せるとのこと。
しかし、情報屋は今回の仕事からは手を引けと忠告します。
男の名前は「三郷一郎」、家族も定職もなく、多額の借金があることから失うものが何もないと言います。
そのような社会的地位の無い人間に対し、社会的に抹殺するのは困難だと指摘しました。
また、しくじるようだと裏社会での評判もガタ落ちとなると言います。
怨み屋本舗の女は聞く耳持たずで、すでに計画があることを話しました。
さらに情報屋に対し、「ある条件」を満たす男を探してほしいと耳打ちしました。
情報屋は驚きながらも2時間以内に調べてメールすると依頼を引き受けました。
札束の入った封筒を情報屋のデスクにおき立ち去ろうとする怨み屋本舗の女に対し、「危ない橋は渡らないことだ」と注意を
促しました。
夜になり、三郷は、出会い系サイトを利用し女性と待ち合わせをしていました。
女性にすっぽかされた三郷は、周囲を見渡していると女を発見し、体型を確認しだしました。
すると、女の方から近づいて来るなり「スズキさん?さっきメールくれました?」と言われます。
三郷はクボタと名乗り、一緒に飲まないかと誘います。
女は一息おきながら「1杯だけなら」と承諾しました。
三郷は怨み屋本舗とも知らずに、女とともに酒を飲みにいきました。
三郷はいつの間にか寝ていました。
起きると異変に気づき、全く知らない場所でどこかの事務所のようです。
取り乱しながらも男は、胸ポケットにしまっていたはずの携帯電話が無いことに気づき、周囲の状況を観察します。
時間は午前9時、頭が痛みながらも夜のことを思い出します。
女と飲んでいたことを思い出すと、中ジョッキの半分も飲まずして記憶を無くしたことを踏まえ、薬を盛られたのだと察しました。
ふと後ろを振り返ると腰ぐらいの高さの金庫が、ドアが開いて中の金が見える状態で放置されていましrた。
札束が何枚も保管されているのを見て男は歓喜しますが、札束下の粉が入った袋に気づきました。
ここで突如男の後ろから「何やってるんだお前」と声をかけられ振り返ると、そこには強面の男たちが5人。
焦る三郷は、思わず手に取ってしまっていた粉の入った袋を見せながら、「目が覚めたらいつの間にか」と言うも、強面の男から「それが目的か」と問われます。
強面の男は、粉の入った袋を盗もうとしたのだと勘違いしていました。
強面の男たちの一人が、近くにあったカバンを手に取り中身を見ると、禁錮破りの道具や身分証、千枚通しがあることに
気づきました。
それを見た強面の男たちは、泥棒だと確信し地下2階へターゲットの男を連行しました。
地下に着いてすぐ車を見せられると、車の所々に文字が彫られていました。
「ブツはもらった三流ヤクザ By怪盗X」などと書かれており、それを見た三郷は崩れ落ちました。
強面の男は脅迫になることを恐れ独り言をつぶやきます。
「車の修理代、損害賠償を含め3000万円で命だけは助かるかもな」と言いました。
三郷は、自身が金づるとしていた女達に一人当たり150万円出させようと考えます。
3000万円の支払いを約束すると強面の男たちへ言うと同時に、自身は女にハメられたのだと主張をしました。
強面の男たちは嘲笑しながらも3000万円支払えたら信じるといい、三郷に借用書を書かせました。
そして、三郷は女達の連絡先を確認するため、強面の男たちと車で自宅に向かいます。
ここで怨み屋本舗の女はその車を尾行します。
怨み屋本舗の女が探していたのは、麻薬の密売をしているかつ、セキュリティーの甘い会社であったようで、今回の
強面の男たちがその条件にマッチしていたようです。
三郷は強面の男たちとともに自宅に着きます。
しかし、置いてあるはずの女達との関係を記録したビデオや住所録がありませんでした。
怨み屋本舗の女のことが頭によぎる三郷は焦ります。
強面の男たちが嘘をついたのか?と急かしたところで、三郷は警察に助けを求めるため家の外に飛び出しました。
懸命に走る三郷でしたが、逃げると予測していた強面の男は、車で三郷を捕まえました。
再度車に乗車させられ強面の男に対し「殺すのか?」と聞くと、「簡単には殺さない」と言われます。
強面の男は「負債者に体で返済させて副収入を得ている」と言いました。
そこで三郷に対し、借用書を突き出しながら「世界中の男色家(だんじきか)の娼夫(しょうふ)として働いてもらう」
と言いました。
強面の男は「蒸発しても誰も心配しない人間」と言い、金を払ったとしても見逃すつもりはなかったようです。
ショックを受けながら三郷は、そのまま車で連れて行かれました。
そこを後ろから見送る怨み屋本舗の女は、「探していたのは人身売買もしている会社、高い情報料を払ったかいがあった」と
言い、依頼者の女に報告しにいきました。
一連の流れを説明し、怨み屋本舗の女は報酬金を受け取ります。
依頼者は「なんだか少しかわいそう」と言いますが、怨み屋本舗の女は「ああいう男は骨抜きにしないと大変危険」と言い残し、その場を立ち去りました。
ここで情報屋と再開します。
情報屋から「100万円以上使って、赤字なセコイ仕事じゃないか」と言われます。
怨み屋本舗の女は、当初話していた計画があることを改めて説明します。
それは、これまで三郷が所有していた100以上のビデオを、アダルトサイトや裏ビデオ原版屋に売ることで収入を得ることが可能だそうです。
あくまで売ったのは三郷という風に見せて。
5話
とある出版社の男は、出会い系の掲示板を見るや、ニックネーム「himiko」という女と連絡を取り、喫茶店で待ち合わせします。
女と会うと、「週刊スクープ 東佐倉(とうさくら)」と書いた名刺を渡し、「OL援助交際」という記事を書くために取材させてほしいと女に頼みます。
忙しいから断るという女でしたが、東佐倉は取材料は出すと引き止めます。
ヌード写真が取れれば21万円を即金で支払い、顔にはモザイクを入れると言いました。
その一言に振り向く女に対し、東佐倉は「プライバシー管理もされるし、楽なバイト」だと言い、取材をすることになります。
1週間後
女は勤務している会社に出社すると、同僚から「大胆だね~、himikoちゃん」と言われます。
何のことかと渡された週刊スクープの記事を見ると、モザイクをかけると約束していた顔の部分にモザイクなしで記事が掲載されていました。
驚く女はそのまま記事を読み進めると、モザイクなく記者との淫らな写真や婚約者の顔写真まで掲載されていました。
女は、出版社にいる東佐倉に話を聞きに行きました。
「顔にモザイクが入っていない、名誉毀損で訴える」という女に対し、東佐倉は「言いがかりはやめてくれ」と女が取材時にサインした掲載承諾書を突き付けます。
そこには、モザイクを入れるとは書いていなく、小さな文字で「掲載後のクレームは受け付けません」と書いていると主張し、女を突き返しました。
東佐倉は、「訴えるなら我が社は全面的に戦う」と立ち去りながら言い残していきました。
怒り心頭に女は何も言えず、その場を後にします。
その後女は、婚約者には婚約を解消すると言われ、田舎の家族の耳にも入り、帰る場所がないと思い詰めます。
女は電車の線路に飛び込み、自殺をしました。
ここでどこかの地下駐車場で情報屋が怨み屋本舗の女に話をしています。
情報屋が言うには、自殺した女は昔世話になった男の妹であったとのこと。
その女の部屋から遺書が見つかり、遺書には300万円が同封され、「このお金で東佐倉を殺してくれ」と書かれていたそうです。
怨み屋本舗の女は、遺書を読みながら「300万円では社会的抹殺しかできない、情報屋の相談でも無理な相談」と突き返します。
情報屋は、「情報屋に一つ大きな貸しを作ったと思えばどうか?」と提案します。
それに対し怨みや本舗の女は、「殺すかどうかは私に任せて」と言いながら依頼を引き受けました。
一方、東佐倉の方では、女の自殺について編集長と話をしています。
編集長は警察から「自殺の原因はこの記事では?」と疑念を持たれていることについて、東佐倉に注意しました。
しかし、東佐倉は「警察はマスコミ側の表現の自由に圧力をかけるべきではない」と反論します。
また、「自殺するくらいならプライバシーを金で売るなと言いたい」と言い残し、その場を後にしました。
その夜、東佐倉は編集長に対する滞りや過去の女関係を思い出しながら、夜道を歩っていると、女に肩をぶつけます。
その女は怨み屋本舗でしたが、そんなことは知らずそのまま帰宅します。
自宅の鍵を開けて室内に入ろうとした突如、警察に呼び止められます。
捜査令状を突き付けられ、家宅捜査の立ち会いを要求されました。
やむなく要求に応じますが、納得のいかない東佐倉は「容疑はなんだ」と叫びます。
東佐倉の言葉を耳にせず捜査を進めていた警察らは、押し入れの中に女性用の下着がダンボールいっぱいに入れられているところを発見します。
身に覚えのないことに戸惑う東佐倉に対し、警察は女の声で下着泥棒の常習犯だとタレコミがあったと言います。
焦る東佐倉は、汗をハンカチで拭おうとしますが、ポケットから出てきたものは女性用の下着でした。
そこを押さえた警察は動かぬ証拠として、東佐倉を窃盗容疑で逮捕します。
翌日
勾留されていた東佐倉は、警察に「帰っていいぞ」と言われます。
下着に東佐倉の指紋が付着していなかったことなど、証拠不十分の釈放と言われました。
嘲笑しながら東佐倉は「冤罪だな?」と聞きます。
しかし、警察は「釈放はするが、別件でやましいことはないか」と問いました。
その後、東佐倉は釈放されたのち、警察署の外に出るやいなや複数人の記者から「捏造した記事で女性を自殺に追い込んだ」と言い寄られます。
焦る東佐倉は唾を飲み、証拠はないとその場を立ち去ろうとしますが、記者から過去に東佐倉が記事にした女が証言するテープがあると言われ、証言をする女の姿を見せられます。
さらに焦る東佐倉は、記者を振り切り逃げ帰りました。
ニュースでも東佐倉の情報が伝えられ、過去の行動や容疑についてもテレビ放送されていました。
そんな状況に対し怒る東佐倉は、「マスコミの力を思い知らせる」と言いながら反撃を決意します。
東佐倉はこれまで掲載してきた記事に違法性のない事を記事にしようと、編集長へ記事を持ち込みました。
ですが、編集長から伝えられたのは「東佐倉が記事にしていたOL援助交際は打ち切りになる」と伝えた上、「なぜ退社する人間の企画を採用する必要がある?」と聞きます。
東佐倉の驚くまもなく、次のように言われました。
東佐倉が書いていた記事のギャラは26万円であるはずが、21万円しか払っていないと言います。
東佐倉は支払いしたギャラの領収証を改ざんしており、過去のものを含め70万円を横領していたことがわかったようです。
焦る東佐倉に対し、編集長は「自主退職とするなら訴えない、お前と一緒に沈むわけには行かない」と言い自身の保身とともに
提案しました。
夜になり、東佐倉はおでん屋台で酒を煽っていました。
しかし、休む間もなくおでん屋台のラジオから自殺についての放送が流れます。
「自殺問題について週刊スクープは遺族に謝罪、警察は元担当者(東佐倉)に事情聴取をする方針を固めた」と流れます。
放送に驚く東佐倉は、おでん屋台の店主から「テレビに映っていたT氏?」と言われ、より焦りながらも自身は佐藤だとごまかしその場を後にします。
さらに夜はふけ、東佐倉は酔いでフラつき、考え事をしながら歩いていました。
電車の踏切の前に来たところで声をかけられます。
「ペンという武器を無くせば一般庶民、東佐倉さん」と言われました。
踏切の先にいたのは、怨み屋本舗の女でした。
怒り心頭の中、全ての元凶は女の仕業だと確信しました。
怨み屋本舗の女から「プライバシーを暴かれることがどんなに苦痛かわかった?」と問われると、東佐倉は「奴らは金でプライバシーを売った」と返しました。
「救いようのない男」と言い残し立ち去ろうとする女に対し、東佐倉は追いかけます。
しかし、東佐倉はフラついて踏切の隙間につまづきその場に倒れ、急に足腰に力が入らず起き上がれなくなりました。
女は笑い「あなたが飲んだ酒には、スコボラミン溶液が入っていた」と言います。
東佐倉が酒を飲んでいたおでん屋台の店主は、情報屋でした。
スコボラミンはアルコールと混ざると足腰が立たなくなるといい、情報屋が仕込んだもののようです。
踏切の警報が鳴る中、怨み屋本舗の女は「スコボラミンは遺体からも検出されにくく、事故死になるから安心して」と言います。
さらに焦る東佐倉は、近くに来た男らに助けを求めますが、電車は目の前。
そのまま東佐倉は、電車に轢かれ死亡しました。
「借りができた」という情報屋に対し、怨み屋本舗の女は「利子は高い!!」と言いました。
6話
とあるマンション、若い妻は夫の出勤を見送ります。
夫の見送りが終わり、いつものようにゴミ捨て場に可燃ゴミ袋を捨てに行きました。
そこで中年の女が声を掛けてきました。
「今日は可燃ゴミの日、分別はしてあるか?」聞かれると、中年の女はゴム手袋をつけるやいなや若い妻の捨てたゴミ袋をあさりはじめました。
「プラスチック類は捨てていない」という若い妻に対し、「新参者のせいで風紀が乱れる、理事長として乱れを未然に防ぐ必要がある」と言いさらにゴミ袋をあさります。
中年の女はそんなことを言いながら、紙にくるまったゴミを見つけます。
中には、使用済みのコンドームが入っており、「ゴムは燃えないだろ!!」と言いながら若い妻の顔に投げました。
使用済みのコンドームが顔に直撃した若い妻に対し、中年の女は、「マンションの規約を守れ」と言い立ち去りました。
若い妻は怒りながらも抑え部屋に帰ります。
この若い夫婦は、3ヶ月前にマンションの一部屋を購入し、築6年の物件を2千万円という破格の値段で購入したようです。
しかし、入居からすぐ中年の女に毎日のように因縁をつけられています。
夜になり、若い妻の夫が帰ってきました。
若い妻は夫に「あの中年の女をどうにかできないか」と相談しますが、夫はテレビゲームをしながら素気のない返事を返します。
若い妻は今日起きた出来事を話しますが、夫はテレビゲームが終わったと思うと、若い妻に夜の営みをと言い寄ります。
若い夫婦らのそんな声を中年の女は壁越しに聞いていました。
そんな声に苛つく中年の女は、6年前に6000万円で買った自身の部屋に対し、若い夫婦らが2000万円で購入していることにさらに苛立ちます。
中年の女は、地価の下落により若い夫婦が簡単に買えることに憤りを感じていました。
朝になり、若い妻は玄関の異変に気づきます。
夫とともに玄関を見に行くと、郵便受けに犬のフンが大量に詰め込められているのを発見します。
警察を呼び現場を確認してもらうと、警察から「誰かから恨みを買っていないか」と聞かれました。
怨みという言葉に対し若い妻は、遠くで嘲笑う中年の女と目が合いピンときます。
しかし、中年の女は何食わぬ顔で「理事長の私がそんなことはしない、あなたこそ心当たりはない?」と返します。
続けて中年の女は「この前茶髪の若い男とホテルに入るのを見た、痴情のもつれから茶髪の男にやられたのでは?」と言います。
その一言に、若い妻の夫含め周囲はざわつきます。
若い妻は、身に覚えのないことに「嘘をつかないで!昼間はほとんど家にいる!」と返します。
それに対し中年の女は「嘘つきはあなた、ドアの開け閉めの音を聞く限り半日は留守にしている!」言います。
ついに疑いの目を向ける若い妻の夫は「お前、まさか、」と聞きました。
若い妻は嘘だと反論するも、疑いの目ははれず。
これは中年の女がついた嘘でした。
さらに周囲の他の住民達も利用することで若い妻への疑いを強めると、ついには夫婦間の亀裂が生じます。
その状態で事は進み、若い妻は怨み屋本舗に依頼をすることにしました。
怨み屋本舗の女に、二度と嫌がらせされないように中年の女をこれしめてほしいと言います。
それに対し怨み屋本舗の女は、報酬100万円で依頼を受けると言いました。
「そんな大金...」と驚く若い妻に対し、一息ためてからいくらなら払えるかと聞きます。
若い妻は「30万円なら」というと、怨み屋本舗の女は「100万円と30万円では仕事内容が変わるが、仕事を引き受ける」と言いました。
若い妻はほっとし、怨み屋本舗へ依頼しました。
「準備には1週間程度かかる」と言い残し怨み屋本舗の女は立ち去りました。
3日後
先日の出来事から夫婦間で困惑している中、夫の出勤を見送る若い妻。
見送りが終わってすぐ中年の女から声をかけられます。
「あなたの家、郵便物届いてる?」と聞かれ届いていると返します。
そうすると中年の女は笑みを浮かべながら「最近みんなの家の郵便物が紛失している、松沢さんだけ届くのは変だ」と嫌味のように言います。
身に覚えのない若い妻は、また中年の女が何か企んでいるのだと察し、「身に覚えはない!」と言い残し急いで立ち去ります。
急ぎ自身の部屋戻るため、エレベーターを上がり部屋の鍵を開けようとすると異変を感じます。
鍵穴が埋められ、鍵をさすことができませんでした。
怪しいと着いてきてた中年の女は後ろから「壁のヒビを埋めるパテだ」と言います。
それに対し若い妻は「なぜパテだとわかった?」と聞きました。
中年の女は焦りながら、「死んだ亭主がペンキ屋に勤めていてパテを知っていた」と言います。
若い妻は中年の女が犯人だと確信し「何が楽しくて陰険なことばかりするのか?」と聞きました。
中年の女は逃げるように「これから住人達でお茶会だ」と言いながら部屋に戻りました。
憤る若い妻ですが、鍵穴の修理のため車で鍵屋に向かおうとします。
しかし、車の鍵穴までパテで埋められ、さらにはタイヤがパンクしていました。
一方、中年の女は幻のクッキーと言われる「スイートローゼス」を住人達と食しながらお茶会をしています。
そこで中年の女は若い妻が犯人である証拠を掴むと住人達に協力を仰ぎます。
良い方法があると翌日をチャンスと言いました。
翌日
若い妻はゴミを捨てにきました。
狙っていたかのように中年の女は現れ、「可燃ゴミの日だが、分別はされているか」と強引に若い妻からゴミ袋を奪いました。
中年の女は他の住人達へ「必ずあれはある、早く探して」と言います。
さらにゴミ袋をかき回す中年の女は「必ず盗まれた郵便物はある!」と言いました。
中年の女の企みだと察する若い妻は焦ります。
しかし、中年の女の企みと裏腹に郵便物は発見できません。
中年の音は、家の電話にかけられた「郵便物をゴミ袋に入れて捨てる」というタレコミを信じて捜索していたようです。
若い妻が犯人でない状況を察した中年の女は、戸惑いながら電話は誰からだったのかと考えます。
そこで住民の一人が他のゴミ袋を確認していると、郵便物の入ったゴミ袋を発見しました。
その袋を開けると、郵便物とともに鍵穴に詰めたと思われるパテのチューブを発見します。
さらには、見覚えのある箱を見つけます。
その箱には「スイートローゼス」と書かれており、中年の女の部屋で開催されたお茶会に出されたクッキーの箱でした。
幻と言われるクッキーとの話から他にあるわけもなく、住民は中年の妻に疑念を抱きます。
若い妻は住人らの反応から中年の女が一連の犯人であったことを確信し、中年の女に掴みかかると中年の女は「誰かの罠だ!」と言いました。
しかし、中年の女は焦ると「私は犬のフンしかやっていない」と自身の口から犯行を認めてしまいました。
口を滑らせた中年の女に対し、他の住人達はこれまでのことが中年の女の嘘であるのでは?と囁きます。
そんな状況に耐えられなくなった中年の女は、たちまちマンションの中へ逃げ去りました。
中年の女が逃げ去ることを見た住人達は、若い妻に手のひらを返しました。
若い妻は呆れ、今回の事に疑問を持ちながらも察しました。
2週間後
怨み屋本舗の女と会った若い妻は、会うなり「あなたの仕業!?」と聞きました。
笑みを浮かべながら怨み屋本舗の女は、若い妻の望み通りとなったと言います。
驚きながらも若い妻は「なぜ私にまで危害を?」と聞きます。
怨み屋本舗の女は「100万円の仕事を30万円で受けた差額分」であると言いました。
そんな答えに若い妻は「嫌な女」と言いますが、怨み屋本舗の女も同様に返しました。
怨み屋本舗の女は「普通の人間はお金を払って恨みを晴らそうとしない、だがあなたは実行した」と言い、誰にでもある心の闇について説きました。