闇金ウシジマくん熊倉義道は何巻でなぜ死亡？コブラに頭を割られた？若い頃や実写役調査

今回は、『闇金ウシジマくん』の熊倉について詳しく紹介していきたいと思います。

作中の序盤から登場し猪瀬組の理事長で滑皮の兄貴分に当たる熊倉はどういう人物なのでしょか？

本作の最後の最後まで争う事になる滑皮を育て上げた男と言っても過言ではない熊倉を紹介していきたいと思います。

本編に入る前に、原作『闇金ウシジマくん』を無料で読む方法をご紹介します。

『闇金ウシジマくん』は漫画アプリ『マンガワン』で読める

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追記：『闇金ウシジマくん』の作者・真鍋昌平さんの最新作『九条の大罪』が漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で無料で読めるようになりました。

また漫画アプリに関していうと、講談社が運営する漫画アプリ『マガポケ』や小学館が運営する『サンデーうぇぶり』も特にオススメです。

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熊倉義道の初登場は何巻？若い頃は滑川の憧れの人物だった？

熊倉の初登場巻は『ヤンキーくん』編が描かれている3巻です。

熊倉にお金の無心をされ丑嶋が熊倉にお金を渡そうとしている所に愛沢が拳銃を持って押し入り、滑皮も加わり一悶着あるシーンが初登場シーンでした。

余談ですが、滑皮もこの時が初登場です。

熊倉の本名は、熊倉義道(くまくら よしみち)と言い顔に二箇所の刀傷があり、猪瀬組というヤクザの組の理事長でNo2の地位にいました。

最後まで丑嶋と争う事になる滑皮の兄貴分にあたり、滑皮は熊倉の事を慕ってるようでした。

熊倉はお金に執着する傾向があり丑嶋に度々結構な額のお金を無心してくるので丑嶋は熊倉の事を嫌っていましたが、熊倉の初登場のシーン時には丑嶋に対し奇襲をかけようとしている愛沢を、お金を催促して来ていた熊倉と滑皮に鉢合わせをさせ上手く利用し愛沢を出し抜きました。

物語の序盤ではとても威厳がありましたが、のちに起こるある事件のせいで後遺症が残りどんどん落ち目になって行きます。

熊倉義道と滑皮はどんな関係？

さきほども少し触れた通り、熊倉は滑皮の兄貴分になります。

滑皮は、熊倉をとても慕っていたように思います。

その事がわかるエピソードがあります。

頭に負った怪我のせいで後遺症が残った熊倉は組長として襲名されるのが危うくなります。

それを阻止するため、熊倉が組長になるのに邪魔になりそうな相手を滑川自らの手で始末します。

人を殺めてまで熊倉に尽くす滑皮は、若い時からお世話になっている熊倉の事を本当に慕っていたんだなと思います。

若い頃の滑皮は熊倉の運転手をしており、熊倉自ら作った朝食を食べさせて貰ったり、とても可愛がられていたように思います。

しかし、少しでもヘマをすると熊倉は滑皮をビール瓶で殴ったり、滑皮が頑張ってお金を貯めてプレゼントした高級外車をもらってすぐにお気に入りのキャバ嬢にあげたりと、いかにもヤクザの兄貴のような一面も数多く描かれています。

そういうことをされても滑皮は熊倉の事を慕っており、ひどい仕打ちを受けながらも滑皮は熊倉にヤクザとしての振る舞いやルールを叩き込まれたんだろうなと思います。

実際、のちに滑皮は若琥会(にゃっこかい)二代目猪瀬組系列の滑皮組組長まで上り詰めています。

もしかしたら、熊倉は滑皮のヤクザとしてのセンスを見抜き、いろいろな事を叩き込んだのかなと思いました。

熊倉義道は丑嶋と間違えられてコブラに頭を割られた？

熊倉は、ある出来事により頭に大きな傷を負っています。

その傷は、何故・どのように出来たのかを詳しく書いて行きたいと思います。

熊倉の頭の傷は半グレ集団を率いている鼓舞羅(コブラ)が奇襲する相手を間違えたことで負います。

鼓舞羅は、ヤクザではなく愚連隊という半グレ集団の総長で、通常はホストクラブのケツモチはヤクザがするらしいのですが、鼓舞羅の率いる愚連隊はヤクザに匹敵するくらいの力を持っており、ホストクラブのケツモチをするくらいの勢力を持っておりました。

ヤクザ並の勢力を率いる鼓舞羅でしたが、自分が何をしても全くビビる事なく一歩も引かない丑嶋をずっと気に食わなく思っていました。

鼓舞羅はウシジマに一泡吹かそうと仲間の『隼人』とホストと一緒に大規模な投資の詐欺を行い丑嶋の闇金会社の社員を含む人達から大金を騙し取ります。

しかし、隼人が裏切り集めたお金を全て奪われます。

その裏切りを丑嶋の指示でやったと思った鼓舞羅は、丑嶋と熊倉と滑皮が話し合いをしているところを襲撃してお金を奪い返そうと計画を立てます。

カウカウファイナンスの柄崎が丑島に対し不満を持っていると思った鼓舞羅は一時的に仲間として利用する事にし、丑嶋と熊倉らが話し合いをしている時に話し合いをしている店の電気を消し暗闇になった所で柄崎に丑嶋の携帯を鳴らすように指示します。

暗闇の中で着信音がなり、携帯の着信音と光を頼りに丑嶋に襲いかかった鼓舞羅でしたが…、お店の電気が付くとそこには丑嶋ではなく、熊倉が頭から血を流して倒れていました。

暗闇の中で柄崎が鳴らしたのは熊倉の携帯で柄崎は丑嶋を裏切りませんでした。

命こそ取り留めた熊倉ですが、その事件で致命的な傷を負い頭蓋骨が陥没、後遺症が残り後のヤクザ人生に大きな影響を与える致命傷になるのでした。

猪瀬組のNo2で三代目組長候補だった熊倉義道は組長になれたのか？

鼓舞羅に殴られて、後遺症が残った熊倉は記憶が飛んだり、突然暴力的になったりし猪瀬組内でも印象が悪くなっていきました。

その急に何をしでかすかわからない後遺症のせいで、若琥会の二代目組長に昇格した鳩山に疎ましく思われるようになって行きました。

そんな熊倉の代わりに鹿島が次の組長候補に上がり始めます。

鹿島は滑皮と同じ熊倉の弟分でした。

自分の慕っている熊倉の出世と立場が弱くなっていくのを阻止しようと、滑皮は鹿島を殺すことを企てます。

身内のしかも同じ弟分の殺害は、ヤクザ界ではご法度です。

なので、滑皮は誰にも自分が殺したとバレないように鹿島を殺害します。

殺害後は、死体を燃やし灰にして部下に処理の指示はしましたが、何を処理させたかは知らせずに死体を処理させました。

邪魔な存在がいなくなり問題なく次の三代目組長の地位に熊倉が昇格と思いましたが、そう上手くはいかずお金に執着した事で飯匙倩に拉致され、屈辱を受けたのち最後は丑嶋に…、結局熊倉が組長になる事はありませんでした。

熊倉の最後は次の項目で詳しく解説します。

熊倉義道の最後は死亡？なぜ丑嶋に殺された？

熊倉が次の組長になれるかなれないか揺れている中、一方で丑嶋とヤクザの飯匙倩が敵対していました。

それを知った熊倉は飯匙倩からお金を巻き上げようとします。

しかし、脅迫に失敗し飯匙倩に拉致され監禁されます。

それと同時期に丑嶋の会社を寿退社していた加納も丑嶋を揺する為の人質として飯匙倩に捕まっていました。

加納の妻も一緒に拉致る予定でしたが失敗した飯匙倩組の最上は、罰として熊倉とアナルセックスするよう強要されその一部始終をビデオに撮られます。

熊倉は、男に掘られてビデオまで取られた事がヤクザの世界で広がれば自分のメンツが保てないと思い、その事を知っている加納を殺してしまいます。

そこに、丑嶋が加納を助けに来ますが、時すでに遅く加納の死亡を確認します。

この状況から、加納を殺したのが熊倉だと推測し丑嶋は持っていた銃で熊倉を撃ち殺します。

これが猪瀬組No2 熊倉 義道理事長の最後でした。

実写化の熊倉義道は誰が演じた？

『闇金ウシジマくん』は実写化もされています。

実写化は、ドラマ化も映画化もされていますが熊倉が登場するのは映画の第２作目の(Part2)で光石 研さんが役を務めています。

熊倉のイメージと光石 研さんの渋さがとてもハマり役でした。

映画では、丑嶋を襲う為に奇襲をかけた愛沢に丑嶋と間違われて頭を殴られてしまいます。

原作では、奇襲をかけるのは愛沢ではなく鼓舞羅でした。

多少、原作と違い丑嶋に奇襲をかける事に協力する（実際は丑嶋を裏切らない）側の人物も柄崎ではなくマサルでした。

映画ではあまり出番はありませんが、原作同様に話を動かす重要なシーンになっています。

原作の熊倉らしく、お金を得ようと丑嶋を揺するシーンは見どころです。

熊倉が出てくる『映画 闇金ウシジマくん Part2』は、多少原作と違う所もありますが、本筋や話の流れは結構原作に近い印象を受けました。

他の主なキャスト・債務者役の方々の演技や役柄もハマっていて、とても面白い作品でした。

もちろん、原作を読んでいなくても楽しめる作品だと思います。

皆さんもぜひ映画も観てみてはいかがでしょうか？

映画を観た後に漫画を読んで違いを楽しんだりハマり役の人物を探すのも楽しいと思いますよ。