地縛少年花子くん八尋寧々ヤシロは最終回で死亡？その後は結婚？正体や寿命・過去は？かわいいプロフィール紹介！原作

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うすもも色の可愛らしい髪に特徴のある髪かざりをつけた少女、「八尋寧々(やしろ ねね)」は「地縛少年花子くん」に登場するヒロインです。

 

恋に恋をする年頃の少女らしい一面もありながらも、イケメンに目がなく、だまされやすい性格です。

 

また人間関係だけでなく、水にぬれると魚になったり、花子くんの巫（カンナギ）と呼ばれる助手になったりして、怪異関係のトラブルに事欠かないキャラクターです。

 

そんなトラブルメーカーの八尋寧々ですが、彼女にも深刻な問題を抱えており、彼女を救うべく多くのキャラクターが巻き込まれていきます。

 

かわいいのに、どこか残念で、魅力あふれるヒロイン「八尋寧々」について紹介に加えて今後の展開の考察します。

 

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八尋寧々（ヤシロ）がかわいい！正体や寿命・過去などプロフィール紹介！

初めに、八尋寧々(やしろ ねね、以降ヤシロ)についてプロフィールを紹介します。

 

彼女はかもめ学園の高等部1年A組で過ごしており、部活は園芸部に所属しています。

 

本名は「八尋寧々」です。

 

なので、花子くんからは「ヤシロ」、中等部で後輩の源光（みなもと こう、以降 光）からは「先輩」と呼ばれています。

 

ヤシロの好きなおやつは苺大福で、最近の悩みが「男運が悪い」と公開されています。

 

彼女の年齢や誕生日は本編では公開されていませんが、一年前が中等部であったことから推測すると、15～16歳と思われます。

 

また足首が太いことを気にしており、「大根足」と言われると全力で否定したり、落ち込んだりします。

 

彼女は「好きな人と両思いになりたい」という願いを花子くんのすみかである旧校舎の3階の女子トイレに訪れたことから物語が始まります。

 

八尋寧々（ヤシロ）は人魚の眷属？怪異との関わりは？

ヤシロと怪異との関わりを語る上で欠かせないのは、花子くんと人魚の鱗についてです。

 

ヤシロは光の兄である源輝(みなもと てる)と「両思いになりたい」という願いから花子くんのもとへ訪れます。

 

さまざまなアプローチの途中、偶然花子くんから「同じ人魚の鱗を飲めば両思いになれる」という「人魚の鱗」を手に入れます。

 

ヤシロは、鱗を飲み込んで源輝に飲ませようとします。

 

しかし、源輝が別の生徒に告白され「他に好きな人がいる」と断わっているところにでくわします。

 

「人魚の鱗があれば両思いになれるから問題無い」と自分に言い聞かせるヤシロでしたが、真の彼女の願いは「『誰か』と両思いになりたい」でした。

 

源輝でなくても良かったことに気がついたヤシロは自身を卑下し、突然の苦痛から意識を失います。

 

次に気がついたときは鏡に映る魚になった自分(in 水槽)でした。

 

両思いになるために鱗を飲んだヤシロは、人魚の呪いを受けて身体が魚になったと花子くんから説明を受けます。

 

そして魚になったヤシロは人魚の眷属になってしまったのです。

 

その後、ヤシロを迎えに来た人魚を花子くんが撃退したのですが、ヤシロの身体は魚のままでした。

 

しかし、花子くんは

 

「ヤシロは源先輩に鱗を飲ませなかった、だから『両思いになりたいという』願いは継続されているからまだ願いを叶えられる」

 

とヤシロに問いかけます。

 

「ヤシロは人間に戻りたい？」

 

ヤシロは願いの代償に悩みつつも、日常生活を送るために願いました。

 

「戻りたい！人間に戻して！」

 

「じゃあ、お題はカラダで」

 

払ってもらうよ、と花子くんは人魚の鱗を躊躇無く飲み込みました。

 

こうして怪異『トイレの花子さん』との縁が結ばれたヤシロ。

 

ヤシロのなかでは『両思い』は『縁結び』を同じ意味でとらえていたため、怪異である花子くんと縁を結ぶことによって呪いを薄めて人間に戻ることができました。

 

そして願いを叶えてもらった対価にヤシロのカラダ、もとい『労働力』で支払うこととなりました。

 

その後、花子くんとの縁で怪異の世界へと飛び込んだヤシロは、花子くんの学園の怪異と人との関係を正しく保つ手伝いをすることとなったのです。

 

しかし、人魚の呪いが無くなったわけではないので、水に触れると鱗が出てきます。

 

そのため、日常でも入浴では人魚の鱗が落ちることもあるみたいです。

 

ヤシロは魚としては絶世の美人(美魚？)で、人魚の眷属達から仲間に勧誘されたり、お見合い話まで持ちかけられます。

 

他にも人魚の鱗が怪異の中では高価なため、お祭りではお金の代わりに鱗をぶつぶつ交換したりできます。

 

このように人魚の眷属になったことで、花子を初めとした怪異たちと意思疎通をとったりしています。

 

ヒロインなのに顔面偏差値中の下？八尋寧々（ヤシロ）の魅力を紹介！

地縛少年花子くんのヒロインであるヤシロは女の子らしく、かわいいものが好きな少女です。

 

学園では告白への願掛けとして園芸部に所属して植物を育てていたり、料理や裁縫ができたりと女子力が高いです。

 

また自身の部屋では女の子らしい家具やハムスター(おそらくジャンガリアンハムスター)を飼って、かいがいしくお世話をしているシーンも見られます。

 

しかし、飼っているハムスターの名前が『ブラックキャニオン』だったり、制服のリボンがドクロのブローチだったり、少し(？)変わった趣味があり、時折怪異である花子くんですら引くときがあります。

 

見た目でもコンプレックスである『大根足』でフラれたり、学園の七不思議の3番目の『カガミジゴク』に見た目が『中の下』と言われてしまったりとあまり容姿ではモテない印象があります。

 

また内面でも、少女漫画のような思考が災いとなっています。

 

一話では先輩とつきあうために、女子力を鍛えながらも、その先輩とは一度も話すこともなく、告白して『大根足』といわれてフラれます。

 

その一ヶ月後に見返すために源輝に告白のために前述した人魚騒動に至りました。

 

その一件で反省したかと思えば、しばらくは少女漫画脳は収まらなかった様です。

 

学園の七不思議の5番目の怪異『土籠(つちごもり)』の書庫で判明したヤシロの秘密が「想像上の好きな人(源輝)との一人交換日記」や「ハムスターとキスの練習」だったりと、実に人に言えない良い趣味していると思います。

 

そんな残念な所もあるヤシロですが、怖くても友人のために走り出すことのできる、主人公らしい強さがあります。

 

1巻では、襲いかかってきた怪異『もっけ』のために、人との共存をはかり、噂を変えました。

 

他にも七不思議の二番目の危険性を取り除く噂を流したりと、かなり怪異に対しても手をさしのべているようにうかがえます。

 

第一話の願いこそ「誰かと両思いになりたい」というものでしたが、彼女には「誰かの助けになりたい」と思うことで動く力があるのではないでしょうか。

 

なのでクラスメイトでモテ女である赤根葵(あかね あおい)が友人だったり、光に慕われたりされると思います。

 

またその後も憧れの源輝と事件解決へと協力したり、もっけや他の怪異とも友好的な関係を保てるあたり、彼女の周りには能力を持つ『もの』が集まりやすいのではないでしょうか。

 

【注意】

 

以降は漫画5巻以上の内容を含む考察となっております。

 

ネタバレが苦手な方はご注意ください。

考察①　八尋寧々（ヤシロ）が死亡！？その死因と解決方法は！？

漫画第6巻で判明したヤシロの寿命が短いことについては、読了された方ならば驚いた内容だったと思います。

 

ここでヤシロの短命発覚時について簡単に説明いたします。

 

6巻では学園の七不思議の1番『時計守(とけいもり)』の一人、『ミライ』によって時間を進められたヤシロでしたが、老人の姿にならず、少女の姿で意識を失ってしまいます。

 

その場にいたメンバーでヤシロの状態に気づいたのはミライと七番目の七不思議『花子くん』でした。

 

「もともとヤシロには寿命が1年も残されていなかった、だから怪異である俺と接触ができたんだ」

 

花子くんは初めてヤシロと出会ったときから、彼女の寿命が短いことに気づいていたのです。

 

その後、七不思議の4番目の怪異『シジマメイ』と接触し、絵の世界で自分の寿命が短いことをヤシロは知ります。

 

そして、『絵の世界でヤシロを生きながらえさせようとする』花子くんのもくろみはヤシロの突撃により失敗に終わりました。

 

「私は、絵の中にずっといるなんて嫌だ……ちゃんと生きていたい！」

 

「花子くんはずっと絵の中にいてほしいの！？」

 

その言葉により花子くんはヤシロの言葉を否定し、自身の本当の願いを語ることとなるのでした。

 

「ヤシロには生きていてほしい…」

 

このときからヤシロと花子くんの目的が『ヤシロの寿命を伸ばす』ことになるのでした。

 

この後のストーリーではさらに七不思議の生死を司る『シニガミサマ』が出てきて一悶着あるのですが、ここは割愛します。

 

ここで、何故、ヤシロの寿命が短いのか、死因は何なのかの考察に入っていきます。

 

結論から言うと『八尋寧々は神の生け贄として定められていた』

 

この結論は作品の14巻にて、ヤシロの友人である葵が6番にさらわれて巫になり、彼岸へ落ちました。

 

それにより、葵とヤシロの寿命は入れ替わった、と花子くんが言っています。

 

一巻よりヤシロは花子くんの助手として七不思議の巫をつとめていました。

 

そもそも『巫』とは神に仕えて神楽をしたり、神降ろし（かみおろし）をするひとのことです。

 

しかし、この作品での『巫』は村の神に願いを叶えてもらうために捧げる生け贄の少女のことをさしています。

 

この生け贄の少女をだす家系がヤシロの友人の赤根葵、その『赤根』家だったので、葵がヤシロの代わりに巫になれたのです。

 

ちなみにヤシロにはそういった家業のことは記載されておらず、ごく普通の一般家庭に生まれた少女の様に見えます。

 

しかし、筆者はヤシロは初めから神に捧げる生け贄にされる予定だったため寿命が短かったと考察します。

 

ヒントになるのは『八尋寧々』という名前です。

 

彼女の名前を分けて考えてみると以下の通りになります。

 

「八尋」・・・非常に長いこと、大きいこと

 

「寧々」・・・安らか、穏やかな

 

これだけではわかりにくいので解説します。

 

まず『寧』という漢字の成り立ちは元々は『寍』という字でこれも『安らかな』という安定を意味した言葉です。

 

しかし、『寧』の『丁』の部分は神に捧げるお供え物の台を意味する『示』の字が簡略化されたものです。

 

つまり、この字には神にお供え物を捧げて安定を願ったことが成り立ちであることが分かります。

 

そして『八尋』とは大きな、広いという意味がありますが、これは大きなモノの存在を揶揄していたのではないでしょうか。

 

つまり『八尋寧々』という名前が、『大きなモノに捧げて安寧を得る』意味だと読み取ることができます。

 

ヤシロは1巻からすでに神に捧げられる生け贄だったのです。

 

考察②　実は八尋寧々（ヤシロ）は重要な役割だった？カンナギについて

前述した巫ですが、作品内では七不思議の6番である『シニガミサマ』の巫であるスミレという少女が出てきます。

 

スミレは巫のことを「神様に村を守るために彼岸へ続く穴へ落とされる少女のこと』と表現しています。

 

他にもシニガミサマは巫は彼岸と此岸の境目の『境界』を閉じるためのと語っています。

 

つまり、怪異が生きている人の世界に行かせないため貼り付けるお札みたいなモノと解釈することができます(つまりガムテープです)。

 

しかし巫の本来の意味、神に仕えている人のことですが、ヤシロは神に仕えているわけではないので、ただ表現が『巫』だったととらえることができます。

 

ですが、学園の七不思議自体の力が何かを管理している存在です。

 

7巻では三番目の怪異『土籠』が

 

「それぞれの七不思議の境界が学園内の様々なモノを管理する」

 

と言っています。

 

分かっている時点では『時間』『空間』『記録』『生死』と分かっています。

 

分かっていないのが3番目、4番目、7番目です。

 

しかし、推測ですが、3番目は鏡の『虚像』、4番目は『虚構(絵の世界)』、そして7番目の花子くんは人の『願望』を管理していると思われます。

 

学園内限定とはいえ、このような力を管理できる時点で、七不思議は神に近い存在と呼べます。

 

キャラクターの中では6番目の『シニガミサマ』と2番目の『ミサキ階段』ですが、どちらも神の捧げ物の世話役だったり、神社の稲荷像だったりと神に近い存在です。

 

2番目のミサキ階段の怪異『ヤコ』に至っては奉られても不思議ではないです。

 

なので学園の七不思議は実は神様の化身なのではないでしょうか。

 

なのでヤシロはばっちり本来の役割である神に仕える人としての『巫』の役割を果たしていると言えます。

 

今後の展開は？八尋寧々（ヤシロ）は生き延びて誰かと結婚できるのか？最終回のその後は？

恋に恋する面食いのヤシロですが、仮に生き延びたとして、ヤシロはそもそも結婚できるのでしょうか？

 

今のところ怪異では『花子くん』や『ミツバ』で生者では『光』が有力候補です。

 

一番現実的なのが婚姻届が受理できる光でしかないのですが、怪異である『花子くん』と『ミツバ』ならば怪異になる(＝死)しかないので、仮定が破綻してしまいます。

 

今後の恋の行方にも期待したい所です。

 

さて、17巻の現在ではヤシロの代わりに『巫』の役割をはたした葵を助けるためにヤシロ達は閉じられた境界に向かっています。

 

しかし、仮に葵を助け出してしまえばヤシロは再び寿命が短くなってしまうのではないかと不安がつきません。

 

このままヤシロは死んでしまうのでしょうか？

 

ここで、彼女を助けられるキャラクターが存在しています。

 

一番重要なポジションにかかわらず一回もまともに登場していないキャラクターが存在しています。

 

それが『カミサマ』です。

 

生前の花子くん『柚木普(ゆぎあまね)』の生家だった家には生き物の命を代償に願いを叶えてくれる『カミサマ』が存在しています。

 

幼少時に病弱だった花子くんは弟のつかさが自身を代償に健康にさせてもらいます。

 

その際に叶えてくれたモノが『カミサマ』でした。

 

赤い家に訪れた光につかさは言いました。

 

「もしいなくなったねねちゃんをあきらめれば光くんのお母さんは帰ってくる、ここはそういう家」

 

その後、消失した赤い家に残されていたのは境界へと続く井戸でした。

 

予想ですが、この井戸が生け贄のカンナギを落とす穴の一つなのではないかと思います。

 

そこで境界へ踏み入れたヤシロ一行でしたが、ここからヤシロが生き延びるためには、カミサマに寿命をどうにかしてもらうしかないのですが、そのためには誰かの命が失われるということで・・・

 

ここは8月26日の18巻に期待したいですね。

まるで原作そのまま動いている？アニメの八尋寧々（ヤシロ）は？

地縛少年花子くんは2020年1月から放送されました。

 

アニメーション制作は『Lerche』が携わり、監督は『安藤 正臣』さんです。

 

八尋 寧々の担当声優は『鬼頭 明里』さんで、代表作は『鬼滅の刃』の『竈門禰豆子』や『ウマ娘プリティダービー』の『セイウンスカイ』を演じられています。

 

鬼頭さんは声の高い十代前半の小鳥のような声でヤシロを演じています。

 

また、アニメの作画とストーリーは原作に忠実で、筆者は

 

『原作の漫画がそのまま動いている！』

 

と感動したほどです。

 

原作の『地縛少年花子くん』が好きな方でも、アニメ版は漫画を手元に見ていただきたい作品となってますので、是非ごらんになってほしいと思います！

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