今回は『BLACK LAGOON』でも人気の高い殺し屋、ヘンゼルとグレーテルについて解説していきます。
単行本2巻一エピソード「Bloodsport Fairytale」で登場する双子の殺し屋で、あどけなさを残した十代前半ぐらいの子供であり、このエピソードの中心となる双子です。
生まれた順はわかりませんが、お互いを「兄様」「姉様」と呼び合い、二人とも黒を基調とした衣装を着ています。
容姿が瓜二つであり、ショートヘアーにショートパンツが兄様こと「ヘンゼル」、ロングヘアにドレスの格好が姉様こと「グレーテル」となります。
二人とも幼く可愛らしい外見だが、その正体は快楽殺人犯であり、ロアナプラの恐怖の一夜を演出した張本人達です。
『BLACK LAGOON』では敵役ですが高い人気があり、とても印象的なキャラクターとなっています。
そんな双子の殺人鬼、ヘンゼルとグレーテルについて解説して行きます。
ぼくぁ〜ね〜
ちっちゃい女の子が身の丈に合わない大きな武器を振り回してる姿がたまらなく好きなんだ
つまり何が言いたいかって言うと
ヘンゼル&グレーテルはめちゃシコ
そしてブラックラグーンは最高 pic.twitter.com/ZOCP6vNVkX— 倉敷恒久@旧世羅パパ🍡🏴☠️🎪 (@yanagi_0325) December 12, 2016
『ブラックラグーン』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で全巻無料で読める?
『ブラックラグーン』は、こちらの小学館が運営する漫画アプリ『サンデーうぇぶり』にて全巻無料で読むことができます。
サンデーうぇぶり-小学館のマンガが毎日読める漫画アプリ
SHOGAKUKAN INC.無料posted withアプリーチ
『サンデーうぇぶり』は公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
この記事を執筆している現在では第1巻から最新巻まで読むことができます。
安心安全に、そしてタダで『ブラックラグーン』を第1巻から最新巻まで読破したい方は『サンデーうぇぶり』を使う方法がベストです。
オススメ漫画アプリ
上記で紹介した『サンデーうぇぶり』以外にも集英社が運営する漫画アプリ『ヤンジャン』や『マンガMee』も特にオススメです。
ヤンジャン!
SHUEISHA Inc.無料posted withアプリーチ
マンガMee-人気の少女漫画が読めるマンガアプリ
SHUEISHA Inc.無料posted withアプリーチ
以下のような有名作品が随時、更新され無料で読むことができます。
- 東京グール:re(東京喰種:re)
- キングダム
- GANTZ
- BUNGOーブンゴー
- DINER ダイナー
- 高校鉄拳伝タフ
- TOUGH-タフー
- かぐや様は告らせたい
- テラフォーマーズ
- リクドウ
- 久保さんは僕を許さない
- TIEMPO-ティエンポー
- 干物妹!うまるちゃん
- サラリーマン金太郎
- 息子がかわいくて仕方がない魔族の母親
- 群青戦記
- 元ヤン
- ハチワンダイバー
- ウマ娘-シンデレラグレイ-
- LIAR GAME
- 地獄先生ぬ~べ~
- ゴールデンカムイ
- 推しの子
- 九龍ジェネリックロマンス
- ジョジョの奇妙な冒険
- 少年のアビス
- 明日ちゃんのセーラー服
- シャドーハウス
などなど…
- この音とまれ!
- ヒロイン失格
- ハニーレモンソーダ
- 美食探偵 明智五郎
- ダメな私に恋してください
- 雛鳥のワルツ
- 虹色デイズ
- 高校デビュー
- 俺物語
- 青空エール
- 素敵な彼氏
- ごくせん
- アシガール
- 椿町ロンリープラネット
- NANA
- アオハライド
- センセイ君主
- シュガーズ
- 僕に花のメランコリー
- 乙女椿は笑わない
- ひるなかの流星
- メイちゃんの執事
- 初×婚(ういこん)
- これは経費で落ちません
- ハル×キヨ
- 悪魔とラブソング
- 雛鳥のワルツ
- きょうは会社休みます
- ストロボエッジ
- デカワンコ
- G線上のあなたと私
- ママレード・ボーイ
- 菜の花の彼-ナノカノカレ-
- 花より男子
- 消えた初恋
- 銀魂
- 宇宙を駆けるよだか
などなど…
「無料でマンガを楽しみたい!」という方は使ってみてはいかがでしょうか?
ヤンジャン!
SHUEISHA Inc.無料posted withアプリーチ
マンガMee-人気の少女漫画が読めるマンガアプリ
SHUEISHA Inc.無料posted withアプリーチ
使ってる銃と斧はなに?双子の殺し屋ヘンゼルとグレーテルを解説!
まずはヘンゼルとグレーテルの簡単なプロフィールを紹介します。
本名、不明(「ヘンゼル」「グレーテル」の名は通称であり、本当の双子であるかどうかも不明)。
出身はルーマニアですが、それ以外の情報がなく謎に包まれた双子です。
独裁者の国策により大量に発生した孤児であり、政権崩壊後に維持できなくなった孤児院からシチリアに売り飛ばされました。
そこで壮絶な日々を暮らすうちに精神が歪んでいき、快楽殺人鬼兼殺し屋となります。
そんなヘンゼルが使う武器は「フランシスカ」のような手斧を2本使います。
フランシスカは様々な形がありますが、概ね柄から刃にむけて湾曲している形状をしており、投擲向きに改良された斧になっております。
天使のような見た目に反した戦闘力を持っており手足のように2本の斧を振り回し、笑顔でマフィアや元軍人達をバラバラにしていきます。
一方、グレーテルが使うのは「M1918 ブローニング自動小銃」(Browning Automatic Rifle)、頭文字をとって「BAR」と呼ばれており1918年にアメリカ軍が採用した自動小銃です。
重量7.2-8.8kgほどありますが、グレーテルは難なく使いこなし、三合会の張維新とも互角に撃ち合うシーンを見せます。
天使のような姿で相手の油断を誘うことができ、簡単に懐に潜り込むことが可能になっています。
シャイニングと言われるまで
ああいう立ちポーズは
ブラックラグーンのヘンゼル&グレーテルが元だと思ってた pic.twitter.com/cxNmgZ2LID— M@KI (@maki_brolita) December 3, 2019
ヘンゼルとグレーテルって男の子?女の子?性別とその過去とは?
前項で解説した通り、もともとヘンゼルとグレーテルは「チャウシェスクの落とし子」と呼ばれる孤児でした。
ルーマニアの大統領だったチャウシェスクは国力増加の為に中絶や離婚を禁止し、法の下に人々を縛っていき人口増加を画策します。
しかし人口増加に伴い育児放棄が増え、孤児が溢れストリートチルドレン化していきました。
チャウシェスクの独裁的政権は革命により打破されましたが、身寄りのない孤児達は人身売買の対象になりました。
これがチャウシェスクの落とし子です。
ブラックラグーンの中では、チャウシェスクの落とし子が人身売買で変態のもとに売られ、スナッフ(殺人)ビデオに出演させられ心が荒んでいった悲しい双子がヘンゼルとグレーテルとなります。
双子は闇社会に流通する「チャイルドポルノ」の被写体として虐待され続け、同じ身の上の子供に始まり、様々な相手を様々な方法で殺し続けるように強要されてきました。
結果、二人はすべてを受け入れて“人間”として壊れてしまいます。
殺人行為を行ううちに武器の使い方や拷問技術などを仕込まれ、それが殺し屋としての戦闘力を養う下地となって行きます。
また、性別については男女の双子なのかはハッキリとしておらず、カツラや服装の交換によって「ヘンゼル」と「グレーテル」の立場および人格を入れ換えています。
後述でも語りますが、肉体的にも改造された可能性があり、両方とも男、あるいは女だという説もあります。
ヘンゼル、グレーテル。
ブラックラグーン pic.twitter.com/EzWdlATDGa— 幼女大好き (@lolitest) January 4, 2014
双子編!ヘンゼルとグレーテル死亡した?最後はどうなった?
不法者が集まる街・ロアナプラ、そこは4つのマフィアによって微妙な均衡を保っていました。
ある日、各マフィアの組員が殺害される事件が発生します。
しかし明らかに 「ホテル・モスクワ」 が殺害されている数が多く、「ホテル・モスクワ」はその犯人を探すことに躍起になります。
そしてお互いに「frate mai mare」(兄様・にいさま)「sora mai mare」(姉様・ねえさま)と呼び合っているとの情報を聞き、元々商社マンだったロックにその単語に聞き覚えがないか尋ねます。
するとロックは「ルーマニア語ではないか?」 と答え、バラライカは「ルーマニア」と言う単語に反応します。
そして、あるポルノビデオから「ヘンゼルとグレーテル」と呼ばれる特徴のよく似た人物を見つけだします。
彼らは「チャウシェスクの落とし子」と呼ばれる孤児であり、人身売買の末にポルノビデオやスナッフ(殺人)ビデオに出演させられていた子供達でした。
同じ境遇の子供同士で殺し合うという異常な環境の中で、ヘンゼルとグレーテルの双子は生き残り、「大人の喜ぶ扱い方」を学び「殺人鬼」へと変わっていったのです。
その双子を雇い、ロアナプラの勢力図を変えようと画策していたマフィアがいましたが、扱いきれないと判断し双子を処分しようとします。
しかし、逆に双子に虐殺されてしまいます。
手綱がなくなった双子は殺し屋でなく、単なる殺人鬼として行動するようになります。
そして部下の復讐に燃えるバラライカによって追い詰められたヘンゼルは、腕と足を撃ち抜かれ失血死してしまいます。
その一方でグレーテルはラグーン商会に逃亡の依頼をします。
しかし最終的に逃がし屋で有名だった男もバラライカに買収されていたため、港に降りた瞬間にグレーテルは頭部を撃ち抜かれます。
こうして双子の殺人鬼は静かに消えていきました。
『BLACKLAGOON』でも人気の高いストーリーですが、人間の悪意によって人生を狂わされた悲しい双子のお話になっています。
ブラックラグーン今めっちゃハマってるんだけどさあのヘンゼルとグレーテルの女の子の方とロックが話しててロックが悔しがってたのってどーゆー意味なん? pic.twitter.com/thnmy0MSSK
— やや (@ya_ya_120) September 23, 2021
「お礼」と言ってロックに見せたスカートの中を考察!
前項の中で、グレーテルがラグーン商会に逃亡の依頼した際にお目付け役を言い渡されていたのがロックでした。
グレーテルは、ロックの悪に染まっていない雰囲気を心底気に入り、また優しくされたことに対しての「お礼」と言い、スカートの中をロックに見せます。
それを見たロックは憤りを隠せず部屋を飛び出して行きます。
読者側からはスカートの中が見えない状態のシーンですので、ロックが何を見せられたかは定かではありません。
色々と議論されておりますが、2人とも男の子であり、性器を虐待された、または去勢された跡を見てロックが飛び出して行ったのではと考えます。
見た目は12歳位に見えますが声変わりをしておらず、歌声は天使のようだと評されており、去勢された影響により女性のような声を出せるのかと考えられます。
また、男の子であるが故に女性ホルモンが足りずに頭髪があまり伸びないのでカツラを使って女の子になりきっているとも考えられます。
想像の域は出ませんが、ロックが狼狽、憤慨する様はそれほどの凄惨な跡を見た結果なのだと思われます。
ブラックラグーンのヘンゼルとグレーテル編 視聴
うへぇ……うへぇ……。
余りの重さと救いようの無さに呻吟しております。
これ、二人共「男の子」と僕は見たんだけど、どうなんだろう。
もう、どっちがヘンゼルとグレーテルがわからんようになったけども。 pic.twitter.com/ltj4o4BJzZ— 筑前助広(小説家) (@chikuzen_1982) May 27, 2019
「ブラックラグーン」ヘンゼルとグレーテルの名言紹介!
「天使を呼んであげましょう」byグレーテル
グレーテルが「ホテルモスクワ」を襲撃した際のセリフ。
片手には機関銃を持ったまま言ったセリフですので、より恐怖を感じる台詞になっています。
「おかしいや、何、言ってるの。僕は、死なない、死なないんだ。
だって、こんなにも人を殺してきたんだ。いっぱい、いっぱい、いっぱい、いっぱい、殺してきてる。
僕らはそれだけ生きることが、できるのよ。
命を、命を増やせるの。私たちは Never Die。そう、永遠なのよ。」byヘンゼル
バラライカに追い詰められ死に間際にはなったセリフです。
ヘンゼルはグレーテルとカツラと衣装の変更で入れ替われますが、重傷を負わされて口調がグレーテルも混ざった口調になって
います。
アニメ版では声色もしっかり変わって表現されているシーンとなっています。
「これは仕組みなんだって。
そう、だれかを殺すことで、世界が回り続けているのなら…、私たちがここにいる理由も、またそれだけなの。
殺し、殺され、また殺して、そうやって世界はリングを紡ぐのよ。」byグレーテル
グレーテルが逃亡中にロックに言ったセリフ。
双子が殺人鬼となった根幹を感じるセリフとなっています。