かぐや様は告らせたい白銀みゆきは過去に父母の会社が倒産？付き合う？中退でスタンフォード！

2023年4月からアニメ第4期が始まり、完結してもなお話題の中心に居続けている作品「かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～」。

今回はこの作品の主要メンバーの1人で、かぐやとともに秀知院学園を取りまとめる生徒会に所属する白銀御行（しろがね　みゆき）をご紹介します。

「かぐや様は告らせたい」の舞台は財界の娘や医者の息子など数多の天才たちが集まる私立秀知院学園。

そんな天才たちをまとめる生徒会で、生徒会長として君臨しているのが白銀御行です。

天才達が集まる学園でトップに立つ白銀御行とはどんな人物なのでしょうか。

この記事では、そんな特異な性質や過去を持った白銀御行がどんな人物なのかを紹介していきます。

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白銀みゆきのプロフィール紹介！ 私服がダサい？

本名は白銀御行。

本作のダブル主人公の一人で、天才たちが集まる学園の生徒会長です。

医者や政治家の息子や娘が集まるような名門校には珍しく、一般家庭の出で、しかもかなりのボロアパートに住むほど貧乏な家庭環境にいます。

ですが、その事実は学校の生徒には知られておらず、それどころかあまりにも勉強ができるため、学校の生徒達からは尊敬の眼差しを向けられています。

そんな白銀ですが、完璧そうに見えて実は勉強以外の分野に関してはかなりのポンコツさを見せます。

その一つが私服のダサさです。

妹の白銀圭が絶望し、「文化祭に来ないで」というほどの壊滅したセンスの持ち主です。

その他にも、運動センスが皆無だったり、音感がまったくなかったりと勉強以外はからっきしです。

さらに、得意とされている勉強も最初からできたわけではなく、実際は血のにじむような努力の結果、学年トップの成績を叩き出し、生徒会長という立ち位置についたのでした。

そして、今作のヒロイン・四宮かぐやに好意を持ちますが、プライドが邪魔をして告白できないため、どうにかかぐやに告白させようと策を巡らせます。

白銀みゆきが抱えていた過去とは？勉強を頑張る意味とは！?

白銀御行のプロフィール紹介で、「努力型の人間で血のにじむような努力をしていた」と述べましたが、ここではより詳細に、白銀御行の過去とそこまで勉強に力を注ぐ理由についても述べていきたいと思います。

まず、白銀の過去と勉強に力を入れるようになった理由は密接につながっています。

白銀の父親は、「白銀製薬工場」という会社を営んでいましたが、四宮かぐやの兄・四宮黄光（しのみや　おうこう）の妨害によって会社が乗っ取られてしまいます。

そのせいで借金が膨らみ、母親と父親の関係は悪化。

さらに、白銀は能力が低いという理由から、母親に見捨てられてしまいます。

母親に見限られた白銀は、成長し秀知院学園に入ることになるのですが、この時の白銀は、今ほど頭も良くはなく、さらに血のにじむような努力をする泥臭い人間でもありませんでした。

むしろ、不遇な過去の影響を真正面から受け、自分に自信がなく卑屈な人間に育っていました。

そんな白銀を変えたのが、四宮かぐやとの出会いでした。

彼女との出会いから、白銀は今のような勉強に心血を注ぐ人間に生まれ変わったのでした。

かぐやが溺れている生徒を助ける姿を見て彼女に憧れた白銀は、彼女の横に立てる男になるため、唯一の特技である勉強を人より時間を掛けることによって磨き上げたのでした。

白銀みゆきの恋愛頭脳戦はどうなった？かぐやと付き合った？

『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～／赤坂アカ』

副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずだが…。プライドが高く素直になれない2人は、如何に相手に告白させるかばかりを考えるようになってしまった!?https://t.co/5z2TUAgnwt#まんが王国 pic.twitter.com/mXFNww2RPp

— まんが王国【公式】いつでも最大50％還元!! (@manga_okoku) December 11, 2019

「かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～」というタイトルの通り、白銀御行と四宮かぐやは初登場時から常に相手を告らせようと策を練り行動に移してきました。

ですが毎回、告白にまでは至らず、告白直前でチキンぶりを発揮するのが定番でした。

そんな2人は結局付き合うことができたのでしょうか。

結論から述べると、2人は付き合うことができました。

白銀とかぐやの2人は、文化祭でキスをし、その後に行ったデートでお互いが同時に告白することで付き合うことができました。

白銀御行はなぜ貧乏で母親がいない？母の存在と父の会社についても紹介！

会長の好物→牡蠣
貧乏な白銀家で高級食材を食べるタイミングは何時か色々と考えてました。

『家族水入らずで食べた最後の外食』
『母が妹を連れて家を出た年の誕生日に父親が食べさせてくれたものが牡蠣』

何か考えてるうちに悲しくなってきて…今年の御行誕生祭は牡蠣で祝います…
脱もやし！！ pic.twitter.com/sqbVvTELCZ

— 雨宮ろん (@LON_ramias1710A) February 22, 2021

白銀御行はプロフィール紹介でも書きましたが、お金持ちしか入らない秀知院学園の中では異質の存在である一般家庭の出です。

しかも、かなりの貧乏家庭で、父親と妹と暮らすには狭すぎるアパートで暮らしています。

そのため、白銀御行は生活の足しにするためにバイト三昧の毎日を送っています。

ではなぜ白銀の家庭はここまで貧乏なのでしょうか。

もともと白銀家はそこまで貧乏な家庭ではありませんでした。

ですが、父親の事業が失敗したことによって貧乏になってしまいました。

しかも、その事業の失敗の原因は、なんの因果か四宮家との因縁によるものでした。

四宮かぐやの兄である、四宮黄光に楯突いた白銀父は目をつけられてしまい、当時父親が経営していた「白銀製薬工場」を黄光によって乗っ取られてしまったのでした。

これが原因で白銀家は貧乏な暮らしを余儀なくされてしまいました。

さらに、この事件は一家離散の原因にもなってしまいます。

先程、「狭いアパートで、父親、白銀御行、妹の三人で暮らしている」と述べましたが、そこに母親がいないことに疑問に思った方もいるのではないでしょうか。

実際、母親は白銀御行らとは一緒に暮らしていません。

父親の事業が失敗した後すぐに白銀の母親は、白銀圭を連れて家を出ていってしまいました。

圭は、その後自分の意志で、彼らのもとに返ってくるわけですが、白銀御行はその際母親に選ばれず置いてかれてしまったのでした。

とにかく白銀家が貧乏で母親がいないのは、四宮家による妨害で父親の事業が潰されてしまったことが直接的な原因となったわけです。

白銀御行が学校を中退？そのままスタンフォード？白銀みゆきの進学先について紹介！

先程から何度も述べているように、白銀御行は勉強においては全国トップクラスの成績を持ち、普通に行けば東大も余裕と言えるほどの学力を持っています。

そんな白銀の進学先はどこなのでしょうか。

結論から述べると、白銀の進学先はスタンフォード大学です。

しかも、白銀は、秀知院学園を中退して、そのままスタンフォード大学に通うことを決意します。

それにしても白銀が学校を中退してまで、そこまで早くスタンフォード大学に行きたい理由とは何なのでしょうか。

その理由も先程述べた父の会社の乗っ取りが関係しています。

父の会社を取り戻すべく、スタンフォード大学で一流の経営を学びたかった白銀は見事スタンフォード大学に合格します。

ですが、スタンフォード大学はアメリカの学校であるため日本とはスケジュールが異なり9月入学でした。

そのため白銀は中退せざるをえなかったのでした。

『かぐや様は告らせたい』白銀御行の名言を2つ紹介！

かぐや様は告らせたいの白銀御行会長の例(画像は拾い物です)
彼は初志貫徹し、想い人をモノにし、ハーバード大学への入学を決めた。

ただ自主的にやったのではなければ効果は無いどころか、反発してしまうならむしろ逆効果 pic.twitter.com/2GbSocoLpl

— canon3008 (@canon3008) January 23, 2023

さいごに白銀御行を代表するような名言を2つ紹介してピリオドを付けたいと思います。

名言①

1つ目は、「臆病でポンコツの俺ができの良いやつと渡り合う手段は一つ。人より多くの時間を掛けることだけだ」です。

この言葉が使われたのは物語中盤でした。

白銀とかぐやはようやくお互いの思いが通じ合い、キスをすることになりましたが、その後白銀が心身の疲れから倒れてしまいます。

その際に漫画で描かれた回想シーンで、白銀の今までの努力が垣間見える部屋がこの言葉とともに映されました。

どれだけ白銀がかぐやという高嶺の花の隣に立つために努力をしてきたかが鮮明に分かるシーンでした。

さらに、この言葉は読者にとってもかなり啓蒙されるような言葉だったのではないでしょうか。

名言②

2つ目は、「酷い話だ。俺なら絶対かぐやを手放したりしないのに。俺なら月まで言って奪い返す。絶対に何十年何百年掛かろうと」です。

これは、かなり印象的なシーンだったので覚えている人も多い言葉だと思います。

この言葉が作中で使われたのは、かぐやとの会話の中でした。

かぐやと白銀が月を見上げながら、月に帰ってしまったという逸話を持つかぐや姫の話をすることになります。

物語の「かぐや姫」は、帝がかぐや姫からもらった不死の薬を燃やしてしまったというオチになりましたが、その結末について白銀が疑問を呈し述べたのがこの言葉です。

「かぐや様は告らせたい」という作品は、かぐや姫をモチーフにしているため、このシーンは作者にとってもかなり重要なシーンだったのではないでしょうか。