執事様のお気に入り最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画】神澤と氷村その後の最後はどうなった?

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「花とゆめ」にて連載されていた人気マンガ執事様のお気に入り

 

今回は、そんな『執事様のお気に入り』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!

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『執事様のお気に入り』ってどんな話?あらすじ紹介!

名門私立「双星学園」には、2つの輝かしいコースが存在します。

 

ひとつは、家柄・財力・実力すべてを兼ね備えた者だけが入れる【Lord&Lady(ロードアンドレディー)クラス】。

 

もうひとつは、完全実力主義で選ばれた精鋭が集う【Butler(バトラー)クラス】。

 

そんな学園に「家庭の事情」で編入してきたのが、主人公・氷村良(ひむら りょう)。

 

学園を歩いていた彼が出会ったのは、薔薇の木陰で眠るタキシード姿の青年――

 

執事クラスの御曹司であり、誰もが一目置く完璧な男、神澤伯王(かんざわ はくおう)。

 

正反対の2人が織りなす、学園執事ラブコメディが今、幕を開けます。

 

『執事様のお気に入り』登場人物紹介

氷村 良(ひむら りょう)

庶民的で素朴な感性を持つ、優しく前向きな女の子。

 

両親を事故で亡くした後、かつて名家として知られた祖父母の家に引き取られたことをきっかけに、名門・双星館学園へ編入します。

 

元は一般家庭で育ったため、上流階級の常識や作法には少し疎く、「Lクラス(淑女クラス)」の生徒たちとはどこか感覚がずれていました。

 

しかし、祖父母に恩返しをしたい一心で、家の再興を目指しながら日々努力を重ねています。

 

特技は母から教わったケーキ作り。

 

その腕前は、執事クラスの神澤伯王に認められるほどで夢はパティシエになることです。また食べることも大好きで、つい食べ物のことを考えては、神澤にあきれられてしまうこともあります。

神澤 伯王(かんざわ はくおう)

双星館学園でも有名な神澤財閥の跡取り息子で、学年首席を誇る優秀な生徒です。

 

家柄に恵まれながらも「自分の実力を試したい」という理由から、完全実力主義のButlerクラスに在籍しています。

 

負けず嫌いで努力家な一方、周囲の人に気を配る優しい一面もあります。

 

また、見た目に反してかなりの甘党で、スイーツを好む意外な一面も魅力です。

 

学園内では“完璧執事”として知られ、Lクラスの生徒たちからも絶大な人気を集めていますが、氷村に出会うまでは、誰かの専属執事になるつもりはありませんでした。

 

しかし、誰もが自分を特別扱いする中、良だけが「同級生の男子」として接してくれたことに心を動かされ、彼女の専属執事になることを自ら望むようになります。

 

学園で過ごす時間は、彼にとって「自由に生きられる貴重な期間」でもありました。

 

卒業後は神澤グループを継ぐ予定で、当主としての責任と自分の意思の間で葛藤しています。

 

道家 庵(どうけ いおり)

道家庵は、名門・神澤家に代々仕えてきた執事家系の出身で、現在は神澤伯王の専属執事を務めています。

 

伯王より一つ年上の【Butler(バトラー)クラス】在籍者で、学園ではその優雅な佇まいから「微笑みの王子様」として知られています。

 

いつも完璧な笑顔を絶やさず、上品で丁寧な振る舞いが特徴で繊細な気配りができるため、周囲からの評価も高い人物です。

 

しかしその裏では、腹黒い一面も持ち合わせており、優しい笑顔のまま圧をかけてくることもしばしば。

 

性格が真逆の鹿糠とはよく兄弟げんかのような衝突をすることもあります。

 

料理の腕はプロ級で、執事としてのスキルも非常に高い実力者です。

 

また、双子の妹を大切にしており、かなりの溺愛ぶりを見せます。

 

完璧な王子様のようでいて、内には鋭さや独占欲も秘めた、奥行きのある魅力を持つキャラクターです。

鹿糠 隼斗(かぬか はやと)

神澤家に代々仕えてきた執事家系の出身で、伯王に仕える専属執事の一人です。

 

伯王より一つ年上の【Butler(バトラー)クラス】生で、学園では「憧れのお兄様」として親しまれています。

 

性格は天真爛漫で熱血、そしてとても単純。

 

少し大雑把で天然なところがありますが、人懐っこく明るい人柄のため、周囲からは「憎めない存在」として愛されています。

 

武芸に関してはどんな分野でも対応できるほどの実力者で、身体能力と実戦力は折り紙付きです。

 

情に厚く、いざというときに頼れるタイプで、隼斗がそばにいると安心感と心強さを覚えると言われています。

 

明るさと力強さを兼ね備えた、まさに“学園の兄貴分”のようなキャラクターです。

 

また、道家と鹿糠は、ともに神澤家に代々仕える執事家系の出身で、幼いころから伯王と深い絆を築いてきました。

 

二人は「二人で伯王を守っていく」と幼少期に三人で固く約束を交わしており、その誓いを胸に今も伯王を支え続けています。

 

朝宮 薫子(あさみや かおるこ)

美術商の家に生まれたお嬢さまで、氷村の親友です。

 

クッキング部に所属しており、マイペースで面倒見の良い性格から、良と伯王の関係を温かく見守る役回りを担っています。

 

特筆すべきは、筋金入りの執事マニアであることです。

 

語り始めると誰にも止められないほどの熱量で、執事に関する知識と情熱は学園でも随一です。

 

また、Bクラス生が作る情報誌『黒燕画報』の編集委員としても活動しており、観察眼と分析力を発揮しています。

 

氷村の心強い味方でありながら、独自の趣味と立場を持つ、存在感のあるキャラクターです。

高島 紗英(たかしま さえ)

神澤グループにおいて父親が当主の右腕を務めるという、有力企業の社長令嬢です。

 

中学生時代にはテニスで全国大会へ出場したほどの実力者で、運動神経は抜群。双星館学園でも多くの運動部から勧誘を受けています。

 

さっぱりとした性格で、思ったことはストレートに口にするタイプで、気取りのない明朗な性格が魅力のお嬢様です。

 

また高島は専属執事への強い憧れを持っており、宝生学園中等部から双星館学園高等部へ進学しました。

 

幼い頃から、「自分だけの特別な執事」を持つことが夢で、その理想に合う人物をずっと探し続けています。

 

伯王とは幼馴染であり、さらに高校生になってからは父親同士の話し合いによって婚約者同士になった関係です。

 

しかし高島自身は、執事については自分の意志で「特別な存在」を選びたいと考えています。

 

そんな中、幼馴染の氷村を何より優先する黒江が目に留まり、「これこそ理想の専属執事」だと直感します。

 

そして紗は彼に、自分の専属執事になってほしいと正式に申し込みをします。

 

強さと素直さ、そして夢を追う情熱を持つ、爽快で魅力的なお嬢様です。

黒江 恕矢(くろえ ゆきや)

氷村良の幼馴染であり、双星館学園の【Butler(バトラー)クラス】に所属する執事です。

 

中等部の頃は専属執事として抜群の評価を得ており、他の生徒から専属執事争奪戦が起きるほどの優秀な執事でした。

 

しかし、中等部時代に主人を殴ったとして停学処分を受け、不良執事・暴力執事と噂されるようになります。

 

復学後も嫌がらせを受けていますが、その真相はまったく別のものでした。

 

実際には、主人が先輩を陰湿にいじめていたうえ、立場の関係で誰も止められない状況でした。

 

黒江はそれを止めるために、「殴った理由は黙っていてやる。その代わり、いじめをやめろ」という条件を突きつけただけで、いじめを止めることが目的でした。

 

それでも、真実を誰にも明かさず、自分ひとりが悪者になって泥をかぶる道を選んだ優しい人物です。

 

氷村良のことを大切に想っており、本当はそばにいたい気持ちがあります。

 

しかし、汚名を背負う自分が彼女の近くにいてはいけないと考え、「遠くからでも、彼女が幸せならそれでいい」という健気な想いを胸に秘めています。

 

外面的なレッテルとは裏腹に、誰よりも優しく、強く、誠実な心を持った執事です。

 

『執事様のお気に入り』最終回までのおさらい!

ここからは『執事様のお気に入り』の最終章にいたるまでをあらすじで紹介します!

 

慣れないLクラスの生活を送る中、氷村の持ち前の性格で少しづつ学園になじんでいきます。

 

そして日々の生活で必ず隣に神澤がいて支えてくれる事に、氷村の恋心の気持ちが芽生えるのでした。

ようやく恋心に気づいた氷村!告白はできるのか

日々神澤と過ごす中で、氷村はいつの間にか彼に惹かれていました。

 

しかし、もともと鈍感な性格のため、自分の恋心に気づかないまま過ごしていました。

 

ある日、ついに自分の想いを自覚します。

 

それでも、「告白していいのか」「関係が壊れたらどうしよう」という不安から、踏み出す勇気を持てずにいました。

 

そんな時、親友の朝宮から遊園地へ誘われ、気分転換をしようと参加します。

 

ところが、周囲の反応や神澤との“今まで気にしていなかった距離の近さ”に、氷村の心はパニック状態に。

 

朝宮から 「神澤くんの気持ち、聞いてみたら?」 と背中を押され、決意を固めるものの、肝心のタイミングがなかなか掴めません。

 

その後、神澤の誕生日が近いと知った氷村は、得意のケーキ作りで喜んでほしいと奮起します。

 

しかし恋心が頭から離れず、集中できないまま日々が過ぎていきます。

 

さらに追い打ちをかけるように、学園では専属更新審査の時期に突入。

 

緊張する氷村を、神澤の励ましが支え、なんとか一次審査を突破します。

 

そして二次審査を控えたある日。

 

ついに神澤の気持ちを確かめるチャンスが訪れたその瞬間――

 

神澤は氷村に、「卒業するまで、君の執事でありたい」と告げます。

 

その言葉に氷村は、 「神澤にとって自分は“主人”であり、関係は執事と主人のままなのかもしれない」と感じてしまい、自分の想いを伝えればこの特別な関係が壊れてしまうと恐れを抱くのでした。

 

跡継ぎ発表⁉果たして氷村の告白の行方は?

恋心を自覚した氷村は、想いを隠して今まで通りに過ごそうと決めたものの、どこか落ち着きません。

 

そんな中、神澤の誕生日と専属更新の二次審査が目前に迫っていました。

 

さらにその誕生日には、財界に向けた跡継ぎ発表という重大な場も控えています。

 

氷村は誕生日ケーキの試作と、揺れる気持ちの整理に焦り気味。

 

一方で神澤も、氷村に向けた自分の感情に違和感を覚え、「本当はずっと彼女のそばにいたい」という本音に気づきつつありました。

 

しかし財閥の跡継ぎとしての責務があり、氷村を自分の家の事情に巻き込みたくないという葛藤を抱えています。

 

二次審査当日、氷村は誕生日ケーキのアイデアを考えながら神澤を待っていました。

 

鹿糠からアドバイスをもらい、急いで材料を買いに走りますが──

 

そこで 神澤からもらった大切なキーホルダーを紛失したことに気づきます。

 

店へ戻った氷村は、帰りのバスを逃してしまい、走って戻るも審査は終了。

 

この遅刻は“審査への不誠実な行動”としてペナルティ扱いとなり、専属更新も取り消される事態に。
必死に謝る氷村ですが、取り合ってもらえず……

 

しかしそこで神澤が、氷村のために強く訴えかけます。

 

その姿に背中を押され、氷村も「自分も神澤と一緒にいたい」という想いを素直に伝えます。

 

ふたりの真剣な言葉に、先生は最終的に折れ、更新許可が出ます。

 

ただしペナルティとして、広い別館の清掃を命じられました。

 

氷村は、跡継ぎ発表を控えた神澤に迷惑をかけまいと、期日をごまかして ひとりで清掃をやり遂げる決心をします。

 

跡継ぎ発表のパーティーの最中でも、神澤の頭にあるのは氷村のこと。

 

そこへ学園の生徒から氷村の現状を聞かされ、慌てて彼女へ電話します。

 

氷村は、「神澤がいつも頑張ってくれた分、今度は私がやりたかった」と素直な思いを打ち明けます。

 

神澤はその言葉に胸を打たれ、決意を固め、パーティーに全力で向き合います。

 

そのころ氷村は、ひとりで別館の清掃を完遂。

 

達成した喜びとともに、神澤への気持ちに踏み出す覚悟が生まれます。

 

誕生日ケーキを持ち、祝おうとした瞬間──神澤から電話が。

 

なんとパーティーが終わるや否や、氷村に会うために全速力で戻ってきたというのです。

 

自分のために駆けつけてくれた神澤を前に、氷村はこれまで胸に溜め込んでいた想いがあふれ…ついに神澤へ告白するのでした。

遂にくるか?神澤の告白返し

氷村の告白を受けた神澤は驚きと嬉しさ、そして「自分の家の事情に巻き込みたくない」という葛藤で混乱し、すぐ返事をすることができませんでした。

 

翌日、2人はぎこちないまま会話し、神澤は「少し待ってほしい」とだけ答えます。

 

氷村は返事を待つと決めるものの、断られるのではないかという不安を抱えていました。

 

一方、神澤も返事を保留したことで気持ちが揺れ、整理できないままでした。

 

放課後には道家・鹿糠を含めた4人で神澤の誕生日パーティーを開きますが、昨日の告白が頭から離れず、2人とも心から楽しめません。

 

そして解散の時、神澤は氷村に「返事をしたい」と告げ、時計塔へ連れて行きます。

 

巻き込みたくない気持ちから告白を断ろうとする神澤に対し、氷村は「主人と執事の関係のままでいい」「神澤は自分を好きではないのだろう」と伝えます。

 

その言葉を聞き、神澤は「執事でいたい」というのは本心から逃げるための言い訳だったと気づき、氷村にだけは嘘をつきたくないと思い直します。

 

そしてついに、神澤は氷村へ自分の気持ちをはっきりと告白するのでした。

 

漫画アニメ完結『執事様のお気に入り』最終回結末ラストのネタバレ!神澤と氷村その後の最後は?

お互いの気持ちが繋がり、主人と執事の関係でありながらも恋人同士となった2人。

 

神澤と氷村とずっと一緒にいれるように、お互い頑張ると決めた2人にこれから更なる試練が降りかかります。

 

果たして2人は無事乗り越えられる事はできるのでしょうか。

ここで登場‼新たなる2人のライバルとは

神澤と氷村は「執事兼恋人」として穏やかな日々を送りつつ、少しずつ仲を深めていました。

 

ある日、氷村がスイーツバイキングのチラシを見て目を輝かせていたことから、神澤が2人きりのデートに誘います。氷村は緊張しながらも喜び、2人で甘いものを満喫します。

 

その後、神澤が連れて行った高級店で、偶然幼馴染の高島紗英と再会しました。

 

高島は神澤の専属執事という関係に興味津々で、氷村は思わずやきもちを焼きますが、神澤に「一番大切なのは氷村」と伝えられ安心します。

 

新学期が始まると、高島がなんと双星館に入学してきました。

 

スポーツ万能で華やかな令嬢であるため瞬く間に人気者となり、専属執事志望が彼女に殺到します。

 

困っていた高島を氷村が助け、そこで「専属執事に憧れて入学した」という高島の可愛らしい本音を知り、2人は仲の良い先輩・後輩になります。

 

一方、氷村は校内で一人の男子生徒とぶつかり、それが幼馴染の黒江恕矢だと気づきます。しかし黒江は氷村を無視し、どこかよそよそしい態度です。

 

周囲は「暴力執事」「問題児」と噂しますが、氷村は信じません。

 

実際の黒江は、停学から復学したものの、誤解や意地悪を受けて孤立していました。

 

それでも仕事は完璧にこなし、反論もせずただ耐え続けています。

 

神澤が黒江の状況を調べると、黒江が中等部時代に「主人を殴った」という噂の真相が明らかになります。

 

黒江は実は、その主人が先輩をいじめていることに気づき、主人を殴りいじめを広めない事を引き換えに専属を解消させたのです。

 

全ては先輩を守るための不器用な優しさでした。

 

しかし、その主人は未だに黒江を恨んでおり、再び黒江を退学に追い込もうと企みます。

 

人前で黒江が暴力を振るったように見せかける罠を仕掛けた場面に偶然氷村が居合わせ、彼女は止めに入ろうとして池に落ちかけます。

 

黒江は即座に氷村をかばい、2人一緒に池に落ちつつも怪我をさせませんでした。

 

その瞬間、黒江は氷村との幼い頃の記憶を思い出し氷村を守りたいという欲が生まれるのでした。

 

その後も黒江はぶっきらぼうですが、氷村の言葉にはどこか素直で、氷村を気にかける様子が見え始めます。

 

その姿を見た神澤の胸には、説明できない嫉妬や焦りが芽生えていきます。

 

こうして、神澤と氷村の前に新たな“2人のライバル”——明るく人気者の高島紗英と、影を抱えた優しい幼馴染・黒江恕矢——が登場し、物語はさらに波乱を迎えていきます。

 

嵐到来⁉神澤と高島が婚約?

高島はずっと「自分だけの専属執事」を探していました。

 

そんな中、ぶっきらぼうながらも仕事は完璧で、控えめな気遣いのできる黒江を見て、「理想の執事は彼だ」と確信します。

 

黒江は氷村を最優先する姿勢を崩しませんでしたが、高島は「それでもいい」と承諾。

 

黒江は迷いながらも高島の真剣さを感じ取り、ついに専属執事として仕えることを決めます。

 

氷村もこの知らせを喜び、2人を応援するのでした。

 

しかし、黒江の心にはいつも氷村がいて、神澤もまた氷村を大切にしている—そんな光景を見続けるうちに、高島の心には少しずつ陰りが生まれます。

 

令嬢ゆえに弱音を吐けず、誰かに甘えることもできなかった彼女は、「みんなから特別扱いされる氷村」を羨ましく思うようになっていきました。

 

そんな折、高島の家から突然「神澤と婚約しなさい」という通達が届きます。

 

氷村と恋人関係にある神澤との婚約に抵抗するも、家の強い圧力に心が追い詰められていく高島。

 

自分には“特別”が一つもないという寂しさが胸に広がり、ついに神澤へ婚約を受けると告げてしまいます。

 

一方で神澤も婚約の話を聞いていましたが、未来を共にしたいのは氷村だと決意しています。高島にも冷静に話し合おうと伝えますが、心の余裕を失っていた高島は「婚約を受ける」と言い切って去ってしまいました。

 

やがて高島から「神澤と婚約する」と直接告げられた氷村は、深い悲しみと焦りを覚えます。そして“自分と神澤の立場の違い”を改めて突きつけられ、胸が締めつけられるのでした。

 

物語は、この婚約が引き起こす大きな波乱へと動き出します。

盗難事件に氷村が退学に‼窮地を乗り越えられるのか

神澤と高島の婚約に強い動揺を受けた氷村は、その不安を黒江にも気づかれてしまいます。黒江は神澤を問い詰め、氷村がどれほどの思いで婚約の話を受け止めたのかを問い、もう氷村を任せられないと宣言。

 

神澤は氷村を探そうとしますが、父からの電話で急きょ帰省させられ、約1か月の休学を余儀なくされます。

 

一方、氷村も神澤を探しますがすれ違い、噂で帰省を知って会いに向かいます。

 

しかし立ち入り禁止区域で黒江に見つかり、導かれてなんとか脱出に成功しました。

 

黒江は氷村の悩みに気づき、「自分を頼ってほしい」と声をかけるのです。

 

その優しさに触れ、氷村は神澤を信じ、自分にできる努力をしようと決心しました。

 

友人や道家、鹿糠に支えられながら必死で勉強に励み、神澤も同じく頑張っていると知ってさらにやる気を高めます。

 

その裏で、高島は指輪を手に誰かと通話しており、表情には悲痛さがにじんでいました。

 

氷村は授業で苦手なマナー講座を受けることになり、教育実習生の綾野先生の指導を受けます。

 

ドジだが人当たりの良い綾野は、授業後も氷村に優しく教え、専属執事がいないと知ると代理を申し出ます。

 

熱意と周囲の了承もあり、氷村は綾野を専属執事として受け入れ、安心感を覚えます。

 

しかし黒江は綾野が氷村の側にいることを知り、複雑な思いを抱き氷村の執事になると言いかけたところへ高島が現れ、自分のそばにいるよう求めます。

 

高島の薬指には指輪が光り、黒江はその行動を不自然に思い、高島の焦りを指摘しました。

 

高島は動揺しつつも「決めたなら最後までやり通す」と自分に言い聞かせるように答えるのでした。

 

ほどなく指輪の噂が広まり、氷村の耳にも届きます。

 

それでも氷村は神澤を信じ、勉強に打ち込みました。

 

ある日、音楽室へ呼ばれ席を立つと、綾野が氷村のバッグを預かります。

 

しかしその後、綾野は高島の指輪を氷村のバッグに忍ばせます。

 

なんと綾野は高島の父から氷村を学園から追い出すよう依頼された人物であり、高島自身もそのことを知りませんでした。

 

その直後、高島の指輪が消え、綾野の誘導で持ち物検査が行われました。

 

結果、氷村のバッグから指輪が見つかり、弁明しても信じてもらえず謹慎処分が下されます。

 

噂は悪化し、教師たちの会議では退学の可能性まで浮上。

 

黒江は氷村の無実を証明しようと独自に証拠を集め続けます。

 

追い詰められた氷村の前に、帰省中だった神澤が1週間の猶予で姿を現したのです。

 

そして氷村のため、証拠集めの期間を3日間確保する交渉に成功するのでした。

 

黒江の証拠と合わせて調べた結果、高島の父、そして神澤の父が関わっていたことが判明します。

 

大切な氷村を傷つけた事実に神澤は激怒し、「家を出る」と宣言。

 

父は失望し、二度と顔を見せるなと突き放します。

 

その報告に氷村は深い衝撃を受け、悩んだ末に新たな決意を固めます。

 

神澤との関係を断ち、神澤の父にあらためて話し合いの場を求めるのです。

 

高島も、神澤が家を捨てるという選択に動揺します。

 

幼い頃から家のために尽くしていた神澤が、氷村のためにそこまでできることが理解できなかったのです。

 

しかし氷村の覚悟を聞き、はじめて自分が本当に欲しかったもの、特別扱いではなく “心から大切に思い合える存在”だったのだと気づきます。

 

そして最終審議会当日、高島が自ら姿を現し、嫉妬から氷村を陥れようとしたと告白します。

 

これにより氷村の退学処分は取り消され、指輪盗難事件は解決します。

 

周囲から冷ややかな視線を受ける高島でしたが、黒江のぶっきらぼうな優しさに支えられ、本当に大切なものを知っていくのでした。

 

一緒に幸せになる未来を目指して‼2人の運命はいかに?

指輪騒動が終わっても、氷村は神澤の父と交わした約束を守り、神澤と距離を置いていました。

 

しかし神澤は氷村と話し合いたい一心で追いかけ、なぜ身を引くのか問い詰めます。

 

氷村は、神澤が大切なものを失わないようにするため、そして親子関係を修復してほしいという願いを告げました。

 

その想いに触れた神澤は、父と向き合い、家に戻れるよう説得すると同時に、氷村との関係も諦めず認めてもらう努力を続けると誓います。

 

氷村も神澤の思いを聞き同じ気持ちで、一緒に幸せを目指す未来を再確認するのでした。

 

神澤は父との面談を求め続け、何度も拒まれながら挑戦し続けます。

 

一方氷村は、神澤の姉に誘われ料理教室へ向かいますが、途中で姉が抜け、ひとりで受講することになりました。

 

そこで修学旅行で出会った女性──神澤の母であり、有名パティシエの有馬

 

翠(ありま みどり)と再会します。

 

有馬は氷村の曇った表情に気づき、再び情熱を取り戻すよう助言します。

 

悩みながらも、氷村は神澤が「仕えるのは一人だけ」と他の専属申し込みを全て断っていることを知り、自分の進むべき道がパティシエであると確信しました。

 

そして有馬に弟子入りを願い出て、雑用係として修行を始めます。

 

その後、学園創立100周年パーティーが迫り、神澤家も参加することになります。

 

氷村は記念デザート制作という大役を任され、自分の“礎”となるお菓子を作ろうと奮闘していました。

 

さらに、神澤の父へ週一で手作り菓子と手紙を送り続け、少しでも認めてもらおうと努力していたのでした。

 

パーティー当日、氷村は神澤の父から呼び出され、氷村を認められないと厳しい言葉を受けます。

 

しかし氷村は、成長しながら神澤家の役に立てる存在になりたいと思いを伝え、強い決意を示してその場を離れました。

 

厨房に戻ると神澤の弟・理皇と道家の双子が来ており、双子が氷村の姿を見て喜び駆け寄る途中理皇も巻き込んで誤ってデザートをこぼしてしまいました。

 

けれども氷村は誰も責めず、急いで作り直そうとしますが材料が足りません。

 

すると過去に関わった仲間たちが次々集まり、協力してくれるのでした。

 

その助けでなんとか完成へこぎつけ、急遽“お客が自分で包んで食べるクレープ”という形で提供し、大成功を収めました。

 

氷村の創意工夫と空間づくりに、有馬も大きく称賛します。

 

そして残念な事に、パーティーには本来参加予定だった神澤の父の姿はありませんでしたが、パーティーの終わりに会場に現れたのです。

 

多くの知人が氷村を褒めていたことから、今まで資料上でしか判断していなかった息子の恋人を初めて“実際の姿”として認め始めました。

 

「結論はまだ早いが、2人の未来を信じてみる」と言い、2人には大きな希望が灯ります。

 

式の最後には執事と主人のMVP投票が行われ、本来資格のない神澤と氷村にも票が集まっていたのです。

 

周囲が2人をずっと見守り、努力を認めていた証でもあり2人は喜びを分かち合いました。

 

そして物語は、数々の困難を乗り越え、互いを想い合う気持ちを貫いた2人の幸せな結婚式で幕を閉じます。

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