『赤髪の白雪姫』は、月刊『LaLa』で連載されているファンタジー、少女漫画です。
2015年よりアニメ化され、2016年に2期も放送されました。
電子版を含む累計発行部数は770万部を突破しており、コラボカフや原画展なども開催しました。
『赤髪の白雪姫』は赤髪の少女、白雪と一国の王子ゼンの身分違いの恋について描かれた内容となっております。
今回はそんな『赤髪の白雪姫』の最終回について結末予想をご紹介していきます。
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『赤髪の白雪姫』は完結した?最新巻は何巻?
原作は完結した?
結論からお伝えしますと、『赤髪の白雪姫』はまだ完結していません。
『LaLa DX』で2006年から連載を開始してから、現在も月刊『LaLa』で連載されています。
2023年には原作者である、あきづき空太先生のデビュー20周年を記念して、「赤髪の白雪姫原画展」も開催されました。
2023年、夏。#あきづき空太 デビュー20周年記念「#赤髪の白雪姫 原画展」開催決定!
本アカウントにて、最新情報を発信していきます。#赤髪の白雪姫展 pic.twitter.com/yCiXaNXMgG— 赤髪の白雪姫展:広島会場@4/20(土)~5/12(日) (@clarines_kingd) February 23, 2023
最新巻は何巻まで出ている?
最新刊は26巻で27巻の発売については未だ未定です。
//#赤髪の白雪姫
最新コミックス26巻
🍎7月5日発売🍏
書影も公開!!!
\\#あきづき空太 デビュー20周年記念原画展は
7月14日~7月30日
池袋・サンシャインシティ 展示ホールA
にて開催です🎉https://t.co/0CrqbvncEl pic.twitter.com/0XkT6m2CtA— LaLa編集部 (@LaLa_info) May 23, 2023
あと何巻で完結する?
少なくともあと8巻くらいは続くのではないかと予想しております。
単行本の内容はまだ最終回に向かうような内容ではありませんでした。
いずれはゼンが兄イザナを支え、白雪はそんなゼンの味方として隣に立つという目標が達成されるまでまだ先が長いように見えます。
今後彼らがどうなっていくのか見届けていきたいですね。
『赤髪の白雪姫』最終章に至るまでのネタバレまとめ
ベルガットの残党事件解決
オリオルド関へのフォスティリアスの植栽の許可を得るため、ルギリア家のエイセツに出会うことから始まったルギリア編がついに幕を閉じます。
ベルガット・トウカの手の者によって引き起こされていた香水事件には二人の首謀者がいることが判明されました。
それが、リエラ夫人、改めカゲヤ・イリーズとサンガ伯爵だったのです。
エイセツ、タリガ、ツルバ、そしてゼンの協力によってサンガ伯爵の手下に襲われていたカゲヤを見事救出し、彼女から事件の真相を聞かされます。
かつてカゲヤは身分の高い夫人に仕えて貴族から情報を得る活動をしていました。
仕事を辞めようかと考えていた時、ベルガット家の目に留まるよう指示され、報酬がそれなりに高額だったため、それを最後の仕事にしようと決めていました。
しかし、それはトウカの罠で重大な秘密を知りすぎたカゲヤはベルガット家との関係を絶てなくなってしまったのです。
仮面騎士の夜会で出回っていた、人を惑わす妖しい香水はサンガ伯爵が売り、カゲヤはリエラ夫人としてその中和薬を売る役割を担っていました。
トウカが失脚した後、カゲヤも身を潜めていたため、中和薬も作られなくなり、伯爵は客を維持できなくなりました。
サンガ伯爵はその身分故、下手に動けず、慎重になっていました。
そんな中、香水が使えないことに焦燥し、痺れを切らした客がリエラ夫人の正体がカゲヤであることを突き止めました。
中和薬を手に入れるため、過去にカゲヤとこじれたことのあるコルーデ家の令嬢を使って、彼女の息子であるヨヅミを人質にとりました。
これを知ったカゲヤは夜会に姿を現し、その客に毒を使って手出しできないようにしました。
サンガ伯爵はその動きを陰で見ており、カゲヤが動いた晩に彼女から中和薬の作り方を奪うつもりで彼女の後を追っていたのです。
伯爵を捕らえ、カゲヤも無事息子と再会し、長いこと続いたベルガットの残党事件は解決されました。
今回のことを自身の過失として謝り、ウィラントに残る全ての禍根を明かし、断ち切ると宣言するエイセツはゼンとベルガット家に尽力することを告げました。
リュウからのお誘いと彼の決断
白雪たちは光の花「フォスティリアス」が新種として正式に認められ、リリアス関、オリオルド関からの了承により植栽許可を得ることに成功しました。
ウィラント城につながる主要な道が光の種が灯る美しい植物によって照らし出されるという目標もついに達成されます。
植物の管理者も見つけることができて、無事任務が完了した白雪とリュウ。
そんなある日、リュウが白雪を晩御飯に誘います。
リュウはクラリネス王国には戻らず、リリアスに残ることを決断し、ガラク薬室長にも手紙を出して、正式に決まったことを話します。
涙ぐむリュウは、自分にとってリリアスは今の自分の居場所であり、そこにいることが誰かの役に立てると思っていることを白雪に告げます。
リリアスはクラリネス王国にいた頃の書庫や薬草園と同じくらいリュウにとって大切な居場所だと白雪は理解しています。
リュウと白雪はともに笑顔を浮かべながらまた一緒に仕事をしようと約束しました。
宮廷薬剤師として城で働きはじめた頃から一緒で師弟関係を築いてきたリュウと白雪はここで一旦お別れです。
ゼンの叔父からの呼び出し?白雪とゼン久々の再会
リリアスに派遣され、奇病の原因解決とフォスティリアスの植栽に成功するも上からの指示がない状態を白雪は気がかりに思いはじめます。
このままでは所属も目標も宙に浮いた状態になってしまと心配です。
ゼン、ミツヒデ、木々(きき)が尋ねてくるも、白雪についての情報はなく、いよいよ不安になっていた頃、学問街の掲示板にあった不思議な張り紙が目に留まります。
そこには特殊な条件を満たす薬剤師募集の条件が書かれていました。
ゼンが求人を張ったマキリに確認すると、どうやら依頼主はシンス・ジランという貴族で、ゼンの叔父にあたる人物であることがわかりました。
白雪はジラン家への出発のために準備を始め、ゼンは共に行くと決めます。
出発前夜、白雪とゼンは久々に二人きりで夜の街を歩き、白雪の提案で花茶を飲んだ宿でゆっくり対談して過ごします。
そこでゼンはウィラント城を先王から引き継ぐことを白雪に告げます。
それを聞いた白雪は、約束の王城でなくとも必ずゼンの味方になりに行くと口にします。
夜風に当たりながら微笑み合うゼンと白雪で今回は終わります。
原作漫画アニメ『赤髪の白雪姫』最終回完結した?結末や最後ラストを予想ネタバレ!
白雪とゼンは結婚するのか?
現段階で白雪とゼンはお互いに想い合っている、恋仲であることがわかっています。
そんな仲良しな二人は、最終的に結婚するのではないでしょうか?
なんなら8巻でプロポーズの予約までしています。
ゼンの兄であるイザナ殿下も初めは二人の関係をよく思っていませんでしたが、次第に白雪を気に入り、認めるようになっているため、二人を邪魔することはなさそうです。
物語の最後にはミツヒデや木々、オビ、リュウなどに囲まれて幸せな結婚式が開かれるのではないでしょうか。
もちろん、白雪の友人としてラジ王子には最前列で参加していて欲しいですね。
木々の結婚!?その後のミツヒデは?
初めは木々の縁談候補相手が襲撃される事件の解決として進められたヒサメとの縁談でしたが、改めてヒサメからの求婚もあって、二人は正式に婚約が決まりました。
まって!!!!!!中島健人(cv.櫻井孝宏)、よしこ(cv.名塚佳織)は、、それはヒサメと木々じゃないか!!!!!!!!最高!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(赤髪の白雪姫より) pic.twitter.com/iYRx97aZXI
— まよ (@Hikacha_mayooo) February 13, 2019
ヒサメは木々に対する好意をあらわにし、木々も次第にその気持ちに気づき、二人の距離は緩やかに縮まっているように見えます。
今後何事もなければ二人もゆくゆくは結婚することになるだろうと思います。
その場合、ミツヒデは?と思う人もいるかもしれません。
物語の初めからミツヒデと木々はいつも一緒にいましたし、最後は二人が付き合うのだと思っている人も多かったのではないでしょうか?
しかし、いつも三人でいることが当たり前になっていた日常も、木々が当主としての責務を果たすため二人の下を離れてしまう未来がいずれ来てしまうのでしょう。
そんなとき安心してゼンを任せられる存在がミツヒデになるだろうと思います。
何事もゼンを一番に考えて優先して行動するミツヒデは将来結婚することなく、いつまでも白雪とゼンを見守っていそうですよね。
続編は白雪とゼンの城での暮らしが明らかに?二人の間に子供が!?
白雪とゼンが結婚したら、その後の王城での二人の生活を見てみたいですよね。
ゼンは第二王子としてイザナを支えつつも、いつもみたいに白雪を連れ出して王城を脱走しているのかもしれません。
もし二人の間に子供が生まれたら、きっと心優しく、勇敢で頑固な子になるでしょう。
ミツヒデが世話を焼き、オビとは遊んでいる様子が想像できます。
たまにはゼンに連れられて城から抜け出して城下町の屋台を楽しんでいる姿がみられるといいですよね。
『赤髪の白雪姫』主要キャラクターを紹介!
白雪
りんごのような真っ赤で美しい髪をもつ、この物語の主人公です。
その珍しい髪色のせいで面倒ごとに巻き込まれてしまうこともあります。
そのおかげか、意志が強く前向きな思考の持ち主で、見た目に反した大胆な行動をとることも度々あります。
山で生まれ、母が他界した後は祖父母に引き取られ、タンバルン王国で薬剤師として暮らしていました。
しかし、彼女の珍しい髪色に目をつけたタンバルンのラジ王子に愛妾にされかけ、国を出てしまいます。
その先でゼンたちと出会い、その縁でクラリネス王国に住むようになります。
クラリネスに移り、ゼンとの交流を深めるにつれ彼の味方になりたいと思うようになります。
ゼンの味方でいたいという強い思いのもと、宮廷薬剤師として城で働くようになります。
ゼン・ウィスタリア・クラリネス
クラリネス王国の第二王子で、第一王子である兄イザナを心から尊敬しています。
気さくな性格で人を惹きつける魅力を持っており、周りの人々から慕われています。
城外の世界を大切にしたいと考えているためか、側近たちとお忍びで出かけたり、お城を脱走したりと王子らしからぬ行動をとることもあります。
お忍びで国内の森を散策していたときに空き家の前で白雪と出会い、後に白雪に好意を抱くようになります。
ミツヒデ・ルーエン
近衛兵団に所属する、ゼンの側近の一人です。
17歳の時にイザナから抜擢されて13歳のゼンの側近になります。
ゼンに対する忠誠心が高く、何事においてもゼンが一番だと言うほど彼を慕っています。
ゼンからも剣術や人間性を含めて信頼されていて、二人は強い信頼関係で結ばれています。
また、真面目で温厚な性格で面倒見もいいためか、頑固なゼンのわがままを諫められる唯一の存在です。
木々・セイラン
近衛兵団に所属する唯一の女性騎士です。
セイラン伯爵家次期当主でもあり、様々な経験を積むため期限つきでゼンの側近になります。
常に冷静沈着な性格で、凛々しく美人なため、兵団の中でも人気があります。
剣術の腕前にも優れていて、ミツヒデとは互角の勝負を繰り広げます。
表には出しませんが、内心では仲間のことを深く信頼し、ゼンと白雪の未来を全力で支えたいと考えています。
オビ
元は雇われ人でさまざまな仕事をしていた人物です。
身軽で剣術よりも体術を得意としています。
最初の頃はハルカ公爵から命を受けて白雪に脅迫まがいのことをしましたが、ゼンと白雪を気に入り、そのまま半ば無理やりゼンの従者となって、徐々に信頼関係を築いていきます。
後に第二王子伝令役、そして白雪の護衛として直属騎士の身分を得ます。
一つの場所にとどまることを好まなかった彼ですが、ゼンや白雪と関わっていくうちにその心境は変わっていきます。
リュウ
ウィスタル城最年少の薬剤師です。
口数が少なく、人付き合いが苦手な少年ですが、薬学の知識には長けており、10歳の時に薬室長であるガラクに声をかけられ弟子入りしました。
その後宮廷薬剤師として入ってきた白雪と師弟関係を築き上げます。
白雪との出会いによって少しずつ人との関わりを増やし、心身ともに成長している様子です。