2021年に浅川梨奈さん主演で実写ドラマ化も予定されている大人気少女マンガ『悪魔とラブソング』。
今回は、そんな『悪魔とラブソング』の原作漫画の最終回・結末はどうなったのか？を分かりやすく解説します！
また『悪魔とラブソング』を1巻から最終13巻まで無料で読みたい！という方に『悪魔とラブソング』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介しています。
最終回のネタバレの前に『悪魔とラブソング』を全巻無料で読む方法です。👇
結論！『悪魔とラブソング』は漫画アプリ『マンガMee』で読める
『悪魔とラブソング』はこちらの集英社が運営する漫画アプリ『マンガMee』にて全巻無料で読むことができます。
『マンガMee』では、『悪魔とラブソング』第1巻から最終13巻までを惜しげもなく無料で公開してくれています。
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『悪魔とラブソング』ってどんな話？ あらすじ紹介！
「あんたは人を汚れさせる」そう親友に言われた可愛マリア。
そんなマリアが誰かに好きと言われ、誰かを好きと言えるように、周りも自分も信じ、困難に立ち向かっていく物語です。
思ったことを何でも口にしてしまう可愛マリア。
父親に コンプレックスを抱いている目黒伸。
本心を隠して生きている神田優介。
嫌でも何でも引き受けてしまう甲坂友世。
マリアはみんなとみんなはマリアと出会い、 お互いに影響され成長していきます。
『悪魔とラブソング』主な登場人物紹介！
可愛マリア
この作品の主人公です。
暴力事件を起こし、十塚学園に転校してきました。
思ったことをズバズバと言ってしまうため、初めは孤立してしまいます。
しかし、神田や目黒たちと出会い、良い方向へと変わっていきます。
容姿がとても美しく、歌がとても上手いです。
目黒伸
ぶっきらぼうで無愛想。
しかし、面倒見が良く、多くの場面でマリアを助けています。
父親が有名な音楽家で、目黒自身も幼い頃にピアニストとして名を馳せていました。
一時はピアノを辞めていましたが、合唱コンクールを機にピアノを始めます。
基本、顔が怖いと言われていますが、マリアには優しい笑顔を見せます。
神田優介
クラスで男女問わずに人気者です。
自分のキャラを偽り、本心を表に出しません。
マリアに物事をポジティブに考え、伝えるラブリー変換を教えます。
甲坂友世
いつもニヤニヤしていることからニッパチと呼ばれていて、クラスの女子にイジメられていました。
しかし、マリアと出会ったことにより、本心を伝えられるようになりイジメは無くなります。
マリアと仲良くなり、一緒に行動するようになります。
中村亜由
マリアや甲坂へのイジメを率先して行っていました。
神田へ好意を抱いています。
マリアと何度か衝突していますが、最終的にはマリアや甲坂と共に過ごすようになります。
『悪魔とラブソング』最終巻までのストーリー紹介！
最初で最後のデート
目黒とマリアは初デートを迎えます。
目黒のために奮闘するマリアでしたが、目黒はマリアに別れを告げようとしていました。
初デートの終盤、観覧車でキスをする2人。
目黒は 手の具合を話し始めます。
目黒の手は難しい手術を受けなければ治らない状態でした。
そして、手術が成功したとしても、完全に元通りになる確率は低く、リハビリの時間も長くかかると言われていました。
そして、目黒はマリアに「離れよう、俺きっとおまえにみせたくない自分になるから」と別れを告げます。
最後の演奏
目黒は最後にマリアに「自分の演奏を聞いてほしい」と家に招きます。
マリアは目黒と別れたくなく、必死に目黒への想いを伝えます。
しかし、目黒はマリアが危険なときに自分の手を優先的に守ってしまったことを後ろめたく思っていました。
そのため「自分は何の価値もない」とマリアに言います。
そこでマリアは目黒が希望が持てなくて、自分の将来を諦め、自分のことを嫌いになってしまっているんだと気づきます。
マリアは目黒に「最高の演奏を聴かせて」と言います。
目黒はマリアとの思い出の曲であるアヴェ・マリアを弾き始めます。
マリアは曲を聴き、目黒が今まで自分に伝えてくれた言葉を思い出します。
目黒の様々な負の感情が混ざった音色を聴きながらマリアは涙が止まりません。
目黒は手の痛みで演奏を止めてしまいます。
しかし、マリアがすかさずアヴェ・マリアを歌い始めます。
マリアは目黒に「今のおまえのピアノじゃあたしはそばにいたくない。あたしの好きな目黒は片手になっても弾き続けるかっこいい男だ！」と泣きながらも真っ直ぐ目黒を見つめて伝えます。
目黒はマリアを抱きしめ「ありがとう」と言います。
最後の見送り
目黒はアメリカへ手術を受けに行くことが決まり、学校を辞めることになりました。
目黒の出発の日、マリアは見送りに行かず学校に来ます。
マリアと目黒がちゃんとお別れをできていないことを知った神田は、マリアを引っ張り空港へと向かいます。
マリアと神田は空港に着きましたが、目黒とは会えませんでした。
しかし、マリアの携帯に目黒から留守電が入っています。
そこには、最後のあいさつとして、アヴェ・マリアを歌う目黒の声が入っていました。
電話から聞こえる目黒の歌に合わせ、マリアも歌い始めます。
聴き終わったマリアは携帯を閉じ、「伸が死ぬまで好きだって」と凛とした表情で言います。
自分たちの今を形に残す
空港で歌っているマリアの動画を神田は携帯で撮っていて、目黒に届けばと思い、ネットに投稿します。
そのことを知ったマリアは「みんなで自分たちの今を形に残したい」と言います。
マリアたちは童謡をアレンジし、衣装も作り、音楽PVを作ることにしました。
『悪魔とラブソング』最終回の結末ネタバレ紹介！（13巻）
神田のマリアへの気持ち
目黒がアメリカへ行き、半年が経ち、マリアたちは3年生になります。
そろそろ進路を考え始める時期。
しかしマリアたちは童謡をアレンジし、PVを作り、ネットにアップし続けています。
マリアは目黒からの動画へのコメントをずっと待っています。
神田は、そんなマリアの様子を見て、自分はマリアと目黒のために動画を撮り続けようと心に思います。
あるとき、黒須がマリアへ校内放送でマリアへの想いを告白します。
マリアを諦めない黒須を見て、嫉妬してしまう神田。
しかし、マリアが黒須からの告白をきっぱりと断り、自分の目黒への気持ちは変わらないと言います。
強く、一途なマリアをみて、神田はそんなマリアだからこそ好きなんだと改めて思います。
中村亜由のマリアへの怒り
中村は変わらず神田のことを好きでいます。
そのため、神田からの気持ちに応えないマリアに苛立ちが募っていきます。
そんなとき、マリアと2人で進路の話をすることになります。
マリアは進学をせずに、これからもみんなで動画を撮り、ネットに上げ続けたいと言います。
それを聞いた中村は、神田の気持ちを知らずに、神田に動画を撮らせ続けようとするマリアへ怒りが爆発します。
「優介が好きじゃないなら、もう近くにいんのやめてやれよ！」と言います。
その言葉に対しマリアは、神田に中村が同じことを言われたら、嫌じゃないのかと言い返します。
中村はトイレを泣きながら飛び出します。
マリアは中村を傷つけてしまったことを後悔し、中村を追いかけます。
マリアの告白
中村を探すマリアは、甲坂に中村が居そうな場所を聞き、一緒に探そうとします。
甲坂は思い当たるところを次々にあげます。
甲坂は自分が始め、中村と仲が悪かったのに今ではこんなに中村のことを知っている自分に驚き、嬉しく思います。
しかし、「中村が喧嘩になった理由は教えられない」とマリアに言われます。
それを聞いた甲坂は突き放されたと思い、ショックをうけてしまいます。
そんなことをしているうちに、神田と女子トイレの前で鉢合わせます。
神田は亜由がトイレに閉じこもって出てこないと言います。
マリアはそれを聞き、亜由に謝ります。
ですが、出てきてもらえず、マリアは無理矢理ドアを開けます。
そして、マリアは亜由に「おまえがあたしを嫌いでも、あたしはおまえが好きだ」と伝えます。
マリアは次々に亜由の好きなところを伝えていきます。
そんな2人の様子を見た、甲坂もマリアと亜由のことが大好きで友達になれて嬉しいと伝えます。
甲坂とマリアからの告白を受けた亜由は怒る気になれないとマリアと仲直りします。
黒須の居場所
黒須はマリアたちと一緒にいながらも、自分は輪の外にいると寂しく感じています。
そんなことを考えていると、マリアに父ジョンに会いに黒須の家に行きたいと言われます。
黒須はマリアの祖父母も呼んで家族で会うことを提案します。
その提案を受けマリアと黒須は黒須の家へ向かいます。
祖父母とジョンと再会したマリアは、進路の話をします。
マリアは進学せずに、就職し、今まで支えてもらった温返しをしていきたいと伝えます。
それに対し、ジョンは反対し、「恩を返してほしくて、何かする親はいません！」と言います。
マリアは家を飛び出してしまいます。
黒須は、暴力を振う父親から母親を守るために父親を殴ってしまい、両親から捨てられた過去を持っていました。
そのため、マリアとジョンが再会し、幸せそうにしている姿を見ることで、自分も満たされるように感じていました。
そう考えながら、黒須はマリアを追いかけます。
マリアはジョンが言ってくれたことが嬉しくて恥ずかしいと言います。
そんなマリアに黒須はそういうときは歌おうと言います。
マリアは歌い始めます。マリアの幸せな歌声に黒須は感動し、マリアが幸せでいることが嬉しいと思います。
しかし、同時に自分の役目は終わり、マリアの輪の中には入れないと悲しく思います。
そんな黒須をマリアは抱きしめます。
「あたしはおまえの姉みたいなものだ、だからいつでも肩をかすし、死ぬまでおまえの為に歌ってやる」と言います。それを聞き、家族に捨てられた黒須はマリアが家族の輪にいれてくれたことを嬉しく思います。
歌手になる決意
相変わらず、目黒から動画へのコメントが来ず、マリアは悲しみます。
そして、目黒が頑張っているのに、自分は進路を決められないことに焦りが募ります。
マリアは神田に進路について相談します。
神田はマリアに歌手になることを勧めます。
そして、マリアは自分の歌声が入ったテープを事務所に持ち込みに行きます。
しかし、事務所の人は、マリアの歌声を聴き、歌手は不特定多数の人に向けて歌うものであり、マリアはそれができていないと言います。
事務所からの帰り、先程言われたことを思い返しながら、どうやって歌えばいいのか分からないと落ち込みます。
大勢の人に向けて歌おうと道で歌い始めますが、すぐに辞めてうずくまってしまいます。
そうしていると、もう歌わないのかと話しかけられます。届かないし、歌う意味もわからないとマリアは言います。
そんなマリアにその人は、「そんなことねーだろ、少なくとも俺は会いたくてたまらなくてとうとう来ちまったっつの」と言います。
マリアが顔をあげると、そこにはマリアが会いたくてたまらなかった目黒の姿がありました。
目黒の帰国
目黒の帰国を聞きつけ、神田や中村、甲坂、黒須は駆けつけてきます。
目黒は海外へ行ってから9ヶ月の間で前よりも大人びていました。
マリアはそんな目黒の姿にドキドキが止まりません。
目黒の手はかんたんな曲くらいは弾けるくらいまで治ってきていると言います。
そんな会話をした一行は、一旦解散することになります。目黒は神田に話したいことがあるのであとで連絡すると言い、マリアと2人で帰路につきます。
2人きりになり、マリアは目黒へのドキドキから上手く話すことができません。そんなマリアに目黒はマリアたちの動画を褒め始めます。
目黒は申利あんなにリハビリセンターで再会していて、そこでマリアたちが動画をあげていることを知りました。
あんなは、マリアたちの動画をみていて、いつかあんなもマリアたちと歌えるようにリハビリを頑張っているようです。
それを聞いたマリアは自分たちの歌が繋がって誰かの心に響いていることを嬉しく思うと同時に、目黒のためだけに歌っていた自分をうしろめたく思います。
しかし、目黒はそういったマリアの心情を聞き、「おまえは俺にむけて歌えばいーの！」と言います。
そうすれば、聴く人は勝手に共感してくれるから、初めはそれでいいと言います。
それを聞いたマリアは目黒がピアノを再び始めたばかりのとき、目黒はマリアのためにずっと弾いててくれたんだと思います。
だけれど、今はマリアだけでなくたくさんの人のために弾けるようにリハビリを頑張っているんだと思います。
そう思ったマリアは、目黒に追いつきたいと強く思います。
マリアは目黒にたくさんの人に向けて一緒にみんなで演奏してほしいとお願いします。目黒は快く承諾してくれました。
マリアは目黒が帰ってきた理由は、いつまでも目黒にすがっている動画のマリアを見て、背中を押しにきてくれたのではないかと思いました。
そして場面は変わり、目黒は神田に会いに行き、神田とマリアのことについて話したいと伝えます。
初の路上ライブ
マリアたちは初の路上ライブ本番を迎えていました。
マリアはみんなに「あたし達の音楽でたくさんの人をふりむかせてみたいんだ！」と言います。
そして、マリアが落ち込んだときに自分を励ますために歌ってきた歌、アメイジンググレイスをみんなで歌い始めます。
マリアやみんなは楽しく歌い続けます。そんなマリアたちの様子に観客も集まってきます。
マリアはそんな楽しい時間を過ごし、みんなと出会えてよかったと、ありがとうと、だいすきという気持ちが溢れてきます。
演奏を終えたマリアたち。大きな喝采が巻き上がります。
マリアは興奮して目黒に駆け寄ります。
マリアはみんなが知らない人が楽しそうにしてくれることがすごく嬉しいと目黒に言います。
そんなマリアに目黒はキスをして、「俺と一緒にこないか」と言います。
神田のラブリー変換
マリアと目黒の姿を見て、神田はこんなに可愛く変わったマリアを自分は遠くからしか見ることができないと悲しく思います。
マリアと目黒の姿を見た周りはどよめきますが、神田がアンコールを歌おうと場をなだめます。
神田は、自分にとってのラブリー変換は、決して自分には振り向いてくれない大好きな子の前でもかっこつけてみせることだと思います。
アンコールも終えたマリアたちは、帰路につきます。演奏を終えたみんなは興奮しながら、ライブを振り返っています。
マリアは突然「みんなあたし歌手になりたいと思う」と告げます。
それを聞いたみんなは応援してくれます。
目黒はマリアに自分と一緒にアメリカの音大に行くことを提案します。
そこで神田は目黒とマリアの2人きりで話すように言います。
しかし、マリアは神田も一緒にいてほしいと言い、3人で話すことになります。
3人になり、マリアは神田と出会えてよかったと話し始めます。
神田はマリアが目黒とアメリカへ行ってしまうために自分にお別れの挨拶をしようとしてるんだと思い、話を遮ります。
神田は明るく行って欲しいと言います。
そんな神田にマリアは「あたしはいかないぞ」ときっぱりと言います。
マリアは卒業もしてないし、夢も見つけたばかりで、目黒にすがってばかりの私ではないと言います。
マリアは神田や甲坂たちがいるこの場所でがんばりたいと真っ直ぐ伝えます。
そう言うマリアに神田はそうだ、マリアはこういう子だっとと思い、そんなマリアのことが好きだと改めて思いました。
マリアがうれしそうに笑うみんながうれしそうに笑う、そして自分もうれしくて笑う。
そんなふうに輪みたいに気持ちがつながっていく。それが神田にとって最高のラブリー変換だと考えます。