暗黒女子 結末ラスト映画ネタバレ！その後の最後は？【小説漫画解説考察感想評価は？】少女達の秘密の闇鍋パーティーで明かされる真実とは？

暗黒女子見たんだけどほんと面白かった。素晴らしい音楽や素敵なお嬢様女学園の雰囲気とは対照にホラー的な要素がありラストがゾクゾクした。人間は恐ろしい。美容垢系の人達特にこう言うの好きそうだからまだ見たことない人は見てほしい。 pic.twitter.com/KFXYEeczrg

— ❤︎ ❤︎ (@_____riria) September 13, 2019

2017年に公開した映画『暗黒女子』

「嫌な終わり方のミステリー」、通称「イヤミス」の中でも人気を誇る「暗黒女子」ですが、どのようなラストを迎えるのでしょうか？

今回は、そんな『暗黒女子』の結末はどうなったのか？について分かりやすく簡潔にまとめていきます！

また『暗黒女子』を無料で視聴する方法も併せてご紹介していきます。

映画『暗黒女子』を無料で見る方法は？

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映画以外のエンタメ紹介！

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『暗黒女子』あらすじ概要

暗黒女子★★★★
「華やかさの裏側に」
光には必ず闇がついてまわる。６人の華やかさの陰にある闇とは。それぞれの視点から描かれる物語がとてもテンポよく、いい感じの後味の悪さが好き。 pic.twitter.com/IQAfPf4GN4

— フォレスト@映画 (@T1RgQ0GLDbWrcCo) December 18, 2018

お嬢様学校である聖母マリア女子学院で生徒が転落死してしまうという事件が起こります。

転落死した生徒は白石　いつみ（しらいし　いつみ）という全校生徒からのあこがれの的であるカリスマ女子高生で、転落した時に彼女の手には一輪のスズランが握られていました。

そんな事件が起きてからしばらく経ったあとに、いつみが部長を務めていた文学サークルの朗読会を兼ねた闇鍋パーティーが開かれます。

その主催者はいつみの親友であり、文学サークルの副部長でもある澄川　小百合（すみかわ　さゆり）でした。

その朗読会は定期的に行われるもので毎回テーマが設けられ、そのテーマに沿って各々で執筆した小説を朗読するという決まりになっていました。

そしてその朗読会のテーマとして小百合はなんと「いつみの死」を指定します。

小百合はいつみの転落死は事故でも自殺でもなく他殺だと考え、その犯人を暴くべく朗読会を開いたのだと言います。

いつみは誰かに殺されたのか？誰が殺したのか？朗読会によって暴かれる真実とは？

『暗黒女子』主な登場人物紹介！

白石いつみ（しらいし　いつみ）　

聖母マリア女子学院に通い、生徒会長をしています。

お父さんが学校の理事長をしている生粋のお嬢様で、品行方正・才色兼備なところが生徒たちの羨望を集め、「太陽」と称されるカリスマ的存在でした。

親友の小百合と文学サークルを立ち上げて、自分の目に留まった生徒に声をかけてサークル活動に勤しんでいました。

一見何の悩みもなく暮らしているようでしたが、ある日屋上からスズランを握りしめて転落死してしまいます。

澄川小百合（すみかわ　さゆり）

いつみと同じ学校に通い、副生徒会長をしています。

いつみとは親友であると同時に幼馴染でもありました。

いつみと同じく品行方正・才色兼備であったため、いつみとは生徒からの人気を二分していました。

明るく朗らかないつみとは対照的にクールで知的な印象であるため、「太陽」と称されるいつみに対比するように「月」とよばれていました。

いつみの死は他殺によるものだと考え朗読会を開き、犯人をあぶりだそうとします。

二谷美礼（にたに　みれい）

いつみの後輩で、裕福な家庭ではありませんが特待生として学校に通っています。

その頭の良さからいつみに妹の家庭教師を依頼されます。

真面目で眼鏡をかけており、いかにも優等生といった外見です。

いつみが転落死する前にスズランのバレッタをもらっていました。

小南あかね（こみなみ　あかね）

いつみの後輩で、実家は有名な料亭であり、お菓子作りを得意としています。

厨房設備も整えられている文学サークルで腕を振るい、よくサークル活動のお供にお菓子を作っていました。

ツインテールがトレードマークで可愛らしい外見をしています。

腕にスズランの形をした火傷があります。

ディアナ・デチュヴァ

いつみがブルガリア留学を機に知り合った留学生です。

ブルガリアで知り合ったときからいつみの美しさに惹かれ、留学してきたあともいつみと同じ文学サークルに入り、いつみを慕っていました

故郷にはよくスズランの花が咲いていたようです。

高岡志夜（たかおか　しよ）

中学時代に作家デビューした才女で、その経歴を知ったいつみに文学サークルのメンバーとしてスカウトされます。

いつみからデビュー作の翻訳化を勧められていましたが、執筆活動に専念したいからと断っていました。

そのデビュー作のタイトルはスズランの別名である「君影草」で、スズランの香りがするゲランの香水を気に入ってつけていました。

北条先生（ほうじょうせんせい）

文学サークルの顧問の先生です。

まだ若く、小説のきわどい部分について討論する文学サークルのお嬢様たちの姿に戸惑うこともしばしばあります。

『暗黒女子』最終章に至るまでのネタバレ紹介！いつみの死の真相に迫る闇鍋パーティー！

お嬢様女子高のカリスマ・いつみの死

名家のお嬢様たちが集う聖母マリア女子学院（せいぼまりあじょしがくいん）には白石　いつみというカリスマ的存在の生徒がいました。

明るく、誰にも分け隔てなく接するいつみは学院の生徒たちの憧れの的でしたが、そんないつみがある日転落死してしまいます。

転落した時、いつみの手には一輪のスズランが握られていました。

「いつみの死」をテーマにした朗読会

いつみの死後、親友でありいつみが部長を務めていた文学サークルの副部長である小百合は、自作小説の朗読会を兼ねた闇鍋パーティーを開きます。

小百合いわく、いつみの死は他殺によるものなのではないかというのです。

小百合は朗読会に用いる自作小説のテーマを「いつみの死」にすることで転落死の真相や手掛かりを探ることが今回の目的であると文学サークルのメンバーに伝えます。

闇鍋がぐつぐつと煮えたぎる中、小百合が進行役を務めて朗読会が始まります。

美礼といつみ

トップバッターは新入部員である二谷　美礼でした。

美礼は聖母マリア女子学院に憧れを抱いていましたが、美礼の家は裕福ではなく猛勉強の末、特待生として入学しました。

しかし、周りとは家柄や育った環境がまるで違う美礼は学院に馴染むことができません。

そんな美礼に声をかけたのがいつみでした。

いつみは学院の生徒たちにとってあこがれの存在で、それは美礼も例外ではありませんでした。

特に、いつみが部長を務める文学サークルは全生徒の憧れで、「選ばれし者」しか文学サークルのメンバーにはなれないとされるほどでした。

しかしいつみからすれば、それは周りが勝手にハードルを上げているだけにすぎず、本来ならば文学を愛する多くの生徒に入部してもらいたいのだと言います。

そんないつみの言葉とは裏腹に文学サークルのメンバーは天才作家として注目を浴びる志夜など、そうそうたる顔ぶれでした。

おやつとしてお酒入りのマドレーヌが振る舞われるなど、文学サークルでの時間はとても優雅です。

憧れの学校に進学したにもかかわらず、周りと馴染めずに悩んでいた美礼でしたが、いつみのおかげで楽しい学校生活を送れるようになります。

そんなある日、美礼はいつみからバイトをしていることを指摘されます。

美礼の家は貧しいため、バイトをしなくてはならないのですが、学院ではバイトは禁止されていました。

そんな美礼にいつみは自分の妹の家庭教師を提案します。

美礼は家庭教師としていつみの家を訪れることになりました。

家庭教師の初日が終わり、日払いでもらった給料を見るとそれは学生の家庭教師としてはもらいすぎであるほどの高額でした。

あまりの額に遠慮する美礼でしたが、いつみは「もらい過ぎた分は他の人に与えてあげて」と美礼を諭します。

そんないつみの言葉に報いるために美礼は高齢者に対するボランティア活動を始めるのでした。

いつものように家庭教師としていつみの家を訪れていた美礼は、いつみがお父さんに無理矢理車に乗せられている場面に遭遇します。

後日そのことについて触れるといつみはお父さんがある人物と不倫しているのだと話します。

その人物は、作家として学院の理事長でもあるいつみのお父さんに目をかけられていた志夜でした。

いつみはお父さんの書斎に落ちていたハンカチについていた香水の香りから志夜だと気づきました。

その香水はまだ日本では販売されておらず、使っているのは志夜だけだったからです。

秘密にして欲しいといつみは頼みますが、学園祭の日に仲睦まじく寄り添う理事長と志夜の姿を恨めし気に睨むいつみを見た美礼は泣いてしまいます。

いつみがかわいそうだと嘆く美礼にいつみはスズランの装飾が施されたバレッタを送りました。

その後、いつみの転落死事件が発生するのです。

美礼はいつみが転落したときに握っていたスズランは志夜が愛用しているスズランの香水を意味しているのではないかという考察によって美礼の小説は締めくくられます。

あかねといつみ

次にあかねが読み上げていきます。

あかねは最初、華やかないつみに対して苦手意識を持っていました。

あかねの実家が由緒正しい料亭であることの反動かもしれません。

しかし、些細なきっかけを機にあかねはいつみから文学サークルに勧誘されます。

見学だけでもと見に行った文学サークルには、レストランも顔負けの立派な調理器具が豊富にそろっていて、お菓子作りが好きなあかねには垂涎（すいぜん）ものでした。

次第にあかねはいつみの華やかだけではなく、朗らかで気さくな一面を知っていくことでいつみに親しみを抱いていきます。

そんなある日、あかねの実家である料亭が放火されてしまいます。

死傷者は出ませんでしたが、落ち込むあかねをいつみは元気づけます。

そんないつみの優しさに心を打たれ、あかねは文学サークルへの入部を決めるのでした。

メンバーも次々に増えていき、賑やかになっていく中であかねはいつみの元気がないことに気づきます。

尋ねると、自分の妹の家庭教師に来ている美礼が帰った後、必ずものが無くなるのだと言います。

元気づけようとあかねはいつみにスイーツを作りますが、それでもいつみは浮かない顔です。

学園祭の日に悲しい顔で部室にいるいつみは、あかねに今度は祖母の形見であるスズランのバレッタを盗られてしまったと嘆きます。

「これは犯罪だ」と憤慨したあかねはいつみの制止も聞かず、美礼に屋上に呼び出す旨の手紙を書きます。

そしてその日、いつみは転落死してしまうのです。

いつみの手には美礼が盗んだバレッタの装飾と同じスズランが握られていたことを指摘して小説は締めくくられます。

ディアナといつみ

次にディアナが指名され、読み始めます。

ディアナといつみの出会いはブルガリアでのホームステイでした。

顧問の北条先生と共にブルガリアへ留学にきたいつみのホームステイ先がディアナの家だったのです。

現地の案内をする中、湖で泳ごうと服を脱ぐいつみを見たディアナは「ヴィーナス」のようだと見とれました。

ステイ期間はあっという間に終わってしまいましたが、今度はいつみが日本へブルガリアからの留学生を招くことになりました。

もちろんいつみとの再会を願うディアナは留学を熱望しますが、定員は1名でした。

ディアナにはエマという双子の姉がいました。

同じく留学を望むエマにディアナは留学生枠を譲ってしまいます。

嘆くディアナでしたが、ツアーガイドをしていたエマが事故にあっていけなくなったためにディアナがいくことになりました。

いつみとの再会を喜びつつも、慣れない生活になかなか馴染めないディアナをいつみは文学サークルに招待します。

そこでディアナはあかねと出会いました。

あかねの腕には火傷の跡があり、いつみはそれを「スズランのようだ」と言いました。

その後、いつみの元気がなくなっていきました。

ディアナはブルガリアのオイルでマッサージをしていつみを元気づけます。

それでもいつみの元気は戻らずに迎えた学園祭で、ディアナはいつみから自身が卒業後は文学サークルを解体することを聞きます。

そんなディアナといつみの会話に割って入ったのは血相を変えたあかねでした。

あかねは文学サークルが解体してしまったらキッチンを使うことができなくなってしまうため、焦っていたのです。

学園祭終了後の打ち上げで、皆であかねの作ったお菓子を食べていると美礼は以前、いつみの分のマドレーヌをもらったら吐いてしまったという話をします。

その話を聞いたディアナはあかねがいつみのお菓子にだけ毒を盛ったのだと疑います。

そして、いつみの転落死事件が起きてしまうのです。

ディアナはいつみの持っていたスズランはきっとあかねのやけどの跡を指しているのだと言って、文章を締めくくりました。

志夜といつみ

最後は作家としての一面も持つ志夜でした。

小百合に期待の言葉をかけられながら志夜は読み始めます。

志夜は中学時代に「君影草」という小説で作家デビューしました。

それを知ったいつみに文学サークルに勧誘され、理事長からも目をかけてもらえたため、とても感謝していました。

しかし、いつみは「君影草」の海外への翻訳化をしきりに勧めてきます。

次回作の執筆活動に専念したい志夜はそんないつみに少し煩わしさを感じていました。

そんな中、ブルガリアからディアナが留学してきます。

ディアナを一目見た志夜は吸血鬼を思い出します。

ディアナは今後も母国であるブルガリアからの留学生が来ることを望んでいましたが、いつみは今後留学生をとるつもりはないことを志夜は知ります。

そんなある日、志夜はディアナが呪いの儀式を行っている所を目撃してしまいます。

そしてその日以来、いつみは元気がなくなっていきます。

自分の望みが叶わないことをディアナ恨んでいるのだと感じました。

その後、いつみの転落死事件が起きます。

スズランの花壇で倒れるいつみの首には吸血鬼が嚙んだような跡があり、いつみの手に握られていたスズランはディアナの故郷の花であることを示唆する文章で志夜の小説は締めくくられます。

『暗黒女子』の結末ネタバレ！その後の最後ラストはどうなった？いつみの死に隠された驚愕の真実・・・！漫画小説解説考察

いつみの秘密

「#暗黒女子」★★★★☆(88点)
“私はイエス様が嫌い”
何度目の鑑賞か。トリックに無理あるだとか、結末読めるだとかは麗しき暗黒女子の前では他愛もないこと。
前半は美しい百合物語、後半は和製アンチクライスト。いつみが子羊たちに愛を分け与える。正にイエス様だ。
自分は、いつみ×ディアナ派。 pic.twitter.com/nUjGOFAKTD

— 久遠 (@AOimch) June 26, 2019

部員たちの朗読が終了し、副部長である小百合に朗読の順番が回ってきます。

しかし、そこで小百合が読み始めたのはいつみが書いた小説でした。

「死者のつぶやき」と題されたその小説はいつみの本性を表したような内容でした。

いつみは表向きは上品で明るく優しい人柄でしたが、実は狡猾で自分が主役でないと気に食わない性格をしていました。

さらにいつみと顧問の北条先生は恋人関係にあり、文学サークルを作ったのも北条先生との密会場所を作るためでした。

教師と生徒の禁断の恋という恋愛小説のような状況に酔いしれていたいつみでしたが、段々物足りなさを感じてしまいます。

そこで自分を引き立て、北条先生とのラブストーリーを彩らせるような脇役を用意することを思いつきます。

その標的となったのが美礼・あかね・ディアナ・志夜の4人でした。

4人のいつみとの関係は朗読した小説にあったような美しいものではなかったのです。

いつみは4人の弱みを握って強制的に文学サークルに入部させていました。

美礼はいつみから受けた恩を高齢者ボランティア活動という形で報いたとありましたが、ボランティアではなく、高齢者に対して売春行為をしていました。

それはいつみに出会う前から行っていて、その証拠写真をネタにいつみに脅されたのです。

あかねは実家が火事にあい、傷心の自分をいつみが慰めてくれたとありましたが、実家に火をつけた放火の犯人はあかね自身でした。

あかねの実家は男尊女卑のような思想があり、女のあかねは実家を継ぐことができず、兄弟が継ぐことが決定していました。

そういった実家に対する不満が爆発し、あかねは放火をするにいたります。

あかねの腕にある火傷は放火をしたときに負ったものでした。

いつみは放火した犯人はあかねだと知っていると脅して入部させます。

ディアナは姉のエマは事故で留学できなかったとしていましたが、本当は事故ではなく、ディアナがエマを突き落としたのです。

それほどにいつみを慕っていたということですが、いつみはそれを脅しのネタとして利用します。

志夜はいつみが自身のデビュー作である「君影草」を気に入り、しきりに翻訳家して海外進出させようとしていたとしていましたが、実は「君影草」は盗作だったのです。

一時フランスに住んでいた志夜はそこで読んだ日本ではあまり知られていない小説を遊び半分に日本語で執筆し、思いがけず賞を取ってしまい引っ込みがつかなくなってしまいました。

古い小説だからバレないだろうと思っていましたが、フランス人と文通していたいつみはその中で「君影草」とうり二つの小説が存在することを知ります。

当然、翻訳して海外にまで売り出してしまえば盗作であることが発覚してしまいます。

いつみがしきりに翻訳化を志夜に勧めていたのはそうすることで志夜を脅していたのです。

こうしていつみは理想の脇役たちを従え、北条先生との愛を育んでいきました。

いつみを襲う悲劇

北条先生との逢瀬を重ねたいつみは妊娠します。

北条先生にそのことを伝えるとプロポーズされました。

2人は生まれてくる子供を「すずらん」と名付けることを決めます。

いつみは中絶できない時期までお父さんには秘密にしておけば、世間体を考えて結婚を認めてくれるはずだと考えます。

しかし、いつみは失念していました。

自分にとって妊娠という状況は弱みであり、それを隠さなければならない相手はお父さんだけではないということを。

後日いつみは北条先生との密会現場の写真とエコー写真を片手に激怒するお父さんに無理矢理病院へ連れていかれ、中絶させられてしまいます。

強引に車に乗せられる中で、いつみは物陰に隠れてその様子を眺める美礼と目があいます。

そこでいつみは自分が他の部員たちにはめられたことに気づきます。

最初に妊娠に気づいたのはあかねでした。

いつみの食嗜好の変化からもしやと思ったのです。

エコー写真は売春相手を探しによく病院を訪れていた美礼が手に入れました。

密会写真はディアナがいつみのホームステイ期間中に撮影したものです。

そしてそれらの証拠をもってお父さんに密告したのは接点の多かった志夜でした。

子供を亡くし、愛する北条先生も学院をクビになってしまい絶望に打ちひしがれるいつみに小百合は、北条先生の住所と連絡先を教えます。

いつみは小百合から得た情報を足掛かりに北条先生との駆け落ちを計画し、それと同時に4人への復讐を目論（もくろ）みます。

その復讐の一環として4人を屋上へ呼び出し、4人への恨み言を告げて目の前で転落します。

しかし、実はこのときいつみは生きていました。

いつみがスズランを手にしていたのは亡くしてしまった赤ちゃんの名前になぞらえてのものでしたが、そんなことを知るはずもない4人はそのスズランが何を表しているかに考えを巡らせ、自分が罪を逃れるための小説を書きました。

そんな4人の行動までもが計算の内だったいつみは、そんな4人を朗読会という名目で呼び出し、猛毒を持つスズランを入れた闇鍋を食べさせることで集団自決に見せかけて殺そうとしていました。

そしてその光景を小百合の手引きによって再び学院を訪れたいつみが高みの見物、というのがいつみが書いた小説の内容であり、いつみの復讐計画でした。

いつみが生きていたこと、闇鍋にスズランが入っていたことに怯えて半狂乱になる4人に小百合は「スズランなど入っていない」と告げます。

そして小百合はさらなる衝撃の真実を語り始めます。

小百合といつみ

小百合といつみは幼いころからの親友であり、お互いのよき理解者でした。

もちろん、北条先生とのことや妊娠のこと、子供の名前のことも小百合はいつみから聞いて知っていました。

小百合はいつみの他には見せない、狡猾で残酷で傲慢なまさに悪女という名がピッタリな裏の顔に心酔していました。

しかし、北条先生との駆け落ち後、計画通り高みの見物をしに文学サークルを訪れたいつみはすっかり所帯じみていました。

そんないつみの姿を見て小百合は絶望し、自分を魅了していたあの頃のいつみはもういないのだと、ふと鏡を見ると鏡に映った自分はとても美しく見えました。

その瞬間小百合はいつみの物語を終わらせ、今度は自分の物語を始めようと考えるのです。

その第一歩として小百合はスズランをふんだんに使用した猛毒紅茶でいつみを殺害するのでした。

いつみが小百合に殺されていたことに驚愕する4人にさらに小百合は闇鍋の中身を教えます。

鍋の中に入っているのはスズランではなく、殺されたいつみの肉でした。

それを知った4人は阿鼻叫喚（あびきょうかん）状態です。

そこへ追い打ちをかけるように小百合はデザートと称して血の付いたいつみの腕を取り出しました。

文学サークルのその後・・・

衝撃の真実が明かされた闇鍋後も学院ではお嬢様たちが優雅に挨拶をかわします。

そんなお嬢様たちの羨望の眼差しを受ける生徒たちがいました。

小百合が新部長として率いる文学サークルです。

ロングヘアだった小百合はボブヘアに髪を切り、明るく笑う姿はまるでいつみそのものでした。

そして小百合は一人の生徒を文学サークルに勧誘します。

張り付けたような微笑みを浮かべる美礼・あかね・ディアナ・志夜を後ろに従えながら。

『暗黒女子』視聴者の反応や評価評判・感想は？

暗黒女子は何回見ても面白いわぁ
玉城ティナちゃんかわゆ

— らい@ママ (@LieLie_RaI) February 19, 2022

「暗黒女子」はとても面白いです。
私は５回ぐらい見ました。

— 慈愛の塊 (@jiainokatamari) February 11, 2022

「暗黒女子」数年前に試写会で観てなんとなく面白い記憶があったので久々に見直したらやはり面白かった。製作費の関係か何か分からないけど所々チープなのも個人的には好き。お嬢様女子校設定も良いし1人の女の子に皆が狂わされてる感じ良かったな。ラストは“枠役”と同じくらい怯えたね＾＾#Netflix pic.twitter.com/81xJ30Exao

— みずた、 (@th_mizuta) January 17, 2022

暗黒女子面白いからみんな読んで欲しい〜！！！

— Liz. (@bake_tyan) January 16, 2022

｢暗黒女子｣って映画、めちゃめちゃ面白いな

— くのこんぶ (@kuno_ar) January 9, 2022