『アンメット―ある脳外科医の日記―』は原作、子鹿ゆずるさんと漫画、大槻閑人さんによる漫画作品です。
原作の子鹿さんは元脳外科医であり、リアリティのある描写は多くの方に評価を受けています。
交通事故により脳に後遺症を負った脳外科医のエピソードを交えつつ、脳障害の治療や過酷さを描いた作品となっています。
今回はそんな『アンメット ある脳外科医の日記』について、今後の展開や結末の予想を紹介させていただきます。
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『アンメット―ある脳外科医の日記―』は完結した?最終回は?最新巻は何巻?
『アンメット―ある脳外科医の日記―』は完結した?
『アンメット―ある脳外科医の日記―』はまだ完結していません。
この作品は2021年に連載が開始されました。
週刊誌『モーニング』に掲載されており、2024年3月現在も同雑誌で連載しています。
単行本の第1巻は2021年3月に発売されました。
また2024年4月にテレビドラマが放送予定で、現在も注目されている作品です。
何巻まで発売されてる?何巻くらいで完結する?
『アンメット―ある脳外科医の日記―』は現在、単行本が13巻まで発売されています。
13巻には第108話から第116話が掲載されています。
13巻は2023年11月に発売され、14巻は2024年4月に発売予定となっています。
作品の中では主要人物であるミヤビの治療も進んでいますが、病気を抱える他の患者についてのエピソードも多いです。
そのため少なくとも20巻程度は続くのではないかと予想されます。
単行本は3ヶ月に1巻のペースで発売されているので、完結まで2年以上かかるかもしれません。
『アンメット―ある脳外科医の日記―』最新巻までのネタバレ
アメリカからやってきた脳外科医
日本にある『丘陵セントラル病院』の脳外科にある一人の医者がやってきます。
名前は三瓶友治(さんぺいともはる)。
彼はアメリカの病院に勤務していましたが、トラブルを起こして退職していました。
脳外科医の面々は、有名な病院に勤務していた三瓶に期待を寄せます。
しかし、彼は一日のほとんどを医療に捧げる仕事中毒の医者でした。
人手が足りないにも関わらず重症患者を受け入れる、病院に飾られたブロンズ像を手術道具に代用するなど破天荒な行動に医者たちは困惑します。
しかしそれは患者を救うことを第一に考えた結果であり、彼の医療技術はかなり高度なものでした。
次第に彼らは三瓶を受け入れていきます。
医療以外は謎に包まれた三瓶でしたが、同じ病院で働く医師、川内ミヤビ(かわうちみやび)とは接点があるようでした。
しかしミヤビはとある事故の後遺症のせいで三瓶についての記憶がなく、三瓶本人も詳細を語ろうとはしません。
なぜ彼は自分のことを知っているのか、ミヤビは少しずつ三瓶のことが気になっていきます。
医者に戻れるのか。ミヤビの抱える障害とは
ミヤビは丘陵セントラル病院の脳外科医であるものの、医療行為を行うことはほとんどありません。
それは2年前、彼女が起こした交通事故による後遺症が原因でした。
脳を損傷してしまった彼女はその後遺症で記憶障害となり、2年前の記憶を失っていました。
それに加え一日しか記憶を保つことができず、毎日日記を読み、それを読み返すことで周囲のことを把握していました。
そんな彼女に医療行為をさせることはできずミヤビは、自分は本当に医者と言えるのか悩んでいました。
そんな中、三瓶はとある緊急手術にミヤビを参加させます。
彼女は元々優秀な外科医であり、手術の腕と記憶力は関係がない。
何より三瓶が彼女にさせたテスト結果で、手術をしても問題ないことが証明されていました。
三瓶の予想通り、ミヤビは手術を成功させます。
そして病院側も彼女が医療行為をすることを認めたのです。
記憶障害でも働きやすい職場づくり。 pic.twitter.com/S6xhsRoyqm
— アンメット-ある脳外科医の日記-【公式】4月スタートでドラマ化! (@unmet_info) May 10, 2021
姿を現した男性とミヤビ、三瓶の過去とは
ある日、ミヤビと三瓶の前に一人の男性が姿を現します。
彼は綾野楓(あやのかえで)という脳外科医で、ミヤビや三瓶とも認識があるようでした。
しかし二人の間に何があったのか、記憶のないミヤビにはわかりません。
実は過去に綾野はミヤビに好意を抱いていました。
しかし綾野には決められた婚約者がおり、当然付き合うことはできません。
ミヤビは綾野から身を引きますが、彼に諦めた様子はありませんでした。
そこでミヤビは三瓶に声をかけ、婚約者のふりをしてもらうことにしたのです。
後にミヤビは事故を起こしその記憶を失ってしまいますが、そうなった後も、三瓶はこの時の約束を守っていました。
ついに治療開始!ミヤビの身に起こる異変
過去を知ったミヤビは三瓶のために、自身の障害と向き合う決意をし、治療を開始します。
そこで三瓶は彼女の服用する抗てんかん薬に疑問を持ち、カルテを見ようとします。
しかし主治医に拒否されたため三瓶はカルテを見ることができませんでした。
カルテの開示請求を行なったミヤビは、自分の記憶障害の原因について知ることとなります。
彼女の脳は両側の動脈が乖離していました。
それが原因で海馬の血流が低下、機能停止しているため記憶障害に陥っていたのです。
しかしこの手術は難しく、失敗すれば命を落とす危険性もあります。
主治医は三瓶の過去の経歴から、例え危険があったとしても手術をしかねないとミヤビを口止めします。
そうしているうちに三瓶自身もこの事実を知ってしまいます。
『アンメット―ある脳外科医の日記―』最終回結末や最後ラストを予想ネタバレ!
病院に迫る権力の闇
現在丘陵セントラル病院は合併の危機に陥っています。
合併後はお金持ちに限定した医療施設になることを予定しています。
これは政治家も絡んでおり、敵はかなりの権力を持っていることもわかっています。
引き抜きにより丘陵セントラル病院は人員不足の状態です。
この状態で病院側は強大な敵と戦うことになりそうです。
ですが今まで三瓶たちはどんな患者であっても懸命に力を尽くしてきました。
結局はこれらの実績のおかげで、合併の危機を乗り越えることができるのではないでしょうか。
様々な患者が訪れる中、三瓶たちがどのように敵と戦っていくのか、今から楽しみですね。
ミヤビの障害は治るのか
【モーニング15号本日発売!】
『アンメット―ある脳外科医の日記―』は第54話「髄膜腫①」! 新章開始! ミヤビの記憶障害が快方に向かう中、三瓶が挑むのは、超高難度“髄膜腫”の手術! 葛藤を抱える患者の人生を救えるか――。最新⑤巻3月23日(水)発売! pic.twitter.com/Kxa1sYdisj— モーニング公式 (@morningmanga) March 10, 2022
この作品のメインとなりそうなのはやはり、ミヤビに残った後遺症です。
現在は記憶障害の原因も分かり、解決に向かいつつあります。
それと同時に、手術が難しいこともわかってきました。
もし手術をするとすれば、その執刀医は三瓶になりそうです。
失敗してしまうと、ミヤビの命が危なくなってしまう。
もし成功しても何らかの後遺症が残ってしまうかもしれない。
そんな難しい手術をどのようにして成功させるのか、今から楽しみですね。
ミヤビもこの手術が難しいことはわかっています。
手術する側もされる側も、悩むことになるでしょう。
二人の葛藤は今後どのように描かれるのでしょうか。
三瓶とミヤビの関係はどうなる?
三瓶とミヤビの婚約関係は嘘でしたが、三瓶はミヤビに対し好意を持っている描写があります。
ミヤビ側も徐々に三瓶のことを気になってきているようです。
そんな二人の関係が今後どうなっていくのかも見どころの一つとなるでしょう。
ミヤビは記憶を徐々に思い出しつつありますが、全て思い出したわけではありません。
もし忘れていた2年前の記憶を全て思い出せたら、彼女の心にも変化が訪れるかもしれませんね。
とはいえ一番の問題となるのはやはりミヤビに残った障害です。
二人の関係が進むのはやはり、治療が終わった後となりそうですね。
今後二人の関係がどう変わっていくのか、楽しみですね。
『アンメット―ある脳外科医の日記―』主要キャラクターを紹介!
三瓶友治
🎉近日発売🎉#アンメット 最新4️⃣巻はいよいよ来週12月23日(木)発売‼️
ミヤビの診療記録の開示を求めるも、主治医である関東医大教授・大迫が立ちふさがるのだった。「通過症候群」「全脳機能不全」「松果体腫瘍」の症例を収録。
詳細はこちら📚https://t.co/ulDpn8LtnU pic.twitter.com/65hOLBKkUJ
— アンメット-ある脳外科医の日記-【公式】4月スタートでドラマ化! (@unmet_info) December 16, 2021
丘陵セントラル病院の脳外科に新しく入ってきた脳外科医です。
以前はアメリカの病院で働いていましたがクビになっています。
プライベートの時間も研究にあてるほどの仕事中毒で、病院の仮眠室で生活しています。
そのせいで研究用のラットが逃げ、点滴を齧ってしまったことが、アメリカの病院をクビになった原因でした。
ミヤビとは知り合いで、事故前の彼女についても知っています。
川内ミヤビ
#アンメット ーある脳外科医の日記―第6巻ではタイトル回収しつつ #抗てんかん薬 #側頭葉てんかん の症例を収録。#てんかん発作 を起こしながらも懸命に働く彼の前に立ちふさがるのは…?
ミヤビの記憶障害に隠された陰謀が……。
てんかんを分かりやすく解説した上でストーリー性の高い内容です。 pic.twitter.com/pyRRxRYAlM— 子鹿ゆずる (@yuzuru29929277) October 13, 2022
丘陵セントラル病院の脳外科で働く医者です。
2年前に交通事故を起こし、そのせいで記憶障害となっています。
一日しかその記憶を保つことができず、朝は日記を読むことで現状を理解しています。
そのため医療行為をさせてもらえませんでしたが、三瓶によって医療行為をさせてもらえるようになりました。
現在は断片的に2年前の記憶を思い出すこともあります。
星前宏太(ほしまえこうた)
丘陵セントラル病院の脳外科で働く脳外科医であり、救急部長です。
自身家でありやる気が空回りすることがあるものの、仲間思いで面倒見のいい性格をしています。
自身の過去の経験から専門医を嫌っており、幅広い医療知識を持っています。
三瓶と共にミヤビの治療を手伝うこともあります。
実家はかなり大きな喫茶店を営んでいることがわかっています。
ついに実写化!放送はいつ?主要キャラクターは誰が演じる?
4月スタート#杉咲花 さん主演の新・月10ドラマ
『アンメット ある脳外科医の日記📓』
新キャスト解禁🗝️
杉咲さん演じる、ミヤビを助け導く2人の医師に
#若葉竜也 さん、#井浦新 さんの出演が決定 💫この春、新たな医療ヒューマンドラマが誕生🌱
🪻詳しくはこちら🪻https://t.co/XGwn9MyqMC pic.twitter.com/MXEGcTHzTd
— カンテレ (@kantele) February 27, 2024
『アンメット―ある脳外科医の日記―』は2024年4月よりカンテレで実写ドラマが放送されることが決定しています。
川内ミヤビ役を演じるのは、杉咲花さんです。
また三瓶友治役は若葉竜也さんが、星前宏太は千葉雄大さんが演じます。
他にも井浦新さん、生田絵梨花さんなどの俳優さんが出演することもわかっています。
新キャストについても続々と発表されています。
どんなドラマになるのか、今から楽しみですね。