アラクニド最終回結末ネタバレ【漫画完結14巻】その後の最後は?ボスの正体判明!

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2020年から続編も連載されている人気マンガアラクニド

 

この記事では、『アラクニド』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!

『アラクニド』そして続編『ブラトデア』は漫画アプリ『マンガUP!』で読める

いきなり、結論です。

 

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『アラクニド』最終回のネタバレの前に『アラクニド』とはどんな話なのか?を簡単に振り返ります。

 

また主要な登場人物をおさらいします。

そもそも『アラクニド』ってどんな話?

どこにでもいる気弱な女子高生の藤井アリスはある日、暗殺者「蜘蛛」が叔父を殺すところに出くわします。

 

「蜘蛛」から暗殺者としての素質を見出されたアリスは訓練を重ねて暗殺の術を身に付けることとなるのです。

 

暗殺者として成長したアリスは「蜘蛛」から殺されそうになりますが、これを返り討ちにします。

 

「蜘蛛」が所属していた暗殺者の組織はアリスの才能を認め仲間に引き入れようとしますが、アリスは拒絶するのです。

 

ここから、組織はアリスを抹殺するために虫の能力を模倣する暗殺者たちを差し向けます。

 

アリスが生き残るための暗殺者たちとの壮絶な死闘が幕を開けるのです。

『アラクニド』の主な登場人物紹介!

藤井アリス

本作の主人公。

 

自身が抱える精神疾患のC.E.C(先天性集中力過剰)による驚異的な集中力特殊な糸を武器にして戦います。

 

気弱な女子高生でしたが、素質を見込まれて暗殺術の訓練を受け会得することになります。

 

その後、暗殺者の組織への勧誘を拒絶したことで命を狙われることになります。

 

組織からの刺客を打ち倒していく中で、アリスは自身も知らなかった己の秘密と向き合っていくことになるのです。

蜘蛛

サングラスと帽子とコートを着用したスパイ風の風貌で組織の暗殺者の1人。

 

自身と同じ精神疾患のC.E.Cを患うアリスに暗殺者としての才を見出して鍛え上げます。

 

その目的は暗殺者となったアリスに自身を殺させることでした。

 

狙い通り成長したアリスに殺されますが、訓練や生活を通してアリスの中で父親のような大切な存在になっていました。

田嶋頼子

おでこが特徴的なアリスのクラスメート。

 

暗殺者になる前のアリスを自身の取り巻きと一緒にいじめていました。

 

組織とアリスの戦いに巻き込まれ命を狙われることを危惧して、自身を警護させるためアリスと同居することになります。

 

日常生活や組織との戦いを通してアリスとの絆を深めていき、お互いに大切な友人同士となっていくのです。

「蜚蠊」(ゴキブリ)

小柄で2本のアホ毛が特徴的なアリスのクラスメートで組織の暗殺者。

 

蜚蠊のような超スピードと空気の流れを読むことでの相手の動きの把握が武器です。

 

当初はアリスを屈服させて下僕にしようとしますが、返り討ちにされたことでアリスの強さに心酔し逆に自称下僕となります。

 

組織との戦いでは度々、アリスのピンチを救うことになる頼れる相棒であり友人です。

「雀蜂」

スキンヘッドで大柄な強面の男性。

 

組織のボスと唯一コンタクトを取ることができ、事実上の頂点です。

 

アリスの抹殺を目論む組織とは別に、何かを計画している素振りを見せます。

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『アラクニド』最終章までのおさらい!まとめ

組織との戦いの幕開け

「蜘蛛」を殺したアリスは組織から暗殺者として勧誘されますが、拒絶したことで命を狙われることになります。

 

組織の暗殺者は既に学校の中に潜んでおり、アリスを狙っていました。

 

イケイケなお姉ちゃん風非常勤保険教員は「蠍」(サソリ)、影の薄いクラスメートの女子は「蜚蠊」(ゴキブリ)、学校の番長は「竈午」(カマドウマ)と至る所でアリスと組織の戦いは繰り広げられます。

 

そんな敵だらけの戦いの日々の中でアリスにも味方ができます。

 

暗殺者になる前にアリスをいじめていたクラスメートの田嶋頼子は、アリスと組織の戦いに巻き込まれたことをきっかけに距離が縮まります。

 

組織の暗殺者から警護させる名目で頼子はアリスを自身が暮らすマンションで同居させるのです。

 

そして、以前にアリスをいじめていたことが嘘のように、友情が芽生えていきます。

 

アリスを殺そうとしていた「蜚蠊」(ゴキブリ)は自身を返り討ちにしたアリスに心酔して自称下僕となり頼子のマンションでアリスと同居することになります。

 

組織の内情についても知っている「蜚蠊」(ゴキブリ)はアリスにとって頼れる仲間であり、友人となるのです。

 

そんな友人たちが自分と組織との戦いで傷つくことがないようにアリスは静かに闘志を燃やします。

蜘蛛狩り開始

「蜘蛛」の技を引き継いだアリスの抹殺を目論む組織は「蜘蛛狩り」を計画します。

 

報奨金をエサにして組織の暗殺者達をアリスの通う高校へと集めるのです。

 

既に高校に潜入していたアリスと顔なじみである体育教師の「水黽」(アメンボ)、驚異的な筋肉を誇る巨漢の男「蟋蟖」(リオック)、最強を自負するお姉さん「兜蟲」(カブトムシ)、危ない科学者風のおじいさん「似我蜂」(ジガバチ)、何を考えているのかわからないバイオリンを弾くイケメン「螽斯」(キリギリス)など数多くの虫の名を冠する暗殺者達が集結します。

 

「蜘蛛狩り」を主催する組織の暗殺者であり高校の生徒会長でもある「軍隊蟻」(グンタイアリ)はアリスに再度、組織への加入を促しますが、拒否したアリスは学校内に集まった暗殺者達に狙われることとなるのです。

 

アリスに味方をする頼子と「蜚蠊」(ゴキブリ)もまた、「蜘蛛狩り」で集められた組織の暗殺者から狙われていました。

 

さらには集められた暗殺者たちの間でも殺し合いが始まります

 

アリスに懸けられた報奨金は「蜘蛛狩り」に参加した組織の暗殺者が殺されるたびに上がっていきます。

 

そこに目をつけた者は他の暗殺者を減らして報酬が上がりきったところでアリスを殺すことを目論むのです。

 

今やアリスの通う高校はそこかしこで暗殺者達の殺し合いが繰り広げられる戦場と化していました。

怒涛の展開とアリスの覚醒

「蜘蛛狩り」で集められた組織の暗殺者である危ない科学者風のおじいさん「似我蜂」の手で頼子と「蜚蠊」(ゴキブリ)は捕まってしまいますが、意外な存在の手で助けられます。

 

それは同じく組織の暗殺者である兜蟲

 

他の暗殺者がアリスを殺すために集まったのに対して、「兜蟲」はアリスを助けるためにやってきました

 

アリスを育て上げた「蜘蛛」はアリスが組織から狙われることを予想し、多額の報酬を払って「兜蟲」に警護を依頼していたのです。

 

最強を自負するお姉さんである「兜蟲」はその圧倒的なパワーで「似我蜂」を粉砕して頼子と「蜚蠊」(ゴキブリ)を救います。

 

心強い援軍を仲間に加えた頼子と「蜚蠊」(ゴキブリ)は校内で戦っているアリスとの合流を目指すのです。

 

そのころ、「蜘蛛狩り」を主催する「軍隊蟻」は予想外の事態に驚愕します。

 

あまりに危険すぎるために招集しなかった暗殺者巨針蟻」(ディノポネラ)が校内に現れたのです。

 

「巨針蟻」(ディノポネラ)は無邪気な少女で自分と同等の強さを持つと聞くアリスと友達になりたくてやってきました。

 

やがて校内で「巨針蟻」(ディノポネラ)とアリスは遭遇し戦うことになります。

 

アリスはこれまで相手にした暗殺者達以上に「巨針蟻」(ディノポネラ)に苦戦します。

 

「巨針蟻」(ディノポネラ)はアリスとは別の「集中」の能力を持っていたのです。

 

アリスのC.E.Cに対し、C.D.F(集中力操作自在)を使いこなす「巨針蟻」(ディノポネラ)はアリスの攻撃をことごとく躱して遂にはアリスを追い詰めます。

 

窮地に陥ったアリスですが、ずっと蓋をしていた自身の過去を思い出すことで突如、覚醒します。

 

アリスは「巨針蟻」(ディノポネラ)のC.D.F.を見ただけで会得することで戦況を覆します。

 

「巨針蟻」(ディノポネラ)を退けたアリスは仲間たちとの合流を目指して動き出します。

 

さらに、これまでは組織からの刺客を追い払う受け身のスタンスでいましたが、組織を自身に敵意を向ける障害と判断して、生き延びるために攻めに転じて排除することを決意するのです。

仲間との合流と離別、そして、「蜘蛛狩り」の終焉へ

頼子、「蜚蠊」(ゴキブリ)、「兜蟲」と合流を果たしたアリスはひとまず、安全な教室を見つけて一安心します。

 

しかし、そんな安心も束の間、頼子は突如倒れてしまいます。

 

アリスと頼子が退避していた教室には既にイケイケお姉ちゃん非常勤保険教員の「蠍」が潜んでいたのです。

 

頼子は「蠍」の武器「致死蠍毒」(フェイタルトキシンスコルピオ)を注入されて即死でした。

 

大切な友人を失い悲しみに暮れるアリスですが目の前には強敵の「蠍」(サソリ)が迫ります。

 

「蠍」の装備「毒の尾」(ティロブ・プアゾン)の圧倒的な反応速度による攻撃と防御に苦戦するアリスですが、「蜘蛛狩り」以前に高校の全ての教室に糸による罠を仕込んでいたことが功を奏して辛くも「蠍」を撃破することができたのです。

 

しかし、「巨針蟻」(ディノポネラ)、「蠍」といった強敵たちとの連戦で既に満身創痍のアリスは「軍隊蟻」の手下たちに捕まってしまいます。

 

成す術もないアリスを自身の元に連行させた「軍隊蟻」はアリスを意のままに操るための洗脳処置を施そうとします。

 

絶体絶命のアリスですが、「軍隊蟻」と「蜘蛛狩り」の最中に接触した際に既に糸による罠を仕掛けていました。

 

罠を発動させることで、アリスは「軍隊蟻」をも打ち倒します。

 

「軍隊蟻」が倒れたことで「蜘蛛狩り」は終焉を迎えますが、アリスの戦いはまだ終わりません。

 

組織との決着をつけるためにアリスは組織の事実上の頂点である「雀蜂」が待ち構える屋上へと向かうのです。

「雀蜂」の正体と対決

屋上で対峙する「雀蜂」からアリスに衝撃の真実が告げられます。

 

「雀蜂」はアリスの実の父親だったのです。

 

しかし、お互いの事情のため殺し合いは避けられません。

 

糸を操作して「雀蜂」を攻撃するアリスですが、何故か糸が思い通りに操作できなくなるのです。

 

それはアリスの実の父親である「雀蜂」もC.E.C.を使いこなすことができ、アリスの糸を無効化していたためでした。

 

糸を使えないアリスは「雀蜂」の圧倒的な実力の前に手も足も出ません。

 

万策尽きたアリスですが、「蜘蛛」の暗殺術の糸以外の武器である「蜘蛛牙」(ファング)を実戦で初めて成功させることで辛くも「雀蜂」を倒すに至ります。

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『アラクニド』最終回結末ネタバレ!その後はどうなった?ボスの正体は?

「雀蜂」が語る、アリスと組織との因縁

土壇場で成功させた「蜘蛛牙」(ファング)によってアリスと「雀蜂」の勝負は決着しました。

 

「雀蜂」は勝者であるアリスに全てを語ります。

 

「雀蜂」は本心では実の娘であるアリスとアリスの母親を守りたいと思っていましたが、組織のボスによる精神支配を受けており、2人を殺すように強制されていました

 

そのため、「雀蜂」はアリスの母親も殺していたのですが、アリスも殺せという命令については父親としての意思が勝り、拒むことができたのです。

 

そのことに関して組織のボスは何も咎めませんでしたが、代わりにアリスと「蜘蛛」が出会うように仕組んでいました。

 

アリスが「蜘蛛」と出会い、暗殺の術を身に付け、「蜘蛛狩り」を生き抜き新たな「蜘蛛」として完成したことはすべてボスの計画だったのです。

 

驚愕の真実を目の当たりにしてもアリスの心に動揺はなく、ボスを殺すために「雀蜂」から情報を聞き出そうとします。

 

そんなアリスの成長を満足しながら「雀蜂」はボスの正体について語り始めます。

 

直後、「雀蜂」の頭部が狙撃されて弾け飛びます。

 

遠く離れたビルから狙撃したのは組織のスナイパーである「銀蜻蜓」(ギンヤンマ)

 

動揺するアリスに1人近づく人影がありました。

 

それは「蠍」の「致死蠍毒」(フェイタルトキシンスコルピオ)で死んだはずの頼子でした。

ボスの正体と目的

あっけに取られるアリスに気さくな様子で近づく頼子。

 

偽物と断ずるアリスに対し、頼子は自身が組織のボスであると衝撃の真実を告げます。

 

ボスの能力は「撚翅」(ネジレバネ)であり、他者の思考を読み取るものでした。

 

この能力で頼子はアリスが心の中で望む行動や言動を演じることで友情を芽生えさせていたのです。

 

頼子の話にアリスは1つの疑問を突き付けます。

 

「アリスと同い年であるはずの頼子が長いこと存在している組織のボスであることは辻褄が合わない。」

 

その答えは単純明快で頼子の見た目は高校生ですが、実年齢は100歳であり、アリスが生まれるずっと前から生きていたのです

 

頼子が生まれたのは大正時代で子供の頃に身体的な成長が止まっていました。

 

そして、自身の能力で時の権力者たちを「雀蜂」として操ることで国を影から操っていたのです。

 

しかし、ここ10数年で頼子の体には変化が見られ、肉体が成長を再開しました。

 

頼子は永遠に続くと思っていた自身の能力が衰退を始めていることを悟り、最後の1人の「雀蜂」としてアリスに選んだのです。

 

そして、アリスに「雀蜂」となるか死ぬかの2択を突き付けます。

 

アリスは頼子を拒絶することを選びました。

 

支配されて従属することよりも自分の意思で自由に生きることを選択したのです。

 

頼子は「銀蜻蜓」(ギンヤンマ)にアリスの狙撃を命じます。

組織との決着

「銀蜻蜓」(ギンヤンマ)の放った銃弾がアリスを撃ち抜こうとしたまさにその時、「雀蜂」の遺体が起き上がり、アリスを庇います。

 

予想外の出来事に頼子は困惑しますが、アリスは活路を見逃しませんでした。

 

一瞬だけ見えた「銀蜻蜓」(ギンヤンマ)の狙撃銃の光に向けて、渾身の「蜘蛛牙」(ファング)を放ちます。

 

アリスの持つすべての糸を使い切った最後の「蜘蛛牙」(ファング)が狙撃銃のスコープごと「銀蜻蜓」(ギンヤンマ)の頭を貫くのでした。

 

「雀蜂」の遺体が何故、急に起き上がりアリスを守ったのかは定かではありませんが強い想いが起こした奇跡と頼子は結論付け、アリスはそんな父親にお礼を言います。

 

糸も体力も全てを使い切ってしまったアリスはもう動くことが出来ず、頼子に抱きかかえられます。

 

頼子はそのまま屋上の淵まで進み、抱えていたアリスを屋上から落とすことで止めを刺すのです。

 

頼子の手がアリスから離れた絶体絶命の瞬間に、轟音とともに屋上のドアを破壊して現れたのは最強を自負するお姉さんの「兜蟲」でした。

 

「兜蟲」は自身の武器である槍「兜角」(カブトホーン)を全力で振りぬき、風圧で頼子を屋上から落とします。

 

そして、体に命綱を巻いた「蜚蠊」(ゴキブリ)が颯爽と屋上から飛び降りて、アリスをキャッチします。

 

「蜚蠊」(ゴキブリ)にキャッチされたアリスは落ちていく頼子を見ながらこれまでのことを思い返し、嘘の関係であったとしても頼子のことが好きだったと改めて認識します。

 

そんなアリスの認識を「撚翅」(ネジレバネ)の能力で読んでいた頼子は「私もよ、アリス。」とだけ答えながら落ちていきます。

 

アリスは頼子に手を伸ばしますがすでに遅く、頼子は地面に激突して息絶えるのでした。

 

ここにアリスと組織の戦いは幕を閉じます。

 

しかし、まだ脅威が残っているのです。

 

そして、アリス達は…

 

「蜘蛛狩り」の終結後、日本は欲望のままに蠢く謎の暴徒集団によって無法地帯となっていました。

 

原因は「蜘蛛狩り」の最中にアリスが「軍隊蟻」を倒したことです。

 

「軍隊蟻」の能力は他者を洗脳して自分の意のままに動く兵隊を量産するものでした。

 

しかし、アリスが「軍隊蟻」のボスを倒してしまったことで残された兵隊たちは意思を持たずあらゆる欲望のままに暴走するゾンビとなって町中に溢れかえっているのです。

 

さらにこのゾンビは襲った相手も同じようにゾンビ化することでネズミ算式に数を増やしていきます。

 

軍隊蟻ゾンビを正気に戻す手段は見つかっておらず、殺す以外に選択肢はありません。

 

「蜘蛛狩り」の真の目的はこのパンデミックにより日本の人口を削減することにあったのです。

 

そんな荒廃した世界の様子を「蜚蠊」(ゴキブリ)はテレビ中継で眺めていました。

 

「蜚蠊」(ゴキブリ)は屋上での戦いの後にアリスを連れて自身の所有する自給自足可能な地下避難場所「蜚蠊営巣」(ゴキシェルター)へと身を潜めていたのです。

 

このパンデミックの原因を作ったことに責任を感じて塞ぎ込むアリスを「蜚蠊」(ゴキブリ)は優しい言葉で慰めます。

 

その優しさに感動して涙ながらに抱きつくアリスを抱きしめながら「蜚蠊」(ゴキブリ)は不敵な笑みを浮かべてアリスが篭絡したことに心の中でほくそ笑むのです。

 

失意に暮れるアリスを自身に依存させ、身も心も手に入れる絶好のチャンスと「蜚蠊」(ゴキブリ)は歪んだ欲望を燃え上がらせています。

 

夜更け、自身の禍々しい欲望からアリスの体を性的な意味で狙っている「蜚蠊」(ゴキブリ)が部屋を開けると、そこには「ありがとうございました」と書かれた紙が残されているのみでした。

 

アリスは1人、「軍隊蟻」ゾンビの群れが闊歩する夜の町を歩きます。

 

このまま、「蜚蠊」(ゴキブリ)に依存し続けると、いずれは自身の手で殺してしまうことを恐れ、アリスは「蜚蠊営巣」(ゴキシェルター)を出たのです。

 

「軍隊蟻」ゾンビの群れがアリスに襲い掛かる中で、この荒廃した世界を1人で生き抜く決意を固めアリスは自身の身に降りかかる障害を排除していきます。

 

ここで「アラクニド」は終わります。

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『アラクニド』世間の評判は?作者が死亡?

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