本記事はこんな疑問を解決します。
余談なのですが、違法な無料漫画サイト(zipやrarファイルを含む)では、ウイルスによる感染率が年々高くなっています。
この記事では、『アシガール』第1巻から第13巻までを完全無料で読む方法もご紹介しています。
ご紹介する方法は、登録不要でもちろん合法です。違法手段ではないので、安心してください。
14巻のネタバレの前に『アシガール』を無料で読む方法をご説明します。
『アシガール』1巻~13巻は漫画アプリ『マンガMee』で読める
『アシガール』第1巻から第13巻は、こちらの集英社が運営する漫画アプリ『マンガMee』にて無料で読むことができます。
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このように『アシガール』第1巻から第13巻までが『マンガMee』にて無料で読むことができます。
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- 虹色デイズ
- 高校デビュー
- ごくせん
- 俺物語
- NANA
- 青空エール
- メイちゃんの執事
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『アシガール』第15巻の発売日はいつ?
作者・森本梢子(もりもと こずえこ)先生によってCocohanaにて連載中の『アシガール』最新15巻の発売日は、2020年7月現在、未定です。
以下が過去5巻分の発売日の一覧です。
- 第10巻 2018年4月25日
(約4か月)
- 第11巻 2018年8月24日
(約6か月)
- 第12巻 2019年2月25日
(約7か月)
- 第13巻 2019年9月25日
(約7か月)
- 第14巻 2020年4月24日
過去5巻分の最新巻の発売ペースをみると、不規則ですが、ここ最近は約半年ごとに最新巻が発売されています。
このことから推測するに最新15巻は、早くとも6か月後の2020年10月24or25日に発売される可能性が高そうです。
最新刊まで待ちきれない!という方は、『マンガMee』で過去のエピソードを楽しんだり、他の人気作を読んでみることをオススメします!
『マンガMee』で読んだ筆者の最近のオススメは『虹色デイズ』です!
少女マンガですが、主人公が男性と珍しいです。
『アシガール』同様にキュンキュンして終止ニヤニヤが止まらないので、電車の中では読まないように!
『虹色デイズ』は16巻で完結しており、『マンガMee』で全巻無料で読めます(^^)/
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続いて『アシガール』14巻のネタバレをご紹介します。
『アシガール』第14巻 ネタバレ&感想
89話あらすじ
満月の晩、現代へ帰ってきた唯に気が付いたのは向かいに住む現代のじいこと向坂(こうさか)名誉教授でした。
寝ていたところを起こされた両親は実験室で倒れ込む唯を発見し、慌てて救急車を呼びました。
救急搬送されましたが現代医学のおかげで大事には至らず、4日で無事退院することができた唯は改めて尊の実験室の散らかり具合に驚きます。
尊が何をしに戦国へ行ったのか知らない唯たちはタイムマシンが動かないことなど知る由もなく、現れたタイミングの良さや戦国で過ごしていけるかなど心配しながらも何とかするだろうと思っていました。
しかし、当の本人は改めて自分が戦国時代にいる事を自覚して青ざめます。
元々は往復できるかを確認するだけのつもりだったのでタイムマシンは分解されたままであり、組み立てが出来る人は現代にはいません。
これでは一か月過ごすどころか、どうやって帰るのかもわからない状況になってしまいました。
不安を覚える尊に対し巻き込んですまないと若君は謝り、自分が戻るまで緑合の天野家で過ごすことを提案しますが、唯よりはるかに繊細な尊は知らない人の家で暮らすなんて絶対に無理だとその案を拒否します。
しかし現在二人がいるのは戦の最中の出城の中で、若君も出陣しなくてはなりません。
他人の家で暮らすか戦かの選択肢を迫られた尊は新しいタイムマシンを作るまでは死なないはず、という未来を信じて残ることにしました。
とはいえ若君も出陣中は常に側にいてやるわけにもいかないので、小平太と源三郎に面倒を任せます。
翌朝、完全に現代っ子の尊は出されたおにぎりの色やにおいが気なって食べる事ができず、馬に乗るように促されても乗れないので走って着いていくことにしました。
唯の弟ということでその提案はすんなり納得されましたが、運動神経のあまり良くない尊はゆっくりと走る馬にも追いつけません。
本当に弟なのかと疑われてしまうほど唯とは真逆の尊の小姓生活が、永禄の戦国で始まってしまいました。
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90話あらすじ
本陣に到着した若君たちと共に、途中で力尽きて小平太に担がれて搬入された尊。
「戦の時はムサい足軽おっさんの尻を見ながら地べたにゴロ寝」という唯の経験談を聞いていて心配していましたが、農民の足軽と若君様の小姓では全く環境が違うことに安心します。
城攻めを如何にするかと話し合いの中、唯のおかげで室屋の策略を防ぐことができたものの策が外れた室屋はもう降伏はしないと父上は読み、明朝に全軍で一気に攻め込む作戦を告げます。
城内の民を気に掛ける若君でしたが、籠城してから既に二十日が経っているので兵糧も残り少なく、どちらにしても餓死する者が出てくると言われてしまいます。
そんな時、尾張より援軍が来たとの知らせが入ります。
予定にない援軍は羽木の宿敵だった高山宗鶴(こうやま むねつる)と息子の宗熊(むねくま)の父子で、信長直々の命により城の構造に詳しい元城主の二人が呼ばれたのでした。
羽木家が御月家になったことは知らないため鉢合わせてはまずいと帰ってもらおうとしますが間に合わず、もちろん顔を見られては誤魔化しようもありません。
大声で二人が羽木家であった事を正綱に知らせようとしたその瞬間、宗鶴は突然気絶して倒れてしまいます。
バレるとまずいと尊が咄嗟にでんでん丸で電流を走らせた事を知る由もない周りは何事かと騒ぎになりますが、若君はひっそりと尊に「いいね」と親指を立てたのでした。
夜になり起きた宗鶴の元へ訪れ、忠永の以前の名は内密に願いたいと頭を下げる父上。
その態度に名と共に武家の誇りも捨て去ったのかと詰め寄るも、あくまで冷静に家名や城よりも生きる事を第一にと思い定めたことを告げます。
恥を晒してまで生きたいかと問われた時、倅の嫁が「この世に命より大事なものなんかありません」と、うるさく申すのだという言葉を一度は鼻で笑った宗鶴でしたが、若君の嫁が唯だと察すると「すっかり嫁の言い成りではないか」と笑ったのでした。
同じ頃、寝ていた尊が大声を上げたので何事かと飛び起きた小平太と源三郎でしたが、原因は腕を這った小さなムカデ。
大したことがないと言われても現代っ子の尊には耐えられず、心底に帰りたいと願うのでした。
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91話あらすじ
まだタイムマシンが動かないことを知らない唯は、両親の元でのんびりとマタニティライフを送っていました。
一方、永禄では翌朝に宗鶴はすっかり復活しましたが二人が羽木家であったことを言うつもりは無くなったらしく、お互いに含みのある笑いを浮かべます。
そしていよいよ城攻めの作戦を立てるための話し合いが始まり、宗鶴が教えたのは城の北側の石壁に本丸への抜け道が作ってあるというもの。
そこからならば拉致された農民が守っている入り口を通らずに済みますが、三百に近い室屋勢に対し人数が増えれば気が付かれるためこちらの兵は多くても二百人ほどが限界だと言います。
不利な状況である奇襲作戦でしたが、その役目を自ら名乗り出て引き受けたのは若君でした。
自ら危険な役割を買って出た事に対して物言いたげにしているのを察した若君から誰かが行かなければ済まない戦だと言われても、わざわざ自分から名乗り出た理由がその時の尊には分かりませんでした。
そしていよいよ出陣となり、若君様近侍用の甲冑を着せてもらった尊は、戦国に来てわずか三日で初陣に出ることになりました。
混乱を招かないために若君が選んだ旧羽木家出身の70名を連れた少数精鋭で夜襲へ向かい、宗熊の案内で抜け道へと向かいます。
尊からでんでん丸を受け取った若君は、闇に紛れ見張りを眠らせる策で先陣を切ろうとします。
甲冑を着せてもらい気分の上がっていた尊はついていこうかと提案しますが、待機を命じられて少々落胆したその瞬間、目の前で弓矢が味方の兵の喉に突き刺さりました。
夜襲に気付かれてしまったらしく城壁の上から攻撃され、身を隠せと言われても尊は突然のことに呆然と腰が抜けてしまいます。
しゃんとしろと叱られても動く事が出来ず、こうなったからにはもう一気に攻めると若君が指揮を飛ばし城内へ向かう背中が遠くなっていきます。
以前お気楽な唯に対して戦がどういうものか分かってないと言ったけれど、自分も同じだったと思いながら尊は気を失ってしまいました。
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92話あらすじ
一気に攻め込んだ若君たちの働きにより、村上城はわずか三十分で制圧に成功していました。
室屋与十郎は生け捕られ、投降した兵と共に織田軍へと引き渡されたと尊が聞いたのは数日後のことで、気絶してしまったあと人から人に背負われて緑合の天野家まで運ばれていました。
運ばれていた最中も申し訳なさと恥ずかしさで謝ることしか出来ず、自分は文字通りお荷物で、こっちの世界で出来ることは何ひとつないと自己嫌悪に陥ってしまいます。
高熱を出し寝込んでいた尊が目覚め、看病をしてくれていたのが唯から聞いていたおふくろ様だと気付き、改めて礼を言う殊勝な尊の態度に唯よりよほど大人だと笑うおふくろ様でしたが、何もできず周りに迷惑をかけたと落ち込んでしまいます。
しかしおふくろ様が教えてくれたのは尊がいなければ羽木の暮らしはなかっただろうと言う若君の言葉で、加えて人には得手不得手があり、尊には他の人には真似できない才があるのだろうと励ましてくれました。
謙遜する尊にしかし、と付け加えたおふくろ様は世の中には飢えて死ぬ者もいるのに好き嫌いで何も食べないのは何事か、と叱り付けます。
その気迫にこれがおふくろ様か、と気圧されつつも、今この時代で自分にできる事はなるべく人に迷惑をかけないようにしっかりと「生きる」ことだけだと考えるようになります。
すっかり良くなった尊は若君の元を訪ね、その時に聞いたのは自分は戦で死なず乱世を生き残ることが確実ならば、避けられない戦は自分が引き受けるという覚悟でした。
若君が自分から危険な戦に向かう理由と覚悟を目の当たりにして、尊は一刻も早く唯を若君の元へ戻す方法を考えようと改めて思います。
誰よりも戦が嫌いなのに他の人を守るために戦を続ける若君にとって、びっくりするほど明るく前向きな唯の存在は光のような存在なのだろうと実感したのでした。
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93話あらすじ
緑合に帰ってきた若君から唯とは養生のために小垣で別れたと聞かされた渡瀬とつゆは小垣へ向かおうとしますが、唯はいないので若君に止められてしまいます。
一方天野家にそのまま世話になることになった尊でしたが突然奥方である唯が消え、代わりに弟の自分が現れたため騒ぎになるだろうと心配していましたが、天野のじい様を始め御月家の人々は唯が姿を消すことには慣れており、若君がいるのに帰ってこないわけがないと深く理由を聞いてきませんでした。
なにより一番心配しているだろう若君がいつも通り穏やかに優しい態度を崩さず過ごしており、姉が信頼されていることに感心しながらも、次の満月で帰れないと知った時が大変だろうなとも考えます。
そして現代、すっかり回復した唯は戦国へ向かおうとしますが、起動スイッチを作動させてもうんともすんとも言いません。
別れ際の若君の淋しそうな顔を思い出し、また帰れないことを知りながら送り出された事に気が付いて騙されたことにショックを受けます。
しかしこちらでまだやることのある尊が帰って来ないわけがなく、証拠の家系図もあることから楽観的な両親でしたが、散乱した実験室の中、どうやって帰るのかは誰も見当がつかないのでした。
唯の疑問も届かない永禄で、尊の書き物に興味を持った三之助にアラビア数字での計算を教えてあげます。
この時代にまだ伝わっていなかった文字の書かれた紙が後に歴史研究家とかに見つかったら大ごとになるな、と考えた瞬間、とある作戦を思いつきました。
尊が考えた作戦は、猿でもわかるよう詳しく書いたタイムマシンの説明書を御月家の書物と共に蔵に収め、令和の現代に届けるというものでした。
御月家の最も古い蔵から出てきた書状は調査を許されるまでの457年間誰の目に触れることなく保管されており、御月家の蔵の調査をした木村先生が発見すれば現代の唯へとその手紙は届くはず、という希望を込めて、手紙は蔵に納められたのです。
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94話あらすじ
457年後への手紙を仕掛けてから四か月が経っても、まだ唯は戻ってきていませんでした。
三之助たちや近所の子供達から「師匠」と呼ばれすっかり懐かれた尊は、行っても足手まといになるという事と、目の前で人が死ぬのを見るのは二度と耐えられないと戦にはもうついていきませんでしたが、若君は四か月の間に信長の命で二度出陣していました。
二度目は信長と共に出陣していた若君に実際の様子を聞くと、ゲームに出て来るようないかつい感じではなく、意外にも長身痩躯のあさしかわらかなる面立ち(細マッチョの塩顔)であることを聞きます。
そして、村上城攻めに成功した褒美として村上城が宗鶴に戻され息子の宗熊には小垣城が下されたと聞き、ほとんど活躍していないのに、と言う尊の言葉に、いずれ唯が小垣城の奥に戻って来た時に宗熊の管轄であれば唯が突然現れたとしても大して気にしないだろうから安心したと若君は言います。
いつ戻るのかは分からないもどかしさはあるけれど、未来の尊は二人乗りのタイムマシンを確かに完成させているし、唯は家系図で子供を7人産んでいることは確実だと考えた時、ひとつの不安を覚えます。
それは家系図には名前ではなく『女(天野家)』としか書いていないので、他に天野家に年頃の娘がいた場合家系図の妻が唯ではない可能性があることでした。
幸い天野家には嫁いだ小平太の姉以外に娘はおらず、つまり子供を7人も産む唯が何年も戻ってこれないはずがないという確信を得て安心します。
と、思ったのもつかの間。
信長から妙な文が届いたと父上に呼び出された若君は、縁談の話を持ち出されたと知ります。
唯と結婚しているため断りの返事を持たせたと言う父上でしたが、出陣を共にした時にそんな話は全く出なかったにも関わらず突然妙な雲行きになり、勘違いだろうとその時は誰もが納得しましたが、その2日後に正綱が訪ねてきて事の真相が分かりました。
村上城攻めの際に救われた礼がしたいという正綱でしたが、唯は城内にはいないので無理だと断ります。
どこにいるのかとの質問にも答えられない若君に、正綱は唯が小垣にも緑合にもおらず、五か月もの間誰も唯を見ていない事から、既に亡くなったのではという噂が流れていると言いました。
そして、今回の縁談の発端はその噂が信長の耳に入ったせいであり、若い者がいつまでも独り身ではよくない、亡くなっていないとしても留守の間に話を推し進めてしまえばいい、とこのままでは強引に話を進めてしまうであろうと正綱は言います。
相手は吹山(ふきやま)城主 天野守景(あまの もりかげ)の娘である菊姫(きくひめ)と聞き、『天野』の名字に尊の血の気が引きます。
もちろん断ろうとする若君でしたが、今回は使者としてではなく御月家を思い事前に知らせに来てくれた正綱は、正式な使者が来た際に唯の所在は言えないが縁談は断るとなれば若君を質として尾張に来いと言うかもしれないのでよく考えて慎重な返事をするように、と忠告しにきてくれたのです。
家系図から確定されていると思っていた未来が根底から覆されて焦る尊に、若君は生涯に妻は唯ひとりだとはっきり告げ、縁談を断り、いずれは尾張に行くことを覚悟していました。
そんなことはダメだと止める尊でしたが、だからと言ってどうしていいのかも分かりません。
まだ満月には遠い、十六夜の晩の事件でした。
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95話あらすじ
信長からの強引な縁談の話を聞いた御月家の皆は当然腹を立て、中でも唯を孫娘のように思っている天野のじい様の怒りは凄まじいものでした。
しかし、次第に若君を人質に差し出せとか婿に入れとかいう話ではなく、あくまで娘を嫁として迎えてくれと言われているだけなのでそこまで腹を立てて大ごとにする必要もないのでは?という空気になってきてしまいます。
この時代の結婚は城主同士であれば本人たちの意思は関係なく、結婚という契約の元人質に行くようなものでしかない上に御月家の織田家に対する立場が難しいためこの縁談は断りにくいこともありました。
しかし当の若君は妻は唯のみ、という確固たる意志があるためか縁談の話も他人事のように気にした様子がなく、普段通り穏やかに過ごしています。
ですがそのせいで若君が人質になってしまったら唯はどう思うのだろうと言う尊の心配を他所に、織田家の使者は正綱が訪れてからわずか二日後に来てしまいました。
使者として現れたのはまさかの織田信長本人で、若君をうまく説得できそうな人物が思いつかなかったので自ら来たのだと言います。
若君に奥方は本当に生きているのか、所在は言えるのかと聞かれ、生きてはいるが所在は言えないとの返答に女房に逃げられたな?と冗談めかして笑いました。
かと思えばならば障りはないと判断し、有無を言わせない空気で縁談を進めようとしてしまいます。
そして同じ頃、西の館には宗熊が若君を訪ねて来ていました。
若君に用があって訪ねた宗熊に、本丸にて織田家の使者と縁談の面会中だと聞いたその時
「縁談って誰の?」という、宗熊のものではない声がしました。
14巻はここまでです!
今回は弟の尊の視点で話が進んだため、普段唯が周りからどんな風に思われているのか、若君にとって唯がどれほど大切かが伝わる巻でした。
信長もついに姿を現し、最後の声は果たして唯なのか、自分がいない間に縁談を持ち掛けられたと知った時、唯が信長にどんな反応をするのかが楽しみです。
次巻が待ち遠しいですね!
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