バーソロミューくまの現在は死亡？ボニーの父親？生きている？なぜ革命軍から七武海へ？過去や能力懸賞金は？仲間になるか考察！ワンピース

記録的なヒットを起こした漫画「ONE PIECE」。

今回はその中から謎多き人物「バーソロミュー・くま」を紹介します。

作中で登場した初の億越え賞金首ということで、懸賞金の桁が違うことから大きな衝撃をもたらした人物です。

世界政府に海賊行為を許された王下七武海の一人でありながら、その行動は他の海賊とは一線を画していて、政府に従いながらも多くの疑問が見え隠れしています。

今回はそんなバーソロミュー・くまの情報を整理していきます。

こいついなかったらやばかった選手権
候補1 バーソロミュー・くま pic.twitter.com/QRGlZpRyOk

— Dの家族 (@SbrXMusjSjeH9bt) July 14, 2022

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追記：バーソロミューくまはジュエリーボニーの父親だと判明？1062話

原作『ワンピース』1062話でバーソロミュー・くまの娘が最悪の世代の1人・ジュエリーボニーであることが判明しました。

ワノ国でカイドウ・ビッグマムに勝利したルフィ一行は、偶然迷い込んだ「未来島エッグヘッド」という島に辿り着きます。

この「未来島エッグヘッド」は世界一の天才科学者・ドクター・ベガパンクの研究所で、この島でジュエリーボニーと再会します。

ジュエリーボニーの目的は、父親であるバーソロミュー・くまを生物兵器へと改造したドクター・ベガパンクに会う事。（おそらく、くまを治してもらう&復讐のため）

このエピソードでジュエリーボニーの父親がバーソロミュー・くまであることが判明しました。

バーソロミューくまの原作『ワンピース』での登場回まとめ！

バーソロミュー・くまの姿が最初に確認されたのはアラバスタ編が終了した後でした。

王下七武海の一員としてドンキホーテ・ドフラミンゴと共に登場し、懸賞金が億を越える衝撃をもたらしました。

好き勝手に振る舞うドフラミンゴとは対照的に物静かに本を読む姿はミステリアスかつ、大人しい人物なのだろうという印象を与え、その時はまだ自分の情報を見せませんでした。

スリラーバーク乱入

強力な敵を撃破したあとにまた強敵出現とか、なんかスリラーバークでモリア撃破直後のバーソロミュー・くま感が半端ない猗窩座 pic.twitter.com/oDDWWMzSL7

— りくと (@rikuto_onepiece) September 25, 2021

主人公の麦わらの一味がスリラーバークへ侵入した際、時を同じくしてくまも世界政府からの遣いとしてスリラーバークを訪れていました。

いくつもの大事件を起こした麦わらの一味を警戒した政府により、七武海のゲッコー・モリアに協力して倒すよう言いつけられますが、他ならぬモリアに拒否されて戦況を見守ります。

結局モリアはルフィに敗北して倒れました。

決着がついて疲れ切った麦わらの一味とその協力者の前に姿を現し、くまは“麦わらのルフィを渡せば他は全員見逃す”と取引を持ち掛けます。

ルフィの仲間たちは考えもせずにこれを拒否し、くまの攻撃によって気絶させられました。

しかしその中で唯一、戦闘員のゾロだけが動けて、ルフィの身代わりになるという彼の心意気を買い、ルフィが受けた全てのダメージをゾロが受け入れることを条件にルフィを見逃します。

ゾロは死亡することなく耐え切り、約束通りに麦わらの一味を見逃しました。

島を離れる際、くまはモンキー・D・ドラゴンとの繋がりを示唆する一言を呟きます。

シャボンディ諸島での襲撃

海軍大将黄猿やくまを模した戦闘兵器パシフィスタに追い詰められる麦わらの一味の前に突如として登場。

“旅行するならどこへ行きたい？”と囁き、麦わらの一味全員を一人ずつシャボンディ諸島から弾き飛ばしてしまいます。

これにより麦わらの一味は完全敗北を喫して崩壊の一途を辿りました。

しかしこの行動には後に麦わらの一味を助ける思惑があったことが判明します。

頂上戦争への参加

王下七武海の一人として白ひげ海賊団VS海軍本部のマリンフォード頂上戦争に参加。

この時にはすでにくまの体は政府との密約により改造されていて、脳まで機械化されてくま本人の自我すら失われている状態でした。

かつての仲間の姿も認識できずに、命令に従って戦うだけの兵器と化しており、最後まで元に戻ることなく戦い抜きます。

バーソロミューくまの強さは？悪魔の実の能力とは？

「旅行するなら　どこに行きたい？」バーソロミュー・くま#サクラ海賊団#ワンピース #ONEPIECE #バーソロミュー・くま #ニキュニキュの実 pic.twitter.com/d2y5i1wNlK

— 鷲崎りょう＠絵で食いたい勢 (@ryou_wasizaki) June 2, 2021

くまは王下七武海の一人に選ばれ、元懸賞金2億9600万ベリーをかけられるほどの実力者です。

過去の経歴や肩書きからしても相当に高い実力であることが知られていて、都合があったとはいえ彼を基にした人造兵器パシフィスタが開発されるほどです。

悪魔の実

くまは“ニキュニキュの実”を食べた悪魔の実の能力者で“肉球人間”です。

少なくとも両掌に動物のような肉球があって、これに触れた物を弾き飛ばす能力を持ちます。

刀の刃や銃弾といった物体はもちろん、炎のようなエネルギーですらも弾いてしまいます。

また人間の体に触れると島から島へ弾き飛ばして移動させることも可能であり、三日三晩かけても正確に目的地に届けることが可能です。

作中ではこの能力を使って麦わらの一味を遠くの島々に離散させて、その場から一瞬で姿を消してしまうという衝撃的なシーンを見せました。

技

圧力（パッド）砲

手にある肉球で空気を弾き、衝撃波を飛ばします。

衝撃のみを飛ばして攻撃するため、物理攻撃が効かない相手にもダメージを与えることが可能です。

連続して衝撃波を飛ばすつっぱり圧力（パッド）砲という派生技もあります。

熊の衝撃（ウルススショック）

広範囲の大気を両手で包めるくらいに小さく圧縮し、敵に向けて解放します。

元に戻ろうとする大気が強烈な衝撃波を生み出して辺り一面を包み込みます。

作中ではスリラーバーク全域を襲った他、古代巨人族のリトルオーズJr.に呆気なく膝をつかせました。

バーソロミューくまの過去とは？なぜ革命軍から七武海へ！？懸賞金は？

くまは謎が多い人物で作中ではまだ全てを明らかにされてはいません。

王下七武海になるきっかけは“暴君”と恐れられるほどの海賊として、2億9600万ベリーの懸賞金をかけられるほどの悪行を繰り広げたからです。

しかし現時点で判明しているだけでも、世界政府の打倒を目指している革命軍の幹部として活動していたことが判明しています。

革命軍の立場からは政府と敵対している関係なのですが、その政府との密約を交わして自身のサイボーグ化を許しました。

その結果、シャボンディ諸島編では脳以外が全て機械の体になっていましたが、頂上戦争が始まる頃には自我がなくなり、完全な機械になっています。

元々政府の命令に従順に従う人物だと見られていましたが、度重なる改造によって政府に逆らわないロボットとなりました。

なぜ政府を倒す側だった彼が政府の言いなりになることを認めざるを得なかったのか。

理由はあるのでしょうが隠された謎はまだ明かされていません。

バーソロミューくまの現在は死亡？生きている？2年経った世界での動向

明日6/9(日)朝9時半～アニメ #ワンピース 「サボ怒る　革命軍幹部くまの悲劇」放送！
王族たちから離れ、天竜人の住む地へ潜入したサボだったが、奴隷にされたかつての仲間、バーソロミュー・くまの姿を目撃し…！？ #ONEPIECE pic.twitter.com/RDP4Cv2Ua6

— ONE PIECE.com(ワンピース) (@OPcom_info) June 8, 2019

麦わらの一味が姿を消している間、シャボンディ諸島に隠されていた彼らのサウザンドサニー号を守るという最後の命令を実行し、フランキーがやってくるまで船を守り続けました。

2年後が舞台になっても王下七武海として名前が登場し、現役であることが明かされながら直接的な登場はしばらくありませんでした。

そして世界会議編で本人の姿が登場し、完全な機械となったくまは天竜人に貸し出されていました。

ひどい扱いをされてボロボロになり、奴隷として酷使されていますが本人の意思がないためもはや抵抗することもありません。

その姿を見た最悪の世代の一人、ジュエリー・ボニーは目に涙を浮かべていて関係性が示唆されています。

この時点で元ソルベ王国の国王だったことが明かされています。

さらに天竜人の住処マリージョアに潜入していた革命軍の幹部が憤りを露わにしていて、「くまの人生こそ世界政府の犠牲そのもの」と語られました。

後に王下七武海の制度が撤廃。

全ての構成員がただの海賊として再び命を狙われるようになりましたが、すでに海賊ではなく天竜人の奴隷として扱われていたくまの処遇については不明です。

バーソロミューくまは麦わらの一味の仲間になるのか？

ワンピースのバーソロミュー・くま
お誕生日おめでとう🎁🎂🎉

これからも大活躍してね❗#ワンピース#くま#くま生誕祭2022#くま生誕祭#バーソロミュー・くま#バーソロミュー・くま生誕祭2022#バーソロミュー・くま生誕祭 pic.twitter.com/3yX8cqIc3S

— Mr.ブルースター (@bluestar_0318) February 8, 2022

ルフィとの縁

最初の出会いこそ、とんでもない強敵が絶望的な状況で襲ってきたというものでしたが、物語が進むにつれて実は主人公モンキー・D・ルフィとの関わりが深いことが判明しています。

彼の父親モンキー・D・ドラゴンは世界政府打倒を目指す革命軍のボス。

革命軍の一員であったくまの発言からドラゴンと親しい様子が伝わってきて、麦わらの一味を弾き飛ばしてバラバラにした際も実は彼らを守るためだったことがわかっています。

さらにドラゴンに助けられ、革命軍に所属するサボはルフィの義兄弟であり、当初こそ記憶を失っていましたが現在ではルフィのことも思い出しています。

天竜人に酷使されるくまの姿を見たサボは激しい憤りを露わにして、優しかったくまを尊敬していることがわかりました。

麦わらの一味に加わることはあるのか

実はルフィとの縁があり、自身が損傷する可能性を理解しながら一味の不在の間サウザンドサニー号を守り抜くなど、麦わらの一味とは浅からぬ関係にあるくま。

しかし肉体は完全に機械化されて、脳まで機械になって自我を失った彼は実質的に死亡していると言っても過言ではありません。

多くの謎を残したままという状況や革命軍幹部という立場もあって、これからの物語に関わってくる可能性は十分にあります。

その一方でくま自身の意思で麦わらの一味に協力、或いは加入するという状況は考え辛く、再び本来のくまの人格が蘇るという保証もありません。

麦わらの一味、殊更ルフィはこれまで数々の混乱を起こし、その場にいた多くの人間を味方につけてきた実績があるので、くまが彼らに力を貸す展開はあり得るでしょう。

ただしその時のくまが本来のバーソロミュー・くまなのか、機械に改造された戦闘兵器なのかはわかりません。