人気マンガ『ブスに花束を』。
この記事では、そんな『ブスに花束を』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!
『ブスに花束を』は漫画アプリ『マンガBANG!』にて無料で読める?
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『ブスに花束を。』ってどんな話?あらすじを紹介!
『#ブスに花束を』
ド直球なタイトルが示すように本格的な学園ラブコメ。
主人公のブスこと非モテな女子高校生・田端花を演じるのは、安心と信頼の早見沙織さんだぜ!。https://t.co/fd03uT29Ly— DJポスト (@DJPOST_twit) March 2, 2025
主人公は、自分の容姿にコンプレックスを持つ、女子高生の田端花(たばたはな)です。
田端は自分の容姿に自信がないものの、乙女ゲームや少女漫画のような主人公にあこがれを抱いていました。
そんな彼女の日課は、朝早く教室に入り、花瓶に活(い)けられている花を交換することです。
お花に触れて「いい女になった気分」に浸(ひた)っていたそのとき、同じクラスの人気者である上野陽介(うえのようすけ)に目撃されてしまいます。
恥ずかしさからその場を逃げ出してしまった田端は、その後なんとか上野に今朝の状況を内緒にしてもらおうと考えます。
上野は、毎日お花を取り替えてくれている人が誰なのか、ずっと気になっていました。その正体が田端であることを知り、彼女のことが気になっていきます。
上野と仲良くなったことをきっかけに、少しずつ周りが賑(にぎ)やかになっていく、田端を中心とした学園ラブコメディです。
『ブスに花束を。』の主な人物紹介!
田端 花(たばた はな)
お花が好きな女子高生。過去の体験から、容姿にコンプレックスをもっていて、自分のことをブスだと思っています。
内気で卑屈でネガティブですが、とても誠実で、他人を思いやる、心づかいのできる女の子です。
こんな自分にも優しくしてくれる上野にだんだんと惹(ひ)かれていきます。
上野 陽介(うえの ようすけ)
田端と同じクラスにいる、イケメンで有名な男の子。
誰に対しても明るく気さくに話しかけ、偏見(へんけん)なく接してくれます。
女の子たちにモテモテですが、当の本人は恋愛ごとに鈍感(どんかん)で、周りの好意に気づけません。
やがて田端に惹(ひ)かれていくうちに、自分でも戸惑ってしまうような独占欲を見せるようになります。
鶯谷 すみれ(うぐいすだに すみれ)
上野に片思いをしている、とてつもない美少女です。
田端と同じクラスの彼女は、上野が特別な顔を見せる田端にライバル心を燃やしています。
ライバルと思っているのにアドバイスをしてしまったり、面倒見の良い一面があります。
やがて、唯一自分を偽(いつわ)らずにいられる五反田に対して恋心を抱くようになります。
五反田 鉄男(ごたんだ てつお)
上野の親友であり、幼馴染の男の子です。
鈍感な上野とは違い、素直じゃない鶯谷の気持ちを察したり、場が乱れないようにさりげなくフォローしたり、細やかな気遣いができるところが魅力的です。
ですが、仏頂面(ぶっちょうづら)に加えて言葉足らずなところがあり、たびたび鶯谷を苛(いら)つかせてしまいます。
新橋 努(しんばし つとむ)
昔の自分にコンプレックスを抱え、必死にがんばる男の子です。
中学時代の自分を変えるため、高校デビューを果たし、クラスのキラキラしたメンバーを仲良くなることができました。
今度は可愛い彼女が欲しいと、鶯谷に猛アピールしますが、なんなく躱(かわ)されてしまいます。
田端には親近感を覚えており、自分に協力するよう持ちかけたり、協力しようとしたりしますが、なんだかいつも空回ってしまいます。
大塚 彩香(おおつか さやか)
中学時代、上野と五反田の同級生だった女の子です。
別の高校へ進んでいたはずの彼女は、ある日突然、田端たちの高校へ転校してきます。
明るい髪色に気崩した制服、いわゆるギャルといわれる服装をしています。
明るい性格で、上野と同じく、偏見で他人を判断しない純粋さを持っています。
音痴(おんち)でリズム感がないことがコンプレックスですが、笑わずに練習に付き合ってくれた、上野や五反田とは特に仲良くしています。
たびたび困っているところを助けてくれる新橋に対して、少しずつ惹かれていきます。
上野 圭介(うえの けいすけ)
上野の弟であり、大人びたクールな小学生男子です。
近所のお花屋さんに勤める、律子さんに恋心を抱いており、たびたびお店に居座っています。
最初こそ田端を脅迫(きょうはく)して従わせていましたが、次第に田端の人の良さを気に入り、兄との仲をサポートしてくれるようになります。
兄と同じく、誰に対しても平等に接していますが、律子さんを想うあまり、恋敵には厳しく接する可愛い一面があります。
律子さん(りつこ)
上野家の近所にあるお花屋さんの店員さんです。
上野母へ送るお花を、上野兄弟と一緒に選んだことをきっかけに、圭介に恋心を抱かれるようになります。
赤羽 慎弥(あかばね しんや)
田端の中学時代の同級生であり、上野のバイト仲間である男の子です。
チャラそうに見えますが、聞き上手で、とても繊細(せんさい)な気遣い屋さんです。
周りを気遣いすぎるあまり、思ってもいないことを口に出してしまうことがコンプレックスです。
中学時代に田端を傷つけてしまったことをずっと悔やんでいます。
なんとか謝るタイミングを見計らって、上野に協力を仰ごうとします。
『ブスに花束を』最終章に至るまでのネタバレ
『ブスに花束を』の最終章までのあらすじを簡単に解説いたします!
物語の始まり
誰よりも早く登校し、教室のお花を取り替えて、少女漫画の主人公気分を味わうの田端の日課でした。
そんなある日の早朝、たまたま早く登校してきた上野に、その場面を見られてしまいます。
お花を取り替えてくれているのが誰なのか気になっていたと話す上野を前に、恥ずかしさと期待を裏切ってしまって申し訳ないという気持ちでいっぱいの田端は、その場から逃げ出してしまいました。
しばらくして、先ほどの場面を誰かに話されては堪(たまら)らないと思い、黙っていてほしいと頼みに行きます。
こうして2人だけの秘密ができたことをきっかけに、上野と田端は次第に距離を縮めていくのでした。
2人きりの夏祭り
上野と仲良くなったことから、鶯谷とショッピングに出かけたり、五反田と上野に誕生日を祝ってもらったり、新橋の恋に協力をしたり、田端の周りに少しずつ人が増えていきます。
そうこうしているうちに、あっという間に夏の終わりが近づいてきました。
みんなで夏祭りへ出かけようと計画した上野でしたが、いつものメンバーは都合が合わず、田端と二人きりでお祭りに出かけることになります。
二人で歩いていると、偶然上野の中学時代の友達に出会います。
気遣った田端がその場を離れたとき、友人から田端の容姿に対する心無い言葉を受けてしまい、上野は腹を立てます。
何も知らない田端の手を引いて、その場を離れる上野でしたが、事情も知らぬまま、上野と友人たちとの仲を取り持とうとする田端を見て冷静になりました。
気を取り直して、二人は楽しくお祭りを満喫(まんきつ)しました。
鶯谷から上野への告白!
今月の「ブスに花束を。」は文化祭編に突入! 男女逆転版・白雪姫を上演することになった花たちのクラス。プリンセスな陽介とプリンスな鶯谷さんが、思わぬ展開に――!? #YA12月号 pic.twitter.com/EMfz9XsQJ7
— ヤングエース (@YA_henshubu) November 5, 2018
上野と五反田の中学の同級生である大塚彩香、通称サーヤが転校してきます。
明るくて気さくな性格のサーヤは、すぐにみんなと打ち解けて、いつものメンバーに加わるようになりました。
一方、上野は少しずつ田端を意識し始め、2人はギクシャクし始めます。
田端の良いところを皆に知ってほしい気持ちと、自分だけが知っていたいという矛盾(むじゅん)した気持ちの両方を抱え、上野は悩んでいました。
そんななか、学校の一大イベントである文化祭が始まりました。
文化祭当日、自分の悩みを鶯谷に相談する上野でしたが、鶯谷は上野に抱いている恋心を告白し、だからこそ相談には乗ってあげられないことを伝えます。
鶯谷の告白をきっかけに、上野自身もまた、田端とは友達のままではいられないことに気が付くのでした。
翌日、好きな人がいるから、鶯谷の気持ちには答えられないと、上野はハッキリ伝えました。
涙する鶯谷を慰(なぐさ)めてくれたのは、まったく事情を知らない、通りがかりの田端でした。
鶯谷は田端の優しさに触れ、恨(うら)めしく思うのと同時に、ライバルが田端で良かったと思うのでした。
こうして、鶯谷は失恋してしまい、上野は田端の恋心に気づくという、人間関係の変化が大きく現れた文化祭となりました。
上野から田端への告白!
上野は恋心に気づいたは良いものの、告白することで、今の関係を壊したくないと悩みはじめます。
そんなとき、上野の気持ちを察したサーヤと新橋が支えてくれました。
その一方で田端は、いつも助けてくれる上野に少しでも役に立ちたいと奮闘(ふんとう)していました。
しばらくして冬休みが始まる直前になり、クラスのみんなでカラオケに行くことになりました。
トイレ休憩に席を立ったとき、田端は上野が女の子に告白されている現場を目撃してしまいます。
そのとき、好きな人がいるという上野の言葉を耳にして、田端は大きなショックを受けました。
ただの憧れだけではなく、とっくに上野のことを好きになってしまっていることに気づいた田端は、失恋の痛みに耐えかねて1人で泣いていました。
しかし心配して探しに来た上野に見つかってしまい、泣いている理由を聞かれますが、理由を話せるはずもなく、なんとかいって誤魔化(ごまか)します。
上野はそんな田端を抱き寄せて、田端のことが好きだから、自分を頼ってほしいと勢いのまま告白しました。
田端が呆気(あっけ)にとられていると、上野と同じく心配して田端を探していた鶯谷とサーヤが現れ、上野は返事も聞けぬまま田端と離されてしまいます。
田端の気持ち!
田端が告白の返事に悩んでいるうちに、冬休みは明けて、新学期が始まりました。
たまたま田端が好きな映画のチケットをもらった上野は、新橋の提案により、上野と田端、そして新橋とサーヤの4人で、ダブルデートに出かけることになります。
映画を見終えて、新橋とサーヤは上野と田端を二人きりにしようとその場を離れました。
そのとき、田端を呼ぶ声がして視線を向けると、中学時代の田端の同級生であり、上野のバイト仲間である赤羽がいました。
田端は中学生のころ、赤羽が自分をブスだと言って友人たちと笑っていた、苦い過去を思い出します。
自分が原因で上野が笑われてしまうことを恐れて、田端は上野との仲を必死で誤魔化しました。
必死な田端の様子に、上野はある勘違いをしてしまいます。
田端から返事をもらえないのは、田端が赤羽のことを好きだからだと思い、失恋したと思い込んでしまうのでした。
田端は上野が勘違いしていることに気づきながらも、誤解(ごかい)を解くこともできず、お互い別々に帰ってしまうことになるのでした。
帰り道につく田端でしたが、そのまま帰る気になれず、誰かに相談したくて、いつも圭介が入り浸っているお花屋さんを訪れました。
圭介はいませんでしたが、お花屋さんの律子さんは田端のことを気遣って、店内に招き入れ、話を聞いてくれました。
上野に嫌な思いをさせたくない、上野が笑っているのが一番好きなんだと話していると、律子さんがこっそり連絡をしていた上野が、田端の前に現れます。
話を聞かれてしまったことに焦った田端は、その場から走り出します。
しかしすぐに上野に追いつかれてしまいました。
私はブスだから、他の人と恋愛した方がいいと涙ながらに伝える田端に対して、上野もまた涙しながら、誰が何を言ったとしても田端が好きだと伝えます。
両想いなだけなんだと言ってくれる上野に、田端もやっと自分の想いを伝えることができました。
晴れて付き合うことになった二人ですが、周りの反応を恐れる田端を気遣って、上野は皆に内緒で交際することを提案します。
お世話になった友人たちを除き、皆には内緒のお付き合いを続ける2人は、新たな気持ちで新学期を迎えるのでした。
#漫画「ブスに花束を。」(作楽ロク)7巻読んだ
陽介から告白された花の答えは…?
「だって私ブスだからぁ…」と涙ながら思いを吐露する花に、「誰が何と言おうと、田端が好きだ」と言う陽介。
なんて最高のシーン過ぎるんだ…!
登場人物皆いい人で、皆悩みながらがんばって生きている。 pic.twitter.com/9sfOlDFwMR— akihiko810/はてなブログでサブカル (@akihiko8103) May 22, 2023
上野、合コンに行く
上野のバイト仲間であり、田端の中学時代の同級生である赤羽は、中学の頃、自分の保身のために田端を傷つけてしまったことを、ずっと悔やみ続けていました。
赤羽は上野を通して、田端へ謝罪の言葉を伝えられないかと考えていました。
そんな折(おり)、赤羽の現在の友人である女の子から、上野との合コンをセッティングしてほしいと頼まれます。
ただのカラオケだと思ってついてきてしまった上野は、たまたま相手メンバーの中に居合わせたサーヤから、合コンであることを知らされます。
誰の気も悪くしないように、なんとか抜け出そうと考えていたところ、赤羽が誤(あやま)ってお酒を飲んでしまいました。
赤羽を介抱するという上野の言葉がきっかけで、合コンは解散となりました。
上野と2人きりになった赤羽は、中学生の頃、田端にブスだと言ってしまったことを打ち明けます。
そのことを謝りたいと上野に伝えましたが、田端が未だに傷ついていることを知っている上野は、謝れば田端は簡単に許すだろうから、自分は簡単には会わせないように邪魔をする、と宣言されてしまいます。
上野に言われた言葉から、赤羽は自分の口から直接謝ることを決めるのでした。
もやもやを抱えた修学旅行
修学旅行が始まり、田端たちは京都の名所を巡っていました。
しかし、修学旅行前に上野から合コンに行ってしまったことを聞いていた田端は、四六時中もやもやした気持ちを抱えてしまいます。
そのことを班のメンバーである鶯谷とサーヤに相談した翌日、田端は班行動中にメガネを壊してしまい、班のメンバーとはぐれ、挙句(あげく)の果てに携帯電話まで部屋に忘れてきてしまいます。
見知らぬ土地で迷子になってしまった田端を保護したのは、同じく修学旅行で京都を散策(さんさく)していた赤羽でした。
赤羽から上野へ連絡をとり、迎えが来る間、赤羽と赤羽の班のメンバーは一緒に待つことになりました。
赤羽の班のメンバーの仲には上野のことを気に入っている女の子もおり、とあるきっかけで田端を馬鹿にするような空気が出来上がってしまいます。
居心地の悪そうな田端を見た赤羽は、勇気を出して田端をかばい、友人たちと喧嘩別れをしてしまいました。
自分のせいで喧嘩してしまったと謝る田端に、赤羽は表情が見える距離まで近づいて、面と向かって、田端は何も悪くないんだから、謝らないでほしいと伝えます。
そして中学生の頃のことを謝ろうとする赤羽でしたが、上野の登場により、謝る機会を逃してしまいました。
その後、上野と田端は2人で京都を散策することになりました。
せっかく2人きりになれたのに、なかなか恋人らしいことができず、さらに上野の人気者っぷりをみて、田端は落ち込んでしまいます。
上野に元気がないことを気づかれて、田端はやきもちを妬いてしまったことを素直に伝えました。
田端の抱えていた気持ちを聞いて、鶯谷やサーヤと同じように、上野が気持ちに寄り添ってくれたことを、田端は嬉しく思います。
こうして素直に気持ちを伝えあい、2人の距離がさらに縮まる修学旅行になったのです。
五反田と鶯谷の恋模様
修学旅行も無事終わり、恋人として迎えた夏も終えて、いよいよ文化祭が始まります。
文化祭でバンドのボーカルをすることになった新橋に対して、サーヤは不満げな顔をしていました。
そして鶯谷と田端の二人に、新橋のことが好きだから、ファンを増やしてほしくない気持ちを告白しました。
悩むサーヤを見て、名前は教えられないけど、自分も好きな人がいることを伝える鶯谷でしたが、相手が五反田であることは田端やサーヤにバレバレです。
文化祭の前日、新橋は鶯谷に告白しようとしている男子から、鶯谷を守るようにと、五反田に伝えに行きました。
その会話を、物陰(ものかげ)から聞いていた鶯谷は、五反田が自分を引き留(と)めに来てくれるのではないかと期待してしまいます。
しかし、当日になっても五反田は現れず、がっかりしているときに、田端と上野を見かけました。
2人の姿を見て勇気をもらった鶯谷は、待っているだけでなく、自分から動くことを決意して、五反田を探しに駆(か)けていきました。
ようやく会えた五反田に、これから誰かに告白されても、五反田が好きだからと言って断るから、と気持ちを伝えます。
その告白に対して五反田は、彼氏ができたと言って断れ、と真っ赤になりながら返事をしました。
こうしてしばらくの間、名前のない関係を続けていた2人は、晴れて恋人同士となったのです。
『ブスに花束を。』最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画ドラマ】上野と田端その後の最後はどうなった?
ブス花最終巻やっと買ったんだけど、余りにも巻末の漫画が……なんておまけ素晴らしい……
欲を言うと花ちゃんや鶯谷さんの結婚式、森ちゃん達のその後が見たい…
むすひらみたいに本編のメインじゃない人のその後を集めたのとか出て欲しいな… pic.twitter.com/T7foJ1xzpv— きりか(桐花)⚾️🍺🐱⛩️2025年も宜しく (@gumbeat) November 5, 2022
仲良しアピールをする上野
付き合い始めた鶯谷と五反田を見て、上野もいつか田端との関係を誰にも隠さずに過ごしたいと思いました。
そしてバレてしまったときのために備え、今から少しずつでも、仲の良さを周りにアピールしていくことを決めます。
しかしなかなかアピールがうまくいかず、周りの人たちには罰ゲームをさせられているのではないかと誤解すら受ける始末(しまつ)に、落ち込んでしまいます。
放課後になって、今日はたくさん構(かま)ってもらえて嬉しかったと微笑む田端に、成果(せいか)なんてほとんどなくても、ただたくさん一緒にいることが、自分たちにとっても周りにとっても日常になればいい、と思いなおすのでした。
しかし、上野の思いとは裏腹(うらはら)に、夏休み中に水族館でデートしていた田端と上野の2人が、テレビの放送で流れてしまい、思わぬ形で2人の関係はバレてしまいました。
バレてしまった2人の関係
放送後の早朝、2人の噂でもちきりの教室に、田端はなんとなく入れないでいました。
上野はというと、後輩からの祝いの言葉に顔をほころばせ、堂々と周りにのろけ話をするようになりました。
思っていたほど周りは荒れず、気にしすぎだったと安心して話すサーヤでしたが、実はもう戦いは始まっていたのです。
鶯谷曰(いわ)く、上野ののろけ話という情報をもとに、量産型(りょうさんがた)田端が大量発生中なのでした。
すぐに自分の上位互換(じょういごかん)が現れてしまうと焦り、おしゃれをしてみたりと頑張る田端ですが、それもすぐに真似されてしまいます。
その一方で浮かれていた上野は、新橋と五反田の3人で出かけた際に、田端が不安になって焦っていることを知りました。
ある日の帰り道、いつまでも不安を抱えたままの田端に対し、不満を漏(も)らした上野は、頭を冷やしたいと、1人で帰ってしまいます。
さらに落ち込む田端でしたが、「ブス」という言葉にいつまでも囚(とら)われていたのは自分なんだと気づき、上野に謝りたくて、後を追いかけました。
上野に追いついた田端は、たくさん傷つけてしまったことを謝り、こんな私を好きになってくれてありがとうと、感謝の気持ちを伝えました。
無事仲直りした2人は、雪の中を一緒に歩きます。
これからも落ち込むことはあるだろうけど、上野からもらった言葉だけは大事にしたいと思った田端は、自分から上野へキスをしました。
それから5年後
新橋とサーヤの結婚式のため、みんなホテルに集まっていました。
過ぎていった5年の間に大人になったみんなが集まり、近況(きんきょう)や思い出話に花を咲かせます。
サーヤはうだうだと悩む新橋に覚悟を決めさせて結婚に踏み切り、鶯谷は五反田と同棲(どうせい)をはじめています。
その後、遅れた上野も登場し、楽しい結婚式はあっという間に終わってしまいました。
上野と田端は帰り道を2人で歩きます。
突然、寄りたいところがあるから後ろを向いて待っていてほしいという上野に従って待っていると、花束を持った上野が現れました。
なにかの記念日だったかと焦(あせ)る田端に、今からプロポーズをするんだと上野は言います。
もうずっと隣にいてほしいから、俺と結婚してください、そう告げる上野に、私もずっと一緒にいたいと田端は涙を流して答えました。
それからどれくらい経ったのか、家の花壇(かだん)で一緒に並んでお花を植えている、そんな2人の姿を最後に、物語の幕は下りるでした。