カードキャプターさくら最終回結末ネタバレ【クリアカード編完結ラスト漫画アニメ】その後の最後は？

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「なかよし」にて連載された人気マンガ『カードキャプターさくら』。

 

この記事では、そんな『カードキャプターさくら』の最終回・結末はどうなったのか？について分かりやすく簡潔にまとめていきます！

『カードキャプターさくら』をお得に読む方法はあるの？

昨今、各出版社が漫画アプリに力を入れており、連載中のマンガでも漫画アプリを通して無料で読むことができます。

 

例えば、小学館が運営する漫画アプリ『サンデーうぇぶり』では、サンデー系列で連載中のマンガや過去の名作マンガに至るまで幅広く無料で読むことができます。（←1番オススメの漫画アプリ）

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などなど…

 

しかし、『カードキャプターさくら』に関しては今現在、無料で読める漫画アプリはありません。

 

見つけ次第、追記いたします。

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漫画アプリに関していうと、講談社が運営する『マガポケ』や小学館が運営する『マンガワン』も特にオススメです。

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  • 薬屋のひとりごと
  • からかい上手の（元）高木さん
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  • めぞん一刻
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  • 教え子がAV女優、監督がボク。
  • 釣りバカ日誌
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『カードキャプターさくら』あらすじ紹介！

 

『カードキャプターさくら』は漫画雑誌『なかよし』にて1996年6月号から2000年8月号まで連載されていた大人気少女漫画です。

 

主人公・木之本桜(きのもと さくら)はある日父親の書庫で一冊の不思議な本を発見、本の中から突如現れた封印の獣・ケルベロスから街中に散りばめられているという魔法のカード「クロウカード」の封印・回収を頼まれてしまいます。

 

カードの封印が解かれてしまうとこの世に災いが訪れると知ったさくらは、一度は断ったもののケルベロスの口車に乗せられてしまい「カードキャプター」としてクロウカードを回収する事に。

 

同じくクロウカードを集めている少年、李・小狼(リ・シャオラン)や、彼女の親友である大道寺知世(だいどうじ ともよ)と共に協力し合いながら、クロウカードにより引き起こされる事件を次々と解決しカードを回収していくという物語です。

 

今回は『カードキャプターさくら』のあらすじ・結末をネタバレを含みながらご紹介させて頂きます！

 

『カードキャプターさくら』主な登場人物紹介！

【木之本 桜(きのもと さくら)】

 

私立友枝小学校に通う小学4年生の女の子。

 

家族・友達思いのとても優しい心の持ち主で、「ほえ～」「はにゃ～ん」など間延びした口癖が特徴的。

 

とても明るい性格で元気いっぱいの頑張り屋さんですが、素直で人を疑う事を知らないためよく騙されたり、時々寝坊をしては学校を遅刻しそうになったりと天然でドジっ子な一面も。

 

日々クロウカードが引き起こす事件に立ち向かい、街中に散らばってしまったカードを封印・回収するためにふん闘しており、窮地に追いやられてしまう場面であっても決して諦めず「絶対、だいじょうぶだよ」という“無敵の呪文”で乗り越えていきます。

【大道寺 知世(だいどうじ ともよ)】

 

さくらの同級生であり一番の親友の女の子。

 

お金持ちの家の一人娘でとてもおっとりとした性格をしており、「～ですわ」といったお嬢様口調が特徴的。

 

裁縫が得意でさくらが戦いに行く際には常に彼女用の新しいコスチュームを用意し、戦闘の様子を「さくらの勇姿」と称して記録するためほぼ全ての現場に同行しています。

 

さくらの事を信頼しきっているため事件に巻き込まれても気にする様子はなく、戦闘中も危険を承知で撮影しながら応援していたり、撮影した映像を観るシアタールームを自宅に設置したりと少々度の越えたファンのような一面も…。

 

【李・小狼(リ・シャオラン)】

 

さくらの通う小学校に香港から転校してきた同級生の男の子。

 

クロウカードを創った人物・クロウリードの血縁者であり、散らばってしまったカードを回収する事を“使命”としてやってきた人物で、さくらと出会った当初は彼女の事をカード集めのライバル的存在として敵視していました。

 

さくらと親しくなるにつれて自分の“使命”よりも彼女の“カードを封印し回収する”という目的を優先するようになり、それ以降はサポート役として同行しています。

 

無口でクールな印象である一方実際は極度の照れ屋さんで、さくらの優しい性格や可愛らしさに惹かれ好意を抱くようになるも、なかなか気持ちを伝えられずにいます。

【ケルベロス】

 

さくらをカードキャプターにした封印の獣で、クロウカードの守護者の1人。

 

口調は関西弁でとても陽気かつナルシストな性格をしており、さくらと知世からは「ケロちゃん」という愛称で呼ばれています。

 

ライオンの尻尾を生やしたテディベアのような姿と、翼の生えた巨大なライオンのような姿の２種類の容姿を持っており、それぞれを「仮の姿」「真の姿」としています。

 

普段のお調子者な様子とは裏腹に、戦闘の際にはカードに関する知識を持ってさくらの手助けをする非常に頼りになる一面も見られます。

【木之本 桃矢(きのもと とうや)】

 

さくらの7つ歳上の実の兄で、私立星條高校に通う2年生。

 

成績優秀・スポーツ万能と何事においても優れている学校の人気者ですが、やや無愛想で妹のさくらに対し憎まれ口で絡む様子もしばしば…実際は何よりも妹を大切に想っている心優しいお兄さんです。

 

非常に鋭い勘の持ち主で、さくらがカードキャプターである事やぬいぐるみのフリをしているケルベロスの正体にも本当は気が付いていますが、本人たちが隠しているのを察して知らないフリをしています。

 

小狼が自身の大切な妹であるさくらに想いを寄せている事にも気付いているため、顔を合わせるたびに険悪ムードになりがちですが、最終的には２人の行く末を後押ししてくれています。

 

【月城 雪兎(つきしろ ゆきと)】

 

さくらの兄・桃矢の同級生であり一番の親友。

 

ケルベロスからは「ゆきうさぎ」と呼ばれており、さくらに負けず劣らずレベルの天然さんですが非常に優しくおっとりとした性格の持ち主です。

 

その柔らかな雰囲気と人当たりの良さから、さくらと小狼からも多大な好意を寄せられています。

 

スラリとしたルックスに似合わずかなりの大食漢といったギャップがある一方、時折記憶が無くなる・気が付くと知らない場所に居るといった症状がある事に悩んでいる様子…。

【月(ユエ)】

 

ケルベロスと同じくクロウカード守護者の1人で、実はさくらの兄の親友・雪兎の「真の姿」。

 

普段は雪兎の中で物事を見聞きしているようで、雪兎の度々記憶がなくなるという症状の原因はユエが姿を現していたためだった事が後に判明しています。

 

自身の属性であるカードの能力を自在に使用出来る力があり、生みの親であるクロウリードへの強い忠誠心と愛情を持っている為、当初は新しくカードの持ち主となるさくらの事を認めようとはしませんでしたが、さくらの事を認めてからはケルベロスと共に彼女を手助けしてくれるようになりました。

 

『カードキャプターさくら』最終回までのおさらい！クロウカード編

『カードキャプターさくら【新装版】』は、物語のはじまりである「クロウカード編」と結末に続く「さくらカード編」の２部構成となっていますので、ここからは「クロウカード編」「さくらカード編」のそれぞれの流れから結末までをご紹介致します！

【カードキャプター誕生！クロウカード編】

父親の書庫で不思議な本を発見し、本から現れた封印の獣・ケルベロスと対面したさくらは、街中に散りばめられてしまったという「クロウカード」を封印・回収するため、カードキャプターになり協力して欲しいとケルベロスに頼まれてしまいます。

 

一度は断ったさくらでしたが、ケルベロスの口車にまんまと引っかかり「封印の杖」を手にしてしまった彼女は結局カードキャプターに任命されてしまい、カードの封印が解かれこの世に“災い”が訪れてしまうのを防ぐためクロウカードが原因で引き起こされる現象や事件の現場に向かう事に…。

 

しかしカードにはそれぞれ意思や個性があり、友好的な性格で自らカードに戻るような温和なカードもいれば、悪戯好きの少し困ったカード、攻撃用に創られたために好戦的で気性の荒いカードと多種多様で、回収はなかなかすんなりとはいきません。

 

様々な場面に遭遇・苦戦するさくらでしたが、それでも諦める事無くカードと向き合い対話する事でカードに戻るよう説得したり、自身の手元に戻ったカードを駆使しながら戦い他のカードを封印したりと回収に奮闘するのでした。

【ライバル出現！？李・小狼の登場】

なかなか上手くいかないカード集めに一喜一憂していた頃、さくらの通う小学校に李・小狼という男の子が転校してきます。

 

初対面であるにも関わらず終始鋭い視線を突き付けてくる小狼にさくらは困惑。

 

放課後に小狼から校舎裏へ呼び出されたさくらは突然彼から「クロウカードを出せ」と迫られてしまい、事情を話すも彼は聞き入れる様子はなくむしろカードの回収が捗っていない事やそれに伴う実力不足等を指摘されてしまうのでした。

 

知世と桃矢、雪兎の登場によりなんとかその場の危機を逃れたさくらでしたが、帰宅後ケルベロスに小狼について尋ねた際、彼がクロウリードの遠縁にあたる血縁者だという事を知り、手持ちのカードを小狼に渡した方が良いのではないかと提案するもケルベロスからは自身を目覚めさせたのはさくら本人であり、彼女が集めたカードには既にさくらの名前が書かれている為渡しても意味がない事を告げられてしまいます。

 

カードの回収の際に鉢合わせた小狼から再び実力不足を指摘され、このまま自分がカードの回収をしていても良いのかと思い悩みはじめたさくらでしたが、クロウカード「鏡(ミラー)」が桃矢に危害を加えた事件をきっかけにカード達が悪さをしないよう「絶対に集める」と決意を新たにします。

 

気持ちを改め奮闘するさくらを近くで見ているうちに、小狼は段々とさくらに心を許すようになり、「認めた訳じゃない」と言いつつも共闘するようになるのでした。

 

【ついにカードが揃った！最後の審判】

小狼や知世の協力もあり、幾度とない困難を乗り越えようやく全てのクロウカードを揃えたさくらは、ケルベロスから最後に手に入れたカードに名前を書き入れる事でもう1人の守護者が現れ、さくらに対し新たなカードの主として相応しいか否かを見極める審判を行うと教えられます。

 

意を決してカードに名前を書き込むさくらでしたが、光を纏って宙に浮いたカード達は何故か雪兎の元へ…最後の審判を行う守護者の正体は雪兎であり、その真の姿は審判者・月(ユエ)だった事が判明します。

 

困惑しているさくらに対し「真の主ならば守護者に負けるはずがない」と言い放った月は、最後の審判のクリア条件は自身の集めたクロウカードを駆使して月に勝つ事、負けてしまうと“災い”が起こるという事を告げるのでした。

 

そしてずっと明らかにされていなかった「この世の災い」の真実がクロウカードに関わった全ての者の記憶から「一番大切な者の記憶が消える」というものだった事を知ったさくらは、それを「人によっては天変地異よりもずっと辛い事」だと言い事態を避けるべく月に挑みますが、知識も力も各上の月にさくらは苦戦を強いられてしまいます。

 

見かねた小狼も戦いに加わろうとしますが、ケルベロスから第３者が加勢してしまった時点でさくらの負けになると諭されてしまい成す術無し…月を傷付けたくないと攻撃を躊躇うせいで上手く立ち回れずひたすら逃げの姿勢を続けていたさくらでしたが、「月の鈴」により封印の杖を新たに「星の杖」へと変えた事で月の力を上回る事に成功。

 

そして月を無傷で捕らえる事で勝利したさくらは、月に主従関係を強いるのではなく「仲良しになって欲しい」と告げ、無事クロウカードの新たな主として認められたのでした。

【新たな転校生!?さくらカード編】

カードを全て回収し無事新たなカードの主として認められたさくらに対し、親友の知世はさくらの為の衣装を用意する・その勇姿をビデオに納めるといった機会がなくなってしまった事をやや残念そうに語り、小狼もカード回収という目的がなくなった為１度香港に帰る事をさくらに告げていました。

 

小狼からいずれは日本に戻ってくると聞きひとまず安堵したさくらでしたが、クラスに新たにやって来た転校生・柊沢エリオルに対し「初めて会った気がしない」と気に掛けはじめます。

 

しかしそれはエリオルも同じだったようで、後に校庭で会った際に「生まれる前から知っているのかも」と意味深な言葉を告げられます。

 

その様子を近くで見ていた知世と小狼でしたが、小狼はなんだか気に入らない様子…すかさずエリオルの元に向かい睨みつけますが、エリオルからは睨まれている事を気にも留めない様子で微笑み返されてしまいます。

 

帰り道で先程の出来事にむくれていた小狼でしたが、やがてさくらと知世に香港に帰らずこのまま日本に残る事を告げ、それを聞き色々と察した知世は微笑み、何も気付いていないさくらは単純に大喜びするのでした…。

 

【呪文が通じない！？クロウカードとさくらカード】

エリオルが転校してきた頃辺りから、度々クロウリードに話しかけられるといった不思議な夢を見るようになっていたさくら。

 

しかし不思議な事は夢だけに留まらず、自分の住む街だけに雨が降り注いでいたり、所有しているカードの攻撃が効かず何故か上手く発動しないという奇妙な現象にも直面するようになっていました。

 

カードが上手く使用出来ないうえに現場に居合わせていたケルベロスと月も動きを封じられてしまい窮地に立たされたさくらは、どうにか渾身の力を振り絞り「火(ファイアリー)」の発動に成功し難を逃れたのですが、その直後異常な眠気に襲われ倒れ込んでしまいます。

 

どうして攻撃が効かないのか、何故カードの使用後に異常な眠気に襲われるのかと悩んでいたさくらと知世でしたが、ケルベロスから使用したカードのデザインが以前とは異なっていると指摘され、使用した「火」がさくらの星の力により「さくらカード」へと創り変わっている事に気が付きます。

 

さくらが異常な眠気に襲われたのは創り変える際に魔力を大量消費した事による代償だったと判明したものの、自分の魔力をカードに注ぐ事で「さくらカード」にし詠唱の呪文を変えて発動させる事で起こっている現象に対抗出来ると知ったさくらは、時には魔力切れで倒れながらも次々とカードを創り変えながら事件を解決させていきます。

 

その一方でケルベロスと月は攻撃が通じずケルベロス達の動きを封じられる様な人物は「さくらの他にはクロウしかいない」と考えながらも、時折感じる大昔に死んでしまった筈のクロウリードの気配に疑念を抱えるのでした。

【魔力消費の代償…】

「クロウカード」から「さくらカード」へと創り変えるべく奮闘していたさくら。

 

しかし彼女の知らない所では密かに月が消滅の危機に瀕する事態に発展していました。

 

月は主であるさくらが魔力を大量に消費した結果、彼女から魔力を供給してもらう事が出来なくなっており、その影響は次第に仮の姿である雪兎にも異常な眠気として現れていたのです。

 

雪兎の異変に真っ先に気付いた桃矢は、倒れた彼を保健室へと運んだ際に「人間じゃない事は知っている」「隠さなくていい」と今まで言わずにいた思いを告げ、それを聞き自分の前に姿を現した月には自分の魔力を渡す代わりに「さくらの身を守り、自分の身(雪兎)も守って欲しい」と伝えます。

 

桃矢の条件を承諾した月は彼の魔力を全て受け取り、魔力を失った為にそのまま眠りについた桃矢に向け静かにお礼を告げるのですが、ふと気配を察し保健室の窓の外を見るとそこには一部始終を見届け事の全てを知ってしまったさくらの姿が…。

 

自分がこの事態を招いてしまった事、自分の力不足の為に兄である桃矢の力を代償にしてしまった事を涙ながらに月に謝罪するさくらでしたが、「まだ子供のお前が全てを支えられないのは当然だ」「お前が泣けばこいつ(桃矢)が悲しむ」と月に慰められ、やや気を落としながらもこの先何かあった時には自分が兄を守ると心に決めるのでした。

 

【ついに「さくらカード」完成！？エリオルの正体が判明！】

創り変えるカードも残すところあと少しとなった頃、さくらは頻繁に見ていた不思議な夢の真相を確かめるべく小狼と知世と共に夢で見たタワーのある場所へと向かうことに。

 

しかし到着した場所が人通りの多い場所であるにも関わらず閑散としている事に疑問を持ち、今までもクロウの気配を追って異変に辿り着いた際には人が全くいなかった事に気付いたさくらと小狼は「一体誰がそんな事を」と口にしますが、その答えは予想外にもタワーの上にひっそりと佇む人物・エリオルから返ってきたのでした。

 

転校生・エリオルの正体…それはなんと、クロウカードを創った張本人・クロウリードの生まれ変わった姿だったのです。

 

今までの奇妙な現象や事件は全て自分の仕業であったと明かすエリオルでしたが、どうしてこんな事をするのかと尋ねるケルベロスの質問をはぐらかし、街全体を闇で包んで全ての者が永遠の眠りにつく呪いを掛けてしまい、その結果さくらと小狼以外の人間は皆眠りについてしまう事態に。

 

エリオルの従者であるスピネルとルビー、さくらの従者であるケルベロスと月の両者激しい攻防戦が巻き起こる中、さくらはケルベロス同様「どうしてこんなことを！？」とエリオルに問い質しますが、彼は知りたければ自分の魔法を破るようにとだけ告げてさくらに向けて攻撃を放ちます。

 

次々繰り出されるエリオルの魔法に苦戦しつつも残りのカードを創り変え応戦するさくらでしたが、残りのカードが「闇(ダーク)」と「光(ライト)」の２枚になった時、過去に「光」から告げられた「闇を明るく照らすのは光」という言葉を思い出し、闇に打ち勝てるのは光であると気が付きます。

 

そしてケルベロスと月の力を杖に宿し、小狼と力を合わせて最後のカードである「光」と「闇」をさくらカードに変えた彼女は、なんとかエリオルの魔法と呪いを破る事に成功したのでした。

 

漫画アニメ完結ラスト『カードキャプターさくら』最終回結末ネタバレ！その後の最後は？続編クリアカード編

【エリオルの目的とは？明かされる全ての真実】

エリオルの魔法を破り見事勝利したさくら達が彼に事の真相を尋ねるべく迫ろうとしたその時、何故かその場にさくらの父親・藤隆(ふじたか)が姿を現す事態に。

 

エリオルの魔法に掛らず眠っていなかった藤隆は先程まで起きていた現象について不思議そうにさくらに語りますが、さくらも何故父が此処に居るのか、何故魔法の影響を受けていないのかと大混乱…そんな中エリオルは藤隆を「もう一人の自分」と呼び、自分と彼は同じクロウリードの魂をわけた者である事を明かすと共に自分の持つ魔力の半分を藤隆に分けるため魔法を使うようさくらに伝えます。

 

魔法を使用しても藤隆に何の影響もないという事をしっかりと確認したさくらは、エリオルの言う通りに魔法を使用し、願いの叶ったエリオルはさくら達に今回の騒動に関してや自分の本当の目的を打ち明けるのでした。

 

彼の真の目的は闇の力で作った自身の「クロウカード」をさくらの自身の星の力で「さくらカード」に創り変えさせる事、そして彼女の力でクロウの時から引き継いだ自身の魔力を藤隆に分け与え、「この世で一番強い魔術師ではない自分」を手に入れるという願いを叶える事。

 

エリオルが現れた当初、さくらの所持しているクロウカードはこのままにしておくと魔力を失い全て使えなくなってしまうという程の危機に瀕しており、それはエリオル(クロウリード)にとっても予想外の出来事でした。

 

クロウカードに関してはさくら自身の力がクロウリードとは異なる「星の力」である事が原因だった為、彼女が自身の力で新たに「さくらカード」として創り変える事で解決できる事でしたが、さくらの現状の力では全部を一度に創り変えるのは難しく非常に危険で、またエリオルの願いを叶えるためにもさくらに自分を上回る魔力を持ってもらう必要がありました。

 

そのためエリオルは何度も事件を引き起こして彼女にカードを少しずつ創り変えるキッカケを与え、同時にさくらの星の力を育てる事で自身の願いとカードの創り変えの両方を成立させようとしていたのです。

 

結局クロウカードをさくらカードに創り変える過程も、それに伴いさくらが魔力を高めたのも、全てはエリオル(クロウリード)の目的を果たすためのシナリオだったのでした。

【物語は結末へ…】

今までの出来事の疑問が全て解消され、エリオルとの一件を経て全てのカードも「さくらカード」に創り変わり、ようやく元の平穏な生活が戻ってきたと思った矢先、さくら達は急遽エリオルがイギリスへ帰国するという事を知らされ困惑します。

 

一方で小狼も同じく香港に帰ってくるよう母親から連絡を受けていましたが、エリオルの帰国を惜しむさくらにそれを伝えられず一人思い悩んでいました。

 

小狼は悩んだ末に香港に戻る前にせめて自分の気持ちだけは伝えようと、下校途中に合流したさくらに「お前が好きだ」と告白しますが、彼女に返事を要求する事はせずに伝えるだけでその場を去ってしまいました。

 

突然の告白に驚いたさくらは自分の中で小狼がどういう存在であるのか、彼に対して感じている気持ちは何なのかと困惑し続けますが、やがて引っ越し準備の最中の小狼に出会わせ彼が香港へ帰国してしまう事を知ってしまいます。

 

その事実に衝撃を受けたさくらは親身に相談に乗ってくれた知世やクラスメイト達の後押しもありようやく自分自身の気持ちに気が付くも、知世から小狼が１０時の飛行機で帰ってしまうと連絡を受け、さくらは現在の時刻を確認しこのままでは間に合わない、気持ちを伝えられずに終わってしまうと涙をにじませます。

 

しかし知世から「しっかりなさって！」と一喝され、「さくらちゃんには“無敵の呪文”がある」と励まされた事でさくらは一変。

 

「絶対、だいじょうぶだよ」と“無敵の呪文”を呟き、あと五分で出発してしまうバス停に急いで向かおうとしますが、ローラーブレードでは到底間に合わないと雪兎に諭されてしまいます。

 

それでも向かおうとするさくらでしたが、こうなるであろう事を随分昔から察していた桃矢がバイクの後ろに乗せ送り届けてくれた事でどうにかバスの出発に間に合い、さくらは自作のテディベアをバスの窓越しに小狼へ渡すと共にあの日の告白の答えである「私の一番は小狼君だよ」という言葉を伝えます。

 

動き出したバスの中から必ず帰ってくるから待っていて欲しいと伝える小狼に、さくらはバスを追いかけながら待っている事を伝え、最後は立ち止まってバスを見送るのでした。

 

そして時は流れ中学生になったさくらでしたが、相変わらずのお寝坊さんで遅刻寸前…急いで家を飛び出した彼女の目の前には、見覚えのあるテディベアを抱えた少年がひとり。

 

そこに居たのは、手続きを終えて日本へ帰ってきた小狼だったのです。

 

離れ離れだった２人がこれからはずっと一緒に居られると再会を喜び、物語は幕を閉じるのでした。

 

『カードキャプターさくら』最終回の読者の反応や感想は？

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