第九の波濤は面白い?漫画おすすめ?感想や評価評判調査!作者・草場道輝

おすすめスマホアプリ

 

「週刊少年のサンデー」にて連載された大人気マンガ第九の波濤

 

そんな『第九の波濤』は本当に面白いのか?オススメで買う価値があるのか?などについてまとめました!

『第九の波濤』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で全巻無料で読める?

『第九の波濤』は、こちらの小学館が運営する漫画アプリサンデーうぇぶりにて全巻無料で読むことができます。

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『サンデーうぇぶり』は公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

この記事を執筆している現在では第1巻から最終巻まで読むことができます

 

安心安全に、そしてタダで『第九の波濤』を第1巻から最終巻まで読破したい方は『サンデーうぇぶり』を使う方法がベストです。

オススメ漫画アプリ紹介

上記で紹介した『サンデーうぇぶり』以外にも双葉社が運営する漫画アプリマンガがうがうや小学館が運営するマンガワンも特にオススメです。

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『マンガがうがう』で無料で読める主な作品一覧
  • 監獄実験プリズンラボ
  • 復讐の未亡人
  • 王様ゲーム
  • クレヨンしんちゃん
  • ミイラの飼い方
  • 漂流ネットカフェ
  • 復讐教室
  • 走馬灯株式会社
  • ミスミソウ
  • orange
  • 恋空
  • オオカミ王子の言うとおり
  • 京都寺町三条のホームズ
  • リベンジH
  • クラス転移で俺だけ…
  • 進化の実
  • 魔王様、リトライ
  • 小林さんちのメイドラゴン
  • 異世界召喚は二度目です
  • 勇者パーティーを追放された白魔導師
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  • 青のオーケストラ
  • 薬屋のひとりごと
  • からかい上手の(元)高木さん
  • ダンベル何キロ持てる?
  • めぞん一刻
  • おやすみプンプン
  • 灼熱カバディ
  • 送球ボーイズ
  • 出会って5秒でバトル
  • モブサイコ100
  • 釣りバカ日誌
  • ゾン100
  • 裏バイト逃亡禁止
  • 美味しんぼ
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サンデーうぇぶり

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『第九の波濤』あらすじ紹介!

長崎県諫早市江之浦漁港、この小さな港町で少年と少女が出会うところからこの物語は始まります。

 

二人の名前は海老原湊(えびはら みなと)と平良凪子(たいら なぎこ)、ともに18歳、本作の主人公とヒロインです。

 

海老原湊はファッションが好きな若干SNS依存気味の東京育ちの都会っ子。

 

東京の名門大学に合格しのんびりしているところを、母親から亡くなった父の十七回忌に出席するように頼まれ長崎にやって来ました。

 

その途中に海辺の食堂に立ち寄りますが、そこで食堂の娘である平良凪子と出会います。

 

たまたま食堂で食材を切らしていたため、凪子はアジやイカを目の前の海から釣りあげて、それを刺身にして海老原に食べさせます。

 

釣り上げたばかりの魚の美味しさに感激すると同時に、颯爽とした凪子のたたずまいに海老原は一目ぼれしてしまいます。

 

釣りを教えてもらう海老原ですが、釣りをしているときも、その前の食事のときもずっとスマホをいじっている姿に凪子は呆れ気味でした。

 

肝心の釣りではビギナーズラックで思わぬ大物が海老原の釣竿にかかります。

 

ところが大物すぎて使用している釣り糸では釣り上げられないから諦めたほうがいい、と凪子から忠告されてしまいます。

 

魚を逃がさないように必死で踏ん張りながらもSNSにあげるための写真をスマホで撮影する海老原。

 

それを見た凪子はどうしても釣りたいなら海に飛び込んで手持ちの網ですくいあげろ、と言います。

 

陽も沈んだ冬の海に飛び込むなんて死んでもおかしくない、と躊躇(ちゅうちょ)する海老原に、凪子は「大物釣って見栄を張りたかとやったら、それくらいの覚悟はいるやろもん!!」と長崎弁で啖呵を切ります。

 

たくさんのSNSのフォロワーよりも凪子一人に認めてもらいたい、と意を決した海老原は網を手に夜の海へ飛び込み、見事に魚を捕まえることができました。

 

そのあと、凪子から水産大学に進学すると聞いた海老原は、なんと長崎大学の水産学部を受験し、合格してしまいます。

 

四月になり海老原は凪子との甘酸っぱいキャンパスライフを夢見て長崎にやってきますが、そこで初めて凪子が東京の水産大学に進学したことを知ります。

 

こうして海老原湊の波乱に満ちた長崎大学水産学部での大学生活が幕を開けたのでした。

 

漫画『第九の波濤』は面白い?おすすめなの?見どころ紹介!

先に結論、『第九の波濤』は全巻読む価値アリに面白いです!

 

『第九の波濤』の見どころを3つご紹介いたします!

面白い理由① 海老原と凪子の恋の行方

長崎と東京という距離もさることながら凪子は勉強(鯨の研究)に夢中で恋愛なんて眼中にない状態です。

 

それでも精霊流し(長崎のお盆行事)での再会をきっかけに少しずつ距離を縮めていきます。

 

ときには鯨料理の話が原因で母親とケンカしてしまった凪子が海老原に相談を持ち掛けるようにもなります。

 

さらに実は二人は幼いころに出会っていたこともわかり、まさしく運命か、と海老原は盛り上がるのですが、なぜか海老原の母親は凪子とは付き合うなと言ってきたりします。

 

そんなところに海老原に想いを寄せる女の子まで現れ、一緒に稲佐山(長崎の観光名所)に行ったりもします。

 

切ない三角関係の恋模様もドキドキしながら楽しめます。

 

面白い理由② 長崎大学水産学部のキャンパスライフ

一般的な大学のキャンパスライフはなんとなく想像がつくかもしれませんが、海老原が通う長崎大学水産学部には独特のキャンパスライフがあります。

 

まずは入学直後に行われるオリエンテーションが変わっています。

 

上級生の監督のもと、自己紹介をするのですが、趣味や特技を話すわけではなく、新入生はまず大声で「押忍!」と叫び、それから自分の出身高校をやはり大声で叫び、それに対し他の人は全員で「名門!」とやはり大声で返し、最後にやはり「押忍!」で締めるというものです。

 

この声が小さいとやり直しさせられ、上級生が認めるまで繰り返しになります。

 

異様な雰囲気のため女子生徒の中には泣き出してしまう人もいるほどでした。

 

一見すると前時代的で理不尽なしごきにしか見えませんが、これは例えば、船上にいるときに嵐などで声が届きにくい場合でも意志が疎通できるように常日頃から大声を意識させるためという理由があります。

 

最初は反発していた海老原もその理由を知り、納得した様子が描かれています(ちなみに現在はもっとソフトな感じで行われているそうです)。

 

他にも早朝訓練という水産学部生だけで行われるトレーニングがあったり、夏には10キロの遠泳があったりと体力的にはハードなようです。

 

キツイことだけではなく、楽しそうなこともいっぱいあります。

 

海老原の入ったサークルは「外洋帆船部」といって、簡単に言うとヨット部です。

 

ヨットを操っての五島列島や対馬までの航海を通して同じ部の仲間たちとの絆を深めていくところは、いかにも少年漫画的ではありますが、こんな学生生活を送ってみたいと思わせてくれます。

 

学園祭では優秀者に贈られる老舗しっぽく料亭の食事券をかけて、長崎の海の幸を活かしたちゃんぽんを開発し、上級生が研究の一環としても作っている逸品「あげかまぼこ」に挑みます。

 

3年生になると航海実習が行われます。

 

これは実際に船に乗って約2週間の航海を行う実地訓練です。

 

例年、グアムや台湾など外国へ行くことが多いようですが、海老原たちの行先は意外な場所に…。

 

やっぱり海や船に関することが多いですね。

 

どのイベントも海老原たちの行動がいきいきと描かれているので、高校生が読んだら水産学部を受験したくなるかもしれません。

面白い理由③ 洋上風力発電クラスター構想

この物語のキーになる研究です。

 

海上にたてた風車から得た電力を得て、それを利用して漁船の燃料にしたり、洋上での養殖に必要な電力として充当するなどの研究が進められています。

 

実際に五島列島沖に洋上風力発電用の風車がたてられています。

 

作中では海老原はこれを発展させて、洋上に養殖所を作り、そこで採れた海産物を使って海上レストランやホテルを建設したり、複合的なレジャー施設「アクアプラザ」を創造することを計画しています。

 

日本の漁業にブレイクスルーを起こすかもしれないこの計画はとても夢のある話ですね。

 

本作では、この計画に関わる人たちが数多く登場し、物語を盛り上げていきます。

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『第九の波濤』の主な登場人物を解説!

『第九の波濤』の登場人物を解説します。

海老原湊

東京育ちの都会っ子。

 

ファッションをメインに発信している自身のインスタのフォロワー数はなんと1万。

 

長崎で一目ぼれした凪子を追い、合格していた東京の名門大学を蹴って長崎大学水産学部に入学しました(お目当ての凪子は東京の水産大学に入学していましたが)。

 

人の懐に入り込むのがうまく、誰とでもすぐに仲良くなれて、大学の同級生からはコミュ力おばけと呼ばれることもあるほどです。

 

ただ一目ぼれした凪子との距離はそのコミュ力をもってしてもなかなか縮まらないようでしたが、それでもちょっとずつ凪子の心を開かせている様子もうかがえます。

 

大学の同級生である潜木と一緒に学んだ五島列島沖の洋上風力発電をもとに、人々の夢をつなげたい、という目標を持つようになりました。

平良凪子

本作のヒロイン。

 

長崎の小さな港町で生まれ育ちました。

 

幼いころから海が好きで兄や男友達と一緒に釣りを楽しんでいました。

 

鯨好きが高じて、高校生のころから「長崎県の大村湾で鯨の養殖をする」という途方もない夢を持つようになります。

 

その夢のため、鯨研究の第一人者である教授のいる東京の水産大学に進学しました。

 

原宿を歩けばすぐに読者モデルにスカウトされるほどのルックスですが、凪子本人は鯨の研究で頭がいっぱいで恋愛方面は疎いようです。

 

海老原のアプローチにも気付いてさえいないようでしたが、徐々に海老原に魅かれているような描写もみえます。

 

潜木洋介(くぐるぎ ようすけ)

水産学部の同級生であり、サークルでも海老原と同じ外洋帆船部に所属します。

 

長崎の漁師の家に生まれ、漁師を継ぎたいと考えていますが、先細りする漁業の未来を心配した父親からは漁師は継がせない、と言われています。

 

それでも日本の漁業に何かブレイクスルーを起こしたいと思い、漁業の役に立つ勉強をするために長崎大学水産学部に入学しました。

 

海老原と同学年ですが、当初は海老原の海に向かう態度が気に入らず、反目していましたが、外洋帆船部の活動や水産学部のイベントなどをともに過ごすうちに親友と呼べる存在になっていきました。

 

高校時代は競技ヨットで全国3位になるほどの腕前をもち、風をよむ能力にすぐれ、海の上ではなにをやってもサマになるといわれています。

 

同じ水産学部の女子からは雰囲気イケメンという評ながら人気は高く、他学部の女子学生からアプローチされることもありました。

鷲口舟(わしぐち しゅう) 

水産学部の同級生であり、サークルでも海老原と同じ外洋帆船部に所属します。

 

天体観測が好きで、3年次の航海実習で太平洋上から南十字星を見てみたいという理由で長崎大学水産学部に入学しました。

 

どちらかといえばおとなしい人物ですが、ある事件で落ち込んだ海老原に対して熱の入った励ましをするなど、強い気持ちを持つ男でもあります。

 

トレードマークは目まで隠れる長い前髪ですが、海老原や同級生の女子からは髪を切って目を出したほうがイケメンだと言われたこともあります。

 

平瀬奈津

通称なっちゃん。

 

凪子の幼馴染で高校の同級生、長崎大学教育学部に入学。

 

高校時代、人気の男子に片想いされた凪子が嫉妬心やそのマイペースな言動から女子グループのなかで浮いてしまったときに必死に凪子を庇おうとしていました。

 

ですがグループライン上で「あいつ(凪子)は女子力皆無なだけで、近所でも奇人変人でとおってるからほうっておこう」と、暗にいじめのターゲットにするのはやめよう、という意味を込めたメッセージをなっちゃんが送っていたところ、凪子に単に悪口を言っていると誤解されてしまいます。

 

なっちゃんはなっちゃんで凪子のために行ったことを曲解されて、逆に凪子に腹を立て堤防で凪子をバックドロップで海に突き落としてしまうのでした。

 

後日、凪子はなっちゃんを海に投げ飛ばし、自分のスマホを海に捨てることで手打ちとしました(そう思っているのは凪子だけのようでしたが)。

 

大学入学直後まではまだ凪子に対してわだかまりを残していたようですが、なんだかんだで凪子のことをよく理解しており、決して本当に嫌っているわけではなさそうです。

 

大学2年時の文化祭の実行委員になったことで同じく実行委員となっていた海老原と急接近し、凪子に片想いする海老原に複雑な心境を抱くようになります。

海老原航(えびはら わたる)

海老原湊の父親。

 

湊が幼いうちに亡くなっています。

 

高卒の叩き上げの航海士でしたが、湊自身は大学入学まで父の職業も知りませんでした。

 

平良家とは家族ぐるみの付き合いがあり、知らず知らずのうちに凪子に影響を与えてもいたようです。

 

故人のため、回想シーンでしか登場しませんが、物語に重要な影響を与える人物です。

 

『第九の波濤』作者・草場道輝とは?

作者の草場道輝氏は長崎県諫早市出身で、自身も長崎大学水産学部の学生でした。

 

単行本のあとがきページにはたまに大学時代の思い出も書かれています。

 

大学卒業後はIT関係企業に就職し、サラリーマン生活を送っていたようです。

 

会社員を経て漫画家になり、代表作は「ファンタジスタ」「LOST MAN」などのサッカー漫画です。

 

2020年頃、東京から長崎に戻ったことが単行本のあとがきに書かれています。

 

故郷の諫早市で原画展を開いたり、長崎港開港450年の記念イベントの一環として第九の波濤のパネルが長崎市内に展示されたり、今も長崎とは強い関わりがあるようです。

 

『第九の波濤』アニメ化情報!

「第九の波濤」のアニメについて調べてみましたが、過去にアニメ化されたことはなく、現在もアニメ化の計画はないようです。

 

検索サイトで調べると、ファンの方がアニメ化や実写ドラマ化を希望するコメントなども見受けられますので、もしかしたら近い将来にアニメ化なんてこともあるかもしれませんね。

 

TV画面のなかで動く海老原や凪子も見てみたいです。

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『第九の波濤』読者の評価や感想は?

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