「週刊少年サンデー」にて連載されていた人気マンガ『道士郎でござる』。
この記事では、そんな『道士郎でござる』の最終回・結末はどうなったのか？について分かりやすく簡潔にまとめていきます！
また『道士郎でござる』を全巻無料で読みたい！という方に『道士郎でござる』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介していきます。
最終回のネタバレの前に『道士郎でござる』を全巻無料で読む方法です。👇
『道士郎でござる』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で全巻無料で読める
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『道士郎でござる』あらすじ紹介！
主人公の桐柳道士郎（きりう どうしろう）は、侍としてアメリカのネバダ州から日本に住む家族の元へ帰ってきます。
母や兄の心配をよそに、道士郎は日本になじんで高校に通いだし、そこでもう一人の主人公小坂健介（こさか けんすけ）と出会います。
独自の武士道を振りかざす道士郎の、主君になってしまった健助は彼のストッパー役として行動しながらも、次第に自ら戦っていくようになります。
二人の元に集まった仲間たちと共に、勝負したり、世直ししたりする学園侍コメディです。
『道士郎でござる』主な登場人物紹介！
桐柳道士郎（きりう どうしろう）
アメリカのネバダ州で、侍として育てられた本作の主人公。
戦うことにしか能が無いと言うだけあって、誰彼構わず勝負をしかけて、クズとみなせば鉄拳制裁を下します。
本作最強の男で、おにぎりが好きです。
小坂健介（こさか けんすけ）
平凡で小柄な普通の高校生で、もう一人の主人公。
ケンカなんてしたことの無い人生でしたが、道士郎の主君になったことで一変、ハラハラの日々です。
次第に極道相手にも引かない度胸を身につけ、慕って集まった仲間と色々な問題を解決し、真の主君として成長を遂げます。
早乙女愛（さおとめ あい）本名 前島勇（まえじま いさむ）
ごっつい見た目の高校生。
日本に戻った道士郎が初めて勝負した相手で、紆余曲折あり、魂の名前を得て仲間になります。
作中最も、名前の多い男です。
白瀬エリカ（しらせ えりか）
真っ白な髪の同級生で、通称エリタン（健助命名）
育ての家が極道で、そのせいか人づきあいが苦手なようです。
実はかなりの笑い上戸、一度笑いだすと涙が出るほど止まりません。
開久三校の関係者（細波、佐東、池内、仲田、美世里など）
主要キャラを慕って集まった、個性豊かな仲間達です！
元級長の細波（さざなみ）や、その友達佐東（さとう）、特殊な必殺技を繰り出す池内（いけうち）や、ポックル仲田（なかた）、能天気に明るい美世里（みより）など、彼らとのやり取りや団結する姿は、仲間って良いなと思わせてくれます。
桐柳一家
日本で道士郎の帰りを待っていた母真理恵（まりえ）や兄の麗一（れいいち）も、道士郎を語るのに欠かせない、愉快なご家族です。
敵対相手
転校前の高校にいた、芝山（しばやま）や矢内（やない）に始まり、開久の神野（かんの）鈴渕（すずぶち）タトゥーギャングなど、道士郎達が戦い、成敗した相手も敵ならではの魅力があります。
最後の敵、松崎（まつざき）と健助の一騎打ちも必見です。
その他の登場人物
道士郎と出会ったことで人生観が良い方に変わった人々です。
中学生の泥棒達吉（たつきち）や、暴漢に合ったところを道士郎に助けられた梢（こずえ）。
横十二高の太田（おおた）に至っては、忘れられない名言を残しています。
『道士郎でござる』最終回までのおさらい！
道士郎と健助の出会い
日本に帰ってきた道士郎と健助が出会うことで物語は始まります。
戦いを求めてやってきた侍高校生道士郎の、時代錯誤な言動に健助は振り回され、しまいには彼の主君としてともに行動することに。
とにかく何か理由をつけては暴れたがる道士郎に、健助はへとへとの毎日を送りますが、段々と慣れ始めます。
隣のクラスのエリカが、クラスメイトのお金を盗んだ冤罪をかけられたことをきっかけに、健助は真犯人だったエリカのクラスメイトの芝山と変態教師の矢内を道士郎、早乙女と一緒に追い詰めます。
最後は教師、矢内が開き直り、怒りの達した道士郎、早乙女、エリカの鉄拳が炸裂したことで事件は一旦解決します。
しかし学校側から教師への暴力の責任を問われた３人は自主退学してしまいました。
健助は矢内を殴っていない為、学校に残ることもできましたが「僕は彼らの仲間です！」と言い捨てて、彼も自主退学に至ります。
開久三校の級長へ！
退学した後、健助たちは道士郎の世直しに巻き込まれて、バイクでひったくりをしていた中学生、達吉（たつきち）を捕まえたり、ヤクザに追われていた美世里（みより）を助けたりしていましたが、横十二高の教師の計らいで、入学金のいらない高校へ転校することが決まりました。
しかしその転校先は、誰しもが知る悪の集まる高校、開久三校でした。
最初こそおとなしくするように道士郎に言い聞かせていた健助でしたが、されるがままの状況に思わず叩きのめす許可を出してしまいました。
道士郎の大暴れの後、あれほど強い侍に命令できるのは、彼より強いからだとクラスメイト達に誤解された健助は、新級長に任命されます。
その後の級長会で、クラスメイトの佐東を卑怯なやり方で殴り飛ばしたC組の級長鈴渕に、健助は真っ向から歯向かい、学校生徒を巻き込んだ争いが勃発。
集まったクラスの仲間と、別なところで戦っていた道士郎の助けもあり、なんとか勝利します。
実はケンカが弱いということがバレた健助でしたが、それでも強敵に立ち向かった姿に、仲間たちは感服し、名実ともに級長として成り上ります。
町の自警団任命とエリカの事情
以前道士郎にヤンキーから助けてもらった梢が、彼の侍ぶりを確かめたいと、町の困りごとを次々に持ち込んできていました。
渋々ですが一つずつ解決していく道士郎達に、とうとう町の自警団としての仕事が舞い込んできます。
夜の町をうろつく若者たちに帰宅するように促す夜回りの仕事でしたが、出会うのは早乙女や池内といった知り合いのヤンキーばかりでした。
彼らは自警団に憧れ、そのまま健助たちについてきます。
正義の名の元に暴れたがる、問題児が集まった自警団を必死にまとめる健助は、同じようにうろついてたエリカと出会いますが、早く帰るように注意だけをして見送ります。
なんとなく違和感を覚えた健助がエリカの家まで向かうと、今日が寺跡紅組の幹部会の日であることを知ります。
それを嫌うエリカはいつも、朝まで一人で町をさまよっているのでした。
健助は、途中で出くわした達吉と一緒にエリカを探しますが、再会できずに、とうとう、朝を迎えてしまいます。
エリカは帰宅してから、健助が自分を探しに来ていたことを知りました。
エリカは、一晩中走り回り、疲れ果ててベンチで寝てしまった健助と達吉に、こっそりとおにぎりを置いていきます。
タトゥーギャングとの闘争！
エリカを探す健助に自警団を任された早乙女でしたが、タトゥーギャング≪サウザンツ≫に絡まれる裕美（ひろみ）を助けるために、相手を殴り飛ばしてしまいました。
自警団と別れた早乙女はサウザンツの他メンバーに逆襲されますが、駆け付けた道士郎が、真・侍大車輪（池内命名）が炸裂させて、返り討ちにします。
告白されて付き合うことになってしまった裕美が小学生だったことも大事件でしたが、最初に殴った相手が、早乙女の昔の知り合いであることが健助には気がかりでした。
家の住所を知られているはずなので、サウザンツの襲撃に備えようとする健助に、開久の仲間、細波、佐東、池内、ポックル仲田が加わり作戦を練ります。
最終的には警察を呼ぶつもりだった健助でしたが、責任を取りたがった早乙女と、サウザンツの竹中（たけなか）の一騎打ちを見守った後、遅れてやってきた道士郎に、勝てと命じます。
圧倒的な力の差を見せつけて勝利した道士郎でしたが、彼らを倒す前、いつもの癖で桐柳家の住所を教えてしまいます。
竹中を倒すチャンスを狙い、後をつけていた神野がこの闘争を目撃し、面白い法則を知ったと影からほくそ笑んでいました。
漫画完結ラスト『道士郎でござる』最終回結末ネタバレ！その後の最後は？涼とカツミの運命とは？
エリカの敵
道士郎が名乗りをあげたことで、何も知らない桐生家にサウザンツの上位メンバーが大勢押しかけましたが、襲撃に備えて集まっていた健助たちと、麗一（れいいち）、真理恵（まりえ）の機転で難を逃れます。
エリカは今回のギャング騒動の裏に、寺跡紅組が関わっていることに気づいて組長に直談判しますが、組のことに口を出すな、と取りつくしまもありません。
その日は幹部会で、組長との話を聞きつけた松崎（まつざき）から、居候なら組の役に立てと絡まれるエリカでしたが、健助からの着信で町に繰り出します。
松崎はエリカの後を尾けて彼女を連れて帰ろうとしますが、健助はエリカと共に松崎を振り切って駆けだしました。
冷静になったエリカから松崎という男がどれだけ危険な相手か、忠告を受ける健助でしたがおちゃらけて恐怖を誤魔化します。
その後エリカを自宅まで送った健助は待ち受けていた松崎に顔面を殴られて脅されます。
これで二度とエリカに近づくことはないだろうと考えた松崎でしたが、健助は引かず、松崎がエリカにとっての敵なら自分にとっても敵であると宣言します。
チェインズ解散！追い詰められる神野
神野（かんの）は健助の真似事で、ヤクザの栗山（くりやま）から見せしめを受けていた後輩を助けてチェインズを解散、彼らのリーダー的存在となります。
望んだ力を手に入れたと喜ぶ神野でしたが、しばらくしないうちに、何人かの元チェインズが襲撃に遭います。
報復だとすぐに気づいた神野ですが、チェインズと元サウザンツの両方から追われて、廃墟に追い詰められてしまいます。
ちょうど同じ頃、自警団メンバーは不穏な雰囲気を漂わせる松崎と遭遇します。
松崎を怪しんだ健助は、二手に分かれて彼らの後を付けました。
一方、隠れてやり過ごそうとする神野でしたが、栗山たちが後輩達に行っている拷問に耐えかねて、自ら飛び出し反撃に出ます。
苦戦する神野に、サウザンツの後を付けていた早乙女と池内が参戦、しかしかなわず全員捕まってしまいます。
絶体絶命のはずの彼らでしたが、時にはバカをやるのも悪くないと、どこか清々しさを感じていました。
そこへ道士郎が到着し栗山たちをあっという間に制圧します。
早乙女が、いつか必ず道士郎のようになることを宣言すると、「そりゃでっかいな」と神野は笑うのでした。
健助は普通の人
ギャングとの争いは内紛として片付けられてしまいました。
事件に関わり病院送りになった早乙女や神野達は、なんとなく納得していましたが、健助は違います。
エリカは今回の件について松崎に詰め寄ります。
すると松崎は俺からは逃げられないと、彼女に対する異様な執着を顕わにしました。
健助が松崎をロリコン呼ばわりして助けますが、エリカは再び、忠告します。
しかし健助は、選ばれた人間なんだから大丈夫！と強がります。
途中で何らかの妨害に遭いながらも帰宅した健助は、ふと、いつかのように押入れに潜んでいた道士郎に、何故自分を殿に選んだのかと質問します。
道士郎は以前、横十二高で大勢に呼び出された時、彼に最後まで付き合うつもりでいた健助を、本当に良い男だと思ったのだと明かします。
真の主君が見つかるまでというのは言い訳で、道士郎は初めから健助以外の誰かを選ぶ気はなかったのでした。
健助は自分も道士郎マジックにかけられた、普通の人だったのだと思い知って力が抜けます。
侍には刀
覚悟を決めた健助は、松崎に声をかけて怒らせようとします。
松崎が報復に来るのを逆手に取るつもりでしたが、予想以上に相手の行動が早く、彼の部下に捕まってしまいました。
迂闊だったと健助が悔しがるところへ、車を追いかけてきた道士郎が現れます。
道士郎は汗ひとつかいていない涼しい顔で、相手から刀を奪うと容赦なく斬りかかり、あっという間に扉の向こうで状況を見張っていた栗山までをも制圧しました。
嬉しそうに「峰打ちじゃ」と言い捨てる道士郎でしたが、以前日本刀を使えないと嘘を吐いたことを、ものすごい勢いで健助にツッコまれます。
栗山がつかまった後、健助は道士郎に後は任せてほしいと告げます。
その後、町で松崎とすれ違うと健助は怯え、エリカは家で松崎から毒を吐かれる日々を送ります。
エリカが仲間達から遠ざかるような、一歩引いた態度をとるようになった以外、特に何も変わらない日常が戻りましたが、健助は一人、その日を待ちわびていました。
松崎との対決‼
その日、人気のない時間に松崎が一人きりという状況に健助は、勇気を振り絞って彼と対峙します。
いつも通り健助に絡む松崎でしたが、余裕たっぷりに、これまでは松崎の仲間が怖かっただけだと言い返されます。
健助から、松崎自身は自ら何もしない、自分と変わらない普通の人だと言い捨てられて、松崎は拳を振り上げますがかわされてしまいました。
そのまま立ち去ろうとする健助を、松崎は執拗に追いかけますが、何度殴り飛ばそうとしても当たらず、それどころか石碑を殴りつけて、拳を痛めてしまいます。
すかさず挑発する健助に、松崎はとうとうぶちギレて小刀を取り出して向かってきました。
少しだけ斬られるつもりの健助でしたが、松崎が刀を振りかざした瞬間、堪えきれずに悲鳴をあげて逃げ出します。
そこへ巡回中だったパトカーと鉢合わせ、警察が松崎を取り押さえます。
パトカー内で松崎は、健助が自分を捕まえるために挑発してきたことに気づき、悔し気な笑みを浮かべるのでした。
道士郎のようにはなれない
健助の計画を橋から見守っていた早乙女は笑って喝采しますが、道士郎は無言でその場を立ち去ります。
開久でも、健助の行動を仲間達が褒めたたえて喜びました。
一人になって脱力する健助のところへ現れたエリカに、彼は謝罪します。
これが道士郎ならばと、健助は考えていました。
怖くて堪らないのを、必死でがんばってやっと勝利したものの、エリカを守り切るのは無理だと思い知ってしまったのだと、健助は明かして、彼女から離れようとします。
エリカはそんな健助を呼び止めて、「アリガトウ」と告げます。
エリカはひとつひとつ、健助がこれまで自分の為にしてくれたことにアリガトウと言って、すごく頼りに思っていることを告白しました。
エリカの予期せぬ感謝に、健助は大号泣して駆け出します。
そして一周回って戻ってくるとエリカの足元に土下座し、彼女に胸倉を掴まれて、泣きそうになったと怒られます。
その後、学校に来ない道士郎が気になった健助は桐柳家へ赴き、まさかの事実を知ることになります。
これから
桐生家で健助は、道士郎が以前からネバダの仲間に助けを求められていたことを聞かされます。
そのことで桐生家では家族会議が開かれ、最終判断が真理恵に委ねられているところでした。
真理恵はネバダに帰ることに猛反対でしたが、引き留めることで起きうる未来を妄想し、やっぱり行っていいよと許可してしまいます。
ネバダに帰れると喜ぶ道士郎に、なんて勝手なんだと健助は開いた口が塞がりません。
一方、寺跡紅組ではエリカが組長から、もう松崎には関わらせないことと、組から出ていくことを言い渡されていました。
元々頼れる誰かが現れたらエリカを託すつもりでいた組長は、自分の父が真っ当に働いて遺したお金を手渡し、涙ぐむ彼女を送り出します。
その話を聞いてもらい泣きする健助に、エリカはエリタンと呼ぶのをやめるように抗議し、「エリリン」と新たな呼び名をつけられてしまいます。
空港にて、仲間達で道士郎を見送りに来た健助は一切の未練を見せない道士郎に、複雑な気持ちを抱きます。
道士郎は最後に、この先、健助の名を汚す者が現れたならば、どこにいようと駆け付けると約束します。
健助は勝手なことばかりを言う道士郎に、腹が立つのに嬉し泣きしてしまいますが、アメリカにそんな奴はいない！と飛び立つ飛行機に向かって高らかに叫ぶのでした。
道士郎が去った後、健助はポックル仲田が将来絵本作家になりたいと言っているのを聞き、応援します。
話の流れで将来について聞かれた健助は、お巡りさんかなと答えます。
学校についた健助には、新たなニュースが舞い込んできました。
なんと、あっさり向こうのもめごとを解決した道士郎が、帰ってくるというのです。
健助は喜びよりもまず、悪寒を感じていつ！？とXデーについて訊ねるのでした。