かぐや様は告らせたい藤原千花書記は最終回で付き合う？過去の恋愛ネタバレ！ラーメンやダンス

アニメ化や実写化がなされ、漫画も惜しまれつつも完結を迎えた作品「かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～」。

今回はこの作品の主要メンバーの一人である、藤原千花（ふじわら　ちか）をご紹介します。

「かぐや様は告らせたい」の舞台は数多の天才たちが集まる私立秀知院学園。

財界の娘や医者の息子、そんな天才たちを統率するエリート集団が秀知院学園生徒会です。

そのエリートしか入ることを許されない生徒会メンバーの一人が藤原千花です。

個性的で才能に溢れた学生たちを統率する生徒会メンバーが凡人であって良いはずがありません。

一般生徒よりも一層個性的なメンバーが集った生徒会ですが、一体そこに属する藤原千花はどんな人物なのでしょうか。

この記事では、そんな特異な性質や過去を持った藤原千花がどんな人物だったかを紹介していきます。

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藤原千花書記のプロフィール紹介！IQが実は高い？ラーメン好き？

次回のかぐや様は「そして石上優は目を閉じた」か、あれって一回だけでは終わらない話だよね？そして藤原千花は確かめたいが前提の話でもあるし石上の過去はなかなかつらいシリアスエピソードだからどうすんだろね　#かぐや様は告らせたい pic.twitter.com/6AuST9wUvr

— マキナになりたくて！ (@makina_tunndere) February 24, 2019

本名は藤原千花。

四宮かぐや、白銀御行と同じ生徒会に所属していて、二人の同級生です。

心を閉ざし、「氷のかぐや姫」と呼ばれていた頃のかぐやが、唯一心を許した親友で、ピアノの腕は天下一品です。

天真爛漫で心優しい性格ですが、たびたび空気の読めない言動を取ります。

そのせいで、四宮かぐやと白銀御行との恋愛頭脳戦に気がついてはいないものの、無意識に二人の攻防をかき乱します。

ですがそんな藤原にも、今の天真爛漫な性格とはかけ離れていた時期があり、かぐやに救われた過去があります。

ラーメンが大好きで作中ではラーメン界の重鎮達との戦いが多く描かれています（藤原は無意識）。

基本的に何も考えていない、IQが低い言動が数多く見られますが、偏差値77の秀知院学園で中間の成績を取るなど、決して頭が悪いというわけではありません。

さらに生徒会内で度々行われる藤原主催のテーブルゲームでは、機転を利かせ、惜しいところまで白銀やかぐや達秀才を追い詰めることもしばしばです。

なので潜在的なIQ自体は低くなくむしろ高いと思われます。

藤原千花書記が抱えていた過去とは？

藤原千花のプロフィール紹介で、「かぐやに救われた過去があります。」と紹介しましたが、「藤原千花が抱えていた過去とはなに？かぐやがどうやって救った？」と思う方もいるのではないでしょうか。

藤原千花は紹介文でも述べた通り、あの見た目からは想像できないほど、ピアノの技術が卓越しています。

その技術はピアノコンクールで金賞を獲得するほどでした。

これだけを聞けば、何の不服があるのだろうか？順風満帆な生活を送っているじゃないかと思うかもしれません。

しかしそれほどの技術を身につけるために、藤原はどれだけ苦労してきたのでしょうか。

ではより詳細に、藤原が辿った苦難の道を紹介していきたいと思います。

結論からお伝えしますと、藤原千花の過去とは、期待に答えるためのピアノに疲れてしまったということで、そこから救い出してくれたのが、かぐやでした。

順序だって説明すると、時は藤原が小学生の時まで遡ります。

その頃の藤原は今と比べ、真面目で努力家な女の子でした。

そんな性格から、ピアノの練習を毎日欠かすことなく長時間練習していました。

その結果、藤原は小学4年生の頃、ピアノのコンクールで金賞を取ります。

そんな大きな功績から周りの人に過度な期待を持たれてしまったのです。

その頃の藤原は、まだ小中学生で、プレッシャーを適当に流せるほどの器量を持ち合わせていなかったため、その重い期待を一身に背負ってしまいました。

逃げることもできず、期待に答えるためだけにピアノの練習をしていたある日、偶然通りかかったかぐやに「あなた、ピアノもうやめた方がいいと思う」と言われてしまいます。

その当時、かぐやは、思ったことはすべて口に出し相手を容赦なく傷つける、そんな性格から「氷のかぐや姫」と呼ばれていました。

ですがその何も包み隠さない正直な言葉が、藤原の心を救ったのでした。

その言葉がきっかけで、今までピアノの先生の言うことをきちんと守り、真面目に取り組んできたピアノとは距離を取ることになりました。

そして小中学生時代にピアノの練習で遊べなかった分を取り戻すべく、思う存分高校からは遊ぶようになります。

そこから今の藤原のような天真爛漫な性格へと変わっていきました。

この一連の流れをもって、藤原はピアノと適切な距離を保ち、趣味程度に改めることで周りからの期待という呪縛を打ち破ったのでした。

余談ですが、このことがきっかけで今のかぐやと藤原の関係ができあがりました。

まさに偶然かぐやが通りがけなかったら、高校に上がっても苦しみながら藤原はピアノを続けていたかもしれませんし、かぐやの親友というポジションにもいなかったかもしれません。

藤原千花書記の恋愛は？好きな人や付き合う人はいた？

藤原千花は、藤原の中身を知っている生徒会メンバーからはともかく、学校では文化祭で告白されるなど、そのルックスと誰にでも優しい性格から、かなりモテます。

そんな藤原ですが、彼氏を作る気はないのでしょうか。

結論、藤原も彼氏を作りたいとは言っています。

白銀とかぐやが付き合い、伊井野と石上の仲も進展していた生徒会で、一人残された藤原でしたが、その際に彼氏が欲しいと述べていました。

実際、藤原にも恋愛回があり、最終回直前に、有名なピアニストから、結婚を前提に付き合ってほしいと告白されたことをかぐやに打ち明けています。

ですが元々その人と付き合うつもりはなかったらしく、かぐやからの一言で断ることを決意しています。

結局、最終回まで藤原は彼氏を作ることなく、みんなのヒロインとしての立ち位置をキープし続けました。

藤原千花書記『かぐや様は告らせたい』最終回でどうなった？ネタバレ解説！

藤原千花の最終回は恋愛の話で終わります。

あれだけ恋愛に関しては音沙汰がなかった藤原でしたが、ある男性に告白されます。

そのことを伝えられたかぐやは、当然いつものように断るものだと考え、深く捉えず、軽く考えていましたが、今回は真剣に考えたいという藤原の言葉に困惑します。

肝心の相手は、蓬莱珠樹（ほうらい　たまき）というピアニストでした。

彼は、性格もよく、裕福で、かつイケメンという好条件な男性。

当然藤原もピアノを極める寸前までやっていたので、彼のことは知っており、彼のピアノの実力に尊敬もしていました。

ですが結局、付き合うことはなく、かぐやに話したのも止めてほしかっただけで、実際は、断ることはすでに話す前から決めていたことのようです。

結局、物語を通じて、藤原は誰か一人を好きになることはなく、みんなに笑顔を振りまき続け、みんなを笑顔にする、みんなのヒロインとして居続けたのでした。

藤原千花書記の家系とは？父や曽祖父についても紹介！

天真爛漫でお堅いイメージが全くない藤原ですが、実のところかなり優秀な家系に生を受けています。

父親は政治家、母親は元外交官、叔父は省大臣、そして曽祖父は総理大臣と、生粋の政治家の家系です。

政治家はかなり忙しい印象を持ちますが、家族仲は良好で、夏休みや冬休みには何度も、海外旅行に家族で行っていました。

家庭の事情が複雑な生徒会メンバーには珍しく、純粋に恵まれた家庭に生まれたことがここからもわかるでしょう。

藤原千花と白銀御行の関係は？ダンスの指導などをする関係？

当初、藤原は白銀を一般生徒と同様に尊敬の眼差しで見ていました。

ですが白銀の圧倒的な不器用さを見てからというもの、全く男性として見られなくなり、できの悪い子供をみているような感覚に陥っています。

その感覚に陥り始めたのは、白銀とのバレーボールの特訓からでした。

白銀はかぐやに良いところを見せるべく、クラスマッチのバレーボールに向けて一人特訓していました。

そこに偶然通りかかった藤原が、単純なる善意で白銀に指導を与えることになりました。

ですが「少しできない」という白銀の言葉とは裏腹に、実際はまっすぐジャンプすらできない、ボールが手に当たらないという運動音痴ぶり。

なんとか活躍できるくらいまでに育て上げた藤原でしたが、その練習がトラウマになってしまいます。

そんなトラウマ級の特訓が、前述したバレーボールから始まり、歌、ダンス、バルーンアートなど、多岐に渡って藤原と白銀の間で行われました。

そんな特訓で白銀のカッコ悪い姿ばかり見たせいか、白銀のことを全く男としてはみられなくなってしまったようです。

藤原と白銀の関係性を、藤原は親子の関係と述べていますし、白銀もかぐやのことが好きなので、良い友達関係でこれからも変化はないでしょう。

藤原千花の『かぐや様は告らせたい』での名言を2つ紹介！

さいごに藤原千花の名言を2つ紹介してピリオドを付けたいと思います。

基本的に藤原はネタ枠としてキャラが位置づけられていますので、学びを得られるような名言は残していません。

なので藤原を代表する言葉を2つ紹介したいと思います。

1つ目は、「ドーンだYO!!」です。

これは藤原を代表すると言っても過言ではない言葉です。

実際「かぐや様は告らせたい」がアニメ化した際に始まったラジオで、藤原千花を声優として演じた小原好美さんも、コーナーの中でよく使っていました。

これが作中で藤原によって使われたのは、「NGワードゲーム」というテーブルゲームを生徒会の中で行ったときでした。

テーブルゲームの内容は禁句を決め、そのワードを言ってしまった人が負けという単純なゲームでした。

ゲームが始まり、藤原の策略にハマったかぐやが「好き」という指定のワードを言ってしまったときにこの言葉が使われました。

2つ目は、「うるさいなぁぶっころすよ？」です。

最近、ヒロインという存在の全てを覆した女の子…その名は『藤原千花』

彼女は生徒会のムードメーカーでした。

シリアスな回、感動回の後は彼女が提案したゲームや、明るい性格で物語を面白い方向へと導いてくれました…

しかしそれは過去の話！！
今の彼女は…芸人です😭#かぐや様は告らせたい pic.twitter.com/7OI0xVwzPU

— 雨宮ろん (@LON_ramias1710A) October 10, 2019

藤原はギャグ要員として多くの笑える言葉を残していますが、この言葉は、そんな藤原の代表的な言葉で、かなりTwitterでも話題になりました。

この言葉が作中で使われたのは、石上との会話の中でした。

ラーメンを食べることが大好きな藤原は、以前に完食したラーメンについて自慢気に石上に話しました。

ですが、ダイエットしていると言っている割にはラーメンという高カロリーなものを食べている藤原に対して、グチグチ石上が言います。

そんなときに藤原の口から出た言葉が「うるさいなぁぶっころすよ？」でした。