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『ギフト±』18巻 ネタバレ紹介!
『ギフト±』18巻見どころ
加藤が曹のコンテナ船に単身乗り込無様子は見ものです。
瑞希と亡くなった恋人圭介とのひとときの再開は涙を誘います。
加藤の目論み通り、瑞希やリュウは動いてくれるのか!?
曹を攻撃する理由は何なのか。
曹から聞かされる、愛怜の正体とは。
衝撃の加藤の秘密とは!?
気になるところ盛りだくさんの18巻。
続きを知りたい方は、引き続きネタバレも読んでみてくださいね。
第159話 契り
僕はこれから曹さんの所に”養子”に行く。
力がない今の僕等には何もできないけれど、もし生きて再会できたら、僕等兄弟を無理矢理引き裂くこんな残酷な世界を、3人で力を合わせて変えるんだ。
あれから40年、浩然(ハオレン)は宗教、暁東(シャオドン)は裏社会、そしてわたし(国良(コクリョウ))は政界を支配している。
強き者が弱き者をくじかぬ世にする為に、我々は三位一体となって世界を支配する。
廣瀬は元いた出版社に電話をかけ、天廻功(てんかいこう)と曹国良がつながってることを掴みます。
瑞希は加藤の辞表をぎゅっと握りしめ、どうしていいかわからない様子。
埠頭に車をつけ、車内から周囲の様子を確認する人物。
車の外にあらわれたのは加藤でした。
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第160話 決意
一日前のこと。
加藤が無断欠勤なんて似合わない。
こんな事今までありましたっけ?
同僚の言葉を聞きながら、瑞希は引き出しに入れた加藤の辞表を見つめます。
これを表に出せば変に勘ぐられてしまう、どうすればいい。
そこに電話番号だけ記載された加藤からのメールを受信します。
加藤から「もし何かあればリュウと連絡を取れ」と言われていたことを思い出します。
船のデッキから夜景を見ながらお酒を飲む曹と愛怜。
なんでボクはここに連れて来られたの?と問う愛怜に、とっておきのショーにご招待したくてね、今夜ここで何かが起こる、と答える曹。
加藤は圭介を殺した張本人なのに、何でこんなに気になるのか。
メールも消せない、辞表も預かったまま捨てる事もできないでいる瑞希。
圭介。あなたならどうする?自分を殺した男を。
そんな瑞希の前に圭介があらわれます。
さあな。助けに行くかもな、俺なら。
そう言ってほしいのか?
結局は、俺がどうするかより、お前がどうしたいかだろ?
お前は気が強いくせに自分よりも俺を立てようとしてくれたが、俺はもういない。
自分ともっと向き合えよ。
お前のしてきたことは、お前自身が選んだことだ。
そしてこれからも自分がどうしたいかを見極めろ。
生きろよ瑞希、お前自身を。
幸せになってくれ。
そう言い残して圭介は消えていきました。
涙がぽたぽたとこぼれ落ちます。
埠頭で車のトランクからライフルを取り出し装備する加藤。
リュウの元に電話が鳴ります。
瑞希でした。
この番号は”先生”(加藤)しか知らないと訝しむリュウに、瑞希は協力を求めます。
そのあなたが”先生”と呼ぶ人が「死ぬ気」だ。
加藤を助けたいからリュウの力を借りたい。
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第161話 接近
もしもの時はあなたと連絡を取れと加藤さんが、と伝える瑞希でしたがリュウは訝しんだまま。
加藤が瑞希にプティシャトンのリストを預けたことを聞き、ようやく重い腰を上げました。
車で移動しながら、リュウは瑞希に「見立て」を話します。
曹の組織の企業舎弟が所有している船が今東京湾に入って来ている。
それが”先生”(加藤)の狙いだろう。
一見普通のコンテナ船だが、その実体は、麻薬や貴金属、兵器、人身売買の拠点。
もし摘発でも食らえば、組織にとって相当なダメージになるだろう。
リュウは、加藤が瑞希の彼(阿藤圭介)を殺したことを恨んでないのか、再度確認します。
普通に恨むことができればどれだけ楽だったか。
でも感情のままに一方的に加藤を恨めば本質を見失う。
そして加藤も阿藤も、やり方は違うけれど同じ敵を追っていた。
敵はもっと深淵にいる何か。
それにどうしても加藤のことが憎めない。
そう答える瑞希は、圭介にも「真の黒幕を暴き、その弔いが済んだらあなたから”卒業”する」と誓います。
加藤がいよいよ乗り込みます。
曹は何の目的もなく愛怜をタカシの元に送り込むとは思えない。
すべてが手遅れになる前に殺さねば。
第162話 要撃
翁(秋光正)とのやりとりを思い出す加藤。
善人(よしと)君(加藤のこと)、私の考えを伝えておく。
再生医療とは”神への冒涜”、いわば神の領域を侵す所業だ。
それに携わる人間にはその自覚が何より大事、それがない相手とは組めない。
最近大陸がこの分野に興味を示し始めているが、すでに臓器売買が横行している国だ。
命の重みが我々のそれとは次元が違う。
何としても彼等の手にこの技術が渡るのを阻止せねばならない。
私のあとはいずれ崇が継ぐことになるが、あいつはまだまだ子供だ。
万が一、崇が大陸の連中に取り込まれそうになった時は、君の手で必ず止めてほしい。
翁の”神への冒涜”のお蔭で、例え実験台としてでも生き延びることができ、希望を持つ事ができた加藤にとって、翁はかけがえのない恩人です。
愛怜の素性も曹や組織の全貌もわからないまま、単身乗り込むことは自殺行為以外の何物でもないが、翁の再生医療の結晶とも言うべき環に、彼等の触手が伸びることがあってはならない。
その前にカタをつけなければ。
加藤はそう想いながら曹に攻め込む準備を進めます。
港全体を見渡せるビルの屋上に立ちコンテナ船を見つめる瑞希とリュウ。
先生を止めるのは多分ムリだと話すリュウは、仲間の武器商から「最近SWAT並みの装備とC4爆薬を買い込んだのがいた」と聞いており、おそらく加藤は目立つ行動に出ると踏んでいます。
船の見張りが殺されたことが曹の耳に入ります。
「愛怜、ショーが始まるぞ」
小型ボートに乗った加藤がコンテナ船に突っ込みました。
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第163話 暗闘
「ドン」という衝撃に、来たようだな、と曹。
その衝撃は、船体に取り付けられた吸着機雷(リムベットマイン)によるものでした。
中東沖でのタンカー爆破事件でも使われた対船舶爆弾。
“先生”の購入品リストにもあった、とリュウは瑞希に説明します。
船にたどり着いた加藤は血を滴らせていました。
傷があるようです。
グズグズしてはいられない、何としてもあの男を葬らねば。
警察に連絡しようとする瑞希にリュウは言います。
先生を助けたいんだろ?
だったら大人しくここで見張ってろ。
俺は今から船に乗り込む。
もし曹があそこから逃げ出そうとしたら、その時は警察を呼べ。
この後加藤はどうするつもりなのか、の問いにリュウは答えます。
もし俺が”先生”なら、まずは船の足を止める。
あの船はすべての証拠だ、この国から出すわけにはいかない。
船内の明かりが消えました。
この先はどの道生きて帰れまい。
曹、お前は私が地獄に連れて行く。
加藤はさらに核心へと突き進みます。
第164話 特異事例
船に乗り込む前、見張りが手薄なことを確かめたリュウは、ある箱に気がつき、加藤が仕込んだものと察します。
これ以上血を失うのはまずい。
加藤は、桜田瑞希が自分の予想通りに動けばまだ勝ち目はあると、イチかバチかのカケに賭けます。
ふいに背後から殴られ、倒れました。
善人君、念を押しておく。
改めて訊くが、これがどういう手術かわかっているね?
君は私を助けるため、銃撃戦で肝臓を撃たれ著しく損傷した。
その償いも兼ねて、今から私が君に代わりの肝臓を移植する。
だがこの肝臓は自然のものではない。
この手術を受けるのは君が初めてだ。
臨床研究も治験もなく、むしろ人体実験に近い、引き返すなら今だ。
大丈夫、覚悟はできてます。
でも、何故私なんですか?
たとえ人体実験でも、治療法がなければ受ける患者は他にもいるはず、なのに。
「君が特別」だからだ。
加藤が目を覚ますと、目の前に愛怜がいました。
医療の心得のある愛怜は、傷口の手当てと、加藤が体内に仕込んでいた爆弾の摘出を済ませていました。
まさか昔の手術の痕にこんな爆弾仕込むなんてね。
こんなの仕込むなんて発狂するよフツーは。
あんた強いんだね。
興奮気味に愛怜は言います。
愛怜に礼くらい言ってもいいんじゃないか?
結果的に君を自殺から救った人だぞ?
曹があらわれ、愛怜について紹介します。
この子も鈴原環同様”造られた人間”でね。
むしろ鈴原環を目指して造られた、と言っても過言じゃない。
だが愛怜は完璧ではない。
加藤君、だからこそ我々には君が必要なんだ。
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第165話 希少体
移植の最大の壁、それが拒絶反応。
人の免疫細胞は何万種とあり、一卵双生児以外免疫タイプがぴったり合うことはまずない。
一度移植を受けた者は、生涯拒絶反応と付き合っていくことになる。
だが、”スーパードナー”と呼ばれる、極まれに免疫拒絶反応が起こりにくいとされるドナーがいる。
スーパードナー2人からiPS細胞を造れば、日本人の24%をカバーでき、75人で80%カバーできるという。
秋光正(あきみつただし)はスーパードナーという呼び方は知らずとも、免疫の適合しやすいドナーがいることも、臓器移植にも応用できることも知っていた。
それが秋光正が再生医療に力を入れ出した理由だろう。
そう説明した曹は加藤に訊ねます。
移植された君の臓器はどんな代物か知ってるのかね?
私は翁を信用している、と答える加藤。
知らないのか、まあいい。
ここから先は私の妄想だが、と曹は話を続けます。
彼は考えた、スーパードナーに遺伝子操作を施すことでさらに強化できないだろうか。
つまり、拒絶反応が絶対に出ない、誰にでも移植可能な新しい人間(ドナー)を人為的に作り出すことができないかと。
まるでSFだが彼はそれを実行に移した。
スーパードナーとおぼしき人間を独自に探し、そのサンプルを採取し、遺伝子の解析、改造、研究に研究を重ね、プロトタイプを造り上げた。
だが、初めのうちは失敗続きで、生まれてきた赤子(ドナー)はすべて正常な形をとどめていなかった。
当然移植になど使えないと思われたが、行き詰った彼はとうとうそれを使うことにした。
君の他にも実は何人か実験台(レシピエント)はいたが、彼等のほとんどが拒絶反応によって死亡、もしくは手術で再び取り除いている。
失敗作の臓器を移植され唯一生き延びているのが君だ。
だから何だというんだ。
自分が実験対象である事くらい承知の事だ。
それで死んだとしても後悔はない。
興奮する加藤に、曹は制します。
話の肝はそこじゃない。
問題は、秋光正はその後も研究を続けたということだ。
鈴原真琴は初めての成功例だったが、まだ不安定な遺伝子ゆえに身体が弱く早死にした。
その完成形が鈴原環だ。
環のサンプルを入手して調べてみた結果、環の細胞の生着率は99.998%
つまり環の肉体は移植で拒絶反応をほぼ起こさないということだ。
実際、環の心臓は取り出され、秋光の長男の心臓と取り換えられた。
彼の意識はまだ戻らないそうだが、移植そのものは成功している。
つまり、環こそスーパードナーを超えた存在、まさしく”パーフェクトドナー”だ。
何事にも動じない一見クールな彼女の性格は、実は生まれつきのものではない。
ドナーとしての役割のために都合よくプログラムされたものだ、”いざ”という時”自らの命を諦める”ように。
もし目の前に臓器が必要な患者がいれば、彼女は相手に自分の命を躊躇なく差し出すだろう。
感情的になってはそれができない。
君等はそこを利用して解体を任せたわけだが、なかなか良いアイディアだった。
解体という役割を背負わせることにより、環はこれ以上の臓器を失わずに済んだ。
君は環の命の恩人というわけだ。
さて、ここからが本番だ。
さっきも言ったが、失敗作を移植して生き残ったのは君だけだ。
何故かわかるかな?
こいつ(曹)は一体、何をどこまで知っている?
心の中で思う加藤に曹は答えます。
“神への冒涜”
秋光正は死ぬ間際そう漏らしたと聞いた。
鎮静剤を打たれた加藤は意識を失いました。
曹は続けます。
だがそうではない。
これは冒涜ではなく”神への挑戦”だ。
タカシが曹と電話で話しています。
まさかあんたの的が加藤だったとは、タカシは驚きを隠しません。
環とこっちのシマには二度と手を出すな、と話をつけ電話を切りました。
タカシは想います。
これでおあいこだ。
仕方ないだろ、おまえ(加藤)が僕を裏切ったんだから。
第166話 発覚
愛怜は曹に見送られながら、コンテナ船を降りました。
差し当たってもう出番はないし”代わり”はいるしね、と。
瑞希は対岸のビルからコンテナ船の様子を見張るも、遠すぎて何が起きてるのかわかりません。
この位置からでは桟橋側の様子もわからず、リュウからここで見張ってろと言われたものの、歯がゆいばかり。
廣瀬にコンテナ船の写真をメールした瑞希。
廣瀬は瑞希に折り返し、俺にも一言あっていいはずだと抗議しますが、その後は加藤がコンテナ船に攻撃を仕掛けたいきさつを聞きます。
加藤は曹を、プティシャトンを、追っていたこと。
コンテナ船は曹の陰謀の根拠になるから、絶対にこの国から出せないこと。
瑞希は廣瀬に「リュウから聞いた話の裏を取りたい」と伝えます。
四肢の腱を切られた加藤が曹に起こされました。
一応止血しているから死ぬことはない、と言う曹に加藤は訊ねます。
愛怜も環と同じパーフェクトドナーなのか?
残念ながら愛怜の臓器はまだすべての人間に対応できていない、つまり”鈴原環未満”だ。
愛怜は秋光正の”失敗作”を元に我々が独自に造り上げた個体だ。
造り上げただと?
“盗み出した”んだろう?
憤る加藤に曹は冷静です。
人聞きの悪い、有効利用と言ってもらいたいな。
そのサンプルを元に研究を重ね、ある程度の完成度にはなった。
それが「今の」愛怜だが、完璧(パーフェクト)ではなかった。
鈴原環が100%であれば、愛怜の移植適合率は80%、残り20%の人間とは適合できない。
つまりパーフェクトではない。
そして調べたところ、鈴原環にあって愛怜に足りないものがあった。
それは君の遺伝子だよ、加藤君。
秋光正の”失敗作”の臓器移植を受けた者のうち、君だけが唯一生き延びた。
何故だと思う?
私は君もスーパードナーの一人だと思っている。
だがさっきも言ったようにスーパードナーも完全ではない。
スーパードナーはパズルのピースだ。
多ければ多いほどカバーできる。
それだけ移植や輸血ができる患者の数は増えるということだ。
スーパードナーの遺伝子をなるべく多く集めることができれば、最終的に誰へ移植しても拒絶反応が起きない。
まさにパーフェクトな臓器を造ることができる。
加藤君、君はただ一人”失敗作”の臓器を移植されて拒絶反応を起こさなかった。
つまりパーフェクトドナーを造り上げる最後のピースの可能性がある。
我々にも未来の人類のためにも君が必要なんだ。
翁、あなたが本当にほしかったのはパーフェクトドナーのピース。
私の遺伝子を盗むために近づいたのか?
秋光正の言う「君が特別」だからだ、その言葉の真意を悟った加藤はショックを隠し切れません。
リュウは顔見知りの仲間に荷物を船内に運んでもらいながら情報収集します。
運び終わったあとは用済みです。
加藤との再開まであとわずか。
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第167話 思いの丈
タグボートがコンテナ船に近づく(コンテナ船が離岸しようとしている)のを確認した瑞希は、海上保安庁に電話するも、曹に先手を打たれて手が出ないことを察します。
今できることは、廣瀬に言われた通り写真を撮り続けること。
加藤が入れられたコンテナの前にいた見張りを倒したリュウは、加藤と再会します。
リュウか、待ってたぞ、お前なら必ず来ると。
例の荷物は動かしたのか?
やっぱりアレは、あんたの意図でしたか。
桜田という女刑事に俺の連絡先を教えたのもこうなることをすべて計算した上で。
バカですよ、あんた。
昔から人をいいように使ってきたのに、あんたの今のこれがすべて計画通りってんすか?
その通りだ。
私はお前を拾ってやったんだ、最後の最後まで使役するためにな。
リュウ、荷物はどこに?
あんただったら置くだろうって所ですよ、武器弾薬を積んだコンテナの中に。
まさかブツを船外に置いておくとはね。
だが、それであんたの意図が読めた。
状況的にボートで運び込むのは困難だったからな。
なにせ中身はありったけのC4爆薬だ。
お前はこの船の連中とも顔見知りだしな、任せた方が確実だと踏んだ。
それでどうやって爆発させます?
リュウ、これはお前にしかできないことだ。
私の腹の、手術痕の傷が開いているだろう。
この腹の奥の奥にある”起爆装置”をお前に取り出してもらいたい。
まとめ
曹3兄弟の野望は、兄弟が引き裂かれた過去があったからということが判明しましたね。
圭介との束の間の再開を機に、迷いが吹っ切れた瑞希。
その後のリュウとの連携は見事でしたね。
まさに加藤が意図した通りの流れが作られました。
加藤がタカシと袂を分かつこととなったのは、タカシを守るためでもあったのですね。
秋光正に「特別」と言われてきた真意を知った加藤のショックは計り知れません。
リュウはこの後、加藤の体内から無事、起爆装置を取り出せるのでしょうか。
加藤の遺伝子はこのまま曹の手に渡ってしまうのか。
ぜひ、引き続き19巻も読んでみてくださいね。