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『ギフト±』20巻 ネタバレ紹介!
『ギフト±』20巻見どころ
戦地に赴いていた英琢磨(はなぶさたくま)が日本に帰ってきました。
瑞希や廣瀬とも再開、環との出逢い、環への想い、環の秘密も描かれます。
曹(そう)とタカシとの間で交わされた契約によって、秋光家に来ることになった愛怜(あいりん)。
秋月正(あきつきただし)が目論んでいた計画がつまびらかになり、愛怜の思惑も明らかになります。
秋月家でお世話役をしている多江の正体も明かされます。
タカシと環、それぞれの“クジラ狩り“への意識の違いが描かれます。
環に組み込まれた遺伝子プログラムは、琢磨と出逢った時点ですでにあらわれていたようです。
愛怜によってそれとなく仕掛けられた罠が発動します。
誰に?そして何のために?
続きを知りたい方は、引き続きネタバレも読んでみてくださいね。
第177話 男の帰還
たくま先生と会えるよう手伝うよ、という愛怜の言葉によって、忘れていた感覚が環に甦ります。
たくま先生を想うときにのみ反応する、トクン、トクンとなる、あの感じです。
ベッドに横たわるタカシと梨世(りよ、リーシー)。
環のペースメーカーを取り出す手術をもう少し待ってほしいとタカシに伝える梨世ですが、手術延期の理由が「タカシの子を妊娠したこと(19巻参照)」とは言い出せずにいます。
その代わりに、愛怜はおそらく曹の意思で動いていない、独自の判断でここに来た気がする、とタカシに忠告します。
船で爆死した加藤(19巻参照)は死ぬ前に、自身が果たせなかった望みに関する資料を瑞希に託しました。
その資料の中から、1枚だけ違和感のある画像を発見する瑞希と広瀬ですが、それが何を意味するのかわかりません。
加藤にもリュウにも頼れなくなった今、画像とそれが入っていたフォルダ(フォルダ名は英医院)、そのつながりについて知っている人物はただひとり、英琢磨だけです。
廣瀬は英琢磨を戦地から呼び戻すことを決めました。
琢磨が日本に帰ってきました。
第178話 リカバリー
秋光正(タカシの祖父)が元来やろうとした臓器移植ネットワークの最終構想は、『パーフェクトドナーのクローンの臓器牧場』パーフェクトドナーだけで行われる臓器のローリングストックでした。
パーフェクトドナー(つまり環のこと)のクローンは量産されます。
クローンは「解体する側」と「解体される側」ふたつの役割に分けられ、””解体される時期””がやってくると自動的に死にたくなる遺伝子プログラムによって、その役割を交代します。
つまり「臓器を解体し出荷する」役割を果たし終えると、今度は「自分が解体され、臓器として出荷される」の役割を果たし、
その命をまっとうするのです。
パーフェクトドナーによって解体されたパーフェクトドナーの臓器がドナーに提供される、この最終構想は、臓器提供側、レシピエント双方にとって大きなベネフィットを約束します。
臓器提供者は「誰一人として自分の手を汚す必要がない」、レシピエント(臓器を受け取る側)は「(食肉を買うのと同じように)罪悪感を感じずに済む」というわけです。
“クジラ狩り”は、祖父の計画を知ったタカシがそれを阻止しようとして始めたものでした。
タカシにとって”クジラ狩り”は、環を護る手段でもあったのです。
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第179話 所有欲
愛怜から”環に英琢磨を解体させる提案”をされた上に、英琢磨への嫉妬心につけこんで”揺さぶり”をかけられたタカシは、動揺を隠せず、思わず爪を噛むクセが出てしまいます。
愛怜は曹からの電話で英琢磨の帰国を報せを受けます。
琢磨と再会を果たした瑞希と廣瀬は、琢磨の無事と生還を祝い乾杯します。
“解体”の役割がDNAに組み込まれている環は、今の自分のことを”役立たず”と感じています。
解体できないなら生きてる意味はないとも思っています。
そこに愛怜がやってきて、落ち込んでいる理由をズバリ言い当てます。
そんな環に愛怜は諭します。
“解体”という行為は、クジラを解体するだけでなく自分自身をも”削る”行為であり、そのダメージから回復するには時間がかかって当然だと。
同級生から言われた、「お前が死ね、クラスメイトがたくさん死んだのはお前のせいだ」という言葉を思い出しながら環は、そんなこと誰も言ってくれなかった、とつぶやきます。
そこにいじらしさを感じた愛怜は、たまらず環にキスを迫ります。
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第180話 愛執
環を模した人形で愛怜のキスを阻止した環は、「初めてのキスはたくま先生じゃないといやなの」と答えます。
愛怜は謝り仕切り直します。
SNSで”クジラ狩り”が噂になったときに、”捌かれているのはクジラなんかじゃない、人間だ”と書かれていたことを読み、クジラの命も人の命も同じなら、あたしも裁かれないとダメだ、でないとフェアじゃない、と思ったことを環は愛怜に話します。
パーフェクトドナー(つまり環のこと)のクローンは量産され、「解体する側」と「解体される側」ふたつの役割に分けられ、そのどちらの仕事もまっとうする、”フェア”にはこのような意味が込められているようです。
【命を”大事にして(解体)”、”あげる(提供する)””】ためだけに造られた人間、環に組み込まれた遺伝子プログラムの特徴を端的にあらわした環の口癖、「命を大事にしないといけない」にもよくあらわれています。
正義感ややりがい、見返りなどを伴わない純粋なもの。
愛怜はそれを、””一殺多生””のそれ、と表現しました。
愛怜から「どうしてそこまでたくま先生を思えるのか」と聞かれた環は答えました。
あったかかったのそれに音がしたの、トクン、トクンってそしてたくま先生に解体されたいと思ったの
環のDNAに刷り込まれた自滅プログラムが英琢磨に反応していることを察した愛怜は、英琢磨に環は渡さない、と強く思うのです。
瑞希と廣瀬から資料を見せられた琢磨は、人工授精で生まれてきた環の出生について話し始めます。
その受精卵は極秋会病院の依頼で英医院に保管されていて、その一部を盗んだ大陸組織が受精卵を孵そう試み、代理母によってそれは成功、そうして生まれたのが環だったのです。
その代理母は元々英医院で働いていた看護師で、大陸のスパイでもあり、受精卵を持ち出した張本人でしたが、環を産むことで母性が芽生えてしまい、琢磨の叔父である英医院の院長に助けを求め、コインロッカー経由で環を託します。
環はそのまま病院に引き取られることになりました。
子供と離れたくない母親は、代理母という身分を隠す条件で今は環の世話をしていると、琢磨は話しました。
愛怜が感じ取っていた”環と多江との距離感”への違和感、それは母と子のそれだったのです。
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第181話 必至の乖離
秋光家の親族会に参加するために着替えをしているタカシに、多江がネイルはどうするか問いかけ、タカシは頼むよと答えます。
何か言おうとためらう多江を遮るように、愛怜がネイルすることを買って出ます。
きつい視線を送りながらも、タカシは愛怜に任せることにしました。
ネイルをしながら愛怜は「爪の先がボロボロだから噛みグセは直した方がいい」と伝えます。
そして、タカシは嫉妬心を煽って”ゆさぶり”をかけてくる愛怜にイラ立ち始め、タカシの正義感に嫌悪を抱く愛怜とぶつかり、交渉は決裂。
愛怜は秋光家から出て行くことになりました。。
去り際に愛怜の思惑が明かされます。
加藤が船を爆破して以来消息不明になっていたリュウが病院で目を覚ましました。
あれから1ヶ月が経っていました。
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第182話 真心を君へ
鈴原環、先天性の心疾患―――
環のカルテを見ている琢磨は、環の面倒を見てほしいと院長(琢磨の叔父)から頼まれました。
ベッドの上で毛布にくるまる環に声をかける琢磨。
「初めまして、今日から僕が君の主治医だ、よろしくね」
しかし当時の環は心的外傷が原因の失語症だったようで喋れません。
無理もない、こんな子供がいきなり知らない所に連れてこられたんじゃ琢磨は環を思いやります。
環に振り向いてもらえるよう、そっと肩に触れた瞬間、環は驚きのあまり、カタタと歯を鳴らし、おもらししてしまいます。
たくま先生も驚きの表情です。(その理由は、医者になるきっかけとなった環の母、真琴とウリ二つだったため。6巻参照)
環の存在は病院内で噂になっていました。
優先的に移植が受けられるのは、病院を辞めた看護師と院長の子だからなのでは?と、環は英医院に来る前は院長のコネのある施設に入所していたようです。
叔父の子と聞かれても全然似てないのでピンとこない琢磨は、たとえ叔父の妾腹の子でも、それはこの子の罪じゃない、猫をあやすように少しずつ距離を縮めていけばいい、と思います。
琢磨の後ろをついてくる環に距離の縮まりを感じ、せめて心の支えになりたいと願う琢磨に、院長は忠告します。
環に必要以上に情をかけるな、あくまで医者と患者という立場を忘れるなと。
およそ叔父らしくない発言でした。
いつも患者の側に立っている医師に見えていた叔父を、琢磨は目標とさえ思っていたからです。
どうやって環は心臓移植にこぎつけたのか叔父に問います。
移植が必要なほどの心疾患とは思えない、もう一度検査をし直すべきじゃないか?
環が移植を受ける第一候補というのも正直不自然すぎる、この移植はとても合法とは思えないと。
それを遮る院長の口ぶりはまるで脅迫でした。
ベンチに座る琢磨の横には、いつのまにか環がいました。
何も話さずじーっと琢磨を見つめる環。
まるで捨て猫のような目で見つめる環に、もう一人にしない、と琢磨は決心します。
「僕と友達になってくれる?」
初めて環が笑いました。
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第183話 感情バイアス
もし人生をやり直せるとしたらどこからだろう。
思いをめぐらす琢磨ですが、結局その想いはひとつところに辿り着くのです。
ビジネスホテルでビールを飲んでいる琢磨。
リュックの中からマイクロSDを取り出し、捨てるべきかどうか思案しています。
入用なものを調達してくれた瑞希に、何か言いたそうな顔をしていると指摘されますが、マイクロSDを瑞希に託すことはできません。
廣瀬の調査が行き詰っていることを伝え、まだ何か話してないことはないか尋ねた瑞希でしたが、琢磨は言い出せないまま。
なぜそんなこと聞くのか?と問われた瑞希はこう答えます。
あらゆる角度から切り込んでみたけど、どれも決め手に欠ける。
何か見落としてるピースがあるはず。
特に英医院に関して、ロッカーの件だけでなくまだ何かあるのではないかと。
マイクロSDを握りしめながら、琢磨は思い出したら話すと約束します。
全てを知り、全てを燃やし、それまでの自分は死んだ。
瑞希や廣瀬にまで負わせるわけにはいかない。
環の秘密は俺が墓まで持っていくと。
帰り際、瑞希は一度だけ環に会ったことを琢磨に伝えます。
それを聞いた琢磨は、安堵の涙を浮かべます。
生きててくれたか、環。
秋光家の親族会の場で、愛怜に言われたことを思い出してイラつき、思わず爪を噛むクセが出そうになるのを抑さえたタカシ。
このクセは早急に直すべきだな、と思います。
秋光家の顔ぶれにイラつく以上に、愛怜の手のひらの上で踊らされるタカシ自身にイラついているのです。
秋光家の面々は金と自らの保身しか頭にない上に、タカシと環を極秋会と秋光家から追い出したがっています。
だがそうはさせない。
環を守ってやれるのは愛怜でも英琢磨でもない、僕だけだ。
環、お前には僕が必要なんだ。
タカシの強い想いがそこにありました。
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第184話 重ねた心
秋光家の庭の茂みにお母さん猫と子猫が3匹、その場所からずっと動かない様子を見守る環とタカシ。
あの子たちを追い出さないであげて、ただいるだけなら、いささせてあげたい、ここは安全な場所だから、環はタカシに頼みます。
お前もここ(家)は安全だと思うか?と問うタカシに、うんと答える環。
環をバックハグしながら許可するタカシ。
置いてやるだけ、エサはやらないこと、という条件つきで。
おやすみを言って部屋を出るタカシ。
猫の事にお礼を言う環。
抱き寄せてみても拒否もしなければ反応もしない、それでもいいと思うタカシ。
親族の老害どもは秋光家から自分たちを追いしたがっているが、そうはさせない。
なぜなら英琢磨も愛怜も野良猫だが、環は違う。
お前は”外”では生きられない、だから僕がお前を守る。
環(お前)には僕が必要なんだ。
強く強く言い聞かせるタカシ。
そのとき子猫のうちの1匹が敷地の柵の外に出てしまいました。
お母さんとはぐれたのかい?とずいぶんと人懐こい子だねお前は、と言いながら子猫を抱き上げたのは愛怜でした。
窓の外を見ていた環は、子猫が1匹足りなくなっていることに気がつきます。
愛怜と決別したことを曹は納得したのかと聞く梨世に、曹も愛怜を切ると電話で話したと言うタカシ。
それがどうかしたのかと問うタカシに、ずいぶんあっさりしてると思って、と返す梨世。
言われてみれば、こうもあっさり身を引くとは思わなかった、とタカシも思います。
梨世の言う通り、何かあっても不思議じゃない。
向こうから手を引く場合、余程のバカじゃない限り、次の一手を用意している。
そして、あっちがどう出てくるか皆目見当がつかない。
愛怜を追い出したのは性急じゃなかったか。
考えながら思わず爪を噛むクセが出てしまいました。
タカシに背を向けていた梨世は、とうとうタカシに告白します。
「タカシ君、どうしようか悩んだんだけど、ちゃんと言うわね。子供が出来たの、あなたの子よ」と。
そのときタカシがベッドから崩れ落ちました。
先ほどまでゴロゴロいって愛怜に懐いていた子猫が、突然愛怜の頬をひっかきました。
今では毛を逆立ててシャーと言っています。
愛怜はつぶやきます。
「爪、噛んじゃったかなぁ」
第185話 未完の器
タカシの瞳孔が収縮していることを確認した梨世。
何らかの中毒症状をあらわす所見に、梨世は、毒を盛られたこと、やったのは愛怜、とあたりをつけます。
梨世はタカシに謝ります。
タカシを助けるために人を呼びに行ったところで、真っ先に疑われるのは自分、今捕まるわけにはいかない、だからあなたを見捨てるあなたの子どもを守るためにと。
屋敷内のカメラと死角は把握できてる梨世。
問題は出入り口。
どうすればいい。
そこに現れたのは多江でした。
梨世は多江にこのまま見逃してほしいと訴えようとしますが、多江は何も言わずに梨世を促します。
今は賭けるしかない、多江の後に続きます。
扉を開け、奥の勝手口を示す多江。
そして梨世にカードキーを差し出します。
なぜ?、といぶかしむ梨世。
こんな事をすればたとえ多江であってもタダでは済まない、なぜ助けるのかと。
多江の答えはこうでした。
「あなたを助けるんじゃない、お腹の子、父親はタカシ坊ちゃんよね?」
あなたがどういう人なのか何となく想像つくけど、子に罪はない、あなたはちゃんと母親として子供を守ろうとしている、そこに嘘はないはず。
秋月家は魔窟、たとえ無事に生まれてきたとしても、ここでは人扱いされることはない。
だから、その子をどうか、環さんと坊ちゃんの分まで幸せにしてあげて。
まるで多江自身に向けた言葉のようです。
立ち去る前に、梨世はタカシのことを多江に託します。
多江はすぐに状況を察します。
愛怜がマニキュアを塗っていたから、毒を盛ったとしたらそのときだろうと。
梨世が立ち去るのを見届け、扉を閉めた多江はフーっと息をつきます。
加藤さんもいない、そして坊ちゃんが倒れた今、環さんを守れるのは私しかいない。
一刻も早く環さんをこの屋敷から。。
環の部屋をノックする人が。
あいてるよ、と応答しても、ノックは続きます。
環が出迎えると、そこにはひとりの老人が立っていました。
「やあ、環ちゃん。ワシを覚えてるかな?」
まとめ
琢磨が帰国し、愛怜と梨世が秋光家から去っていきました。
今回、愛怜と琢磨によってさまざまな秘密が明らかになりましたね。
タカシの安否も気になるところです。
愛怜は初めてタカシと会った時点で、タカシの弱点(爪を噛むクセ)を見抜いていました(19巻参照)。
思いがけないところで隙を突く、恐るべき愛怜の真の思惑とはいったい何なのでしょうか。
そして本巻の最後には思いがけない人物が登場しました。
あの方本人なのか、はたまたまさかのクローンなのか!?
着用のループタイは以下の画像と同じように見えますが、
こちらも気になるところです。
次号21巻が発売されたら、またこちらでネタバレをご紹介したいと思います。
どうか楽しみにしていてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。