五等分の花嫁を全巻無料で一気読みする方法紹介!漫画アプリや電子書籍でタダ?作者:春場ねぎ

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悩んでいる人
『五等分の花嫁』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

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『五等分の花嫁』は漫画アプリ『マガポケ』で全巻無料で読める?

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『五等分の花嫁』読者の評価や感想は?

 

『五等分の花嫁』序盤ネタバレ紹介!

第1話 五等分の花嫁

結婚式の日、新郎は夢を見ていました。

 

花嫁と出会った高校2年生の頃の、夢のような日々の夢を…

 

高校2年生の春。家が裕福ではない上杉風太郎(うえすぎ ふうたろう)は、焼肉定食焼肉抜き(200円)を注文し、ぼっち生活を満喫?していました。

 

いつもの席に座ろうとすると、違う制服の女の子と鉢合わせます。

 

席を取り合い、文句を言い合いながらも相席で食事をとります。

 

勉強をしながら食事をしていることを注意された風太郎は「あんたが頼みすぎ。太るぞ」と無神経な一言を言って女の子を置いて食堂を出ます。

 

すると妹のらいはから電話がかかってきます。

 

「お父さんが良いバイトを見つけてきたよ。最近引っ越してきたお金持ちのお家が、娘さんの家庭教師を探しているんだって!相場の5倍の給料がもらえるって!転校生でお金持ちの娘さんの家庭教師をすれば、ウチの借金は無くなるかも」

 

「その娘ってどんな奴なんだ?」

 

「高校生で、お兄ちゃんの学校に転入するって」

 

嫌な予感がします。

 

「中野五月(なかの いつき)です。よろしくお願いします。」

 

予感は的中し、あの喧嘩した女の子が転校してきました。

 

風太郎は彼女の家庭教師をすることになったのです。

 

目を合わせて挨拶しようと思っても、無視されてしまいました。

 

五月に拒否されては家庭教師の話がなくなってしまいます。

 

放課後の顔合わせまでに機嫌を取ろうとして、五月の一緒にお昼を食べようとする風太郎ですが、五月は何人かで集まって昼食を食べていました。

 

「すいません、席は埋まっています」

 

五月が勝ち誇った顔で言います。

 

悔しそうに五月達の席を離れる風太郎。

 

すると、五月のグループの中にいたショートヘアの女の子から話しかけられます。

 

「五月ちゃん目当てなの?困ったらお姉さんに相談するんだぞ」とからかわれる風太郎。

 

別の席に座り、一人で昼食を食べて考え事をしていると、気がつけばカチューシャをつけた女の子が前の席に座っていました。

 

彼女も五月と一緒に昼食を食べていた中の一人です。

 

風太郎が「五月に『昨日は悪かった』と伝えてほしい」と言うと「そういうのは本人に言わないとダメだ」と断られます。

 

放課後、学校からの帰り道で、風太郎は隠れながら五月が一人になるタイミングを狙います。

 

しかし、ツインテールの女の子とヘッドホンを首にかけた女の子と一緒に帰っていて、なかなか一人になりません。

 

気が付けば、ヘッドホンの女の子が前に立っていました。

 

「友達の五月ちゃんには黙っておいて」と風太郎が言うと、「あの子は友達じゃない」と言って女の子は去っていきます。

 

その後も五月達の跡をつけていると、ツインテールの女の子とヘッドホンの女の子が目の前に現れます。

 

ツインテールの女の子に「ストーカーか?」と詰め寄られる風太郎。

 

それをかわして、エレベーターに乗る五月を階段で追いかけます。

 

30階でようやく追いつき、謝罪をしようと試みますが、うまく言葉にできません。

 

「今から家庭教師の先生が来るから早く用件を言ってください」と言う五月。

 

「それは俺だ」と言う風太郎。

 

衝撃を受けつつ五月は拒否します。

 

しかし、「諦めるわけにはいかない。昨日の件は俺が悪かった。謝る!俺がお前のパートナーだ!」と風太郎は詰め寄りながら言います。

 

膝から崩れ落ちる五月。

 

「こんな人が私たちの家庭教師なんて」

 

「私たち?」

 

風太郎が理解できないでいると、エレベーターが到着しました。

 

中から女の子が四人出てきます。

 

今まで会った

ショートヘアの女の子、一花(いちか)

ツインテールの女の子、二乃(にの)

ヘッドホンの女の子、三玖(みく)

カチューシャの女の子、四葉(よつば)

 

「なんでこいつらがここに…」

 

困惑する風太郎。

 

「一緒に住んでいるからですよ」

 

五月が答えます。

 

風太郎はそれが意味することに気づきつつも、現実逃避をしています。

 

「へ、へぇ〜友達五人でシェアハウスか…仲良しなんだな」

 

(夢だ!これは夢に違いない!)と風太郎は心の中で叫びます。

 

五月が答えました。

 

「いいえ、私達は五つ子の姉妹です」

 

舞台は結婚式の寸前に戻ります。

 

「夢のような日?私達が風太郎に初めて会った日でしょ?あの時に五つ子って知ったんだよね。夢のようだなんて見えなかったけど」

 

そう笑いながら言うウエディングドレスの女性。

 

彼女は成長した五つ子の誰かです。

 

(俺はあの時のことを大人になってからも夢に見る)

 

新郎の風太郎は、そう思いを馳せます。

 

場面は高校生の頃、五つ子だと告げられた時に戻ります。

 

高校生の風太郎は、目を見開いて五つ子を見て思いました。

 

(どんでもない悪夢だ…!)

第2話 お宅訪問

「五つ子ですか!?中野さん」

 

彼女達の父親から電話で改めて説明を受ける風太郎。

 

「む、娘さん達を無事卒業させます!」

 

ヤケクソで返事をし、風太郎は五人にリビングで説明をしようとします。

 

しかし誰もリビングにはいません。

 

四葉が現れ、全員部屋に戻った事を教えてくれます。

 

四葉だけが協力的で、「他の姉妹を説得しに行こう!」と四人の部屋に案内してくれます。

 

五月、三玖、二乃、一花の順に回りますが、全て断られます。

 

二乃は部屋にすらいません。

 

一花の部屋でしゃべっていると、二乃がリビングに現れ、「クッキー食べる?」と言ってきました。

 

姉妹がリビングに集まり、クッキーを食べ始めます。

 

その場で実力を見るために小テストをさせたい風太郎ですが、四葉以外は話を聞いてくれません。

 

そこで二乃が話しかけてきました。クッキーを食べ終わったら勉強をしてもいいと言いました。

 

「家庭教師なんていらないんだよね」

 

そう言って水を薦めてくる二乃。

 

水を受け取り、飲んだところで風太郎の意識は途絶えます。

 

気がつくと風太郎はタクシーに乗り、自宅についていました。二乃に薬を飲まされて眠らされていたことを知ります。

 

高額のタクシー代にうろたえる焦る風太郎ですが、「カードで」と助手席に座っていた五月が支払ってくれます。

 

家庭教師を諦めろと言う五月と、それを断る風太郎。

 

そこへ風太郎の妹らいはがやって来て五月に「ウチで晩ごはん食べていきませんか?」と誘います。

 

押し切られる形で風太郎の家にお邪魔する五月。

 

女の子を連れて来たことを喜ぶ風太郎の父。

 

「家庭教師やって来た?」と言うらいはに対して、五月が話そうとすると「バッチリだ」と風太郎が食い気味に答えます。

 

「これで借金もどうにかなるね」

 

らいはの言葉を聞き、五月は風太郎の方を見ます。

 

上杉家特製カレーを口に運びながら、何かを考える五月。

 

食事も終わり、帰ろうとする五月にらいはは尋ねます。

 

「兄は最低でクズだけど、いいところも沢山あるから…また来てくれる?」

 

「もちろん!勉強したらお腹が空くので、またご馳走してください!」と五月は笑顔で答えます。

 

タクシー乗り場で、五月は「事情は察したが、協力はできません。勉強はしますが、貴方の手を借りずに成し遂げます」と言います。

 

風太郎は何かを閃きます。

 

「そうか!条件は卒業だけだ!」

 

「五月、皆を明日同じ時間に集めてくれ」と不敵に笑いました。

 

翌日、同じ時間に集まった五人に風太郎は言います。

 

「家庭教師が必要ないならそれを示してくれ。」

 

テストを行い、全員ではなく赤点候補のみに勉強を教えればいいと風太郎は考えたのでした。

 

「合格ラインの50点を超えたら金輪際近づかない」

 

五人がやる気を出してテストに取り組みます。

 

採点が終わった風太郎が言います。

 

「すげえ!100点だ!!全員の点数を合わせてな!」

 

それを聞いて各々の部屋に走って逃げる五人。

 

彼女達は落第しかけて転校してきた、全員赤点候補だったのです。

第3話 屋上の告白

朝、遅刻しそうになり走って学校に着く風太郎。

 

後ろから見たこともない外国産の車がやって来ます。

 

風太郎がその車に釘付けになっていると、その中から出て来る五月達が出てきます。

 

「勉強は自分たちでする」と口々に言う五人でしたが、風太郎の出す問題に全員口を閉ざしました

 

五人が勉強と、そして自分を嫌っていると思った風太郎は、五人との信頼関係を築くところから始めなくてはならないと痛感します。

 

五つ子卒業計画のノートを見ると、三玖は先ほど出した問題を正解していました。

 

何故答えなかったかを不審に思い、お昼に食堂で三玖に話しかけます。

 

三玖に問題のことを尋ねようとすると

 

「お昼一緒に食べましょう!」

 

と四葉と一花が乱入してきます。

 

一花は「青春をエンジョイしよう!恋とかさ」

 

と言いますが、風太郎は色々と拗らせた発想を一花たちにぶちまけます。

 

ひきつる一花。

 

四葉が「三玖はどう?」と尋ねると、びっくりした様子で三玖はどこかへ行ってしまいます。

 

四葉は「三玖は恋をしています。私にはわかります。」とにやけます。

 

教室に戻ると、三玖に屋上に誘い出された風太郎。

 

(イタズラだ!)と自分に言い聞かせながらも、屋上風太郎はニヤけて顔で三玖を待ちます。

 

現われた三玖は言います。

 

「風太郎、ずっと言いたかったの」

 

決意の表情で続けます。

 

「陶 晴賢(すえ はるかた)…!」

 

なんのことかわからずフリーズする風太郎。

 

それは今朝の問題の答えでした。

 

スッキリして教室に戻ろうとする三玖。

 

「何故このタイミング!?」

 

そう言って風太郎が三玖の肩を掴みます。

 

三玖の手からスマホが落ちます。

 

スマホの画面は風林火山と書かれている武田信玄の武田菱。

 

「誰にも言わないで。戦国武将好きなの。」

 

ゲームがきっかけで、野心の溢れる武将に惹かれていったのでした。

 

「同級生はイケメンやモデルが好きだけど、自分は髭のおじさん。変だよね」

 

三玖は恥ずかしそうに言います。

 

ですが風太郎は「変じゃないぞ。自分の好きになったものを信じろ」と伝えます。

 

「前の日本史は満点だった。学年一位の俺の授業を受ければ、三玖の知らない武将の話もしてやれるぞ」

 

その言葉を聞き、三玖に火がつきます。

 

今までの何倍も喋る三玖。

 

武将が日本史に繋がると思い、風太郎は提案します。

 

「次の家庭教師は日本史中心。三玖受けるか?」

 

三玖はうなずきます。

 

友好の証として三玖は抹茶ソーダを差し出します。

 

「鼻水なんて入ってないよ。なんちゃって。」

 

風太郎はその逸話を知りません。

 

三玖は失望した表情で去っていきます。

 

「こんなもんなんだ。教わることはなさそう。バイバイ」

 

その一言で風太郎に火がつきました。

 

図書室で山ほど本を借りています。

 

「絶対に俺が勉強を教えてやる!」

第4話 合計100点

「三玖、待っていたぞ。お前の得意な戦国クイズ、今度こそ全て答えてやる」

 

風太郎がクイズを出題すると、問題の答えを言いながら三玖は逃げ出します。

 

「あいつらは勉強からも俺からも逃げ続けている。もう逃がさない!」

 

追いかけていると、四葉に出会います。

 

「あっちに走っていきましたよ」という声に従い、校舎の方に走っていきます。

 

すると、また四葉が出会います。

 

先に出会った案内してくれた四葉は、三玖の変装だったのです。

 

五つ子ならではの変装に驚きつつも、三玖を追いかける風太郎。

 

二日間で図書室の全ての戦国関連の本に目を通した風太郎。

 

「今ならお前と対等に会話できる!」

 

そう言う風太郎に、三玖は逃げながら戦国武将しりとりを仕掛けます。

 

バテバテになった二人はその場に倒れ込みます。

 

「なんでそんなに必死に?」

 

倒れ込んでいる三玖にニヤッと笑いながら抹茶ソーダを渡す風太郎。

 

「もちろん鼻水なんか入っていない」

 

そのエピソードは、図書室の本にはなく、四葉に調べてもらったのだと風太郎は言いました。

 

「四葉に言ったの?」

 

三玖の顔が変わり、胸の内を語り始めます。

 

私は五人の中で一番落ちこぼれだから、武将好きなことが言えないと。

 

三玖は好きなものに自信がないのではなく、自分に自信が持てないのでした。

 

「私にできることは他の子もできる。五つ子だもん。」

 

困ったように笑う三玖。

 

しかし、風太郎は「三玖の言うことが正しいとすれば…!」と閃きます。

 

「俺はお前達の家庭教師だ。お前達には全員卒業してもらう」

 

風太郎は決意の眼差しで言います。

 

自信のない三玖に対して風太郎は続けます。

 

「絶対にできないと今日まで思っていた。」

 

「五つ子だから他の四人は三玖のすることができる。」

 

「それは四人にできることは三玖にもできるということだ。」

 

「一人ができることは全員できるんだ。」

 

その言葉に驚く三玖。

 

「一花も、二乃も、四葉も、五月も、そして三玖も、全員が100点を取れる力を持っていると俺は信じている。」

 

過信しすぎと三玖は言います。

 

しかし、その顔はわずかに微笑んでいました。

 

翌日の放課後、風太郎は図書室で四葉に勉強を教えていました。

 

「他の四人もこれくらいの意欲だったらなぁ…」

 

「四人ではなくて三人ですよ」

 

そう言った四葉の目線の先には…三玖がいました。

 

図書室の歴史関係の本を何冊も開き、どの本にも貸し出しの欄に風太郎の名前を見つける三玖。

 

「風太郎のせいで、自分ももしかしたらできるんじゃないかって思っちゃった。責任とってよね。」

 

そうして四葉に続いて、三玖が風太郎と勉強しようと決意したのでした。

 

四葉が小さな声で「前隠してた三玖の好きな人って…もしかして…?」と尋ねます。

 

「ないない」頬を赤くして三玖は答えました。

第5話 問題は山積み

五つ子のマンションに入れない風太郎。

 

「オートロックも知らないの?」

 

と呆れ顔の三玖に招かれて中野家に入ります。

 

二乃を除く四人はリビングに集まって勉強をする気でいます。

 

風太郎は(こいつらも人の子。理解し合えるものなんだ。)と安心します。

 

しかし、後から登場した二乃の策略によって四葉がいなくなり、一花がいなくなり、五月がいなくなってしまいました。

 

ニヤリとする二乃。

 

しかし、三玖は勉強をする気満々です。

 

二乃はそれが気に食わず、三玖と睨み合います。

 

「料理勝負でアタシが買ったら今日は勉強なし!」

 

という二乃に対して三玖も負けてはいられません。

 

「すぐ終わらせるから座っていて風太郎。」

 

しかし、料理の腕の差は歴然。

 

二乃は料理が得意ですが、三玖の苦手。

 

見た目にもハッキリと差があります。

 

しかし風太郎は「どっちもうまいな」と貧乏舌を発揮します。

 

怒った二乃は部屋にこもってしまいました。

 

理由はわかりませんが、二乃は風太郎に強い悪意を持っています。

 

「誠実に向き合えばわかってくれるよ」

 

三玖が風太郎を励まします。

 

帰宅しようとマンションを出たところで、風太郎は財布を忘れたことに気づきました。

 

エントランスからインターフォンを押すと三玖が出ました。

 

「シャワー浴びてるから勝手に取っていって」

 

(それでいいのか)と思いつつ、財布を取りに再び中野家にお邪魔する風太郎。

 

リビングに行くと、三玖がタオル姿でドライヤーをかけていました。

 

(いや…いくらなんでも早すぎる)

 

風太郎が三玖だと思っていた女性は、実は二乃でした。

 

幸い二乃は視力がかなり悪いので、こちらに気づいていない様子。

 

風太郎の事を三玖だと思って話しかけてきます。

 

「好き勝手にうちに入ってきて…私たち五人の家にあいつの入る隙なんてない。」

 

そう怒りを露わにする二乃の手が棚に当たり、棚の中の本が何冊か落ちてきます。

 

「危ない!」

 

風太郎は二乃を庇って、押し倒したような姿勢になってしまいます。

 

そこで二乃は、三玖だと思っていた人物が風太郎だったことに気づいてしまいます。

 

マンションの前、「今日も最高だったよ。またよろしく」と言われながら黒塗りの車から出てくる一花。

 

バスケ部で大活躍し、「このままバスケ部に正式に入ってくれない?」と言われる四葉。

 

お風呂で風太郎に対する気持ちを考えている三玖。

 

二乃と風太郎が喧嘩をしているところを無言で写真を撮り、「サイテー」と言い放つ五月。

 

「この時、俺は理解していなかった。」

 

「こいつら馬鹿五つ子と向き合う難しさを。」

 

「そして俺も馬鹿野郎だという事を!」

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