花束みたいな恋をした面白い?おすすめ映画?登場人物やネタバレなしのあらすじ・無料で見れるサイト紹介!

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2021年に公開され話題となった花束みたいな恋をした』。

 

そんな『花束みたいな恋をした』は本当に面白いのか?オススメで観る価値があるのか?などについてまとめました!

 

また『花束みたいな恋をした』を無料で視聴する方法も併せてご紹介していきます。

映画『花束みたいな恋をした』を無料で見る方法は?無料で見れるサイト紹介!

悩んでいる人
『花束みたいな恋をした』を無料で見たい。

 

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映画以外のエンタメ紹介!

映画もいいですが、漫画も面白いですよ!

 

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映画『花束みたいな恋をした』あらすじ紹介!ネタバレなし

終電を逃し、改札口でたまたま出会った大学生の麦と絹。

 

好きな本や映画、音楽、習慣や考え方が似ていることに驚きます。

 

そして、お互いに共感を覚え、言動に惹かれ合います。

 

ほどなく二人は付き合い出し、絹が麦の家に時々泊まりに行くラブラブの日々が始まります。

 

やがて、二人は多摩川の近くの部屋を借りて同棲を始めることに。

 

秋、麦はイラストレーターを目指して頑張っており、絹もバイトを始めます。

 

春、二人とも大学を卒業してフリーターになりました。

 

しばらくして、麦の親からの仕送りがなくなり、絹も麦も就職。

 

すると、麦の仕事が忙しくなり、二人の気持ちは次第に離れていきます。

『花束みたいな恋をした』は面白い?おすすめ?見どころ紹介!

先に結論、『花束みたいな恋をした』は面白いです!

 

『花束みたいな恋をした』の見どころを5つご紹介いたします!

見どころ① キャラクター設定と心の声で表現されるせりふが魅力的

この作品では、麦と絹という二人の男女の出会いから別れまでを、それぞれの心の動きを追いながら描いていきます。

 

考え方や趣味が周りの人とは少し違う、一風変わった麦と絹。

 

この二人のキャラクター設定がまず面白く、そのことが分かるエピソードやせりふがたびたび表出します。

 

そして、出会ってすぐ二人はお互いの共通点の多さに気付き、惹かれ合います。

 

恋愛中って相手が何を思っているのか分からなくて不安になることが多いですよね。

 

この作品では、映像と共に、二人の内面の移り変わりが、心の声としてテンポ良く交互に表現されます。

 

そのため、見ている人は、まるで自分が恋愛しているかのように二人の世界に没入していきます。

 

さらに、いかにも読書好きな二人の言葉らしく、所々で、魅力的な表現が使われます。

 

それらのおかげで、観ている人は、ライトな恋愛小説を読んでいるかのようなワクワクした気分にさせられます。

 

また、時々二人のユニークな物の見方や考え方が分かってクスっと笑える場面もあります。

見どころ② 自分の姿と重ね合わせて共感できる仕掛け

見どころ1.で書いたように、キャラクター設定やせりふの魅力から、「自分ならどうするかな。」、「どうしてこうなっちゃうの?」

 

など、恋愛をしたことのある人もない人も、自然と二人の姿に自身の姿を重ねて考えてしまう映画です。

 

しかし、そのための仕掛けは実はその他にもあります。

 

まず、カラオケのシーンや音楽を聴くシーンです。

 

その時代に若者に人気のあった曲が多く流れるので、「私もその曲好きだった!」となる人が多いでしょう。

 

そして、好きな本を語るシーンです。

 

読書好きの二人の本棚には、多くのファンをもつ作家さんの文学作品や漫画作品が並び、二人がその作品に関して話したりします。

 

ここでも、「そうそう、その作品面白いんだよね。」と共感できる人が多いことでしょう。

 

さらに、ゲームをプレイするシーンです。

 

二人の会話や部屋でくつろぐシーンには当時はやっていた数々のゲームを操作する場面、ゲームについて語る場面もあります。

 

「分かる分かる。」と、よりこの映画の世界をリアルに感じ取ることになるでしょう。

見どころ③ 多発するキュンキュンポイント

・ 二人が出会った日、二人が偶然にも、同じ漫才コンビのライブのチケットを買っていたのに、二人ともライブに行けなかったことが分かります。

 

そこで、麦が「これは、今日ここで会うためのチケットだったんだ。」と言うのが素敵です。

 

・ 初めて出会った日、雨に濡れた絹の髪を麦がドライヤーで乾かす場面にキュンキュンきます。

 

・ つきあい始めるまでの二人の恋の駆け引きが面白いです。

 

告白しようとタイミングを狙う二人の心の声にハラハラドキドキです。

 

・押しボタン式の信号機が青に変わらないから、そのタイミングで初めてのキスになるのかどうか?

 

映画を観ている人は二人を応援する気持ちになります。そして、キスをした瞬間、絶対「ヤッター。」ってなります。

 

・二人のラブラブシーンの心の声で、「初めて寝た。」、「だいたいベッドに居て何回もした。」、「これ、パンケーキ食べてるけど、した後の二人。」の表現にドキドキしちゃいます。

 

・お風呂の湯船で向かい合ってシャンプーしている二人が本当にかわいくて幸せそうです。

 

・「この花の名前なんだっけ?」と麦に聞かれて、「女の子に花の名前教わると、男の子は、その花をみるたびに一生その子のことを思い出すんだって。」って言って麦のことをじらす絹ちゃんが小悪魔的です。

 

・就活で傷ついて泣く絹のために、部屋着のまま電車に乗って駆けつけて、駅前で絹を見つけるなり抱きしめる麦。

 

「一緒に暮らそうよ。」っていう麦の言葉に感動します。

 

・ 一緒に暮らすための部屋に、二人でカーテンや電灯を取り付けるシーンでは、ワクワクする時間を共有している気分になります。

見どころ④ 別れ話のシーン

そして、キュンキュンポイント以外での見どころは、なんと言っても麦と絹が別れ話をする場面です。

 

二人の共通の友人の結婚式の日。

 

麦も絹も別れを切り出そうと決意して出掛けます。

 

結婚式の後、二人が初めてデートした日に行ったファミレスに入ります。

 

麦は、絹に別れ話を切り出しますが、絹が、自分が部屋を出て行くことや家具の処分について話し出すと、急に「別れたくない。」と考えが変わります。

 

麦「えっとその、今日まで長かったし、まあいろんなことあったけど、俺は少なくても今日までのこと…。」

 

絹「麦君。ありがとね。まあ、その一言だけどさ、楽しかったことだけ思い出にして、大事にしまっとくから。」

 

絹「部屋はね、取りあえず私が出てくよ。」

 

麦「絹ちゃん、俺、別れたくない。別れなくていいと思う。結婚しよう。結婚して生活続けていこう。」

 

絹「今日が楽しかったから今思ってるだけ。」

 

麦「恋愛感情なくなったって、気持ちが変わってからも、嫌なところ目つぶりながら暮らしている人たちいるよ。」

 

絹「またハードル下げるの?ハードル下げてこんなもんなのかなって思いながら暮らして。それでいいの?」

 

麦「いい。ずっと同じだけ好きでいるなんて無理だよ。そんなの求めてたら、幸せになれない。」

 

麦「時間かけてさ、長い時間かけてさ、いろいろあったけど、今はいい関係になったねって。空気みたいな存在になったねって。そういう二人になろうよ。」

 

絹「そうだね。結婚だったら、家族だったら。うん。」

 

というように話が進み、やっぱり元のさやに収まるのかな、と思った矢先のことです。

 

そこにおそらく初デートであろう初々しい二人の男女(清原果耶と細田佳央太)が現われ、隣のテーブル席に座ります。

 

まるで、出会った頃の麦と絹のように、趣味や価値観が同じで話がはずんでいます。

 

その様子を見た二人は、涙を流し、絹は店を飛び出します。

 

そして、すぐに後を追い、絹を後ろから抱きしめる麦。

 

やはり、元の二人に戻ることは無理ということが分かったのでしょう。

 

とても感慨深いシーンです。

見どころ⑤ W主演の二人の演技がすごい

有村架純さんは、この作品で「第45回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞」を受賞しています。

 

絹という決して派手ではないけど、周りに流されず、自分の信条を貫いて生きている芯の強い女性を自然体で演じています。

 

菅田将暉さんも、多くの賞を受賞してきた言わずと知れた演技派俳優。

 

素直で優しく、でもいろんなことにこだわりをもちながら、現実と夢の狭間でもがく麦という男性を、気取らない演技で見事に表現しています。

 

特に印象的だったのは、二人の生活や考え方に少しずつずれが生じてきて、ついに言い合いになるシーン。

 

二人の感情が徐々に高まっていくことを、表情やせりふの強弱、二人のせりふの掛け合いの微妙な間で表す演技が最高です。

 

感情が最高に高ぶるクライマックスで、「わたしはやりたくないことはしたくないよ。ちゃんと楽しく生きたいよ。」というせりふの有村架純さんの力強い声。

 

観ている人の心に響く素晴らしい演技でぐっときます。

 

『花束みたいな恋をした』登場人物紹介!

山音麦

美術系の大学に通う大学三年生です。

 

バイトをしながら平凡な日々を送っています。

 

特技はイラストを描くことで、将来仕事にしたいと思っています。

 

グーグルマップのストリートビューに自分が偶然映り込んでいたことを喜び、友達に自慢しまくって、すごいと言ってくれた友人には奢(おご)ってしまう素直で単純な性格です。

 

ガスタンクの映像を撮って作品を作る、じゃんけんでどうして紙が石に勝つのかにこだわる、という少し変わった面もあります。

八谷絹

実家から大学に通う大学三年生です。

 

ミイラ展に興味をもち、ラーメンブログを書くことが趣味で、好きな言葉は「替え玉無料」という変わり者です。

 

西麻布でカラオケ合コンに参加するも、キラキラした周りの人たちを冷めた目で見ています。

羽田凛と水埜亘

ファミレスで偶然隣のテーブル席に座った男性と女性のカップルです。

 

どうやら初デートらしいです。

加持航平

イベント会社のイケメン社長です。

 

酔うとすぐに女性を口説くと噂されています。

 

絹を自分の会社にスカウトします。

八谷早智子

絹の母です。

 

広告代理店勤務で、バリバリのキャリアウーマンです。

 

就職せず、フリーランスでデザインの仕事をしている麦に、きちんとした会社に就職するように促します。

八谷芳明

絹の父です。

 

絹の母と同じく広告代理店勤務です。

 

広告代理店勤務の強みを生かして、麦たちにワンオクのコンサートのチケットをくれます。

山音広太郎

麦の父です。

 

新潟で暮らしています。

 

麦が地元に戻らず、フリーターとして東京で暮らしていくことに反対しています。

 

そして、それまでしていた仕送りもやめてしまいます。

映画『花束みたいな恋をした』キャスト紹介

山音麦…菅田将暉(W主演)

1993年2月21日大阪府生まれです。

 

2009年「仮面ライダーW」でデビューしました。

 

「共喰い」で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞、「あゝ、荒野」で第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞などを受賞しました。

 

同作により2017年度の映画賞を総なめし、若手実力派俳優として多方面で活躍中です。

 

2017年から音楽活動を開始し、音楽アーティストとしても数々のヒット曲を生み出しています。

 

代表曲はいずれも大ヒットした、2018年「さよならエナジー」、2019年「まちがいさがし」、2020年「虹」です。

 

2021年女優の小松菜奈さんと電撃結婚しました。

 

小松菜奈さんとは、2016年の「ディストラクション・ベイビーズ」、「溺れるナイフ」、2020年の「糸」で共演しています。

 

2022年はNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の源義経役で注目されたほか、フジテレビ系「ミステリと言う勿れ」にも主演しました。

八谷絹…有村架純(W主演)

1993年2月13日兵庫県出身です。

 

2013年連続テレビ小説「あまちゃん」(NHK)で、小泉今日子演じる主人公の母親の若かりし頃を演じて話題を呼び、知名度を上げました。

 

2016年主演映画「映画ビリギャル」での演技により第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞および新人俳優賞、さらに「ストロボ・エッジ」、「映画ビリギャル」での演技により、第58回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞しました。

 

そして、この「花束みたいな恋をした」では、その演技が認められて「第45回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞」を受賞しています。

 

かわいいだけでない、実力のある女優としての地位が確立しつつあります。

 

映画、舞台、ドラマ、CM等多方面で活躍中です。

羽田凛…清原果耶

2002年1月30日生まれで大阪府出身です。

 

「アミューズオーディションフェス2014」グランプリを受賞し、2015年、連続テレビ小説「あさが来た」で女優デビューしました。

 

2018年に主演を務めたドラマ「透明なゆりかご」では、「東京ドラマアウォード2019」主演女優賞など多くの賞を受賞しました。

 

映画「ちはやふる-結び-」、「まともじゃないのは君も一緒」、「護られなかった者たちへ」など数々の話題作に出演し、2021年上半期に放送された連続テレビ小説「おかえりモネ」では、ヒロインの永浦百音を演じたのが記憶に新しいところです。

 

名前のとおり清らかで、みずみずしい果実のような独特の雰囲気をもっています。

水埜亘…細田佳央太

2002年12月12日生まれの東京都出身です。

 

小学2年生で活動を始めました。

 

以降、ドラマや映画で活躍しています。

 

2019年には、1000人越えの応募者の中から抜擢され、石井裕也監督作・映画「町田くんの世界」にて主演を果たしました。

 

2022年には「もしも、イケメンだけの高校があったら」にてドラマ初主演をしました。

 

個性的な小動物系のキュートな顔立ちが印象的な今注目の若手俳優です。

加持航平…オダギリジョー

1976年2月16日生まれで岡山県出身です。

 

2000年から2001年まで放送された「仮面ライダークウガ」の主人公・五代雄介役を務めました。

 

その後、2003年公開の映画「アカルイミライ」で初主演を果たしました。

 

2005年北野武監督映画「血と骨」で「日本アカデミー賞最優秀助演男優賞」他多数の賞を獲得し、その実力が広く認められました。

 

その他、多数の映画、ドラマ、CM等で活躍中です。

 

映画監督としても活動しています。

 

妻は女優の香椎由宇です。

 

その演技やたたずまいが、どこかおしゃれで個性的な雰囲気を醸(かも)し出す、日本のエンタメ界になくてはならない存在となっています。

八谷早智子…戸田恵子

愛知県出身で9月12日生まれです。

 

女優として舞台、ドラマ、映画等で活躍する一方、声優としても人気を集めています。

 

アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」(三作目)の鬼太郎、「キャッツアイ」の瞳、「きかんしゃトーマス」のトーマス、「それいけ!アンパンマン」のアンパンマンなどが有名です。

 

洋画の吹き替えも数多く手掛け、ジュリア・ロバーツ、ジョディ・フォスター、ビビアン・リーなどでよく知られています。

 

飾らないフランクな人柄で、演技力には定評があります。

八谷芳明…岩松了

1952年3月26日生まれで長崎県出身です。

 

劇作家、演出家としても活躍しながら俳優としても舞台や映画、ドラマに多数出演しています。

 

2022年は、映画「シン・ウルトラマン」の企画・脚本、舞台「クランク・イン!」作・演出などを手掛けています。

山音広太郎…小林薫

京都府出身で1951年9月4日生まれです。

 

俳優としてTV・映画・舞台等に多数出演し、活躍中です。

 

1986年第9回日本アカデミー賞「最優秀助演男優賞」(「恋文」、「それから」)、2008年第31回日本アカデミー賞「最優秀助演男優賞」(「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン」)などの多数の受賞歴があります。

 

TV東京系のドキュメンタリー「美の巨人たち」では、その落ち着きのある声と説得力のある話し方を生かして、2000年の放送開始からナレーションを務めています。

 

映画『花束みたいな恋をした』の感想

菅田将暉さんも有村架純さんも、演技が自然で大好きな俳優さんです。

 

キャラクター設定が秀逸で「こういう人好きだな。」と誰もが感じてしまうようなシチュエーションを、作品の冒頭で次から次へと見られて楽しいです。

 

それに加えて脚本が素晴らしく、二人の台詞の一つ一つがきらりと輝き、引き込まれてしまいました。

 

恋の始まりのワクワク感やドキドキ感だけでなく、二人が現実的に考えてしっかり駆け引きしている感じも伝わって興味深いです。

 

そして恋愛の絶頂期のシーンでは幸せな二人の様子が本当にかわいいです。

 

しかし、恋愛の始まりから終わりまでの経過を描いているだけでなく、知り合いの死や仕事での挫折や大変さなどの、人生の闇の部分が分かる場面も随所に入っています。

 

人間が生きていく上で欠かせない、苦しみのようなものについて、改めて考えさせられる作品だな、とも思いました。

 

そして、お互い好きになって一緒に暮らす二人であっても、仕事が忙しくなって考え方や生活リズムが徐々に合わなくなっていく悲しさは、世間の多くの人たちも共感できると思います。

 

そこで、自分の考えをぶつけ合ってでもやっていこうと思うか、この映画の二人のように、けんかする気持ちさえ失せてしまって別れるのか、はたまた、お互いの考えをぶつけ合うことも別れることもせず、惰性で一緒に暮らし続けるのか。

 

こんなことについても深く考えさせられました。

 

結局二人が選んだのは、「別れ」でした。

 

将来生きていくために楽しくもない仕事をして、ワクワクしないのに結婚して一緒に暮らし、家族になることが、この二人にとっては耐えられないことだったんですね。

 

その部分については、この二人は、世の中の多くの人とは違うのかな、と思いました。

 

麦が言っていたように、「世の中の多くの人は、恋愛感情がなくなったって、気持ちが変わってからも、嫌なところに目をつぶりながら暮らしている。」、「結婚して長い時間をかけ、いい関係になることを目指している。」のだと思うからです。

 

でも、別れてから1年後の二人の生き生きとした様子を見て、「二人がこの結論を選んだことは間違っていなかったんだ。」と思いました。

 

生き方に悩んだり、進路を迷ったりしている人も、「麦と絹のように自分の気持ちにまっすぐに、正直に生きていってもいいんだ。」と勇気を与えてもらえる作品だと思いました。

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