花野井くんと恋の病 最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画ドラマ】その後の最後はどうなる?

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人気マンガ『花野井くんと恋の病』。

 

この記事では、そんな『花野井くんと恋の病』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!

『花野井くんと恋の病』は漫画アプリ『マガポケ』で無料で読める?

『花野井くんと恋の病』はこちらの講談社が運営する漫画アプリ『マガポケ』にて無料読むことができます。

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『マガポケ』は、講談社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

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『花野井くんと恋の病』あらすじ紹介!

家族や友人と過ごす穏やかな日々を大切にしている日生ほたる(ひなせ ほたる)は、友人と一緒に隣のクラスの花野井颯生(はなのい さき)くんがフラれる場面に遭遇してしまいます。

 

ひどい言葉を云って立ち去る元恋人を見て、恋を知らないほたるには、好きだった人を悪くいってしまう恋心がわかりませんでした。

 

そんななか、帰る途中で雪まみれの花野井くんにカサを貸したことをきっかけに告白され、無縁だった恋と関わることになりました。

 

好きな人のためなら見た目を変えてまで尽くしてしまう彼の行動を、ほたるには自分を蔑ろ(ないがしろ)にし過ぎているように見えてしまいます。

 

それでも彼と自分の考える価値観の違いに戸惑いながらも、彼のまっすぐな優しさと一途さに向きあい続けて恋をする気持ちを知るのです。

 

『花野井くんと恋の病』主な登場人物紹介!

『花野井くんと恋の病』の登場人物を解説します。

日生ほたる(ひなせ ほたる)

食べることが大好きな女子高生。恋に興味がなく、家族や友人と過ごす穏やかな日々を大事にする素朴な女の子

花野井颯生(はなのい さき)

顔も頭も偏差値80オーバーと噂されている、隣のクラスの同級生。度を越えた愛情表現で交際が長続きしない男の子

浅海響(あさみ ひびき)あだ名:きょーちゃん

ほたると同じ中学の友人。おしゃれと恋バナが大好きで倉田の彼女

倉田圭悟(くらた けいご)

花野井君と友人。人懐っこい性格でバスケ部所属。浅海の彼氏

柴村月葉(しばむら つきは)あだ名:しばむー

ほたるの友人。クールで大人びている。

穂積先生(ほづみ せんせい)

ほたるのクラスの担任教師

八尾創平(やお そうへい)

ほたると花野井くんと同じ小学校出身。元バイト仲間。

西夕鷹(にし ゆたか)

八尾と入れ替わりで入った年上の後輩。

ギンジさん

小学校時代の花野井くんの友人。

 

『花野井くんと恋の病』最終章までのおさらい!

ここから、『花野井くんと恋の病』の最終巻に至るまでの流れを紹介していきます。

ギンジさん

恋人として向きあい続けた2人に、最後の試練が立ちはだかります。

 

きっかけはほたるの家に招待された時、ある写真を目にしたことでした。

 

ほたるの祖父母はすでに亡くなっていて、写真でしか知らないと話しながら見せてくれた祖父の顔が、花野井くんの小学校時代に出てくる友人「ギンジさん」にとても似ていたのでした。

 

悩んでいる彼にいつも相談に乗ってくれていた信頼できる大人であり、彼が高校に上がった頃に会えなくなってしまった人物です。

 

真実を知るため、花野井くんは彼女に内緒で家に訪問しに行きました。

 

家にいたほたるの母から事情を話すと、ギンジさんはほたるの祖父であり、息子であるほたるの父と大げんかをして疎遠になっていたこと、病気で余命宣告を受けていたこと、そして亡くなってしまった日が花野井くんの誕生日であることを知りました。

 

亡くなる直前に誕生日の日に会わないかと誘ってくれたのに、その日はめったに会えない両親が帰ってくるので無理だと断ったことで、彼は自分のせいでギンジさんは死んでしまったのではと責めてしまいます。

守れなかった約束

花野井くんとのデートの日、ほたるはおめかしをして待ち合わせ場所に向かっていました。

 

その途中でほたるは、同じ小学校に通っていたバイト仲間の八尾のご兄弟と遭遇します。

 

一方花野井くんは、抱えていた悩みをほたるに話そうと決めて待ち合わせ場所で待っていました。

 

「いつものように2人で話せば大丈夫」そう自分に言い聞かせながらも不安はぬぐえませんでした。

 

彼女に早く来てほしいと願っていたとき、スマホから着信が鳴り響いたことでそれは叶いませんでした。

 

八尾のお母さんが仕事先で倒れてしまい病院に搬送されたことを兄である八尾に聞かされ、家で待っているようにと言われたが、我慢できずに病院まで行こうとして迷子になってしまったのだと話しを聞き、このまま放っておくこともできないと彼らを病院まで送り届けたいと花野井くんに話すと「__それは、ほたるちゃんがやらないといけないことなの?」

 

ほたるは一瞬何を言われたのかわかりませんでしたが、続けて花野井くんは彼が家にいるように言われたのなら、このまま家に帰した方がいいのではないのかと提案します。

 

彼の言葉も一理ありますが、小学校時代に彼の家が母子家庭であることを知っていたほたるは、兄弟の気持ちを考えると病院に送ってあげたいと思います。

 

事情を話す前に、花野井くんはほたるにお願いをしました。

 

「…お願い、行かないでほしい。」

 

その時、はじめて花野井くんの様子がおかしいことにほたるは気づきました。

 

様子のおかしい彼に話しを聞こうとしますが、しびれを切らした八尾のご兄弟がほたるを置いて動こうとします。

 

先へ行く彼らに、ほたるは慌てて花野井君に謝り、送り届けたらすぐに向かうと返事をして、追いかけていきました。

 

通話が切れた後、花野井くんはほたるの選択にひどく傷ついてしまい、小さな声で言ってしまいました。

 

「…うそつき」と

 

花野井くんはほたるを責めるような言葉を言ってしまったことにさらに落ち込んでしまいました。

 

そのあと、ほたるは兄弟を病院まで送り届けたら急いで花野井くんのもとに向かいます。

 

けれど電車の遅れや雪の影響もあり、彼からメールで無理をしないでと送られますが、ほたるは彼を傷つけてしまったのではと不安になり、雪まみれになりながらも花野井くんに会いに行きました。

 

彼の家に着くと、びしょ濡れのほたるにあわてて中に入れて髪や服を乾かしながら今回のことを謝り、八尾のご家族の状況を話している途中に突然花野井くんが後ろからきつく抱きしめながら距離を縮めようとする行動に、様子がおかしいと咄嗟にほたるは待ったをかけて止めます。

 

花野井くんもやり過ぎたと謝りますが、ほたるはこの行動が誤解をさせてしまったと思い弁明しますが、花野井くんは雪がやんだからそろそろ帰るように彼女を促します。

 

ほたるはさらに怒らせてしまったと思い、何か話したいことがあったのではと彼に聞きます。

 

けれどまた別の日に話すと言う彼に何も言えずほたるは帰宅をします。

 

その後、約束を破ったことにほたるは深く反省して、しばらくは花野井くんの時間を優先しようと交際1年目のデートで、もう1歩踏み出そうと提案をします。

 

けれど、花野井くんはその好意がすべて罪滅ぼしではないかとほたるに問いかけます。

 

ほたるは言葉を失います、そんなことはないと言いたいのに言葉が詰まって言えませんでした。

 

そのまま帰宅したほたるは花野井くんとメールのやり取りをしたことで彼が抱えていた悩みと不安を知り、本当に守りたかった約束を守れなかったことに1人涙を流すのでした。

 

僕が惹かれた君

ほたるはメールで読んだ祖父に起きたことは、花野井くんは悪くないと話しますが、どれも彼の心に響かず、むしろ気を使わせてしまったと花野井くんは謝ります。

 

ほたるは彼の顔が晴れないことに落ち込んでしまい、どうしたらいいのだろうと答えがだせないまま日々が続きました。

 

そんな2人のぎこちなさを見て、バイト先の年上後輩、西夕鷹(にし ゆたか)さんが花野井くんをラーメン屋に誘います。

 

断る花野井くんを無理やりラーメン屋に連れていき、話しをしている途中で今したいことはなにかと聞くと、誰もいないところで1人になりたいという彼の要望にこたえて、海に連れて行きました。

 

訳が分からず流されるままに連れてこられた花野井くんは、人のいない海を歩きながら過去の自分を思い出します。

 

小学校時代、学校でも家でも居場所がない自分に声をかけてくれて相談に乗ってくれたギンジさんとの時間と小学校からの出会いと、再会した今日まで、困っている人がいれば声をかけて助ける優しいほたると過ごした時間を思い出していました。

 

雨が降っているから迎えに来た西さんと車に戻った花野井くんは、胸の内を西さんに話します。

 

最初は家族や友人よりも自分を優先して見てくれる人が欲しかったのに、いざ自分の好きな人がそうしてくれることに対して、本当にこれでいいのかと悩んでしまいます。

 

誰にでも優しいほたるだからこそ、彼女は自分を見つけてくれたのだと知りました。

 

そんな彼女だからこそ好きになったのだと、話していくうちに何を大切にしたいのかと花野井君は気づきました。

 

そして試験が終わるまでは登校も別々にして勉強に集中することをほたると約束をして、2人は修学旅行の日まで距離をとりました。

守るための別れ

修学旅行の日が訪れ、ほたるは花野井くんと仲直りしようと何とか2人っきりで話す機会を伺います。

 

1日目は、さすがにクラスが違うことで会う機会は全くなかったことに落ち込むほたるは、2日目の自由行動に期待をしながらホテルの大浴場から部屋に戻る途中に花野井くんと会って少しの間だけ話しをする事が出来ました。

 

そのやりとりが普通だったことにほたるは拍子抜けをしました。

 

自由行動の日に、花野井くん達のグループと一緒に回っている間も普通に会話ができることから、ほたるは今なら彼と仲直りができるのではないのかと思い、話しをします。

 

「まだまだ解決していないことは色々あるけど」

 

「それでもこれまでみたいに、2人で乗り越えていけばいいと思うんだ…!」

 

まっすぐに自分の気持ちを伝えるほたるに、花野井君は泣きそうになりながら彼女にありがとうと伝えると、彼は緊張しながらもほたるにある提案を持ち掛けます。

 

「僕たち___1度、恋人をやめるのは…どうかな。」

 

何を言われたのか、ほたるは一瞬わかりませんでした。

 

そんなほたるの気持ちに気づいていながらも、花野井くんは別れる理由を話します。

 

今回の一件で、話し合うことで解決しないことが起こるたびにほたるは自分を気遣ってしまい、その事実がいつか彼女の生き方を歪ませてしまう未来を彼は嫌だと話します。

 

だからこの別れは嫌っているから別れるのではなく、ほたるを幸せにするために彼女に依存しない自分になるために別れるのだと伝えます。

 

呆然とするほたるに「すぐに返事をしなくていい」「あくまでも提案であり、ほたるが嫌なら別の方法を考える」と話してくれました。

 

好きだからこそ別れることの意味がわからず、何を変えなければいけないのか、ほたるはわかりませんでした。

 

別れたくないほたるは、3日目のスキー教室で花野井くんに別の方法を探そうと話します。

 

彼も彼女の気持ちを汲んでもう1度話し合おうとしますが、後ろから滑り落ちる一般客からほたるをかばったことで、花野井くんが腕を骨折してしまう事故が起きてしまいます。

 

ほたるは別れる理由をこの時に知ってしまったのです。

 

初めてあった頃から、花野井くんはいつも自分を大事にしないで相手を優先してしまう人でした。

 

そのことを知っていたはずなのに、いつの間にか彼が守ってくれることに慣れてしまったことにほたるは泣きながら謝り、彼は泣く彼女にやっぱり1度別れようと提案します。

 

最初は提案を受け入れませんでしたが、この先も自分を大事にできないまま一緒にいてしまうのならばと、ほたるは彼と別れることにしました。

初めて知った特別

別れた後、花野井君は療養のため、祖母の家にお世話になることにして、一緒に荷物を取りに向かいます。

 

ですが家にはめったに帰ってこない母が居て、花野井くんは驚きます。

 

彼は修学旅行に行く前にきた両親への手紙に連絡は必要ないこと、無理をして帰ってこなくていいと返信を送っていたのです。

 

それなのに会いに来た理由を聞くと、あきらかにいつもの手紙と様子が違うと感じて、息子からのSOSなのだとしたら見逃したくないと話しました。

 

花野井君はそう話す母にいら立ちをぶつけました。

 

自分がまともな性格になれなかった原因は誰のせいだとぶつけて、そして謝りながらも1人にしてくれと言いました。

 

その言葉に、母ははじめて息子の本音をぶつけてくれたことに少しの喜びを感じ、ある提案を持ちかけます。

 

一方ほたるは、しばらくボーっとしながらも進学のことを両親と相談しながら、祖父の3回忌の話で花野井くんと別れたことを話します。

 

両親はあんなに仲が良かった2人が別れた理由に祖父が関係していると聞いて驚きました。

 

けれどそこから両親に聞いた祖父が亡くなったいきさつを聞いたほたるは、花野井くんに会いに家を飛び出します。

 

祖父が事故に遭って倒れたのは何日も前の出来事であり、誕生日のお誘いを受けていても結果は変わらなかったのだと、彼のせいではないのだと伝えたくて、走りながらも電話をして花野井君に伝えたい一心で彼の家へと向かいます。

 

けれど電話は繋がらず、ほたるの友人のきょーちゃんの恋人で彼の友人でもある倉田圭吾君に花野井くんと連絡できるか聞いてみると、彼でも今は無理だと言われてしまいます。

 

花野井くんは今、ご両親のもとで療養をしていて日本を離れているのだと話してくれました。

 

知り合いのいない環境で、しばらく過ごすことで自分を見つめ直すことにした花野井くんの決断を知ったほたるは通話を切ったあと、しばらくは空を見上げて彼の決意を受け止めました。

 

3年生となったほたるは、受験生となった日常を過ごしていく内に、花野井くんのことを考える時間が減っていきます。

 

そのことを寂しく思いながらも、図書館で受験勉強に励むほたるに同じく受験生となった八尾と再会します。

 

久しぶりに話しながらも、花野井くんと別れたことを話すほたるに八尾は気分転換をしようとほたると遊園地に遊びに行きます。

 

初めは八尾と遊園地を楽しんでいたほたるですが、見上げてみた青空と観覧車を見て彼と初めて乗った観覧車での出来事を思い出しました。

 

観覧車だけではありません。

 

初めて彼とデートをした夜の遊園地を思い出したことで、ほたるは花野井くんの気持ちが溢れて泣いてしまいます。

 

八尾は涙をこぼすほたるをみて、花野井くんのどんなところを好きになったのか教えてほしいと優しい言葉をかけて慰めました。

 

ほたるは彼の優しさに甘え、別れてからずっと会えないことでこのまま自分の前からいなくなってしまうのではないのかと思うと怖くてしょうがない自分の胸の内を話しました。

 

誰のことも大切にできる優しい自分が好きだから、約束を破ってしまったことでしばらく花野井くんを優先する行動をしたことが自分を押し殺しているように見えていると言われてしまったのだといいます。

 

八尾はほたるの話しを聞いて、罪悪感で彼を優先したのかと質問します。

 

ほたるの答えは「わからない。」でした。

 

けれど花野井くんが傷ついたままは嫌だった、いつだって笑っていてほしいし幸せになってほしいと願って、なんでもしようと動いたのだと話すほたるに八尾はほたるが答えた言葉を訂正しました。

 

その優先は「愛」なのだと「そういうの、特別扱いっていうんだよ。」と答えました。

 

八尾の言葉に、ほたるは涙をこぼしながらぽつりとつぶやきます。

 

誰のことも大切にしている自分が好きだといった花野井くんに、誰か1人を特別にする自分になった今の自分は好きではないと思われていたらどうしようと不安をいいます。

 

八尾はほたるの不安を聞いて、なら直接本人に聞きに行こうと提案しました。

 

別れたのに重くないかと聞くと、八尾はこれまで見た花野井くんの愛を知っているのでたまにはこちらから攻めていこうと励まし、ほたるの愛を花野井くんに見せつけようと背中を押してくれた彼女は、彼に会いにイギリスへ行くことを決断しました。

 

ずっと支えてもらっていた

イギリスの丘の上で、花野井くんは1人で読書をしていました。

 

ほたると別れたあと、いつも胸の内に広がるひどい飢餓感(きがかん)は感じられず、日常を普通に過ごしている自分に驚きながらも、ほたると付き合う前より心が成長しているのだと実感していました。

 

それでも彼女に会いに行くことはできないと、ギンジさんが書いた本を読みながら日々を過ごしていました。

 

そんなある日、いつも読書する丘の上で祖父母の家の近所に住む少年マークと親しくなります。

 

マークは花野井くんがいつも読んでいる本の内容について質問していきます。

 

花野井くんも口頭で応えますが、上手く説明できないことに悩み、せめて文章でなら応えたことでマークが翻訳してくれるのと思われてしまい、彼は毎日ギンジさんの本を翻訳する日々を過ごしていきました。

 

初めは不安に思いながらも本を翻訳していくと思いのほか楽しく作業もできて、翻訳をしていくことでギンジさんといた日々を思い出します。

 

花野井君は翻訳を通してギンジさんの死を追悼しながらも、自分を許すことができない気持ちに悩みます。

 

いつものようにマークに翻訳したノートを渡しながら話していると、マークの誕生日を2人で祝おうと誘われます。

 

他の友人と誕生日をお祝いをしたらといいますが、仲のいい友人と喧嘩をしていることを知っていつもの丘で祝おうと約束をします。

 

誕生日当日、図書館で翻訳をしていた花野井君にマークからメールで居場所を聞かれたので応えるとそこで待っててと返信されます。

 

息を切らせてこちらに来るマークに花野井くんは質問を投げかけますが、マークは何処かごまかすように話してくることに、花野井くんは聞いてほしい事があるから会いに来たのではないのかと再度質問をします。

 

マークは「バカにしない」と質問すると彼は「絶対に」というと、マークは泣きそうになりながらも今日起きた出来事を話します。

 

今日家に帰ると、喧嘩をしていた友人が家族と組んでサプライズパーティーを企てていたことを知ったマークは、思わず逃げてしまい花野井くんとの約束を破ってしまうことに後ろめたさを感じていることを花野井くんは察しました。

 

花野井くんは気にしなくていいのにと思いました、彼が家族と友人に愛されていることがとてもうれしいと感じたとき、ギンジさんの言葉を思い出しました。

 

「__よかったじゃないか。」

 

誕生日の日に両親が帰国するから会えないと伝えたとき、ギンジさんはとてもうれしそうに言ってくれたことを思い出して、マークに伝えました。

 

「僕は君が、___ ‟僕のことを大事じゃないから” 選ばなかった、だなんて思わないよ!」と笑って言いました。

 

彼はマークに渡すプレゼントを渡したらすぐに家に帰るように見送ります。

 

花野井くんは思い出します。

 

「友達ってのは、いつでもはそばにいてやれないんだ。」

 

そんなことはなかった、ギンジと過ごした思い出は花野井くんをずっと支えてくれていました。

 

そして選ばれなくても、自分は愛されていたのだと気づくことが出来た花野井くんにマークはある落とし物を渡されます。

 

そのノートには「したいことノート」と書かれていて、思わず花野井くんはページを開いて読み進めていくうちに、1つの文字が書いてありました。

 

「会いたい」

 

雨の中、花野井くんは傘もささずに走りました。

 

あの丘の上のベンチにほたるがいると思い、わき目も降らずに走り続けました。

 

ずぶ濡れになっても、足を滑らして手や足が泥まみれになってもかまわず走り続けました。

離れたくない

花野井くんに会いに行こうと決めたほたるは、友人たちの協力のおかげで、無事イギリスへと向かうことができました。

 

元担任教師の穂積先生にも協力してもらい、彼が滞在している祖父母の家に向かいます。

 

しかし、いざ家に向かうと誰も返事が来ないことでほたるは不安に駆られます。

 

もし旅行に行って滞在中に会えなかったら…

 

不安を紛らわすように花野井くんと一緒に書いた「したいことノート」に花野井くんとやりたいことを書いていきました。

 

不安でいっぱいなほたるに、ある少年が大きな声で 「saki」と言っていたのを聞き、急いで追いかけてしまいます。

 

見失ってしまったほたるは急いで元居た場所に戻ろうとしますが、わき目も降らずに走ったことで迷子になってしまいました。

 

通りすがりの人に慣れない英語を緊張しながら話しますが、上手く伝えられないほたるは前に花野井くんが送ってくれたポストカードの写真をみせて、地図アプリを使いながらその場所に向かいます。

 

運動が苦手なほたるは息を切らせながら何とか目的地に着きますが、そこに花野井くんがいないことに落ち込みながらもベンチに座って不安を拭うように明日のことを考えますが、もし会えなかったらと考えてしまい、ほたるは泣きながらベンチに座っていると、息を切らせて立ち尽くす花野井くんがいました。

 

互いに信じられないと思いましたが、すぐにほたるは花野井くんにこう言いました。

 

「バッ___カヤロウーーーーーーーーー!!!」

 

初めて聞くほたるの叫びに呆気にとられた花野井くんを無視して言葉を続けます。

 

楽しいことばかりでなくても一緒にいたい気持ちを教えてくれたのは花野井くんであり、私のままの私が好きだと言われてもそんなことは知らないと泣きながらぶつけてきます。

 

呆然とする花野井くんに、ほたるは聞きます。

 

変わってしまった自分は嫌いかと

 

花野井くんはほたるを強く抱きしめて謝ります。そしてそんなのは絶対にありえないとほたるに伝えると、ほたるは泣きながらおいていかないでと彼に抱きついて叫びます。

 

泣きそうになりながらも花野井くんはうなずき、「もう絶対に」とほたるに伝えました。

 

その後は、慣れない土地で疲労困憊(ひろうこんぱい)となったほたるは彼の祖父母の家で爆睡したことを恥ずかしがりながらも、別れたくないことや今後のお付き合いで気を付けることを話そうとします。

 

しかし話しは上手くまとまらず、最終的にはお互いに健康に生きようとほたるが言うと、花野井くんは少しためらいながらもほたるの手をとり、離れていて気付いた気持を伝えました。

 

1人で生きられるようになっても、生きていくなら君が良い。

 

そう伝える彼に、ほたるは満面の笑顔でもっと話そうと日が昇るまで2人は話し続けました。

愛の誓い

無事仲直りが出来たほたると花野井くんは、残りの時間でイギリス観光をしたり、現地でできた友人を紹介したり、再開した丘の上のベンチで話しをしたりと、離れていた分を取り戻すように過ごしました。

 

けれどほたるはまだ、やり残した気持ちがありました。

 

再会も仲直りもして達成したのに何が足りないのだろうと考えていると、遊園地で花野井くんに会いに行こうと提案してくれた八尾が言ってくれた「ぶちかまそうぜ」という言葉を思い出します。

 

ほたるは花野井くんと一緒に街にある教会へ足を運びました。

 

誰もいない教会に入れたことにほたるは感動しながらも、花野井くんに違う宗教の人でも教会で結婚式を挙げていいのかと質問すると、花野井くんは誓うのは神様ではなく相手に誓うという意味だと説明し、結婚式でよく言われる誓いの言葉をつぶやきます。

 

最後に誓いますかといい終えたあと、ほたるは「はい」と誓いの言葉の返事を返しました。

 

花野井くんはほたるに視線を送ると、ほたるは頬を染めながらずっと伝えたかった想いを花野井くんに話しました。

 

「 “私が” あなたを幸せにしたい!」

 

最初はお試しからはじまったお付き合いだったけれど、良い所も悪い所も見てきて花野井くんを大好きになったのだとほたるは笑って伝えました。

 

彼女の言葉に、花野井くんはとめどなく涙を流し続けました。

 

それは彼がずっとほしかった「愛」だからです。

 

家族よりも友人よりも自分を見てくれる人のためならすべて差し出すような愛情表現を相手に与えてきました。

 

本当は愛されている自信がないから、愛されるためにただひたすら好きになってもらうための努力をし続けるしかわからなかった不器用な自分を好きだと、幸せにしたいと言ってくれた彼女の愛情に、花野井くんはようやく愛されいると実感をしたのです。

 

ほたるは泣き続ける彼を抱きしめました。

 

この想いを彼に伝えるために来たことが、彼に届いてくれますようにとほたるは願いました。

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『花野井くんと恋の病』最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画アニメ】その後の最後はどうなった?

イギリスの地でお互いの気持ちを改めて知り、愛を誓ったほたると花野井くん。

 

最終章では2人がこれからも一緒に歩いていく未来を語らせていただきます。

友人、ギンジさんからの手紙

イギリスから帰国後、花野井くんはほたるのご両親に今回のことでお騒がせしたことについて謝罪をしに自宅に訪問しました。

 

ご両親は祖父との1件で2人がこのまま別れることにならずに済んでよかったと話してくれましたが、花野井くんはそれでも何かできたのではないかと悔やむ気持ちを話します。

 

それでも大切な友人として忘れないと花野井君は話しました。

 

祖父の息子であるほたる父は、自分の父がとんでもない人たらしだとあきれながらも花野井くんの言葉にどこかうれしそうな顔で、ある一つの日記のコピーを渡しました。

 

彼のパソコンを調べ直したときに見つけた日記で、内容が花野井くん宛てのように見えたと説明してくれました。

 

花野井くんはその日記をほたると一緒に読んでいきました。

 

医者に病気を告知されたことで家族に会うのを悩んでいたとき、公園でひとりぼっちの少年に出会ったこと。

 

その姿が幼いころの息子と重なって声をかけたことがきっかけで友人となり、彼を見守りたいという生きる目的ができたこと。

 

楽しい時間を過ごしたことや幸せを願っていることがつづられていました。

 

ほたる父は花野井くん宛てだという言葉に納得しました。

 

これは間違いなく、花野井くんへのお手紙でした。

 

花野井くんと近所を散歩しながら、ほたるは母が父に内緒に近況メールを祖父に送っていたことを聞き、もしかして彼がうちの高校に通うことになったのは偶然ではないのではと花野井くんに話します。

 

花野井くんも彼に孫の志望校だと聞いて、今通っている高校に受験を決めたことを話しました。

 

ほたるは祖父がこうなるように仕向けたのかと思いましたが、花野井くんはそれはないといいました。

 

単純に孫の世間話を話していただけではないのかとほたるに説明します。

 

けれどもお礼はしたいからと来年の春に、彼の墓参りを一緒に行ってくれないかとお願いすると、ほたるは力強くうなずき、同時に彼の誕生日も盛大に祝うからねと伝えました。

 

彼はその言葉を聞いて幸せそうに彼女と笑い合いました。

 

何度でも乗り越えよう

受験生である2人は、以前のように遊びに行くことはありませんが、放課後の帰り道やバイト先で一緒にいる時間を増やしていきました。

 

そんな受験シーズンのなか、ほたるはある悩みを抱えていました。

 

日本に帰ってきた花野井くんは、以前よりも柔らかい雰囲気を持つようになり、交友関係も広がっていることにほたるは不安な気持ちになります。

 

大学は別々で、ほたるは学費のこともあって国立を目指しているが、彼は翻訳関係の勉強に力をつけたいとほたるとは別の大学を受験することになります。

 

夢に向かって前向きに取り組む姿はうれしいはずなのに、自分との時間が少なくなっていくことにほたるは不安な気持ちが頭によぎります。

 

自分の知らないところで彼に好意を寄せるきれいな人が出てきたらと、彼を信じていないような考えにほたるはこの気持ちは何なのかと言葉にできずに混乱してしまいます。

 

そんなほたるに花野井くんは落ち着いてとなだめ、彼女が今自分に自信がないことに落ち込んでいると知った花野井くんは、あることの続きをしてもいいかとほたるに伝えます。

 

それは1周年にほたるが提案した内容でした。

 

ほたるは相手の機嫌をとるために自分を差し出す行為はダメだと言った花野井くんに、この状況もダメなのではといいます。

 

花野井くんはそのときのことを謝ります。

 

彼自身が勘違いしていただけで、ほたるは大好きだから安心してと伝えたかったのだと理解していると話し、ほたるはうれしそうな顔を彼に向けて自分の気持ちが彼に伝わっていることに安堵しました。

 

これからも、一緒にいることでささいなことで不安になってしまう日が訪れるでしょう。

 

それでも、きっと2人なら乗り越えていくことができるとほたるは思いました。

 

初めての恋から、重ねていく愛

高校を卒業した5年後、ほたるは姓を「日生」から「花野井」となり、今でも彼のそばにいます。

 

ほたるは公務員、花野井くんは出版社に勤めながら社会人としての日々を送っています。

 

相変わらずほたるへの愛は深いものの、学生時代のような激しい感情は抑えられていて、穏やかで優しい日常に2人は幸せをかみしめていました。

 

ある日、小腹がすいたほたると一緒にイギリスで見たあの丘の上のベンチと同じ場所で夜食を食べているときにほたるは言いました。

 

「お墓もこういう見晴らしのいいところだといいなぁ~」

 

花野井くんはその言葉にびっくりしていましたが、ほたるは花野井くんの顔をみて彼が高校時代に言ったのだと話します。

 

付き合い始めたころに、恋人としてしたいことが一緒のお墓に入りたいといった彼の言葉は衝撃的だったから覚えていると笑いながら話したあと、今はそれが想像できると彼女は言います。

 

花野井くんは彼女がこれからのことを話すたびに、年を重ねていく彼女の横顔が想像できました。

 

花野井くんは先を行くほたるに伝えました。

 

「絶対に同じお墓に入ろうね!!」

 

その言葉は決して重い感情ではありませんでした。

 

ほたるに出会えたことで、花野井くんは高校時代では想像もできなかった大切なものが増えました。

 

友人・思い出・将来の夢

 

それでも彼の中で1番はずっとそばにいてくれた彼女であることに変わりありません。

 

だから感謝をこめて彼はまっすぐに伝えます。

 

「君が 1番!1番!!大好きだよ!!」

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