ヒマチの嬢王を全巻無料で読む方法を紹介!漫画アプリでタダ?作者・茅原クレセはの顔写真は美人?経歴も調査

おすすめスマホアプリ

 

悩んでいる人
『ヒマチの嬢王』を無料で全巻読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。違法手段ではないので、安心してくださいね。 

『ヒマチの嬢王』は漫画アプリ『マンガワン』で全巻無料で読める?

いきなり、結論です。

 

『ヒマチの嬢王』はこちらの小学館が運営する漫画アプリマンガワンにて全巻(最新話まで)無料で読むことができます。

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『マンガワン』は小学館が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

というのも『ヒマチの嬢王』は、漫画アプリ『マンガワン』にて連載されている作品だからです。

毎週、木曜日に最新話が1話ずつ更新されます。

『ヒマチの嬢王』は単行本も発売されていますが『マンガワン』を利用して読む方法ならアプリを無料インストールするだけで、お金を一切支払う必要はありません

 

仮に書店や有料電子書籍で『ヒマチの嬢王』既刊・第7巻(2020年10月現在)までをそろえた場合、4,550円の支払いが必要になります。

1冊650円×7冊=4,550円

4,550円は決して安くはない値段です。

 

単行本を買わずとも『ヒマチの嬢王』を無料で読めるのなら『マンガワン』を利用して読む方法がベストです。

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また『マンガワン』では、『ヒマチの嬢王』以外にも

  • 闇金ウシジマくん
  • 土竜の唄
  • アイアムアヒーロー
  • ケンガンアシュラ
  • 今際の国のアリス
  • アフロ田中
  • ブラックジャック
  • 火の鳥
  • からかい上手の(元)高木さん
  • ダンベル何キロ持てる?
  • めぞん一刻
  • 青のオーケストラ
  • プロミスシンデレラ
  • 出会って5秒でバトル
  • モブサイコ100

などなど、名作と呼び声高いマンガを数多く無料で読むこともできます。

半端ない量の有名マンガを随時、無料配信してくれるので、マンガ好きの私は、とても重宝しているアプリです!

 

ここまでのまとめ
  • 『マンガワン』は小学館が運営する安全な漫画アプリ
  • 『マンガワン』をダウンロードする際も一切お金はかからない
  • 『ヒマチの嬢王』は漫画アプリ『マンガワン』を使って全巻(最新話まで)無料で読むことが出来る
  • 『ヒマチの嬢王』以外にも数多くの名作マンガが無料で読める
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また漫画アプリに関して言えば、同じく小学館が運営する漫画アプリサンデーうぇぶりも特にオススメです。
 
 
以下のような有名作品が随時、更新され無料で読むことができます。
  • 名探偵コナン
  • MAJOR(MAJOR2nd)
  • YAIBA
  • switch(スイッチ)
  • からかい上手の高木さん
  • 銀の匙
  • ドロヘドロ
  • だがしかし
  • 犬夜叉
  • らんま1/2
  • 今日から俺は
  • 今際の国のアリス
  • 焼きたて!!ジャぱん
  • うえきの法則
  • からくりサーカス
  • マギ
  • 烈火の炎
  • H2
  • タッチ
  • 信長協奏曲
  • 結界師

などなど!

「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『マンガワン』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?

サンデーうぇぶり

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次に『マンガワン』の使い方(システム)を簡単にご説明します。

『マンガワン』では1日に読めるマンガの話数に制限があります。分かりやすく説明しているので、読み進めてください。

※3分程度で読めます。

1日に読める話数に制限があると言っても毎日、かなり多くのマンガを読み進めていくことができるシステムですので、満足して頂けるハズです。

『マンガワン』の使い方を簡単に紹介

マンガワンを無料でお楽しみいただくには、以下のライフSPライフの使い方をマスターしておくだけでKOです。

簡単に説明していきます。

『ライフ』とは?取得方法と使い方を解説

ライフとは?
  • ライフとは、アプリ内で漫画を読むために必要なアイテム
  • 朝9時、夜9時に4ライフずつ配布される(1日計8ライフ貰える)
  • 1ライフ消費で好きな作品(漫画)を1話無料で読むことが出来る

以上が簡単なライフの取得方法と使い方の説明です。

 

つまり毎日、計8枚配布されるライフを使って1日に8話分の作品をタダで読めるシステムです。

 

但し1点だけ注意があり、ライフを4つ以上貯めこむことは出来ません

 

朝9時に4ライフが配布され、その4ライフを使わずに夜の9時を迎えたとしても新たにライフが加算されることはないので注意が必要です。

『SPライフ』とは?取得方法と使い方を解説

SPライフとは?
  • SPライフとは、アプリ内で漫画を読むために必要なアイテム
  • ライフがなくなってしまった場合でもSPライフを使用することで好きな作品(漫画)を1話無料で読む事が出来る
  • 新規ダウンロード特典でSPライフが50枚付与される
  • 毎日、短い広告動画を1度見るだけでSPライフが1枚付与される

以上が簡単なSPライフの取得方法と使い方の説明です。

 

下記画像のように新規ダウンロード特典では、SPライフ50枚無料配布されます。(50話分)

 

そして毎日、短い広告動画を視聴することで漏れなく1SPライフを取得することが出来ます。(アプリを起動すると↓の画面が表示されます)

つまり『マンガワン』を新規ダウンロードした暁には特典で貰えるSPライフ50枚で好きな作品を50話(巻数にして6~7冊分)を一気に読破できてしまうのです。

 

控えめに言わずとも読者ファーストの神アプリ。是非、一度試してみる事をオススメします。

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続いて『マンガワン』で読むことのできる有名マンガ一覧を紹介します!

 

読んでみたいマンガが見つかったら『マンガワン』をダウンロードして早速、タダで読んじゃいましょう!

『ヒマチの嬢王』のあらすじ

『ヒマチの嬢王』あらすじ

ここは鳥取県米子市朝日町。

 

都会の喧噪に嫌気がさし、実家でグウタラ生活を送る歌舞伎町”元”NO.1キャバ嬢・アヤネ

 

母の一喝により、実家の「スナック」をしぶしぶ手伝うことになるが、流石は元No.1。

 

圧倒的な活躍を見せ、店内は飲めや歌えの大騒ぎ。

 

そんな中、元彼を名乗る同級生ジュンが現れて…

 

「夜の街」での二人の出会いは、朝日町を、米子市を、ひいては鳥取全体を活性化させる事になる。

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『ヒマチの嬢王』の作者・茅原クレセの経歴

『ヒマチの嬢王』は、茅原(かやはら)クレセという人物が作者の作品です。

 

いったい、どんな人物が『ヒマチの嬢王』を描いているのか?

 

『ヒマチの嬢王』は、キャバクラを舞台にしたマンガですので、夜のお店の細かな情報も盛りだくさんに詰め込まれています。

 

ゆえに、『ヒマチの嬢王』作者・茅原クレセさんは、もしやすると元キャバ嬢だったのではないか?とファンから憶測を立てられています。

 

試しに「茅原クレセ」とGoogle検索をかけてみると、

「茅原クレセ 顔」

「茅原クレセ 美人」

「茅原クレセ 写真」

と、世間は、茅原クレセさんの人物像が気になるみたいですね!

 

しかし、残念ながら顔写真は今のところ公開されていませんでした

追記:顔写真が公開されていました!

マスクを着用していますが、どこからどうみても超美人さん!であることが分かりますよね!

 

この記事は、iPad Proでマンガの下書き(ネーム)を仕上げている茅原クレセさんを取材したものです。

 

こんだけ、容姿端麗ならマンガのPRも含めてもっとメディアに露出すればいいのに!

 

と思ってしまいますが、漫画家として作品の面白さだけで有名になりたい!と思っているのかもしれませんね。

2019年2月には、物語の舞台となる鳥取県米子市朝日町いある書店にて、茅原クレセさんのサイン会が行われましたが、メディア取材の方は、茅原クレセさんの顔写真を撮らないでほしいと注意喚起がなされていました。

 

サイン会ということで、ファンに直接顔を見せるのはOKだけれど、メディアに取り上げられるのはNGだそうです!(追記:NGではありませんでした。笑)

ちなみに、今分かっている情報だと、茅原クレセさんは鳥取県出身の26歳ということ。

 

生まれ年は、ある記事で1994年と記載されていたので、今年(2020年)26歳になると推測できます。

 

最終学歴は、医療系の専門学校をご卒業されます。

 

2017年に就職活動中を中断して、漫画家になるために上京。

 

そして2018年7月には『ヒマチの嬢王』を漫画アプリ『マンガワン』にて連載してしまうので、かなりのスピードでプロ漫画家としてデビューを果たしています。

 

そんな、今後、大注目の漫画家・茅原クレセさん。いや、茅原クレセ先生!がおくる『ヒマチの嬢王』は『マンガワン』にて絶賛連載中です!

 

茅原クレセ先生は、Twitterも頻繁に更新されているので、茅原クレセ先生の私生活など覗き見したい方は、フォローしてみてはいかがでしょうか?(^^)/

 

茅原クレセTwitter!!!!!!

 

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『ヒマチの嬢王』の世間の評判は?

現実のヒマチで働いてるので漫画になって嬉しいです!ヒマチでこの漫画知らない子はいません(笑)

引用:LINEマンガ

 

めっちゃ面白かった!!みなさん読んで欲しい!!!

引用:LINEマンガ

 

先に言っとくとこれはエロ物じゃない。主人公のキャラがほんと良くてどんどん読んでしまう。田舎のキャバクラをNo.1にしてくって話だけどその中で地域活性化とかのこともちゃんと扱っててよく考えられた作品だなぁと思う。是非一度読んでみて!

引用:LINEマンガ

 

ギャグと夜の知識がいい具合に混ざって読みやすかった。

引用:LINEマンガ

 

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『ヒマチの嬢王』の見どころ紹介!

今回はヒマチの嬢王をご紹介致します。

 

この作品は東京新宿の夜のお店で働いていた主人公「アヤネ」を中心に繰り広げられるお話です。

 

夜の世界について詳しくない方でも気軽に読めて、なおかつ夜のお店のシステムが分かりやすいように描かれています。

 

よく聞くドロドロとした世界であったり、暴力、お金が入り乱れる話はほとんど出ないので未成年の方が読んでもとても面白い作品だと思います。

 

見どころはたっぷりありますので、詳しく説明していきたいと思います。それではどうぞ!

1.主人公「アヤネ」はどんな女性なのか

2.他のキャラクターの良いところ

3.見どころシーンを3つ紹介

見どころ①主人公「アヤネ」はどんな女性なのか

先ほども説明したようにアヤネは元々東京の新宿でNo.1キャバ嬢でした。

 

しかし、どういうわけか東京から地元の鳥取県に帰ってきました。

 

そして毎日何もせずにダラダラ過ごしていたアヤネを見かねたお母さんがついに激怒しました!

 

「明日までに働かんかったら雪の中に放り込むからな!」

 

実質、家を出て行けってことでしょうね(笑)

 

しかたなく求人を探しますが昼職のバイトは時給が低いことに落胆します。

 

化粧をバッチリに決めたアヤネは母親が働くスナックへお客さんを連れて行くことにしました。

 

そこで高いお酒をたくさん入れて頂き、お支払いがちゃんと出来るのか不安になるお母さん。

 

しかしアヤネはここからが凄かったんです。

 

連れてきたお客さんの格好や特徴をしっかり見極めた上で職業がパイロットだということを見抜きました。

 

普段はぼーっとしているアヤネですが、一度スイッチが入ったら誰よりもクールに鋭く動ける方でした。

 

そんな時に地元で同級生のジュンとばったり出会います。

 

現在、彼は地元のシャッター街でキャバクラを経営していました。

 

元No.1だったアヤネですが、もうキャバ嬢として現場で働く意思はないようでした。

 

アヤネは裏方であるスタッフでいることを選び、お店を裏から支える裏方を選ぶのでした。

 

元歌舞伎町のNo.1キャバ嬢が裏方に回ったら・・・想像するだけでワクワクか止まらない作品です。

 

と、ここまで見ると分かるようにアヤネは基本的に上昇志向が強く、クールで頭の回転がとても良い女性です。

 

しかし作中では我を取り乱すシーンもあります。

 

自分にとって大切な人に何かがあると精神的に崩れてしまう面もあるようです。

 

そんなシーンを見るとアヤネは人間味もあって本当はとても暖かい性格なんだと分かります。

 

さて、この作品は他のキャラクターも濃い人がとても多いのが特徴です。

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見どころ②他のキャラクターの良いところ

まずはアヤネの同級生で実は元カレ?だったジュンです。

 

彼は一言で言うと「へたれキャラ」です。

 

すぐに調子に乗ったり、とんちんかんなことを口走ってしまったり、あまりかっこいいシーンはないかもしれません。

 

しかし、一生懸命頑張っているのはとても伝わりますし、ほのぼのさせてくれるキャラクターです。

 

完璧なアヤネとのギャップで必要不可欠なキャラクターであるのは間違いありません。

 

次にユリナです。

 

彼女は農家の娘でおっとりしたキャラクターです。

 

時給が良いということで、アヤネの誘いからキャバ嬢になろうと思いますが持ち前のマイペースから周りから煙たがられてしまいます。

 

しかし、一見キャバ嬢に向かないように見えますが優しくおっとりしたキャラに癒されるお客さんが増えていきます。

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見どころ③見どころシーンを3つ紹介

ここのシーンは必ず見逃し厳禁!絶対に面白くて盛り上がるシーンだというところを抜擢してみました。

 

まずは11話のミライとアヤネが激突するシーンです。

 

アヤネとの勝負でかなりいいところまで拮抗した強敵ミライですが、勝負の内容が面白くてとても緊迫するシーンが多いのが特徴です。

 

次に23話の市役所の陰謀で営業停止処分になってしまうお話です。

 

こちらも妨害されて普通ならば大人しく営業停止を受け入れるのでしょうが、アヤネはそれらも逆手に取って営業に活かします。

 

このポジティブさ、機転の良さがかっこいいですよね。

 

最後に30話から始まるアヤネの過去話編です。

 

これはご自身の目で読んでみて面白さを実感してください。

 

アヤネの強さ、凄さ、今のオーラの大きさが理解できる悲しいお話となっています。

 

ボリュームもたっぷりなのでここは絶対に見逃せません。

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『ヒマチの嬢王』序盤ネタバレ紹介!

第1話 歌舞伎町の嬢王

歌舞伎町一番街、キャバクラ店で一条アヤネのバースデーイベントが開催されています。

 

美しく着飾ったアヤネがシャンパンタワーや高級酒のボトルに囲まれ、雑誌社のカメラに向かってほほ笑んでいます。

 

場所は移り、鳥取県の米子広瀬

 

実家で安いチューハイの空き缶をに囲まれ、気が抜けたようにスマホをいじっているアヤネ。

 

歌舞伎町のアヤネとは似ても似つかない、スッピンで髪はボサボサ、半纏を着ています。

 

昼間から芸能人の離婚ニュースを酒の肴にしているアヤネを、母親が冷たい目で見下ろしています。

 

アヤネを座らせ、働くように言う母親。

 

アヤネは「休業中だから」と駄々をこねます。

 

7年前に高校を卒業して早々キャバクラで働き、その後突然鳥取に戻ってきたかと思えば働きもせず一日中ダラダラとしているという母親。

 

食費、光熱費、水道代、少なくとも月5万円は払え、払えなければ出て行ってもらうと詰め寄ります。

 

早速ATMにお金を下ろしに来たアヤネですが、残高が5千円しかありませんでした。

 

そのお金を持ってパチンコに来てしまいます。

 

ふとスタッフ募集中時給1100円の張り紙が目に留まります。

 

時給1100円で5万円支払うためには45時間働かなければならない、シャンパンを入れればすぐに入るのに…

 

5万円を支払うのは結構大変だと感じるアヤネ。

 

パチンコ店に入り5時間後、5千円だった全財産が7千円に増えましたが、時給で換算すると400円であることに気づき、とんだブラック企業だと呟きます。

 

家に戻り、お菓子でごまかそうとするも、母親に5万円を支払うことができないことがバレます。

 

自分のスナックで働くように言う母親。

 

「キャバクラに疲れて帰ってきたのに…」と乗り気ではないアヤネ。

 

スナックとキャバクラは違うという母親に、もう水商売はコリゴリだと言います。

 

しかし、時給1600円、さらにバック(基本給とは別に、プラスされるお金)も出すと言われ、動揺してしまいます。

 

昼間の仕事もするもよし、スナックするもよし、明日までに働いていなかったら雪の中に放り込むといい、母親はスナックのあるヒマチ(朝日町)へ出勤していきました。

 

コンビニやファミレスの求人票を見ながら、スナックの時給の高さに心が揺れるアヤネ。

 

意を決心したかのように立ち上がり、化粧品をずらりと並べます。

 

そして鳥取の歓楽街、米子市朝日町。閑散とし、人通りは少ないようです。

 

そこに、先ほどまでのボサボサスッピン状態から美しく化粧をし、まるで別人のようなアヤネがいました。

 

道行く男性から超キレイですね、と声をかけられますが、もっと面白い口説き文句を用意してから出直して来てちょうだいとほほ笑むアヤネ。

 

キョロキョロと周りを見回し、何かを探しているようです。

 

3人の男性がキャバクラのキャッチに声をかけられている様子を見てアヤネの目の色が変わり、次のお店、決まっていないようでしたらご案内します、とニコッと近づきます。

 

客を連れていかれ、慌てた様子のキャバクラのキャッチですが、アヤネの顔を見て『あの女もしかして…』と呟きます。

 

母親の店、『スナック加代子』では馴染み客と母親がアヤネの話で盛り上がっています。

 

そこにアヤネがお客様を連れて来店しましたが、化粧をしたアヤネに馴染み客たちは気が付かず、女優か?アイドルか?と言っています。

 

そしていきなりグラス4万円のヘネシーXOを入れるアヤネに母親は驚きます。

 

普通は飲み放題コミコミ1時間3000円、元々ついている無料のお酒や安いボトルで楽しむものだと馴染み客たちは言います。

 

自分の分のコークハイを追加し、楽しそうに笑うアヤネ。

 

しゅわしゅわしたものが好きなのよね、と意味ありげにほほ笑みます。

 

この短時間でアヤネがすでに2万2千円稼いでいることに気づいた母親が、さすが私の娘だと思っているところに、アヤネがさらに『ピンク』を3本頼みます。『ピンク』とは高級酒ドンペリピンクのことです。

 

あまりの高額になるため、母親がアヤネを呼び、支払いは大丈夫なのかと聞きますが、大丈夫だと答えるアヤネ。

 

アヤネはあのお客たちがパイロットだと分かったうえで連れてきたと言います。

 

高級なYシャツ、普段から手入れされている高級な革靴、そしてロレックスのGMTマスターパロットウォッチが決め手だと言います。

 

3人とも常に時間を確認する癖があり、顔から首にかけて不自然に日焼けした跡があります。

 

それは頻繁に飛行機で日差しの強い上空に行っている証で、それなりに地位と収入があるパイロットだと判断したと言います。

 

さらにそこに沢山のお客様が来店し驚く母親。

 

パイロットたちの知り合いだとアヤネが良い、キラキラとした笑顔を見せています。

 

お店の酒が足りなくなり、周りの店にボトルを借りようと母親が手配しています。

 

ふと気づくとすでに店の3か月分の売り上げを出していることに気づき、家賃10万円にあげようかなと呟きます。

 

そこに先ほどのキャバクラのキャッチがボトルを持ってやってきました。店の様子がいつもと違い驚きます。

 

アヤネの顔を見て、さっきはよくも人の客を取りやがって!と言います。

 

彼の名前はジュンといい、アヤネがママの娘だと知っている様子です。

 

何故知っているのかと驚くアヤネに、ジュンは『元カレに向かって…』と言いかけますが、ハッとしてすぐに口を押えます。

 

スナック加代子の閉店後、ドンペリを5本開けアヤネに謝るジュン。

 

アヤネはまだ怒っていますが、元カレということにはピンと来ていない様子です。

 

話の流れでジュンは歌舞伎町にいたと見栄を張りますが、本当は有名店でもなかった上に3か月でくじけたと内心青ざめています。

 

アヤネも歌舞伎町にいたと知り、どこの店にいたのかと聞くジュン。

 

アヤネがクラブジェントルにいたと聞き、二日間のバースデーイベントで1億円売り上げた伝説のキャバ嬢『一条アヤネ』だと気づきます。

 

何本でもボトルを開けるから、お前に頼みがあるとジュンが土下座をしますが、アヤネは眉間にしわを寄せて見下ろしていました。

 

第2話 嬢王の友達

またしても故突出寝転び芸能人の不倫ニュースにひとりゴシップを語るアヤネを母親が見下ろしています。

 

働かざる者食うべからず、とアヤネに夕食の材料を買ってくるように言います。

 

しぶしぶながら、別に運転は嫌いじゃないしね、とガレージを開けるアヤネですが、そこにあったのは軽トラでした。

 

かったるいと言いながら、スピードを出しシルビアを追い越すアヤネ。

 

荒れ地が増えてるわね~と畑を見ながら言います。

 

『-頼みがあるんだ!』とジュンに言われた昨夜のことを思い出していました。

 

ジュンはアヤネに自分の店のキャスト(キャバクラ嬢)になってほしいと土下座して頼み込んでいます。

 

最近キャバクラ店を開いたものの、借金もあるのに売り上げが伸びないせいで赤字続きだと何度も頭を下げます。

 

ドカンと稼いでくれるキャストが欲しかったと言いますが、アヤネは無視し、ジュンに入れさせたドンペリを下げるようママに言います。

 

開けてしまったものは自分が払うから、もう来なくていいとジュンに言います。

 

こんな小さなスナック店でアヤネが働いているのはもったいない、高額時給も保証すると言いますが、アヤネは保証時給なんてどうでもいい、自分ならどんな店にいても売り上げをあげることはできる、でも今はキャバクラをやる気がないと言い、他をあたるよう言い放ちます。

 

ならば情に訴える!元カレに情けはないのかとジュンは食い下がります。

 

しかしアヤネは元カレと言われても覚えがないようです。

 

ジュンは中学の頃、5回アヤネに告白し、しつこさにOK(?)をしたようですが、その日一緒に帰る約束をしたものの、アヤネに嫌われ実現しなかったとジュンが説明します。

 

1日ももっていないのに、元カレだと言うジュンにアヤネは呆れますが、『付き合ったは付き合ってるだろ』と、ジュンは胸を張っています。

 

よほど相性が悪いのだ、なおのことあんたとはムリよね、とアヤネが言い、回想が終わります。

 

場面は母親のおつかいの買い出し中に戻り、『あんな話、いちいち乗っていたらキリがない』と言いながら、無造作に商品をカゴに入れていきますが、生産者の写真が張られている野菜を手に取り、『生田 由梨菜』という名前に目を留めます。

 

中学の同級生らしく、鮮度も良いし、とその野菜を購入します。

 

レジで会計をしていると、レジ打ちの店員が先ほどの野菜を掲げながら、『それをお買い上げするとはお目が高い!』と笑いかけてきます。

 

店員は同級生の生田由梨菜でした。ユリナ?!と驚くアヤネ。

 

ユリナは梨農家で中学時代も畑に入り浸るのが好きなおばあちゃんっ子で、ちょっとドジでよく顔に泥をつけて学校に来ていたと思い出します。

 

顔を見ると、今も頬に泥がついており、それを見て和むアヤネ。

 

『アヤネちゃん帰ってきたん!?うれしー!』と天真爛漫に喜ぶユリナですが、バイトを掛け持ちしているため、すぐ次のバイトに移動しなければならず、ゆっくり話していられないと謝ります。

 

スーパー、ラーメン屋、新聞配達、コンビニ…と沢山のバイトを掛け持ちしている様子のユリナ。

 

また遊ぼうと言い残し自転車で去ろうとしますが、何度も転び危なっかしいユリナを見かね、送ろうか?と声をかけるアヤネ。

 

 

軽トラで移動しながら、少し休んだ報がいいんじゃないの、とアヤネは心配しますが、自分が働かないとどうにもならない、とユリナは言います。

 

ユリナのバイト先のラーメン屋に到着しますが、お客さんがあまり来ていないので今日はシフトなしにしてもらえる?と店主に言われてしまいます。

 

ユリナは『はーい』と笑っていますが、アヤネはもっと早く連絡しなさいよ、非常識すぎると怒りますが、ユリナが止めます。

 

再びユリナを軽トラに乗せ、いつもこうなの?何か言わないと改善しない、と言うアヤネ。

 

ユリナは困ったように笑いながら、『ごめんなぁ、せっかくおくってもらったのに』と言います。

 

あんたが謝ることじゃない、とアヤネは言いかけますが、そこに母親からの着信が入り電話に出ます。

 

『アンタどこほっつき歩いとるん!』と怒り心頭の様子でしたが、ユリナを送っていると告げると、機嫌が良くなり、おいしいごはんを出すから自分のスナックにおいでと言います。

 

ユリナに『スナック行ける?』と確認すると、ユリナはお菓子のスナックと勘違いをし、イケるよ!と言います。

 

スナック加代子に到着すると、巨乳のスタッフを見て『エロいおねえさんがいるよ…』と驚き震えるユリナ。

 

スナックなのだから当然いる、とアヤネが言います。

 

『よう来たなあユリナちゃん!』と、派手な化粧をし、両手に大皿料理を持ったアヤネの母親が登場します。

 

ユリナの作った野菜を使って作った料理です。

 

おいし~!ウチの野菜も喜んどります!いつも買ってくれてありがとう、今日もキレイやね~、とユリナが母親に言い盛り上がります。

 

スナックの客から、『アンタ生田さんとこの孫か!』と声をかけられるユリナ。

 

話を聞くと、祖母と父が亡くなり、母は働きすぎで倒れてしまいましたが、ユリナには下の兄弟が何人かいるようです。

 

ユリナが畑も家計も一人で守っているようです。

 

客はユリナがスナックのスタッフだと勘違いし応援すると言い、ママにその子はこの店の子じゃないと言われます。

 

アヤネはユリナと客が話している様子を見て、『ユリナって、ひょっとして案外…』と何かを感じている様子。

 

いつの間にかアヤネの隣には二日酔いのジュンが居り、母親と親しげに話しています。

 

『やっぱりな!来ると思ったぜ!』というジュンに、しつこい!と怒るアヤネ。

 

こんなに堂々とした引き抜きは初めて見た、出禁にしてと母親に言いますが、母親はアヤネがスナックをやる気はないのであまり気にしていないようです。

 

ジュンに『あれ、じゅんちゃんだへん?』と声をかけるユリナ。

 

知り合いなのか?と聞くアヤネですが、3人とも同じ中学のようです。ユリナに気づき青ざめるジュン。

 

ジュンはアヤネに5回告白したと言いましたが、本当は10回告白していたらしく、サバを読んでいたことがアヤネにバレます。

 

さらにユリナはアヤネとジュンに何があったか記憶している様子。

 

中学時代の回想に入ります。廊下を歩いているアヤネとユリナ。

 

『アヤネちゃんジュンちゃんと付き合うが~?』と聞くユリナに、しつこいからOKした方が楽かなと思って、と答えるアヤネ。

 

その時、教室の中から、ジュンがアヤネにどうしてもと言われ付き合った、とみんなに言っている声が聞こえました。

 

ジュンがアヤネに告白したんじゃないのかと混乱したユリナとアヤネが教室に入ってきて青ざめるジュン。

 

回想が終わります。

 

ジュンがまだアヤネが好きだと思い、『本物だね~』と笑うユリナにアヤネが『自業自得だわ』と引いています。

 

未練はみじんもない!あくまで仕事だと慌てるジュン。

 

アヤネに時給1万円は出す、というジュンの言葉を聞き、自分の日給と同じくらいだ!しかも時間帯は夜!と驚くユリナ。

 

アヤネは相変わらず、やらない!と言っていますが、ユリナは『私やりたいわ!』と思わず声を上げます。

 

客持ってるのか、売上出せんのか、同伴できんのかとジュンに聞かれ、意味も分からず、持ってる!出せる!できる!というユリナ。

 

じゃぁ5千円で体験入店…と言いかけるジュンに、勝手に話を進めるな!とアヤネがアイスペールをジュンの頭にぶちまけます。

 

どこをどう見ればユリナが経験者に見えるのかとジュンに、意味も分からないのにハイハイ言うなとユリナに怒るアヤネ。

 

アヤネちゃんはやっとったことでしょ?今できんことならできるようになるけん働かせてください、と頭を下げるユリナに、
何をするかわかっていないでしょ?とアヤネが聞くと、『うん』というユリナ。

 

ユリナが経験者ではなく、右も左もわからず外見もイモっぽい上に25歳なら採用するメリットはない…と一度は考えるジュンでしたが、アヤネの顔を見て、メリットはある…!と考え直します。

 

未経験じゃせいぜい時給2千円だが採用してやってもいいというジュンに、話がちがうが、レジ打ちよりは稼げると複雑そうなユリナ。

 

それだけじゃなく、頑張り次第で給与が加算されていくシステムで、時給もあがるというジュンに、すぐに『私頑張るわ!』というユリナ。

 

そこでジュンの思惑通り、『もし本当にユリナを連れていくならアタシを同行させなさい。』とアヤネが言いました。

 

第3話 体験入店と嬢王

ユリナの同行で、ジュンの店に向かうことになったアヤネ。

 

軽トラの助手席にユリナを乗せ、商店街の狭い道を走ます。

 

『ねーねージュンちゃん』と後ろに向かって声をかけ、道を尋ねるユリナ。

 

荷台ではジュンが寒そうにしており、道順を説明しますがクシャミでうまく伝わりません。

 

アヤネを自分の店のキャストにできると思い、ヒマチ中の客は俺の店がもらったも同然だと、

 

鼻水を出し凍えながらも笑みを浮かべるジュン。

 

アヤネが道案内しろと言っていますが聞こえていないようです。

 

場面はスナック加代子での回想シーンになります。

 

『ええと、つまり、男の人と一緒にお酒飲む仕事ってこと?』と聞くユリナ。

 

簡単に言えばそうだというジュンに、そんな仕事があるのかというユリナ。

 

なんでそんなに時給が高いのか、ひとによってバラバラなのか?と聞きます。

 

ユリナの売っている野菜やラーメンや新聞が商品で、それを売る従業員がユリナならば、キャバクラは『キャストが提供する時間そのもの』が商品、自分自身が商品だから高額なのだ、その時間がどのくらいの価値があるかはキャストによってバラバラだから給与が大幅にちがう、とアヤネが説明します。

 

営業という名の時間外の仕事が多かったり、身なりに投資するお金が必要だったりいろいろあるとアヤネは言います。

 

しかしユリナは、『つまり畑作業ってこと?』とあまり理解していない様子。

 

とりあえず店に行こうというジュンに、ちゃんと説明しないと店で畑を耕し始めるとアヤネが止め、ジュンが長時間かけてユリナにキャバクラを説明します。

 

やっと店に行くという段階になり、アヤネはユリナに本当にいいのかと聞きます。

 

この仕事は沢山の好意と悪意をぶつけられ、精神的に負担が大きいのは間違いない、怖い目にあったり、信じてた人に裏切られたりする、よく考えたほうがいいと言います。

 

しかしユリナは『大丈夫だよ~ありがとぉ。…アヤネちゃんは私の負担を考えてくれているんだね』と笑います。

 

自分はアホだから、やめた方がいいかどうかはやってみないと分からない、と言います。

 

しかし、がんばれば家族も楽になるし、畑も守れる、やらせて欲しい。私欲張りだもん、というユリナ。

 

それを聞いて、やめたくなったら言いなさい、とアヤネはユリナに言います。

 

場面は変わり、ジュンの店、club Bird Laidy(クラブバードレディ)に到着します。

 

豪華だとはしゃぐユリナに、ジュンは得意げですが、アヤネは小箱だと思っています。

 

キャストや店の様子を見て、何か感じている様子のアヤネ。

 

キャストたちはスマホをいじりながら、ユリナを見て『あれヤバくない?』と言っていますが、アヤネを見てみたことがあると気づきます。

 

『流石に知ってる奴もいるみたいだな!』と得意げにアヤネを紹介するジュン。

 

元歌舞伎町の嬢王がなぜこんな所にいるのかと聞かれ、同じく歌舞伎町で働いていた同士、仲間みたいなものだとジュンが言いますが、誰が仲間よ、アヤネに言われてしまいます。

 

くだらない、と更衣室に向かうアヤネとユリナ。

 

衣装と靴は自由にしていいようです。

 

アヤネたちがいない間にキャストたちに今日の来店予定を聞くジュンですが、全員がやる気なさげにゼロだと言います。

 

それを聞き、自分はこのレベルで満足する男ではない、必ずアヤネにキャストになってもらう、と心の中で意気込むジュン。

 

更衣室ではどれを着たらいいかわからないユリナに、アヤネが的確にアドバイスしています。

 

店の子たちがみんな華やかでキレイだったと自信を無くすユリナですが、アヤネは『あんなのすぐに追い越せるわ!』とユリナにメイクを始めます。

 

一方ジュンはアヤネがキャストになったら自分の店がどこまででかくなるのかと想像を膨らませていましたが、ユリナが現れると言葉を失ってしまいます。

 

アヤネにメイクやヘアセットをしてもらい、見違えるように可愛くなっているユリナに、思わず『…おお!だいぶましになったじゃねえか』と感心します。

 

しかしユリナハイヒールに慣れておらず、立っていることも難しい状態。

 

キャストたちも『あの子大丈夫なの~?』と嫌味を言います。

 

続いてアヤネが登場しますが、なんとアヤネはボーイの服を着て現れ、驚くジュン。

 

エスコート(客を席に案内する仕事)をさせてもらう、ボーイはあんただけだし回んないでしょ、感謝しなさいというアヤネ。

 

店は大丈夫だからキャストをやってほしいとジュンはアヤネに頼みますが、アヤネは今後自分がキャバ嬢をやることは一切ないと言い切ります。

 

ショックを受け、あきらめきれないジュンですが、ユリナに仕事の説明を始めます。

 

ジュンの説明をあまり理解できていない様子のユリですが、キャバ嬢をやめる様子はありません。

 

底にアヤネが現れ、ロマネ・コンティ(お値段数百万円の高級酒)をおろして来なさいと言います。

 

客もいないのに何を言っているのかというジュンですが、アヤネが何人もの客を連れているのを見て、『やはりこいつがいればのし上がれる!』と確信します。

 

第4話 エスコートの嬢王

アヤネが客を引き連れている様子を見て、キャストたちは困惑していますが、ジュンは鼻高々の様子。

 

アヤネに早くキャストをつけるよう怒られてしまいます。

 

前回アヤネにおろしてくるよう言われたロマネ・コンティですが、オーダーは通らず入れることはできませんでした。

 

速攻でロマネを入れるような客に粗相はできないと考えるジュンですが、客の数5人に対し、今いるキャストは元々いた4人プラス体験入店のユリナしかいません。

 

ユリナが心もとないのでアヤネに接客してほしいと頼みますが、アヤネが接客しないことは説明済みだとアヤネに断られてしまいます。

 

偽名で呼んでも反応できないため、本名に近い『ユリ』が源氏名に決まったユリナ。早速席に着きます。

 

『あ、そーだ店長さん』と客が声をかけ、ジュンが返事をしますが、ピンとこない様子の客。

 

アヤネが自分のことを店長だと説明していたようです。

 

店で一番高い酒はなんだ?テキトーに高いやつを、と言われ、アヤネがアルマンド(1本130万円相当の高級酒)を進めます。

 

アヤネが自分のことを店長だと言っていたことに納得できないジュンですが、アルマンドが6本入ったことでどうでも『まあいいか…』と納得します。

 

順調に注文が入り、席も盛り上がり、順調に進んでいきます。

 

よく見るとグラスを落としそうになったりとドジをしそうなユリを、アヤネが完璧にサポートしています。

 

無事にセットを終了し、チップを渡して帰っていく客。

 

軽く半月分の稼ぎになり、エスコートだけでこの影響力なら、キャストに転身したあかつきには…と妄想するジュンですが、『これでいいと思ってんの?』とアヤネに怒られてしまいます。

 

店内!、キャスト!、ボーイ!と指差し、潰れるのも時間の問題ね…と言うアヤネ。

 

こんなところでユリナを働かせられない、もうここへは来ないと言います。

 

第5話 迫る嬢王

こんなところでユリナを働かせられない、もうここへは来ない!と言うアヤネ。

 

うまくいってたのに何故だ?と納得いかない様子のジュン。

 

歌舞伎町の高級店には見劣りするが、俺だって頑張っているというジュン。

 

努力で褒められるのは高校生まで、とアヤネに言われます。

 

最近できたばかりの割に、スツールもソファも古臭いことから、居ぬき物件(設備や備品が全店のまま置いてあり、そのまま利用できる物件)であることを見抜くアヤネ。

 

安い投資で儲けようなんて舐めている、金をかけていないところには客も金をかけたくない、と言います。

 

キャストもあんな太客に普通の会話をして普通に名刺を渡すなんて、と言うアヤネ。

 

名前だけの名刺を渡されても、後日他のキャバ嬢の名刺と混ざって、誰が誰だかわからなくなると言います。

 

しかしユリは似顔絵付きの名刺を渡し、しっかり印象に残るようにしていました。

 

後日名刺を見たときに、ユリのことは思い出す、と言います。

 

トークのウケも良いし、素質がある、ジュンの店のキャバ嬢に教わることは何もない、と言います。

 

自分の店のキャストをかばうジュンですが、一番しょうもないのはジュンだとアヤネに言われてしまいます。

 

昨日と同じシャツ、靴が汚い、動きが遅い、付け回しもへたくそ…本当に歌舞伎町でやっていたのか、店のこともキャストの教育も全部店長であるジュンの責任、つまりジュンが全部悪い!と言い切ります。

 

母親の店の方がユリナはよっぽど稼げると言い、すでに母親にメールしたというアヤネ。

 

頑張って直すからもう少しだけ働いて欲しいと土下座するジュン。

 

アヤネの携帯に母親から着信があり、電話にでるアヤネ。

 

メールは見た、ユリナのことはいいが、ジュンに協力してやれと言われます。

 

土下座するジュンに、何故自分が協力してやらなければならないのかと腑に落ちないアヤネ。

 

『なんでもするから…』というジュンに、どうしてもというなら、とアヤネが折れます。

 

自分は絶対に接客はしない、日給5万円という条件を出します。

 

さらに、アヤネには絶対に逆らわない、店長であるジュンより上の立場になると言い、『地位と目先の利益手放してアタシにすがりつくか、このまま赤字続きで倒産して野たれ死ぬか…選びなさい』と迷うジュンに言います。

 

店を手に入れたときに嬉しくてはしゃいだこと、赤字続きで頭を抱えていた時のことを思い出すジュン。

 

経営をとるか、店長の地位をとるか悩みますが、店長をとった行く末はろくなことにならないという結論に達します。

 

翌日のミーティングで、ジュンの横で自分のことを店長だと言うアヤネ。キャストたちが『店長降格させられたんだ』とヒソヒソと話しています。

 

まずキャストに向かって『アタシのやり方に一切口を挟まないように』と言います。

 

当然反発があり、『朝日町ナンバーワン目指すとか?』とキャストに笑われますが、『まさか…全国一位に決まっているでしょ。』と自身たっぷりに言い切るアヤネ。

 

ジュンを含め、全員が困惑しています。

 

さらに、今のままでは無理ね、と言い、全員服を脱いでちょうだい、と言います。

 

第6話 プレゼン嬢王

鳥取県は人口数全国最小。東京都の八王子とほぼ同じ人口だという。

 

マーケットの小さい鳥取から、全国一を目指すというアヤネ。

 

『脱げ』という発言の意味を考えるジュン。

 

①バニーガールキャバクラ、②ボディコンキャバクラ、③水着キャバクラ…と妄想を膨らませます。

 

しかし、実際はキャストひとりひとりに合うドレスを用意してきたようで、全員に配っています。

 

それぞれを体系をカバーできるものばかりですが、図星すぎてキャストたちの反感を買っている様子。

 

キャバクラ情報サイト『きゃばりあ』で一位になってもらうというアヤネ。

 

店舗やキャストがランク付けされており、どこが人気かすぐにわかるようになっているようです。

 

ランキングの中には、六本木や歌舞伎町の店も入っており、『戦えるわけないじゃん』とキャストが言いますが、しかし、アヤネは『本当に?そうだと言い切れるのかしら?』と言います。

 

都市部は人数も多いが、店舗数も多い。歌舞伎町、銀座、六本木、上野、錦糸町…すべて合わせれば7000店舗以上。

 

東京の成人10万人当たりで換算すると、キャバクラの数は60店。

 

それに対し、鳥取は10万人当たりたったの8店しかない。つまり、東京の7.5倍のチャンスがあると言います。

 

しかし、それでも納得していない様子のキャストたちに、スタ●が鳥取に出店する際は鳥取のマーケットの狭さから出店を渋っていたが、実際オープンすると長蛇の列ができたことを力説します。

 

全体数が少なければ一店舗に需要が集中するいい例だと言うアヤネ。

 

ジュンは納得いかない様子ですが、キャストたちは『そうかも』と、妙に納得した様子です。

 

キャバ嬢ほど給与が変動する職業はそうそうない、自分の頑張り次第でガラリと生活を変えることができる…とキャストたちに発破をかけます。

 

自分がプロデュースするとなれば他の店は敵ではない、全国の客をトリコにして成り上りたければアタシについてきなさいと言うアヤネ。

 

場面は変わり、今まで大した営業もしていなかったキャストが『お客にメールしたら今日来てくれるってー!』と嬉しそうにアヤネに報告しています。

 

それを見て、アヤネも笑顔で『やったわね!』と応えます。

 

ノルマも罰金も科せられていないのに、何故急に…と不思議そうなジュンに、『コミュニケーションが足りてないのよアンタは』と言うアヤネ。

 

先ほどのミーティングの時に、ノルマと罰金を無くすと宣言したようです。

 

当日欠勤や売り上げ低下のオンパレードなのでは、と『正気か?!』と心配するジュンですが、『自分はプロのキャバ嬢だという強い自覚を持ってほしい』と言うアヤネ。

 

「●●したくないから頑張ろう」よりも、「●●したいから頑張ろう」といったプラスのエネルギーの方が良いパフォーマンスができる。

 

キャストの心の持ちようを変えたようです。

 

しかし、まだココで都会と張り合えるのかと心配するジュン。

 

ヒマチは人が少ないし、集客は至難の業。さらに、都会のキャバクラは大金を使う人が来るのが当たり前で、都会と戦うのは当

 

たり前に厳しい、と言うアヤネに、やっぱり!と驚くジュン。

 

しかし、キャストたちのモチベーションを上げることに成功し、ハッタリではなく、『全国一になったアタシがいる以上、なれるわよ全国一に。』と言います。

 

売れなければアヤネがなんとかしようとキャストになってくれるかもしれないし、売れても普通に嬉しい、つまり悩む必要がないという結論に至るジュン。

 

そこに、開店時間前だというのに扉が開き、ボーズ頭にサングラスをかけたスーツの人物が入ってきます。

 

『そこのハゲ!』と食ってかかるアヤネですが、どうやらこの人物はこの店の出資者(オーナー)のようです。

 

第7話 リュウさんと嬢王

出資者のリュウはジュンから借金を取り立てるためにやってきたようです。

 

ジュンは、売上の一割を返済にあて、出資してもらった400万を返すとリュウに言っていたそうです。

 

最初は調子よく返済していたようですが、今では一万円になってしまったとのこと。

 

『俺の寿命が先に来るわー!』と怒鳴ります。

 

『こんなべっぴんに黒服を着せとる余裕があるんか?!』とアヤネを見てリュウが言います。

 

自分は店長だと名乗り、リュウを困惑させるアヤネ。

 

事情を話しましたが、『それならなおさらキャストになってもらったほうがええやろ…』と言うリュウに、『やだっつってんでしょ、このハゲ』というアヤネに、『オレはハゲではない』と言います。

 

毎日手入れをして、月に2回は理容室に通い、積極的にこの髪形を維持している『ベビーショート』だと言い張ります。

 

リュウの頭の話がしばらく続いた後で、金はいつ返すのかと唐突にジュンに尋ねるリュウ。

 

経営が火の車なのは知っている、とっとと売っぱらって金を返してくれと言います。

 

そこをなんとか!150万くらいなら今返せる!と差し出すジュンに、『窃盗?』と金の出所を尋ねるリュウ。

 

先日アルマンドを入れてもらった売上のようです。

 

アルマンド6本も出たなら借金すべて返せるのでは?と言うリュウ。

 

一か月で残りの250万円を返すように言います。

 

ぐじぐじもたもたと青ざめるジュンですが、『そのくらい一週間もあれば返してやれるわよ』と余裕のアヤネ。

 

『バカを言うな』『俺かてそんな急いどるわけと違うで?!』とジュンとリュウにたしなめられ、結局2週間で返済することになります。

 

リュウが帰った後で、なんであんな余計なことを!とアヤネに怒るジュンですが、この店は2週間以内に250万円以上を稼ぐようになっているとアヤネは自信たっぷりの様子です。

 

一週間後、ヒマチに現れるリュウ。通りには人ひとりいません。

 

よっぽど金払いの良い客が来るか、行列でもできない限り250万は返済できないと考えながら店に向かいます。

 

Bird Ladyの前に着くと、店の前に客が数名、行列を作っています。

 

景気の良さに信じられず驚くリュウ。

 

ちょうどジュンが出てきて問い詰めますが、どうやら満席で外で客が待っている状態のようです。

 

アヤネは一体どんな魔法をかけたのでしょうか。

 

第8話 マエストロの嬢王

一週間前まで赤字続きで毎月赤字だったBird Ladyを、見違えるほど繁盛させたアヤネ。

 

『ここは一週間以内に稼げる店になる』と言い切るアヤネの手にはノートがあります。

 

なんだ?そのノート、と聞くと『顧客管理ノートよ』と言います。

 

一度来たお客に来てもらうには、連絡先を好感したお客へ電話やメールでアピール、すなわち営業をします。

 

顧客管理ノートには、キャストたちから情報を集めて、店に来る頻度でS級~D級とランク付けして、連絡先から割り出せる限り集めた情報が書かれています。

 

『幾千もの客を見てきたアタシには、誰に何曜日にいつの時間帯にどんな内容で連絡すれば客が来るか、手に取るようにわかるわ。』と言います。

 

そんなに男は単純じゃない、と疑っていたジュンですが、蓋を開けてみればアヤネの思惑通りになっています。

 

しかもフリー客でさえほぼ場内指名を入れている上、延長する率がかなり高くなっており、自分の時と何が違うのかと困惑するジュン。

 

席に着いたリュウが『これは一体…』と言いかけますが、突然ジュンの口に氷が飛んできます。アヤネからの接客の合図のようです。

 

すっかり調教されているジュンに、アヤネが只者ではないと感じます。

 

そこへ2名の客が来店します。

 

客の持ち物や服装から瞬時に把握し、最適なキャストをセッティングします。

 

さらに場内の客の手足の開きや表情金の動きから満足度を割り出し、満足しつつも物足りなさを感じる絶妙のタイミングでキャストを交代させ、再来店させるように仕向けます。

 

次々と店内を回すアヤネに『まるで…オーケストラを見ているようだ』と思うリュウ。

 

その横にはいつの間にかユリが座っており驚きます。

 

リュウが農業をやっており、有名なスイカブランド”龍玉(ドラゴン玉)”の社長であることを見抜いていたアヤネは、ユリとリュウの相性がいいと感じセッティングしていました。

 

あんな上客はなかなかいない、夜の女慣れしているから変化球のユリを気に入るかもしれない、と言います。

 

数日後、Bird Ladyで『オレの女を呼べ』と言うリュウ。ユリのことを気に入ったようです。

 

ユリを焼肉デートに誘っていますが、実際に一緒に焼肉をしているのはアヤネとジュンです。

 

話が違う、と言いながらも、アヤネに話があったと言います。

 

『なんの話かしら』と不敵な笑みを浮かべるアヤネですが、すでに何の話か分かっているようです。

 

まだ人がたくさんいた頃のヒマチを思い出し、『お前らなら、俺の夢を叶えてくれるかもしれん』と言うリュウ。

 

『やってみたいと思わんか…もっとデカい箱で!』と言うリュウに、『当然よ!』というアヤネですが、ジュンだけが話についていけていない様子です。

 

まとめ

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