不滅のあなたへ最終回完結した？結末や最後ラストを予想ネタバレ！漫画アニメ

『不滅のあなたへ』はアニメ映画が話題になった『聲(こえ)の形』の原作者である 大今良時（おおいま よしとき）さん が「週刊少年マガジン」にて連載しているファンタジー作品です。

今回は、『不滅のあなたへ』はもう完結したのか、最終回の結末の予想についてなどをご紹介していきます。

『不滅のあなたへ』は漫画アプリ『マガポケ』で無料で読める？

『不滅のあなたへ』はこちらの講談社が運営する漫画アプリ『マガポケ』にて途中まで無料で読むことができます。

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『マガポケ』では、『不滅のあなたへ』をこのように無料で公開してくれています。

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『マガポケ』は、講談社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

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オススメ漫画アプリ紹介

漫画アプリに関していうと、小学館が運営する公式漫画アプリ『サンデーうぇぶり』『マンガワン』も特にオススメです！

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「無料でマンガを楽しみたい！」という方は『マガポケ』と併せて使ってみてはいかがでしょうか？

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『不滅のあなたへ』は完結した？最新巻は何巻？

原作は完結した？

結論から述べますと『不滅のあなたへ』はまだ完結していません。

第一部にあたる前世編、第二部にあたる現世編が完結し、現在第三部にあたる来世編が連載中です。

最新巻は何巻？

『不滅のあなたへ』の最新巻は21巻です。

また、次巻にあたる22巻が2024年6月に発売予定です。

あと何巻で完結する？

来世編という新しいシリーズが始まったばかりなので、当分の間は完結しないと思われます。

前世編で12巻、現世編で７巻あるので、少なく見積もっても26巻以上続くと予想できます。

よって、完結まであと5巻以上必要でしょう。

『不滅のあなたへ』最終章に至るまでの内容をネタバレまとめ

不死身の主人公！？　フシの誕生

『不滅のあなたへ』の主人公であるフシは、この世界の神にあたる【観察者】によってつくられた不死身の存在です。

最初は【球】としてこの世界に誕生しました。

フシは一定の刺激を受けると、その刺激をもたらしたものを保存することができます。

この能力により【球】から石、苔、狼、少年を保存し、少年に変化することで明確な感情を手に入れました。

どうやら生物を保存するには、その生物の死が必要なようです。

あの【ハヤセ】と出会ったニナンナ

フシは狩猟採取民族の集落であるニナンナで、ある儀式に遭遇(そうぐう)しました。

それはフシに対して母親のように接してくれたマーチという少女が生贄(いけにえ)にされるというものです。

村の中で唯一この儀式に疑問を持っていたパロナは、何とかこれを止めようと奮闘しました。

その健闘もむなしく儀式の原因として村で恐れられているオニグマに襲われ、絶体絶命の危機に陥(おちい)ります。

しかし、そこに現れた狼のフシが加勢したことにより、オニグマを撃退することができました。

その後、フシがマーチに対して言った「ありがとオ」はとても印象的ですね。

怪獣バンザイ！！　フシの兄は仮面の男

フシはニナンナを旅立つと、儀式を行っていた老婆ピオランと再会します。

ピオランに人間としての常識を教わりながら、彼女のゆかりの地タクハナに向かいました。

そこで出会ったのが獣の仮面をかぶった少年グーグーです。

グーグーはひょんなことから上流階級のお嬢様であるリーンと出会い、恋に落ちます。

彼が仮面をかぶるようになったのも事故からリーンをかばい、顔に大けがを負ったからでした。

グーグーは赤子のようにおぼつかない部分を残すフシの兄となり、フシに家事を教えます。

グーグー酒腹事件(酒じいに顔の大けがの治療ついでに腹に酒の貯蔵庫を作られた)やフシとのすれ違いにより一度は家出するものの、フシと協力してノッカーを倒したり、リーンと語り合ったりしたことでグーグーは家に帰ることにしました。

作中屈指の名シーン！？　グーグーとの別れ

リーンの誕生日会に招待され、彼女の屋敷に訪れたフシとグーグー。

しかし、彼女は手放しに喜ぶことはできません。

リーンには望まぬ婚約が待っていたのです。

グーグーはあきらめ気味でしたが、最後の最後でリーンからの猛アプローチを受け、ついに二人が結ばれるとなった瞬間━━━

ノッカーの襲撃にあいます。

がれきの中でキスを交わすグーグーとリーン、そしてグーグーに変身してしまい、グーグーのふりをしてリーンと話すフシ。

涙なしには語れない名シーンです。

ピオランの遺言？　残されたメッセージ

ピオランと共にタクハナを去ったフシは、ハヤセの策略により囚人(しゅうじん)の島ジャナンダに流されてしまいます。

フシは島で出会ったトナリ一行と協力し、ピオランを助け、島を出ることができました。

しかし、老衰したピオランは認知症にかかってしまいます。

そんなやりたい放題となったピオランに対して、フシは常に笑顔で接します。

そして、ピオランは息を引き取りました。

また、大切なものを失ってしまったと悲しみに暮れるフシ。

ふと、保存した紙の裏面を見ると、そこにはこう書かれていました。

「お前の夢は何だ？　フシ。ワシみたいにやりたいことをやれ！」

読者全員が手のひら返し！？　不器用な男の覚悟

それからフシは自らの望みに従い、誰とも出会うことのない無人島で40年程過ごします。

しかし、しびれを切らしたノッカーが一般人を襲うようになり、フシ一人では対応しきれません。

フシはノッカーを倒すために仲間を探すことにします。

そこで出会ったのが、幽霊を見ることができるボン王子でした。

まるでギャグ漫画からやって来たかのような尖(とが)った言動に嫌悪感を覚えた方もいるでしょう。

ボンのキャラクターはシリアスなファンタジーとはミスマッチに思われました。

ボンは王になるために手がらとしてフシを捕まえますが、故郷を守るため、ベネット教にフシを引き渡してしまいます。

その後、ベネット教に囚われたボンはフシを引き渡したことを後悔し、ベネット教から仲間を遠ざけるために【フシは悪魔である】と嘘の証言をしました。

その上でフシへの関心を捨てること、ベネット教への忠誠を問われたボンは「いいや、僕はフシが大好きさ」と答えたのです。

ボンの処刑は駆け付けたフシによって偽の死となり、ボンはただのボンとなりました。

前世編最高の瞬間！！　ボンの献身

また、レンリルで起こったノッカーとの全面戦争でもボンは大役を果たします。

フシはノッカーの猛攻により保存したものをすべて奪われ、【球】の姿に戻ってしまいます。

そこでボンは自らの命をフシにささげ、フシにボンを保存させました。

ボンは誰よりもかっこいい男だったのです。

ボンの能力を得たフシは幽霊となった兵士たちを次々と生き返らせ、ノッカーとの戦いに勝利しました。

誰よりのまっすぐな少年？　ユーキの勇気

物語は現世編を迎え、時代は現代に移ります。

オカルト研究部に所属する少年ユーキは伝説上の存在であるフシに出会い、大喜びで家に迎えました。

ノッカーが生き残っていると知ったフシは過去の経験からノッカーとは分かり合えない、滅ぼすべきだとユーキに伝えます。

しかし、ユーキはノッカーとの共存をあきらめませんでした。

その証拠にハヤセの末裔(まつえい)であるミズハから、信愛の証として差し出されたノッカー入りの水をためらいなく飲み干したのです。

さらに、体内のノッカーを取り除くという【観察者】からの提案を断りました。

その後ユーキは、ミチにノッカーとして生きる希望を与え、ノッカーの侵入を防ぐボディクリームを開発します。

ノッカー研究第一人者として後の世界に多大な影響を与えました。

【観察者】にとっての完璧

【観察者】とはフシを生み出し、世界を保存してくれとフシに頼んだ張本人です。

彼は万物のすべてを創造することができます。

まさに神と呼ぶにふさわしい存在と言えるでしょう。

【観察者】は完全な存在であるがゆえに退屈し、不完全であるこの世界をつくりだしました。

【観察者】はある目的のためにフシを生み出します。

フシが【球】から石、苔、狼、少年……を保存し、十分に成長したと判断すると、彼は全てを打ち明けました。特に重要なのは、フシに「なぜお前は完璧なものを作り出せるのにそうしなかった？」と、問われた際

「悪いな、不完全なものをつくってしまって。私にとってはそれが完璧だったのだ」と答えたことです。

人間になりたかった！？　【観察者】の最期

土器に保存された記憶の中で、不完全な世界を観察する【観察者】はこう言います。

「それら(人間)には制限を設けていた。言語があり寿命があった。私のいる世界とは逆の世界を目指した。もろい肉はすぐに動かなくなる。死んだ肉は悪臭を放ち醜(みにく)くなる。なぜか周りはそれに群がる。とても美しいと思った」

彼はフシにこの世界を託し、自らの望みに従って【ただのサトル】として誕生日を迎えました。

【サトル】には観察者としての万物をつかさどる能力も、その記憶も残っていません。

これが彼の夢だったのです。

漫画アニメ『不滅のあなたへ』最終回結末や最後ラストを予想ネタバレ！フシがたどり着く二つの結末

【観察者】の後を追う？

これはフシが【観察者】と同じように、ただの人間として生を全うする結末です。

フシ達は今、新たな【球】を探しています。

もしこれを発見することができれば、もう一人の不死身が生まれるということです。

そうなれば彼は、一体何を思うでしょうか。

おそらくフシは「やっと解放される」と思うはずです。

フシは自分だけ生き続けること、置いてきぼりにされることにずっと苦しんでいました。

その上、自分は神か悪魔か？　ハヤセの末裔(まつえい)、ノッカーと共存できるのか？　などフシが背負うものは決して軽くありません。

そんなフシが自分と同じ力を持つ存在に出会えば、一度はサトルのことが頭をよぎるでしょう。

フシの夢

フシは現世編の中盤まで【ノッカーのいない平和な世界】のために戦っていました。

しかし、終盤に転機が訪れます。それは、先ほど述べたように【観察者】の夢を見届けたことと、ノッカーが共存を選んだことです。

前世編から現世編の間に、フシの夢はノッカーを滅ぼすことから仲間と幸せに暮らすことに変わりました。

これはフシが一人の人間として、自我を完成させたことを示していると思われます。

人間としての自我が完成したのなら、おのずとその【人間らしさ】にあこがれる事でしょう。

フシが神様になる？

先ほどの説を真っ向から否定する説ではありますが、この結末も十分に考えられます。

来世編にてカイバラ・サイバネティクス社が中心となった世界にはいくつもの違和感があります。

もっとも代表的なものは来世編の冒頭から現れた人形の扱いです。

カイバラ側は一度はこの人形を手放して(もしくは見逃して)いるにもかかわらず、あの人形はわが社の機密情報を持っている、だから捕まえろ。といった具合です。

また、来世編が始まってからフシがなかなか登場しないので、この人形にフシが転生したのか？　とも考えられました。

しかし、その後あっさりと最初の少年の姿でフシが登場し、いよいよ人形の立ち位置が分からなくなります。

現状確定しているのは、この人形はミズハとつながりがあることくらいです。

人形との出会い

来世編だけを読み込んでも人形の全貌が全く見えないので、少しさかのぼって考えましょう。

人形が初登場したのはフシが魂さえ残っていれば生き返らせることができると発覚した直後、レンリルの雑貨店です。

フシはこの人形を欲しがります。

なぜかと問われると、パロナの姿で「マーチが喜ぶ」と答える胸が締め付けられるシーンでした。

それからも何度か登場こそしたものの、特筆すべきシーンはなく現世編の最終盤に移ります。

突然空に某秘密結社のような怪しげで巨大な三角形が浮かびあがり、人形が「行かなきゃ」と言って体を起こすシーンです。

こうして振り返ると、人形と共通点のある人物が一人浮かび上がりました。

人形は来世編のユーキ？

来世編でいきなり人形が主人公ポジションになり、物語が進んでいくことに驚かれた方もいるかと思います。

しかし、現世編でも同じことが起こっていました。そう、現世編の冒頭は、ユーキが憧れのミズハ先輩に誕生日を教えてもらうところから始まります。

彼は現世編における第二の主人公と言っても過言ではありません。

ユーキは最終的に体内のノッカーを取り除かないことを選び、ノッカー研究第一人者としてノッカーとの共存に力をつくします。

そして、来世編になる頃にはマイクロチップによってノッカーを制御するという技術が確立されました。

ユーキはこの世界を生み出すトリガーとなったのです。

そして、この人形も何らかのトリガーとなるでしょう。

ハヤセの悲願

では人形は一体何のトリガーになるのでしょうか？

それはおそらくフシが神様になるトリガーです。

人形はミズハとつながりがあります。【守護団十八代目継承者ミズハ】と、です。

ハヤセの時から守護団の目的は一貫していて、フシを自らのそばに置き、信仰することです。

来世編になり守護団こそ解体されたものの、あのハヤセの一族がこれといった理由もなしにフシをあきらめるとは思えません。

あえてミズハと人形とのつながりを示したということは、そこに大きな意図があるに違いありません。

人形がトリガーとして起動すれば、カイバラの、ハヤセ一族の悲願が達成されることでしょう。