フラレガールを全巻無料で読む方法を紹介!漫画バンクzip,rarは危険|漫画アプリで最新刊までタダ?響と大地の無自覚エロスラブコメ!

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悩んでいる人
『フラレガール』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。違法手段ではないので、安心してください。 

『フラレガール』は漫画アプリ『マンガPark』で全巻無料で読める?

いきなり、結論です。

 

『フラレガール』はこちらの白泉社が運営する漫画アプリマンガParkにて無料で読むことができます。

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『マンガPark』は、大手出版社の白泉社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

『マンガPark 』では、このように『フラレガール』1巻から6巻に収録されているエピソードを無料で配信してくれています。

 

仮に書店や有料電子書籍で『フラレガール』を6巻までそろえた場合、2,970円以上の支払いが必要になってきます。

1冊495円×6冊=2,970円

 

安心安全に、そしてタダで『フラレガール』を6巻まで読破したい方は『マンガPark』を使う方法が最もお得です。

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ここまでのまとめ
  • 『フラレガール』は漫画アプリ『マンガPark』にて無料で読める
  • 『マンガPark』は白泉社が運営する漫画アプリなので安心安全
  • マンガPark』をダウンロードする際にも一切お金はかからない

以上がここまでのまとめです。

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『マンガPark』は課金してもお得に読める!

『マンガPark』では基本的に無料で読める作品が多いですが、最新刊が発売されたばかりの作品などはアプリ内で購入できる『コイン』が必要です。

 

↓『コイン』が必要な作品。

 

実は、この『コイン』はアプリ内でお得に、そして簡単に購入することができます!

 

例えば、1100円分の『コイン』を購入した場合、1100円分の『コイン』に加えて、アプリ内で使用できるボーナスコインが200円分付与されます

 

つまり課金しても、お得に漫画を読めるのです!

 

購入方法もキャリア決済で簡単に購入できるため、わざわざ書店に行って漫画本を購入する手間が省けます。

 

『マンガPark』では1日に無料で読める話数に限りがあるので、うまく『コイン』を購入して読む方がストレスなく読み進められますよ!

 


 

また小学館が運営する公式漫画アプリサンデーうぇぶり』『マンガワンも特にオススメです!

 

以下のような有名作品が随時、更新され無料で読むことができます。

 

サンデーうぇぶり
  • 名探偵コナン
  • YAIBA
  • MAJOR(MAJOR2nd)
  • switch(スイッチ)
  • からかい上手の高木さん
  • 銀の匙
  • ドロヘドロ
  • だがしかし
  • 犬夜叉
  • らんま1/2
  • 境界のRINNE
  • 今日から俺は
  • 今際の国のアリス
  • 焼きたて!!ジャぱん
  • うえきの法則
  • からくりサーカス
  • マギ
  • 烈火の炎
  • H2
  • タッチ
  • 信長協奏曲
  • 結界師
  • トニカクカワイイ
  • 魔王城でおやすみ

などなど…

 

マンガワン
  • 闇金ウシジマくん
  • 土竜の唄
  • アイアムアヒーロー
  • ケンガンアシュラ
  • ケンガンオメガ
  • 今際の国のアリス
  • アフロ田中
  • ブラックジャック
  • 火の鳥
  • 薬屋のひとりごと
  • からかい上手の(元)高木さん
  • ダンベル何キロ持てる?
  • めぞん一刻
  • 青のオーケストラ
  • おやすみプンプン
  • 灼熱カバディ
  • 送球ボーイズ
  • 出会って5秒でバトル
  • モブサイコ100

などなど…

「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『マンガPark』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?

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サンデーうぇぶり

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こちらの記事では、👇特にオススメする漫画アプリを厳選してランキング形式でご紹介しています。「無料で多くの漫画を読みたい」と思っている方はぜひ一読してみてください。

完全無料!おすすめ漫画アプリをランキング形式で紹介!【お金がかからない読み放題のマンガアプリ!知らなきゃ大損!】

 

『フラレガール』最新7巻をお得に読む方法は?

先ほどもご説明した通り『フラレガール』第1巻から第6巻までは、漫画アプリ『マンガPark』で読むことができます。

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しかし最新巻である『フラレガール』第7巻は読むことはできません。

 

そこでオススメするのが、U-NEXTの「31日間無料体験」です。

 

以下のリンクから「U-NEXT31日間無料体験」に申し込むと今なら漫画の購入に使える600円分のポイントがタダで貰えます

 

この600円分のポイントを使うことで、1冊495円の『フラレガール』最新7巻を完全無料で購入することができます。

 

また1冊600円以下の462円で購入できる『ONE PIECE』や『進撃の巨人』『鬼滅の刃』などの新作漫画もタダで購入することも可能です!

 

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👇こちらの記事では実際に無料体験登録時に付与された600円分のポイントを使ってタダで漫画を購入した方法を画像付きで解説しています。

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U-NEXTへの登録方法についても詳しく説明しているので、U-NEXTへの無料体験をご検討している方は、ぜひ一読ください。

 

無料トライアル31日間内に解約すればお金は一切かからないので、気軽に無料体験してみてくださいね。

 

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次に『マンガPark』の使い方(システム)を簡単にご説明します。

『マンガPark』では1日に読めるマンガの話数に制限があります。分かりやすく説明しているので、読み進めてください。 

1日に読める話数に制限があると言っても毎日、かなり多くのマンガを読み進めていくことができるシステムですので、満足して頂けるハズです。

『マンガPark』の基本的な使い方

『マンガPark』に掲載されているマンガを無料で読むには、アプリ内アイテムである『FREEコインボーナスコインを活用することになります。

 

(左がFREEコイン、右がボーナスコイン)

 

簡潔に言うと『FREEコイン』『ボーナスコイン』などを使うことで、1日1作品において、13話分以上のマンガを無料で読むことが可能です。

 

要するに1日に最低でも単行本1冊分に値する量のマンガを『マンガPark』にてタダで楽しむことができるということです。(かなり大盤振る舞い!)

 

『フラレガール』も例外なく1日に13話分以上の話数を読み進めることができます。(もちろんタダで)

 

以下では『マンガPark』で使うアプリ内アイテム『FREEコイン』『ボーナスコイン』のそれぞれの使い方、取得方法を詳しく説明していきます。

 

※2分程度で読めるので、かるく目を通しておいてください。

『マンガPark』のFREEコインとは?取得方法と使い方を解説

FREEコインとは?
  • FREEコインとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
  • 朝6時、夜9時に120FREEコインずつ配布される(1日に計240FREEコイン)
  • 30FREEコイン消費で好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る

以上が簡単なFREEコインの取得方法と使い方の説明です。

 

1話につき30FREEコインが消費されるということは、

1日に配布される240FREEコイン÷1話につき消費される30FREEコイン=8話分

つまり毎日、配布される計240FREEコインを使って1日に8話分の作品をタダで読めるシステムがFREEコインです。

 

但し1点だけ注意があり、FREEコインを120以上貯めこむことは出来ません

 

朝6時に120FREEコインが配布され、その120FREEコインを使わずに夜9時を迎えたとしても新たに120FREEコインが加算されることはありませんので注意が必要です。

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『マンガPark』のボーナスコインとは?取得方法と使い方を解説

MP+(マンガポイントプラス)とは?
  • ボーナスコインとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
  • FREEコインがなくなってしまった場合でもボーナスコインを使うことで好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る
  • 『マンガPark』新規ダウンロード特典で900ボーナスコイン(30話分)が付与される
  • 毎日、短い広告動画を見るだけで30ボーナスコイン(1話分)が付与される(1日に2回このシステムが使える)

以上が簡単なボーナスコインの取得方法と使い方の説明です。

 

👇下の画像のように『マンガPark』新規ダウンロード特典では、900ボーナスコイン30話分)が無料配布されます。

 

そして毎日、短い広告動画を視聴することで30ボーナスコイン1話分を取得することが出来ます。

毎日0時と12時の2回、広告動画を見てボーナスコインを獲得できます。つまり毎日、60ボーナスコインを取得できるということです。

短い広告動画の見方は、アプリを起動すると画面右下にピンク色のプレゼントマークが出てくるので、それをタップします。

するとCMを見てコインをGETというボタンが表示されるので、タップして短い広告動画を視聴します。(広告を見ずに流してるだけでもOK!)

たったこれだけの労力で、30ボーナスコイン(マンガ1話分)が手に入ります。

 

やらない手はありませんよね(^^)/

短い広告を見てボーナスコインを獲得できるシステムは毎日、夜0時と昼12時に回復します。

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『FREEコイン』『ボーナスコイン』以外で1日3話分のマンガを読む方法

先ほど紹介した『FREEコイン』『ボーナスコイン』が0ポイントになってしまった場合でも1日に3話分のマンガを無料で読むアプリ内システムがあります。

 

その仕組みがコチラ。

 

読みたい”話(はなし)”のページへ飛ぶと、「CMを見て無料で読むと表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで新たに1話分のマンガを無料で読むことが可能となります。

3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。

 

ここまでを簡単にまとめると

ここまでのまとめ
  • FREEコインを利用して1日8話分のマンガを無料で読む
  • 新規ダウンロード特典で貰える900ボーナスコインを利用して30話分のマンガを無料で読む
  • 毎日、獲得できる60ボーナスコインを利用して2話分のマンガを無料で読む
  • FREEコイン、ボーナスコインがなくなった場合でも、短い広告動画を最大3本見て、毎日3話分のマンガを無料で読む

以上の事から『マンガPark』は、1つの作品において、1日に最低でも13話分以上ののマンガを無料で読むことのできるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります!

 

ぜひ、この機会に遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/

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『フラレガール』の世間の評価は?

『フラレガール』見どころ紹介!

見どころ① 少女漫画にしては過激なエロ展開

制服のカッターシャツがはちきれんばかりの豊満な胸と憂いな瞳にしっとりと濡れた唇…

 

すでに主人公の響の存在自体がエロいので、ただの猫との戯れですらエロくなり、ツイスターゲームをすれば18禁となり、そこに響が居るだけでまるで男性向け作品のようになってしまうのです…。

 

さらに「少女漫画なのにここまで描いてもいいの!?」と思わず目を疑ってしまうエロ展開も描かれています。

 

例えば、修学旅行中に逢引きをしていた響と大地。

 

すると他の生徒が通りがかろうし、慌ててロッカーの中に隠れる二人。

 

その時 響の谷間にクモが…!

 

目を潤ませながら「青山くん取ってぇ…っ」とすがる響。

 

思わず女性も赤面してしまうようなエロ展開は見どころのひとつです。

 

見どころ② ツッコミ所満載のギャグ展開

少女漫画なので恋愛中心のストーリーなのですが、作者さんの高度すぎるギャグセンスがそこかしこに現れています。

 

たとえば、一話で大地が自己紹介するシーンでは「俺 三年B組 青山大地 好きなおにぎりはエビマヨ!」と何故か好きなおにぎりの具を発表し、さらにそれを聞いていたクラスメイトのモブたちが心の中で「なぜおにぎり」「俺は梅」「おかか」など順番に好きな具を発表するシーン(w)が描かれていたりと、思わずクスリと笑ってしまう面白シーンが盛りだくさん。

 

筆者が特に好きなシーンは、13話で響の実家にお泊りすることになった大地。

 

実は、赤坂家(母・弟)は霊感体質で、響は霊感こそないのですが、おどろおどろしい見た目の守護霊が憑いているのでした。

 

それを知っている響の母と弟は、あえてそのことを大地に教えず、どんな反応をするのか試していました。

 

結果、大地は響の守護霊の恐怖に耐えきれず気絶してしまうのですが、霊が視える響の母と弟からは大地の守護霊甲冑(かっちゅう)を着た柴犬(www)が響の守護霊に対し「ぎゃわんっ!!わんわんっ!!!」と一生懸命威嚇していたようすを視ていて、「可愛かったわぁ」とほのぼの。

 

「甲冑を着た柴犬が守護霊」という発想に思わず吹き出してしまいました。

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見どころ③ 主人公・響の成長

響は冒頭、大好きだった元カレ(年上の塾講師)に「君の色気は胸焼けする」とフラれてしまいひどくショックを受けており、
「また人を好きになるのが怖い」と恋愛に対して消極的になってしまっていたのですが、大地のやさしさや懐の深い愛情に触れ、少しずつ前向きになっていく過程や、「恋」=「背伸びをすること」だと勘違いしていた響ですが、どんな醜態を晒しても変わらず愛情を注いでくれる大地とつき合っているうちに「楽しんでいいんだ」「友達みたいな関係でいいんだ」と心変わりしていきます。

 

そんな響を見ていると、私たちがふだん忘れてしまっている大切なことを気付かされることも…。

見どころ④ 繊細で丁寧な描写

1~2ページ読み進めるだけでわかるのですが、何といってもこの作品は「絵が繊細で綺麗」です。

 

とくに主人公の響の透き通るようなサラツヤ髪や、憂いを含んだ大人っぽい目元が常に繊細に描かれています。

 

また、余談ですが作中に出てくる猫の描写がとてもリアルなのもおすすめポイントです。

 

「作者さんは猫派なんだろうな」と想像してしまうくらい、猫とのふれあいのシーンが何度か出てきますし、そのふわふわの毛並みや猫らしい大きくてくりくりした瞳なども細かく描写されています。

 

とくに一話目で大地が響に「猫の女体盛り」をするシーンなどでは、響の身体の上で気持ちよさそうにくつろぐ猫たち一匹一匹がのびのびと描かれていて、猫好きにはたまりません…!

『フラレガール』登場人物紹介!

赤坂 響(あかさか ひびき)

高校三年生とは思えないセクシーすぎるリアル不二子ちゃんボデイに美しすぎる妖艶な顔立ち、無意識に漏れ出しているフェロモンのせいでこれまで数々の男たちに言い寄られてきました。

 

小三の時初めてついたあだ名はモンロー(マリリン・モンローから)。

 

しかし本人はそんな「身体目当てで寄ってくる」男たちに辟易しています。

 

大好きだった元カレによくわからない理由でフラれ、失恋から立ち直れていませんでしたが、外見だけでなく中身もちゃんと好きだと言ってくれて、全力で響のことが大好きだと示してくれる大地と付き合うことに。

 

容姿端麗だが自分に自信がなく、大地とつき合ってから嫉妬や憤りなどはじめての感情に戸惑いばかり。

 

ですがそういう気持ちを「私の心が狭いのかな」とはじめは口に出せない響でしたが、ライバルの女の子が大地のことをけなそうもんなら、鬼気迫る形相で「ステージで歌ってる青山くんも ドキドキして溶けちゃう青山くんも 私にとっては大好きな青山くんだからあなたに青山くんは渡さない」と本気でブチ切れるくらい感情を表に出すことが出来るように。

 

また、大地に「キスしたい」や、ライバルと仲良くする大地に「おっ…おっぱい触る?」と言ったり(寝ぼけてではありますが)パジャマの中に大地を入れて胸を押し当てて抱きしめたりと、かなり大胆な一面も…

 

その後 思い出して恥ずかしくて死にそうになるまでがセオリー。

 

青山 大地(あおやま だいち)

同じく高校三年生。

 

猫が大好きで、ノラ猫の集会所を「猫カフェ」と称し憩いの場にしている天然君。

 

バンドのボーカルやラジオのパーソナリティのバイトをしていたりと実は多彩な才能の持ち主でもある。

 

響のことが大好きで、大好きすぎて長時間響と目が合っていると顔が溶けたり、身体が液状化(物理)する特異体質(?)。
液状化した際はバケツに入れて持ち運べる。(?)

 

八人兄弟の真ん中で、面倒見がいいお兄ちゃん。

 

とくに下の妹 林(りん)と弟の森(しん)(5歳・双子)には振り回されてばかり。

 

8話で風邪を引いて寝込んでいた大地を見舞いに来た響に「おもてなし」としてバッタとダンゴムシをプレゼントした林と森に
「バッッカお前らそれのどこがおもてなしだよ!!せめて“カブトムシ”捕まえてこい!!」と怒るシーンも…(カブトムシだったらいいという話ではありませんが…)

 

いつもフワフワヘラヘラしている大地ですが、修学旅行で響の湯上り姿を一目見ようと群がる男子たちを前に「好きな子くらいは守りたいんだよ!!」とボロボロになりながらも闘う男らしいところもあるのでした。

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桜ノ宮 豆子(さくらのみや まめこ)

響の中学校からの友達。

 

響のよき理解者で、本人を前にして「エロい」「巨乳」などとイジったりして、いつも響からツッコまれる。

 

ですがその容姿から同性から僻まれることが多い響なので、こうしてズケズケと思ったことを言ってくれる豆子はとても大切な存在なんでしょうね。

 

しかし豆子は豆子で影で響のあだ名を「愛人」と広めていたり、大地とのツイスターゲームでエロい事になっている響を写真に収め「今ちょっと欲しい盆栽あってさ…」と響を売り物にしたり、盆栽が趣味だったり(笑)と一癖も二癖もある変わった性格。

 

豆子はいつもお団子ヘアなので「電波系」と周囲からは思われているが、髪をほどくと誰もが振り向く美少女に…!

 

普段お団子ヘアにしている理由は「毎日毎日…ナンパやら告白やらストーカーやら…もおぉうんざり。

 

モテるくらいならデンパと思われた方がマシ」なんだそう。

 

今は何でも話せる関係の響と豆子ですが、実は中学の頃は、その潔すぎる性格からいつも一人でいた豆子。

 

同じく同性かあらぬ疑いを掛けられいじめられていた響。

 

ふたりが仲良くなるきっかけとなった事件があるのですが…

 

そのお話は15話にて。

『フラレガール』序盤あらすじ紹介!

第1話

小三の時 初めてついたあだ名は「モンロー」。

 

「たいていの男の人は『胸としゃべってるの?』ってくらい目線が合わない」

 

主人公・赤坂 響(あかさか ひびき)高校三年生。

 

先月 大好きだった彼氏にフラれた時に言われたセリフは「君の色気は胸焼けする」

 

私は焼肉か!そして今まさに、校舎裏で告白を受けている「あの…お、俺… その…俺…っ…っお 俺の愛人になってください!!」「彼女じゃなくて?」おかしな告白に思わずツッコみます。

 

「はぁ…」ツヤツヤの色っぽい唇、憂いでミステリアスな瞳、そして豊満なバストに綺麗にスッと伸びた脚。

 

絶世の美女である響は、男子生徒の憧れの的。

 

教室で元彼を想いため息をつく響に、友人の豆子(まめこ)はメロンパンを頬張りながら慰めますが、「…まだ立ち直れないよ だって…ほんとに大好きだったんだよ…?」と響。

 

それに対し豆子は呆れ顔で「…私は別に(どうでも)いいけど~響ちゃんが無駄に色っぽいタメ息つく度 男子が深呼吸してるの気付いてる?」響の吐息を吸い込もうと(?)勢いよく「スゥーッ!!!」と深呼吸する男子たち。

 

豆子は続けて励まします。「失恋には新しい恋って言うじゃん」「響ちゃんなら選び放題なんだから(その無駄にエロい顔と身体使って)さっさと新しい彼氏作りなよお」笑顔でズケズケと容赦ない言葉を投げかける豆子。

 

「今朝だって告白されてたじゃ…」するとその瞬間、教室のドアが勢いよく開きます。

 

現れたのはちょうど“今朝告白をしてきた男の子”でした。

 

走ってきたのだろうか、汗だくで、でも爽やかで可愛らしい顔立ちのその男子生徒は、嬉しそうな顔で響へ声をかけます。

 

「赤坂響さん…今朝はごめんなさい!」「朝はテンパってて…“俺の彼女に”って言ったかったのに赤坂さん“愛人”ってあだ名で呼ばれてるし赤坂さん=愛人 みたいなイメージになっちゃってて…」「!?」衝撃の事実に固まる響。

 

サッと顔を背ける豆子。どうやら“愛人”というあだ名は豆子の仕業のようです。

 

「俺 三年B組 青山 大地(あおやま だいち) 好きなおにぎりはエビマヨ!」「改めて…その 俺とー…」改めて告白しようとする大地ですが、それを遮り、「…っごめんなさい 気持ちは嬉しいけど…私まだ前の彼氏の事が忘れられなくて…あなたとは付き合えない…です」はっきりと断る響。

 

しかしそれを聞いた大地は「…それって 前の彼氏忘れさせたら付き合ってくれるってこと?」「え?」「おっけおっけ 俺そーいうの得意だから!人笑かすのとか好きだし!」「いや えっ?ちょ」戸惑う響に、反論の隙を与えさせず「放課後空いてる?後で迎えに来る!」と元気に言い残し去っていく大地。

 

開いた口が塞がらない響でした。

 

放課後。浮かない顔をしていた響でしたが「お昼は何か誤解してたし…キッパリ断ってこないと」と大地と放課後デートすることを決意します。

 

約束通り現れた響に満面の笑みでうれしそうにする大地でしたが、響は元カレのことを引きずっているので、終始沈んだ様子です。

 

「どこ行く?行きたいとことかある?」「ない…」元気なさげに響が答えると「じゃあ俺がいつも行ってるとこでいい?俺 猫好きでさ~」という大地に黙ってついて行く。

 

「猫カフェとか行くのかな…」しかしたどり着いたのはなんと…野良猫たちが集まっている猫の集会所ではありませんか!!

 

「猫カフェ!!」と自慢げに紹介する大地。

 

戸惑いを隠せない響だが、かわいらしい子猫が「にぃ…」と一声鳴こうものなら、「にゃあん…♡」と思わずネコナデ声+猫の目線に合わせて寝転んでしまう響。

 

すっかり猫たちの虜になっている響を見て、大地も嬉しそうです。

 

すると一匹の猫が、響のことが好きなのか下あごをペロペロ。

 

響はくすぐったく、身をよじらせて「ん こらダメだよ あっダメ」っとあえぎ声(?)を漏らしていると、いつの間にか大地が響の顔の上に近づいて来ていました。

 

「ッひゃラッごめん!!!」勢いよく後ずさる大地。

 

「ごごごごごごめんなっ 何か全体的に赤坂さんがおいしそうだったから!!!」身の危険を感じた響は死んだ目で静かに第一ボタンを留める。

 

慌てた大地はクレープを食べようと提案します。

 

ベンチに座ってクレープを食べ始めるふたり。

 

「…ごめんなさいやっぱり青山くんとは付き合えない」ぽつりと話し出す響。

 

「今日二人で遊んでみて…元彼は毎回行くとこ決めてたなとか甘いもの好きじゃなかったなとか…青山くんと元彼を比べて違うとこばっかり探しちゃって…」と告白を断ろうとすると、「どうして違ったら駄目なの?」「だって当たり前だよ違うのなんて 俺は赤坂さんの元彼じゃないし比べちゃうのはまあ…俺ただでさえガキっぽいし仕方ないとは思うけど重要なのは今日楽しかったかどうかだと思うんだ」大地の言葉にハッと固まる響。

 

「…それ…は」言葉に詰まる響を見て、すこし照れくさそうに話し出す大地。

 

「俺入学した時からずっと赤坂さんの事知ってたんだ …赤坂さんめっちゃモテてたからでもいつもあんまり楽しそうじゃなくて せっかく美人なのによくうつむいてて …もっと笑ったらいいのにって」「でも先月の…中頃だったかな」文化委員会で各クラス1枚ずつ校内新聞を提出するよう言われ、「えーっ」と不満の声が飛び交う放課後の教室。

 

大地も面倒くさく感じていたが、ふと斜め後ろに座っていた響に目をやると静かに嬉しそうにほほ笑みを受かべています。

 

「…笑ってる…」それを見て「俺の前でもあんな風に笑ってくれないかなって思ってたら、好きになっちゃった」と、響を好きになったきっかけを話します。

 

響の元彼の事を聞いてみると、「彼は…五つ年上の社会人で塾の先生だったのその…自分で言うのもなんだけど 彼は最初私に全く興味がなくて」「私がフランクフルト食べてるだけで異様に興奮したりしないしちょっとかがんだだけでヒューって言ったりしないし…」遠くを見る響に「あっ…ごめん俺どっちも反応する自信あるわ」と頭を抱える大地w

 

「ああいうのは私の外見だけ見て冷やかしてるだけだと思うから嬉しかったのちゃんと「私」を好きになってくれたんだって」

 

いつも優しい彼に安らぎを感じていた響でしたが…つき合って半年くらい経った頃、会う回数も徐々に減っていき、そのままフラれてしまったのでした。

 

急に別れを切り出されたことに、現実を受け入れらえれずいまでも悲しみを乗り越えられていない響。

 

「こんな終わり方をするくらいなら最初から付き合ってほしくなかった一方的にフラれて…いつから私は「そういう扱いをしてもいい人間」だと思われてたんだろう…」そこで響は自分の本当の気持ちに気付きます。

 

【そうか私は元彼のことが忘れられないんじゃないまた人を好きになることが怖いんだ】自分の気持ちに気付いた響は、大地に付き合えないことを改めて伝えました。

 

翌日、自己嫌悪で死にかけている響の元へ、知らないイケメンの男子生徒が訪ねてきました。

 

どうやらサッカー部のエースらしくモテモテ君(名前は灰田という)らしいのですが…響が灰田に呼び出された(告白される)らしいという噂はあっという間に学校中に広まり、大勢のギャラリーに見守られながら校舎裏で対峙する響と灰田。

 

すると二階で水の入ったバケツを運んでいた女子生徒がつまづいてしまい、その水が響の頭上へー…。

 

響は大量の水を頭からかぶってしまいます。

 

透けるブラジャー。鼻血を吹いて倒れる男子。

 

悲鳴を上げる女子たち。

 

響は突然のことに頭がついて行かずその場にしゃがみ込みます。

 

学校中がパニックになり、写真を撮ったり、野次馬を呼んだりとまるで響を見せ者のように扱う男子たち。

 

灰田も響のあられもない姿に赤面し直視することが出来ません。

 

「…もう やだ」さらし者にされ、目に涙を浮かべる響。

 

その時。顔を真っ赤にして駆け付けた大地。

 

「ふん!!」自分のシャツを力任せに脱ぎ、鼻血を垂らしながらも響を支え保健室へと誘導します。

 

保健室で、響は大地のシャツに着替えます。

 

響を見ないようにカーテン越しに背を向けて座る大地。

 

まるで公開処刑のようだった告白に「嫌になる」とぼそっと呟く響。

 

それを聞いた大地は、「…赤坂さんの見た目とか雰囲気って目立つから嫌なこともいっぱいあったかもしれない…けど強引に誘ったのにちゃんと来てくれるところとか、一生懸命楽しもうとしてくれるところとか、…実は意外と天然ぽいところとか…見た目だけじゃなくて…中身だってしぬほどかわいいって思ったよ」と改めて自分の気持ちを伝えます。

 

響がカーテンを開けて出てきますが、男物のシャツを羽織ったセクシーすぎる響を見て大地は鼻血の噴水を出し倒れてしまいます。

 

鼻血が止まらない大地を落ち着かせようと馬乗りになる響。

 

「赤坂さん!?まってこの体勢やばい!!ちょっ…俺色々スタンバっちゃうから!!」「っ…い いいよ!?」と響。

 

「あっ青山くんならいいよ…!!さっき水被ったとき…青山くんだけが助けに来てくれて すごい嬉しかった だから…」と心境の変化があったことを告白します。

 

しかし【青山くんを好きになりたいなのに 認められない】また人を好きになることが怖いと感じている響。

 

そのようすを感じ取った大地は、一か月だけ試しに付き合ってみようと提案します。

 

迷っている響に、「他にもノラ猫の集会所を知っているから」と的外れなダメ押しをしてくる大地に思わず吹き出してしまいます。

 

「ありがとう 青山くん…よろしくお願いします」と、ひとまず付き合うことになったふたりなのでした。

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第2話

元彼といるときは、響はいつも背伸びをしていました。

 

当時はそれすらも楽しいと思えていましたが…豆子に、大地とお試しで付き合うことになったことを報告するも、「今度こそ失敗しないようにしなきゃ」と気合いを入れる響。

 

また、元彼の時のように一方的にフラれたくないのです。

 

お昼休み、大地からご飯に誘われるも、「何しゃべろ…」と思わず考えてしまう響でしたが、大地のうしろから 大地のともだちの「後藤 彩文(ごとう あやふみ)(あだ名・ごっち)」と「財前 潮(ざいぜん うしお)」が現れ、みんなで一緒に食べようと提案します。

 

「なんだ…二人っきりじゃないんだ…」と少し違和感を覚える響。ランチをしながら大地はごっちと潮とバンドを組んでいることを明かし、響たちをライブに誘います。

 

そこで大地は響にラインを交換しようと言いますが、元彼との良くない思い出があるため気乗りしない響。

 

「あんまり自分からは送らないけど…大丈夫かな」と言いつつ一応交換すると、大地はあっけからんと「ありがとう!」と笑顔でお礼を言います。

 

その笑顔にまた少し違和感覚えた響は、その日の夜豆子に電話で相談します。

 

「恋と友情の境目ってどこなのかなあ…」響にとって“人を好きになる”とは『その人の前じゃ平静を保てなかったり、少しでも自分を良く見せようと見栄をはったり そういう…いつもの自分でいられないような』ものだと言うのです。「…んー、それは…」何か言おうとした豆子でしたが、ちょうどその時響の家のインターホンが鳴ります。

 

するとそこには大地が。「青山くん!?」突然の訪問に驚く響。「赤坂さん!ごめんいきなり ちょっと見せたいものがあって…一緒に来てくれる!?」とぐいっと手を引っ張る大地。

 

「えっちょっ待って支度してないっ…」部屋着&ボサボサの髪のままで“彼氏”の前にいたくない響でしたが、大地はぎゅっと手を握り「大丈夫!赤坂さんはどんな格好でもかわいいから」と優しい笑顔で言います。

 

戸惑いながらもそのままの恰好で大地に引っ張られていくと、そこには海辺に浮かぶきらびやかな明かりを放つ工場地帯が広がっていました。「わ…すご…」と感嘆の声を上げる響。

 

「間に合ってよかったバンド練の後 これ見ながら肉まん食べるのが日課になっててさ」「はい」と笑顔で肉まんを差し出す大地。ほっこりするのと同時に「『彼氏彼女』ってこんなのでいいのかな…」と違和感をぬぐえないでいる響。

 

肉まんを頬張っていると「…って赤坂さん鼻水出てるよ!!」と大地にツッコまれ、恥ずかしくて顔が真っ赤に。肉まんを食べ終わると、今度は道路に寝転ぼうと大地が誘います。

 

そんなことをしたことがなかった響は、戸惑いつつも隣に寝転び、とてもきれいな星空に目を奪われます。星空に見惚れている響に思わず「唇の凹凸がエロい…」と顔を赤らめる大地に、響は「唇って内臓なんだよ」「唇は人体の中で唯一外に出てる臓器なんだって」と教えてあげます。

 

それを聞いた大地は「えっ…いや待てよキスって…気持ちいいって言うし…とゆーことは他の臓器…心臓とか触りっこしたら どんだけ…」と言いながら、響の胸や紅潮した頬、ショートパンツから覗かせる美脚に視線が移り、そのままキスをしようとしましたが…またしても鼻血が溢れ、雰囲気は台無し。

 

しかもそこにたまたま車が通りがかり寝転んでいた響と大地は轢かれそうに。「ぶふっ…ははっあははははは」大声で笑いだす響。

 

【…今までなら こんなことありえない「彼氏」の前でこんな醜態さらすとか部屋着だし 鼻水たらしちゃってるし なんにも取り繕えてないなのに楽しくて】と、いままでの背伸びしていた恋愛ではなく、『等身大』の恋愛もアリなんだと気付いた響。

 

翌日、一緒に下校しながら笑いあってラインのスタンプを送りあい、元彼との辛い記憶が薄れていくような気がした響。

 

【これが正しい「彼氏彼女」なのか 友達とどう違うのかそういうの きっと全部どうでもいい一か月後 私はどんな顔をして青山くんの隣にいるんだろう】二人の交際は始まったばかりです…

第3話

今度、仲良しメンバー(響、大地、豆子、ごっち、潮)でする花見の話題で盛り上がる響と大地と豆子。お弁当を作っていくと約束する響に、「お花見めっちゃ楽しみ!」と弾けた笑顔を見せる大地。

 

大地が去ったあと、響は「…最近青山くんがかわいくて…なんかもう髪の毛ぐっしゃぐしゃにしてやりたくなっちゃって…!!」と最近の心境を豆子に明かしますが、「それ大型犬のかわいがり方だよ」とツッコまれます。

 

「ていうかそれさあ かわいいっていうより“愛しい”じゃないの」と言われ、ハッとする響。

 

その晩、夕飯を作りながら考え事をします。【青山くん喜んでくれるかなあとか考えたり…そのくせ絶対喜んでくれるって確信してる自分がいたり…誰かを安心して好きになれるっていいなぁ…】と和んでいましたが、大事な事を思い出します。「―そうだ お花見の日で丁度一か月 答えを出さなきゃ―…」そうです。

 

響は一か月のお試しで大地と付き合うことになっているため、今後も付き合っていくのかどうか決めないといけないのです。お花見当日。

 

響は用意してきたお弁当を開けます。豪華絢爛なお弁当に目を輝かせる一同…大地はさっそくおにぎりを頬張り「んもっひい(おいしい)~」と緩んだ顔。

 

その様子を見て、またしても「ぎゃわいい……撫でたい…」と悶絶する響。食後、持参したツイスターゲームをみんなでやろうとはりきる大地ですが、メンバーは乗り気ではありません。

 

そんな大地に誘われ「えー…できるかなあ…」と不安をこぼしつつもコートを脱ぎヤル気になる響。しかしゲームが進むと、お約束の『エロい感じで身体を重ねる』ことになってしまったふたり。

 

その様子を周りの花見客も息を飲んで見ています。

 

「青山くんっ…赤とどく・・・?」「…んっ…もうちょっ…」アブない声を漏らしながら苦戦する二人でしたが、とうとう体勢を崩して倒れ込んでしまいます。

 

響の上に乗りかかってしまった大地は慌てて飛び起きますが、響はくしゃっとした笑顔で「うー今すごいおしかったね!」と純粋に悔しそう。

 

すると大地は急に改まって「…赤坂さんのそういうとこ好きだよ」「仕方なく、とかじゃなくて…赤坂さんの意志でいつも全力。

 

…赤坂さんといるときっと何でも楽しいんだろうな」そのひとことに、嬉しくて舞い上がってしまう響。照れ隠しに「飲み物買ってくる!!」とその場を離れます。

 

歩きながら、不思議な感覚に戸惑う響。

 

大地といると、いつもなら気になる他人の好奇の目も気にならなくなり、あふれ出るように笑える自分がいるのでした。ふと顔を上げると、そこには、恋愛恐怖症の原因となった年上の元彼が女の人と一緒にいる姿が…!

 

一瞬でその場に凍り付いてしまいます。響は、忘れたはずの元彼が女の人と歩いているのを見ただけで、胸が苦しくなっている自分に気が付きます。

 

さらに『もしこれが、大地と他の女の人が一緒にいる姿だったら…?』と想像するだけで血の気が引く思いです。

 

そこへ響を追ってきた大地が声を掛けます。ですが響は動揺しており、「やっぱり駄目だ…」【また 失いたくない今こんなに楽しいのに またフラれたら それはどれ程の痛みできっと今度こそ立ち直れない好きであればある程 楽しかった「今」が地獄になる】と、また“好きな人を失う”恐怖に駆られてしまいます。青ざめた様子の響に「えっと…駄目って何が?」と不安そうに聞く大地。

 

響は「唇の話…したよね あれほんとは元彼が教えてくれたの…きっとこの先私は キスをする度に思い出す…辛い思い出として」響は、大地ともいつか別れる気がして怖かったのです。

 

「青山くんとは…“別れたくない”この一か月間の楽しかった思い出まで 辛い記憶にしたくなー…」「…何で辛くなるの?元彼はそんだけキスがうまかったってこと…?」突拍子のない響の発言に誤解をしてしまう大地。

 

「ちが そういう意味じゃ…っ」咄嗟に否定しますが、「赤坂さんは過去ばっかで 俺のことは見てないもういいよ 俺超練習してペロ技マスターするから!!」と怒りながら去って行ってしまいます。

 

響は一瞬意味が分からず固まってしまいますが、そこへ偶然元彼が通りかかります。

 

元彼も響の存在に気付き、ベンチで話すふたり。大地のことが気になりながらも、元彼に“どう見られているか”が気になってしまう響。

 

クレープをおごってもらうも、やはり緊張して食べられないでいる響ですが、ふと【青山くんとなら素の自分でいられるのに】という考えがよぎり、自分でもハッとします。

 

そこへ野良猫が寄ってきて、元彼の足もとに寄りつきますが、彼は「汚い」と言って猫を払いのけます。

 

そんな元彼を見て響は【きっと青山くんなら こんなこと言わない】とまたしても自然に大地のことを考えている自分に気付いて、あんなに引きずっていたはずの元彼のことは一切「好き」ではないと自覚したのでした。響は走り出し、一目散に大地のもとへ。

 

大地は潮と、さくらんぼの茎を使って(「さくらんぼの茎を口の中で結べたらキスが上手い」という都市伝説を信じて)練習をしていたところでした。

 

響は一瞬、ふたりがキス(の練習)をしているのかと思い、慌てて大地を引っ張りましたが、理由を聞いて困惑しつつも、「…青山くんさっきはごめんなさい青山くんの言う通り…過去ばっかり見て すごく不誠実だった」「…お試しが終わっても 青山くんといたい」響は、独りよがりだったと謝ります。

 

「好きですっ…」そしてやっと自分の気持ちに素直になれた響。突然の告白に、赤くなる大地。

 

「お…俺も!俺も好き!」それを聞いて安心した響は「キ キスの練習も 私として欲しい…」と大胆発言。

 

テンパりながらも、やさしくキスをする大地。

 

幸せそうに笑うふたりと、そのようすを写真に収め、「#猥褻物陳列罪」「#衆人姦視」とふざけたタグを付け写真を投稿しようとする豆子と潮とごっちなのでした…

第4話

修学旅行で京都へ来た響たち。本来なら付き合いたてで楽しいはずの響ですが…あの花見での告白以降、大地が目を合わせてくれません。

 

“正式に”つき合うことになった為なのか、緊張してしまっているようです。

 

響は、そんな大地と自分に気を遣ってくれている友達たちに心を痛めます。さらに「この間…私の方からキスしちゃったし…引かれちゃったのかな」とネガティブモード。ふと大地を見ると、ごっちとふざけて爆笑しています。「いいなぁ…笑った顔久しぶり もっと側で見たいなあ…」と思わず思ってしまいます。

 

一方、同じ学校の男子たちは、響と付き合っている大地をひがみ、なにかよからぬ計画を企てているようです。それを小耳にはさんだごっちは、大地を早く元に戻さなければと、ある“作戦”を仕掛けることにします。

 

薬剤師をしているごっちの父。

 

“ただのお菓子”と言って大地に『24時間以内に性欲を処理しないと股間が爆発する薬』(もちろん嘘)を食べさせます。

 

嘘を真に受けた大地は悲鳴を上げ、テンパります。

 

ごっちは「早く赤坂さんのところに行ってキスでもしてもらえ」と仕向けます。

 

大地は一目散に響のもとへ。

 

鬼気迫る様子で壁ドンしたはいいものの、久々に大好きな響を直視したせいで顔がてろっと溶けてしまう(?)大地。「ごごごめん 赤坂さんちょっと後ろ向いて貰ってい!?」「ごめん…っ俺今、長時間赤坂さんと目が合うと顔が溶けるみたいで…っ」謎の症状にドン引きする響。

 

「あの花見以来…なんか夢みたいなんだ 自分に彼女ができて…しかもそれが赤坂さんてなんかもうウワーってなる…顔も溶けるし…修学旅行だって楽しみで仕方なかったのに『彼女がいる自分』みたいな態度になるのが恥ずかしくてずっと嫌な感じでごめん…」と謝る大地。

 

しかし響は心の中で「そんな理由!?男子ってよくわからない…」と混乱してしまいます。大地はごっちにヤバイ薬を飲まされたと説明しますが、響は「それはごっちの企みなのでは…?」と感じます。さらに【私だって修学旅行楽しみにしてた「青山くんは何を考えてる?」「-もしかしてまた嫌われたんじゃ」って不安になった時間は何だったの】と、憤りが込み上げてきます。

 

【やっと目が合ったって嬉しかったのに そんな理由で避けられてたとか】大地を試すように、背を向けつつも大地の手に指を絡める響。戸惑う大地に「いつだって振りほどけるよ」と響。

 

それを聞いて「ふりほどくわけない」と否定する大地。響は【拒まないくせに近付くのは嫌がるの?】と嫌な気持ちになり、「キスなんて絶対しない」と怒って立ち去ってしまいます。

 

夜。部屋で泣きながら落ち込む大地。

 

いつまでもメソメソしている大地に、ごっちがまたしても「赤坂さん、一年のときの林間合宿も大変やったみたいやなあ」とけしかけます。

 

健全な男子高生たちが色気満点の響の裸を狙わないはずがありません。響があぶない。一瞬で青ざめる大地。

 

しかしその頃、響はムキムキマッチョのイカツイ女友達ふたりの鉄壁のガードに守られていたのでした。お礼を言う響。そこへ、豆子が「青山くんもうズタボロだよ~」と報告しに来ます。

 

どうやら女湯に向かう廊下で大地が響の湯上り姿を一目見ようと群がる男子たちを迎え撃っているらしいのです。

 

様子を見に行くと、大地は男子生徒に「こっちはお前と愛人が付き合ってんのまだ認めてねんだよおおお!!」「お前みてーな単純バカが相手にされる訳ねーだろ!!!」と罵られていました。

 

しかし大地は「確かに…なんで俺を選んで貰えたのか分かんないけど…っそれでも 好きな子くらいは守りたいんだよ!!」と一生懸命闘う大地。

 

その姿に響も惚れ直します。

 

翌日、昭和のアニメのようにタンコブだらけの大地。

 

ごっちにからかわれるも「めいよのくんしょう…」とつぶやきます。

 

旅館の前で記念撮影をするので全員並ぶように先生に指示された大地たち。

 

そこでも男子生徒たちは響の隣を狙おうとしますが…響はパッと大地に駆け寄り「…となり!」と明るく誘います。それを見たまわりの男子たちは口々にやっかみを言います。

 

それを聞いた大地は少し落ち込みながらも、「…昨日ごめん俺付き合う前より今の方がずっと余計な事ばっかぐるぐる考えてるヘタレでかっこ悪くて…ほんとごめん…」と謝ります。

 

響も心を動かされたようで「…青山くんこそガッカリしてない?思ってたのと違う、ってよく言われるのよ 私」「そんな…そんなことない俺赤坂さんといるの楽しいよ笑ってくれると嬉しいし…さっきだって手を引いてくれてしぬほど嬉しかっただからどうやったら同じだけ返せるだろう、って」それを聞いた響はやさしく微笑えみながら「……うん そういうとこ好きだよ」と答えます。

 

【他の人と比べてどうこう、じゃなくて…かっこいいとかヘタレとか 私の意地悪なところとかこれから一つずつ見つけていくんだろう…たとえその全てを好きになれなくても】「あんまり(顔を)見たら溶けちゃうね」と響がからかうと、大地はそっと手を握ります。

 

照れながらも笑顔でピースをする二人を、隣り合う男子生徒たちは鬼の形相で睨んでいたのでした…

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